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追加書き込みです。。。読んだ本に好みで☆マークをつけてますが、後で見てみると、「この本が☆一つで、この本が☆☆☆と三つとは逆だぁ~」と思うことが有るんです。で、思いついた所を修正したりしてますが、これはいつか全部見直してみないといけない。私の主観の好みだから、何が正解とか無いけど。。。読んだ時期とかで評価も変わってきますね~。フリーページの作家別の所で、その本の日記を書いた所へリンクできるようにしてますが、何かタグが違ってるのか行けない物がありました。二つも見つけて修正しましたが、もしどなたかそういうのに気付いたらお知らせ下さいね。「誰のなんという本の日記へ行けなかった」と。。。修正したいので。。。(誤字脱字はお許し下さいね)振り返ってみると1月は、浅田次郎作品が5冊も。すこし前に”つぶやき”の日記で書いていたように、「歪んだ現代社会の小説ばかりが続くと、読了後の後味が悪い」ということで、読後の余韻が良い浅田作品が続いた思う。それと今、逢坂剛さんのスペイン物が面白いので1月に2冊読みました。2月も逢坂剛さんのスペイン物をもっと読もうと思ってます。でも、次々図書館のリクエスト本が来るだろうなぁ~。。。
2005/01/31
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1993年の作品。〔以下、解説のあらすじを引用〕倒産寸前の不動産会社の社長・丹羽は、競馬場で知り合った老人から古びた手帳を託された。老人はその直後に心臓発作で急死してしまった。ところが、その手帳には驚くべきことが書かれていた・・・帝国陸軍は、来るべき日本の復興のために、終戦直前に二百兆円の金塊を隠したという。それはもともとは、マッカーサーが親子二代がフィリピン独立の為に蓄えたもので、山下将軍がマラカニアン宮殿の地下から掘り出して密かに内地に送ったものらしい。昭和二十年八月、軍部首脳の密命を受けた参謀少佐、主計中尉、軍曹の三人は、この夥しい数の財宝を大蔵省分室の地下金庫からある場所に隠した。老人の手帳にはその秘密作戦の経緯が克明に記されていたのである。そこに書かれていることは真実なのか。とすれば、莫大な財宝が未だに発見されずに眠っている事になる。ボランティアに精を出す中年サラリーマン・海老沢や大地主の金原老人が加わって、手帳に書かれた半世紀前の出来事が検証されていく。その合い間に、過去のドラマが挿入されることにもなる。奪われた財宝を取り戻そうとするマッカーサーも登場する。***************************終戦時の勤労動員の女生徒たち。。。。せつなくなります。一人一人が血が通い生き生きと描かれている浅田作品。「シェラザード」も終戦時期の日本軍の財宝探し。という意味では似たような作品です。読後の余韻が心を去らない、共に感動する作品です。〔以下、本文から少し抜粋します。〕ソ連は不可侵条約を破棄して参戦してきた。国民はその恨みは決して忘れませんよ。裏切りだけは許せぬという国民感情は根深い。八月十五日の朝は明けた。帝国の終焉を彩る日輪は、猛々しく廃墟の空に駆け昇った。22年生まれの丹羽は団塊の世代。どこの家でも鼻たれの子供でひしめいていて、三度の食事はさながら早い者勝ちのバトルロワイヤルだった。ボランティアの海老沢は26年生まれ。生まれ年がわずかに四年遅れれば、それは平穏な、高度成長期の申し子の世代。=責任の自覚、そして勇気=
2005/01/30
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25年ぶりに初めて参加した高校の同窓会。小沼真次は、大企業の社長を父に持っていたが、若い頃家を飛び出し、父とは全く関係の無い仕事や家庭を持っていた。落ちぶれた真次は疲れていた。。。。永田町の地下鉄駅の階段を上ると、そこには30年前の風景。ワンマンな父に反発し自殺した兄を探した。あの時、兄はどういう心境だったのか?どうしていたのか?やっとみつかった。。。後にわかる兄と母との電話での会話。兄を見つけたが・・・駅の出口は現実社会との出口入り口でもあった。現実に戻り・・・更に、駅から戦後の闇市の世界へ。そこには、精力的に商いに挑む一人の男性が。更に過去に行き、満州に出征する父を目撃し、満州での父や高校教師にも出会う。 。 。 。〔以下、解説の吉野仁さんの文を引用〕過去へ戻るたびに甘酸っぱい郷愁のような気持ちでその時代を味わうとともに、苦い現実を知り、皮肉な運命にとまどいさまようばかり。そして、すべての秘密が明かされたとき、過去の悪夢も現実の苦境も反転していく。一面しか見ていなかった世界がラストで急に広がっていくような感じ。地下鉄の暗い構内から地上の出口に出て、まぶしい昼の光を浴びたような瞬間。単純なハッピーエンドとは違う、紆余曲折の末にようやくたどり着いた苦い現実とそれを見据えることで生まれる大いなる希望。どこかすがすがしい思いを抱く。***************************感想は、まったく上記の解説に書いてるような感じです。タイムトリップで親の過去を知り、親自身も時代に翻弄されながら必死で生きていた。こういった作品は多いですが、また浅田さんのは格別です。
2005/01/29
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あらすじは、このミス2005年より引用します。〔以下引用〕レコード盤を模してA面、B面の二部構成。物語の時代となる1980年代ヒットソングが章代となっている。明るく幸せな歌が並ぶA面では大学生の”たっくん”とマユが出会って愛をはぐくんでいく様子。B面では、一転失恋の歌が並ぶ社会人の”たっくん”とマユの別れが淡々と描かれている。どこまでいっても平凡な男女の恋の物語。しかし最後の二行で、ぼんやり読み進めた読者は宙に放り出される。何が起きたのかわからない者は「ぜひ、二度読まれることをお勧めします」という帯の言葉に従うほかない。ぜひともきちんと読み解いて、世界が反転した後に現れるまったく違った風景を見て欲しい。ぼんやり読むことを許さず、読者が積極的に読み解く事を要求する作品。***************************私は、最初ぼんやり読んだ読者です。A面の大学生4年生の”たっくん”と社会人のマユとの合コンからの出会いで、B面の”たっくん”が社会人になり、静岡と東京の遠距離恋愛。そんな物語かと思いながら読んでました。それでも、所どころで ぷっ(笑)と笑える部分があるし、1980年代のヒットソングの題名も懐かしく、本文の中に、綾辻行人や泡坂妻夫さんとかの名前が出るし、それなりに楽しめます。が!、やし太郎の日記を読んだり、このミスを読むと違うではないですか~~~。それから再読ですよ~~~~~ふぅ’~~(汗’)是非、皆さんもお読みになって一緒に謎解きしませんか?面白いですよ|~☆☆!!〔注意!!〕ここからは、全くのネタバレになりますので、未読の方は読まないで下さい!!これを先に読むと面白味がありません。それと、この本は読まないから内容だけ見ようと思われる方、読んでないとこれだけ見ても解からないと思います。では、反転しますから、読了後の方のみ読んでみてくださいね。私は最初に読んだとき、最後の2行は石丸美弥子が間違って、元彼の名前を呼んでしまったのかと思ったんです。笑いと皮肉を込めての作品かと。。。その前に、”たっくん”とマユの別れが、たっくんがマユに「美弥子」と呼んでしまった事が原因ですから。でも、違いましたね~~~~☆再読では、こっちとあっちというようにあちこちに栞を挟んで読み比べです^^最後の2ページに”たっくん”は、マユが好きな番組という事で「男女7人夏物語」を努めて見るようにしていた。とあります。が!A面の6章の117ページでは、その年の夏に知り合った二人で秋から「男女7人秋物語」が始まるから、マユは「男女7人夏物語」が好きだったからこの「・・・秋物語」も見たいという。〔A面の”たっくん”は、今年の夏に知り合い、B面の”たっくん”は去年から知り合っていた〕8月14日(金曜日)に初デートをしたA面の”たっくん”次に金曜日もデートするが、月末の金曜日のデートはマユから「体調が悪い」と断られる。そして、後で「あの時は便秘で土日に1泊で入院した」と聞かされた。B面の”たっくん”はマユとの子供を8月最後の土日に堕胎するために静岡に帰っていた。〔B面の”たっくん”との子供の堕胎手術をA面の”たっくん”には、便秘で入院していたという〕しかし私がちょっと引っかかるのが、これは本当にB面の”たっくん”の子供なのか?という事。しかしA面の”たっくん”とはまだ肉体関係はないし。B面の”たっくん”とマユは10月末に別れ、クリスマスイブにディナーとダブルの部屋を予約を入れてたターミナルホテルをキャンセルする。A面の”たっくん”は、11月に入ってクリスマスイブの事を思い立って予約の電話をすると、ターミナルホテルがキャンセルが出たばかりなのでと、すんなり取れた~。それをマユに話すと「あ~じゃあ、何処かで今日失恋カップルがいたってことね」と言う。”たっくん”はなるほど思う。どこの誰が知らないが僕たちはそのカップルに感謝しなければならないと思う。〔これは、再読してみたら笑えますね~〕B面の”たっくん”は、12月に入って酔っ払って美弥子に電話をかけたーつもりだったのだが、手に馴染んだもう一つの電話番号押してしまっていた・「はい成岡です(マユの苗字)」・・・・酔いがいっぺんに醒めてしまった”たっくん”何も考えられなくなった。「・・・もしもし?・・たっくん?」「たっくん?」と言ったマユの口調があまりに普通だった。マユと別れて一ヶ月余りになるのに、マユの中で正しく認識させてないのだとしたら・・・あまりに不気味で、あまりに哀れだった。〔これも再読すると笑えるわァ~〕と、最初にA面の”たっくん”は夕樹という名なのに”たっくん”とは、なんかこじつけっぽいなぁ~と感じてたのと、A面の”たっくん”は、人との会話が苦手なタイプでセンスも悪い、お酒が入ると明るくはじけるタイプ。 B面の”たっくん”洋服のセンスも良くワイルドなイメージで、酒を飲むと凶暴になる。学生から社会人になっただけで、こんなにイメージが変わるのかな~と不思議だった。夕樹と辰也の”たっくん”でした。。(笑)でもまず61ページのマユが言った言葉を見逃さないようにすればもっと早くに解かったかもしれない。「・・・コンタクトにしたの?タック・・」と口ごもってしまった。つい”たっくん”と言うとしたマユだった。この時点では、まだA面の鈴木君は”たっくん”とは呼ばれては居なかったから。ネタばれになりそうなコメントはメールで受付けま~す(笑)
2005/01/28
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久世光彦(くぜ てるひこ)1935年東京生まれ。ドラマの演出を手がけた事も。 。 。中学2年生から高校1年生までの、関東地方を中心とした生徒達が、春休みを利用した1月程度のクルージングスクールに出かけた。3月3日、横浜港を70人ほどの男女の生徒達は出発した。が!その船が座礁した!そしてたどり着いた島。最初は、宗近(リーダー)、黒木(体育会系)、フライデー(本名、金原で最年少14歳)、冬間(主人公サブリーダー)、カスミ(唯一の女子ジャンヌダルクのようにキリリとしている)の5人だった。5人は、洞窟をみつけそこをねぐらにする。まず食べる事が優先される。北極星が見えない。。。そこは南半球。南の島で、魚も容易にとれるしタロイモなどの自然野菜もある。と、その時南の方から男女二人が現れた。首のネッカチーフから同じクルージングスクールの仲間だったようだ。彼らもこの島にたどり着いていた。小林(無口で心を閉ざしている)と、未知(今時の女子)。彼ら7人の島での生活が始まる。生きていくには、それぞれが分担して仕事をしなければいけない。しかし、このクルージングで初めて会った者同士。それを上手く調整してくれる物知りの宗近。少年少女が逞しく成長していく姿。しかし性の問題もある。ツチブタという豚の集団をペットのようにして一緒に暮らす。”人間にとって大切なのは、混乱の中から何を選び取っていくか、矛盾にどう折り合っていくか””人が本当に何を考えているかなんて、他人にわかるはずがない。母子だて姉妹だって。それが自然。”***************************まるで15少年漂流紀のような。。。。ちょっとファンタジーで。。。。人の心の奥底ってあるけど、歪んだ感じじゃなくて、読了感も爽快です。力付けられる光が有る本でした。
2005/01/27
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1986年の作品1975年の夏。漆田亮は、PR事務所長。その得意先に日野楽器があった。日野楽器はスペインから有名なホセ・ラモス・バルディスを1年間ギター製作の指導の為に迎え入れる事になっていた。その矢先、全日本消費者同盟の槙村真紀子が、欠陥ギターとして3本のギターの写真を持って日野楽器に訪れた。日野楽器としては、”この時期にまずい!”として、真理を確かめぬままに100万円で槙村女史にPR事務所の漆田を通し渡す。ホセ・ラモス・バルディスは、予定より早く孫娘のフローラと共に日本を訪れる。スペインで日本語を勉強していたフローラを通訳として。漆田は、ホセ・ラモス・バルディスに今回の仕事以外に、『20年前に凄腕のフラメンコギター奏者の日本人が工房にギターを買い求めに来たが、予約品の為に与えられなかった。その青年に申し訳なく思っているので、今回ギターを渡したい』との以来で、その青年サントス探しを以来された。美談~!これは、日野楽器にとっても良い!漆田は、引き受ける事になった。フラメンコギターのサントス。サントス探しの漆田。なかなか見つからないサントスのその後。日本では学生運動が盛んな時だった。そんな中フローラは左翼的活動家を捜し求めていた。漆田にも聞いてきた。スペインでは、長いフランコ政権への不満が増徴している時期だった。左翼活動家に接するフローラは危険なめに合い、早々にスペインに帰す事になった。パコという青年とも出会ったいた。何故か、晴れ晴れしたフローラ。目的は達成したのか?サントス探しもある程度は上手くいったが、サントスには辿り着けない。そして実はサントス探しは美談ではない事をホセ・ラモス・バルディスは告白する。スペインの為に使う財産を財宝に換えた“カディスの赤い星”というは???フローラはスペインで治安警察や右翼団体に狙われる左翼過激派に入っていた。孫娘の身を案じるホセ・ラモス・バルディスは、漆田にスペイン行きを頼む。舞台はスペインに移って・・・・狙われるフランコ総督の今年39年の就任式典。フローラは、小学生の算数というか運命論者のように、スペイン内戦が始まったのが1936年7月18日。そしてフランコが勝利を収め、内戦終結宣言を出したのが1939年4月1日。これを足すと、1975年11月19日に死ぬ運命にあるという。そしてフランコ死亡の公式発表は1975年11月20日死亡とされている。この日はカリスマ的存在の”ホセ・アントニオ”の命日だった。スペインでの左翼活動家、治安警察、右翼活動家・・・・漆田は、フローラとパコを探す。混乱のスペインの内情・・・・スペインでの漆田、フローラ、パコ。。。。ここが特に読み応えがあります。日本に帰ってきてからのどんでん返し。**************************上手く感想は書けませんが、スペインの混乱の時期、人々の心。日本でのミステリ的素材より、スペインでの出来事が興味深いです!私の好きなヨーロッパ歴史小説というか、今年一番の本でした!!
2005/01/25
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矢作俊彦(やはぎとしひこ)1950年神奈川県横浜生まれ。30年ぶりに中国から密航船で帰ってきた男。彼は実家と祖父の家と古くからの友人に電話をした。唯一連絡が通じた友人の志垣。志垣はハワイへ旅立つ寸前だった。だが、志垣は彼の世話をジェイという男に任せた。30年ぶりの日本。。。東京は変わっていた。。。金銭的なもの価値観・・・唯一の身内の妹は、今・・・中国での貧しい暮らしを思い出していた。妻もいたが、広州に出稼ぎに出て2年も帰って来てなかった。日本企業が挙って押し寄せる中国では、彼に日本語を教わっていた妻は、日本語が出きる事で高収入の仕事があった。妻も居なくなり一人になって、中国居る意味が解からなくなり、彼は日本へ帰ることにした。変わった日本と変わらないもの。自分の目で確かめながら考える。。。30年前、ベトナム戦争の反戦デモなど東京で大学生だった彼は活動家だった。中国での文化大革命。。。何故、30年前に中国に行ったのか!?何故、30年も帰ってこなかったのか!?中国での30年は何だったのかと考える。そして最後に決断した彼の行動は。。。***************************この本は、1950年生まれの矢作さんならではの作品ですね。この時代に東京の大学に行かれたからなら、解かるでしょう街の風景や映画や流行。時代的に私には解かりませんでした。何でも有るが目まぐるしく時間が流れ、荒んだ街や人の心の日本。日々の暮らしで精一杯で貧しいが、ゆっくりした時間の流れ方をする中国。暗い感じの雰囲気のアウトロー的な作品ですが、彼の最後の決断は、逃げずに前向きで男らしさを感じて爽快な印象を残しました。
2005/01/24
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篠田真由美・・「暗い日曜日」早見裕司・・・「アズ・タイム・ゴーズ・バイ」浅倉三文・・・「インヴィテイション」森奈津子・・・「カンズメ」近藤史恵・・・「夜の誘惑」小森健太郎・・「黄昏色の幻想」笠井潔・・・・「神輿と黄金のパイン」田中哲弥・・・「タイヤキ」久美沙織・・・「HOME AND AWAY」雅孝司・・・・「一つだけのイヤリング」二階堂黎人・・「素人カースケの赤毛連盟」野崎六助・・・「鏡の中へ」加納朋子・・・「セイムタイム・ネクストイヤー」太田忠司・・・「名前を変える魔法」黒田研二・・・「あなたがほしい」山田正紀・・・「トワイライト・ジャズ・バンド」牧野修・・・・「悪い客」我孫子武丸・・「オールド・ボーイ」田中啓文・・・「ふたつのホテル」皆川博子・・・「陽はまた昇る」古びた建物”黄昏ホテル”日中は優雅にたたずまいを見せ、夜を待つ黄昏どき、宵待ち草のようにあでやかに花開く。そして訪れる者は誰しも微笑み、満足げな溜息をつく。「黄昏どきに、そのホテルへいくと、とても美しい。この世のものとも思えないほどに」***************************加納さんの「セイムタイム・ネクストイヤー」は、ちょっとじ~んとしました。近藤史恵さんの「夜の誘惑」と黒田研二さんの「あなたがほしい」は、オチが笑います=^^山田正紀さんの「トワイライト・ジャズ・バンド」リズムの良い笑い~♪”黄昏ホテル”・・・・少し寂びれた感じの街の洋館をイメージしました。私は、ヨーロッパの古城ホテル。。。。皆さんのイメージは~???
2005/01/23
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13年ぶりにシャバに戻った がちがちヤクザ。単身クーデターを起こし自殺未遂の元自衛官。収賄で挫折したエリート官僚。価値観も常識もまるでバラバラなこの3人が、何の因果かトリオを組んで世の中の悪党を懲らしめる事になったから、さあ大変!何が悪で何が善なのか!?根は優しい男たちが繰りなす爆笑感涙の世界。***************************心温まる出来事と、オヤジギャグの笑いです!^^私は、どうもこういうオヤジギャグで笑うようです・・(笑)オヤジギャグで笑える人は、ど~ぞ^^20年位前に流行った言葉 ”オヤジギャル”◇会社の帰りに一杯呑んで帰る。もしくは家に帰って晩酌をする。◇ゴルフをする。◇野球観戦が好き。etc......私にピッタリで、結局 ”オヤジギャル”が20年たって”ギャル”でなくなった今。。。。。。。 ”オヤジ オバン”でしょうか?(笑)
2005/01/22
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2005年このミス8位でしたので、内容はそこから引用します。巻島警視は神奈川県捜査一課特殊犯係の管理官を勤めるエリートだった。だが身代金受け渡しの現場で誘拐犯人の逮捕に失敗し、取り逃がした結果、人質の子供を死亡させてしまう。さらに記者会見の席で逆上するという醜態まで演じてしまった。6年後、川崎市で4件の幼児誘拐殺人事件が起きた。行き詰った捜査を打開する為に、県警本部長の曾根はとんでもない手段を思いつく。テレビのニュース番組に捜査官を出演させ、公開捜査を行おうというのである。そうして選ばれたのが、あの1件以来所轄所に左遷されていた巻島だった。やがて始まった劇場型捜査は、視聴者の大反響を呼ぶと共に、さっそく進展を見せる。巻島の呼びかけに応じた犯人からの手紙が届いた。 。 。 。元恋人がキャスターをつとめるライバル局に情報をリークする上司の植草。 。 。 。***************************津田長さんの穏やかな人柄の話には、人の心に訴えるものがあります。ちょっとしか登場しませんが、小川刑事の明るさひょうきんさ単純さとでもいうか・・・・楽しいキャラで笑えます。面白かったです!!うん!
2005/01/21
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1939年9月1日、ドイツ軍がポーランドの国境を越えて侵攻し、戦争が始まった。その時、ワルシャワで医師を父に持つミルカと母と姉・ルツィアの4人家族の悲劇。ミルカは15歳になったばかりの読書好きで、ポーランド生まれのキューリー夫人に憧れていた。ドイツ軍によるワルシャワ総攻撃の日、母も姉も父の病院の患者の世話に行っていて、ミルカは一人で留守番をしていた。そして偶然であったユーリクという少年とミルカの家で恐怖の時を過ごした。ポーランドは18世紀後半に、国境を接する強国、ロシア、プロイセン、オーストリアの3国によって分割され、前の大戦(第一次世界大戦)で、ポーランドは国家再興を果たす事ができた。そしてまたも、東はソ連領、西はドイツの支配下に分割された。ポーランド国内でも反ユダヤ感情はきわめて強烈で、更にドイツのSSの冷酷な目は、まずワルシャワ市内に数多いユダヤ人に向けられた。前の大戦の最中にロシアでは革命が起き、皇帝(ロマノフ王朝の最後)を処刑した。独裁政権を獲得したボリシェヴィキの指導者の多くがユダヤ人だった。レーニン、トロッキー、スヴェルドロフ、・・・・共産主義への恐怖と反感は、ポーランド人のユダヤ人に対する嫌悪をますます強めさせた。=イギリスとフランスはポーランドの安全を保障する、ドイツが侵攻したら即座に軍事援助する=という英仏の確約を信頼したから、ポーランドはドイツの要求を跳ね除け、敵対関係になった。けれど、いざというとき、イギリスもフランスもポーランド救援に立ち上がる事はなかった。ポーランド政府ときたら、さっさとワルシャワを捨て、逃げてしまった。ミルカの家はドイツ人に没収され、1階にいけすかないドイツ人牧師夫婦と、2階に人懐っこいドイツ人撮影技師のホフマンという男性が住んだ。そしてミルカたち一家4人は地下で暮らした。姉は自殺し、父は反逆分子とされ母も連行された。ミルカも・・・・が!ホフマンさんが自分の身の回りの世話人として、ドイツに連れ帰ってくれた。ドイツのホフマンさんの家には彼の祖母がいて、ミルカは家政婦として働き暮らしていた。しかし、ミルカは幻覚を見るようになる。。。。ユーリクも連行され・・・・薔薇の僧院へ。その薔薇の僧院では異常な実験がなされていた。その僧院で暮らすヨリンゲルも幻覚に襲われるようになる。何が真実か?自分は誰なのか?罠か?自分は壊れてしまったのか?・・・・**************************薔薇と若者の融合・・・まず最初の一章を読むとなんだかちっとも解かりません。ヨリンゲルによる話は、ホラーなのか幻想小説なのか?2章から、ミルカが語るポーランドの悲劇は、普通に読めます。が、ミルカとヨリンゲルの話が交互になされ、ヨリンゲルの話の異常さ、そしてミルカの部分の話まで幻覚で見えなくなります。最後にはキチンとミステリーしてます。訳のわからない幻想的な部分と歴史的悲劇。途中、う~ん?、う~ん?と思いながら読んでましたが、読了後には、うん!面白かった!と思いました。
2005/01/20
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われわれは日々の激務のうちに、自己を見失っている。自己喪失の究極のかたちは自殺である。かくもめくるめく非日常と非常識の旅へ。。。。モナコ~ニース~カンヌ~サンレモ~オーストリア~ロンドン~ドイツ(国名と地名が入り乱れてすみません)外国人の目に映るわれわれは「遊ぶことも知らずに走り回るみじめで下品な日本人」「労働は美徳、遊びは罪悪」という日本固有のモラルがあるから。国家の平和と繁栄を永遠に保証するものは、けっして武力ではなく、文化なのだと。あるいは文化こそが最大の武力であると認識する、国民の叡智なのだと。自由気儘な個人旅行に出かけるようになっても、ツアー根性の抜けぬ日本人はみな忙しい日程を自ら組んでしまう。「タイム・イズ・マネーもけっこうですが、タイム・イズ・ライフということもお忘れなく」と言われてしまう。ドイツは考える事が好きなのである。ずっと考えている。アメリカ人は、ともかく考える事が嫌い。**************************ヨーロッパのカジノは特に紳士淑女のマナーと大金が必要みたい。モナコでは、ルーレットとかで「赤の36」とかをフランス語で言わないといけないとか。フランス語も話せないようでは資格がない。教養も必要だ=正装して優雅に賭ける。。。。その優雅な雰囲気が心地よい。。。。綺麗な写真も沢山載ってます。私の大好きなヨーロッパ、ユックリ廻るのが夢です。お金もさることながら、何語も喋れない私には、とっても大きな夢。。。。。
2005/01/18
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東 直己(あずま なおみ)1956年札幌生まれ。探偵の畝原は、元北海道日報の社会部記者だった。ある日、(株)ノハラの重役でもあり娘でもある野原和子58歳を探しに人気若者バンドグループのコンサート会場へ。話し声さえ聞こえない大音量~。おばさんトリオとして有名な、オタクグループに野原和子はいた。そして、連れ帰ろうとした時・・・・会場前で、足も元にすがりつく子供が!・・・大人用のTシャツを着た4~5歳位の少女。が!そのTシャツは血で染まっていた・・・兎に角、子供を救急車で運び病院へ。その畝原の元に奇妙な電話が入る。「サルをかえして欲しい」という。「サル?」少女の事のようだ。 。 。 。幼児虐待、臓器売買、警察組織の汚職、陰謀・・・・***************************内容的には、ちょっと重いのですが、一気に読み進めます。途中がどんどん読み進むだけに、最後がなんとなく物足りない感じがしました。
2005/01/17
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アフリカ・ラスベガス編50代のオヤジ達4人が、世界中のカジノを渡り歩いて散財する。私は、カジノには興味がないのですが、面白かったですよ~◇アフリカ・ラスベガスの写真も沢山載ってますし~・・綺麗☆まず、エジプトに来た彼らは、カジノでエジプトの通貨は使えないと言われる。国際キャッシュカードもシティバンクのカードもエジプト・ポンドしか出てこない。最近の旅行者は現金を持ち歩かないし。アフリカとかは、外貨獲得のためカジノだから、外貨は使えても勝った場合外貨では返金しない。もしくは、自分が使った分だけ。勝った場合アフリカの通貨を日本に持って帰っても”ただの紙くず”・・・では、「いかにするか!」とオヤジ達が悩み・・・(笑)チュニジアに来た頃には、ユーロやドルをしっかり持ってきてのカジノ。チュニジアは、イタリア人などのヨーロッパの観光客が多い。ゆえに、カジノではユーロを使う。(勝った時も他の客はユーロ使っているだろうから、ユーロで返金してもらえるから)そして散財し、ドルしかなかった彼らはホテルの枕銭に1ドル札を置いていた。が、彼らのどの部屋も1ドル札はそのまま残っていた。現地ガイドに聞いてみると、「イスラムはみんな仲間です。ドルは敵のお金だからダメ」折りしも米軍がイラク侵攻真最中だった。ホテルのメイドにとっては1ドルは貴重な収入であるはず。確固たる信念すら感じる。ラスベガスの非日常。。。
2005/01/16
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天城一さんを読んだ事がなかったのと、2005年このミス3位でしたから読んでみました。〔以下、このミスより引用〕マニアの間ではカルト的人気と書かれてるように、一般向けでは無いけど好きな方は好きだろうな~と思う作品です。私には、難しいですね~。本業の数学者としての業務が多忙のため、57年にわたるキャリアを持ちながら、長編2作、短編20数編。本書は、「実践編」「理論編」「毒草/摩耶の場合」という三部に分かれた本文と、巻末の「密室作法」という密室を分類・定義した論文によって構成されている。第二部の「理論編」は、「密室作法」をわかりやすく展開した講義形式のエッセイ。第三部に摩耶ものの代表短編が収録されている。この作品は、不可能犯罪に論理的な解答を示す本格ミステリー。敗戦により価値観がひっくり返った時代の世相を痛烈に皮肉り、諷刺と逆説に満ちたロジックを展開していく硬質な作品。
2005/01/15
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山中十四子こと通称トシちゃんは高校3年生。街でのアンケートや会員証などはエセ名前のホリニンナ(堀仁和)を使っている。うざったいからだ。エセOLになってみたり、有名大学生になってみたり。そのうちに、奇妙に心も身体も馴染んでしまった。グループの4人共、もう一つの名前を持っている。本名を言えばコンピューター登録されるから、武装しないといけないという、グループの一人テラウチの主張。夏休み。。。ホリニンナの隣の家の有名高校3年生のミミズ(ホリニンナが付けたあだ名)が母親を金属バットで殴り殺し逃走した。それとは知らずにホリニンナは塾へ出かけようと家を出た時、ミミズが家から逃走する時のにバッタリ出くわした。お互いにチャリに乗って。。。。塾の帰りにチャリと携帯が盗まれていた。夜、女性刑事が聞き込みに来てミミズが母親を殴り殺した事を知ったホリニンナ。何となく好きになれない女性刑事に対して、朝ミミズと出くわした事を黙っていた。逃走を続けるミミズは、ホリニンナの携帯で登録されている彼女の友人グループに電話して楽しんでいた。しかし皆それをお互いに知らせるが、親や警察に知らせようとしない。まるで逃走するミミズを見て楽しんでいるかのように・・・そして可愛い声で見ためも男性受けするキラリンは、母親殺しの犯人ミミズ見たさに電車でミミズの元へ・・・そして二人の逃避行。そして悲劇が・・・・・キラリンの元彼ワタルの言葉「仮定の話が無益だと思いません。もし、たら、だろう。こんな事を考えてばかりいるのはやめろ、と言う人は負い目を持たない人です。あるいは、”一瞬”を持たない人です。」***************************ホリニンナ、キラリン、テラウチ、ユウザンの女子高校生たちの心の内側。大人や親さえも信じられず心を武装し、友人にすら本音を語らない。嘘で固めた行動。それでしか生きていけない彼女ら。。。大人も子供も・・・現代社会の歪みを感じました。
2005/01/14
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1970年か71年の初夏。僕はバイクの事故で骨折し、入院した。その病院の窓から見える、ビルの谷間の西洋館の小さな家。その家の人たちを眺めるのが僕の日課になった。中年の女性と気難しそうな初老の男性・・・そして若く美しい女性。この何気ない家族の日常は決まっていた。そしてある晩、その家の中での異様な風景・・・そして、病院の敷地内の工事現場に彼女が・・・僕は、この若く美しい女性に一目ぼれをした。外を松葉杖で歩けるようになった僕は、その家の前まで行ってみた。そして彼女がよく行く喫茶店にも行ってみて、さりげなく彼女の家の事を尋ねてみたりもした。そしてストーカーになった僕。彼女が働く会社にアルバイトに入り、彼女と話すきっかけを掴んだ。僕のバイトは一軒一軒の家を廻りアンケートをとる仕事。しかし、緊張しすぎた僕は彼女の前では3枚目の道化になってしまった。彼女が僕のようなものを好きになるはずが無い。しかし、段々と彼女と話すこともでき、映画にも行った。「2001年宇宙の旅」・・・海にも行った。。。。彼女は家出をして、僕の近くに住んだ。が!!・・僕はやくざ者に「お嬢さんは何処だ!」と散々殴られた、惨めだった。よく考えると僕は彼女の事を何も知らなかった。彼女は「私の事を話すと二人の関係が終わりになる」と言って話したがらなかったからだ。そして彼女は連れ去られた。僕は彼女を救出すべくバイクで熱海へ。そして真実を知らされる!!・ ・ ・ ・ ・ ・ ・バイトのアンケートで、”現在の住所を生涯の場所と考えるか”というアンケートで、「そうだ」と答えるのは一戸建て組。しかも”老後東京から離れたいと考えるか”という質問に、一戸建て組は勿論、アパート組の大半まで「離れたくない」と答える。「離れたくない」と答えた人の中にも地方出身者は多い。**************************20年前の作品だけど、今は、田舎暮らしとかが話題になったりするけど、やっぱり現代もあまり変わらない気がします。主人公のストーカー的行動は、今だったら不気味だけど。その時代は、陰湿さより”滑稽”さがにじみ出ています。彼女の前でのドジは、女性はどうしても笑ってしまいますね。男性の純情さを傷つけるようで申し訳ないけど・・・でも現代は、陰湿な若年層の犯罪ばかりで、そういう本が多い。たまにはレトロな男の純情もいいなぁ~と思った。
2005/01/13
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短編5話。プロローグは、あの「龍臥亭事件」1995年-。。。。。。。(抜粋)。。。。。。。。スウェーデンに行ったきりの御手洗。「青の広間の御手洗」2000年10月9日石岡先生の誕生日に、御手洗潔が突然スウェーデンから帰国した。御手洗が所属する脳研究チームがノーベル賞を受賞する事になった。が、御手洗はチーム受賞3名の枠から外れることを望んだ。ただし、受賞パーティには石岡先生と共に参加する事に。二人して、スウェーデンへ向う。。。。。「シリウスの雫」スコットランドの巨人の家・・・島田荘司さんの『暗闇坂の人喰いの木』を読んでると懐かしく感じる作品です。「緋色の紛糾」・・・・・「ボヘミアンの秋分」・・シャーロック・ホームズとワトスン登場。「巨人幻想」いよいよ御手洗潔対シャーロック・ホームズ!何故か100前の英国のシャーロック・ホームズとワトスンに瓜二つな二人。謎解き合戦!あとがきに島田荘司さんが石岡和己対ジョン・H・ワトスン・・を書かれているのが、面白い。お互いにワトスンは御手洗を褒め、石岡はホームズを褒める丁寧なお手紙のやり取りから始まるが。。。。段々・・・・・・笑・・・・***************************まるで島田荘司さんの御手洗シリーズの短編を読んでる気がしました。昔はシャーロック・ホームズも読んでたけど、やっぱ御手洗潔がいいなぁ~☆こんな風に他の作家さんのキャラクターを使っての作品って有るんだね~。他にどんなのが有るんだろう~?
2005/01/12
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2005年このミス13位・・・・{以下このミスより引用}チーマーたちのヘッドのアキは、凄腕の強盗グループに加わる事になった。かつてその強盗グループをクビになった日系ブラジル人の高木と、愛人であるコロンビア人娼婦DDがアキたちにからむ。DDが関係したトラブルから、麻薬取引が行われるという情報を得る事が出来たフリーランスの強盗・高木は、かつての仲間に協力を依頼する。愚かで淫らで強欲で、しかも美しい娼婦・DDが強烈な印象を残す。***************************この強盗グループは新人に、新聞を読み政治を考え、車の運転、銃の使い方などあらゆる面でスペシャリスト教育をしていく。裏の金を強盗するものにとって不可欠要素なのだ。馬鹿や度胸の無いものを仲間に入れようとしない。アキと、その恋人・和子という知的でキャリアのある女性との恋愛。和子とは正反対の愚かで淫らなDDと、高木との恋愛。高木の生い立ちとDDの愚かで淫らだけど真っ直ぐさが印象に残る。ちょっとエッチな部分も沢山ありますが・・・(サウダージ・・・二度と会えぬ人や土地への思慕)こんな風に最初に書いてますが、サウダージの意味の事でしょうか?最後に、”シェガ・ジ・サウダージ”という言葉で終わるのですが、これもどういう意味?コロンビア人のDDのポルトガル語とブラジルのスペイン語がたまに出てくるのですが(これは本文で説明されてますが)サウダージは、何語でどういう意味だろう???どなたか解かる方教えてください。
2005/01/11
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以前読んだ「13」は、なんか私には難しかった。もう一度、古川さんに挑戦。でも、この本も違った意味で解からなかった。。。内容は簡単なようで読みやすいのだけど、何が言いたいのか解からない。感覚的に若いと言うか、超越してるというか。。。ところどころに出てくる言葉に笑ったけど・・・「クリスマス教徒」の日本人。「脳内誤変換」・・(私もよく聞き違えたりするし・・笑)「ルイ・ヴィトン動物園」ルイ・ヴィトン本社ビルの事。「ヤフーBBは教団?」断っても断っても勧誘してくるし、街での勧誘は。***************************私には理解できないので、簡単に読み飛ばしました。
2005/01/10
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毎年皆さんが、昨年度の読了本ベスト10を出されてるのを見ながら、私も!・・・・と思いながら、ついつい。。。出さずじまいでした。今年こそは!と思ってましたが、今頃になりました。数日前から、リストアップはしてたのですが、順位をつけるのは難しい!メモしてるのを見るたびに「これより、こっちの方が 断然 上位!」とぜ~んぜん順位が大きく違ってきます。15冊をピックアップして、もう他を見ないことにしました。選んでるときりがなくて、とても順位をつけれません。1~15位も、どの本が1位でも15位でも良いような気がします。で、私が選んだ2004年読了本169冊中のベスト15位です。15位 『Q&A』 恩田陸14位 『始皇帝暗殺』 荒俣宏13位 『鷲の驕り』 服部真澄12位 『柔らかな頬』 桐野夏生11位 『ぼくのキャノン』 池上永一10位 『幻のマドリード通信』 逢坂剛 9位 『暗闇坂の人喰いの木』 島田荘司 8位 『イマジン』 清水義範 7位 『エルミタージュの鼠』 熊谷独 6位 『葉桜の季節に君を想うということ』 歌野晶午 5位 『カリスマ』 新堂冬樹 4位 『三たびの海峡』 帚木蓬生 3位 『13階段』 高野和明 2位 『流星ワゴン』 重松清 1位 『終戦のローレライ』 福井晴敏
2005/01/09
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ロッタ(六田健司)は、山で妻と二人暮らしている。子供の頃から、自閉症ぎみで深く物事を考えられないのと、じっとしている事が出来ない為に通常の学校に通わず養護施設に通った。そんなロッタは、山の中にいるととても心が安らいだ。成長し、普通の仕事には就けないために飯場の仕事に就き、猟が解禁になると山でイノシシ猟をして暮らしている。シオという狼犬を筆頭にクロとハナという愛犬と共に山に行く時が何よりも幸せで、ロッタは山でなくては生きていけない。妻・亜紀は、高校生の時不良グループに強姦され、自殺する為に山に入ってきたときにロッタとめぐり合った。芯の強い純粋な亜紀と真っ直ぐな心のロッタは互いに惹かれあい結婚した。しかし亜紀は事件のショックにより失語症になっていた。でも二人は幸せな毎日を過ごしていた。そして山に産業廃棄物の不法投棄が・・・・仕切っているのは、裏にやくざがいる。まっすぐなロッタには、目をつぶる事ができない。村の人々は、”必要悪”と言って、不法投棄ややくざ者の事に見て見ぬふり。ロッタにとって一番嫌いな言葉が、この”必要悪”だった。新聞記者のロッタの兄・洋一郎は、この不法投棄を記事にした。それによってロッタ達夫婦と兄・洋一郎は、やくざに命を狙われる。雪山の中でのロッタとやくざもの達の戦い!シオは勇敢かつ懸命にロッタをサポートする。***************************雪山での戦いは、真保裕一さんの「ホワイトアウト」緊迫感を思い出し、シオをみてると乃南アサさんの「凍える牙」を思い出し切なくなってしまいました。村社会のいじめや村八分という陰湿なもの。子供社会のいじめや仲間はずれという陰湿なもの。悲惨なめにあった女性を辱めるようないやしい言葉や行動。”ちょっとテーマが重いかな~”とか途中思ったりもしましたが、南アルプスの自然が感じられる作品なので、気分的にそうでもなかったです。私は面白かった!!
2005/01/08
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物狂い・・・・1、何かの原因で心が狂うこと。狂気。乱心。また、その人。2、神の乗り移った者。 「広辞苑」より事件の舞台は、長野県美岳市(架空の都市)東京から長野までの新幹線が開業し、軽井沢の次の駅がこの美岳。何の変哲も無い田舎町が開けていく。その美岳市で、幽霊騒ぎが起きる。幽霊に襲われて怪我をしたと証言する被害者の女性。第二の幽霊騒ぎ・・・また、女性が幽霊に怪我をさせられたと言う。しかし、この幽霊を見たものは、被害者だけ。そして、町中に古くからの怨念などの昔話の幽霊話が広まる。傷害事件の犯人は、幽霊?この捜査にあたる土田警部、津山刑事。町中は幽霊が犯人かのような噂話が飛び交う中、第三の事件が!三番目の被害者は殺されてしまった!そして、出前を運んできた第一発見者の女性は、「幽霊を見た」と証言する。被害に遭った女性3人の共通点は無い。何故、最後の被害者だけ殺されたのか?犯人は本当に幽霊なのか?**************************津山刑事は寄席好きで、その会話が時々噺家風になるのがちょっと面白い。最後の犯人の動機や締めくくりは重いものがあるけど、テンポ良く読める本でした。
2005/01/07
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2005年版このミス10位でしたので、内容はそこから引用します。「紅楼夢」は、18世紀半ばの清の時代の長編小説。本作品はその「紅楼夢」を下書きに大胆な脚色を施し、本格ミステリーに。オリジナルの「紅楼夢」は、長安に住む金陵出身の貴族の物語。建国に功があったために皇帝の寵を受け取り立てられ一族は絶大な権勢を振るい始める。更に宮中に上がった一族の娘・元春がめでたく皇帝の貴妃に選ばれ、その全盛は頂点に達する。元春妃の里帰りにあわせ、その敷地内にとてつもない規模の庭園を造り始める。元春の弟・宝玉は、12人の姉妹・従姉妹、侍女など多くの美女とともに庭園の「大観園」の楼閣に移り住む。しかし貴妃の死がきっかけとなり、一族のさまざまな悪行が表面化し、あえなく没落する。本作品はオリジナルにプラスとして、大観園での美女連続殺人事件。本作品の肝は”誰が”ではなく”なぜ”にある。***************************中国が舞台となると、名前などにやたら漢字が多くて更に家系図なんかも最初にあるから、読みにくいかな~と思ったけど、読み始めると「あれ?読みやすい◇」と思いました。文章が普通に書かれてるせいでしょうね。一族と大観園の優雅さが読んでいて一番の面白味だった気がする。最後、たしかに”誰が”でなく”なぜ”という意味が解かりました。
2005/01/06
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(かつて子供だったあなたと少年少女のための)ミステリーランド。5年1組1班のKAZ(宇田川香月)とおっちゃん(小川健太)ぼく(佐藤翔太)は、51分署捜査一課と銘打って、いろいろな探検をするのが楽しみ。理科室の机にカッターナイフで刻み込まれていた数字「19845150・・・」の解明。次は、自分の家を忘れて公園でぼんやりしてる老人の家を探してあげたり、月曜日には、小学校の駐車場にある車を観察して、週末先生たちが何処に行ったか推理したり。夜中の2時にコッソリ家を抜け出して、神社に本当に人魂が出るのか確かめてみたり。。。そして、学校でも家でも言われている、「あの西洋館には立ち入らぬように・・」が気になって、その西洋館デオドロス城を探索に。。。。そこには、乳母車に乗ったマイクタイソン似の男が死んでいた!!来てはいけない所に来てしまった皆は、どうしたものか思案する。学校や親に知れると叱られる。でも、人が死んでいるのにこのままにしていて良いのか?そして、もう一度確認をしに行くと、そこはもぬけの殻だった。何処にも細工はないように見える部屋。あくる日、その死体が大阪で発見される。どうして、大阪? ワープしたのか??***************************あとがき歌野晶午さんが子供だった頃・・・・福岡に住んでいた歌野さん。「誤解している人が結構いてビックリするのだけど、九州でも雪は降る。ことに福岡は日本海側なので、ひと冬に何度となく降るし、雪だるまを作る程度には積もる(かまくらは無理かな)」最近は温暖化で、なかなか雪も積もりませんが、歌野さんが子供の頃なら積もっていたはず。九州というだけで暖かいと思っている人いますが、福岡は日本海側だから結構海風で寒い!だから、魚もおいしいのだけど。福岡空港に降り立っただけで暖かいと感じるのは勘違いです。東北や北海道の人なら解かりますが・・・こちらから関東に行っても温度が変わらないと思うのと一緒で。他の地域の人は(私も含めて)関東と言うけど、例えば横浜の人と埼玉の人は、きっとそれぞれに”違う!”と言われるのでは?九州でも同じ、鹿児島と福岡ではいろいろな面で違います。温度なんてすっごく違う。
2005/01/05
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2005年このミスの第5位。{このミスより引用}昭和9年、山口県から青森まで本州を自転車で縦断するという大日本サイクルレース。しかもレース用ではなく、泥除けや荷台がついた重い商業用自転車を使用するという。上はナチスの威厳をかけたドイツナショナルチーム、大企業のバックアップを受けた実業団のエリートチームから、下は元プロ選手や食いつめ者までが安くない参加費用を工面し、高額賞金目当てに大人数が参加する。紙芝居でレース経験があるらしい響木健吾は、元噺家という越前屋平吉、抜群の体力を誇る望月重治、小柄ながらしぶとく粘る小松丈治という一癖も二癖もありそうな者に声をかけ、にわかチームを結成しチーム参加にエントリーする。レースは、平坦な山陽道から過酷な山道が続く中山道へと進んでいく。山師的な主催者の狙いや、レースの影にちらつく軍部の影、アマチュア化に逆行する大会に反対し、妨害を画策するブルジョア競技団体の動き、さらに謎めいた参加者達の真意など、さまざまな思惑がレースの背後で複雑に絡み合い、ただでさえ過酷なレースをより厳しいものにする。***************************刻々と戦争への階段を登っている頃、満州自転車部隊とは。やはり資源の無い日本の考える事ですよね。それぞれが背中に背負っているものの重さがあります。その人の心の葛藤、過去・・・これが読み所です。その後戦争に突入する日本ですから、なかなかハッピーエンドの人生は無いですが。。。。サイクルレース・・と聞いて興味は無かったんですが、読んでみて やっぱり面白かったです。レースの駆け引きなどテンポ良く読み進めます。先入観を捨てて読んでみてよかったです。皆さんもど~ぞ!^^
2005/01/04
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1929年、東京。中学生の兄弟は、幼い時から電車に飛び乗り見知らぬ街へ行くのが好きだった。そして、長い煉瓦塀が続く大きなお屋敷から出てきた外人の後をつけていた。1939年ドイツ軍がポーランドに対して総攻撃を開始した。通信社のベルリン市局長・尾形と、友人のスペインの通信特派員のソトマジョルは、戦況を自国に送っていた。一方マドリードには、宝石商で日系ペルー人の北都昭平が居た。ドイツ軍はフランスに勝利し、今にも英国へ進軍しそうな戦況。その中でイギリスの動き、スペインの動き、そして日本も日・独・伊の三国同盟を結んでいく。それぞれの国のスパイ合戦。それぞれの国の反政府運動家達。スペインは、ドイツ軍に付くのか?中立を保つのか?迷えるスペイン。。。。欧州では、ドイツ軍優勢の中でも敗北するドイツが語られていた。そんな時に日本は三国同盟を結び、アメリカの反感を更にかってしまい、第二次世界大戦へと進んでいく。遠すぎた欧州・・・・見えなかった、読めなかった戦況。北都昭平は、15年前、東京で会ったドイツ人フランツに出会う。フランツは、ドイツ国防軍事情報部長官になっていた。穏やかなフランツ・・・・彼は、祖国は愛しているがナチス党ではない。北都昭平は、マドリードでペネロペというレストラン従業員のうら若き女性と知り合う。。。。***************************第二次世界大戦へと刻々と向っていく欧州。どちらに付くか、いつ参戦するか・・・・スパイ合戦、思想家達。面白いです!で、この本にはそこまで無いのですが、結局スペインはどちらに いつ頃ついたんだろう?参戦はしたの?どなたか教えてください=
2005/01/03
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エンブリオ・・・動物一般では、出産まで母体に入っている赤ん坊。ヒトでは通常、受精後2週間から8週までを言う。それ以後は胎児と呼ぶのが通常。岸川は産婦人科の専門医であり、サンビーチ病院長。不妊に悩む夫婦にとってみれば、神さまのような存在。新しい技術によって体外受精よりも高度な研究、考えられない発想・・・・倫理的なものはどうなのか?しかし不妊の夫婦にとっては・・・エンブリオによる移植。怖い発想、研究です。でも、それによって命が助かった者や新しい命を授かった者にとっては、この上ない立派な人。***************************人の心は善と悪がありますが、これはまたちょっと違う意味での善と悪。いえ、そんな単純な言葉では区切れないもの。”自分でも解かっていながら、誰がみても考えても悪。”というのとは違って、”その行為を善と考え、崇拝するする人”オカルトやホラーとは違う不気味さを感じました。
2005/01/02
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