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銀色の手紙@ Re:『お札を置きに……』&『メジロの観察……』(01/12) 小鳥と柿のお話、興味深く拝見させていた…
2017.08.24
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カテゴリ: ことば

 欠点はでしゃばらない。いつも、恥ずかしそうにしている。
 奥床しく、誠実で、謙虚だ。反省もする。
 努力もする。だから、可愛い。

                        早川義夫

 長所はいいに決まっている。けれども長所は「威張っていて、偉そうで、憎らしい」と言うのは、元祖パンクバンドともいわれるジャックスの元リーダー。欠けや凹みがあると、いろんな仕方で充填できる。みごとな対称をなす顔よりも、左右の眼や眉が不揃いな顔のほうがチャーミングなのと似ているかも。
『心が見えてくるまで』から。 (朝日新聞・折々のことば848・2017.8.19)


 早川義夫氏……1960年後半に数年間だけあったバンド<ジャックス>のリーダー……つのだひろ、木田高介ら実力者も参加していたバンドだが、「素直に言って、解散の最大の理由は売れなかったこと」と後に早川氏が言っている通りで、<パンク・ロック>というか<サイケデリック・ロック>というか、とにかくアングラ的であり同時代の他のバンドとは明らかに一線を画していたから支持者・ファンは多くなかったのだろう。

 久しぶりにiPodに入っているジャックスの1st.アルバム「ジャックスの世界」(1968年?)を聴いている。<遠い海へ旅に出た私の恋人>なんて長いタイトルの唄も懐かしい。同収録の<ラブ・ジェネレーション>や、解散後に出した早川氏のソロアルバム「かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう」に収録されている<無用ノ介>や<NHKに捧げる歌>などは、岡林信康が「はっぴいえんど」を率い2nd.アルバム「見るまえに跳べ」を作る大いなるきっかけとなったはずだ。


のスタンスは変わらないのだろうと気付かされた。
「たましいの場所」なる著書もあるが、一貫しているのは飾らず正直な心を綴っていること。ただの日記・エッセーであり、ものすごいとは思わないが切なく悲しい気持ちが心を揺さぶるのかもしれない……私のひいき目かしら??

 ジャックスや早川義夫……なんて、知る人は多くないだろうが<サルビアの花>を記憶に留めておられる方はけっこうおいでだろう。相沢靖子氏(早川氏の同級生)の詩に彼が曲を書き「かっこいいことは……」に収録されたが、その後「もとまろ」っていう女性グループ(二人だったか三人だったか?)が歌ってヒットさせたあの歌……「岩淵リリ」や「甲斐よしひろ」なんかもカバーしていた。

 しかしながら、サルビアの花は誰が何と言おうと早川義夫氏の唄が一番……40年以上経った今でも私の心の底でくすぶり続けている。





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Last updated  2017.08.24 13:58:53
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