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こんばんは紙太材木店の田原です。世間ではすっかりお休みモードですが、地方の商家は違ってお正月準備で大忙し・・・山にお松を迎えに行って門松を3組お餅をついて鏡餅の大きなのを2組中くらいのものを1組普通サイズを14組紙垂も作って神棚の掃除をして・・・門松は松の枝だけで作ったシンプルな松飾り。虚飾を排した伝統の松飾りですが、3組6本の松が松くい虫の影響でなかなか揃わない…山に形が良くてサイズが揃った松が生えていないんですね。写真の松が3組、左の松が少し大きいのは松くい虫のせい。温暖化はこんなところにも影響しています。さて、2022年を総括するといよいよ日本の住宅産業も本格的な性能時代に突入しました。過去には充填断熱vs外断熱をはじめ様々な流派?の間で住まい手そっちのけで、足の引っ張り合い。自分たちこそ正当な「暖かい家」なんてこともありましたから、流派が違うと親の仇か?なんて議論にも発展した時代がありました。幸い現在では家を新築される方をはじめ、実務者も含め多くの方が、数値を基準に判断されるようになりました。その結果、多くの家を新築検討される方の間で暖かい家の共通の基準が出来上がり、家を建てる側の無益な派閥間抗争、流派間の争いは見られなくなりました。新住協やパッシブハウスジャパンの会員名簿を見れば、多くの会員が両方に入っています。新住協の顧問の西方さん理事の岸野さん支部長の相模さんはPHJの会員ですし、PHJの代表の森さんやパッシブハウスデザイナーの鎌倉さんは新住協の会員です。他にも私の旧知の多くの会員が、両方に入っています。その他にもフォワードツー1985等、性能に担保されたより暮らし易い住まいを目指す工務店や設計事務所の集まりは各地にあります。一般の方が危惧するような、それぞれの組織間で足を引っ張り合うようなことはありません。目指すところは同じで、論理的なエビデンスで判断され、評価されるからです。2023年はどんな年になるかわかりません。住宅ローンの金利どうなるかエネルギー資源の高騰がどこまで行くのか自分がこれから建てる住宅は20年後、30年後、あるいは40年後自分達が亡くなった後も、子供たちや地域社会に必要とされる住まいかどうか実はそんなことが問われる時代に日本は突入しました。誰とどんな家を建てるかそれが問題です。
2022年12月30日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。氷点下2度ですが快晴の朝です。屋根の雪は北側を除いて融けましたが、影になってる地面にはまだ雪が残ってます。今日は仕事納め、皆で大掃除です。来年は1月6日が仕事始めとなりますが、私は初日から次世代住宅建築ステップアップ研修の全館空調講座で一日缶詰…さて、昨夜FBのアルバムに羽島市上中町の家を追加しました。毎回、完成してから時間がかかっています…性能とデザイン、コストのバランスの取れた住まいです。伊礼さんは見えない空気と熱のデザインと言われてますが、最近はそこに水蒸気を加える必要があります。日射と同じで夏はお邪魔虫ですが、冬は居てくれるとありがたい存在。日射は比較的容易にコントロールできますが、水蒸気は一筋縄ではいきません。加えて、最近のエアコンはAPF重視で除湿量にも影響が出ています。梅雨時や猛暑の時にエアコンをつけると、寒いけれど除湿できない状態が出てきます。除湿をどう計画するかプロ施主の間では様々な情報が飛び交っています。どちらかと言えば、実務に携わる設計者の勉強不足に起因するものです。とは言いながら新住協では先日、関東地域のZOOM研修で神長さんと鎌田先生のKAMI式の換気・空調対談が開催され、話題になっています。専門的な部分もあって一般の方向けではありませんが、誰でも視聴(有料)できます。新住協会員は1000円一般は2000円です。1月13.14となっていますが、申し込めばいつでも見れます。と言うことで、実務者も夏の水蒸気対策には頭を悩ませ、頑張っていますのでご期待ください。(1種全熱交換機使えばいいわけではありません)それでは皆さん、来年も良い年でありますように。
2022年12月28日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。週末は雪に埋もれた美濃地方でした。朝一番で打ち合わせに来られた方の車の屋根は、帰る頃にはたっぷりと雪が積もってました。お子さん達はスタッフと大喜びで雪遊びでしたが、思い出したのは北海道の先駆的な住宅である旧荒谷邸住んでおられるサディギアン・タギ先生の言葉。もう5年ほど前になりますが、お伺いした時に言われたのが「家の中が暖かければ子供は雪でも外で遊びます」昨日は晴れていましたが午後から定期点検を兼ねて、2軒のOBのお宅に行きました。2軒ともオーバーヒート気味。エアコンの温度設定を聞くと19.5度。切っちゃいけないと言われたから、最低温度で暖房してるとのこと。日差しがあれば暖かく、お子さん達は素足。家の中が暖かいと不思議なことに、靴下を脱ぎたがるんですね。高性能な住宅に限らず日射をどう利用するかで、冬の暖房費は大きく異なります。専門的な言葉では日射取得熱と言いますが、一部では高性能な住宅では窓の面積を少なくしなければならない。なぜなら窓と壁を比較した時、同じ面積当たりで逃げていく熱は窓の方が多いから。家全体から逃げていく熱を減らすには窓を小さくする必要がある、と言うものです。高性能な窓が普通に販売されている今でも日射の有効利用が一般に浸透している今でも「高性能住宅では窓を小さくしなければならない」「高性能な住宅はデザインに制限がある」「高性能な住宅は窓が小さいから暗い」等々、様々な主張があり、様々な媒体で情報が発信されています。大事なのはその背景を知ることで誰が書いているのか発信元の実績はどんな団体に所属しているかいつそれが発表されたかなぜそのタイミングで発表したか支援者や協力者がいるかいればどんな人達か何を目的にそれが発表されたか何かを売りつけたい?宣伝したい?表面的な主張をそのまま見るのではなく、その裏側や背景を知ることは、家を建てるという大きなお金が動くときには必須の作業です。これは普段の新聞やニュース、TV番組などでも眉に唾を付けて聞く、見る訓練をすることで養われます。住まいの情報は今や百花繚乱。誰かがこれが正しいですよと教えてくれるわけではありません。自分の頭で考え、判断する以外ありません。
2022年12月26日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。昨日は冷たい雨で、今日からまた寒波襲来とか。いったん冷えた住宅は簡単には温まってくれませんから、なるべく冷やさないようにしましょう。先日新たな窓の補助金の話しをしましたが、これは家庭で使う暖房エネルギーの削減になります。従来よりも早く部屋が暖かくなる暖かさが持続する結露がしなくなるもっとも簡易的な内窓の設置はサッシが二重になって、開け閉めが面倒と思われるかもしれませんが頻繁に開け閉めするサッシは限られてくるはずで、多くの窓は閉めたままではないでしょうか。恐らく暖かさの気持ちよさを知ってしまうと、二回窓を開けることの煩わしさは相当小さくなるはずです。内窓の設置は冬だけでなく、夏の冷房の効きも高めてくれますから、冷暖房費が気になってる住まいにはうってつけの補助金です。多くの家庭では冷暖房はエアコンで電気のエネルギーです。電気代の高騰はおそらく数年は続くわけで、欧州での電気代を見れば日本の電気代だけが安い従来のままで行けるとは、誰も思っていないはずです。国もあの手この手の対策を繰り出していますが今回の思い切った窓の補助も、高騰するエネルギー価格対策と見るべきです。今回の補助の使い勝手がいいのは同一の住宅で複数回の申請ができることです。(但し1回に5万円以上の縛りがあります)つまり、最初は寝室と脱衣室やお風呂に設置をして効果を確かめてそのあと、リビングなどのLDKに設置するということも可能です。もちろん、内窓の設置ではなくサッシ自体の交換やガラスだけの交換も補助の対象ですから、最近、家を建てたけれど結露がとか期待通りの暖かさではないと感じるようであれば検討されても損はありません。事業のわかりやすいPDFが経産省から出ていましたのでご確認ください。資料の11Pに凡その補助金額が出ています。https://www.env.go.jp/content/000095821.pdf
2022年12月23日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。今朝もマイナス2度の美濃地方ですが、気温は地面から1.2mほどのところで測定します。なので地表面の温度とはズレがあって、気温はプラスなのに池に氷が張ってるということもあります。つまり、地表面の方が温度が低いんですね。放射冷却と言って物質の間では熱の移動が起こっていて、地面と宇宙(マイナス230度くらい)の間でも熱のやり取りがあります。地面の熱が宇宙に吸い取られてると考えると、分かりやすいかもしれません。屋外に駐車した車の表面の霜は、放射冷却で車の表面の空気が冷やされそのすぐ近くの空気の中の水蒸気が結露し、表面に付着し凍結したもの。冬の地面は冷たいです。さて、こどもみらい住宅支援事業は予算が上限達成で受付終了しました。新たに出てきたのが、こどもエコすまい支援事業。次々に新築住宅の支援事業が出てますが、今日のお話は一緒に出てきた省エネ改修の中の高断熱窓等の設置の補助金窓の断熱性を表すUw値が1.9以下の窓の設置で補助金が出るのですが、補助率が50%一戸当たりの上限が200万円50%で200万と言うことは400万円分の窓の設置で上限の200万と言うことになります。窓の半額バーゲンセールと言ってもいいでしょう。最も簡易的な手法は内窓の設置です。現在ついているサッシの内側にもう一つ窓を取り付けるもので、工期もほぼ一日で終わります。はっきり言って、家中の窓に内窓を付けても200万の補助の上限には達しないのではと思います。アンバランスなのは開口部や躯体等の省エネ改修工事には、最大30万円しか補助がないこと。開口部や躯体の省エネ改修と言うのは、断熱改修のことでこれには技術や知識、経験が不可欠。誰でもどこの業者でもできるというわけではありません。しかし、高断熱窓の設置と組み合わせた躯体等の省エネ改修をすれば、その家の性能は飛躍的に高くなります。つまり、次の世代も使用するに堪える性能を持つことができます。全世帯1Kwh当たり〇円の補助というお金は全てエネルギー資源国に行ってしまいますが、今回の高性能な窓への補助はそれなりに国内に残るものです。それでもまだ、一部にはどこかに、誰かに忖度した補助金ではと勘ぐってしまいます。ただ、半歩前進していることは間違いありません。新築住宅だけが選択肢ではなく、質の良い中古住宅であればそれも選択肢の一つです。住まいで大切なのは新しいということではなくきちんとした性能があるかどうかインスペクションをして現況を確認すれば、その家に住んだ時の燃費も計算できます。窓の性能を上げた時の費用や燃費も計算できます。新しいけれど性能の低い家にするか中古だけど性能は担保された家にするか答えは言うまでもありません。
2022年12月21日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。今朝は各地で今シーズンの最低気温でしょうか。事務所の外の気温はマイナス3.6度事務所の中の気温も15.6度昨夜10時ころまで薪ストーブを焚いてましたが、それなりに冷えてます。いつもの朝の外気が2~3度なら20度前後の室温がありますから、そのまま5度近い室内気温の差となりました。昨日は肥田瀬の家で断熱、気密、佐藤の窓の見学会。時折、吹雪のような雪が降ったり、日も差したりする天候でした。付加断熱と壁の充填断熱は済んでいましたが、屋根の断熱はまだしていなくて下から屋根合板の裏地がそのまま見える状態。荒れた天気と寒い一日となることは予報で報じていましたから、念のためストーブをもっていきました。10時には19度になり、上着を着ていれば寒さはありません。工事中の現場としては、屋根に断熱が無い状態でこの温度なら合格でしょうか。断熱と気密厚手のセーターやジャンパー、ズボンを想像すると分かりやすいでしょう。背中や胸、お腹も足も十分厚い服を着ても、足先や手は薄手の靴下や手袋では寒く感じます。更に、顔や頭はそのままとなると、真冬ではマフラーや帽子が欲しくなります。住まいも同じで床、壁、天井(屋根)、サッシが、バランス良く十分な断熱をされていることが大切です。壁や天井には十分な断熱があっても、サッシが弱い、あるいは床が弱いとなると気持ちいい暖かさも半減してしまいます。新築だけでなく既存の住まいでも同じで、どこか断熱の弱い箇所があれば暖かさはそこから逃げていきます。今朝のように冷え込んだ朝は、いくら暖房しても暖かくならない暖かくなるのにとっても時間がかかるそんな家はどこかに断熱の不足している箇所があります。それと忘れてならないのは隙間からの漏気。漏気と言うと、その漢字の言葉通り漏れ出す空気ですが、住まいの漏気は暖かい空気が漏れ出すだけでなく、漏れた分は外の冷たい空気が入ってくることを意味します。漏れるんですが、入ってくるのが漏気…断熱の改修と言うと断熱材を入れる、あるいはサッシを交換すると想像しがちですが、漏気対策も同じように大切です。断熱改修の技術は、北海道建築技術協会により既に確立されています。東海地方でも冬はまだ3か月は続きます。40代、50代でこれからまだ30年、40年と住むことになる家が寒いと感じるようでしたら、健康性の観点、経済的な観点からも断熱改修を選択肢の一つに入れても損はありません。もちろん、20代、30代で中古住宅の購入を検討されている方にもあてはまります。東海地方でも、BISや住宅医の資格を持った設計者や工務店はそれなりにあります。経験と勘ではなく、理論と技術に裏打ちされた断熱改修が求められる時代になりました。
2022年12月19日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。一気に寒くなった美濃地方一年点検に伺った池田町池田山の山頂付近は雪で白くなっていました。暖房はエアコン、育休で普段は在宅、日中日差しがあればエアコンはオフ、パネル6Kw搭載で、今年は光熱費リアルゼロを目指とのこと。(昨年は何も考えず使いすぎたとか・・・)暖かく過ごしていただければ何よりです。朝、9時過ぎにお伺いしましたが、既にエアコンはオフにされていました。この家のUa値は0.29W/㎥・K総熱損失は94.4w/K(換気による熱損失も含む)総熱損失は住宅の中と外で1度の温度差がある時に家全体から逃げていく熱家の中を20度、外をマイナス2度とすると22度の温度差があることになります。それに総熱損失をかける。22度×94.4w/K=2076.6wこの約2100wから室内発生熱を引いたものが、暖房で必要な熱量と言うことになります。室内発生熱は人から出る熱や冷蔵庫やTV等家電の待機電力、それに日射取得熱の合計。それを全部で600wとすると暖房設備容量は2100w-600w=1500w1.5Kwあれば外がマイナス2度でも、1.5KWの熱があれば20度を維持できます。実はこの家の南面の窓の面積は16.61㎥通常の掃出しサッシの大きさは1.6mx2.0m=3.2㎥なので掃出しサッシ5セット分の面積と同じです。難しい言葉で冬季南面相当窓面積1㎥当たりの単位日射取得熱量(w/㎥)通常、サッシの配置条件を勘案して、50W~100Wの間。50Wで計算しても50W×16.6㎥=830W日射だけで830Wですから1500w-830W-600W=70w暖房設備容量は70Wで大丈夫。2.2KWのエアコンでも容量は過大なので日差しがあれば、エアコンはオフと言うことになります。と言うより、オーバーヒートにならないように日差しをカットする工夫が求められます。これからの時代、電気代の上昇がどこまで、いつまで続くか誰にもわかりません。1年間その家に住むとき、冷暖房光熱費がどれだけかかる家か知らずに建てるのは、無謀を通り越してギャンブルです。
2022年12月16日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。寒波襲来と言うことで、最高気温も一桁予想の美濃地方です。師走も半ばですから雪が降ってもおかしくありませんが、寒い一日になりそうです。今日は池田町の家の一年点検。伊吹山の麓ですから雪対策は必至。スタッドレスタイヤは昨日交換済みで、準備万端です。さて、エアコン暖房。最近ではエアコン一台で、家中くまなく隅々まで暖かなんて家もあります。美濃地方でもそんな家がありますが、美濃地方でのエアコン暖房での注意点は、デフロスト(霜取り)でエアコンが止まってしまうこと。日中でも一桁台の気温の寒い日は止まりますし、夜間になれば0度以下になりますからなおさらのこと。対策もネットで検索するといろいろ出てますが、フィルターの掃除をこまめにするかエアコンの設定温度を下げるくらい。その他は、電気代が多少上がっても寒冷地用のエアコンを使う。中には、高気密だけどファンヒーターを設置なんて家もありますが、これは無謀を通り越して危険…多いのは、デロンギなどの電気生焚き式の輻射暖房でしょうか。冬季、日中でも気温は一桁台夜間は氷点下近辺美濃地方をはじめそんな地域では、デフロストに対する何らかの対策が無いと…エアコンがしょっちゅう止まるけど、なんでやねん?家が温まらん、ストレスや!一般のエアコンで外気温が0度設定温度が22度などの条件で、エアコンがどういう挙動をするか。条件次第では15分運転10分霜取りなんてことも。これらの対策ははっきり言って、設計者の責任範囲。「霜取りで止まるのは仕方がありませんねぇ・・・」「それは機械のせいで設計の責任ではありません」「計算上Ua値は云々で・・・」それなりの寒さが予想される地域では、エアコン暖房の場合設計者にデフロスト対策を確認しておく必要があります。週末の肥田瀬の家の見学会断熱と気密とスマートウイン(佐藤の窓)それに構造の見学会ですがもちろん、デフロスト対策してあります。どんな対策か確認されたい方は残席がまだ二枠ほどありますのでご自分の目でご確認ください。
2022年12月14日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。週末は打合せがあることが普通になっている、建築会社。年末は現場も慌ただしくなりますから、休みを捻りだすのに少し工夫が求められます。と言っても今年もあと3週間ほど…仕事納めが28日ですから、二週間ちょっとですね。さて、太陽光発電。FBに東北芸術工科大学の三浦先生が日本海側の山形でもパネルの1Kwの発電量は年間を通せば、東京より3%低いだけとおっしゃってました。上記2枚とも 東北芸術工科大学 三浦秀一先生 FBより冬の東北地方で日本海側これだけ聞くと、発電量は少ないだろうからパネル設置は困難と考えがちです。それは思い込みと言うことがわかります。グラフからは梅雨の影響が少ないことや夏季の高温による発電効率の低下が少ないことが、読み取れます。中部地方では北陸3県。岐阜県で言えば飛騨地方や奥美濃地方というと冬はやはり雪というイメージが先行しますから、最初から検討しないケースもあると思われますが、パネルを検討する場合は年間を通してどれくらい発電するか?冬の発電量は少なくても、梅雨時や夏場を通した年間の発電量で考えることが大切とわかります。岐阜県でも雪が良く降るからとか山間部だからあるいは南向きではないから条件が悪いからと言うことで最初から検討しないケースもあると思われますが、そこで家を建てる時は見積を取って発電量を出してもらい、設置費用から投資回収年数を出して判断する。高騰する電気代に対する防衛策は断熱を強化することと、パネル設置しかありません。東京ではパネルの設置の義務化で動き出していますが、東京だけの話しではありません。川崎市も2025年からパネル設置義務化になります。恐らく今後も追随する市や町が出てくると思われます。主だった都市は10年以内に同様な条例を施行するでしょう。従来の延長線上での家づくりであれば間取りとデザインと予算をさえ考えれば大丈夫でしたが、今ではそこに性能が入ります。性能は設計力だけでなく、施工力も求められます。どんな家を誰に設計してもらいどこで施行してもらうかリフォームでも同様なことが求められる時代になりました。住宅を取り巻く環境は多くの皆さんが思っているよりもずっと早く、大きく変化しています。
2022年12月12日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。今朝は2.6度ですが体が寒さに慣れてきたのか、あまり寒さは感じません。西の空に月が綺麗に出ています。東の野に炎(かげろう)の立つ見えてかへり見すれば月傾きぬ 柿本人麻呂朝の天気予報東海地方は晴れ北陸3県は曇りか雨か雪もっとも、岐阜県の飛騨地方は北陸に近いので同様の天気になります。つくづく、太平洋岸の地域は恵まれていると感じます。日射がこの寒い冬でも豊富にあるわけで、マンションなどの中階では日差しがあればほぼ暖房無しでも大丈夫でしょう。太陽光パネルがあれば一軒家の住まいでも、晴れていれば日中の電気代はゼロ。しかも、売電のおかげで性能の良い家であれば、6.7年で元が取れます。新築を建てる方でパネルを載せない選択と言うのは、設計者がきちんとそのことを説明していないとしか考えられません。設計者が不勉強かあるいは、実は住まい手の暮らしに無関心かどちらかである可能性が高い。新築検討者の方は設計者にパネルを設置した場合と、設置しなかった場合の収支の比較を表にしてもらってください。設置しなかった場合、10年間でどれだけ電気代を払う生活が待っているか。来年3月には今の電気代が30%前後上がります。その後も毎年3%程度上昇するとしたら、10年間にどれだけの電気代を払うことになるか?自家消費することで買わなくてすんだ電気代が年間いくらか売電した金額は年間いくらになるかこの二つで設置費用を割ると、投資回収年数が出てきます。他人任せで計算してもらうのではなく、ご自分で計算してみることが大切です。例えば6KW設置パネル設置費用が120万円自家消費分(電力会社から買わなくてすんだ金額)が年間8万円売電が年間7.5万円120万/(8万+7.5万)=7.74年電気代が上昇すればするほど、買わなくてすんだ電気代が大きくなりますから回収年数は短くなります。
2022年12月09日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。今朝は3.1度の美濃地方、初氷もそんなに遠くありません。暖房器具の設備容量というと分かり難いかもしれませんが、簡単に言うと必要暖房能力のことで計算式があります。Hmax=nx(qaxΔt-E)nは補正係数で24/TTは暖房時間qaは住宅の総熱損失量Δtは内外温度差Eは室内取得熱(室内発生熱+日射取得熱)これはBIS(北海道建築技術協会)のもので住宅全体で必要となる暖房能力を求める計算式です。松尾設計さんはその部屋で必要な暖房能力を求める計算式も出しています。C値も加味したものでこれも参考になります。どちらの式もQ値や総熱損失量、あるいは室内取得熱=(日射取得熱+室内発生熱)などを出さなければなりませんから、一般の方が自分だけでそれらを出そうとすると少し難しいので設計者から必要な数値を教えてもらうことになります。BISの式の中でΔtと言うのがあります。内外温度差(tr-t0)trは暖房設定温度で自分の生活したい室内気温で22度とか24度とかにします。t0は暖房設計用外気温度と言います。これは1月の日最低気温の平均で各県に何か所かある気象庁の観測データを使います。お隣の美濃加茂市の場合、2022年の1月の最低気温の平均は-2度。内外温度差は24度を暖房設定温度にすると24度マイナス -2で26度となりますが、あくまで最低気温の平均。安全側をみると実は2022年1月の一番寒い日は-5.2度なので、内外温度差は29.2度と言うことになります。qa(総熱損失量)を26倍して室内発生熱を引くのかqaを29.2倍して室内発生熱を引くのかそれなりに値は違ってきます。必要な暖房能力は設計者に計算してもらい、適切な位置に設置する必要があります。家電量販店のお兄さんはあなたの住まいの性能も暖房負荷も、何も知りません。「20畳のLDKですか、それでしたら余裕を見て21畳~26畳用のエアコン1台と6畳用のエアコン3台ですね・・・知らんけど」21畳~26畳用のエアコン定格能力9.8KW定格消費電力2480w2.48KWx35円/kwhx24時間x30日=62.496円/月24時間エアコンをつけたままにすると上記の金額になります。
2022年12月07日
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おはようございます、紙太材木店の田原です。土曜日は川辺町のサプライズ花火。今年は夏の花火大会が中止になりましたから、その代わりの花火です。写真はあるのですが、花火の写真は難しい・・・実際の画像と比べると迫力もサイズ感も伝わってきません。というのも川辺町の花火は飛騨川に浮かせた桟橋から打ち上げられますから、川岸から見るとほぼ頭上で花火がさく裂しているように見えて、迫力があるんですね。来年こそはサプライズではなく、夏のお盆の時期に打ち上げますので花火好きの方は是非来てください。さて、肥田瀬の家。外部の杉板張りの工事も佳境です。外部の工事を先行しますので内部はまだ、断熱材が入っただけの状態です。と言うことで寒さもいよいよ本番。冬至の四日前の寒い時期、肥田瀬の家(平家 18.04坪)断熱、気密、佐藤の窓 +構造 見学会開催日時12月18日(日)10:00~16:00見学会のお申込み要領完全予約制HPの{予約フォーム}からお申し込みください。肥田瀬の家の住宅性能Q-1住宅L3T3(レベル3耐震等級3)Q値:1.08Ua値:0.23(QPEX)暖房負荷 17.1kWh/m2(QPEX)冷房負荷 18.1kWh/m2(同上)自然温度差 9.37度C値:未測定(2022年全棟平均0.2)佐藤の窓の実力や如何に。当日、晴れていれば無暖房でいけるか?室内発生熱が人しかいませんが、その時、室温は無暖房で何度になるか?確認されたい方は、ご自分の目で。※感染症対策として、下記の条件にて開催いたします。・室内の入場者数の制限 ・完全入替制 ・手袋、マスク全員着用 ・入場時検温 ・体温37.5℃以上の方の入場はお断りします。
2022年12月05日
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こんばんは紙太材木店の田原です。昨日からぐっと冷え込んだ美濃地方、昨日の朝は2.6度でした。名古屋が7.8度の予報でしたから随分な気温差と言うことになります。昨日は北海道建築技術協会のBISの試験。BISは断熱施工技術者の英訳の頭文字です。札幌以外では大宮、名古屋、大阪、福岡で同時に行われました。1時半から4時までの2.5時間、ぶっ通しの試験です。どんな問題が出るかと言うと日射取得熱量が年間暖房灯油消費量に及ぼす影響を計算する問題暖房設備容量を求める計算問題どんな断熱改修をすれば断熱性能向上に最も効果があるかを計算する問題等々脳みそに汗をかきながらの2.5時間でした。特に小数点以下の数字の扱いは、有効数字の桁数ですから求められる項目によって異なります。小数点第3位を四捨五入するものもあれば、小数点第2位を四捨五入して小数点以下1桁にするものも…例えばC値は小数点以下第二位を四捨五入して小数点以下1桁で0.3とか0.5と表します。0.36だったとか0.25だったというのは0.36は0.40.25は0.3となります。(小さい数字を言いたい気持ちはわかりますが)外皮の熱損失量は小数点第二位を四捨五入し小数点以下1桁外皮平均熱還流率は小数点3位以下を切り上げ小数点以下2桁頭がこんがらがってきますね。全て有効な桁数があって、それ以下の桁の数字は無意味な数字と言うことになります。試験は4時に終わり、その後は前回の講習の後と同じように情報交換会。スペイン料理のお店でしたがワインが美味しくて何本か空けたような…少し早い時間からでしたから、終電には何とか間に合いました。試験の結果は来週9日にHP上で発表とのこと。たぶん大丈夫だと思いますが、どんでん返しもないわけではないので合格していたら発表しますね。
2022年12月02日
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