まりことリンリン~♪

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2024.12.27
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カテゴリ: 読書

無言の旅人 (幻冬舎文庫) [ 仙川環 ]

<内容紹介より>
交通事故で意識不明になった三島耕一の自宅から尊厳死の要望書が見つかった。延命処置を一切拒否するという内容に、耕一との結婚を控える大木公子や家族は激しく動揺する。触れれば温かい身体を失ってまで、望む死を叶えるべきなのか?苦渋の選択を迫られた公子たちが決断を下した時、耕一の身に異変が―。胸をつく慟哭の医療ミステリ。


尊厳死をどうとらえるか。
患者本人の意思、家族の思い、医師としてどうあるべきか。
とても難しい問題です。
治療の施しようがない、苦しみしかない生。
回復する見込みがない自身のために家族を縛り付けたくない。
それでも生きていてほしい、どのような状態でも生きていれば回復するかもしれない。

どのような重篤な状態でも最後まで出来る限りの医療行為を行うことこそ医師の務め。

それぞれの立場、同じ立場であっても考え方は異なる。
大往生と言えるほどの年齢であれば、もしかしたら家族は踏み切れるかもしれない。
でも自分より若い息子、娘であったなら?
実際に尊厳死の意思表示を登録する団体もあれば反対する団体もある。
正解はどこにもない。
歩み寄りが出来るか、そんな言葉で片付けられるものでもない。
読み手の立場、年齢、状況によって受け止め方は大きく変わると思う。
登場人物の誰に共感するか、読んで見なければわからない。





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最終更新日  2024.12.27 08:30:11
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