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夏場、あまりに暑い時に細かい技術的な稽古を指導することはあまりない。 所詮1ケ月程度の事なので、ひたすら汗を流し、地力をつける稽古をした方が、 秋からの稽古が充実することは、経験知であるが、もちろん異論もあろう。 稽古だけをしているならともかく、日中、いくら事務職でも通勤なども含め、 バテ気味の社会人に、高度な集中力を強いる稽古は、怪我の元でもある。 幸い、月曜日の稽古の場合、新人も参加しているので、基本~移動などを多く こなし、いい汗をかいてこの夏を終えることが出来そうである。 以前は、夏季休暇を利用して、炎天下での集中稽古(終日)などもよくやった ものだが、最近は、日程の都合などもあり、なかなか実施できない。 今回の「ぶらり東海道」では、合宿用の場所を捜す目的もあり、好適地も幾つ か見つけることが出来た。 短期間でも、軽い合宿で稽古漬けになるのも悪くなさそうである。 DSC_4280 posted by (C)kirk1701
2015/08/01
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毎年、休みの多いこの時期はテーマを決めて集中的に鍛えることにしている。 今年のテーマは、「脹脛(ふくらはぎ)」の強化に決める。 今年、50代も半ばになって、生まれて初めて脹脛が攣る、という経験をした。 いままで、足が攣ったりする人を「身体の弱い人」と決めつけ居ていた自身を 大いに恥じ、反省したものだが、同時に最近、ローキックをスネでブロックする 時にも、技巧のままに、タイミングで受けることが多くなっており、耐久性は 低下しているような気もしていた。 強い蹴りをブロックすると、スネよりも脹脛にダメージが残ることも多く、間合 いを潰せないレベルではまともに受けてしまうため、その傾向が強い。 組手を終えて、身体の彼方此方が痛い、ということが殆どなくなっているのは、 蹴りも突きも初動を潰すか、間合いを潰しているからで、身体の耐久性は確かに 低下することもやむなしではあるし、この歳で好きなだけ打たせるわけにもw ということで、坂道・階段などで負荷を掛けて、脹脛をパンパンにしたい。 DSC_4160 posted by (C)kirk1701
2015/07/18
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1回負けると順位が2~3位変わるなんて、もう、笑っちゃうぐらいスリリング なセ・リーグにあって、何とか1~3位を維持している我がタイガース。 更に調子の悪いジャイアンツなどのおかげもあってのことだが、抑えのひどさは 目を覆うばかりである。 我が家では、リードしての最終回で呉(オ)が登場すると、諦めている。 1・2・3の単調な棒球では、2年目では通用しない。 その上また良いところに投げてしまうんだよなあ~。 逆転サヨナラを許すこともあるが、上手く抑えられた時でもいい感じのヒットを 打たれたりしている。 いまさら球種を増やすのは難しいだろうが、球を散らすなど、工夫は欲しい。 ま、何よりも呉が出ずに済むような点差で最終回を迎えて欲しいものだ。 DSC_4152 posted by (C)kirk1701
2015/07/17
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長い腰痛歴の中で、冬場の保温などは気を使ってきたが、実は夏場が結構危険。 身体がほぐれているのをいいことに、ストレッチなども快調にこなせ、まるで 腰痛など無かったかのように軽快に動ける。 が、冷房の効いた部屋で腰部に何も掛けずに寝てしまったりするのはもちろん、 夜の自然の風などでも「おや?」となる時がある。 それでも、10年ほど前までは腰の保温に、自宅では夏でも腹巻をしていた頃 に較べると、今は楽だ。 もう30年近い腰痛歴のキャリアのほとんどで、稽古と並行して実施してきた 「体幹」トレーニングと稽古の一環でもある「立禅」のおかげである。 体幹が強化されたことで、若い頃には実践できなかった技術も使いこなせたり、 ベンチプレスの最高重量が飛躍的に伸びたりと、「地力」がかなりついたこと を実感している。 人生の終盤に向けて、今は四股などのトレーニングも取り入れて、足腰は故障 しない範囲でみっちり鍛えたい。 DSC_4101 posted by (C)kirk1701
2015/07/07
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メンバーによって内容を変えている月曜日の稽古。 古株が中心の時には、細かい技術を紹介し、実践するまでたっぷり時間を割き、 「広く浅く」ではなく、その稽古で数は少なくても、確実に理解し、身につけ られるよう工夫している。 この日は過去何度か紹介している「背刀」の利点などを説明した。 「背刀」「掛け」そして「○○」を巧みに組み合わせることで、触るのが精一杯 のスピードの順突き(ジャブ)を掛け、極めることが可能になる。 何度もやってみせるが、彼らはなかなか上手く出来ない。 稽古量もあるが、重要な事は「手首の柔らかさ」なのだ。 可動範囲が大きければ良いというものではなく、触手のように、相手に触れた 瞬間に反射的に角度を変えられなければならない。 形骸化し、理論・上達方法も伝承されぬまま型(形)や約束組手の中にのみ 残され、埋もれてしまっている珠玉の技術が何と多いことか・・・。 DSC_4091 posted by (C)kirk1701
2015/07/06
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新しいメンバーがボチボチ入って来ており、古株のメンバーに指導を任せる 良い機会となっている。 以前も書いたが、最も真面目に参加しているA君は、基本的な技、特に突き においては、過去のメンバーも通じてトップクラスのレベルになっており、 「継続は力なり」を実感させられている。 当然、指導を通じて自分の身体操作、技を使う心などに磨きをかけて欲しい と思っているのだが、どうにも歯痒い状態が続いていた。 が、この日、もちろんあまりに頓珍漢な説明の時には、さすがに口を出した のだが、それ以外は、いつになくスムースに指導しているA君が居た。 教わっている側のメンバーも「今日は良く解りました」なんて口にするほど で、こっちまで嬉しくなる。 私にとって、一番の苦行は、A君のわけがわからん説明を横で聞きながら他 のメンバーに稽古をつけている時なのだが、この日はそれも少なかった。 じっくりと待つことも「指導者教育」には大事だと痛感させられた。 現在のメンバー構成、入会希望者の状況を考えると、2~3名程度、基本的 な稽古をリードできるベテランが欲しいところだ。 DSC_4045 posted by (C)kirk1701
2015/06/29
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まったく狐につままれたような週末だ。 得点率、防御率ともに最低の我がタイガースがなんと首位(笑) 嬉しいよりも、セ・リーグの将来が心配になってしまうファンも多いだろう。 それでも、上本・今成などの活躍は頼もしい限りだし、ベテラン福留の活躍に 至っては、さすがに素直に拍手するしかない。 ちょっと余裕が出来ると、お調子者の柴田あたりを出してくるあたり、和田 監督の思考回路に不安はあるが、ま、とりあえず首位はめでたい。 もちろん、せいぜい1週間程度の天下だろうが、しばし楽しませてもらおう。 こんな感じで、今年は6球団全てが「一度は首位に立てる」展開になるのも 一興かもしれない。 DSC_4005 posted by (C)kirk1701
2015/06/28
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この日は参加者が多く、レベルもまちまちだったので、ミット中心の内容に。 技術的な細かい内容を中心にしていると、いわゆる「ミドル・パワー」が 落ちる傾向がある。 原因は、各自の自主トレの不足である。 皆、稽古の他にも趣味でマラソンなどの運動をしているものもいるのだが、 稽古で使うスタミナはまた別なのだ。 日に30分程度でも、意識を持って自主トレを行えば、かなりの効果はある のだが、こればかりは強制できるものではない。 特に、指導する側に回った場合は、指導される側より先に息が上がってしまって は、伝わるものも伝わらない。 年齢を重ねれば、それなりに落ちては来るものの、例えば組手を指導する数分 なら、充分に動ける体力維持することは、60代までは可能だ。 事実、尤も真面目に自主稽古をこなしたメンバーは、70を過ぎても、若い 後輩にまったく引けを取らなかった。 彼を特例としても、昨今の運動環境では、40代あたりでスタミナを切らして しまっては勿体ない。 DSC_3958 posted by (C)kirk1701
2015/06/22
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リーグ戦同様、強敵の後に気が抜け、不調チームにボロ負けするパターンで、 パリーグ最下位のオリックスにボコボコにされた我が阪神タイガース(泪) リーグ戦で、巨人相手に張りきった後、抜け殻のようにベイスターズに負ける 時のパターンである。何とかならんか。 今回の交流戦、ハッキリしたのはこのブログでも書いている通り、パの選手たち のアスリートとしてのパフォーマンスの高さである。 セリーグ勢が惨敗したのは、ひとえに底力の差だと思う。 また、このところのドラフトでは、パリーグの方が良い選手を取っており、選手 の側にも昔のようなセリーグ信仰はない。 ま、日本のプロ野球が洗練されてきた、というところか。 特にマートンなどは、毎年のアベレージが高いゆえのスランプに悩んでいるよう だが、こういう時こそ、タイガースらしく、大阪の夜の街にでも繰り出して、 気楽にやって欲しいものだ。 で、セリーグ唯一の勝ち越しなのに、なんでまだ3位なの?あ~あ。 DSC_3941 posted by (C)kirk1701
2015/06/15
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蹴りの稽古の比率をかなり減らしてから、すでに10年以上になる。 通常の稽古メニューのなかでこなすだけだから、当然、股関節も硬くなり、 開脚するとほぼ180度開いていたものが、今では20cm程を残すまで硬くなった。 高度な組手に於いて、高い蹴りなんて使い物にならないという事実もあるが、 稽古中の組手で、反射的に出てしまった蹴りで相手に重傷を負わせてしまった 反省から、蹴りを封印したことも大きな理由である。 が、あれから10年以上が経ち、現在の私は組手に於いてかなりコントロール 出来るようになった自負もあり、また柔軟性も維持したいので、蹴り技の稽古 にもそれなりに時間を割くようになった。 ストレッチの時間も増やした。股関節の柔軟性向上のための動画はネットにも 幾つもあるが、私は10代の頃に先達から授かった方法を今も実践している。 先日、後進に尋ねられるままに開陳したが、効果はその場で確認できる程だ。 然しながら、歳というもので、私自身への効果は若い頃のような劇的なものでは なく、亀の歩みのようなものだ(苦笑) また、股関節が柔らかいからと言ってそのまま蹴りの上達につながるものでは なく、各筋肉の連携に於いて、年齢からくる歪はある。 数年前、何気なく出した前蹴りからそのまま上段回し蹴りに変化する蹴りのとき、 膝関節が抜けるような違和感を味わった。 恐らく、この先は教科書的な蹴りしか出せなくなるとは思うが、稽古の一環と してしっかり稽古していきたい。 DSC_3838 posted by (C)kirk1701
2015/06/11
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レスリングや関節技を主体とする闘技では、目隠しをして触感だけで技を掛け 合うような訓練もするという。 離れた間合いから攻撃・防御を行う空手の場合でも「触感」は重要だ。 このために、我々は素手で行う組手に拘っているのだが・・・。 突きにしろ、蹴りにしろ相手の攻撃を受けてから反応する技に関しては、最初 に相手の手足に触れた瞬間が非常に重要である。 特に「掛け技」などのように、相手の攻撃を巻き込んだりする時にはこの触感 が、技の「スイッチ」にもなる。 もちろん、触れて~技をスタートさせるというタイミングでは遅すぎて実戦では 使い物にならないが、脳による判断を介さず「反射」として手が触れた瞬間に 技につながるように訓練すれば、これほど便利なものも無い。 習得するのは簡単ではないが、挑戦する価値はあると確信し、後進にも勧めて いる次第。 DSC_3822 posted by (C)kirk1701
2015/06/09
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腰痛歴は30年近くになる。 発症した当時は、稽古どころか日常生活がまともに営めるかすら不安があったが、 何とか今日まで重度な再発はしないで来れている。 最近かなり時間を割いているウォーキングも、もともとは腰痛のリハビリとして 頻繁に歩いていたことが、スンナリ距離を伸ばせた一因ではあろう。 また「一病息災」とは良く言ったもので、寝具、睡眠時間、仕事中のストレッチ など広範に気を配るようになったおかげで、傍から見れば「暴飲」と言われる程 酒を飲んできていても、早死にせずに済んでいる(ま、先はわからないが) 稽古をサボらずに来たことも、腰痛とは無縁ではない。 そんな腰痛持ちにとっても、梅雨は冬以上に嫌な季節である。 雨でウォーキングの機会が削がれることも多く、除湿に空調を利かせれば、腰が じんわりと疼くこともある。 自宅ではコントロールできるが、出先ではそうもいかない。 花粉の季節と梅雨。1年の半分ぐらいは要注意となってしまう。 DSC_3793 posted by (C)kirk1701
2015/06/05
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「こりゃ交流戦終わったら最下位だな~」 と、我が家だけでなく、多くのタイガースファンが思っていたことだろう。 例年、交流戦ではボコボコにされるのだが、今年は「一巡」と変わったせいも あってか、まさかの交流戦2位! 成績としては嬉しいのだが「勝つべくして勝った」試合がほとんど記憶に無い 点で、どうも勝っている気がしない。 逆に負け方(8-0からひっくり返されたり)が強く印象に残ってしまっている。 私が応援している今成も帰って来たし、上本も打ってくれているし、まあ満足 すべきなのだろうが・・・。 しかし交流戦になると改めて思い知らされるのは、パリーグの選手達の 「アスリートとしての充実ぶり」 である。 例外的な選手も勿論いるが、とにかく見ていて気持ちが良い。 DSC_3785 posted by (C)kirk1701
2015/06/04
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若い頃は、熱病のように浮かされて稽古に励む一方、信じられない程あっさりと、 止めてしまう者もいる。 学生時代にあれほど熱中したのに、社会人になると、さっさと止めてしまう人に 限って、学生自体の充実と達成感を誇示する。 長い人生の4~8年程度で、武道の奥深さが解るとは思えないのだが・・・。 社会人になってから始める人間の場合、長く稽古することを希望している場合も 多い。 もちろん、長く続けること自体が目的化して、とても武道とは思えないような 緩い稽古を選ぶ場合も多く、それを否定する気はないが「違う」とは思う。 社会人でありながら、ギリギリの線でリスクも冒しつつ稽古を続けるべきと私は 信じ、自身も、怪我などのリスクは冒しながら続けてきたが、その分、周囲の 理解を得るために、稽古以外では文句をつけられないように、仕事も家庭も、 キッチリやろうと思ってきた次第。 そして今、後に続いてきてくれる社会人修行者に良く話すことは、長期の修行で は、上記のような周囲との関係を良好に保つことと、自分の中で、目標を二重化 することだと思う。 現実的な目標と「夢」のような目標である。 自身の技量を冷静に見極め、着実に伸びるために現実的に達成可能な目標とは 別に、長い修行を続けるための遠い道しるべとしての「夢」も持たなければ、 自身も、そして後進も共に歩み続けることは出来ないと思う。 こういう二重の目標を矛盾なく消化しつつ、稽古を続けられるのは「大人」なら ではの能力のひとつであると考える。 目先もしっかり見つめつつ、遥か遠くの「夢」を実現する稚気を忘れない大人の 修行者が、社会性をも持つような武道を継承してくれると期待している次第。 DSC_3709 posted by (C)kirk1701
2015/05/25
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地元球団でもあるベイスターズの奮闘は、応援したい気持はあるのだが、瀕死の 状態の我がタイガースにまで、逆転勝ちを喰らわせてくれると、 「調子に乗りやがって!」 と、毒づきたくもなる(苦笑) それでも、結果だけ見れば、借金はあるものの、それなりにポツポツ白星もある のだが、全く勝っている気がしないのは、期待値がまだ大き過ぎるのか? このところ、西岡などの故障により、若手がスタメン入りしているのだが、彼ら に貪欲さが感じられないのが残念。 どうせ調子が悪いのなら、せめて若手育成の年にして欲しいところなのだが、 勝ち星欲しさに、中途半端になっているのもまた残念。 早く身体と心を「ダメ虎」にアジャストしないと、秋口には身体を壊してしまい そうである。 DSC_3725 posted by (C)kirk1701
2015/05/24
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足の運びを鍛えるには、幼少の頃から裸足で遊ばせるといいと思う。 家の中でもいい、とにかく足の指を総動員して、足~脚~腰と体重移動を体感し、 自分の意図の通りに足が「置ける」ようになれば良い。 もちろん、子どもの頃は靴を履いた生活ばかりの人間でも、稽古を始めてから、 自分の意識、トレーニングでいくらでもスムースな運足を身につけることは可能 だが、私の経験上、ある程度、先天的+成人するまでの生活の影響は、無視でき ないと考える。 1~2歩ぐらいではあまり差は出ないが、4~5歩も足を運ぶような複雑な動き では、良く観ていると、足指の効く人と効かない人の差はハッキリわかる。 運足が上手く出来ない人間に、足指を効かせるための補助的な稽古法をいくつか 紹介するのだが、かなりのベテランになっても、なかなか真剣には取り組まない。 理由は、単発で勝負をつけてしまえば、運足の上手い下手はあまり関係ないから である。 従って、定期的に時間を割いて、各参加者の運足の上手下手が自覚できるように 工夫はしているのだが、どうも不足感を感じている次第。 DSC_3600 posted by (C)kirk1701
2015/05/19
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マンション住まいゆえ、自宅での稽古では、騒音に気を遣っている。 基本的に、音のしない稽古が中心であるが、ときどきどうしても、流れで ミット打ちなどをしたくなることがある(苦笑) 普通に打っては、かなりの音がしてしまうので、ビックミットなどに古い 座布団、それも化学繊維のものを縛り付けて使っている。 こうすると「ボスンッ」と云うかなり低い音に抑えることが出来る。 副産物もある。 通常のミット打ちの時より、深く潜り込むので、フォロースル―を確認する ことも出来るし、蹴りなどの場合、腰に返って来るショックもマイルドだ。 本当は、1980年代に流行ったような、ウォーターバッグだとより良いのだが。 DSC_3576 posted by (C)kirk1701
2015/05/16
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若い頃に得た知識で、筋肉の疲労~超回復のリードタイムについては、30 年間実践してきたが、私の個人的経験値として、10~20代では1日置きが 最適だった筋トレを例にとれば、30~40代は中2日、50代は中3日空け ないと、疲労ばかりが蓄積し、故障にも繋がるような気がする。 さらに若い頃に較べ、50代に入ると、精神的に疲れるような気がする。 身体は動くのに、気持が先に疲れてしまうのだ。 これは考えてもいなかったので、積極的な対処法を研究中なのだが、ひとつの 方法としては、休養、それも徹底した休養があると思う。 例えば、3週間、しっかり稽古したら、1週間は完全に休む。 もちろん、風呂上がりのストレッチなどは毎日やる。 専門的な動きは、1週間も休むと不安すら生むが、これは是非一度試してみたい。 武道では、「毎日稽古するのが当たり前」と40年思いこんできたゆえ、1週間 も休んだことは、20代で入院した時以外経験が無いのだが、長い人生、一度 ぐらい試してみるか?とも考えている次第。 DSC_3570 posted by (C)kirk1701
2015/05/10
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4/30~5/6まで、毎日予定通りメニューをこなした。 正直、中盤ではガクっと疲労感を感じることもあったが、そんな時は自分に喝を 入れて、予定通りこなした。 予想した通り、終盤になると身体のキレが良くなっていることを感じ、組手を想 定した動きなども、イメージ通りに動くことが出来るようになった。 逆に言えば、花粉のシーズンはそれだけサボっていた、ということだ。 実際、教える時間が多くなり、組手に於いても「夫婦手」などの技で捌くことが 多く、身体の切れの悪さはかなりカバー出来てしまうのだ。 もっと歳を取ったら、そういう古流の技術に頼るのもありだろうが、まだ動ける うちは、ある程度技術を封印して、若手と一緒に動かなければならない。 切れのいい技の応酬、体力を振り絞っての打ち合いなどを先に経験しなければ、 「深い技」を本当に習得することは出来ないのだ。 体重も3kg程落ちたが、これは副産物か。 動ける身体を維持できれば良い。 DSC_3399 posted by (C)kirk1701
2015/05/07
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メイウェザーvsパッキャオ戦がやや不完全燃焼だった連休の最後は、 「ノックアウト・ダイナマイト」の異名を取る内山高志のタイトルマッチだ。 前哨戦は、あの井上尚弥に敗れたものの好試合を演じ、昨年、世界タイトルを 奪取した田口良一とタイのクワンタイ。 田口に関しては、井上戦の時に書いたとおり、教科書的なスタイルはもっと 評価されて良いだろう。 先輩・内山にTVで弄られる姿も楽しい田口だが、おそらく素直な選手なのだろう。 クワンタイは「倒せる」と思ってしまい、力み過ぎていた。そこに田口の基本通 りのストレートが入り、数度のダウンを取り、結局田口の8RKO防衛。 田口の宝は、同門の先輩、内山の存在である。存分に好影響を受け、今のスタイ ルに、内山の破壊力を加味して成長して欲しい。井上との再戦も夢ではない。 さて内山。相手のジョムトーン・チュワタナは、タイのプロモーターが「負けら れない」試合になると送り込んで来る、長身でリーチの長いタイプ。しかも、 ムエタイ・ラジャの3階級チャンピオン。 ボクシングの試合では、得意のミドルキックや膝蹴りの代わりに、長身を活かし て、接近戦で殴り勝つタイプという。 試合が始まると、さすがに内山よりも長身のジョムトーンに不安もよぎったが、 これも運の内なのか、内山のストレートで、ジョムトーンが目を痛め(後に眼底 骨折と判明)、焦った荒い動きのジョムトーンを内山は冷静に仕留めた。 ボクシングファンには見過ごされたと思うが、興味深いシーンが。 1R終盤、ジョムトーンが苦し紛れに内山の首相撲を「誘う」罠を仕掛けた。 内山は素直に両手で押し返したものの、首相撲など知らない素直な押し返し方で、 あそこにアッパーを出されたらヤバかったと思う。 試合後、放送席に以前内山からダウンを奪った三浦も居て、リングアナが再選を 煽っていたが、当の二人は冷静な応対で、清々しかった。 DSC_3396 posted by (C)kirk1701
2015/05/06
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今年は酷過ぎる。 全ては、昨年日本シリーズの最終戦。西岡の「守備妨害」から続いているような 気がしてならない。 もちろん、当の西岡は今シーズン、結構頑張ってくれているのだが、チーム全体 として「昨年の日本シリーズ進出チーム」という「偶然の結果」に酔っているよ うな気がしてならない。 特に藤波などは、毎試合、まるで「仕事」のように3点は取られる。もちろん、 3点以上取られることも定例化しつつある。 いくら将来を嘱望されているとはいえ、ここまで来ると、2軍で再調整すべきだ ろう。 カミサンなどは「もう、スタメン全員、2軍の選手でやらせてみればいいのに。」 などと言い出している。 一理あると思う。1軍でこれだけ負けているのだから「若手育成」であれば、2 軍選手をバンバン出せばいいのだ。 野球の場合、1点差で負けようが100点差で負けようが、精神的にはともかく、 身体にダメージが残るわけでもなかろう。 逆に、バンバン点を取る相手チームは、1試合で2~3試合分の体力を消耗する わけで、カード3戦の最終戦だけに1軍をぶつければ、少なくとも毎カード1勝 は出来るわけだ。こりゃいいぞ!(泪) DSC_3386 posted by (C)kirk1701
2015/05/05
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これを目当てに再契約したwowwow。待望の一戦がついに実現。 この日も早朝から、ウォーキングと稽古をこなし、風呂上がりでサッパリし、 ビールをガンガン飲みながら、プロジェクターの大画面で観賞した。 デ・ニーロなど著名人が入場するシーンなどを眺めながら、現実感のないまま 両者リングイン。本当にやるんだなあ・・・。 結果は3-0判定でメイウェザーが勝利。順当なところだろう。 以前マルケスのカウンターで失神したパッキャオは慎重だったし、ディフェンス 巧者のメイウェザーは、絶妙の間合いをキープすることで、パッキャオの連打を 警戒しつつも、必要以上に下がらず、カウンターを打つことで、ポイントを稼ぎ、 判定をものにした。 実際、このカウンターはパッキャオを倒すことよりも、出鼻を抑える打ち方で、 見た目よりも遥かにリスクを抑えたものだった。 どちらも必要以上のリスクを冒さない「名勝負」は、試合後の多くの辛口の評価 を得ることになったようだが、スタイルの異なるボクサー同士で闘うとこういう 結果もある。 どちらもミスを犯さなかっただけ、ということだろう。 DSC_3371 posted by (C)kirk1701
2015/05/03
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毎回恒例、今回も自由になる時間を有効に使って、花粉対策で減った運動量を 取り戻したいものだ。 初日は、早朝の8km程のウォーキングで身体をほぐすことから始めた。 戻って小休止の後、7時頃から土曜日の稽古で使っている会場に行き、普段の 稽古とは別のメニューで黙々と汗を流す。 前回の年末年始休暇では、「腰のキレ」をテーマに稽古したが、今回は下半身 の動きを効率よく突きなどの上半身を使う技に伝えるために、負荷をかけて各 種の技を繰り返す稽古を。 効果は連続した動きの時に、イメージ通りに的確にスピーディーに動けるか? 予想では、3日目ぐらいに疲労が溜まり逆に動きは悪くなり、4~5日目ぐらい から上向きになるはずだ。 楽しもう。 DSC_3324 posted by (C)kirk1701
2015/04/30
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5/3の対パッキャオ戦を前に、メイウェザーは相変わらずのヒール振りである。 もちろん、どこぞのバカ亀兄弟みたいに吠えるわけではない。 メイウェザーが「敵役」とされてしまうのは、テクニックが高度過ぎて、相手に 付き合わないからである。 特に、ロープを背負ったままで、接近した相手のパンチの連打を「避け」続ける テクニックは、彼の看板になっている。 が、この防御テクニックを仔細に観ると、決して目新しいものではなく、過去の ボクサーを良く研究したものであることが解る。 彼の父親は、元プロボクサーで「名トレーナー」と謂われたほどで、往年のマイ ク・タイソンのカス・ダマトトレーナー同様、「先人の闘い方にヒントあり」と いう方針を持っていたのでは?と、私は推察する。 彼の防御スタイルは、1980年代のT・ハーンズの「デトロイトスタイル」と、40 代半ばで王者に返り咲いた、G・フォアマンの防御スタイルを研究し、アレンジ したものだと思う。 さらにこの防御法は、空手や中国拳法にも時々観られるもので、ジャッキー・ チェンなども見せていた。 即ち、大きく半身を切りながら、左手のガードは下げる代わりに、左肩は上げ、 右手は相手の左フックをガードできるように右頬の横に上げる。これで体重を 後ろに掛けてロープを背負えば出来上がり。 近い距離で直線的に飛んでくる相手の左ジャブ(サウスポーならストレート) はショルダーブロック出来るし、頭を少し下げれば相手の右は滑って行く。 相手の左フックはガードしてあるので、残るは右フックのみに、類稀な反射神経 を集中すれば、そりゃ相手のパンチは当たるまい。 さらに、ロープを背負っていることで、相手に横に廻り込まれる心配はない。 ボクサーは本能的に、攻撃するときに、ロープに密着はしないからだ。 こうして見ると、メイウェザーの華麗な防御の正体は、まるで将棋やチェスの ように、相手の攻撃パターンを最小化し、残りに全神経を集中する、という、 理詰めものであることがわかる。 もちろん、理屈を実践出来るメイウェザーは、素晴らしいボクサーであることは 間違いないのだが。 DSC_3289 posted by (C)kirk1701
2015/04/28
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花粉の季節も終わりに近い。 今年は、体重増加を覚悟で外出(ウォーキングや散策)を徹底的に控えたおかげ もあって、まともにくしゃみすらしないで済んだ。 今年の花粉の飛散量が少なかったのかもしれないが。 「効いた」と実感するのは「ナゾネックス」という怪しげな名前の点鼻薬だ。 いきつけの医院で処方してもらったが、先生曰く、 「1日1回でバッチリ効きます」 とのことで、最初は信じなかったが、実際に毎朝1回だけで充分だった。 他に、毎年常用している「タリオン10」を例年の半分の量を飲んでいたが、本当 にこれで充分だった。 結局、「花粉に触れない」ことが一番とは思うが、補助的に点鼻薬を使う分には、 飲み薬よりは遥かに身体に良い、と思う。 DSC_3240 posted by (C)kirk1701
2015/04/25
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1990年代。 「リングス」を観たさに加入していた WOW WOW。 「リングス」が活動を停止してから、興味深いボクシング・マッチもあまり なくなってきたので、自然に解約してしまっていた。 今回、5月連休の「メイウェザーvsパッキャオ」観たさに、再加入することに。 契約しているCATV経由だと、月額料金が少々安いのだが、録画後の取り回しの 良さを考慮して、直接契約することにした。 ホームシアター用の比較的新しい映画もラインナップされているのも嬉しい。 さて、お目当てのメイウェザー対パッキャオだが、あのデラホーヤに土をつけた パッキャオも、先年の復帰戦ではリングに沈み、一時はプロレスにまで顔を出し ていたメイウェザーも6階級制覇したとはいえ、下り坂では?と懸念される。 つまり、この一戦は「旬」を過ぎて実現するのである。 それでも、是非リアルタイムで観たい一戦であり、楽しみだ。 DSC_3255 posted by (C)kirk1701
2015/04/24
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月曜日と土曜日の稽古は、場所・メンバーこそ異なるが私にとっては完全に生活 に刷り込まれており、この歳まで大した病気も無くやってこれている大きな要因 になっている。 その上嬉しいことに、単なる健康維持以上の技術面での向上をもたらしてもくれ ており、感謝の気持ちは、真面目に続けているメンバーへの技の継承・紹介で 返そうと毎回、工夫を凝らしている。 花粉の季節が終われば、朝稽古もするようになるし、我ながら飽きずによく続い ているものだと感心してしまう。 15歳から始めたので、もう40年近く。人生の半分どころか、物ごころついてから のほとんどの時間を、この道を歩んでいることになる。 正直、健康維持のためには逆効果となる部分もあり、誰にでも勧められるもので はないが、やり甲斐という意味では、素晴らしい武道であると思う。 それでも、時々発作のように、仕事も家庭も捨てて、山にでも籠って、稽古三昧 の日々を送る自身を妄想してしまうことがある。 いい歳をして・・・と、心中、苦笑してしまうのだが、結局こういう世界に居る 人間は、幾つになってもこんなことを考えるのかも知れない。 IMG_6191 posted by (C)kirk1701
2015/04/18
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月曜日の稽古。 過去、外人も含め、何人かの経験者が参加した。 中には、某会派の指導員クラスまで居たが、皆、長続きしなかった。 大概は自流の稽古に慣れ過ぎ、うちの稽古量が多く感じる様である。 「毎回こんなに稽古するんですか?」と言われたこともあるし、途中で吐きに 行ってしまう者もいた。 逆に、初心者からうちに来た者は、結構続く。 予備知識が無い分「こういうものなのか」と思ってしまう故、続くのだ。 この春も「他流で指導している」と意気軒昂な御仁が参加しているが、先日、 実力を試させてもらう意味で、組手の実力が露骨に明らかになる稽古をさせて みた。 結果、うちの若手の攻撃は全て入り、その御仁の攻撃は全て受けられる、という 私もびっくりしてしまうような結果になった。 乱戦になったらまた別だろうが、実力差は明らかである。 指導者冥利に尽きる一瞬である。 また、うちの若手もかなりの自信をつけたであろう。 単に道場に通うだけの時間をどれだけ重ねても、真剣に技術や強さを追求する のでなければ、寂しい限りである。 14_1221_近所-SP_Ektar100-024 posted by (C)kirk1701
2015/04/14
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1970年代後半、一世を風靡したキックボクシングの火が消えかけていた頃、藤原 敏男がタイ・ラジャのタイトルを奪取したり、ベニー・ユキーデの来襲により、 興行スタイル自体が変化したりと、ロウソクの最後の輝きのような時期があった。 K-1が事実上消滅して久しい。 スポンサーの変化などを観ていれば、K-1及び主催母体のS会館の裏に、どのよ うな人達が蠢いていたかは、格闘技界ではなかば公然であり、衰退は当然の成り 行きでもあった。 ところが最近、名選手から明伯楽と見事に進化した前田憲作らを中心に、本来の キックの充実層である、60kg,55kgの体重の興行が行われている。 あまり期待しないで観たのだが、いや~なかなかの好試合が多く、真面目に観て しまった。 興行的に衰退するということは、選手にとっては厳しいものがあるが、70年代と 大きく違うところは、選手の多くがアマチュアから実績を上げている選手で、 いい意味で趣味の延長でプロになっている点である。 空手などと違い、ルール上のハードルの高さもあって、アマチュア層が薄い キックの世界だが、今回出場している選手の何人かは、グローブをつけて顔面を 打ち合う「新空手」出身の選手である。 興行の「目玉」を意図的に作る必要が無いので、本当に実力のある選手が集まる ことが衰退期の輝きを生むと思う。 彼らはハングリーさとは無縁の選手だが、充実したアマチュア生活を経た分、 技術は高く、観ていて安心感がある。 ノーガードで打ち合うようなバカはいないし、スタミナが切れてきてもそれなり の闘い方が出来る。 後は観る側だが、残念ながら今回のような興行は、素人受けはしないだろう。 多くは望まず、地道に若い力を競う場として、存在し続けて欲しいものである。 14_1221_近所-SP_Ektar100-022 posted by (C)kirk1701
2015/04/13
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中日との三連戦。 鬼門ナゴヤドームで、なんと三連勝で開幕スタートダッシュのタイガース! 昨年の日本シリーズではやってくれちゃった西岡もしっかり打ち、福留も好調。 「第二の球ちゃん」と密かに期待している松田遼馬君も既に三勝。 さらには、愛嬌ある風貌ながら、これまた「矢野二世」の梅野も好調。 この勢いなら「どうなっちまうんだよ~」と嬉しい悲鳴を上げていたのだが。 4/17のジャイアンツ戦を終えて・・・5位の借金「4」。 あ~あ、やっぱこんなもんか(笑) ま、今シーズンは、上本や梅野、松田たち若手が育つための1年でいいや。 14_0914-037e posted by (C)kirk1701
2015/04/04
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「神は細部に宿る」という建築家の言葉があったが、まさに武道も同様である。 新しい期がはじまり、稽古も少なくとも私は、初心に帰り、着実に稽古を積み 上げたいと思っている。 ここ数年、古流の技術も深く研究する中で「細部」に拘って来た。 結果、若い頃には上手くこなせなかった技のいくつかが、当たり前のように 組手の中で使えるようになってきた。 「使える」ということは、約束事の稽古ではなく、真剣勝負の組手に於いて、 使える、という意味である。 例えば、順突き(ジャブ)を取り、腕を決める技に於いても、以前のやり方では、 相手の汗などで逃げられることも多かった。 が、手首の角度をホンの少し変えることで、ほぼ100%捕まえることが出来るよう になった。 逆を取りに来た相手を外し、こちらが逆を取る補助的な技でも、足の動きに、 外からは見えないほんの一挙動を加えるだけで、信じられない程たやすくなる。 こうなると、子どものように好奇心が旺盛になるのは自然である。 14_0920BW-017e posted by (C)kirk1701
2015/04/02
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昨年の日本シリーズでは、守備妨害という情けない幕切れで終えたタイガース。 今年はあまり期待し過ぎずに見守ろうと思う・・・。 さて初戦。 「中日かよ~」と、最悪の結果を想像しながらのCS観戦。 案の定、中日に先制されながらの終盤、ゴメスで同点にしマートンでサヨナラ! 薄氷を踏む思いで初戦を飾った。 気になるのは、先発のメッセンジャーが髪を伸ばしていることであり、案の定、 ポカスカ打たれていた。 それでも、密かに注目している松田遼馬君が勝利投手。 身体も、特に背中が大きくなっており、期待が持てる中、何と勝利投手! 上本や大和も期待できそうだし、じっくり楽しめる一年になりそうだ。 DSCF9559bw posted by (C)kirk1701
2015/03/27
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グローブを付け、組手をしている最中に、相手のガードごと持って行こうとして 強打を放ち、逆に自分の肩を痛めてしまった(苦笑) スピードを優先して、肩周りの補強を控えめにしていた分、耐久性が落ちていた ことも一因だろう。 軽い痛みなので、筋トレで治すことにして、軽い負荷をかけながら慎重にトレー ニングをしながら、冷温交代浴などで回復を促進、1週間ほどで軽快したが、 これまた歳を感じる負傷である。 指導に専念し、怪我をしないように稽古することも可能だが、やれるうちは、 肉弾相撃つ組手も楽しみたいし、まだまだ技術的には向上している自負もあり、 実際の組手で検証する必要もある。 待ち拳に徹して、相手の攻撃を待てば怪我も無いが、メンバーの受け技の技量 向上には、それなりのレベルの攻撃をしてやる必要もあり、当分、故障とは縁が 切れそうもない。 良くしたもので、回復力が低下している分、知識は増えており、以前も書いた とおり、故障の回復過程も楽しめている。 然しながら「無事これ名馬」というのも肝に銘じなければならない。 DSC_2812 posted by (C)kirk1701
2015/03/22
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空手のように「間合い」が重要な武道に於いては相手に掴まれたり、極められた りすることは、最も避けたいシチュエーションである。 組み技、関節技の専門家を相手にしても「何とでもなる」と豪語している達人の 方々もいらっしゃるようだが、その方たちの開陳している、組技への対処方法に は疑問を覚えるものも多い。 本当に専門家レベルの相手と、稽古なり闘いなりをした経験があるのだろうか? 幸運なことに、学生時代、何人かの組技系のハイレベルな方々と「交流」を持つ ことが出来「決して侮ってはいけない」と肝に銘じたものである。 結論として、うちの稽古では「掴まれたらおしまい」という気持ちで、とにかく 組みつかれる時の、「ファーストコンタクト」を避ける・外すことを第一義とし て稽古している次第。 この日は、ほぼ全ての稽古時間を「掴まれないため」の稽古に費やした。 掴む側にも廻るので、組技独特のスタミナの消耗もあり、いつもと違う疲労感を 皆感じたものと思う。 テクニックそのものは、力学を合理的に応用した単純なものばかりだが、キッチ リ稽古しないと使えない。 各自、しっかり復習して欲しいものである。 DSC_2693 posted by (C)kirk1701
2015/03/16
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このところは、ミットを使ったメニューをこなす時には、グローブをつけること が多くなっている。 女性も参加しているので、あまりゴツイ拳頭にならないように、との配慮もある が、問題点も多い。 グローブをつけた時の叩き方、突き方の中には、素手で同じようにやった場合、 手首を痛めてしまうようなものもある。 もちろん、自覚を持って行えば問題ないのだが、修業年数が少ない者には、どう しても適当な角度で突いてしまう者も多い。 なるべく大きく、適度に喰い込む程度の硬さのミットを使って、素手で突く稽古 を出来れば多く行い、正しい角度を身につけるべきである。 伝統的なマキワラだけでは、対象が動かないために、手首の「粘り」を鍛えるに は物足りない。 パンチングミットに比べると、ドシンッと反動が帰ってくるので、肩・肘の強化 にも良い。 サンドバッグも良いのだが、ミットの方が動きが入る分、稽古内容が多彩になる。 DSC_2691 posted by (C)kirk1701
2015/03/14
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参加メンバーによっては、稽古時間ほぼ全てを「研究」に充てる時もある。 普段は、巷の道場に比べてもかなり厳しい部類に入るような内容を、高密度で行 うようにしているので、「研究」的なカリキュラムであっても、ダレた雰囲気に 陥ることは無いのは嬉しい限り。 例えば、崩し技とか投げ、極めなどがテーマになった場合は、検証のために何度 も技を掛け、掛けられている間は、普段とはまた違う筋肉を使うこともあり、終 わる頃には、結局かなりの疲労度になる。 お題となる攻撃を中心に、その対処法について研究する場合もあるが、逆に、返 し技を中心に「対応可能な攻撃」を逆算するときもある。 また、格闘技の場合は、相手とのかけひきの中で、自分が使いたい技を使える様、 誘導することは可能であり、特に年齢を重ねてきた我々のような者が真剣に闘う 場合は、自分が得意とするシチュエーションに「引き込む」ことは重要である。 ビジネスで古くから使用されているSWOT分析のように、常に自分の強み・弱みを 把握して、研究~実践することで、息の長い稽古が可能になると思う。 DSC_2366a posted by (C)kirk1701
2015/03/10
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初心者に対して、いきなり高度な技術を紹介・伝承できないのは当然である。 しかしながら、数年先を見越して、高度な技術を構成する「要素」を、咀嚼して 理解しやすいようにしながら稽古することは有意義であり、実践している。 約二時間の稽古の中で、認識の高い参加者であれば「あれ?」と気がつくであろ うし、質問も出るはずである。 残念ながら、最近のメンバーは非常に素直で、上記のような「要素」が出現して も、あまり疑問に思わず、黙々と稽古している。 まあそれでも効用はあるのだから、ヨシとしなければならないが、初期~中期の メンバーであれば、即座にその稽古内容の「意味・効用」をしつこく訊ねてきた ものである。 必死さというか、良い意味での貪欲さというか・・・・。 本来、うちの稽古は「問答」のようなものだったことを想い出して、少し懐かし くなった。 問われるままに紹介していた技術・稽古方法がいつの間にか形骸化しているので はないだろうか? 反省するとともに、改めて毎回の稽古内容を厳しく自己採点することを、肝に命 じた次第。 DSC_1416 posted by (C)kirk1701
2015/03/03
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土曜日の稽古にも、やや高度な約束組手の時間を設けることにした。 数回やってみたが、成果(手応え)は充分である。 自由組手において、確実に攻撃が鋭くなり、受けの反応力も上がっているのが わかる。 盤石の受けを持った相手に、なんとか当てようと繰り出す中で、様々な工夫を こなすのはもちろん、受けの時は逆に相手のスピードにつられて、自分の受けの スピードも上がるものだ。 本人にしてみれば、同じように受けられ、同じように打たれてしまうので、自身 の成長には気付いていないようだが、客観的に進歩している。 こういう効果が期待できるのは、中学生~人によっては高校生ぐらいからである。 小学生までは、どうしても自身の身体を「操る」という感覚が理解できず、目で 視たものをなぞるだけの世界から出られないのだ。 このあたりは心理学で言うところの、PAC理論に近いものがあると思う。 こういう点でも、各個人の成長に合わせたメニューというのは重要なのだ。 P1060030 posted by (C)kirk1701
2015/02/28
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前にも書いたとおり、トンファは実際に「使える」武具だと確信し研究中だ。 30年ほど前、教わるままに形骸化した修練をしていたときに較べ今はかなり 深く、密度の濃い研究が出来ている、と確信して楽しんでいる。 現在の問題点は、実戦形式で試すことが出来ないことである。 樹脂製のトンファでは話にならないし、相手に防具を付けさせても、木刀で 打ちすえたのと同様の打撃から、身体を「隙間なく」守る様な防具はない。 どうしても「想定」で稽古せざるを得ないことが、現在の問題点である。 それにしても、試合前にノルマをこなすように、試合用の稽古に時間を取られ ていた頃に較べ「隠居」の身になると、何とも稽古が楽しめるものだ。 無限にあったはずの修行期間も「有限」であることを思い知らされるこの頃。 妥協の無い稽古をしていきたいものである。 DSC_1652 posted by (C)kirk1701
2015/02/22
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所謂 約束組手 など、相手をおいて稽古をする場面も多いのだが、以前から しつこく書いている通りこの「相対稽古」が形骸化、予定調和化している道場 があまりに多い。 「怪我をさせてはいけないので・・・」 という言い訳を聞いたことがあるが、本末転倒も甚だしい。 怪我をする様な技量、集中力の者にはやらせなければいいのである。 この「ダンス化」「殺陣化」した約束組手が、空手の「落とし穴」ですらある と私は思っている。 ボクシングなどの場合、マススパーをやった延長に必ず自由に攻撃するフリー のスパーリングがあり、このような懸念は少ない。 が、空手の場合、組手はここまでで、あとは「型(形)」だけとか、組手は実際 に当てないなど、形骸化した約束組手が終点となっているケースが多い。 事情があって、自由組手で存分に当てられない場合は、約束組手を工夫し、現実 と向かい合うように誘導する必要がある。 格好ばかりで、しっかり拳を握ることなく、約束事を綺麗にこなしている似非 空手家の約束組手を観ていると、暗澹とした気持になる。 DSC_1606 posted by (C)kirk1701
2015/02/15
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「肝の座った奴」などと私の世代でもあまり使わないような言葉も、武道の 世界では、現役バリバリだから面白いものだ。 「脳障害になるんじゃないか?」という程の打ち合いも時にはある。 相手に引きずり込まれるような形で、そうなることが多いのだが、その時は こちらもアドレナリンがバンバン出ているので、何の恐れも無くやるのだが、 終わってみて、ガンガンする頭痛が取れる頃になると、「もう、バカな打ち 合いはやめて、スマートにやろう。」などと思ってしまうことも多かった。 が、同じような稽古をしていても何度も平気で脳みそを痛めつける奴も居た。 「肝の据わった奴だ」と、しみじみ思ったものである。 特殊な環境がそうさせるのではなく、生まれつき、頭は悪くないのだが物事 を全然怖がらない奴がいる。 若い頃は、そういう奴らを心底「羨ましい」と思ったものだが、最近はあまり 思わなくなってきた。 自身に胆力がついたからではない。 40年近くもやって来て、慣れてきたからでもない。 年齢を重ねるごとに、自分の身体が、人のもののように思えるような時があり、 組手の最中などは、す~っとした透明感を感じるのだ。 相変わらずの臆病ものゆえ「肝の据わった奴」には終生なれそうもないが。 DSC_1405 posted by (C)kirk1701
2015/02/07
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空手の立ち方に「騎馬立ち」と「四股立ち」という立ち方がある。 どちらも、ほとんどの道場で、初心者が教わる立ち方である。 両足を肩幅の倍ほどに開き、グッと腰を落とした立ち方である。 両足が平行になるのが「騎馬立ち」で、両足を共に45度程度外に開くのが、 「四股立ち」である。 ちょっと離れてみれば、素人には見分けのつかない程度の差に見える。一見は。 移動稽古をなどをしていると、多くの人間が、騎馬立ちと四股立ちがごちゃ混 ぜになってきてしまう。 「型(形)」を第一義とする様な流派は別にして、直接打撃制を旨とする会派 には、特にこの傾向は顕著である。 この日の稽古で、既にベテランの域に入りつつあるメンバーが、型の稽古で、 騎馬立ちと四股立ちを間違えるミスを犯した。 やはり細かく説明せねば無理か、と、時間を割いてその大きな違いを説明した。 やってみればわかるが、四股立ちになると腰はほとんど回転しない。 逆に、騎馬立ちは、腰が非常に楽に回転する。この差は何を意味するのか。 一見同じような立ち方が、全く異質な用途・効用。 武道というものは、本当に面白い。 DSC_1565 posted by (C)kirk1701
2015/02/02
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昨年末には「来春の花粉は例年の3倍」なんて驚愕の情報がながれたりもしたが、 実際は「例年の1.5倍」程度らしい。 まあ「例年」の基準が良く判らないので、気にしてもしょうが無いのだが。 例年、この時期から少しづつ「タリオン錠」を定量の半分程度から服用し始め、 3月からは定量にして逃げ切るのがここ数年のスタイルだ。 さらには、帽子なども活用して、とにかく家に花粉を持ち込まない工夫で、何と かクリアしたいものだ。 3月からGWあたりまで、せっかくの春なのに、嫌な季節がやってくる。 それでも不思議なのは、稽古中は一切くしゃみも目のかゆみも無いことだ。 この時の生理的現象を活用して、なんとか抑え込めないものだろうか? 嗚呼、憂鬱。 DSC_1537 posted by (C)kirk1701
2015/02/01
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最初に学んだ道場では、突きも蹴りも「胸を張れ」とよく言われた。 こちらが若かったこともあり、師も細かい理論を教えてはくれなかった。 大学時代在籍したフルコン流派では、どちらかと言うと、猫背で蹴る場合が 多かった。 当時あることで知己を得たタイ人から、「ムエタイでは背筋で蹴る」という 話を聞き、自分なりに色々研究し、フルコン派でも、初期の頃は背筋で蹴る 時期があったことも知った。 最後の会派では、これまた「胸を張れ」である。ここでは、細かい理論も 学ぶことが出来、さらに自分で研究を重ねて、今では確固たる自信をもって、 後進に紹介している。 特殊な蹴りを除いて、蹴る瞬間に自身の身体を「剛体化」するためには、 骨格的に背骨一本で支えている、胸椎と腰椎の間の筋肉を、ビシッと決め 無ければならず、そのためには胸を張ることが有効なのだ。 圧倒的な筋力のある一部の者を除いて、普通の筋肉を持つ修行者は、蹴りと 上段受けなど、相手の力を受け止めたり逸らしたりする局面で、胸の張り具合 でどのような違いがあるかを、是非、確認していただきたい限りである。 DSC_1391 posted by (C)kirk1701
2015/01/31
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正月にCSで中継録画したキックの比較的大きな興行を今頃観戦した。 ライト級クラスのトーナメントを軸に、途中にヘビー級のワンマッチを噛ます という構成で、本来ならかなり楽しめるものだったはずだが・・・。 トーナメントに出場している選手は、どれも同じように平均的な闘い方をする 選手ばかりで、まったく面白くなかった。 せめて・・・と、ヘビー級のワンマッチを楽しみにしたが、ただのデブの殴り 合いに過ぎず、1970年代後半の衰退期のヘビー級を観ているようだった。 一緒に観ていたカミサンに「昔はこんなもんじゃなかった」と、動画サイトを 検索して、藤原敏男氏などの現役時代の試合を口直しに観賞した。 格闘技も、洗練されればスポーツ的になってしまうリスクが、現実のものと なってしまったことが確認され、寂しい気持ちになった。 「軍鶏の喧嘩」とボクサー(ガッツ石松)らから酷評されたキックボクシング だが、黎明期の技術はさておき、ボクシングよりも遥かに歴史のあるムエタイ に「追いつけ追い越せ」の中で、ボクシングとは異質の魅力を放ってきた。 が、残念ながら今日のキックは、正直、観戦するに値しないレベルである。 DSC_1337 posted by (C)kirk1701
2015/01/28
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しばらくサボっていたトンファの稽古を再開。 今年は、中級者以上には、トンファを活用した組手を紹介する予定ゆえ。 素手で行う稽古より、緊張感もありいい汗が出る。 通常稽古とは別に時間を設けて取り組んであいる。 若い頃は、現在は大きな森林公園になっている近所の森にそびえる大木や、 その周りの中ぶりの木の枝などを相手の攻撃に見たて、仮想組手に励んだ ものだ。 傷だらけになったトンファやヌンチャクは、いつも座右にあり、手に取る 時間が長い分、馴染んでいたと思う。 大学時代「フルコンタクト」とは名ばかりのスポーツルールの団体に所属 していた頃は、ウェイトトレーニングなどに忙しく、武道としての、武具を 含めた組手の研究は、随分とブランクを作ってしまった。 トンファはその構造上、手首に対して振り回せる方向が決まっており、その 点でヌンチャクの優位性を主張する向きもあるが、私の経験上、およそ空手 で使用される武具で、トンファと「棒」が優れていることに確信を持っている。 米国などで「トンファーバトン」などの名で、警察などに採用されているの も、心強い実例である。 長さ1m以上ある「棒」に関しては、これも暫く稽古したが、空手というより 「棒術」の方々に研究をお任せするべきと判断しているし、実際に、あんな もの、持ち歩けない。 技術的には、例えばマンションの通路や、エレベータの中では使えない。 トンファなら、制限は受けるがエレベータの中でさえ使えるのだ。 DSC_0901 posted by (C)kirk1701
2015/01/24
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それぞれが鍛えたり、或いはサボったりのそれぞれが集い、いい汗を流した。 いつもは時間の関係で数種類に留めている基本も、全てをじっくり。 これだけで1時間以上かかる。 (本来は2時間ぐらいかけて量的に多くしたいところなのだが) 移動稽古は省略して、約束組手。 熟練度でチーム分けし、各自に適した内容で行う。 ベテランの域に入りつつある者には、王道として追求している技術が習得でき るまでの間の便宜的な技術として、両手を使った複雑な受けなどを紹介。 もちろん、このレベルを「極意」として追及している会派もあるのだが、相手 がボクサークラスでは通用しないことを実践で確認すべきであろう。 とにかくうちでは、ボクサー以上のスピード・テクニックの突きを受け切る レベルを目指しているので、ある程度の段階で成長は漸近線を描きだし、長期 的な取り組みが必要になる。 その間にも、指導その他で、他者を相手にせざるを得ない。その時のための 技術も磨かなければ、修行自体が成立しないのだ。 あっと言う間に2時間が過ぎ、今回は終了。 今年は、便宜的な技術の延長で、トンファを実際の組手に活かせるレベルまで 指導したい、などとも考えている。 DSC_0978a posted by (C)kirk1701
2015/01/19
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年明けの稽古。 組手において、変化を見せてくれる者も居て、こちらのモチベーションも上がる。 私との組手では、皆、緊張感を以って向かってくるのが常である。 通常、大半の時間は私は専ら受けるのみである。肘や膝を巧妙に使って、相手の 攻撃を潰すような受けをすることもあるが、ある程度のレベルの稽古生は、簡単 に餌食になるような無駄な攻撃はせず、それなりに複雑な攻撃ができるので、 本来ならバンバン攻め込んで来るはずであるが、それはほとんどない。 理由は、不定期に放つカウンターが怖いからである。 調子に乗って、連続技を出してくる相手はこちらには読みやすく、初撃に対する よりも、遥かに容易にカウンターを決めることが出来るので、2発目や3発目の 一番隙が出来たところに極めると、かなり効くのだ。 こういう組手の中で、メンバーは初撃を大事にし、武道としての組手を身につけ てくれるのである。 その上で、「敢えて」連打による接近戦を挑んでくるという変化を見せてくれた 者に、心境を尋ねた。彼曰く、 「カウンターを警戒して動いても、結局、先生の攻撃は受けられなくてやられて しまうし、連続技でもやられる。結局、どうやっても勝てないなら、ゼロより は確率のある、乱打戦に持ち込んだのですが。」 ということである。 これは、その日に思いついたような短絡的な変化ではなく、数ヵ月、数年かけて 身体で何度も試しながら彼が決意した変化である点、素晴らしい。 何度もやってみて、痛い目に遭いながら、それでも確率に掛ける。拍手だ。 残念ながら、今回は彼の作戦は奏功しなかったが。 理由は、接近戦・乱打戦は、実は私の大好物であり、得意な戦法だからである。 それをあえて封印して、自身も含めて、高度な技術を目指しているのであり、彼 が接近戦を挑むことは、却って私の得意分野で挑むことになり、経験・パワー、 接近戦用の小技に優る上、結構打たれ強い私には、まだまだ通用しない。 が、今回の経験(変化)を糧に、結局は王道である、一発の攻撃に磨きを掛け、 私の動きを読む工夫を重ねれば、いつか私が倒される日も来るやも知れぬ。 彼とは別に、合理的な作戦を持っている者もいる。彼曰く、 「先生が歳を取るのを待ちます」 というものだ。非常に理論的で、爆笑してしまった。 DSC_0552 posted by (C)kirk1701
2015/01/10
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この冬休みの課題は、ズバリ「腰のキレを良くする」という、高邁な武道を技術 面から追求するものからは程遠い、まるでメインテナンスをするようなものにな ってしまったのだが、この年代になれば仕方のないところである。 ウォーキング時の「歩き方」から始まり、終日、小まめに腰のストレッチを行い、 周辺筋肉を様々に鍛えたおかげで、稽古時には随分と滑らかに動くようになった と実感している。 突きや回し蹴りのときは勿論、ナイファンチなど、腰を落した状態で捻る様な型 などでも、ハッキリ実感できる。 怪我の予防は当然のこと、この歳でもまだ突きのスピードなどはUPしている実感 が折角あるので、さらに上を目指したいのだ。 腰の動きが滑らかになってくると、両手を瞬時に使う「夫婦手」などの切れも良 くなり、実際に組手でもバンバン使えるようになる。 もちろん、究極のレベルでは役に立たない補助的な技術ではあるが、研究課題と して多くのものを含んでおり、こちらのレベルを維持して、後進に紹介するため にも「使える」レベルにしておきたいものだ。 とまれ、今回の長期休暇もサボらずに身体を動かせたことには感謝したい。 DSC_0508 posted by (C)kirk1701
2015/01/05
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この日の朝は、生憎の雨。 が、気温は3℃程あり、予定通り、朝4時からウォーキング。 鎌倉散策の時に雨に降られ、コンビニで購入した合羽が役に立った。 1時間半程歩き、いつもの神社で立禅と、この冬休みのテーマ、腰のキレを 活用した技を反復練習する。 壁を背に密着して、身体を捻って両手をつけるなど、一見若い頃と変わらない 柔軟性を維持しているようにも見えるのだが、夫婦手などで使う、瞬時に腰を 二回捻る様な動作の時には、どうも違和感を感じる。 それ故、今回は「腰のキレ」をテーマにしたのだが、実はウォーキング時の歩き 方にも、腰のキレを造る工夫を入れている。 元旦も含め、サボらずにキッチリやりたいものだ。 DSC_0228 posted by (C)kirk1701
2014/12/29
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