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27日は、夕食摂ってからゴロゴロしていたら眠くなったので9時過ぎには寝てしまいました。まかり間違って早く起きれたら星空の富士山を撮りに行こうかなぁ・・・という下心もありましたが。とはいっても、目覚ましは掛けないのですが。で、なんと人間恐ろしいもので1:30に目が覚めました。外に出て夜空を見上げると星は出ているし雲も少なさそうです。時間的にもこれから出たらご来光組の光の道が見れる時間になるのでは?これは行くしかありませんね。初めに向かった先は忍野の鳥居地トンネルの先でしたが、トンネルを抜けたら霧が立ち込めていて富士吉田とは別世界です。即座に戻り、向かった先は農村公園。う~ん手前の人家の明かりが気に入らないなぁ・・・。次なるポイントは看護専門学校隣の富士散策公園の駐車場です。来る途中クッキリ見えていたものがここに着いた時には霧が流れてきて見え隠れ状態です。まぁ、待っていれば・・カメラをセットして待機しているうちに霧が流れ去っていきます。当日は半月が出ているけど、まだ東の空にあります。ということは山肌も写るし、星もある程度写るだろうなぁと。初めはISO1600で4分露出で撮ったのですが露出オーバー。ここはISO800で十分だろうと思い設定をいろいろ変え撮りだしました。吉田口と須走口、そして頂上への光の道はヘッドライトの光跡ですから、長時間露出でないと点になってしまいます。当然AFは効きませんからマニュアルで、ピンボケを避けたいので絞りも若干絞りました。それで撮ったのが上のものです。2分少々の露出です。RAWで落としているのでかなり補正が効きますが、カードへの記録時間が滅茶苦茶時間がかかります。こちらは星空をメインに撮りたかったのでプログラムAEで撮っています。AEの場合最長でも30秒までの露出時間ですから広角で撮れば、ほぼ星が点になります。8月中の日曜の真夜中だと、登山客もピークでしょうからもっと光の道も繋がったのでしょうけど、天気との兼ね合いもあるしねぇ・・・。そうそう、この手の撮影はバッテリーを滅茶苦茶食います。露出時間も長いしデータ書き込み時間も長いし満充電状態のバッテリーを使うのがいいですね。にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2013.09.06
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高座山からの富士山の眺めは有名のようですが、富士山側より山の斜面のほうが見ていて楽しいかも知れません。僕だけかも知れませんが・・・この空の色ですよ。来てよかったぁと思う瞬間です。焼かれるので、宿根草や一年草などがススキの間に見れます。ワレモコウを久し振りに見ました。長野の高原なんかですとごく普通に見られますけど、横浜には無いかも知れません。吾亦紅の文字が示すように花は赤いですね。バラ科ということですが、どう見てもバラには見えません。タチフウロがぽつんと咲いていました。これだけ開けて日当たりがいいと色々な植物が見られます。見慣れたイタドリさえ綺麗に見えます。ちなみにこれは雌株のようです。イタドリの隣に実をつけた穂のようなものがありましたが、オオバギボウシの実ですね。栽培種は結実しないようですが天然ものですので種が出来るのですね。そういえば、オオバギボウシとかノカンゾウって比較的手に入りやすい山菜ですけど採ったことないなぁ。高座山の登山道は木々と草原の境目にあるそうで、ほとんど直登状態ですから急斜面ですね。ちょっと登る気は起きません。この辺が山屋ではない証。まるでルビーのようです。キイチゴのなかでも少数派のバライチゴです。沢山は実がなっていないので撮るだけにしました。草原の散歩を終えて車に戻る途中で紅葉をみつけました。多分ウルシだと思います。かぶれるので注意ですが、紅葉は綺麗ですね。ウルシの類は真っ先に紅葉するようですね。帰り道は峠を越え、富士吉田の明見方面に抜けました。山から大分下りてきた頃には富士山の雲が切れ全容が見えました。この日(8月27日)は富士吉田の鎮火大祭、すすき祭りの日でした。富士山の山じまいの祭なのですが、実際には9月10日過ぎあたりまで山小屋は営業しているようです。北麓の水田も、稲刈りの時期が近づいてきているようですね。にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2013.09.03
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三ッ峠は登山客のものと思われる車が、駐車スペースに何台かとまっていましたが、こちらは1台もありません。高座山と杓子山方面への林道入り口に写真の案内表示がありましたが、立てかけてあったり、一部外されていたりで、何となく不自然です。外された表示がこれですけど・・・・どうやら道を隔てた反対側にあった表示のようですね。入口側に移動したことにより、この表示が逆になってしまったので外したのでしょう。ヤマハギが咲く荒れた未舗装路を歩きます。登り始めてすぐに木々に囲まれるようになります。尾根道であるため、左右で様子が全く異なります。左側(富士吉田側)は自然林のままのようでオニグルミが多く見られました。エゾゼミの声が聞こえます。同じ場所で右手を見ると(忍野側)人工林です。スギの植林帯です。うっそうとして薄暗い感じです。たしか新倉山もこんな感じで尾根道の左右で植生が違っていましたね。半日蔭が好きなミズヒキが多く見られます。のんびり歩いて20分ほどで上の駐車スペースに到着です。林道は三浦半島の大楠山の林道と同じくらいの荒れ方ですから慣れた人なら問題なくここまで来るまで来れるでしょう。ただし、かなり荒れているので要注意ですけどね。駐車スペースのすぐ左に登山コースの入口がありますが、僕は登山に来たわけではないので林道を直進します。一般の人が来れる林道の終点です。フェンスの先は許可なく進入出来ません。人ならともかく、車で進入すべきではありません。ネット上にはこの先に車で侵入している記事が見られますがマナー違反です。ススキ原が広がります。奥に見えるのが高座山の頂上のようです。シシウドが花盛りです。茅葺屋根用の茅(カヤ=ススキ)を取るために山焼きをしたりして管理されている斜面です。そのために樹木が見られません。山中湖の近くのパノラマ台あたりも同じように茅取り場だったのかもしれませんね。こことよく似ています。今回の目的は、これです。といっても下見ですから雲が掛かった富士山でも、一応目的は達成なのですが、やはり見えたほうが嬉しいですけれどね。富士山の夜景撮影ポイントのストックとしてチェックしておきたかったのです。明るい時間帯はともかく、夜だと林道がネックですね。そうなると二十曲峠のほうがいいかも・・・続くにほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2013.09.02
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三ッ峠の帰りに使うルートで「牧馬峠越え」があります。峠を越えると一気に下ると道志川なのですが、その峠のピークに最近ちょっとした変化が・・・以前は残土の処分場で貴重な谷あいを建設残土で埋め尽くすという無残な状況でしたが、埋め尽くしてしまったようでしばらくはただの荒地状態でした。それが知らない間に・・ん?ひょっとしてソーラーパネル?やはりそうでした。かなり大がかりです。ここは南向き斜面ですから条件は最高でしょう。ただ、どこが作ったのかとか、いろいろ知りたくて調べたら、こういうものだったようです。有効利用ということではいいですね。ただし、この山の斜面ってズタズタボロボロなんですよ。もう少し下のほうでは相変わらず谷あいに残土を放り込んでいるし、一方採石場で山は削り放題だし。前時代的光景が広がる地区なのです。にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2013.08.20
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小屋に戻り昼食後、ちょっとゆっくりしたら再び出かけます。天気予報では翌1日は雨ということなので、天気のいいうちに行きたい場所があるもので・・・向かったのは鹿留川です。台風の増水で荒れてしまった川ですが、その後復活していないか・・とのはかない望みを胸にロッドを振るものの反応もなければ魚の姿も見えません。早々に釣りは諦め散策に変更しました。さすがに渓谷の底にいると涼しいですね。鹿留川も下流になるとゴミだらけ(特に都留市営古渡団地より下流)で、住民のマナーがどの程度なのか良く表れていますが、上流部、鹿留の釣り場より上流になると人家はありません。当然ゴミはほとんど見られず(残念ながら全く・・ではありません。行楽客の出すゴミがありますから)流れる水は澄んでいます。三ッ峠側は礫岩質が多いのですが、こちらは道志山塊になり深成岩が多くなり岩も大きく色もバリエーションが豊富ですね。タマアジサイが咲いています。玉状の蕾が割れて花が現れるのです。ガクアジサイやヤマアジサイに似ていますが花が小ぶりですね。このあたりではよく見られます。涼しげな真夏の花です。鹿留渓谷と呼ばれるだけあって、急峻な崖に囲まれています。紅葉のシーズンには綺麗だそうです。今度、そのころに訪れてみようと思います。今はグリーンシャワーの季節です。暑い日でも、ここに来ると清々しいんですよ。それが味わいたかったのです。釣りは二の次だったのです。見覚えのある花が咲いていました。白い小さな花の集まりです。クサギです。クマツヅラ科から、知らない間にシソ科に変わっていました。よくアゲハチョウが蜜をすいに来る花ですが、この日は居ませんでしたね。林道の壁面にコマツナギが咲いていました。一応ハギの仲間の小低木です。通常のハギよりは草のカラスノエンドウなどに似た感じですね。唐駒繋ぎ・・・から来ているそうです。さて、次は町に下りて寺社巡りです。にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2013.08.09
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忍野から、峠越えの裏道を使って富士吉田に入ります。その後国道をちょっと走って道の駅によって翌日のための野菜の下見。再び混む国道に戻り、すぐに裏道へ。そのまま中の茶屋経由で滝沢林道へ向かいました。土日はメインルートの富士パノラマライン(国道138・139)はなるべく避けたいですね。以前に比べ、中の茶屋あたりに駐車している車がかなり増えています。その割に人影が見えませんから、ここから旧登山道で富士山に向かう人が増えた・・ということでしょう。この奥の馬返からの戻りと思われる車も時々通っていました。世界文化遺産効果なのでしょうね。ただ、そうなると増えてくるのが訳の分からない連中で、この時も、「五合目に行きたいんですけど、どっちですか?」(当然他県ナンバー)まったく下調べも何もなくやってくるのでしょうか。東京で例えれば、お台場に来て、「ディズニーランドはどこ?」というのに匹敵するほどです。それでも、このあたりはスバルライン終点の「観光地」に比べると静かでいいです。鹿留林道でもたくさん咲いていたオダマキを見つけました。4年前に来た時には質素な祠だけだったものが、妙に真新しいもので覆われています。まぁ、ここより上のほうにある某金運神社のように参拝される側が儲かるというところとは違うのでいいですけどね。その、某金運神社に関することがここに出ていました。まぁ、そんなもんだよな。うさん臭すぎるし。滝沢林道を走ります。お気に入りのポイントにて一枚。7合目あたりから上は雲の中です。今年は残雪も少ないですね。コンパクトデジカメでズームアップしたものを切り出しましたが、さすがに人影まではわかりません。多分、かなりの人が登っていたでしょう。にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2013.07.10
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珍しく、日曜を絡めて三ッ峠に行ってきました。というのも、今回は久し振りにカミさん連れです。ラベンダーは月曜に行くとして、日曜は混雑しない場所へ向かいました。都留側の鹿留林道は一昨年だかの台風で道路が崩れ、しばらく通行不能でしたが修復が終わっているようなので久し振りに行ってみました。川をさかのぼることしばし・・・。池之平と言うあたりで虹の木橋という立派な橋が架かっていて、このあたりから御正体山の登山口があります。ほとんど車の通行が無く、快適ドライビングコースです。ここから先は舗装ぼワインディングロードロードで二十曲峠まで抜けられます。二十曲峠に着くと、さすがに車も人もそこそこいます。驚いたことに、新しいトイレが出来ていました。どうやらバイオトイレのようです。奥のほうが古いトイレです。前日、横浜では南の風が強かったですが、こちらでも変わらないようです。と言っても、富士山の南側から風が当たっているだけで、地上では風は感じないのですがね。南の湿った風のためか笠雲と巨大な翼状の吊るし雲が出来ています。山開きして初めての土日でしたけど、結構登山に行っているんだろうなぁ。でもこの様子じゃ荒れていそうです。僕の場合、間違っても富士山には登ろうとは思わないですけどね。さて、これから徐々に混んでいると思われるほうに向かっていきます。とりあえず忍野に下ります。Ricoh_CX3Ricoh GXR A16にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2013.07.08
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滝沢林道の入口に建つのが「中の茶屋」です。1707(宝永4)年に創建され、1994年にこの建物に建て替えられたものの、持ち主(建物の)体調不良などの理由で2009年以降休業状態でした。僕が、ここで蕎麦を食べれたのは、あれが最後のチャンスだったようです。その後、富士吉田市が建物を購入し、富士吉田道の駅と同じ「財団法人ふじよしだ観光振興サービス」が指定管理者となり運営することになり4/27にリニューアル・オープンしました。縁台と日傘という「茶店」の雰囲気が出ていますね。正面の道を進むと「馬返」へと抜けられます。遊歩道はここの右のほうにあり車道と並行してあります。店内は以前の雰囲気を残してはいますが、微妙に内装を改築してありました。こちらが2009年11月に訪れた時の様子です。壁の位置が変わり、出入り口、窓などずいぶん変わっているのが分かりますね。以前、レジのあった場所は、土産品が並んでいます。これ以外にも吉田うどんのカップものがあったりして、ここで食べれたりしますが、土日祝祭日には「吉田うどん」も食べられるそうです。基本的に無料で休憩できお茶のサービスもあります。文化遺産の構成資産の一つ、「吉田口登山道」にあるのですが、今後、人の流れはどうなるのでしょうね?開館時期 4/1~11/30 (9時~17時まで)にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2013.05.21
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滝沢林道の続きです。平日でもあるし、他に走っている車は林道の整備の作業者くらいで空いています。いわゆる裏ルートですから空いているしゴミもほとんどないし景色はいいし無料だし、いいことずくめです。ただしトイレは金運神社にあるくらいだったかな?もちろん水も食べ物も手に入りません。上まで登ってくるとコゴミも芽吹きが遅いようです。食べごろが多くみられましたが、たくさん取ってあったのと、生息環境の厳しい中での個体には手を出さずに、そのままにしておきました。イチゴにそっくりな花ですね。多分シロバナノヘビイチゴだと思います。高山に分布しているようです。年に何回かは、この富士山を見に来ないことにはね。見慣れているので何とも感じませんけど、よくよく考えると、登山道って富士山の山肌を著しく傷つけているような気がします。そういう部分も含め自然遺産にはなれないんだよなぁ。あくまで文化遺産ですね。ここまで登ってきたのには訳があります。ひょっとしたら、下界では花の終わったフジザクラが残っているかも・・・・。案の定、咲いていました。去年も、この木の写真を撮ったんですよね。蕾は残っていないので、あとは散るのみ・・・です。やはり滝沢林道は午前中早い時間か、夕刻以降夜がいいですね。満足して降りることにします。Ricoh_CX3Ricoh GXR A16にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2013.05.20
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14日は、5時過ぎには目が覚め起床。天気もいいのでこの日も外出することにしました。天気がいいのに小屋にこもってるのはもったいないですから。すでに朝7時にはスピーカー・エンクロージャーに何度目かの塗装が済み、乾かすために外に置いて出かけます。小屋を出たのが8時ころ。西桂から富士方面に向かうのには国道139号線を使うのですが、この時間は通勤渋滞で暮地坂あたりが混みます。まぁ、裏道があるのでそれで行けば済むのですが急いでいないのでのんびり行きます。バイパスまでくればスイスイなんですけどね。午前中は空気が澄んでいるのでよく見える富士山ですが、この日は特に空気がクリアでした。やれ地割れだ・・・と一頃騒がれた滝沢林道に向かいます。地盤が流された部分の修復も済んでいるようで通行は問題ないようです。実は滝沢林道に来た目的の一つはこれです。コゴミです。多分まだ伸びきっていないだろうと予想していたのですが、やはりギリギリセーフでした。伸びたものと、これから伸びる、丁度食べごろのものが混在しています。今年はコゴミには当たりくじを引いたようでかなりの収穫がありました。コゴミとともに日当たりの良い場所に花が咲いています。クサボケです。クサとは言いながらも、バラ科の立派な低木です。クサボケは在来種で、庭などに植えてあるボケは中国原産の移入種だそうです。確かに、孟宗竹の竹林と一緒で、人里近くじゃないとボケってありませんよね。クサボケの実は食べられるそうです。似て非なるもの・・・コゴミをもっと毛深くして頑丈にしたようなオシダです。シダ類って群生するのでコゴミの群れと、オシダの群れはきっちり分かれています。バラ科のキジムシロです。イチゴの仲間ですが赤い実はつかないそうです。この時期、黄色い花というとウマノアシガタとかシナノキンバイとかがあって迷いますがガクが大きく緑色なのでキジムシロでいいはずです。滝沢林道は中間地点を過ぎたあたりから富士山頂が見えるようになります。カラマツ林も新緑で生き生きして見えます。落葉松は四季それぞれで表情が変わるので好きです。大分雪が減って来てはいますが、登山道には残雪があります。農鳥が出現するのにはまだ時間がかかりそうです。続くRicoh_CX3Ricoh GXR A16にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2013.05.19
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我が西桂は三ッ峠くらいしか観光向きのものは無い・・・・と言い切れそうなのですが(観光に限らなければ三ッ峠の美味しい水とか絹織物とかもありますが)名前だけは聞いてたのですが「クマガイソウの群生地」があるというのです。しかも、丁度花の時期だとか。そりゃぁ行くしかないでしょう。群生地は西桂町民グランドのすぐ上にあるようです。国道から中央道をくぐりグランドの駐車場に車を止めると正面は倉見山、高速の向こうには三ッ峠がよく見えます。緑が這い上がってきていますね。グランド脇の白いツツジが綺麗です。その中を抜けていきます。案内表示に沿って、中央道沿いの道を行くとこんな感じで山道に入ります。こんな掲示が普通にあるのが北麓なんですよね。小屋の近所にも住んでいるのだろうけど、人が少ないから目撃が無いだけでしょう。右手は中央道です。しばし上ると分岐点に着きます。ここは左にルートを取ります。杉の人工林を登っていくと、いきなりフェンスが見えます。この一角だけ木が少ないですね。クマガイソウです。ラン科の植物で、近縁種にアツモリソウがあります。なんとなくバレリーナみたいに見えますね。クマガイソウは、ここ倉見山麓にはかなり群生したそうです。ところが例によって盗掘などで絶滅寸前まで追い込まれたものを、地元の故池田正純氏が山林を買い、この地で栽培を始めたことが始まりだそうです。現在は町が管理をしているとか。これは珍しい二段重ねで花をつけたタイプ。綺麗というのとはちょっと違いますが、風変わりな花ですね。ラン科の植物の常で、気候風土に敏感で、繁殖も難しいそうです。クマガイとは鎌倉時代の武士の熊谷直実(くまがいなおざね)にちなんだ名前だそうです。ちなみにアツモリソウは平敦盛ですね。管理が町に移った時に木を伐りすぎて、日向が多くなりすぎたので、寒冷紗である程度日を遮っているそうです。こちらはギョウジャニンニクです。自然に生えているのは見たことないなぁ。花穂が伸びているので間もなく花が咲くのでしょう。町からの委託でこの場所の管理をしているのがNPOの加藤さんご夫婦です。楽しい方でついつい話し込んでしまいました。ありがとうございました。倉見山クマガイソウ群生地 開放日:5月1日~5月26日時 間:9時00分~17時00分入場料:無料駐車場:町民グラウンド駐車場問合せ:西桂町役場産業振興課(0555-25-2121)Ricoh_CX3Ricoh GXR A16にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2013.05.17
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カタクリの咲く場所は、まさしく山野草の宝庫といってもいいほどです。場所によっては絶滅危惧種に指定される植物が、ごく普通にあります。これはタラノキですね。いささか伸びすぎた芽は食べられないし、絶滅危惧種でもありませんが・・・ヒトリシズカの群落がありました。赤い実のなるセンリョウの仲間だったのですね。ヒトリシズカの名前は、静御前からきているそうです。この清楚な感じが静御前・・・という見てきたようなお話なのですがね。これ、パッと見は山菜で名をはせるモミジガサに似ていますが、近縁のヤブレガサです。ちょっと細かい毛が生えているのと、葉の形が違います。でもモミジガサと同様に食用になるそうです。群生していると、ヤブレガサというよりも、妖怪の一本唐傘っぽいですよね。ちなみに、帰りに通る某所にもヤブレガサの群落があるのですが、完全に葉が開いていました。ニリンソウを見つけました。この近くにはアズマイチゲもあって、どちらも絶滅の恐れがあり・・という植物です。ニリンソウの葉はトリカブトにそっくりなので山菜としても食べれるとはいえ花が咲いていない状態だと怖くて取れません。ニリンソウの名の通り、一つ目の花が終わると2つ目の花が伸びてきて咲くそうで、その通りに控えの花の蕾が見れます。カタクリやアズマイチゲと同じように「春の妖精」スプリング・エフェメラルと呼ばれ、花が終わると地上部は枯れて消えてしまいます。キンポウゲ科。にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2013.04.25
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ひょっとすると、まだ間に合うかも・・・と向かった先はカタクリの咲く場所です。ほんとになんでも前倒しで咲き出すので調子が狂います。ダメかなぁ・・・と諦め半分でカタクリの咲くあたりを下から見上げると・・・まだありました!さすがにピークは過ぎているので花が終わって枯れつつある葉が目につきますが遅咲きの個体が待っていてくれました。本当に短期間なので見れなかったらそれまでなんです。また来年も見れるといいな。ただ、残念なことに盗掘の跡がありました。どこの誰だか知りませんが、山野草が好きなのではなく、単に稀少種を収集したいだけなんだよね。こちらは移入種のキバナカタクリです。花の形は似ていますけど葉が斑入りではなかったり、途中で枝分かれした先にそれぞれ花を着けたりで在来種のカタクリとは別種です。にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2013.04.24
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先月の12日の都留市での撮影です。落葉樹の明るいトーンと常緑針葉樹の暗いトーンの対比が撮ってみたくて、ドライブしながらそういう場所を探していました。ただ、残念なことに三脚を使わなかったのでシャープさが落ちてしまいました。絞ったためにシャッタースピードは1/40秒、しかも望遠側ですから微妙にブレているようです。今頃は新緑が芽吹き始めているはずです。そろそろ行ってこないと・・・Ricoh GXR A16にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2013.04.13
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以前、大月に行ったのはGXRで撮りたいものがあったからなのですが、それがこれです。絞りを変え、何枚か撮りましたがF16で撮ったこの写真が一番僕のイメージに沿っていました。遠近関係なく全部がシャープに写っていてほしい・・・そんなイメージです。ちなみにこちらはF10でしたが・・・。にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2013.04.11
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三ッ峠の帰りに使うルートに、牧馬峠という場所があります。急な山肌に張り付くように作られた道で、すれ違いは、まず不可能。その上車幅規制のゲートまである、なかなか怖いルートです。先日もそこを走っていたら・・・・こんな感じに白い花が群れを成して咲いています。今まで何度となく通っていますが初めて気が付きました。ニリンソウか何かかなと、車を広い場所に止め、歩いて戻ってみました。一面に咲いているのはクサイゴでした。ということは実がなるわけですけれども、それさえ見たことが無いように思います。帰りのルートは田舎道ばかりなので、いまだに色々な発見があって、なかな楽しいです。ワラビの群生地があったりコゴミがあったり。何故か食べるものばかり気が付いてしまうのも・・・性格でしょうか。にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2013.04.10
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三ッ峠に来て、天気がいいと、つい富士山方面に向かう癖があります。まぁ、釣りも解禁前だったこともあり時間はたっぷりあったから・・というところですが。吉田口の登山道と並行する車道を詰め、中の茶屋を目指しました。滝沢林道は当然のことですがまだ通行禁止でゲートで閉ざされています。来月には通行可になるでしょうけど。中の茶屋です。以前ここで蕎麦を食べましたが、あの時はやっと営業再開したばかりだったようで、その後、再び営業を止めてしまっているようです。土地は違いますが、上物(建物)は私有のため、富士吉田市が購入し、復活させる動きがあるようです。文字通り「茶屋」として使えるようになるとうれしいですね。さすがに富士山麓です。残雪がかなりありました。馬返方面に向かいます。大石茶屋跡にやってきました。以前来た時と様子が変わっています。崩れかけた小屋の跡が無くなり更地になっています。この雪が残っている場所が小屋の跡だったんです。奥にコンクリートの構造物が残っていますね。思いのほか残雪が多かったですが、通行に問題があるほどではありませんでした。この雪も芽吹きと交代で消えていくのでしょう。このルートって、富士山の至近距離なのですが、意外と富士山がよく見える場所が無いのです。滝沢林道が閉まっているとどうにもなりません。となれば、あそこに行くしかありません。はい、パインズパークです。昼の部です。にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2013.03.19
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Ricoh GXR A16を手に入れてから、今まで以上にモノクロームに加工することが増えてきました。というのも、そのずば抜けた描写力にあやかろうという魂胆です。逆に、色がなく、濃淡のみでの表現ですから撮影時の光の加減などの影響が大きく難しいですね。自分のイメージに近づけるべくコントラストなどをいじくってみました。ただ、色がついていると誤魔化しの効く空が抜けてしまっています。雲なり、抜けるほど青い空であればもっと違ったものになってたでしょうけど。モノクロームで多い題材って、街角などが多いですよね。僕が本当に撮りたいのはそうではなく、こういった大自然の風景なんです。そのためには分解能が欲しいし、クリアーさが欲しかったわけです。いろいろと設定を変えて撮っていると、おぼろげながら、段々わかってきたような気がします。先日、三つ峠に行ったときにもRicoh GXR A16をメインに、サブでCX3を持っていきました。ぜひGXRで撮ってみたかったものも挑戦できたので近いうちに載せるつもりです。にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2013.03.16
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三戸浜をうろついていると、春の陽の中で春の野草が咲いています。早くもハマダイコンが咲きだしていました。まだ、本格的に咲き出したわけではなく、日当たりのいい場所のものが待ちきれず咲き出したような感じです。この花の色っていいですよね。春の雑草の代表格、ホトケノザも咲き出しています。これと双璧をなすのが・・・オオイヌフグリですね。三つ峠でも比較的早い時期に咲き出します。まだ寒くても咲き出すフライング気味の野草ですね。で、そろそろ咲き出したであろうと思われる大楠山の河津桜を見に行くことにしました。天気もいいし気持ちよさそうなので。大楠山中腹120mほどのところに河津桜と菜の花が植えられています。どちらも咲き出したばかりのようで、これからがピークでしょうね。(7日に行きましたので、そろそろどちらもピークかな?)春霞で荒崎方面が霞んで見えます。Ricoh GXR A16はマクロがきかないので、これくらいが精いっぱいです。菜の花と河津桜という黄金コンビを見に来ないと春が来た気がしません。ソメイヨシノの場合は、花曇りでも似合いますが、この黄金コンビには春の暖かな日の光が似合いますね。Ricoh GXR A16にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2013.03.15
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またまたGXRのテストネタです。どこに行っても良く撮る夕景です。本当だったらありえない組み合わせなのですがKiss DNも持っていき撮り比べてみました。ここは,円海山です。かつては横浜で最も高い山(153m)と言われていましたが、実際には頂上は鎌倉市なのですがその尾根部分が156mある大丸山が横浜市最高峰(というか最高地点のような)となってしまった悲運の山です。30年も昔には頂上まで車で行けましたが、今は寸前で通行止めです。それでも見晴らしはいいですよ。本当なら富士山が見えるかと思ったのですが、残念ながら雲があって見えませんでした。Kiss DNで撮ったのですが、太陽の下に輝くものが写っています。300mmにチェンジしてみると海のようです。どこあたりなのかは不明ですが相模湾が見えるんですね。GXRに換えました。RAW撮りに設定してあるくらいで、マルチパターン測光で露出補正無しで撮りました。刻一刻と様子が変わっていくのでそのまま比較はできませんが、Kiss DNの倍の画素数あっても、この位なってくると差が出にくいですね。かえって画素数でおとるKiss DNのほうがニュアンスの表現は綺麗のような・・。レンズのクォリティの差が出た感じです。普段はめったに撮らない縦アングルで撮ってみました。やはり地上部の立体感はKiss DNにかなわないようです。ある意味で安心しましたね。じゃないと一眼が不要になってしまいますからね。にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2013.02.21
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三つ峠で製作し、横浜に持ち帰り設置したバードフィーダー。シジュウカラもやってくるようになったので牛脂を入れた例の錘で作ったバードフィーダーを吊るしておいたら・・・・・・やられました。カラスの襲撃があったようで、小屋型バードフィーダーが倒されていました。錘は持っていけなかったようで無事だったのですが油断できません。そこでこんなものを作ってみました。これだとカラスやヒヨドリなどは入れません。檻のようにも見えますがシジュウカラなどの小型の野鳥には止まり木程度にしか見えないようです。ダイソーで買ってきた大型のハンギングバスケット2個をつなぎ合わせただけです。真鍮の板を曲げてヒンジとし、タイストラップで2か所止めただけです。その中心にバードフィーダーが下がっている状態です。念のために木に横方向からも固定しておきました。さすがにこの状態になるとカラスも手出しできず諦めたようです。牛脂とクルミを入れてあるのでシジュウカラがよくやって来ます。カラスも来ないので安心して食事中です。ただ、メジロはここまで下りてこないので好物の甘いバードケーキを作ったので設置してあげないとな。にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2013.01.06
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今年も大沢さくら公園の十月桜が咲きだしました。まだまだ咲き始めなので、ポツンポツンと花がついている程度です。枝には花芽が見られるので12月になると花の数は増えるでしょう。ただし、春のソメイヨシノやフジザクラ(マメザクラ)のように沢山の花はつけません。いつもこの花を見る時って、雨上がりだったりして寒々とした写真になるのは偶然なんですけど、実際にも寒いです。黄葉をバックの桜・・・。ここ、三ツ峠山麓での、秋の定番の風景です。にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2012.11.17
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達磨石周辺をちょっと散策しました。さすがにキノコはもう終わっているようです。黄葉というより枯葉っぽいのは朴の木です。黄色から茶色になり落葉してしまいます。あまり綺麗ではないのが残念です。枯葉となった朴葉です。これも利用するそうですが、僕は食指が動きませんでした。まぁ、売っている朴葉味噌に着いてくるやつはこんな感じのものですよね。カエデの赤と唐松の黄、普段は地味な山なんですけど、秋の一瞬だけ輝きます。渓流沿いの柳の枝にヤマガラが止まっていました。木々に負けないくらい派手な色合いです。小屋の周りでも良く見られます。シジュウカラと同じように仕草が愛くるしい野鳥ですね。日が差していたらさぞかし綺麗だろうなぁ・・・。達磨石から降りる途中でドウダンツツジの見事な赤に出会いました。自然の色とは思えないほどの色です。やはり海抜が高い所は横浜と違って四季それぞれに木々その存在をが主張しています。にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2012.11.16
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三ツ峠の表登山道は公園になっていて、植樹されているものも多くあります。それ以外にも天然の樹林もあり色々な紅葉が見られます。m林道終点まで登ってきました。ここまでくると赤松や人工林から唐松林に変わります。霧が出ていて、ちょっと幻想的です。当然三ツ峠のピークは見えませんでした。ここからちょっと歩くと達磨石があります。登山道のスタート地点には草紅葉が見られました。小さいながら鮮やかです。「奥山に 紅葉踏み分け鳴く鹿の 声聞く時ぞ 秋は悲しき」百人一首ではありませんが、そんな風情です。登山道には紅葉の絨毯が敷き詰められていました。達磨石です。ここからは紅葉のシーズンの眺めがいいので、この時期の定番ルートです。僕のとっておきの場所です。にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2012.11.15
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さすがに三ツ峠の夜は寒くて、寝る前に秋バージョンの寝具に、初冬バージョンの寝具を足して寝ました。この寒さが紅葉の引き金になっているようです。この時間、すっきりと晴れてはいませんが、色彩だけは鮮やかで心も洗われます。銀鈴の滝の遊歩道沿いにはカエデがあるのですが、しっかり色づいています。対岸の落葉樹も黄葉進行中です。これでも十分綺麗なのですが、この後上に登るにしたがってさらに鮮やかになっていきます。ガマズミも赤い実をつけていました。熟すと野鳥の餌になるでしょう。よく似たミズキよりも、ガマズミのほうが秋になると綺麗ですね。驚くほど綺麗な紅葉に出会いました。この世の物とは思えない美しさです。この時期、人もあまり居ない三ツ峠表登山道ですが、なかなかどうして。こういう風景を見られるだけで、ここに小屋を建ててよかったと思うのです。にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2012.11.14
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野菜を積んだまま富士山の滝沢林道に向かいます。そろそろ紅葉しているものがあるはず・・・。中の茶屋あたりまでは、まだ木々は緑色。左に折れ林道に入りますが、ところどころに駐車している車があります。なぜかこの時期になると湘南ナンバーが増えるのですが、みんなキノコ採りのようです。湘南地区はキノコが好きなのでしょうか?運悪く、他県ナンバーの下手糞ドライバーが先行しています。ノロノロと道の真ん中を走行しているものだから、対向車が来るたびに止まります。意味も無く減速するし安全運転とウスノロとは別物です。もちろん、この手のドライバーは後ろのことなんか見ていません。いい加減うんざりし、途中で離脱しました。どんどん俗っぽくなってきた某神社の近くのスペースに止まって頂上方向を見ると・・・雲の中です。富士山は気まぐれですから、5分あれば見えなくなるし5分あれば現れます。ほんのり木々に赤みが出てきた程度で紅葉には程遠い感じですね。ここにはフジアザミの群落があります。ぽってりした大きな花が盛りでした。どうも人工的に植えたようでちょうど良い間隔でフジアザミだけが育っています。いいような悪いような・・・複雑な心境です。戻ることにしました。途中紅葉しているのは・・ヤマブドウです。一定の高度ではヤマブドウが思いのほか多く見られます。実も取れるのでしょうか?さらに下ると、紅葉している蔓がツタウルシに変わります。唐松に絡み枝を伸ばしているのでこういう木があるみたいですね。紅葉は綺麗なのですが、気をつけないとかぶれるそうです。特にツタウルシは強いそうで体質によっては酷い症状になるとか。近寄っただけでもかぶれる可能性があるそうですのでアレルギー体質の方は要注意です。にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2012.10.15
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食べることが目的ではなくキノコを探すのって、「欲」が無いからのん気且つ冷静で良いですね。なんだか毛が生えたような傘の裏が真っ黒という不気味なキノコがありました。いかにも食えそうに無い感じですが、やはり弱毒のキノコの「ガラエノヒラタケ」というもののようです。こちらは食用になりますけど、旨くなかったヌメリイグチです。群生しているんですよね。これで旨かったらいいのになぁ。唐松林だったらハナイグチがはえているのでしょうけど・・。ハナイグチは旨かったような記憶もあるのですが・・旨そうに見えるでしょ?今回最も興味を惹いたキノコです。こう見えて実は猛毒・・・ではなさそうです。多分・・ですけどね、カワリハツのようです。名前の通り傘の色はまちまちだそうです。食用になるそうですが、今頃わかってもねぇ。まぁ、最も自信が無いから食べないですけどね。林から出て空を見上げると秋の空です。でも、何となく天気が下り坂になりそうな雲が出ています。次なる目標は・・・・にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2012.10.13
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気温も下がってきたし、雨もそこそこ降ったりしたのでキノコのシーズン到来か?と、キノコポイントを偵察します。時期的に好物のタマゴタケは無理だろうなぁ・・・よく見かける白い小さなキノコが迎えてくれます。食用だろうと毒だろうと、あまり興味を引くような感じじゃないなぁ。アミタケのようです。食用ですが・・・僕は好みじゃありません。第一虫食いだし・・・。イグチの仲間は虫食いが多いような気がします。赤松林のため、このアミタケなどのヌメリイグチ属が多く見られます。好きな人にとっては宝の山なんでしょうね。以前にも見かけたドクベニタケです。視界に赤い傘が見えた時には「タマゴタケ!?」と思ったのですが、よく見てガックリ・・・。食えません。前回とは比べられないほど多くのキノコが発生しています。続く・・・にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2012.10.12
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数日前から気がついていたんですけどね、横浜の自宅近くの荒地に、今頃は実をつけているべき植物が、季節外れの開花をしていたんですよ。ヨウシュヤマゴボウです。食用になる「ヤマゴボウ」とは全くの別物で毒草でもある移入種です。こんな花が初夏に咲くのですが、この株は今頃咲き出しています。他の株は黒い、それこそブドウのような実をつけているというのに・・・・。今年の猛暑の影響でしょうか。そういえば、暑さに強いはずのトウガラシも、夏の間は成長を止めていましたが、最近になってどんどん花をつけてトウガラシが実り始めました。ひょっとしたら遅れ気味だった三ツ峠のトウガラシも状態が回復しているかも?にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2012.10.04
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18日、今回は4連泊の予定です。初日は天気もよく、買い物前に、秋の空気を吸いに行ってみます。あたり一面、マツボックリが散乱する赤松林。去年はタマゴタケが豊作だったのですが、今年は全く見られません。夏の間中乾燥し続けたからでしょうね。今回は、それでもこのイグチの仲間は出ていました。どうやらこれはチチアワタケのようです。これは食べられますけど、一昨年に食べたけどあまり旨くないんですよ。気の早い紅葉は桜です。他の木々はまだ紅葉には程遠い雰囲気です。沢筋や小川などのほとりで咲き誇るのはツリフネソウです。同じツリフネソウ科のホウセンカと同じで、実が熟すとはじけて種を遠くに飛ばすそうですが、そのころには気を惹かれるような見た目じゃないでしょうから見忘れるんですよね。にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2012.09.22
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9日は日曜日ですから、いつものように自由に動き回るのははばかれます。混んでいるであろう国道を避けて移動しないとね。とりあえず気になっていたことを一つ片付けます。そろそろタマゴタケが出てきてもいい頃です。僕のとっておきのキノコ・ポイントに向かいます。明るい赤松の林床にはよくキノコが発生しているのですが・・・今年は気配もありません。雨が少ないからかなぁ・・・ノハラアザミが咲いています。夏が来るのは遅いけど、秋が来るのは早いのが北麓です。ホトトギスが点在していました。不思議な花です。これでもユリ科なんですよ。このあたりに咲いているのはヤマホトトギスのようです。これが蕾なんですが・・・この状態だと何だかわかりませんね。次回にはキノコ出てないかなぁ・・・にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2012.09.11
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またまた石割山です。頂上近くの送電線の鉄塔近くに白い花を沢山つけた木がありました。ガマズミか、ミズキかと思ったのですが、よく見るとアジサイみたいな花です。しかし高さが4~5mもあってアジサイとは思えないし・・・これがノリウツギでした。名前だけはどこかで目にしていたのですが、実際に見ると大きなアジサイ・・と言った風情です。ノリウツギは糊空木と書き、この樹液を和紙を漉く際の糊に使ったことに由来するそうです。アジサイ科アジサイ属ですから、まんまアジサイなんですね。にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2012.08.24
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石割山のメインの登山ルートは、山中湖方面からで、石割神社を経由するのが主流のようです。ですから二十曲峠からのルートは裏ルートになるのでしょうね。今回途中で会った人は一人だけでした。利用者は多くは無いでしょうけど、それなりに整備されてはいますが、途中でこんな光景に出くわしました。去年のものか、今年のものかはわかりませんが、台風による強風で薙ぎ倒された赤松です。その近くには、こんな状態で折れたというか裂けたようになって倒れかけています。まさに自然の力の猛威をまざまざと見せ付けられました。にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2012.08.20
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あっけなく山頂に到着です。赤土のちょっとした広場状の場所があり、丸太が転がっていたので、そこで休憩です。ここの素晴らしさは、その絶景でしょう。眼下に忍野や山中湖、正面に富士山です。着いたときには雲に囲まれていた山頂付近も、待っていると顔を覗かせてくれました。北方向には多分、これは杓子山でしょうか。裾野の落ちる雲の影を眺め、しばしのんびりしました。三ツ峠から見る富士とは、また違った富士がありました。このところ、低山トレッキングが続いていますが、僕の場合「山屋」じゃないので、別に頂上に立たないといけないわけではありません。ただ、登山道脇の綺麗な花が見れれば満足なのですが、ここ石割山は途中も、山頂も楽しめました。にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2012.08.19
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森を抜け、見晴らしのいい尾根道に出ました。陽が当たりさまざまな花が咲いています。ナデシコです。こちらが本家ナデシコですね。シソ科のウツボグサはよく見る花です。シソ科の植物は花が綺麗で和みます。ハギは秋の花ですが、これは夏から咲き始めるヤマハギでしょうか。野生の小さな花です。アサギマダラが飛び交う谷のむこうに、昨年の台風の際に崩れたのでしょう、赤土がむき出しの崖が見えました。大規模に地すべりが起きたようです。。いよいよ頂上は間近でしょうか?それにしてもこの石割山には高圧線の鉄塔が多くあります。鉄塔脇にはこの看板です。あと5分で頂上です。しゃれた看板ですね。かれこれ1時間ほどかけて上ってきました。続くにほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2012.08.18
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8月2日は、久しぶりに二十曲峠に向かいました。天気がいいので絶景が楽しめるはず。ちょっと雲が掛かっているものの夏富士がしっかり見えます。遠く、南アルプスも見えます。夏なのにこの日は空気が澄んでいました。さて、この日はここから石割山へ向かいます。登山道は湧き水の場所のすぐ裏手から始まっています。一応案内板がありました。55分コースだそうな・・・。30分位ってあったような気がしたけど・・?ま、いいか尾根をほとんどそのまま上っていくようなルートです。右側には鹿防護フェンスがありますが視界は開けています。ただ、三ッ峠と違って、足元は火山灰の赤土です。ちょっと滑りやすいですね。時折木々の間から富士が望めます。眺めがいいルートで、結構楽しいですね。シモツケソウがところどころで咲いていました。小さいながらもバラ科です。綺麗な花です。結構抉れてしまった登山道に難儀しながら上っていくと、先に空が広がっているような?いよいよ頂上か?実際息が切れていい加減疲れたんだけどなぁ・・・続くにほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2012.08.17
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登山道で楽しいのは、普段見られない植物との出会いがあるから・・なのですが、それもタイミング次第で花の時期に当たれば最高です。「苧環」これ、読めません。オダマキなんですが、語源は機織りの際に麻糸を巻くための器具のことだそうで、確かにオダマキの花って、そんな感じのする形ですね。これはオダマキでもヤマオダマキです。変異が多く花の色や形態が各種あるようです。オダマキはキンポウゲ科に属し、毒草なんですね。にもかかわらず山野草として栽培されることが多い植物ですね。この個体は派手さも無く、地味な感じです。登山道沿いにポツリポツリと点在していました。にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2012.08.15
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野山を歩いていると、木苺が実っているのに出くわす季節ですね。ひとことで「木苺」といっても、かなりの種類があってなかなか完全に判別するのが難しいものもあります。この木苺もはじめて見たタイプです。小粒で集合して実っています。特徴的なのは黒く熟しているものでしょうか。どうやらクロイチゴのようです。なんとなくクロイチゴ=ブラックベリーという感じですが、実際にはクロイチゴはラズベリーに属するらしいですね。ブラックベリーとラズベリーの分け方が出ていましたが、意味不明な部分が多く・・・・ただ、日本の木苺はすべてラズベリーに属するそうで・・。沢山見つけたらジャムでも作れるのですが、まだちょっと時期が早いみたいです。 にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2012.08.14
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山梨のトレッキング中に見つけた花です。トリアシショウマかと思ったのですが、花の色が淡いピンク色です。どうやら近縁の「チダケサシ」という植物のようです。ユキノシタ科チダケサシ属です。栽培種になると「アスチルベ」という名前になるそうで、観賞用に交配されたものだそうです。一緒に写っているのはマルハナバチで、大柄なのですがおとなしい性格で、ちょっと可愛い雰囲気がありますね。 にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2012.08.13
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山梨の山道を歩いていると良く見かけるのが、このマルバダケブキです。食用にするフキとはキク科であるところまでは同じですが、その後の属がまるで違ってきます。フキの葉が丸みを帯び葉の縁が滑らかなのに比べ、縁はギザギザだし、長いハート型の葉です。ただ、花までは見たこと無かったのですが、今回初めて見ました。まるでツワブキの花のようです。フキノトウが伸びて咲く、あのフキとは見た目がまるで違います。かえって綺麗ですけどね。食べれるのかどうなのか?に、関しては不明らしいです。最も普通のフキでさえ、強烈な灰汁で苦いのですから、あえてモドキを食べる人も居ないでしょうね。 にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2012.08.12
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8月2日はこの所やっているライトトレッキングへ。やはり写真がデスクトップPCのハードディスク中につき詳細は後日なのですが・・・PCに未移動だったCFカードの写真からです。いつもと現像ソフトも違います。今回のトレッキング・ルートは尾根道が多く開けていました。そんな場所で小さな花が群生していました。ヒヨドリバナです。よく似たフジバカマは秋の七草ですが、水際など湿った場所が好みのようですが、ヒヨドリバナはそれこそ登山道脇などによく見られるそうです。で、タテハチョウの仲間が飛び交っています。ヒョウモンチョウとは別に花の陰に・・・・アサギマダラです。アゲハチョウのように綺麗なのですがやはりタテハチョウの仲間なのです。飛んでいる時にタテハチョウの類は羽ばたきが少なくグライダーのように滑空するように見えます。幼虫時代からの食性から、毒化することにより保身の術を得た蝶で、食草に含まれるアルカロイドを体内に吸収しているそうです。吸蜜しているヒヨドリバナも蜜にアルカロイドを含むというから、只今毒の補給中・・といったところでしょうか。アサギマダラの派手さは「毒」であることを誇示しているとか。にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2012.08.10
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小屋から、比較的近所にあるので年に何回か訪れるのが白糸の滝です。今回は上の段にある白糸の滝までは行かず、下から見れる「下見の滝」のみというお手軽コースにしました。このサイズだと雰囲気が表現できないのですが、かなりの落差を三ッ峠からの水が滑り落ちています。(落差60mとか・・?)周りのうっそうとした森との対比が綺麗な滝です。かなりマイナーですから休日でも人は居ません。水量こそ少なめですが、見甲斐のある滝です。本当は上の白糸の滝もいいのですけどね。ただし、要注意なのはこのあたりって、熊の出没も報告されている場所なので、それだけはちょっと怖いものがあります。向こうのほうが早く気がついて去ってくれることを祈るばかりです。前回三ッ峠の小屋に行ったとき、富士吉田で野菜を買っていたら「防災富士吉田」の放送が入り吉田口登山道あたりで熊の目撃情報があったとのこと。それが日常的にあるのが富士北麓なのです。にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2012.07.13
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崩れそうな富士見山荘の前を通り、三ッ峠山(開運山)頂上に向かいます。これがまた凄い悪路で木で作った階段も一部抜け落ち危険なにおいがします。足元が不安定なので、あまり余裕は無いのですが、それでも、つい癖で花に目が行ってしまいます。ベニバナツクバネウツギが咲いていました。もう終盤のようです。こちらは花の盛りのサラサドウダンです。仲間のドウダンツツジと異なり、花弁の先端が5つに分かれています。ほんのりピンク色の小さな花です。やっと頂上に到着です。三ッ峠となっていますが開運山とも呼ばれます。海抜1,786mです。スタート地点がほぼ1,300mですから486m登ってきたことになります。直線距離では1.5K無さそうなのでかなりの急斜面ということです。時間的には1時間半ほどですから、のんびりゆっくりきたつもりでも、一応標準的な時間だったようです。確かこれは、八ヶ岳・・・だったかなぁ?雲の間から八ヶ岳や南アルプスの一部が見えました。空気の澄んだ時だともっと綺麗でしょうな。(って、また来るのか??)今年の富士山は雪が多めです。今日あたりは、山開きはしたものの・・・・という感じでしょうか。三ッ峠の特徴は、山そのものが礫岩で出来ていることです。そのため頂上付近は、まるで砂利を撒いたがごとく浮石だらけで滑りやすいのです。ここは要注意です。ちなみにこの写真、滑ったらまっさかさま・・・です。来た方向を眺めます。尾根の左端が木無山、右に向かって三ッ峠山荘、四季楽園と続きます。さて、ここからは一気に下って戻ります。下り始めたら何か動くものをみつけました。ニホンカモシカです。距離は4mほどです。のんびり食事中です。見れば見るほどヤギですね。カモシカに遭遇したのは何十年ぶりだろう。昔釣りで入った木曾地方の渓流の帰り道、林道に転がり落ちてきたカモシカ以来だな。ちなみに、向こうは断崖絶壁です。怖くないのかな?駐車場まで下りてきました。全行程3時間ほどでした。下ってくるときには上りの人と会いましたが、それでも10人程度でした。平日でもありますが、やはり空いているのが三ッ峠なのかもしれませんね。今回も、荷物はデイパックに300mmのレンズと500mlの麦茶を入れただけでしたが、本当だったら、もう少し時間をずらし、おにぎりとか持って行って山頂で頂くのが楽しそうですね。にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2012.07.02
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小屋から三ッ峠のアンテナ群が見えるということは、ひょっとしたら三ッ峠から小屋が見えるかも・・・?そんな期待もありました。眼下に広がる西桂の町です。小屋は・・・う~んぎりぎり見えないような見えるような・・・。何といっても小さな小屋だからなぁ。西桂側は切り立った崖になっています。三ッ峠山荘です。運搬用のジープの手入れ中でした。TVやライブカメラで見れる「三ッ峠からの富士」とほぼ同じ眺めです。三ッ峠山荘には2頭の飼い犬が居ました。親子の甲斐犬だそうで、こちらはあどけさの残る子供のゴンです。熊よけにも一役買っているのでしょうか。三ッ峠山荘の前を過ぎ開運山(三ッ峠山)方向に進みます。また広場がありました。方向盤です。相模湾や時にはスカイツリーまで見えるそうですが、この日は生憎遠望は利きませんでした。四季楽園は広場より一段低い場所にあります。ちょっとおしゃれなロッジ風ですね。断崖絶壁の屏風岩です。映画「岳」のロケ地です。間違ってもロッククライミングは出来ないな・・・広場で休憩しながら頂上を観察すると、鉄塔にカメラが、頂上と思われる場所に、写真でよく見る三ッ峠山の石碑が見えます。どうやらアンテナ群の横を登っていくようです。ここまできたら毒食わば皿まで・・・登りましょう。ちょっと怖いけど。ぽつんとあるのは公衆トイレ。なんと水洗になっていましたけど、水とか排水とかはどうなっているんだろう?でも、綺麗でしたよ。今は休業中とされる富士見山荘は最も頂上近くにある小屋です。ただし・・・休業というより廃業状態でしょう。重力に逆らう事をやめつつあるようです。西桂からの登山道にも自然に戻りつつある小屋が3軒ほどあります。高尾山のように集中するところもあれば、相変わらず寂れていくところもあるんですね。さて、いよいよ山頂を目指します。にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2012.07.01
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なぜにいきなりトレッキングなのか?そもそも三ッ峠の麓に小屋を作って4年経つのに、その三ッ峠に登ったことも無かったからです。いつかは登りたいな・・・と思うだけでは結局登らないので「今年は登る!」と密かに心に決めていたのです。以前は階段状の渓流を釣り登ることもやっていましたが、アメリカでの釣行から自分の釣りそのものが変ってしまい急斜面を歩き回ることから遠ざかること10年以上・・・。荒れた路面の登山はかなりきついです。木々の間から鉄塔の立つ山が見えます。あれが頂上?いや違うな。いつも見慣れたアンテナ群とは違います。これは御巣鷹山のようです。本当にこんな道、車が登れるのか?と思うような急斜面、つづら折れの道が続きます。もう腿は辛いし、休み休み登ります。平坦な道が現れるとほっとします。歩き出してから40分ほどです。平坦な場所の左側にピクニックテーブルが2組設置されています。まずはここで小休止です。麦茶で喉を潤します。手付かずの自然に囲まれ時が流れます。西桂側は人工林が目立ちますが、こちら側は北側斜面であるためか植林されなかったようですね。樹木の種類の多い森はいいですね。ほっとしたのも束の間、再び急斜面です。シロバナヘビイチゴが咲いていました。ウェッジウッドの図柄ワイルドストロベリーそのものです。ヘビイチゴがヘビイチゴ属なのに対し、こちらはオランダイチゴ属です。フルーツのイチゴと同じです。果実は食べられるそうです。白化したマタタビの葉です。この時期、色々な場所で一部の葉の白くなった木を見かけたら、それはマタタビです。意外なほどに野山では多く見られます。ユキザサをそのまま巨大化したような、その名もオオバユキザサ。ユリ科特有の葉のつき方なのでヤマユリのようなのですが、花がまるで異なるので目立ちます。登山道が再び緩やかになると、道の両側に柵があり高山植物などの保護地となっている場所に出ます。大きな緑色の葉が見えますが、バイケイソウのようです。空が広がり頂上は間もなく?これはウマノアシガタですが・・・ちょっと変です。通常ウマノアシガタの花弁は5枚なのですが、何故か7枚あります。分岐点にきました。右へ行くと三ッ峠山荘、左へ行くと四季楽園だそうですが、とりあえず右の登りへ向かいました。出発してからここまで1時間10分。三ッ峠山荘を左に見ながら右の木無山方面にあるくとすぐに展望地に出ました。ベンチが置かれ眺望が開けます。周りには高い木も少なく空が広い!アヤメが咲いていました。富士山も雲が多少掛かっているものの問題無し!ここまで登ってきて富士山が見えなかったら悔やまれますからねぇ。僕の場合、基本的に登山好きなわけではないので、頂上を目指すとかよりも、眺望や道すがらの花々が無いとねぇ。途中何度も「ここまででいいんじゃない・・・・?」と自問自答しながら、なんとか登ってきましたが頑張ってきた甲斐がありました。さて、頂上はまだ先です。にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2012.06.30
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今回、三ッ峠滞在中にやっておきたかったこと・・・。富士山の一合目から四合目までのトレッキング、または三ッ峠山の登山、どちらかをやるつもりでした。もちろん天気次第ですけどね。27日は薄雲がありつつも富士山は見えるので三ッ峠登山に決定しました。実は前回の新倉山登山は、そのためのプラクティスだったのでした。三ッ峠登山のルートは幾つかあります。小屋方面から上り詰めるのが本来の表ルートなのですが、いかんせん体力&気力が持つかどうか分からないのでやめて、最短コースの御坂峠側からのルートを選びました。三ッ峠登山口には立派なトイレがあります。車は駐車スペースがそこそこあります。そういえば、国立公園だったのね・・・。西桂側とは異なり、立派な案内板があります。まぁ、財力の違いでしょうな。登山道は車道でもあります。頂上付近にある山小屋への物資を運ぶために夏場でもチェーンを巻いたジープで行き来しているようです。車道ですから荒れ方はものすごいですね。落ち葉を踏みしめていく道と違って硬い路面は疲れます。それでも、落葉広葉樹が多い森は快適です。様々な植物が見られます。これは「ヤグルマソウ」です。何とも不気味な大きな葉です。これがその花なのですが、葉と花の雰囲気が全く異なり、別の植物かと思ったほどです。ガマズミです。秋には赤い小さな実がなる極普通に見られる木ですね。マタタビの花が咲いていました。今の時期、葉の半分ほどが白くなるので目立ちます。ただ、花ははじめて見たかも知れません。枯れた倒木に鮮やかな色をしたキノコが発生していました。ナワシロイチゴです。蕾のように見えて、これでも花が咲いているのです。小屋を建て始めた頃、庭にもあったなぁ。そのご処分しちゃいましたが。実がなればキイチゴとして食べれるけど、数は多くはありませんでした。コゴメウツギです。非常に小さな花が咲いています。ウツギといってもまたまた全然別の種類です。写真を撮りながら、だらだらと登っていきます。ハルゼミの声と谷からの水の流れの音しか聞こえません。三ッ峠は水峠とも言われるほどに水が豊富な山です。隠れるように小さな滝が連続してありました。まだまだ登りはじめて15分ほどです。先は長いです。にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2012.06.29
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富士北麓の生物相の素晴らしさは、思いもよらぬところで希少な植物に出会えることです。自然が残っているとも言えるし、忘れ去られた・・ともいうのかもしれませんが・・・とある場所でキンランを見つけました。絶滅危惧II類に指定されているうえに、乱獲や盗掘を避ける意味で場所は明らかにしませんが、ごくごく普通の林の中で咲いていました。キンランは、その生態から移植も人工栽培も困難なランのようです。そのへんがシランとは異なるようです。某所のカタクリといい、新倉山のアヤメといい盗掘の跡がありました。野生の植物は、野にあってこそ・・・なのに。にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2012.06.10
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陽気は初夏。下りとはいえ汗をかきかき歩いてきます。所々で見られる野生の花が一服の清涼剤です。ササバギンランです仲間のギンランと比べると、葉先が花穂の高さと同じか高いものはササバギンランだそうです。以前もここで見られましたが他の場所でもあったところから極普通に見られるのでしょう。新倉山から下りてきました。このアングル、富士山が見えていたら「日本」の絵葉書的光景なんですよね。外国の人が見たら、きっと「フジヤマ!キョウト!」って思うだろうなぁ。京都から富士山は見えないし・・・今回はトレッキングするつもりだったので20数年愛用している純国産のデイパック、タウチェ(18L)の手入れしました。洗濯して汚れや生地裏側の劣化したウレタンコーティングを落しました。持っていったものはいつものCanon Kiss Digital Nとシグマ17-70mm 2.8-4.5 DC、麦茶、そして今回直前に購入したタムロンSP70-300mm 4-5.6 Di VC USDです。このレンズについては後日・・・。三ッ峠に登るのだったら時間も掛かるでしょうから昼食の弁当も欲しいところでしたが、今回は無しです。デイパックの横に止まっているのはモノポッドで下りの際のトレッキングポールとして使いました。眺めのいい開けたところでアウトドアランチ・・・これが今年の夏の課題なんですよ、実は。しかも釣りの時だとバーナーを使ったりして作ることが多いのですが、そうではなく「弁当」のような感じがいいなぁと・・・というわけで、2時間ちょっとの散歩・トレッキングでした。にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2012.06.06
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テレビ塔の標識を過ぎてすぐ、唐突に山頂の表示板が現れました。標高1180.2mとのことですので、スタート地点の忠霊塔が800mほどで、直線距離で1Km離れています。つまり1Kで380m登ったことになります。きついはずです。山頂とはいっても特に何もありません。赤松が多く眺望もききません。500mほど先に行くと「御殿」と呼ばれる休憩所があるそうですが・・・パスです。もと来た道を下ります。木々の間から見えるのは富士急ハイランド。富士吉田の町のすぐ近くですから何とも妙な眺めです。下り始めたら、地元のシニアグループが登ってきました。多分ジョギングしている程度の感覚なのでしょう毎日来ているような雰囲気です。さすがに汗はかいているようなので、きついのは同じのようです。写真を撮っていると色々と情報を頂きました。登りの時は、登るのが精一杯で自然観察もほどほどでしたが、下りのときは余裕で出来ます。かえってゆっくり下らないと膝に負担がきますからね。登山道沿いにはヒトリシズカが、それこそペンペングサ状態でたくさん見れました。花の時期に来たらよさそうです。ヤマドリゼンマイです。中央のしっぽのようなものは胞子葉です。これがヤマドリの尾に似ているから・・・が名前の由来だとか。胞子嚢がびっちりと着いていますが、ちゃんとシダの葉の形をしているところが面白いですね。白い花のツボスミレです。紫色の花のタチツボスミレは横浜でも普通に見られますが、これは見られないなぁ。登山道沿いにはチゴユリも多く見られました。時期的に花が終わって実をつけているものがほとんどでしたが遅咲きの個体がありました。ヤマツツジが群生しているポイントがありました。花もそろそろ終盤のようです。園芸種のツツジに似ていますが葉がまるで異なります。表面に照りがあるのです。にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2012.06.05
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森の中にぽっかり開けたこの場所にいるとほっとします。元々僕の場合「山屋」ではないので山の頂上を目指すというより、のんびりブラブラ歩きが好きなので先に進みません。青、紫、白のアヤメがあり、それぞれ小さな群れを作っています。この時、雲が晴れほんの一瞬だけ富士山頂が見えました。1,2日の間で山頂まで見えたのは後にも先にもこの時だけでした。この場所でみrないとちょっと寂しいしな・・・。天気予報に反して、とてもいい天気でした。ここで登り始めて初めて他の人に会いました。犬の散歩で登ってきた地元の方のようです。一気に先へ登って行きました。アヤメ平より先は今回初めて足を踏み込みます。なだらかな尾根道だったのはほんの一瞬で、すぐにきつい登りになり眺望もききません。日ごろの運動不足もあり休み休み登ります。ここにもホオノキがありました。なぜか魅せられる木です。と、ここで先ほどの犬の散歩の方が下りてきました。「ゴンゴン石までは、まだありますか?」「いやそれほどありませんよ。先ほどお会いした場所(アヤメ平)からすると半分ちょっと・・かなぁ」ええええ!!まだそんなにあるの???ふぅ~と、歯を食いしばって頑張って(大げさ)急な登りを詰めていくと、目前に何か現れます。ゴンゴン石です。とりあえずの目標だった場所です。小さな社になっています。大きな礫岩の塊で、尾根にいきなりあるのも不思議ですが、大きな礫が抜けた跡と思われる穴も不可思議です。山道はまだ先に続いています。ここまできたら新倉山山頂まで行ってみるか・・・。欲が出てきました。急な登りから頂上方向を見ると、木々の間から見える空が段々低い位置になって行きます。つまり頂上が近いということ・・と勝手に解釈して頑張ります。と・・・いきなりの古びた共同TVアンテナがあります。その先には「テレビ塔」と案内板があります。朽ち果てたタワーの跡のようなものもあります。これがテレビ塔なのでしょうか?登りはじめてここで1時間ちょっと。かなりスローペースです。頂上はまだか!にほんブログ村ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックお願いします!
2012.06.04
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