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2017.01.11
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カテゴリ: ことば

覚悟ってのは、どこかでぽきりと折れちまったりする。納得ってのは、どんなに曲げられても、折れやしねえんだよ。
北方 謙三

「折れたら、折れたところで納得する」と続く。腹をくくるより、肚(はら)がすわっているほうが強靭ということか。たしかに判断や決断と納得や得心とは水準が違う。だから人は「話はわかるけど納得できない」とか、逆に「わからないけど納得はできる」と言う。長編小説「楊令伝」中の、再起を謀る元梁山泊軍団の隊長たちの会話から。(朝日新聞・折々のことば・2017.1.11)

 若い頃、 ロバート・B・パーカーのハードボイルド小説「スペンサー」シリーズ をずいぶん読んだ。
 既刊本が途切れた後、 1980年代から北方謙三 を読み始めた。「ブラッディ・ドール」シリーズこそ文庫本だったが、その他は無理してハードカバーにした。「本は軽くちゃ読んだ気がしない…」が持論でそうしたがカサバルかさばる……歴史小説も読んだが三国志の2巻で挫折した。「誰だっけ???」と登場人物の名前と像が頭に描けなくなっていたから。記憶力低下の始まりだったようだ。


判断や決断は頭(脳)で行うが、文字通り納得や得心は心でするもの。「心を鬼にする」「仏心」強さや優しさを持つのは心だ。彼らが書いてきたのは折れない心のドラマ。難しいことだが、そうありたいと願う作者自身の心意気なのだろう。
 賢い頭で考えるあげる官僚の政策ではなく、数の力に依存する心ない政策でもなく、折れない心ある政治を望む。

蛇足:北方謙三氏の作品は本当に相当数所有している。「シロは死なない」なんて絵本も買った……甥にあげたんです。皆勤賞ならぬ買本賞ものです。

紅梅が一輪咲きました…早いですね~





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Last updated  2017.01.11 12:09:02
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