過去の出来事 0
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そしてやっと5階にたどり着いた紀之「やっと5階についたの」紀之は疲れ気味だった紀之「荷物が重いなあ」と呟いてるんだが星夜「お前の荷物だろギターまでもってきて」紀之「そうだけどさあ」2人がそんな会話してるんだが和輝「まだそこで休んでたら困る部屋に入ってもいないんだからな」和輝はそういった甲士「そういえばお前の部屋はどこなんだ」と甲士が聞く和輝「この5階だけど」と和輝は言うんだが甲士「だから5階のどの部屋なんだよ」と甲士が聞く紀之「そうだよなあずいぶん部屋があるみたいだしさあ」紀之たちが見ると5階には多くのドアがあるということはそれだけ部屋もあるってことだなのでどこが和輝の部屋なのか気になるわけだが 和輝「だからこの5階の部屋全部だよ」と和輝がいう紀之「えっまじで全部和輝の部屋なの」甲士「本当か」 紀之は驚いていた和輝「ああそうだよ」星夜「またずいぶん広くなったものだな」星夜もすこし驚いてるようで紀之「一体どんな部屋なんだ見せてほしいな」と紀之がいうんだが甲士「それよりもまず荷物を置く必要があるんじゃないのか」と甲士がつっこむ星夜「そりゃそうだな和輝どこに行けばいい」和輝「まあどんな部屋があるかは必要に応じて教えていくけどまずは勉強道具を置く部屋にいかないとな案内するよ」そしてまず和輝が案内したのは
September 24, 2011
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そして和輝の部屋のある5階へと行くみんな紀之「ふう疲れる」と紀之が愚痴を星夜「どうしたんだ珍しいなそんなに疲れて」紀之「しょうがないだろこんな大荷物を持って5階にまで上がったんだから」と紀之が言うと和輝「君はいつも寮で階段をのぼったりしてるんだろうそんな君がらしくないな」という和輝紀之「だってなあこんなに荷物を持ってるんだしそもそも駅からお前の家まで移動するのも結構長かったし」和輝「そもそもお前の荷物なんだから文句を言うなふう」といってる和輝だが甲士「そういう和輝も結構疲れてるようだが」甲士がつっこみを和輝「それはまあ5階まで上がったからな」と和輝がいう星夜「全くお前はいつも家に帰る時こんななのか」星夜がそういうと和輝「まあな5階まで上がるのは大変だからな」星夜「家が大きければいいってものでもないなというかそんなんじゃエレベーターとかエスカレーターとかつけたほうがよくないか」と星夜に言われる和輝「確かにそうだなでもそもそも家のリフォームっていうのは僕じゃなくて親が決めることだからお金もいるし僕の独断でできることじゃない」甲士「まあ確かにそうだな」紀之「だけどさあこれだとトイレに行きたくなった時困らないかいちいち下に降りなきゃいけないしその途中で」紀之が言うと和輝「大丈夫だトイレなら各階層ごとにあるから」紀之「まじか」
August 27, 2011
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とりあえずまず和輝の家の中に入るみな家の中を見て紀之「家の中も普通だよな」という紀之和輝「それは当然だろう」家の中もみたところ普通であるただ甲士「だが広い家だな」と甲士は思う星夜「よくわかるな和輝の家は確かに広いぞ」紀之「確かに相当広いよね」和輝「まあ紀之からすれば広いかもしれないが」と和輝はいうのだが」星夜「いや甲士でさえも広いといってるんだから相当広い家だってことだ」確かにそうだな星夜「それにしてもまた家が大きくなったな」というと和輝「またリフォームした」と和輝はあっさりという甲士「またってことは以前にもやってるのか」と驚く甲士星夜「結構頻繁にやってるなお前の家は」甲士「だがリフォームは結構金がかかるだろ」と甲士は思うんだが星夜「まあこいつの家もプチ金持ちだからな」と星夜がいう紀之「ふーんどういうふうにしたんだろう」と紀之がいう和輝「少し手を加えてもらっただけだ」と和輝が言う星夜「お前の言う少しってのは相当気になる」みんなが言ってるけど和輝「それよりも早く僕の部屋に行くぞそして早く勉強しよう」と和輝がいう甲士「ああそうだな」星夜「さっさと荷物も置いたほうがいいし」紀之「それで和輝の部屋はどこ」と紀之が言うと和輝「5階だ」紀之「へえ5階って えー」甲士「まじか」2人とも驚いたのだった
July 30, 2011
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そして和輝の家についた男子たちそれをみた紀之と甲士の反応紀之「なんだ思ったより普通じゃん」と言っていた和輝「紀之お前はどういう家を想像してた」紀之「周囲を探るようなアンテナやらミサイル発射装置とかあっても不思議はないと思ってたんだがなあもしかすると庭にロボットが置いてたりしても」とか言い出す和輝「それは家じゃないだろ」と和輝はつっこみをただその時星夜「甲士どうかしたか」甲士「いや確かにまあ紀之のような予想はしてなかったが普通の家かどうかという点では疑問だな」と甲士がいう和輝「何故そう思う」と和輝がいうと甲士「少なくとも普通の家よりも大きいからだ2階建てには見えない」と甲士は言った星夜「ああその通りだ少なくとも2階建てじゃない5階建ての家だ」と星夜がいう甲士「そうなのか」星夜「結構金持ちの家だからなだから大事な所は金をかけてるんだよな」 和輝「ああその通りだ家は少しずつリフォームされていった」と和輝はいう紀之「マジで5階建てってすごくないかじゃあ家の中には何かとんでもないものがあるかもな」なんて紀之がまた期待を膨らませているのだった和輝「とりあえずまず中に入れ勉強するために来たんだろ」甲士「ああそうだな」まだ玄関での出来事だった
July 9, 2011
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勉強のために和輝の家に行く男子たち4人星夜「ふう」紀之「荷物を持ちながらはやっぱり疲れるよ」甲士「ギターなんて持ってるからだろう」紀之「いやこれだけは離せない」星夜「だったら文句を言うな」紀之「それもそうだよな」甲士「そういえば俺たち和輝の家に行くのは初めてだな」甲士と紀之は2人でそんなことを言ってた星夜「俺は結構いってるけどな」和輝と幼馴染である星夜は和輝の家にもいったことは何度もある紀之「和輝の家ってどんな感じなんだ」紀之は気になってるようで星夜「お前らはどんな予想をしてる」星夜がそんなことを聞いてみる紀之「それはもちろんあの和輝の家なんだから普通の家じゃなさそうだ」と紀之は思ってる星夜「どんな感じだ」紀之「たとえば屋根に無数のアンテナがあったりとか部屋の中も機械仕掛けで中に複数のロボットがいたりとか」と紀之が想像たくましくしてると和輝「そんなわけはない」と和輝がつっこむ紀之「じゃあ表向きは普通の家だけど地下に無数の部屋があってまるで秘密基地のように」とまた紀之が言い出すと和輝「君はいったい僕をなんだと思ってるんだ」と和輝がつっこむというと星夜「はははやっぱりそういうイメージかでも残念だがさすがにそこまで妙な家じゃない」と星夜がいう紀之「なーんだちぇっ」と紀之が残念そうだ和輝「全く」と3人が何気ない会話をしてるんだが一人だけ甲士(そこまで妙な家じゃないってなんだあのいい方だと紀之の想像ほどじゃないが普通の家じゃないってことに聞こえるぞ)甲士は星夜のいってたことに不安を感じてるのだった
July 2, 2011
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放課後にてまず紀之の部屋に和輝「それじゃあまずもっていくものを出せ」という和輝だけど紀之「何が必要なのかなあ」紀之はなどとあほなことを言いだした和輝「勉強に必要なものに決まってる」と和輝がいう紀之「だからそれに何が必要なんだろうと」いかに紀之が普段勉強してないかってことがよくわかる星夜「なんで俺らもここにいるんだ」と星夜がいうと和輝「荷物持ちも必要だからな」と和輝がいう星夜「俺たちは荷物持ちかよ」甲士「まあ和輝がいないとどうせ一緒に勉強はできないからな」甲士は意外と物分かりがよい紀之「それでもっていくものは」と紀之が言うと和輝「もちろん英語と数学と国語の教科書と問題集そしてノートそれと辞書も必要だろあと言うまでもないが筆記用具だ」と和輝が言うと紀之「わかった」紀之は言われた通りそれらを鞄に入れようとするけど紀之「教科書とかはもってるけどそれ以外でどれがいるのか分からないなあ」とまたあほなことを和輝「もういい僕が見て判断するよだから紀之は次に着替えとか出して」紀之「着替え?」和輝「数日僕の家に泊まるんだから必要だろ」紀之「ああそうだよな」甲士「これでよく寮で生活できてるな」甲士にあきれられていた甲士「他にもサイフとか鍵とかいるんじゃないのか」紀之「ああ鍵なら寮で預かってもらうけど」甲士「そうか」紀之「あと絶対にもっていきたいものがある」紀之がいきなり強く言う和輝「何をだ勉強道具や着替え以外でか」というと紀之「これだ」といって星夜「ギター?」ギターを指差した紀之「ああこれだけは外せない」和輝「あのなあ勉強するためだろなんでそんなものを」紀之「いや何が何でもギターは外せない1日1回はギターを弾かないと調子が悪いんだよ」と紀之が力説してる和輝「ああもうわかっただけど勉強はちゃんとしろよ」紀之「もちろん」やはり紀之は世話の焼けるやつだとみんなが思ったのだった
June 25, 2011
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補習終了後の金曜日の放課後和輝「それじゃあ紀之わかってるか」紀之「ああ今日からテストまでは和輝の家で勉強ってことだよな」紀之の学力というか普段の成績を考慮してしばらく和輝の家で泊まり込みで勉強することになっていた星夜「俺は泊まり込みじゃないけど和輝とは家も近いしいつも通りで大丈夫だな」甲士「俺もまあ遅くまでお前の家で勉強はできる」2人も一緒にいる和輝「ああもちろんお前たちとも一緒にやるぞ」紀之「それじゃあさっそく和輝の家に」と紀之がいうのだが和輝「いやその前にまず行くところがあるだろ」紀之「行くところって」というと和輝「もちろんお前の部屋に決まってる」と和輝がいう紀之「なんで今日は僕の部屋で勉強するわけじゃないのに」と紀之がいうのだが和輝「あのなあ勉強に必要なものを取りに行かないとだめだろそもそも人の家に泊まり込むんだからそれ以外にも必要なものを取りに行かないと」と和輝がいう考えてみたらもっともなことだった紀之「あっそうかそう言われればそうだよな」といわれて気づく紀之和輝「これじゃあいろいろな意味で先行きが不安だ」と和輝は改めて思うのだった
June 18, 2011
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金曜日この日の放課後もまた補習をしていた和輝の作戦によりみんなテストに意欲を燃やしていた教頭たちの悪だくみに負けないようにとなのでこの日の放課後も充実した補習になったそして「チャイムが鳴ったわさすがにもう学校にはいられないわ」と小夜子がいうと「もう補習終わりなのか」「もう少しやらないと不安だよな」「明日休みだしテストまでそんなに日がないんだからもっと勉強しないと」とみんなが言っていた今までやる気を出してなかった生徒たちまで小夜子「そうみんな本気で頑張るつもりなのね」小夜子は嬉しそうに言った星夜「なんだかんだいって皆あいつらに負けたくないんだろう」小夜子「それなら一つ提案があるわ」小夜子が提案を一つ上げる風奈「提案とは」小夜子「明日は休日だけどそれを返上して補習授業を行うのはどう」と小夜子が言った和輝「補習かもし皆がやる気ならそのほうがいいかもしれないな」小夜子「もちろん明日どうしても外せない用事があるという人は無理に来なくてもいいし遅くなるっていう人は遅れてもかまわないわ強制はしないからそれに帰るのは好きな時間でかまわないわよ」と小夜子が言う補習の話を聞いて教室中はざわめいていたが星夜「俺は別にいいぞどうせ特に用事もねえし」由美「私もいいよ」紀之「僕もやるよ何もしないと不安だしさ」とクラスでも頭の悪い連中が言うと「そうだよなテストまで時間がないし」「やったほうがいいよなあ」「そうだそうだ」とみんながいっせいにそう言ってくれる小夜子「学校の先生には私が頼んでみるだから教室が使えるならここでもしだめだったら近くにある図書館でやりましょう」と小夜子がいうのだった「さんせーい」とみんなの声が上がる
June 11, 2011
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学校での勉強会が終わり紀之の部屋で勉強してる男子たち和輝「うまく言ったな」と言っていた星夜「まさかあそこまでのってくれるとは」星夜もそういう甲士「ああこれでみんながやる気になったのはいいんだが気になることがあるぞ」和輝「なんだ」紀之「まあ要するにあの映像をどこで手に入れたのかってことだよな甲士」甲士「その通りだどこであんな情報を」という2人和輝「ああそれはなただのでっちあげだ」と和輝は言った甲士「でっちあげ?」星夜「ようするに全部作ったんだよ俺と和輝で一緒にあと小夜子もそのことは知ってる」と星夜が言うと紀之「本当なのか」和輝「僕のパソコンや機械や技術があればあれぐらい作ることなんてわけないよ」という紀之「じゃあ1位になれなかったら退学ってのは嘘なの」と紀之は聞くが星夜「さあなもしかすると本当にそれぐらい考えてるかもしれねえ全員じゃなくても成績が下位の奴らはとか可能性がないとは言えない」と星夜が言う紀之「脅かすなよせいや」和輝「まあその可能性もないとは言えないぞ」甲士「だがそれを信じてる奴らがどれぐらいいるんだ」と甲士は疑問に思うんだが和輝「まあ完全に信じてる奴らばかりじゃないだろうだけど少しでも自分たちも危険だと感じればどうだもし本当に退学にされるかもしれないなら」甲士「なるほどな危機感を感じるということだ」星夜「その結果勉強しなければと思うわけだ1位になれば退学にならずに済むんだから」紀之「それが嘘だってばれたらどうするの」和輝「少なくともテストが終わるまでは知られないようにすればいいそうしないとやる気がなくなるかもしれないからなだがそのあとならばれてもかまわないただほっとするだけだし試験で1位を取ればけむに巻けるしな」というのだった甲士「なるほどなとりあえずテストが終わるまで黙っておけばいいな」和輝「そういうことだとりあえず僕たちも勉強を続けることだまず今日の勉強をやろう」和輝の作戦は成功したのだった
June 4, 2011
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和輝が持ってきたDVDの中にあったのは教頭たちの悪だくみの映像そしてその内容はテストで学年1位を取れなければA組を全員退学させるというものそれを見たクラスの皆は「おいマジかよ」「それじゃあ私たちまで退学になっちゃうの」かなり動揺していた和輝「ああこれが僕が知ってしまったとんでもない事実だ」というと小夜子「ようするに学年1位を取らないと私たちまで巻き込まれるってことなんだ」小夜子がそう言っただけど 「でもよおそれ本当なのかいくら教頭でもそこまでするのか」と疑念を抱く奴もいるそれは当然ともいえるだがその時風奈「いえあり得ますよあの教頭なら先生のことを嫌ってるからその生徒でもある私たちのことも嫌いなのでは」風奈がさらにそう言った「だからっていくらなんでもよ」とまだ疑問をいだく者も星夜「いやあのクズだから絶対やりかねないどんなやり方でも俺たちをつぶそうとするかも」などと星夜もいうさすがに半信半疑だったようだが愛華「あのさあみんなそんなこと言ってるよりも勉強したほうがいいんじゃないのかなあ」と愛華が言った「えっ」その発言に対して他のみんなも反応する甲士「ああその通りだ教頭たちの悪だくみが嘘か冗談かはまだ分からないだがもし本当だったとしても俺たちが学年1位を取れば問題はないんだ」由美「そうよねそうなればやめる理由はなくなるんだし」紀之「そりゃそうだな勉強は面倒だが退学になるのはもっといやだしな」とみんながいう小夜子「みんなの言う通りよ真偽がどうなのか確かめるよりも勉強して学年1位を取ればいいのよ元々そのために勉強もしてるんだし学年1位を取れば何も問題ないわ」小夜子がそうやってみんなを煽るそして「そうだ学年1位を取ればいいんだ」「そうよそうよ学年1位を取って教頭たちの悪だくみを阻止すればいいんだ」「ああ教頭やあのくそ教師どものいいなりになってたまるかよ」今までやる気を出してなかった連中やる気を出すようになる和輝「そういうことだ僕らのやるべきことは学年1位を取ることそれ以外に何もない」と和輝が言った「やるぞ」「うおー」そしてA組のみんなが学年1位を取るために奮起することになったもちろんこのあとの補習の風景もみな真剣なものになっていたのだった
May 28, 2011
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和輝が持ってきた映像の中に映し出されてたものそれは教頭たち悪徳教師の会議の風景だった「それでその映像を見せて一体何を」「先生が辞めさせられるのはもうすでに知ってるし」とクラスの連中が言うんだが和輝「いいから黙って見ていろそうすればわかる」和輝は再び映像を流す澤原「この調子なら連城のくびはたやすいでしょうね元々学園のバカの大半を集めたクラスですしね」という澤原岸川「これで目の上のこぶがいなくなるということか」と笑っていると久保田「くくくお前たちただ連城ひとりくびにするだけで終わりにすると思っているのか」と言いだす教頭能勢増「というと」能勢増がそれを聞く久保田「そもそも連城のクラスの生徒どもは私にとってはいらんものたちばかりなのだよ頭の悪いものたちや私の思い通りにならん者たちばかり」と悪い顔で語る久保田東江「そうなのですか成績優秀者もいるそうですが」久保田「成績など関係ないのだよそうだとしてもわしの思い通りに動いてくれぬ屑どもなどいらぬ」と久保田は言いだした長尾「ということは」久保田「つまりだA組が1位を取れなかったならそれをきっかけとしてA組の連中を全員退学にさせるつもりだ」と久保田は言っている澤原「それはいいですねあのクラスの連中わしにとっても目障りでしょうがなかったんですよ」澤原はじめ大半が賛成東江「しかし教頭そんなことできるのですか」久保田「わしをなめるなわしはこの学園で相当な権限を持っている教師や生徒の首を切るなど簡単なものだそれに幸いそのことは誰にも伝えてはいないこのまま奴らがやる気を出してなければ一気に排除するのは容易なものだ」と久保田は笑っていた澤原「さすが教頭あくどいことに関しては天才的ですね」東江「ますます尊敬します」「はははははは」悪徳教師どもの高笑いが響くのだった
May 21, 2011
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和輝が前に出てきて「とんでもないことがわかったんだ」といったそれを聞いたA組のみんな「とんでもないことってなんだよ」「もったいぶらずに教えろよ」と騒ぐ和輝「ではまずこれを見てくれ」と言って取りだしたのは一つのカメラとDVD和輝「ここにとんでもない事実が映し出されている」というのだ「一体何が入ってるんだよ」と騒ぐ和輝「それじゃあ映し出すから見ていてくれ」そして機器をセットして和輝「じゃあ行くぞ」と言ってスイッチを入れたそして映像が映し出されるここからその映像の内容そこには久保田「ふふふふA組の様子はいったいどうだ」澤原「いやあなかなか面白いことになってますよ」長尾「その通りです」能勢増「学年1位を取らないと連城をやめさせられると聞いても半分ぐらいはやる気を出していないみたいですからね」岸川「まあ半分がやる気になってるものもいるようだがあの様子では連城を追い出せるのも時間の問題かもしれませんな」そこには教頭をはじめとする学園の悪徳教師たちが密会してる光景があったさらに東江「あの連城という若造は生意気ですからな私はまだここにきて時間があまりたってないですけどああいう奴はわしらにとっても邪魔ですからね」久保田「よくわかってるではないか東江」さらにそこにはもう一人やってきた悪徳教師の存在も悪徳教師たちの密会の光景それを見せて一体何のつもりなのか
May 14, 2011
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そして作戦会議の翌日いつも通り補習の時間が来ただが相変わらず半数がやる気を出していない様子が見られる小夜子「さあみなさん今日も頑張りましょう」と小夜子が声をかけてみるんだがやっぱりやる気を出そうとしないそしてそんな時和輝「ああ少し待ってくれませんか」和輝がそう言いだした小夜子「どうしました杉原君」和輝「勉強の前に少し皆に話さなければならないことがあるんだ」和輝がそう言ってきた小夜子「一体何ですか」和輝「今から話すから前に出ていいかな」小夜子「いいですよ」和輝は前に出る「言いたいことってなんだよ」生徒の一人が不満そうというかめんどくさそうに言っている和輝「ああだがその説明をする前にまず君たちに確認する僕たちがなにをするべきなのか」というと 由美「学年1位を取ることでしょう」和輝「その通りだではなぜ学年1位を取らないとならないのか」というと愛華「そうしないと先生が学校をやめさせられるから」と彼女たちが次々と話すでもやる気のない連中はだからなんだって感じだ和輝「まあそういうことだがだけど自分たちにとっては何も悪いことが起きるわけじゃないと思ってる奴らも多いようだ」と和輝がいうつまり今やる気を出してない連中のことを言ってるのだがそれを聞いてもまだ反応はない実際そう思ってるんだろう和輝「だが本当に自分たちには何も影響はないと思ってるのか」と和輝が真剣な顔つきで言う星夜「違うのか」星夜がそれに反応していうと和輝「ああ実はそれだけじゃないようだ教頭の奴らはまた別の悪だくみをしてる」と和輝がいうそれを聞いてクラス全体がざわざわと和輝「実はな調べてみた結果とんでもないことがわかったんだ」和輝がそういうとさらにクラス中がざわめいていた一体何が
May 7, 2011
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ご褒美作戦は無理だと判断したならば和輝「では他にやる気を出させるにはどうすればいいのか」という所に戻る星夜「そりゃやる気を出さないわけにはいかない状況にすることだろ今の俺たちのように」と星夜がいう小夜子「意外に的を射ていることを言うのね」星夜「うるせえよ」由美「それで肝心なのはやる気を出さざるをえないのはどういう時なのかってことじゃないの」というと星夜「それは簡単だ目的を達成しないと悪いことが起きるんだとみんなが感じればいい」星夜がいう紀之「どういうことだ」星夜「まあ俺たちがなんだかんだ言って嫌いな勉強を何故頑張ろうと思ったか」愛華「それはさあ連城先生にやめてほしくないから」愛華が純真な目でそう言った星夜「まあ一応そういうことだな」と星夜がいう和輝「星夜の言ってることは正解だだが問題は半数の生徒が」小夜子「先生が辞めるのが不利益だと思ってないってことかしら」和輝「そういうことだ」由美「それじゃあ先生が辞めるのが不利益ってなるようにすれば」風奈「それは無理だと思うもしそう思っているならとっくに」と風奈はいう甲士「確かにそうだなやる気を出してない連中は今年から担任になったやつらばかりだ」紀之「それじゃあどうするんだよ」というと和輝「そんなのは簡単だ目的を達成しないと彼らにも不利益をこうむるんだと感じさせればいいそれもかなりの」と和輝がいう小夜子「でもどうすれば」星夜「作ればいいんじゃねえのか学年1位にならないとこういういやなことが起きるってのを」小夜子「そんな簡単に」和輝「いや星夜の言ってることが正解だ別に作ればいいだけのことだ」愛華「そうなの」和輝「ああ少なくとも目的を達成した時のご褒美を用意するよりはるかに楽だ目的を達成できればいいだけなんだから」小夜子「なるほどね目的を達成できれば実行されないか」甲士「だがそれはどうやって用意する」和輝「それはまあいくらでも用意できるだから・・・」そして和輝が話す小夜子「なるほどね」星夜「どうせ教頭たちも卑怯なことやってるんだからな別に問題ねえな」和輝「とりあえず必要なものはそろえる今日は帰ったらさっそく取り掛かることにするよ星夜も手伝ってくれ」星夜「別にいいが」和輝の作戦とは一体
April 30, 2011
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和輝が言うにはまず人がどういうときにやる気を出すのかという話星夜「どういう意味だ」和輝「人がやる気を出す理由一つは何か大きな目的がある場合」由美「うんそうだよね私たちは学年1位を取らないといけない先生をくびにさせないために」風奈「そうなるなつまり私たちにとって先生を辞めさせないようにすることが大きな目的」和輝「そういうことだだからやる気を出している逆に言うとやる気を出してない奴らは」小夜子「先生をやめさせるというのが大きな目的にならないってこと」風奈「それに学年1位を取ること自体も大きな目的になっていない」甲士「そういうことだな」和輝「それでどうすればいいのか」星夜「連城をやめさせないことあるいは学年1位を取ることが大きな目的になったらいいのか」と彼らが議論してる和輝「まあ確かにそうだがそうするためにどうすればいいのかを次に考えなければならない」由美「だったらさあ目的を達成できたらみんなにいいことがあるとかすればどうかな」和輝「確かにそれも一理あるやる気を出す方法その一つに目的を達成できればいいことが起きるようにすればいいと」小夜子「確かにそう思うわねでも問題はそのいいことが何かを考えないと」紀之「学年1位を取ったらご褒美をあげるとか」愛華「どういうのを」紀之「ほらさっき言った」風奈「それはもういい」紀之は風奈につっこまれた小夜子「ご褒美はいいけどそれって何がいいと思うのやる気を出させるには結構なものを出さないと」甲士「それは金がかかると思うぞ」愛華「確かにそうだよね正直そんなお金ないし」ご褒美作戦はかなり難しいようだ
April 23, 2011
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テストのために全員がやる気を出す方法を考えていた彼ら小夜子「気を取り直して何かいい考えはないかしら」小夜子がそういう和輝「その前に柊さんいいかな」小夜子「どうぞ杉原君」和輝「まずその前にやる気を出してる人間とそうでない人間で何が違ってるのかを考えてみてはどうかと」紀之「そんなの1年の頃から連城が担任だったかそうでないかってことじゃないのか」和輝「まあそうだがそれによって何が違ってるのかを考えたらどうだ」甲士「何が違うって」由美「ようするに1年の頃から先生が担任だった人たちは先生がいなくなるのはいやだってことでしょ」愛華「うんそうだよね」風奈「まあそういうことになる」と言ってる 星夜「だけど2年から担任になった連中にとってはいなくなってもいいと思ってるというのか」甲士「星夜それだと言い方が悪いだろ」星夜「まあ少なくともテストを頑張ってまで連城を残らせたいと思ってないってことだろめんどくさいから」小夜子「口悪いわね星夜」和輝「だが実際その通りだ簡単に言うと頑張ろうという理由が乏しいっていうわけだ」小夜子「まあ確かにそうみたいねだから彼らにも頑張ろうっていう気にさせようって言ってるのよ」和輝「そこで次に考えるのが彼らがどうすればやる気を出すのかってことになる」紀之「だからさっきからそう言ってるんだろ」和輝「まあそうだがここでまず考えてみる」愛華「何を」和輝「人がやる気を出す時あるいはやる気を出さずにいられなくなる時とは一体どういうときかを考えてみろ」和輝が言ってることの意味とは
April 16, 2011
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テストで学年1位を取るためにはまずみなのやる気を出させなければならないだけど今だやる気を出せていないものたちもいるそれは2年になって初めて連城の担任になった生徒たちだ小夜子「というわけでまだやる気を出してない人たちのやる気を出させる方法は何か思いつかないかしら」星夜「いきなり言われても難しいぞそれは」小夜子「わかってるわよでも普通に彼らに言ってもだめなのよ」和輝「確かにそうだな僕らにとって連城は昨年からの担任だから彼に対してそれなりに信頼関係があるだけど今年初めて担任になった奴らとは絆があまり強くなってないということだ教頭はそこにつけ込んできたってことなんだろう」星夜「のんきに分析してる場合じゃないだろそれでどうすればみんながやる気を出すのかって考えてるんだからよ」と言ってるんだがその時紀之「だったらこんな方法はどうかな全員じゃないけど」と紀之が言い出す甲士「お前のアイデアか正直不安だな普段頭を使わない奴が出すアイデアなど」紀之「そんな言い方ないよ」小夜子「まあいいわ流川君一応アイデアを言ってみて」と小夜子が言う紀之「男限定だけど色仕掛けなんてのは」と言いだす紀之愛華「へっ」紀之「学年1位を取ったらおっぱいを見せるといえばそうすれば男たちはみんなやる気に」なんて言い出すとボカッ紀之「いってえ」さらに続けてギュー紀之「うぐぐぐぐぐ」締めあげられてしまう紀之「入ってる入ってる風奈さんギブギブ」風奈「なんでみんながそんな大サービスしないといけない」というと紀之「いや映画で似たようなものをやってて」風奈「だからってそれを現実にしたらだめだ」風奈が思い切り紀之を叱る紀之「わかったわかったからいくらなんでも殴ることは」風奈「殴ったのは私じゃない締め上げたのは私だけど」紀之「じゃあ誰が」風奈「そんなことより真面目に考えなさい」 でもそれを聞いて由美「でもそれはいい考えかも小夜子が脱ぐと言えばみんな」というと小夜子「なんで私がそんなことしないといけない」由美「苦しい苦しい」今度は由美がしめあげられますと言ってると星夜「朝比奈だったら効果あるんじゃねえ何しろ一番胸でかいし」星夜がバカなことを言うと小夜子「あんたも乗るな」ボカッ星夜「グエッ」小夜子に殴られます由美「うーんどうしようか」小夜子「あんたも悩むんじゃない」グダグダになってしまったのだった
April 9, 2011
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星夜「おい聞いたか」小夜子「どうしたのよ星夜」星夜「一大事なんだよとにかくみんなを呼んでくれ」そして和輝「一体何事だ」由美「なになに」甲士「なんだなんだ」愛華「どうしたの」紀之「面白いことなの」風奈「何を騒いでる」連城「何の騒ぎなんだこれは」雪花「何か楽しいことですかあ」そしていつものメンバーが集まりだし星夜「まだ全員じゃないがまあいいか」小夜子「そんなことよりも話ってなによ」小夜子が聞くと星夜「いや俺のところに手紙が来てよ皆をここに集めてくれって」星夜は手紙を見せる和輝「なるほど」星夜「それ以上はわからねえんだよ」と言ってると突然「ふむまあ集まったようだな」声が聞こえた星夜「一体どこから声が」周りを見渡すのだが特に誰もいない小夜子「誰かしゃべったの」紀之「いや全然そんなことは」紀之がそういうそしてまた声が「声の主は私だよ」小夜子「空から声が聞こえてる」「その通りさっきから話しているのは私だ」甲士「誰なんだ」「私はこのブログの創造主つまりお前たちを生みだしたものじゃ」という由美「それって神様ってこと」「まあ間違ってはおらぬな」星夜「それで集めたのはあんたなのか」「ああその通りだ実は重大発表をせねばと思ってな」小夜子「重大な発表だと」「ああ」紀之「もったいぶらずに教えてよ」「よかろうでは実はなこのブログを本日限りで閉鎖しようと思うてな」愛華「えっ」風奈「それって」甲士「ちょっと待てそれじゃあ俺たちはどうなるんだ」「誠に勝手ながらもう限界が来ていてなすまないな」連城「ちょっと待てよまだ俺たちの話は終わってないだろそもそも今俺の存亡がかかってるんだぞこんな中途半端で」雪花「あの一体何がどうなってるんですか」風奈「つまり私たちが消えてしまうってことですよ」雪花「ええそんなあ」星夜「ふざけるな終わらせるならせめてちゃんとキリのいいところで終わらせやがれ」皆が怒っている勝手にブログをやめるという神の発言にだが神の意志ならばどうすることもできない彼らの運命は?星夜「ふざけるなよこんな中途半端で終わらせるなんて許せねえよ」小夜子「そうよ創造主なら責任持ちなさいよ」連城「そうだそうだ」彼らは文句を言っているだけどそのとき「ははははは」創造主は笑っていた甲士「何がおかしいんだ」「いやぁこうもうまくいくとは」紀之「なにがだよ」「今日は私の世界では4月1日なのだ」愛華「4月1日って」風奈「それって確か」由美「どうしたの」和輝「エイプリルフール」「そういうことだつまりブログをやめるというのは嘘ということだ」雪花「えっ」連城「嘘?」「そういうことだエイプリルフールということで嘘をついてみたということだ」星夜「それじゃあ」「安心しろ少なくとも中途半端なままで終わらせたりはしないよちゃんとすっきりさせてから終わらせるだから心配するなまあ緩やかな日常の中だから緩やかに進めるがな」星夜「やれやれ」ということでエイプリルフール企画でした
April 1, 2011
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テストまであまり時間がないだからこそ必死で勉強をしなければならない今の状況もし学年1位を取らなければ連城が学園を去るはめになってしまうからだけど今の問題は小夜子「クラスの半分がやる気を出してないわね」半分ぐらいの人間がテスト勉強をする気になってないところだ甲士「ああそうだな1年の時から同じクラスだった連中は俺たちも含めやる気を出してるんだが」やる気を出してない連中は和輝「2年になって同じクラスになった人たちがやる気を出してないっていうことか」というわけだ由美「要するにそこまで頑張る義理がないからってことなのそれっていくらなんでも薄情だよね」風奈「つまりそこまでして必死に勉強をする気にはなれないってことか」星夜「教頭の奴らはクラスの団結が薄い今の時期を狙ってこういう条件を出したってことだ」愛華「要するに先生を追い出したいからってことなの」紀之「卑怯だよなだいたい目的がただのいやがらせじゃん」以上で今までの状況の説明を終わる小夜子「でも今の時点で私たちがどうこう言っても始まらない今大事なことは」星夜「全員のやる気を出させることだろ」小夜子「よくわかってるわね星夜」星夜「一人だけ成績が良くてもクラス全体の成績が良くなるわけじゃないのはわかってるからなだから全員にやる気を出させないとだめってことだろ」小夜子「あんたが必死になるとはね勉強で」星夜「俺だって勉強は好きじゃないが教頭の思い通りになるのは悔しいやるなら奴の鼻を明かさないと気が済まねえ」小夜子「何であってもやる気があるなら何でもいいわよそれでどうすればいいと思う」由美「どうすればって」小夜子「他のみんなのやる気を出させる方法よ」ということださて一体どうするんだろうか
March 4, 2011
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志穂「ということですそしてそのお説教の最中に風奈お嬢様が来たというわけです」と志穂は砂美の行動を説明していた風奈「なるほどそれは迷惑をかけた」と風奈は謝る志穂「いえお嬢様が謝ることはありません悪いのは砂美お嬢様ですから」砂美「私が悪いの」砂美がなんでかそういうと志穂「当たり前です砂美お嬢様が携帯を持っていないからこうなったんでしょう」と志穂が言うと砂美「そういえば私の携帯を探さないと」と砂美が言うと風奈「それなら問題はない」風奈がそういう砂美「私の携帯見つかったの」というと風奈「ええというよりそもそも志穂の言う通りあなたは携帯を持って出ていない部屋に置きっぱなしだった」と風奈がきっぱりという 砂美「えっ本当に」志穂「やはりそうですか」2人はそれぞれ反応した砂美「よかったそれじゃあ携帯はちゃんとあるんだよねさっそく部屋に戻って」と砂美は言うんだが風奈「いいえそういうわけにはいかないわ」風奈がそういう砂美「えっ」志穂「ええ私もお嬢様に説教が残ってますから」風奈「そういうこと」砂美「そんなあでも」砂美が嫌がると風奈「まああなただけが悪いとは言わない私も勉強があるからってあなたをほったらかしにしてたことも問題があったんだと思う」風奈は自分の非を認める風奈「だけどね砂美それでもあなたが携帯を忘れて外に出たせいでみんなに迷惑をかけたことは間違いないそもそも退屈ならあなたも一緒に勉強をすればよかった」だけど同時に砂美が勉強をいやがってるからこういうことになったのも事実砂美「お姉ちゃんそれはその自分が勉強をしたらお姉ちゃんに迷惑をかけるって」風奈「今回みたいなほうがよっぽど迷惑がかかるだから決めたテストまであなたも私たちと一緒に勉強をすること」という風奈砂美「でもお姉ちゃんや他のみんなに負担をかけるのは」と気遣ってるように言うが実際は勉強から逃げたいだけ風奈「いいから今度からあなたも一緒に勉強」志穂「ええ全くその通りです風奈お嬢様たちの事情は知れ渡ってますがそれでも勉強をしないこととは別の問題です」砂美「そんなあ」砂美はこの間もしばらく説教を続けられるのだったこうして女子寮で起きていた彼らの一騒動は幕を閉じたのであった
February 25, 2011
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砂美は探しても無駄な携帯を探していた志穂も巻き込んで志穂「それでどこでなくしたのか心当たりは」志穂はとりあえず砂美に聞いてみた砂美「それがどこでなくしたのかもわからないのよだから探してるんでしょ」という砂美に対し志穂「それは最もですねそれではお嬢様聞き方を変えます」志穂も結構回りくどい言い方をする砂美「何?」志穂「お嬢様が携帯を持っていたのはいつごろまでですか」と志穂は聞く砂美「それはわからない」砂美はわからないという志穂「何故わからないのですか」砂美「だって部屋を出てから1回も携帯を使ってないんだもん」という砂美に対し志穂「そういうことですかお嬢様それでは最後に携帯を使ってたのはいつですか」志穂はさらに聞く砂美「うーんとねえ確か部屋に居た時かなお姉ちゃんたちが勉強してるから退屈で退屈で携帯をいじってたんだけどでもお姉ちゃんたちが勉強をしてるから一人で遊んでるのも居心地悪いから部屋から出たんだっけ」と砂美は言うと志穂「ということはお嬢様もしかすると」志穂は何か感づいた砂美「そんなことより速く携帯を探さないと」志穂「いえ多分お嬢様は携帯をなくしてません」という志穂砂美「何でよだって今持ってないし」志穂「最初からもってなかったとは考えられませんか」砂美「えっ」志穂「お嬢様が携帯を触っていたあと自分のポケットに入れたりした覚えとかあります」といわれると砂美「えーとどうだったかな」志穂「少なくとも部屋に置きっぱなしの可能性もありますね」という志穂砂美「そういえばそうかも てへっ」砂美は笑ってごまかす志穂「てへっじゃありませんよ」砂美「じゃあ部屋に戻って調べて」と砂美は言うけど志穂「お待ちなさいお嬢様」志穂が引き留める砂美「えっ」志穂「自分で携帯を持っていったかどうかすらわからないままとはそもそもテストも近い時に何をやってるんですか」砂美「あの・・その・・」志穂に剣幕にたじろぐ砂美志穂「お嬢様さっそく私の部屋に行きましょうそこでたっぷりお説教しますから」砂美「でもその前に携帯があるかどうか」というんだが志穂「それはあとでもできます」と言って志穂は自分の部屋まで砂美を引っ張っていくのだった砂美「いやあああ」そしてこのあと風奈が来るまで砂美は志穂の説教を受けていたのだった
February 18, 2011
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砂美が落としてもいない携帯を探していた砂美「ないなあ」探している最中のこと「何をしてるんですか」砂美に声をかけてきた人が砂美「今忙しいの」「そんなみっともない格好をして何をしてるんですか」砂美「みっともなくて悪かったわね今忙しいんだから」砂美はつい興奮して怒鳴ってしまうと「そう言う口のきき方はどうかと思いますよお嬢様」そのしゃべり方は砂美「えっ」今の言葉に砂美が顔を起こしてみると「全く」声をかけてきたのは砂美「志穂どうして」志穂だった志穂「それはこちらのセリフですよお嬢様一体何をしてるんですか廊下を見ながら歩いたりして前を見ないと危ないです」と志穂が言うと砂美「だって仕方ないじゃない携帯を探しているんだから」と砂美は言う志穂「携帯電話を」砂美「どこかに落としたみたいなのよだからそれでどこにあるのか」志穂「それだったら私も手伝いましょうか」志穂の申し出に砂美「それだったらお願いするわ」砂美は喜んだ砂美「それじゃあ早速一緒に」という砂美志穂「ええでもその前にお嬢様教えていただけませんか」と志穂が言う砂美「何を」志穂「どこに落としたのかという心当たりですよ」と志穂が言った砂美「心当たりって」志穂「闇雲に探して見つかるわけがないですそれにお嬢様がどこを通ったのかを見ないと」志穂は言うのだったとはいっても砂美「寮の外には出てないのは確かなんだけどでも結構ふらふらしてたから心当たりがなくて」志穂「お嬢様それじゃあ探しようがないでしょうが」志穂は呆れていたそもそも探すこと自体無意味なのだがそれに気づくのはまだ少し先である
February 11, 2011
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雅の部屋に言った後砂美「雅って真面目なんだから本当に」ぶつぶつ言いながら寮の中をうろついていた砂美「今度はどこに行けばいいかなあ寮の中に友達はあまりいないし」砂美も友達自体は結構いるでも寮で暮らしてる友達はさっき行った雅ぐらい砂美「そうだ携帯で誰かとおしゃべりでも」と思ってポケットを探ってみる砂美「あれ」だけど砂美「携帯がない」それは当然だろう携帯は部屋に置いたままなんだから砂美「どこかに落としたのかなあ」だけどボケの彼女は自分が部屋に携帯を置きっぱなしなことに気づかないまま砂美「探してみよう」砂美は携帯を探そうとするのだった砂美「寮の外には出ていないから中だよね」砂美は自分がとった行動をさかのぼってみる砂美「うーんと雅ちゃんのところにいったよねそのあとは」だけど思い出すにしてもほとんど適当にうろついてたからよく覚えてなかったりでもその砂美は「とにかく全部回ってみよう」なんて考えてしまう部屋に携帯を置き忘れてたという発想が出てこないみたいだそしてしばらく探しまわっていた全く無駄なことだと気づくこともなく
February 4, 2011
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志穂の部屋に入った風奈と砂美そして部屋で風奈と志穂が並び向かい合う形で砂美は座ることに風奈「それじゃあ砂美聞かせてもらえるかしら」風奈が砂美にそういうしかも結構怖い表情で 砂美「そのえーとなにをですか」砂美は萎縮してそういう風奈「あなたが部屋を出て今にいたるまでなにをしていたのかを」と風奈が言う砂美「あのもうすんだことだから」砂美がそういうと風奈「あなたがそれをいうものじゃないみんなに迷惑をかけたんだからちゃんと話してもらう」風奈はすごい剣幕でそういう砂美「わかりましたでも全部は覚えてないからその」風奈「覚えてる範囲でいいから話しなさい」砂美「えーとそれじゃあ」砂美が今までとっていた行動部屋を出てから砂美「暇だから外に出たのはいいんだけど正直言ってどこにいったらいいのかわからないな」結局どうすればいいのか分からないまま砂美「寮の外に出ようかなあ」一応そう考えたんだが砂美「でももうすぐ閉まる時間だしもし寮に入れなくなったら大変だしそもそも行くあても特にないしな」あのボケの砂美が意外な所冷静だった砂美「仕方ない」そう思って向かったのは砂美「雅ちゃんいるかな」雅の部屋だった雅「誰って砂美どうしたの」砂美「いやそのさあ暇だから遊びに」砂美がそういうと雅「悪いけど今勉強してるんだ」雅がそういうと砂美「なんで勉強なんか特にそんな用事ないでしょ」雅「今度テストあるじゃない月一の実力テスト」砂美「雅ちゃんも勉強してるの」雅「砂美は勉強しなさそうだものねでも砂美のお姉さんは」砂美「お姉ちゃんは今度のテストのために友達と頑張ってるよ」雅「だったら一緒にやれば」砂美「勉強なんてやりたくないよ」雅「あんたならそういうかでも私は勉強するということで」と言って雅はドアを閉めた砂美「ちぇっ」まだ続く
January 28, 2011
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風奈が小夜子たちに連絡した後風奈「ふう」砂美「どうしてそんなに謝ったりしたのお姉ちゃん」砂美が他人事のようにいうと風奈「あなたのせいでしょう全くみんなに迷惑をかけて」砂美「まあ終わったんだからいいじゃないとりあえず部屋に戻ろうよ」と砂美が言うんだが風奈「いえそうはいかないわ」風奈はそう言った砂美「えっ」風奈「志穂少しいいかしら」志穂「えっお嬢様」風奈「砂美が部屋を出てから何をしていたのかちゃんと聞いておかないといけないと思ってせっかくだから志穂の部屋で話を聞いたほうがよさそうな気がするから」砂美「えっえーーーー」砂美は悲鳴を上げた風奈「いいかしら志穂」砂美「でももう済んだことだしそれにここに2人とも一緒にいるなんて志穂にも迷惑をかけるし」砂美はそうやってやり過ごそうとするんだが志穂「私は構いませんよお嬢様が私の部屋にきてからの話もできますしそれにまだ話すことが残ってますからね」志穂はそう言った砂美「そんなあ」風奈「さてそれじゃあ決まり志穂はいっていいかしら」志穂「どうぞどうぞ」砂美「いやああああ」砂美はこのあとの恐怖に震えていたのだった
January 21, 2011
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風奈から連絡が来た小夜子たち小夜子「そうわかったよかったわね」風奈「ごめん迷惑をかけてしまって」風奈は小夜子たちに謝るのだけど小夜子「いいのよ誰も気にしていないわそれよりとりあえず私たちはもう帰っていいのよね」風奈「うんごめんね」小夜子「だから謝らなくていいからなんてやりとりを見ていた由美が由美「いつまでやってるの」とつっこんでしまう珍しい彼女のつっこみだったそして愛華「それで一体」小夜子「砂美ちゃんは寮の中にいたみたい迷惑かけてごめんって」由美「やれやれ」小夜子「だから今日はもう戻っていいっていうこと」砂美の問題はこちらではいったん解決した由美「それにしても疲れただから今日はもう帰って休もう」なんて由美が言ってると小夜子「何言ってるのヒナ」由美「えっ」小夜子「まだまだあなたには勉強が残ってるでしょ」由美「それはそのでももう今日は忙しかったし」なんて由美は嫌がるけど小夜子「そうはいかないわよヒナはたくさん勉強しないといけないのよまだまだこれからが本番」由美「そんなあ」そんな2人のやりとりを見てると愛華「それじゃあ私も一緒に勉強していいかな」小夜子「愛華ちゃん?」愛華「家には電話しておくからまだまだ私も勉強しないといけないって思うから」小夜子「ヒナ 愛華ちゃんもやる気になってるんだからあなたよりも成績が良くて体力の少ない彼女がね」由美「わかったわよでもその前に何か食べないとお腹がすいてるから」小夜子「わかったわようちで食べさせてあげるから」由美「うん」彼女たちはまだまだ勉強をがんばるのだった
January 14, 2011
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志穂の部屋にいた砂美なぜか泣きながら出てきた風奈「砂美どうしたの」風奈が理由を聞いてみると砂美「ああやっと解放されるよお」なんていきなりわけもわからないことを言い出す志穂「お嬢様まだ終わってませんよ」風奈「志穂一体どういうことなのかな」風奈は困惑した表情で聞く砂美「志穂ったら私をいじめるのよ」なんて砂美が言うと志穂「人聞きの悪いこと言わないでください少し説教してただけじゃないですか」と志穂が言う砂美「少しってあれから2時間以上はたってるじゃない」砂美はそうやって騒ぐ風奈「まあとりあえず砂美は落ち着いて話ならちゃんと聞くから」風奈はそういってなだめる砂美「じゃあ部屋に戻ろう」と砂美は言うんだけど風奈「いえ話はここで聞くいいかしら志穂一体何があったのかを聞きたいからね」志穂「ええ構いませんよお嬢様どうぞこちらに」風奈「でもその前に」風奈は携帯を取り出した砂美「一体誰に電話するの」風奈「あなたを探すのを手伝ってくれていた3人にだ」風奈は電話をかけるそして風奈「砂美は見つかったからこの埋め合わせは必ずしますからだからまた明日私の部屋でいいかな」風奈は3人に電話をしておいたのだったこのころに小夜子たちに電話が来たのだった
January 7, 2011
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砂美のことで志穂の部屋の前に来た風奈風奈「はたしてここにいるんだろうか」風奈は彼女の部屋をノックしただけどすぐには誰も来ないそこでもう一度ノックしたそして少ししてドアが開いた「はい誰ですか」現れたのは志穂風奈「こんばんわ志穂」志穂「風奈お嬢様ですか」風奈「あのちょっと聞きたいことが」風奈が用事を言おうとすると志穂「砂美お嬢様のことですね」志穂がそう言った風奈「えっどうしてわかった」風奈は用事を言い当てた彼女に驚くと志穂は続けて志穂「そろそろ来るころだろうと思っていたんですよ」風奈「もしかして砂美はここに来ていたの」風奈はそう聞いてみる志穂「ええ来ていたどころか」志穂が続けてしゃべってるとドダダダダ誰かが走ってくる音がしてくるそして現れたのは「ああお姉ちゃん来てくれたの」風奈「砂美ここにいたんだ」現れたのは砂美だった風奈「一体どうしたの」砂美「ああよかった助かったずっと地獄だったんだ」砂美は涙目でそう言っている一体何があったのか
January 3, 2011
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次に風奈が向かったのは風奈「他に行きそうな場所というとあの子のところぐらいかな」風奈が次に向かったのは風奈「志穂いるかしら」志穂というのは風奈の家で使用人をしている人の娘で現在は風奈と砂美の後輩高校に入ってからも2人の世話をしようとしてくれている女の子だ彼女も寮に住んでいるということでそこに言ってみることにしてみたただその途中で少し疑問も風奈「砂美は志穂を苦手だと言っていたからないつも小言を言われてたりして」風奈は普段からしっかりしてるからいいのだが砂美はいつもだらしなかったりする細かいところに気づく志穂は砂美に小言を言ってる後輩にたしなめられる当たり砂美は情けなかったりするまあ要するに風奈「そんな志穂のところに砂美は行こうとするのだろうか」と考えてしまうのだとはいっても風奈「だけど今のところそこしか心当たりがないわね少なくとも学生寮の中で砂美と親しいのはもう志穂ぐらいしかいないしそれに志穂に事情を説明すれば砂美を探すのに協力してくれるかもしれない」そう考えた風奈はやはり志穂の部屋に行くことにしたのだったまさかこの判断が明暗を分けることになろうとはこの時点では全く気付かなかったのだが
December 22, 2010
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寮の中で砂美が行きそうな場所を探していたそして最初に風奈が向かったのは風奈「すみません高野さん」現れたのは「どなたですか」高野 雅という女性 「ってあなたは確か砂美のお姉さんの」風奈「はいそうです」この雅という女性は紀之や砂美と一緒にバンドを組んでいるキーボード担当の女性だ雅「珍しいですねあなたが私を訪ねるなんて砂美は結構よく来るんだけどさっきみたいに」雅が今言った言葉を風奈は聞き逃さなかった風奈「さっきみたいにって砂美はここに来たんですか」風奈は雅に尋ねる風奈「それで砂美は」風奈が雅をつかんで揺らしながら聞くと 雅「ちょっと落ち着いてください」風奈「あっごめんなさいついあせって」風奈は落ちついた風奈「それで砂美はここにいるの」 雅「いや私が勉強してるっていうとすぐに」風奈「そうですか」雅「あのお姉さん一体どうしたんですか砂美とけんかでもしたの」風奈「いやそういうわけじゃないんだけどただちょっとテスト勉強のことで」風奈がわけを説明する雅「それで砂美の奴帰るときあんなこと言ったんだ」風奈「あんなことって」雅「私がテスト勉強してるって聞いてあんたもかって」風奈「全くあの子は」雅「まあ砂美は勉強嫌いだから」風奈「私たちちょっとテストのことで余裕がなくてそれで」雅「噂で聞いてるよ連城先生のピンチのことは」風奈「だからそれでみんなで勉強しないとって思ってて」雅「それでつまらないって感じて砂美は外に出て行ったと」風奈「ほったらかしにしたりしなければ」雅「気にすることないですよ砂美が勝手に勉強をいやがって出て行っただけだしまあ心配なら早く他のところに行ったほうがいいんじゃ寮の中にいると思うし」風奈「そうですねありがとうございますごめんなさいね勉強の邪魔をして」雅「気にしなくていいですよそれじゃあ」そして風奈が次に向かったのは
December 10, 2010
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女子寮で勉強していた女子たちその間にいつの間にか砂美がどこかに行ってしまったそれでどこにいるのか探していたのだが砂美は見つかったらしい風奈が愛華たちにそう連絡してきたその電話がある少し前風奈が寮に残り小夜子たちが探しに行っていた直後のこと風奈「まずは1階を見てみよう」と風奈はまず1階を探してみることに女子寮にはロビーや食堂などみなが利用する施設がたくさんあるまずロビーに行ってみることにしてみただけど風奈「今ここにはいないか」ロビーには他の生徒たちもいるんだが砂美はいなかっただけどもしかすると入れ違いになっただけかもしれないと思ってそこにいた人に風奈「あのちょっと聞いていい」「あらどうしました」風奈「妹を探してるんだけどここに来なかったでしょうか」風奈は妹の特徴を話して聞いてみたが「ああ砂美ちゃんね」風奈「知ってるんですか」「そりゃまあうちの学校では歌姫として有名だしね少なくとも私がいた時には来ていなかった」といわれたということで今度は食堂に行ってみたのだが「ここにもいないかまだ時間じゃないし」今度は早く切り上げて移動する風奈「寮の中で砂美が行きそうな場所かあの子は学校じゃ結構有名だったみたいねまあ紀之のおかげでもあるのかも」なにしろ砂美は紀之たちのバンドでボーカルをやっている軽音部の中でも実力あるグループだからかファンもついていると風奈「他に行くところというと寮の中のほかの部屋ぐらいかなだけどテストまで日が遠くないのに邪魔になるから行ったりしないわよね」とは思うものの風奈「でも一応確認してみたほうがいいかも今のところ行きそうな場所というと」そう思って風奈が行ったところは
November 26, 2010
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砂美がどこに行ったのかわからなくなった管理人から聞く限りでは出ていった人はいないそうだが管理人が場所をはずしていた時間もあるので断言できないと寮の門限まであまり時間がないということで小夜子「それじゃあ私たち3人は外を探してみるから風奈ちゃんは寮の中を探して」風奈「ありがとうなんとか時間内に見つけないと」風奈はそう言ってる小夜子「とにかく急ぎましょ」由美「そうだね」愛華「わかった」3人は寮の外に出て砂美を探してみることに風奈「私は一応寮の中を探さないと」というわけでそれぞれ探し始めることに寮の外にて由美「それでどこを探せばいいの」小夜子「多分そんなに遠くにはいっていないと思う携帯を忘れてるぐらいだし財布も持ってなさそうだしこの近くだと思う」愛華「とりあえず探してみよう」小夜子「でも探すにしても手分けして探したほうがいいわね」愛華「うん 急いだほうがいい」由美「それじゃあ急ごう」そして3人は手分けして探してみたのだが・・・・小夜子「見つからないわね」愛華「どこにいるんだろう」由美「ここにもいない」砂美は見つからなかったこのあと3人は集まる小夜子「もう時間ね」由美「どうするの砂美ちゃんが寮に入れなくなっちゃったら」愛華「だったらその時は私の家に泊めるよ風奈ちゃんと私は親友だからだったらその妹も助けないと」小夜子「そうね場合によっては私のうちでもいいし」由美「その前に風奈さんに一度電話してみよう」小夜子「それもそうねもしかしてかえってるかもしれないから」と電話をしようと思ったんだがプルルル愛華「電話が」愛華の電話が鳴ったのでとってみるかけてきたのは風奈だった愛華「もしかして砂美ちゃんのことかな」愛華が電話を取り愛華「もしもし風奈ちゃんそっちは」愛華が砂美のことを聞こうとすると愛華「えっ 見つかった」小夜子「どうしたの砂美ちゃん見つかったの」愛華「というより戻ってきたいやそれともどういえばいいのかわからないって」風奈からの電話では砂美が見つかったとのことだが一体どうなってるんだろうか
November 17, 2010
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砂美がまだ自室に帰ってきていない寮が閉まる時間が近いのにしかも携帯は部屋に置きっぱなしもし砂美が外に出ていたら大変だというわけで風奈「管理人さん」管理人のところに行ってみる寮の管理人「あらどうしたの」管理人が出てきた風奈は風奈「ちょっと聞きたいんですが5時以降に寮から外に出ていった人っていますか」そう早い口調で言った 管理人「何人かはいるけどほとんどはもう戻ってるわよ」風奈「そうですかでもまだ戻ってきてない人もいるんですか」風奈がそう聞くと管理人「一体どうしたのかしらなんでそんなことを」風奈「いやそれは」あせる風奈を見て愛華「まあ落ち着いて風奈ちゃんそういうふうに聞いても管理人さんよくわからないよ」風奈「ああそうだね ごめん」愛華「あのですね管理人さんこの寮にいる生徒の中に風奈ちゃんの妹の砂美ちゃんって子がいますよね」管理人「そうね確かにそれで」愛華「だからその子が寮の外に出ていないかどうかを確認してもらえないかなあって思って」愛華がそう聞くと管理人「ああそういうことちょっと確認してみるわね」といってみているのはタイムカード学生寮の中の入出を確認するために使用しているのだ管理人「見たところ出ていった記録はないわね」管理人がそういうと風奈「そうですか」ちょっと安心する風奈由美「でも砂美ちゃんは結構いいかげんだったりするから」なんて由美がいうと小夜子「余計なことを言わない」小夜子に怒られる風奈「・・・とりあえずみんなはもう帰ったほうがいい私は探すから」というと小夜子「どこを」風奈「今から寮の外に出て」愛華「駄目だよだって時間が過ぎると入れなくなるんでしょ」風奈「だけど」小夜子「だったらこうしましょまだ寮の中にいるかもしれないんでしょだったら風奈さんは寮の中私たちは寮の外を探してみるとか」と小夜子がいうのだった
November 13, 2010
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勉強をしていた女子たちだけど時間も近いので今日のところはお開きにすることになったしかし風奈「砂美がまだ帰ってないな」退屈そうにしていた砂美が外に出たっきり帰ってきていない愛華「ねえいいのかなあ」愛華は心配そうだ風奈「電話してみる」風奈は携帯を取り出し電話をかけるんだけどシャカシャカ何か音楽がかかってきた小夜子「これって」風奈「砂美の携帯の着メロ」でも何でここで聞こえるのか由美「もしかしてもう帰ってるんじゃ」由美がそう楽観的にいうと小夜子「だったら顔ぐらい見せるはずでしょそれにずっと鳴ってるままだし」愛華「というより音も近くに聞こえるんだけど」この場合考えられるのは風奈は音のほうに行ってみると風奈「やっぱり」携帯電話が置かれていた由美「どういうことなの」小夜子「ようするに砂美ちゃんは携帯を忘れて外に出て行ったってことね」これじゃあ連絡もできない愛華「どうするのもし砂美ちゃんが外に出ていて時間が過ぎちゃったら入れなくなるんでしょ」と愛華は心配する風奈「まったくあの子は」由美「どうするの探しに行く」 小夜子「その前に砂美ちゃんが寮の外にいるのか中にいるのかを確認したほうがいいと思うどこか心当たりとかない」風奈「まあ確かにそうだでも小夜子たちにまで迷惑をかけるわけにはいかない3人は帰って勉強していい」由美「でもそういうわけには」愛華「やっぱり心配だし」風奈「ありがとうでも」小夜子「寮の管理人さんに聞いてみたらどう出入りしてる人たちを確認してもらえるかも」風奈「わかったそれじゃもし砂美が出てなかったら3人は帰っていいから」と風奈はいうのだった
November 10, 2010
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勉強している風奈たちを見ていた砂美だけど退屈してきた砂美「どうしようかな」姉たちも勉強に集中していてかまってはくれない砂美は立ち上がりそのままドアに行き外に出て行った愛華「砂美ちゃん外に出ていったけどいいのかな」愛華の位置からは砂美の行動が見えていた 風奈「気にしなくてもいい砂美も子供じゃないんだそれよりもそのおかげで愛華も勉強に集中できると考えたほうがいいと思う」風奈はそういう愛華「でも」風奈「今は勉強に集中することが大事」風奈はそう言うのだった小夜子「そうね悪いけどそうさせてもらいましょうそれにここで勉強できる時間もそんなにないし」由美「どういうこと小夜子」小夜子「寮の中は一定の時間になったら外に出ることができなくなっちゃうのよ」由美「どうして」風奈「夜の危ない時間に勝手に外出できなくするため」愛華「それじゃあ砂美ちゃんが外に出てたら」風奈「一応砂美も寮のルールは知っているだから心配しなくてもいい」小夜子「でも砂美ちゃんあまり校則を守ってる感じがしないんだけど」風奈「まあ確かにでもいつも私が釘をさしているからそれよりも勉強したほうがいい」と風奈はいう愛華「でも」小夜子「風奈さんの言う通りにしましょう今は勉強することのほうが大切よ」愛華「わかった」それから小夜子「そろそろ今日は切り上げたほうがいいかしら」風奈「ああ確かにもう寮が閉まる時間だから」由美「あー終わった」小夜子「ヒナはまたあとで私の家で勉強」由美「えーっ」愛華「ところで砂美ちゃんが帰ってきてないんだけど」時間が来たので終わることにしただけどまだ砂美は帰ってきていない学生寮が閉まる時間も近づいていたのだった
October 29, 2010
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小夜子たちが風奈の部屋で勉強をしているころそれを隣の部屋から見ていたのは「みんなよく頑張れるなあ」砂美だった4人の勉強の邪魔にならないようにと隣の部屋に行った砂美だけど正直言ってじっとしてるのは苦手砂美「私どうすればいいんだろう」と考えている普通に考えると砂美にもやることはあるというよりも試験は学生全員が受けるもの当然砂美もテストを受けることになってるまあ要するに砂美も勉強すればいいんだけど砂美「だって私が勉強してB組の成績が良くなったら困るしそれに邪魔したくはないし」なんて一人でいいわけしてるんだが砂美(そもそも勉強なんてめんどくさいし)というのが本音であるだからといって遊ぶこともこの状況じゃできない正直暇を持て余してるというべきかだけどその砂美の様子を勉強してる人間に見向きもされないかというと愛華「ねえ風奈ちゃん」風奈「どうした愛華」愛華「砂美ちゃんなんかつまらなさそうだけど」由美「そうなの」小夜子「確かに私から見てもそんなふうにしか」愛華のいる位置から砂美の様子が見えてしまうのだ風奈「気にしなくてもいい」風奈は冷静にそう言い放つ愛華「でも」愛華は気を使うタイプなので砂美が気がかりになってしまうんだが風奈「私たちは勉強をしてるんだ悪いけど砂美にかまってる余裕はないそれに退屈なら砂美も勉強すればいいだけ砂美だって同じようにテストを受けるんだから」と風奈は冷たくいう由美「風奈ちゃんって意外に厳しいんだねいつも砂美ちゃんに甘いイメージがあるんだけど」どうしてそういうイメージなのか疑問だけど風奈「助けるときは助けるでも今回はただ砂美が暇なだけそれぐらい自分でなんとかするべき」小夜子「まあ確かにそうかもしれない悪いけどここは風奈さんの言う通りにしましょう」小夜子もそういうのだった
October 23, 2010
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女子たち4人でどう勉強するのかを話していた小夜子「それじゃあまずみんながどこを勉強すればいいのかわかったわね」愛華「うん 私は数学を教えてもらうね」由美「教わるところが多すぎて困るな」風奈「自分も特に」弱点がはっきりと解ってる人間もいればわからない人間もいる平均的にできるからわからない風奈弱点だらけだからわからないのが由美ちなみに小夜子は弱点はないといえる小夜子「だけど今日は時間がないそれに見た感じ国語はみんなそれなりにできるみたいね」由美「まあ私も得意科目のうちに入ってるけど」小夜子「でもだからと言ってヒナの場合はおろそかにできないわただ他の2人は心配ないと思っているなので国語はいったん置いておきましょう」風奈「それなら何を勉強する」小夜子「数学にするべきね苦手な人が多いみたいだし」風奈「確かにそうかもしれない愛華は数学が苦手だといってるから」愛華「うん 正直言って自信がない」小夜子「同じようにヒナも数学が苦手だから数学に重点を置くでもだからと言って英語はおろそかにできないわ」由美「英語もなの」小夜子「だってそうでしょヒナの英語の成績は相当悪いから」由美「確かにすごく苦手」風奈「愛華はどう」愛華「私はちゃんと勉強したほうがいいかなって思ってる苦手ってほどじゃないけど得意っていうとそこまでじゃ」小夜子「まあそういうことそこでまず今日は数学を先にやりましょう」風奈「そうだな」愛華「お願いします」由美「じゃ頼むね小夜子」小夜子「あんたが頑張るのよ」とりあえず今日やることは決まったのだった
October 22, 2010
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準備を整え勉強を始める4人風奈「それじゃあ勉強を始めましょう」小夜子「うん わかった」由美「だけどさあ砂美ちゃんはいいの」由美が砂美のことを気にかけてくれる 風奈「かまわない」と風奈は言う砂美はキッチンのほうに座っているポツーンと 愛華「でも」風奈「とりあえず今は勉強したほうがいい」風奈がそういうと小夜子「わかった じゃあまずみんなが苦手な科目を話しましょう」風奈「今回のテスト行われるのは国語と数学と英語この3つを勉強すれば」小夜子「まあ問題はヒナなんだけどね」由美「私が問題って」小夜子「ヒナはうちのクラスの平均点を下げてる一人でしょ」由美「それはわかってるよだから小夜子に勉強を教えてほしいと」小夜子「ええ ヒナはわかってるわよねなにが得意で何が苦手なのか」由美「正直苦手が多すぎて 数学も英語も全然だめで」小夜子「確かに だけど国語もそんなに成績がいいわけじゃないわよね」由美「うん」小夜子「愛華ちゃんは」愛華「私は数学が苦手で」風奈「確かにそう言ってた」小夜子「だけど国語はトップで英語も上位だから他の2つは基本的に大丈夫と思っていいわよね」小夜子がそう言った時 愛華「うーん でもそう言われるときっぱりとは」愛華はあまり自分に自信を持てない風奈「大丈夫だよ愛華なら 気を抜かなければ」風奈がそういう愛華「うん でも数学は苦手だから教えてね」小夜子「もちろん あと風奈さんも成績はいいよね」と小夜子がいうと風奈「少なくとも低くはないだけど特別高いかといわれると少し」小夜子「確かにとび抜けたものはないけどでもいつも順位はいいから風奈さんも教える側として手伝ってほしいかな」風奈「いいけど 私にもわからないところは教えてほしい」と風奈が頼む小夜子「もちろん私も教えてもらう時があるかもしれないから」というと由美「学年2位の小夜子に教えることなんてないと思うんだけど」と由美がつぶやく小夜子「そんなことはない私でもわからないところはある」由美「だけど私の場合は教えてあげられるところとかはないから教えてもらうばっかりかなあ」小夜子「わかっているならいいとにかく始めるわよ」なんだかんだ言いながら勉強を始めるのだった
October 15, 2010
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部屋を片付けたあと風奈「とりあえず片付いた」それを見ていた由美「小夜子も愛華ちゃんも風奈さんも片づけるの上手だよね」この3人のおかげで早く片付いたのだ小夜子「それじゃあさっそく勉強を始めましょう」と小夜子はいう由美「もう勉強するの」と由美が言った後小夜子「あんたのためにやるんでしょうが」と小夜子が思い切りつっこむ由美「あはははは」苦笑いする由美風奈「やるなら早くやったほうがいい」と風奈が言った愛華「そうだよね時間もないんだし」この4人が勉強の話をしていると砂美「あの お姉ちゃん」砂美が声をかけてくる風奈「どうかしたのか砂美今話をしてるんだが」風奈が返事をした砂美「私はどうすればいいのかなあ」自分はどうすればいいのか途方に暮れている正直クラスも違う上にテスト勉強する気がないため居心地悪い風奈「だったら砂美も一緒に勉強すればいい」風奈はそう言った至極まともな意見だが砂美「いやそれは勘弁してだいたい私が勉強して成績良くなったら困るのはお姉ちゃんたちでしょ」なんて砂美はいいわけをする単純に勉強する気になれないだけなんだろうが風奈「それなら邪魔しないようにしてほしい」と風奈にきっぱりといわれる砂美「うん・・わかった・・・・」今のを聞いた砂美はちょっと落ち込み気味になってしまった
October 13, 2010
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風奈の部屋にて砂美「お姉ちゃんみんなを遊びに誘ったの」砂美がいきなりそんなことを言いだす風奈「違うそうじゃないテストの勉強をするために来てもらった」砂美「わざわざみんなで来て勉強するの」風奈「砂美 その言い方はかなり変というよりも言ってることがおかしい」砂美「だってみんなで集まるのにわざわざ勉強だなんてせっかくだから遊んだほうが」なんていうと風奈「来週はテストがあるそのために少しでも勉強をしないといけない」と風奈が言った砂美「あっそういえばお姉ちゃんたちのクラスって」風奈「そういうこと」と2人で会話してると小夜子「風奈さん」風奈「ごめん それじゃあ早く始めようでもそれにはテーブルの用意と部屋を片付けないと」小夜子「そうね」風奈「今からテーブルを出してくるからちょっとそこで待ってて」というと小夜子「それじゃあ私たちで部屋の中掃除してあげるから」風奈「いやそんなことまで」愛華「そんなに気を使わなくってもいいよそれよりもみんなでやったほうが早いから」なんていう風奈「そうそれじゃあ」と話をしていると 砂美「私はどうすればいいのかな」風奈「邪魔にならないようにしてくれれば」と風奈がいうと砂美「私だって掃除ぐらいできるよ」と砂美が反発するんだが風奈「砂美がまともに片づけができたことが今まであったかどうか」なんて風奈が無表情で言ってる砂美「いや確かにその私は掃除をまともにしたことはないけど」かなり問題がありそうだ小夜子のほうは小夜子「じゃあとりあえずゴミを拾って」愛華「本はどうすればいいかな」愛華がそういうと 小夜子「風奈さん 本はどうしたら」と風奈に聞く風奈「それはとりあえず重ねてくれればいいそうすればあとは」風奈がそう言ってると砂美「じゃあそれ私が持っていくから」と砂美は言う小夜子「じゃあお願いします」と小夜子はいう風奈は今ので何か不安を感じてしまう由美「ねえ私はどうしようか」と聞くと小夜子「ヒナはじっとしててあんたの場合かえって散らかすことのほうが多いから」小夜子がそういうと由美「それって私が信用できないってこと」小夜子「それもあるけどあんたはまた後できっちりと勉強しないといけないから体力を取っておけってこと」と小夜子はいうのだった由美「わかった」今ので妙に納得してしまうのだった
October 11, 2010
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そして風奈の部屋の前に来た風奈「砂美帰っている」風奈は部屋の前でそう声をかけてみるそうしてしばらくすると砂美「どうしたのお姉ちゃん」風奈「今日お客さん連れてきたから一緒に入ってもいいかしら」砂美「お客ってひょっとして紀之」なんて砂美が言うと風奈「女子寮は男子禁制だから普通に女の子の友達を連れてきたのよ」なんて風奈がつっこむそれを見ていて由美「風奈さんがつっこみをするのは珍しい気がした」小夜子「そういう余計なことを言わない」砂美「残念」風奈「いいからまず部屋に入るから」砂美「ちょっと待って片づけるから」風奈「また散らかしているのか」しばらくして砂美がドアを開ける砂美「あっ」小夜子「こんにちわ砂美ちゃん」由美「ヤッホー」愛華「こんにちわ」砂美「お客さんっていうから誰かと思ったらいつもの3人じゃん」風奈「それがどうかしたの」砂美「お客さん連れて来たっていうからなんだと思って急いで片づけたのにそれじゃああわてて片付けることもなかったな」砂美がそんなことを言うと風奈「そんなことはない普段から部屋はちゃんと片付けておくべきたとえ親しい友達を連れてくるにしても」砂美「あははははまあとりあえず入って入って」そして部屋の中に入るんだけど風奈「砂美これを片づけたといえるの」部屋の中を見るとお菓子とか漫画とかが端に寄せられていた砂美「いやあそのとりあえず人が入れるようにって」風奈「全くあなたを一人にしておくとどうなるかわかったものじゃないな」これを見ていた3人は由美「普段のあの2人の様子が気になるなあ」小夜子「そういうことをいうものじゃない」愛華「大丈夫かなあ」なんて言ってたのだった
October 8, 2010
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女子たちも勉強するために風奈の部屋に集まることにした4人で勉強したほうがいいと思ったからそして女子寮の中に愛華「ところでいいのかな本当に私たちが入っても」風奈「ルールにあるのは男性を女子寮の中にあげたら駄目だとは書いてあるけど同じ女性なら問題はない」と風奈はいうと由美「じゃあもし男の人が寮の中の人に用事があるって言ってきたら」由美がそんな質問をしてくる風奈「入り口の寮母さんが用件を聞いてくるまあこれはさっきのように男女関係共通だけど」小夜子「さっきも一緒に入る時聞かれてたわね」風奈「不審者が入ってこれないようにしないといけないから寮の警備は厳重になっている」由美「じゃあ親とか兄弟だったら」というと風奈「一応寮の1階に待合室とかあるからそこで」小夜子「ヒナいちいち根掘り葉掘り聞くものじゃないわよ」由美「はーい」なんてやりとりをしていると愛華「そうじゃなくてその」愛華がまた何かを言おうとしていた風奈「まだ他に何かあるのか」愛華「風奈ちゃんは砂美ちゃんと同じ部屋に住んでるんだよね」風奈「うん人によっては個室にすることもできるけど私の場合は姉妹だから砂美と同じ部屋に」と風奈はいう愛華「だったら私たちが大勢で入ってきたら砂美ちゃんに迷惑をかけたりしないかって」と愛華は言った愛華が気にしてたのはこのことだった風奈「それは多分大丈夫だけどいやむしろ私のほうが正直ごめんって思うかもしれない」風奈は申し訳なさそうにそういうのだった
October 1, 2010
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紀之の勉強を克服できるだけの時間が足りない和輝はそう言った紀之「それじゃあどうするんだよ」和輝「もちろん絶対にだめだってことじゃない付け焼刃でも次のテストでいい点を取れればいい全体的に見れば勉強する時間はあるんだ」紀之「それじゃあ何が」和輝「僕がお前に勉強を教えられる時間が足りないってことだ寮の中に外部の人間がいられる時間には制限があるだろ」紀之「まあ19時以降は寮の外には出られなくなるからな」和輝「そういうことだ」と2人が言ってると「だったら泊まればいいんじゃね」と誰かが言った和輝「星夜今何て言った」星夜「いやあさあようするに7時前に帰ってたら紀之に勉強を教える時間が足りないってことなんだろだったら泊まるつもりでいればいいんじゃねえのか」と星夜は言った甲士「いやそう簡単にはいかねえだろ」と甲士はいうけど紀之「いやそれっていい考えだよ別に寮の外の奴を泊めたら駄目だとは言われていない素性がわかっていればの話だけど和輝がここに泊って勉強を教えてくれたほうがいいかも」と紀之は星夜の言ったことに賛同してしまう和輝「盛り上がるのはいいが肝心の僕の意見は無視か」と和輝がつっこむ甲士「それはそうだな」星夜「いいじゃねえかよそうしないと時間が足りないんだろ」紀之「頼むここに泊って勉強を教えてくれ」紀之は懇願する和輝「いや別に今の考えに反対してるわけじゃないむしろそうしないと紀之の成績を上げられそうにないからなだけどな」紀之「だけどなんだよ」和輝「お前の部屋じゃちゃんと勉強できそうにないどうせやるんだったら紀之のほうが俺の家で勉強するべきだ」和輝がそういう紀之「まあ確かに僕の部屋は勉強向きじゃないかなあと」和輝「外部の人間を泊めてもいいんだったら紀之がよその家に泊まってもいいんだろだったらテストまでうちに泊まり込みで勉強してもらう」和輝はそう言った星夜「なるほどなあそのほうがちゃんと教えてもらえそうだ」甲士「だけどいいのかお前の親は何か言ったりしないのか」と甲士がいうと星夜「甲士それは言わないでおけ」甲士「えっ」その理由とは和輝「僕の両親はいつも忙しいからめったに家に帰ってこない」と和輝が言ったその一瞬時間が止まってしまっただけどこの日彼らがどうやって勉強するのかが決まったのだった
September 25, 2010
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和輝がいった紀之に勉強を教えるには時間が足りないと紀之「時間が足りないって」和輝「ああ 正確には君に勉強を教えるのには今の時点じゃ足りな過ぎるってことだけどな」紀之「どうしてだよ放課後勉強してそれからあともまたここで時間まで勉強するんだろ」和輝「それでも足りないんだ君は弱点が多すぎるから」紀之「弱点って」和輝「今回の実力テストの科目は国語と数学と英語の3つこのうちで苦手な科目の成績を上げることがまず大事」紀之「うん そう言ってたよねだから僕の苦手な科目を」和輝「紀之 君の苦手科目はどれだ」和輝がそういうと星夜「なるほどな」甲士「そういうことだな」紀之「一体何を納得してるんだよ2人とも」和輝「いいから言ってみろ」紀之「そうだなあこの中のどの科目も目立って苦手だっていうものはないけど」紀之の子のいい方だと聞こえはいいのだが和輝「そうではない君はこの3つの科目全てが苦手なんだいつも赤点ばっかりだからな」紀之「うぐっ 確かにそうだけど」和輝「要するにまず苦手に絞ることができないつまりこの3つの教科を全部勉強しなければならないんだそうでないと成績を上げることはできない」紀之「あはははは」苦笑いする紀之和輝「笑っている場合じゃないよ要するに君はこの3つをまんべんなく勉強させなければならない赤点を一つでも取ったらアウトだからなだけど」紀之「要するにそれら全部を教える時間がないってことだよね」和輝「ああ今の状況じゃあな」紀之に勉強を教えるのに時間が足りないならばいったいどうすればいいのか
September 24, 2010
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紀之の部屋で勉強する予定だったんだがその前にいろいろと話し合わなければならなくなった和輝「僕らのやることは分かったな」星夜「テストの点をあげることだろ」甲士「苦手な科目は特にあげるべきだといってたな」 紀之「わかってるよ」といった後和輝「問題はどうやってテストの成績を上げるかだ」紀之「そうなの」甲士「それはそうだろそうしないと成績が上がるわけがない」星夜「そのために勉強するんだろ」和輝「その通りだとにかく勉強してテストに備えるしかない特に苦手教科を重点的にだけどここで大きな問題がある」紀之「大きな問題って?」和輝「君だよ紀之」紀之「僕?」和輝「君の苦手が多すぎるんだよ国語も数学も英語も君は全然ダメだ」紀之「その通りそんなことわかっている」甲士「威張っていうな」星夜「確かになあ紀之は俺よりも成績悪いしな」紀之「星夜だっていい勝負だろう」星夜「うるせえよだから今回は真面目にやるんだろうが」甲士「いつも真面目にやるべきだと思うが」 和輝「こんなやりとりをしてるといつまでも先に進まないぞ」 和輝がそう言った後 紀之「僕もそれはわかってるだから和輝に勉強を教えてもらおうとしてるんだ」和輝「ああその気持ちは立派だだけど現実に大きな問題がある」紀之「大きな問題って」和輝「それはなあ正直言って君に好成績を取らせるだけの勉強する時間が足りないってことだ」紀之「えっそれって」和輝「要するに勉強時間がもっと必要だってことだ」と和輝はいうのだった
September 23, 2010
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改めて勉強のことで話し合う男4人今日は掃除や片づけで時間がなくなってしまっただからといって全く勉強のことに触れずに終わるわけにはいかない正直言って時間がないのだから和輝「今日は会議だな時間もないから始めるぞ」星夜「ああわかった」紀之「うん」甲士「そうだなそれでまず何を話し合う」和輝「率直に言うと僕たちがテストで高得点を取るための話だ」星夜「ああそうだな今度のテストで成績が悪かったらやばいんだよな」甲士「そういうことだだからこうして勉強するつもりなんだ」紀之「だけどさあ目的は学年1位だよな僕らだけが頑張っても」と紀之が変ないいわけをすると甲士「確かにそうだがみんなが頑張らないと学年1位を取れはしないだろうがそのみんなというのは俺らも含まれているんだだからまず俺たちが頑張ることは当然の話だ」紀之「ああ そうだよね」紀之は変なことを言ってしまったことに気づいた星夜「だからこうしてここに来たんだが」和輝「そのために必要なことは全員のテストの点数を上げること特に星夜と紀之お前らのように普段の成績が悪い奴が成績を上げれば総合成績も上がる」紀之「それはわかるんだけどさあ肝心なのは僕らがどうやってテストで高得点を取るかだよなそれにはどうすれば」和輝「そのために勉強するんだだけど全部を勉強するのは正直厳しい時間もないからな」紀之「それ最初にいっていたな」甲士「いちいち余計なことを言わなくていい紀之まあ確かにそうだなやみくもに勉強しても大した成果は出ないな」星夜「だからあえて苦手な教科の成績を底上げするって言っていたな得意な教科は普段から点数がいいから点数の低いだろう苦手教科の成績を上げるだったか」和輝「覚えているんだな星夜そういうことだだからまず今日は僕ら4人の得意と苦手をはっきりと知ることが大事だ」和輝はそういうのだったそして作戦会議はさらに続く
September 11, 2010
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どうにか勉強できる状態にした和輝「ふうこれでやっと始められるな」星夜「しかし疲れたな」甲士「ああそうだな」紀之「全く勉強する前にこんなに疲れてるんじゃ話にならないよどうしてこうなったんだろう」というと3人「お前が部屋を散らかしているからだろうが」紀之「ひえー」3人からの一斉つっこみに紀之もさすがにタジろいてしまった和輝「それじゃあ始めようと思うんだが紀之今は何時だ」と聞いてみると紀之「和輝さあ時計ぐらいもってるだろそれに携帯だって」なんて返すと和輝「そんなことは分かっているお前が時間のことをちゃんと自覚してるかどうかが大事なんだ寮の中に部外者がいられる制限時間があるだろうが」紀之「そ そうだよな悪い悪いえーと今は6時少し過ぎかなあ」和輝「正確には6時15分だそして俺たちがここにいられるのは何時までだ」紀之「えーとそれはさあ8時までだったと思うけど」和輝「ずいぶん頼りないな」紀之「だって今までこんな遅い時間に寮生以外の奴を部屋に入れたことはないから気にしたこともないんだよな」と紀之はいう和輝「まあ今はいいそれよりもまず勉強することにしようだが今日は時間がないことも事実そこでだまず君たちが一人で勉強するときはどうすればいいのかをちゃんと計画を立てよう今日はそれでも十分だ」紀之「そんなんでいいのか」和輝「何言っているむしろ大事なことだやみくもに勉強してもちゃんと内容が頭に入るわけがないだろだからきちんと計画を立てないと話にならないそれにこんなに疲れている状態で勉強しても頭に入るとは思えん」和輝がそういうと紀之「わかったしかしなんでこんな勉強するどころじゃないほど疲れたのか」3人「お前のせいだろうが」またつっこまれたところでまずはちゃんと作戦を練ることにするのだった
September 4, 2010
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星夜と紀之はテーブルを出そうとしていたその時押し入れの中のものが滑り落ちてきたが 紀之「テーブル中にあるかな」 星夜「ああ奥のほうに見えるぞ」星夜がそういうと紀之「じゃあ出してくれないか僕じゃ届かなくて」星夜「ああお前背が低いからなあ」紀之「うぐっ」気にしてることを言われショックを受ける紀之「いいから取ってくれよ頼むから」星夜「わかったわかった」と言って星夜は奥にあるテーブルをつかみ星夜「よっと」ずるずるそして引っ張り出した星夜「置いていいか」星夜がおろそうとすると紀之「ちょっと待ってくれ下にいっぱいものがあるからそれをどかしてからに」星夜「速くしてくれよ」そしてガシャガシャ紀之は置けるようにずらしていった紀之「いいよ」星夜「ほれ」ドスン星夜「ふう」紀之「これって足がないけどどうなってるんだ」 星夜「よく見てみろ」と言って星夜が立てると紀之「裏に足があるんだ」星夜「それぐらいわかれよじゃあ向こうにもっていくぞ」紀之「あっその前に」星夜「その前になんだ」紀之「押し入れに入れておいたもの片づけるの手伝って」という紀之ガクン星夜「なんでそんな」紀之「僕じゃ押し入れの奥まで届かないんだよだから一緒に手伝って」星夜「やれやれしょうがねえな」星夜はめんどくさがりながらも手伝う紀之「じゃあどれから入れようかな」星夜「最初に重いものから入れるんだよ」紀之「ああそうかじゃあ僕が持ってくるから星夜が押し入れに入れてよ並べ方は文句を言わないからさあ」星夜「わかったよ」そして星夜「とりあえずこれでいいか」紀之「うんいいよこの際贅沢は言っていられないから」星夜「生意気だな」とりあえずテーブルを出して押し入れに散らかったものをしまうのだった
September 3, 2010
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紀之の部屋で勉強の前に準備と部屋を片付けていた甲士「本は漫画と教科書を分けて漫画も雑誌と単行本と分けて衣類も上と下を分けて下着とも区別をしておかないと」と甲士が几帳面に分けている和輝「甲士時間もないからそこまできっちりとやることは」和輝がそういうと甲士「そうはいうが気になるのでなそれにまた明日からもここでしばらく勉強することになるんだからな毎回掃除で時間を取るのも疲れる」甲士がそういうと和輝「確かにそうだなだが甲士お前」甲士「なんだ」和輝「意外と几帳面なんだな」和輝がそういった甲士「そう思うか」和輝「外見のイメージだと大雑把な人間に見られるだろう」甲士「まあ確かにそうだな和輝は見た目も性格も几帳面なタイプだろ」と甲士が聞くと和輝「ああ確かに基本的にものはきちんと整理しているものをどこにしまったのかをきちんと把握しているしノートもきっちりと整理しているごちゃごちゃしているとあとでわからなくなってしまうからな」和輝「それに見た目のイメージとは全然違ってお前は器用だからな手先が」甲士「まあ日ごろから料理の勉強や練習をしているからな器用にならないとだめだと思っている」和輝「うらやましいものだな僕はあまり器用ではないからな」甲士「そうなのか」和輝「少なくとも君のように手先は器用じゃない家庭科も得意じゃないし美術もお世辞にも得意とは言えないそっちのほうでは星夜には全くかなわないまあそれでも機械技術には自信はあるが」甲士「それはお前が努力したからだろう」和輝「まあ確かにそうだな勉強もそれと同じことかもしれないか」甲士「ああそうかもしれないな努力すればある程度まで伸びるのだろう」和輝「紀之や星夜も勉強すればいい点を取れると思うのか」甲士「ああ少なくとも今よりはずっと」和輝「その点でいうと僕の役目は重要か」掃除をしながらも意外な2組が話をしていたのだった
August 28, 2010
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とりあえず勉強する前にそのスペースを確保するために準備と片づけをすることに甲士「しかし本当に散らかっているな」部屋の中は漫画や服やゴミなどが散らかっている和輝「よく見ると教科書も混ざっているなあ」しかもその中に教科書なども和輝「どうりで忘れ物が多いわけだ紀之はこれじゃあ何がなくなってもおかしくないいっそ全部片付けたほうがいいぐらいじゃねえのか」和輝「気持ちはわかるが今は時間がない勉強する時間がなくなったらまずいからな特に紀之はきっちりと勉強させないと」甲士「ああしゃべっている間に始めたほうがいいな」そのころ星夜「それで紀之テーブルはどこかにあるのか」と聞く紀之「えーと確か部屋に一つ備え付けられていたはずだけど」といい星夜「だからどこにあるんだよ」紀之「確か押し入れの中だったと思う」星夜「はっきりとわからないのか」紀之「なにしろ出したことがないからわからないんだよね」と紀之がいう 星夜「しょうがねえなじゃあ見てみるからよ」と言って星夜は紀之の部屋の押し入れを開けようとする紀之「ちょっと待った」紀之は必死で止めようとするのだが星夜「いったいどうしたんだ」星夜はそのまま開けていくと紀之「だめだー」と紀之が叫んでも遅かったドガラシャーンガラガラガラ星夜「どおおお」押し入れから物が落ちてきたのだったそして星夜がその中に埋もれてしまう 紀之「いやその普段から詰め込んでいるから下手に開けるとこうやって物が落ちてくるんだ」と紀之がいうと星夜「もっと早く言えよ」星夜が出てきて怒るのだが紀之「でもさあそのおかげで中がよく見えるよほらテーブルもあったし」と紀之が少し動揺しながらいうと星夜「そういう問題か」バシッ紀之「いったあ」星夜に殴られてしまうのだった
August 27, 2010
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