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柴川林也@ Re:中目黒八幡神社…(09/23) 堀畑裕也柴川林也
2020.12.28
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カテゴリ: ことば
​​​​​​​​​​ ​​​  命もいらぬ、名もいらぬ。官位も金もいらぬという人は、始末に困るものなり。
                        西郷 隆盛

​​
 ここで「始末に困る」は「手に負えぬ」「扱いにくい」「手を焼く」という意味。世間の習いを一顧だにしない偏屈の人、それくらいに破格の人でないと「大業」はなしえないと西郷は言う。維新後、政府と対立し下野した西郷の許(もと)へ学びに行った旧庄内藩士らの編纂(へんさん)による『大西郷遺訓』(林房雄訳)から。同時代の尺度では測れぬ人にして初めて、時代を超える場所に立ちうる。
            (朝日新聞・折々のことば1694・2020.1.10)


 25日の衆参両院の議院運営委員会終了後、「説明責任を果たすことができたのではないかと思っている」と述べた安倍晋三前首相。さらに「来年の選挙には出馬し、国民の信を問いたい」とも語った。西郷隆盛いわく、 命や名、官位も金もいらぬ人には手を焼くようだが、この期に及んでも全てを欲する安倍氏には困ったものだ。
 終了後に「知りうる限りのことは、すべて話をさせていただいた」としたが、「(過去の)答弁を訂正する発言を行わせて頂きたい」と安倍氏自らが申し出たにもかかわらず、何をどのように訂正するかは言わずに体裁だけ整えただけで終了。
「桜を見る会」前夜祭の費用負担を行ったことだけは明かしたが、全て秘書がやったことで自分は知らなかったと。あれが一国の首相を務めた者の説明責任とは恐れ入る。
​​
 ​国会では(ホテルからの)明細書はない・ない・ない…と言っていたが、「明細書がないのは、事務所にないということです。」とご飯論法まで飛び出す。​明細書も領収書もないのにどのように収支報告書を訂正したのかも不明瞭。
「なぜホテルに確認しなかったのか」の質問には「いや、だから、その確認というのはですね、確認というのは、明細書を出してもらいたいということですから、明細書は営業の秘密にかかることから、公開を前提とする上において明細書を出すことはできないというふうにお答えをしていると。明細書がないということではなくて、というふうにお答えをしているという ことです。」なんて自ら真実を知る気がない。実際は知っていたが秘書の責任にしてしまったと思うのは私だけか。
​​
​「安倍晋三後援会は夕食会の主催はしたものの、契約主体はあくまでも個々の参加者であった。」と語っていた過去の答弁での誤りは正されていない。​ホテルは800人もの個々人と契約することなどあり得ないだろうし、契約主体を明かせない事情があるはずだ。だから明細書も補填に関する領収書も提出できない (しない)のは見え見え。

​​
 収支報告書未記載を違法と認識しつつも嘘をつき、黙って個人預金に手を付けた秘書だが、安倍氏は業務上横領で訴えはしないと言う。公設秘書はどの議員の下で活動するかは異なるが、
国民のために働くことが大原則。安倍氏の了承なしに行ったことが真実であるなら国民への背信行為でもある。安倍氏がしないのなら、 国民を代表して 今回彼らを告発した弁護士さんらに追告訴・告発をお願いしたい。秘書が偽証罪を問われる法廷の場に立てば、安倍氏が語らなかった真実が聞かれるかもしれない。
​​
 そもそも、安倍氏に対して行われた検察当局の聴取状況・内容は伝えられないが、国民の信頼に応えうる十分な確認が行われたのだろうか?  安倍氏が、国会において際限なく吐き続けた(虚言といわれている)答弁は子どもが考えてもウソだとわかる。特捜部なら、その矛盾点や不合理を衝くことはたやすいと思うのだが、力学が働いたのか。
 疑問点はたくさんある。
​​ 「検察が、明細書の内容を把握した上で、不起訴の判断をしたので、明細書を隠す理由がない」と、不起訴判断を盾にとって免れる安倍氏であり、明細書の提出を 改めて拒むが、いったい何処宛てだったのか。 後援会ではなく「晋和会」ではなかったのかと疑惑を抱く。
​​
契約主体はあくまでも個々の参加者であったから、政治資金報告書に記載すべき支払いはなかった 」としていたが、安倍氏自身の会費はどこから出したのか。自らの飲食はなかったと以前に答弁したが「挨拶後の乾杯には口を付けた」と、ある報道で見た。コップ一杯でもホテルのサービスを受けたこととなり、タダ飲みは許されるはずはないし、いくら懇意なホテルであってもマナー違反の自覚ぐらいは持っているだろう。こんな些細な一点をとっても、自分の参加費も含めて事務所が補填することを知っていたと推察できる。
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 テレビの報道番組が休みに入る直前に持ってきた辺りは流石だが、苦し紛れの嘘の上塗りにしか聞こえない答弁であり、 開催趣旨を大きく逸脱して後援会参加者を年々増やし続け、税金を使って私物化した桜を見る会の根本的な説明も封印されたままだ。コロナ禍においては不要不急な案件かもしれないが、年をまたいでもマスコミには追求してもらいたい。隠し誤魔化す事をくり返すばかりの政権を正さなければ、コロナ対策を含めて正しい政は望めない。


 相撲は見ないんだけど……連れ合いがなまに買ってくれます。
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​ 菅義偉首相らとの8人での会食について「会食を目的にやっていない。意見交換を考えてやっている。全く無駄なことをしているわけではない」と、二階俊博幹事長が27日放送のBS朝日番組で述べた。​
 意見交換なら参加者に出向いてもらい、
官邸の広い部屋ででもやればいい。口に入れるものが欲しいなら、 こんなので充分だろう。アルコールも欲しいなら、一升瓶を各自の前に置いて手酌で飲めばいい。無駄・無理・ムラを理解していない方々に、無駄じゃないとは言って欲しくない。
 なんて、今日は労力の無駄遣いをしてしまいましたとさ……

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Last updated  2020.12.28 15:07:20
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