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2学期になり自習室には、毎日、中3が数名だが来るようになった。
その中でも、昨年から来ているIは、最近、大きく変わりつつあるようだ。
入塾当初は、工業系の高校を志望していたが、成績も次第にあがり、
今は、もう少しで七尾、羽咋を狙えるようになった。
当初、野球が強く親の願いである高卒の就職をかなえる、工業高校の進学は
彼の頭から消えつつある。大学に進学を頭に今は自習室の住人と変わりつつある。
能登半島の中核都市といいながらも田舎の町である。
大学卒の人間がなかなか住みにくい町である。
今日は朝からチラシを持ち、1時間ほど歩いてきたが、建設関係、工事関係の
人々の姿が多い。駅前の役所周辺には、スーツ姿の人が見えるが、町の大半は、
建設、土木、食品製造などの会社に勤めている。
ここに住む住人は、教師や公務員や地元の金融関係以外は、高卒でやっていける。
そんな町にも大卒が多く勤める企業がたくさんあれば、もっと発展できるいつも思う。
大学を進学したいというI。将来はこの町にのこるのかどうか。
この町にずっといるなら、町の発展のためのよき人材となって欲しい。