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期待通り、見応えのある試合が多く、改めて現在の日本人ボクサーの充実振り を実感した年末だった。 【井上尚弥vs河野公平】 河野も頑張ったと思う。井上に効かせている場面もあったが、技術的な「精度」 で井上が優っていた。井上のKO勝利。 井上のように、才能もあり、その上にキッチリと訓練を積み上げる選手はある 意味「崩れ」がない。 自覚を持って内容のある訓練を積んだ井上に較べて、河野は「情」を絡めながら 訓練を積んでしまったのではないだろうか? 【内山 高志vsコラレス】 前回、序盤の打ち合いでダウンを喫してしまった後、焦って打ち合いに出て KOされてしまった内山。 今回は、しっかりガードを上げ、カウンターを貰いやすいフック系よりも、 ボディへのストレートなどを混ぜて安全側を取った闘い方だったが、動きがやや 硬く、フットワークが引っ掛かるような場面があった。 それでもダウンを1回、ボディへのストレートで動きを明らかに止めるなど、 有効な攻撃もあり、判定でいけるかと思ったが、判定負け。 コラレスの手数をジャッジが取ったようだが、試合後の渡辺会長のコメントの とおり、相性が悪いと思うが、今回は内山の調整は失敗だったようにも思う。 引退という言葉も出ているようだが、まだまだ高みを目指せるボクサーだと思う。 ファンの勝手な願望だが、今しばらく、内山のボクシングが見たい。 IMGP1995 posted by (C)kirk1701
2016/12/29
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一時期は、民放が競っていろいろな格闘技イベントを中継していて、 「大晦日は格闘技」という時期があったが、ここ数年は沈静化し、 興味のわかないバラエティばかりになっていた。 うちは毎年、大晦日は友人を招いているのでじっくりとTVを観ることは あまりないのだが、「笑ってはいけない」などは録画して楽しんでいる。 昨年あたりからは、久しぶりに格闘技イベントが多くなってきたが、 一時期よりは内容(カード)は遥かにまともであり楽しみにしている。 12/30には「井上尚弥vs河野公平」があり、12/31は「内山 高志vsコラレス」 がある。これは昨年のリベンジマッチである。 アニキ、神取 忍の復帰戦も楽しみにしていたのだが、神取選手のの怪我により 流れてしまった。 さらにエキジビジョンとはいえ、「魔裟斗vs五味隆典」も興味深い。 五味は、UFCでこそ苦戦を強いられているが、パンチのテクニックは高く、 これまた引退が早過ぎて現役同様のコンディションを作れる魔裟斗との打撃 ルールでの闘いは楽しみである。 以前の亀ナントカの試合の様な出来レース試合はほとんどなくなっている点、 はほとんどないので、楽しめそうである。 IMGP1953 posted by (C)kirk1701
2016/12/22
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動画サイトのコンテンツが豊富になり、武道系のものでも素晴らしいものが ある。 植芝 盛平氏(合気道)や三船 久蔵氏(柔道)の晩年の乱取風景など、話で しか聞いていなかったものが、動画で観れるのは本当に有難い。 三船十段の「空気投げ」などは私の父親が「小学校の頃演武会で観た」という 話に聞き入りあれこれ想像したものだ。 そんな有難い動画サイトだが、ま~酷いものも氾濫している。 先日、私が所属していた会派の技術ビデオを分析し「コツ」を再現した、と 謳っているある指導者の動画を拝見した。 少数の門下生にあれこれ解説しているが、この御仁、全く解っていないし、 何よりハイレベルの攻防を本当に経験したことがあるのだろうか?とも思って しまった。 他者の動きの表面だけを観て「何故その様に動くのか?」を実践経験を元に 分析し、きっちり再現できない状態で人に教えては、教わる方が不幸である。 案の定、その御仁が「再現」する動きは初心者程度の相手にだけ通用するもので、 我々の同僚と対峙したら、大怪我をする様なものである。 工学製品などで中国や韓国が良くやることだが、図面を真似て同じような機構の ものを作っても、各パーツの材質、出来具合が全く劣っているために直ぐに壊れ てしまうものがある。 この動画はまさにそのようなもので、非常に哀しくなった。 IMGP1216 posted by (C)kirk1701
2016/12/17
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土曜日の稽古。 今年の秋から、徐々に内容(技の種類)を増やしている。 新しく紹介する技は、やや時間をかけ、ある程度形になってきたら他の技と 同じような回数をこなすことで「当たり前」として刷り込むような方式だ。 約束組手も複雑になってきており、前屈や後屈などの基本的な立ち方での 大きな動き(比較的ゆったりとした動き)から、組手立ちでの動きの速いもの が主体になって来ている。 ひとつ間違えると、顔面に正拳が激突するなど大事故になるので、ある程度の レベル以上でなければ出来ないことだ。 すなわち、レベルが上がってきた、ということだ。 結果は組手に如実に現れ、特に中学生などは身体の成長も相まって、なかなか のレベルになって来ており、グローブ着用の組手では、こちらも真面目に相手を する位の技の応酬が見られるようになった。 が、素手に近い状態では技の精度・威力・反応力など全てに於いてまだまだで、 先は長い。 グローブに較べて断面直径で約半分、容積は1/4程度の素手の拳をしっかりと 受けながら組手を行うのは非常に難しいのだ。 稽古の最後には、素手の攻撃への対処に関する受けもしっかり稽古はしているが、 ある程度の年齢にならないと、素手の突きの恐怖に対して、冷静になれないのも 現実である。 IMGP1537 posted by (C)kirk1701
2016/12/10
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FA宣言した糸井をアニキが猛烈なラブコールでダメ虎軍団に招聘(苦笑) ゴメスは放出となり、ファーストは大丈夫なのか? 結構身体の柔らかいゴメスは、時々エラーはあるものの、安心して見ていられ たのだが。 「大砲」を欲しがるフロントの気持は理解できるのだが、身体も絞ったゴメス は、ヒットに集中して再調整すればそれなりの戦力として期待出来たと思うの だが・・・。 日ハムの陽岱鋼。取っ手欲しかったな~。 台湾・アミ族出身の彼は、やはり暖かいエリアの方がより活躍できるし、肘の 「爆弾」も改善し、往年の新庄のような「明るさ」がチームの雰囲気を良くして くれると期待していたのだが・・・。 韓国と台湾の心情的な問題があるとは思えないのだが、ダメ虎は朝鮮系チーム だからなあ~。 糸井のアスリートとしての能力は期待出来るものの35歳。陽岱鋼は29歳 である上、兄弟にもズラリとアスリートが並ぶ「DNA」の凄さにチームメイト も刺激を受けると思うのだが。 本性を剥き出しに「爆買い」を始めたジャイアンツに、陽岱鋼は決まりそうだが、 能見が「陽岱鋼は怖くない」とコメントしたそうな。 そういう呑気な事を言ってるからCSも出れないんだよっ! IMGP1852 posted by (C)kirk1701
2016/12/05
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新しい技術を紹介しても、参加者がどうしても上手く習得できない場合がある。 先ず私が組手立ちで構え、相手の好きなタイミングで打ち込ませ、技を実演する。 組手で使う時の形を見せるのだが、これだけでスンナリとマスターできることは まずない。 参加者側にかなりの技術の蓄積があれば、こちらの動きを「ヒント」として使い 全体の中のほんのわずかな動きだけを活用すれば良いので効率が良いのだ。 逆に、技の蓄積に乏しい参加者には技全体の多くの部分について手間暇かけなけ ればならない。 高度な動きのまま、いくら説明を尽くしても身体には染み込まない。 このような時は、組手立で行っている技術を分解し、基本的な立ち方(前屈や 騎馬立ちなど)で行うことで、必然的にストロークが大きくなり、技の全工程 それぞれに掛けられる時間が長く取れるので、理解する余裕が出来る。 加えて基本的な立ち方を使用すると、足・腰の動きがデフォルメされ、技の構造 も理解することが出来る。 基本~応用という流れだけでなく、「応用でつまづいたから基本に戻る」という プロセスを自発的に身につけてくれるとより良いのだが。 IMGP1872 posted by (C)kirk1701
2016/12/02
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夏の終わりの健診でなかなかの数値を叩きだしてしまい、その後は節制?に 励み、再検査となった。 血圧も含め、各項目の数値は劇的に改善されており、次回の1月末で良好な 結果が出れば無罪放免である。 今回、飲み方は多少変えたものの、酒量自体は以前と変わらずに過ごした。 大きく変えたのは、白米をほとんど口にしなくなり、代わりに少量の雑穀米を 食べるようにしたことぐらいで、あとは筋力トレーニングとウォーキングを 少し増やしたぐらいである。 「○○を控える」といった「引き算」で健康を維持しても、日々の生活が 息苦しくなるばかりで、何のために生きているのかわからなくなるので、 「○○を取り入れる」という「足し算」で健康を維持したいと思った次第。 御蔭でこのところの晩酌は、通常のビールやウィスキーに加えて、大好物の ジンもストレートで数杯いただいている。美味いな~。 IMGP1883 posted by (C)kirk1701
2016/12/01
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昨年、一度は手頃な歯科を見つけて数回通ったものの、予約が取りづらくて サボっていた。 右下のブリッジを支える歯の一本が割れて、ずっと痛みが気になっていた。 この夏、発起してしっかり通い始め、患部の治療はもとより、歯周ポケットの 清掃などもしっかり行ってもらい、以来、快調そのものである。 歯科にまとめて通った後は、歯磨きも暫くは念入りになるのだがやがて適当に なってしまうのが、私の場合は常だったが、今回は歯磨きもよく続いている。 以前通っていた歯科オススメのGUMの歯ブラシを基本に、ブラウンの回転式 電動歯ブラシ、各種歯間ブラシ、糸ようじなど気が付けば洗面所には私専用の 歯ブラシスタンドをカミサンが設置してくれた。 食後30分程度置いてから歯磨きをした方が良いと聞いていたので、朝と夜は 時間を上手く調整して、しっかり歯磨きしている。 昼もなるべく早く昼食は済ませ、なるべく時間を置いてから実施。 毎回キッチリやっていては、長続きしそうもないので、念入りに行うのは日に 1回程度と、高望みしないで続けている。 おかげで、検診でも褒められ、益々やる気になっている(笑)
2016/11/21
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月曜日の稽古。 時間の関係で、全てを網羅することは出来ずメニューは都度選択して実施して いるのだが、特に基本についてはメンバーにもその在り方について良く話し、 また意見も求めている。 以前も書いたが、著名な空手家のK氏などは、 「修行段階によって基本稽古の内容は変わる」 と著書に記している一方、私が師事してきた空手家の中でも、名人・達人の 域にあると、わが身を以って確信した方々は、初心者と同じ基本稽古もキッチリ こなしている。 この点、私自身は初心者も上級者も同じ基本稽古をこなすべきと考えて、実施 しているのだが、K氏の見解などもメンバーには話している。 初心者と上級者に差の出る稽古は、高度な移動稽古や約束組手などの段階で 生じるものだと思っている。 然しながら冒頭に書いたとおり、基本を全てこなすことは時間的に不可能なので、 毎回、その日の終盤の組手稽古・技術に繋がる様な基本技を選択し、稽古してい る次第。 1回につき2時間くらいの稽古では、網羅的に行うより、技術を絞って基本から 応用まで体系づけて行う方が、参加者には習得効率が良いと思うのだ。
2016/11/20
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今春、惜しまれながら引退しフィリピンの上院議員となっていたパッキャオ。 Wowowのメルマガで復帰を知り、今日の試合を楽しみにしていた。 前評判では上院議員として多忙?なパッキャオが、どの位コンディションを整え て来ることが出来るか?というものが多かった。 私は1ファンとして、取敢えず興行に出て来てくれるだけで良いと思って気楽に Wowowで観戦していたのだが・・・。 相手は既に2階級を制覇した、WBOウェルター王者のジェシー・バルガス。 リーチもあり、いわゆる「穴」の無い27歳のボクサーでパンチもある。 どこぞの国の似非王者のように、怪しい相手を選ばない点、パッキャオ陣営の 「復帰は1回限りではない」という覚悟が窺えた。 試合は序盤から両者の動きも良く、特にパッキャオは元気いっぱい(笑) サウスポーのパッキャオに対するオーソドックスのバルガスは、長いジャブと ボディへの右、さらには離れ際の左ロングフックで、パッキャオの顔面を時折 しっかり捉えていた。 2R、バルガスの左を鼻のあたりに掠らせながらのパッキャオの左がカウンター で入り、タイミングでバルガスがダウン。 その後も、パッキャオはチャンスを伺いながらガードも固め、終盤はバルガス の周りをまとわりつくようにステップしながらパンチを打ち込む。 僅かながらも明瞭な判定で、パッキャオがWBO王者に返り咲いた。 「勉強になった」とコメントしたバルガスも、まだまだ伸びる選手だろう。 技術的にもリーチの短い選手の参考になるこの試合については、また書きたい。 DSC_0669 posted by (C)kirk1701
2016/11/06
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秋口からの「生活改善」に伴い、最も控えることになっているのが、ウィスキー やジンをストレートで飲むことだ。 30代まではロックで飲むのが好きだったが、40代後半からはストレートが 非常に美味くなってきた。 「俺もやっと大人になったな~」と悦に入っていたら、今回の健康診断で出鼻を 挫かれてしまった。 結局、あれもしない、これもしないという「引き算」ではなく、「第二の肝臓」 である筋肉を増やすなど「足し算」を中心に、数値を半減させたこともあり、 このところまた、ストレートを少しづつ復活。 しばらく抜いてみると、ワンショットグラスで呷るジョニ黒やジンの美味い事! と、文面を見るとほとんどアル中の繰り言だ。
2016/10/30
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どの運動でも柔軟性は非常に重要な前提条件だが、蹴りを使ったりする空手 などの場合は、より重視されており、気の利いた道場では柔軟性を高める 訓練を、体系的に組み込んでいる。 さらに細かく言えば、開脚などパッと観てわかる柔軟性に加えて、各関節を 技に応じて脱力し、筋力に邪魔されずに本来の可動範囲を確保する、操作性の 柔軟性も必要である。 私自身は、20代で腰痛を患うまでは、開脚は175度程度で、そのまま前屈 して胸を床につけることは出来た。 決して柔らかさを自慢できる程ではなかったが、180cm以上ある相手でも、 余裕で回し蹴りや後ろ回し蹴りを顔面に入れることは出来た。 腰痛を患ってからは、開脚自体は同等ながら、前屈が怖くて避けるようになり、 今では、肘をつけるのが精々である。 技術的にも高い蹴りはほとんど必要なくなっており、不便はないのだが、還暦 までのテーマとして180度の完全開脚と、前屈して胸をつけることを目標に して、こまめにストレッチに励んでいる。 操作性の柔軟性は、自分でもかなり進展しており、掛け技などで相手の攻撃に 「絡みつく」具合はそれなりに満足している。 基本的なテーマになるが、中高年のメンバーの励みにもなるはずで、是非達成 したいものである。 DSCF1342 posted by (C)kirk1701
2016/10/22
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指導する立場になってから出場した大会で、対戦相手を追いかけきれずに不完全 燃焼で終わった経験がある。 もちろん、武道として捉えた場合、いわゆる「待ち拳」に徹することは余分な リスクを冒さない分、王道である、とも言える。 然しながら、稽古相手になってやらねばならない場合、攻撃型の組手をする役を 演じるためには、それなりに「追い足」は必要である。 年齢を重ね、体重も増えているので、若い頃のように俊敏な「送り足」はもう 望めない分、体重移動、構え、突き方などの工夫で、相手の間合いに「スッと」 侵入する工夫が必要であり、実際、まだ相手を驚かせるぐらいの動きを見せる 事が出来ている。 古流の技術では、自分の身体を縮めて相手の「距離感」を狂わせることで間合を コントロールする場合もあるが、まだそこまでは使わずに済んでいる。 一方、若いメンバーには「追い足」を養成する稽古も紹介している。 長い修行生活に於いて、徹底的に攻めまくる動きを習得することは、やがて 受け技を中心に磨く時期になって、非常に有益なのである。 DSCF0775 posted by (C)kirk1701
2016/10/17
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肘打ち。猿臂(えんぴ)とも呼ばれている技術である。 月曜日の稽古では、今月はかなりの時間を「肘」を使った技術に割いている。 攻撃技としては5種類ほどの基本形を、繰り返しミットに的確に当てられる ようにする。 その後は、それらの攻撃技に対する効果的な防御技術を紹介。 馴れない者が驚くのは、自分の肘が思ったほど遠くに届かないことだろう。 まずこれを徹底的に身体に染み込ませなければならない。 プロレスの「エルボー」みたいになってしまっては意味が無い。 さらに掛け技などと肘を組み合わせた約束組手。 おままごとにならないように、例によって自由組手の中で使えるかどうかを シビアに検証しながら習得するようにする。 さらに、肘を使った防御技術。 相手の突き技を受け、拳や腕、肩などにダメージを与える技術も紹介した。 特に肩から先のみならず、背骨や肩甲骨の可動域が小さくなるとまともに肘は 使えないので、柔軟性の訓練にもなる。 以前はムエタイなどで試合中に使われるヒジには、参考になるものも多かったが、 K-1などでは禁止とされているので、あまり目にする機会はない。 進境著しいUFCなどでも、肘に関してはまだまだ発展途上である。 私自身ももっと稽古したいものである。 DSC_0492 posted by (C)kirk1701
2016/10/11
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膝を痛めると、どうしても下半身のトレーニングを抑えることになり、結果、 大腿筋が痩せてしまう。 見た目にはさほどの変化はなくても「張り」が減少するのでローキックなど を受けた時などにハッキリわかる。 膝や脛でブロックするのではなく、反撃をより迅速に行うため、ローキックを 敢えて大腿部で貰いながら、角度を微妙に変えてダメージを殺しながらそのまま 攻撃に移るのであるが、この時、ある程度の筋肉がないと、意外に効いてしまっ たりするのだ。 それで膝に負担を掛けないように大腿筋を維持する必要がある。 段差の少ない階段を昇ったりもするが、一番良いと私が思うのは、立禅・這など 位置エネルギを変えないで行う稽古や、ガードレールなどを利用して負荷を下げ たシングルスクワットである。 軸足をしっかり決めて、前蹴りの要領でガードレールなどに足裏をつけ、前に 倒れこむようにしてから、ゆっくりと戻す。 負荷が少ない分、回数をこなさなければ効果はないが、膝の痛み具合を測り ながら行えるので、安心である。 他のトレーニング同様、意識は太腿に集中するのが肝要である。 DSCF0112 posted by (C)kirk1701
2016/10/04
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最近はUFC(金網マッチ)のレベルが非常に上がり、日本式のリングで行う 総合系の興行にはあまり興味が無くなっているのだが、この興行は別格。 アマレスで名を馳せた 山本美憂 選手が、40歳を超えてなお、この興行に 出場するからだ。 相手は昨年末の興行で総合デビューしたシュートボクシングの RENA選手。 山本選手は、打撃の練習も弟の山本KID選手と行っていたようだが、映像で 見る限り、打撃の勝負は止めた方が良いと思った。 初代タイガーマスクの佐山聡氏が、「寝技は3年、打撃は10年」と言っていた が、事実、UFCなどで最近安定した実績を残す選手の多くは、打撃を比較的 長くやっていた選手なのである。 お互いが防御技術を持っていない初期の総合の場合は「当てたもん勝ち」で 比較的直ぐに身に付く大振りのパンチで倒せるケースもあったが、皆が防御を 身につけてしまった中で、殴り勝ちするのは難しい。 逆に打撃系の選手は、一般的に反応力が組技系の選手よりも高くなるので、 自分が攻撃できなくても、組技に対する防御を講じるための年数は掛らない。 山本vsRENAの結果は、この辺りがもろに出た様な気がする。 なんと打撃系のRENAがアームトライアングルチョークで一本勝ち。 元々シュートボクシングは、キックボクシングに投げや立った状態での関節技を 認めた競技なので、通常のキックの選手よりは腰は重い。 突っ込んできた山本選手を掴まえて決めてしまったが、山本選手は恐らく、簡単 に外せるだろう、と思って一拍置いた。その間に締めあげられてしまったように 見えた。 結果はともかく、当時もしオリンピックに女子レスリングがあれば、恐らく金 メダルを取っていたであろう山本選手と手合わせすることで、女子総合格闘技の レベルは着実にアップするだろうと思う。 それにしても、母(山本美憂)と息子(山本アーセン)が共にガチンコのリング に上がるとは・・・面白い興行だった。 DSCF0032 posted by (C)kirk1701
2016/09/29
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今回、肺の精密検査と同時に血液検査も。 1ヶ月前の健診で「232」という数値を叩きだしてしまったガンマーGTP。 今回の検査で「100」まで一気に下がっていた。半減である。 しかも前日は平静を装い、普通に晩酌をした上での値だ。 もちろん、正常値は50以下なので威張れたものではないが、私の場合はこれで 大体正常値だ。 この数週間の節制が奏功し、満足。 しかし、酒の量、というよりも食事量の方が相関が強いように感じるのだが。 また「第二の肝臓」とも言われている筋肉の量。これは非常に重要だと思う。 まあ、健康のため、では長続きしないので、さらに動きをよくするために鍛える、 というところでさらに鍛えることにしよう。 14_1102_MEs_FUJI100-013e posted by (C)kirk1701
2016/09/25
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肝機能障害を指摘され、食事制限や運動を増やし対策を講じ、体重3kg減 などそれなりの手応えを感じて「よっしゃ~!」と気合が入っていたところに 追い打ちが。 今度は胸部レントゲンに「異常陰影あり」とのことで至急精密検査の指示が。 「一緒に出せよ~」と一気に力が抜けた。 その上、所見欄に「右肺野ブラ」と書かれている。初めて見る単語だ。 「野ブラ?」「ノーブラ?の誤植?」そりゃ俺ぁノーブラだが・・・と訳が 判らないでネットを検索してみると。 「野ブラ」というのは「嚢胞(のうほう)」のことらしい。 そういえば毎年「右肺のう胞」と書かれている。 表記変更の場合初回は説明入れろよ~。 さて「異常陰影」は初めてだったので、正直「来たか~!肺ガン!」と頭は フル回転。 「日頃の修行は、まさにこの時のため!」と呼吸法で心身を整え、帰りの運転 も、決して事故など起こさぬよう、丁寧に。 帰宅後、カミさんに話すとカミさんも暗くなったが、そこは天然。 私が明るくすると、やがていつものポワーンとしたカミさんに戻った。 次に考えたのは、残りの命数と、仕事の引継ぎとコレクションなど資産の処分。 ある程度、割り切るところは割り切り、カミさんと末っ子の生活が暫くはなり 立つように算段して、一安心。 「ま、老いさばらえて周りに迷惑を掛けるより、イキの良い自分を家族の記憶 に残せたほうがいいや」と割り切り、後は本当の終末期に以前から計画してい るとおりの行動がとれるか?に集中すると意外にもグッスリ眠れた。 翌日、CTスキャンの機械に入る頃には、完全に開き直れ、医師の所見を聞く 時にも平静でいられた。 結果は・・・なんの異常もなし(嚢胞はそのままだが) 勤務先の健診で所見を書いてくれた医師を責める気にはなれないが・・・。 いろいろ考えるいい機会を貰ったと感謝することにしよう。 このくらいの歳になれば、当たり前に次の春が迎えられると思ってはいけない のだろう。 DSC_3851 posted by (C)kirk1701
2016/09/24
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ある著名な武道家(故人)が30年ほど前に食事に関する本を書いた。 内容はものすごいこだわり様で、私も大いに影響を受けた。 それ以前にも、某格闘技雑誌で食事に関する特集などがあり、カール・ゴッチ の食事などが紹介されており、これらにも感心したものだ。 さて、今回健康診断の酷い結果を受けて、さらに食事を見直す中で加わった 食材の一つが「ジャガイモ」だ。 以前から、カミさんの努力のおかげで家出の食事に関しては、運動する人間と しては満点に近い内容だったと思うのだが、さらにこの「ジャガイモ」を白米 と置き換える機会を増やすことにより、さらに体質改善に効果があると思う。 最初は近所のスーパーなどで購入したものが出ていたが、カミさんとネットで 探し、北海道から購入したジャガイモが凄かった。 大きさもだが、味が全く違う。しかも割安である。 本来ならなるべく地産地消といきたいところだが、便利なネット社会+物流を 活用させていただくことにし、しばらくは北海道産のジャガイモを食べること にしたいと思う。 DSC_4201 posted by (C)kirk1701
2016/09/22
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長年の稽古のおかげで、膝と足首は直ぐ故障する。 特に足首は、自宅内を裸足で普通に歩いているだけで、パキパキ関節が悲鳴を 上げる(苦笑) 稽古の時は、バンテリンの足首サポータを離せなくなってしまった。 膝も同様で、組手の最中にふとやってしまう前蹴りからスナップを利かせて 回し蹴りへ変化させる蹴りなどを使ってしまうと、バキバキッと音を立てる。 じん帯を損傷してしまってはいけないので、最近は使わないように心掛けては いるが、40年の稽古で染みついたクセを直すのは難しい。 結局、蹴りそのものをあまり使わないようにしているのだが、いつも書いている ように、多彩な攻撃を受ける稽古を若手にやらせるためには、蹴りも使う必要が ある、というジレンマに悩まされている。 さて、この故障に関しては、適正体重に戻すことは大前提として、やはりカーフ レイズなどの補強運動で、関節周辺の筋肉を鍛え「自前のサポータ」をバージョン アップするのが最良である。 細切れ時間を上手く利用して、生活の中で補強運動も行う、というのが社会人に なってからの常道となっているが、年齢を重ねてくると、さらに時間をかける 必要がある点、留意しなければ! 14_1026_MEs_Provia100-017 posted by (C)kirk1701
2016/09/19
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夏はガンガン汗を流し、鍛えに鍛えるのが常だが、気温が下がるのに従い、 キッチリと技術的な稽古も行っていくのが毎年の流れだ。 移動稽古の後には、かならず相手を置いて正中線を中心に、各急所を正確に 突き、蹴る稽古に時間を割く。 大雑把になっている攻撃技を「点を狙える」レベルまでに矯正する。 この場合留意するのは「寸止め」スタイルのようにコントロールするのではなく、 最大限の破壊力を維持しつつ、点を狙うようにすることが肝要である。 寸止めの一番の問題点は「止める」ために攻撃技が相手に当たる直前に、技を 止める筋肉が働いてしまい、実際は効かない技になってしまうのである。 かと言って、やみくもに振り抜くような攻撃技も、一か八かになってしまい、 護身術としての武道では認められるものではない。 この稽古は地味だが、10年以上の経験者でも、ちょっとサボると直ぐに精度が 落ちてしまう。 また、技がある程度身についていないと、あまり意味もない。 中級者は数をこなし、量的な訓練を積む。 上級者は、日に数回で構わないので、常に精度を確認するようにしたい。 DSC05511 posted by (C)kirk1701
2016/09/12
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健康診断の結果を受け、仕方なく近所の医院に。 勤務先に診断書を提出しなければならないのだ。 「で、どうしますか?」という医師の問いに、 「『生活改善で頑張りましょう』と書いてください。」と頼むと苦笑された。 「この数値だと、倒れる可能性もありますからね~。」とニヤニヤする医師に 頼み込み、なんとか提出用の診断書は整えた(苦笑) 私自身、過去の実績からこの程度の数値では不安は感じないのだが、カミサンも 心配するので、真面目に数値を整えることにした。 まず食事。 この夏はまさに暴飲暴食。欲望の赴くままにたらふく食っていたのだが、今は 魚を中心に白米は週に1回程度。 炭水化物はじゃがいもや五穀米などを少々。 他は野菜を含め今までも充分摂っていたので、そのまま。 酒は「運動の後だから」と2L程のビールに加えて、ウィスキーやジンをストレ ートでパカパカ飲んでいたのを、ビールはせいぜい500mL、ウィスキーは 水割りに(泪) 常飲していた麦茶も止めて、水に切り換え肝臓の負担を減らす。 おかげで体重はスイスイ下がり、2週間で3kg減。 血圧は体重に連動するので、130台-80前後と安定してきた。 1ヶ月程度で血液検査を予定しているが、さてどこまで数値を整えられるか? これはこれで楽しいものである。 DSC05506 posted by (C)kirk1701
2016/09/11
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今回は「身体づくり」に完全に失敗してしまった。 数千人の従業員がこの時期一斉に受診するので、本来8月第三週だった予定を 最終日に繰り延べ、なんとかしようとしたのだが・・・。 大体、お盆明けに健診なんてあり得ないだろう(笑) 特にこの夏は炎天下ウォーキングなどは控えて、ある程度身体を気遣いながら 涼しい夏を過ごしていた分、食欲は旺盛になり、もちろん、酒は浴びるように 飲んでいた。 当然、体重は増え、ガンマGTPは230と、かなりの異常値を叩きだして しまった。 通常2週間ほどで結果が通知されるところ、医師への紹介状付きで、 「早急に医者に行け」という通知が1週間で届いてしまった。 以前、これをとぼけたら、それこそ地の果てまで追われそうな勢いだったので 仕方ない、「身体づくり」に2週間程励んで、近所の医者に行こう。 それにしても、本当に肝臓が悪かったら、こんなに元気に動けないと思うの だが・・・ってこれもアル中の言い訳か(笑) IMGP0839 posted by (C)kirk1701
2016/09/06
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何年か稽古を続けているとかならず出てくる「癖」がある。 当然私にもいくつかあるし、試合などの場でそれが出てしまい、痛い思いを したこともある。 これが塚原卜伝や宮本武蔵の時代の修行だったら、とうに命を落としている。 自身の経験も踏まえ、うちのメンバーにもこの辺りを非常に厳しく指導して いる。 組手などはある程度こなして、一見、一人前になったあたりで一定期間、 徹底的に細かい動きをチェックし、必要に応じて指摘して修正するように している。 俯瞰すると、同じようなサイクルを繰り返しているように思い、意欲を失う 者もいるが、それ以上に、深いレベルで理解してくれるメンバーが多いのは うれしい限り。 同じようなサイクルを繰り返しながら、横から見るとらせん階段を上るように 着実にレベルが上がっているのだ。 もちろん私自身も、このチェックは怠ってはいない。 こういう細かいチェックは、季節的には秋~冬が望ましいと思う。 日本のようにはっきりした四季があることも、武道を体系化する上では 好適な環境だったのでは?などと思ったりもする。 が、ほとんどの団体では秋に大会が開催されることが多く、この時期は、 競技に特化した稽古内容になるケースが多いのは残念である。 IMGP3172 posted by (C)kirk1701
2016/08/31
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通常の稽古スタイルは忘れて、約1ヶ月、ミットを中心にかなり追い込んだ。 久しぶりの月曜日の稽古は、キッチリと基本~移動~相対稽古と、正確な技 を繰り返す中の動きの中に、夏に鍛えた瞬発力を刷り込むように行った。 グローブをつけてのミット打ちで、精度が落ちた突きを、ミリ単位で正確に 突けるまで丹念に繰り返す。 ウェイトなどの補強運動でもそうだが、ミット打ちの場合、なまじ動きが それっぽいので、ついつい「これでよし」としてしまうのが問題なのだ。 スポーツと武道の違いを、身体に叩き込む段階とも言えよう。 「鍛練」とは素晴らしい言葉だ。 「ガンガン鍛えた結果を、技として練り上げる」と私は解釈している。 「鍛」と「練」を行き来しながら、そこに「心」を染み込ませる。 稽古の醍醐味である。 IMGP3129 posted by (C)kirk1701
2016/08/22
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開催中は、いつも聴いているラジオも五輪一色でま~つまらないこと。 非国民とそしられてしまいそうだが、一部の競技を除いて全く興味が無い。 単なる大規模興行になり下がり「こんなの五輪競技なの?」と思えるような 競技も多いからだ。 そんな中でも、マラソンや重量挙げ、レスリングなどの古来からの競技には さすがに惹かれるものがある。 重量挙げの三宅選手や、レスリングで金連取の女子レスリングなどは素晴ら しかったと思う。 唯一残念だったのは、4連覇を逃した吉田選手の号泣である。 あそこはグッとこらえて若手の成長を讃えれば、彼女には指導者として輝か しい未来があったと思う。 負ける覚悟が出来ていない者に、勝負に挑む権利はないと思う。 IMGP3139 posted by (C)kirk1701
2016/08/21
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9/3のDeNA戦も敗れ、自力CSは消滅した。 ま、今回は最下位覚悟だったので順位自体は納得できるのだが・・・。 先日1回で7失点の藤浪はアニキが「徹底指導する」ということなので、 アニキの闘魂注入に期待するところだが、昨夜のプレーで気になったのは ルーキーの高山である。 オープン戦から大活躍で、新人記録を塗り替えようかという勢いで、低迷 しているチームの中でファンからは期待されているが、私はそうは思えない。 昨夜終盤、藤川球児がレフト前に打たれたフラフラのフライに駆け出した ものの、途中であきらめた、というより一緒にフライを追いかけた内野手 との接触を避けて、勝負を捨てたように見えた。 こういうシーンがシーズン中に幾度もあった。 成績に関しても優等生らしく「文句を言われない程度に結果を出す」という タイプで、どうも要領が良すぎるのも気になる。 もちろん、プロの選手なのだからシーズン後半の成績(=来期のギャラ)を 重視するのは構わないが、夏場の「手抜き」は看過できない。 既に最下位中日と1ゲーム差となっており、覚悟したとおりの最下位も現実 のものとなりつつあり、また、いっそ最下位になった方が、やや淡白な新人 が奮起する機会になるとわずかな期待を持っているのだが・・・。 実際は暗黒時代の到来に思えてならない(笑) IMGP3141 posted by (C)kirk1701
2016/08/20
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五輪報道ばかりになるこの時期。 東京五輪で空手が野球などとともに採用されると報道された。 以前から書いている通り、五輪種目になった時点で残念ながら現役選手たち の目標は、五輪での入賞、ということになり、現在のように幅広く研究され ている空手の武道としての側面は、確実に衰退する。 柔道が「JUDO」になってしまったように、空手も「Karate」に なってしまうのだろう。 今回採用された空手ルールは、寸止めに近いルールで武道・武術としての 空手とはかけ離れたものである。 「当てない」が故に防御は疎かになり、事実、過去に死亡した選手は当てる 空手よりも多い。 同じ五輪競技でも、片やボクシングがプロ顔負けの接近戦や打ち合いを 演じるように正当に進化しているのに、なぜ空手は本気で当てないのか? 稽古の一段階に過ぎない、寸止めやライトコンタクトを競技ルールとして 採用されていることに、選手たちも甘えているのではないだろうか? ましてや型(形)競技至っては、採点基準すら観客にはわからないだろう。 型もまた、稽古の一環でしかないはずである。 松井が館長になった後の極真会館なども、仇敵であったはずの伝統派に 近づき、寸止めルールの稽古を開始していると聞く。 こうして空手界全体が蝕まれ、衰退していくのを観るのは寂しい限り。 IMGP3930 posted by (C)kirk1701
2016/08/15
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シナの手先・翁長の自意識過剰ぶりにはずっと不快感を抱いてきたが、ついに 空手にまで言及するとなると、もう他人ごとではない。 沖縄振興に空手を観光資源として利用する、との事だが、地元の空手関係者も 賛同しているなら武道家として、先達への侘びとして切腹して欲しいものだ。 2020年の五輪は「東京」五輪である。 会場の関係で近隣の神奈川や千葉で行われる競技もあるようだが、なんで沖縄 でやらにゃいかんのか? そして根本的な「嘘」がこの要望にはある。 「空手」発祥の地は沖縄ではない。 沖縄に存在した「手」(便宜上「唐手」といわれた)が本土に伝わり、稽古 体系をまとめたのは、現・東京大学の倶楽部などであり、今回東京五輪に参加 する空手のスタイルは本土で発祥したものである。 翁長の理屈で言えば「手」の源流は当時の「唐」やインドを含む東南アジアの いくつかの国になり、沖縄も系譜の一要素にしかならない。 空手の変遷も歴史も判らない癖に、観光資源化しようとする浅薄さが不快だ。 こいつ、頭ぶっ壊れてるんじゃないのか? IMGP3251 posted by (C)kirk1701
2016/08/09
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高度な組手の技術は一切休止中。 10km程のウォーキングで軽く汗を出した後に、ひたすらミットを突き、 蹴り続けている。 普段は4連打で終わらせるコンビネーションも、連打に増やし、スピードを 増すと同時に、ここ数日では一発ごとの威力もかなり手応えを感じている。 持ち手のスピードがついてこれないので、このあたりは限界があるが、対策 としては、公園などの木に繁る葉を打ったりすることである程度はカバーする 事が出来る。 連打のスピードのイメージとフォームは、葉などの先端を打つことで体感し、 ミットでの打ち応えを脳内で合成することで、組手に使える連打に昇華する。 サンドバッグでの連打では、運足が実戦とは異なるのでイマイチだ。 レールにサンドバッグを吊るして移動式としている道場やジムもあるが、 これはもともとアメリカンフットボールのトレーニングから発想を得たもので、 顔面を打たない空手などで必要な、直線的動く馬力はついても、スピードの ある顔面攻撃ありの組手に資するものではない。 打ち手以上に素早く動ける持ち手がコントロールする、ということがミット トレーニングでは重要である。 足首・膝の故障については、バンテリンサポーターのおかげで全く気にせずに 稽古が出来るのはありがたい。 M・L・LLサイズと揃えて、故障の程度に合わせて固定具合を調整している。 稽古後のビールが美味過ぎて、減量効果はイマイチだが「動ける」身体を維持 強化することが目的なので、ま、ヨシとしよう(苦笑) IMGP3259 posted by (C)kirk1701
2016/08/05
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この夏休みは予定通りに稽古を積むことが出来た。 昨年は長女の結婚式などで何かと集中できない夏だったが、今年は自分の ために時間を使えている事が大きい。 既に8日間連続でキッチリ汗を流せている。 朝、10km程度のウォーキングの後、そのまま稽古場に入り、主にミット を中心に1時間程度、みっちり。 計4時間程度の稽古をこなしている。 中でも1時間、ほとんど休みなくミットを打ち、蹴るのは本当にキツイ。 3分を一区切りにしながら、基本的な攻撃技のチェックから初めて、受けも 組み合わせた複雑な動きまで持って行く。 実際、この年齢になると連日の稽古は避けた方が良く、3日に1回程度は 完全休養を設けないと故障の原因になる。 実際、4日目の夜、ふくらはぎの筋肉が攣ってしまった。 人生で2回目である。 それでもマッサージなどでごまかしながら同じメニューを続け、6日目あたり からは、稽古時間以外にもとにかく身体を動かしたい、具体的には組手を やりたくてムズムズするようになってきた。 この「動いていないと気が済まない」という状態に持って行くことが重要だ。 この状態になると、身体が非常にスムースに動くのだ。 盆休みもこの調子で鍛えたい。 DSCF1470 posted by (C)kirk1701
2016/07/22
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「暗黒時代に戻ったようだ」とイヤ~な気分のファンも多いだろう。 7/26時点で、なんとか広島に1勝、ヤクルトに1勝したのが久々の白星で、 二桁借金でガッチリ最下位を固めている(笑) しかし、金本監督が叩かれるのは筋違いだと思う。 選手、特に若手に春先のような覇気が全く感じられない。 ベテランも福留以外は総崩れ、西岡はアキレス健断裂で今季絶望。 投手陣もメッセンジャーは踏ん張っているが、それでも援護なしでは勝ち星は 拾えない。 もう今年は諦めているファンが大多数だとは思うが、ここが応援のしどころ。 何しろ、本来はゲスト的な扱いで復帰した藤川が、マジで投げさせられている のだ。放ってはおけない。 14_1025_EM10sv_Acros100-018 posted by (C)kirk1701
2016/07/17
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今年は天気が悪そうなので、土曜日の稽古で使用している会場で、移動稽古や ミットなどを中心に量的訓練をこなすことにする。 晴れればウォーキングで足腰を馴らしたりもしながら、幾つかの故障を改善し たいと思う。 特に左足の付け根は、回し蹴りはもちろん、前蹴りでも痛むような状態で組手 で使えるレベルではない。 もちろん、未だに上段(顔面)は楽々蹴れるが、組手で相手を倒せる切れ味で なないので「使えない」と判断しているわけだが。 ただ、重ねて書くが本当に使える技術の9割方は手技である。 本来の稽古は手技を磨きあげることに主眼を置くべきである。 私が足技の稽古をするのは、主に指導における必要性からである。 私が手技の連携の合間を縫って、効果的に足技を混ぜて攻撃し、それを受ける 稽古を通じて、足技中心のスポーツ系空手への対処も出来るようにしておくこと は指導者責任である。 まとまった量の稽古が出来る夏休みは目前である。 しっかしいい歳になって良くやるもんだと我ながら思うが(苦笑) 14_1025_EM10sv_Acros100-035e posted by (C)kirk1701
2016/07/15
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このところ時間を割いている部位鍛練。 若い頃は攻撃の要となる拳頭(拳の人差し指と中指の付け根部分)、肘、小手 脛といったところを中心に鍛えてきたが、今は手刀を中心に鍛えている。 昔のようにいたずらに硬いものに打ちつけるだけではなく、鍛練と休養による 「超回復」も考慮して計画的に行っているので、既に右の手刀の方はかなり 膨れ上がって来ており、鉄骨の角などを叩いても平気になってきた。 砂袋やマキワラだけでなく、本当は鉄道のレールなどが叩き易くて良いのだが、 手元に無いので、マキワラを中心に、人気の無いところでは電柱などを叩き、 小まめに鍛えている。 この手刀部分の形状の変化は、受け技に新しいオプションを加えてくれる。 掌側ではなく、手の甲の側で相手の突きを打ち落としたり、掛け技に関しても、 引っ掛かりが良くなることで、いままで「夫婦手」などで掛けていたものが、 一挙動で掛け崩す事も可能になる。 作り上げた道具(手刀)を組手で使えるかを検証し、技のタイミング・角度を 微調整する段階に入っている。 カンフー映画に出てくるような「木人」などを相手にするのもひとつの方法と は思うが、私は生身の人間を相手にしなければ使い物になる技にならない、と 経験上確信している。 技と部位鍛練が相関することにより、双方の鍛錬をバランスよく行う動機づけ にもなる。 問題は、以前骨折した部位などが鍛錬に負け、軟骨がはみ出たりしてきている ことだが、軟骨部位を他方の手で押さえながら打ったりと工夫しながら鍛えて いくしかない。 IMGP0692 posted by (C)kirk1701
2016/07/01
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昨年はラグビーで、今年はイチロー氏の活躍で「ルーティーン」という単語を 頻繁に目にする。 意味が曖昧になるので横文字を濫用するのには抵抗があるが、我々の稽古でも メニューの一部は「ルーティーン」と言えるものがある。 基本稽古もそうだが、身体の移動が加わる移動稽古のうち、前屈立ちなどで行う 移動稽古は、各部位を満遍なく動かすので、組手に向けてのルーティーンにも なるし、それ以上に自分の体調・精神状態を測る良いバロメーターになる。 このあたり、稽古でもしつこく強調しているのだが、まあ本当に理解されるには 20年以上のキャリアが必要であろう。 先日も、準備運動で集中力を欠いた19歳女子が、移動稽古中に腰を痛めた。 結局、痛い目をみて憶えることなのかもしれない。 DSC_6428 posted by (C)kirk1701
2016/06/20
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この時期は、低気圧などが自律神経に影響し「だるい」と感じることも多い。 ここでサボってしまうと体力が低下し、夏に動きが悪くなるので要注意だ。 私の場合は、土曜日の移動稽古で体調を測るようにしているのだが、身体が 重く感じる場合、とにかく「着実に」メニューをこなすようにしている。 「無理に」「気合いを入れて」などとやっていると思わぬ怪我をしたりする ので「着実に」こなすことが一番と長年の経験で思う。 そうして淡々とメニューをこなしているうち、組手の時間帯になると身体も 軽くなってきて、無事稽古を終えることが出来る。 参加者が疲労感で集中力を欠いているのもわかるので、あまり変わったことは させないで、着実に身体を動かさせるようにしている。 もちろん、技の微調整を行っているときなどは集中しているので、疲労感など 感じたこともないが。 工夫して、自身と折り合いをつけながら稽古することも長い道のりを歩く上では 大事だと思う。 DSCF2456 posted by (C)kirk1701
2016/06/15
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車通勤のメリットのひとつは、信号待ちや駐車場などで「自分の空間」が持てる ことである。 私の場合は、読書(新聞・書籍)などを楽しみながら、小まめに「部位鍛練」の 時間を取っている。 細切れ時間での稽古には、部位鍛練が好適である。 以前書も書いたが、数年愛用している「石(漬物石サイズ)」は叩き甲斐がある のだが、やや大きめなので片手でスッと手に取るのは難しく、信号待ちでは危険 であると同時に、石を叩いた振動が車のエンジンの回転部分の振動数と「共振」 してしまい、車が異常に揺れてしまったこともあったw そこで、イサミから発売されている30cm程の鉄パイプ2本に藁を巻いた 「マキワラ」を買い求め、試している。 片手で持ち、胸の前で合わせるように打つとなかなか調子が良い。 平面部分は正拳に使い、角の部分を手刀で叩いたりと、石程ではないがそこそこ 多様に使える上、小手や脛などを叩くのにも丁度良い。 毎日自宅に持ち帰り、TVや映画などを観賞する時にも使っている。 最初は鉄パイプを芯にしている点で、叩き心地に不安もあったが、今ではかなり 馴染んで来た。 広い庭や土間でもあれば、砂袋などと一緒に、キッチリと古流の設置方法に沿っ てマキワラを作りたいのだが、現時点ではそうもいかない。 ともあれ、右の手刀は過去最高レベルに育ってきており、楽しい部位鍛練である。 参考までに、初級~中級者及び25歳以下の若者は、部位鍛練はしない方が良い。 多くの道場では16歳頃からやらせているようだが、経験上、いくつかの大きな 問題点がある。止めた方が良い。 DSCF2234 posted by (C)kirk1701
2016/06/09
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先週突然、右の踵が痛み出した。 いろいろ検証してみたが、原因は常用している靴(スニーカー)にあると 判断した。 早速、市販のインソールを幾つか買い求め、試してみた。 あれほど痛かった踵が、ほんの数日でまったく痛まなくなり、インソールの 効果を再認識した。 以前から靴屋から、「長く歩くのならインソールも大切」とアドバイスは 受けていたのだが、走るわけでもないのでそのままにしていたが、年齢もあり、 ケアするにこしたことはなく、今後は常用することにした。 運動・健康に関するグッズが豊富に流通するようになり、靴底がペッタンコの 運動靴で30kmも走っていた若い頃に較べれば、これもまた隔世の感。 DSCF2232 posted by (C)kirk1701
2016/06/02
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細切れ時間を活用してコツコツ続けている「部位鍛練」 右の手刀は、過去を通じて最も硬い状態になってきた。 2014年に骨折?した後遺症で、暫く組手などでも積極的に使わずに来たが、 このところは、受けなどで多用し、部位鍛練の成果を試している。 攻撃にも勿論使えるが、特に相手を崩しながら、急所に当てて行く時などは 捌く動きの中で円滑に出せるので、非常に便利だ。 一方、威力を高めるため手刀を固め過ぎると、受けの自在性を損ねるのだが、 このジレンマに関しては、昨年秋に解決している。 手刀自体の硬さは指の角度などで微妙に調整できるし、周辺部位を上手く使う ことで、受けの技術も格段に向上し、さらに「受け損ない」が激減した。 後は右手の成果を、左手でも発揮できるように展開する段階に入る。 パーツを調整したり、造り上げたりする楽しみがある。 まったく、40年近くやっているのに、まだまだ奥は深い。 DSCF2198 posted by (C)kirk1701
2016/05/30
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※6/1記 前記事で書いたとおり、「負け方」ってもんがあるだろうに(笑) オコエには待望のプロ初ヒットに加えて2本目まで献上し、則本にはご機嫌な ピッチングをさせてしまい、まさに「噛ませ犬」を見事に演じてしまった。 しかも楽天側は、若手中心の「肩馴らし」の雰囲気だったのに。 9点も献上したが、とにかくエラーが多くて情けなかった。 優等生・高山がフライをグラブ先端に当ててポロリ。 ゴメスもワンバンをポロリ。 果ては名手・今成までゴロを後逸。 混戦セ・リーグでは一敗が大きい。 あっと言う間に5位に転落。 こりゃ、交流戦序盤で最下位転落も覚悟しておかなくては。 DSCF2173 posted by (C)kirk1701
2016/05/29
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週末の対巨人三連戦を、何とか勝ち越した我がタイガース。 マテオが自爆してしまい結局、球ちゃんに最終回を任せる展開はファンとしては 嬉しいが、あまりに薄い投手陣である。 それでも何とか勝率5割で、いよいよ交流戦に突入である。 昨年、交流戦成績はセ・リーグではトップだったことに、かすかな希望を見出 したいところだが、アスリートとして別次元のパ・リーグを相手に、北条の ような毎試合エラーする若手や、凡フライをお見合いするベテラン勢がまとも に戦えるとは思えないのが正直なところ。 期待の高山も、開幕当初は「真面目な新入社員」そのものでストイックに実績を 積み上げてくれたが、キャンプが終わり、いつもの雰囲気に戻ったチームに毒 されてしまったのか、すっかりタイガースらしい選手になってしまっている(笑) そんな中、苦労人・原口は非常に安定しており、彼を要として負けるにしても 納得出来る負けっぷりで楽しませて欲しいものである。 さて、5/31の楽天戦。 WICAさんの熱い応援に負けないように、既にTVのポジションも変えており、 しっかりと応援したいものである。 怖いよ~(笑) DSC_6265 posted by (C)kirk1701
2016/05/28
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いつも聞いているニッポン放送でも、とにかく稀勢の里を一方的に応援する コメントばかりで腹が立つ。 私は以前から白鵬ファンなので、今回の全勝優勝には拍手のみである。 稀勢の里は、以前からハートの弱さが指摘されていたが、そんなナーバスな 奴は格闘技なんてやらずに、別のスポーツを目指すべきである。 怪我をしながらガッツある取り組みに終始した日馬富士もそうだが、白鵬も 稀勢の里と土俵で向かい合うと骨格の違いは歴然で、モンゴル横綱勢は努力 で身体を造っているのが見て取れ、それだけで応援したくなる。 武道の世界では国籍は関係ない。 その道を真摯に追求している者が、認められるべきである。 白鵬の取り組みが変わってきたのも、様々な技術を「実戦」で試している わけであり、彼が若い頃から目指していたものが変わっていないことが窺える。 来場所も楽しみである。 DSC_6187 posted by (C)kirk1701
2016/05/20
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土曜日の稽古は子供も参加していたので、定型的な約束組手や型(形)稽古など で「型にはめてしまう」リスクを避けるため、本能に任せて自由に組手をさせる ようにしていることは、以前も書いた。 数年続けているうちに子供たちは、本能に加えて「経験」から来る「技」を各自 が駆使するようになってくることも実証できた。 小学高学年~中学くらいになると、整然と技術を先行して学んだ者と一見すると 変わらない綺麗な技を見せるようになってくる。 両者の差は、接近戦や「やられたことのない技」への対応で現れる。 例えば、コーナーに詰められて下段回し蹴り(ローキック)の連打をされている 時にセオリー通りの膝や脛ブロックだけではなく、足の裏や踵を使って受ける 古流の技を、自然に「発明」したりするのである。 この時期になり、もし本人が興味を示せば「定石」を少しづつ紹介することも 行っている。あくまで「紹介」だ。 組手の最中にヒントとなるような動きを見せることもある。 あくまで自然に育てた植物が、非常に美しい育ち方をするような感動がある。 やはり武道というからには、本能から離れた形式ではなく、生物・動物としての 本能をベースにした自然、理に適った技を追求するべきと再認識した次第。 DSCF1977 posted by (C)kirk1701
2016/05/15
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国際大山空手道総帥・大山茂氏が2月に亡くなっていたと旧友との会話で知った。 あのウィリー・ウィリアムス氏の師匠としても有名になったが、中村正氏と共に 米国に極真空手を広めた希有な指導者である。 時期的に直接指導を受けたことはないが、某大会で茂師範の「足」を踏んで しまったことがある。 「オス!失礼しましたっ!」とビビりまくる私に、あの低い声で 「オ~ス」(=「気にしなくていいよ」という意味)と鷹揚に返してくれたこと は、30年以上経っても忘れられない。 氏の空手家としての功績は書くまでもないが、鮮烈に記憶に残っていることが ひとつ。 1980年2月27日の「アントニオ猪木×ウィリー・ウィリアムス」戦の翌日の スポーツ新聞。 「次は俺がやる!大山茂氏」 という中見出しがあった。 この一戦、後日談で八百長と知られることになったが、当時、1979年の極真世界 大会を見た者なら、猪木を相手にウィリーが別人のようにスローモーな突き・ 蹴り繰り出している段階で「真剣勝負」ではないと判ったことだろう。 もちろん、茂師範も「シナリオ」は知っていたと思うが、ではあの見出しは、 プロレス的なリップ・サービスだったのか? それともいつの間にか、主催者側に「出来レース」にされてしまった勝負への いらだちからのものだったのか? 当時茂師範は40代前半。強さとしては全盛期だったはずである。 今日のUFCなどのように、顔面への既に近い状態での突きが認められるルール で、あの異常に強烈な正拳が猪木と対峙していたら・・・。 その後の総合系マッチで瞬殺される、新日本系レスラーたちの姿を見るにつけ、 茂師範の実戦を観てみたかった、と思わずにはいられない。 プロ興行に絡んでしまう点、身綺麗な武道家ではなかったのかも知れないが、 それでも氏の指導力、影響力は我々この道の片隅を歩くものにとっても、道を 照らしてくれたことは事実である。 氏の御冥福と、国際大山空手の益々のご発展をお祈ります。 DSCF1954 posted by (C)kirk1701
2016/05/11
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月曜日の稽古。 もう20年以上になるということに、毎年数回、感慨深さを憶えている。 社会人対象のため、業務に影響の無いように防具などを活用してきたので、 どうしても「部位鍛練」は後回しになっている。 年に数回、試し割などを行う時などは、各メンバーも部位鍛練の重要さを 感じるようだが、なかなか時間を割けるものではないようだ。 組手で激突する脛や小手は、仮にサポーターをつけていてもそれなりに強化 されるものだが、手刀・正拳などは素手でガチンコの組手をやらないと、 どうしても必然性を感じないものである。 私自身は、鉄パイプにマキワラを巻いた市販製品を車の助手席に常備し、 毎朝10分程度は叩いているので、それなりに維持できているとは思うが、 脛を鍛える「砂袋」を蹴っていないので、脛などには不安が残る。 最初に通った道場では、互いに小手や脛を打ちつけ合ったりして、生身の 相手を使って部位鍛練を行っていたが、ただでさえ伝えたいことが多い うちの稽古ではこの時間を、個人の努力に拠るしかない。 素手で鍛えた人間の額などを殴った経験のある方は御存知だろうが、人間の 頭蓋骨は前面からの攻撃には非常に強い。 厚さ10mm程度のボウル型の骨は、手羽のような細い骨を軟骨で結んでいる 正拳より遥かに頑丈なのである。 「武道」を標榜するからには、自身の得意技で使用する部位ぐらいは、しっかり 鍛錬する必要があるだろう。 DSC_5086 posted by (C)kirk1701
2016/05/09
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井上は、練習次第では第二の「パッキャオ」になれると評判のボクサー・ ファイター型の選手である。 今回も早いラウンドで「どうやって倒すか?」ばかりが話題になり、中継で 現役のボクサーすら同様に盛り上がっていた。 私は1Rで「おや?」と思った。 相手より常に頭の位置が高いのだ。 さらにもうひとつ致命的な問題点が目に付いた。 彼は現役のボクサーなので、詳細は書かないが、後に右拳を痛めていた」との 苦戦コメントとは関係ない問題点がある。 案の定、12Rまで持ちこまれ、最終Rでダウンこそ奪ったが、課題の多い 凡戦だったと思う。 一案として、早く階級を上げてしまい、自分よりパワフルな相手と闘う機会を 増やすこともあると思う。 そうすれば、先にあげた欠点も改善される期待が持てる。 少し心配な選手である。もちろん、ファンではあるのだが。 DSCF2309 posted by (C)kirk1701
2016/05/06
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前にも書いたとおり、八重樫はテクニックもスピードもある「技巧派」である。 リーチが短い故、戦略上接近戦に持ち込む必要があることと、最初から腫れて いるような顔立ち(私はいい男だと思っています)のせいで「激闘派」に分類 されてしまっているのは残念。 年末のドキュメンタリで、子供にビクセンの天体望遠鏡を買ってあげるシーン でさらにファンになったのだが、さて今回は防衛なるか? 相手選手のマルティンが素晴らしかった。 子供の頃からボクシングに親しんでいるメキシカン・ボクサーは、ルックスに 似合わぬタフガイで、パンチを貰う寸前に力を逃がすかわし方で自身の距離を 保つべく、戦略的に闘った。 一方八重樫は序盤は相手の距離で闘ってしまい、3Rあたりからは例によって 自分の距離(=接近戦)で闘い始めた。 後は「リアル・ロッキー」状態を堪能させていただいた。 コンパクトながら強力なストレートを何度も決め、判定は2-1で八重樫。 マルティンにつけたのは日本人ジャッジだったが、ホームタウンデジションを 避けたかったのかも知れないが、あの点差はあり得ない。 いずれにしても、レベルの高い挑戦者の御蔭で、八重樫はまた強くなったと思う。 が、中盤の八重樫セコンドの指示「男として集中しろ!」ってのは笑えた(笑) DSCF2315 posted by (C)kirk1701
2016/05/05
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突いたり蹴ったりするようになって、40年になる。 これだけやってりゃ、もう名人・達人になっていても良い頃なのだが(笑) さてこの連休も、もちろんテーマを決めて集中稽古。 今回は、間合いを詰める稽古を徹底的に行うことにした。 日頃組手で相手をしているメンバーは、男性は全て私よりリーチが遥かに長い。 当然、彼らが上達してくれば、顔面攻撃(主に突き)の応酬では、私の方が 圧倒的に不利になるのは自明である。 事実、彼らもそのつもりで組手をやっているのだが、自分たちが打ちこもうと した時には、私の突きがカウンターで目前に来ているので、後が続かないので 困惑しているようである。 これはボクサーでも格下の者にはよく行っている、簡単な仕掛けなのだが、 ボクシングのようにグローブを着用し、拳の形に変化のない場合と異なり、 空手の場合は、目への貫手など、リーチそのものが変化するので入り身をやる 側の緊張感はかなりのものである。 従って、間合いを詰めるにも単純な直線、上体を捻るダッキングなどのような ものばかりであはなく、素手の攻防に十分対応できる「受け」も必要に応じて 出せる複雑な入り方になる。 よって足捌き~上体の動き、心の有り様(よう)まで総合的に訓練し、身体に 染み込ませなければならない。 じっくりと、復習~工夫を楽しみたい。 DSCF1986 posted by (C)kirk1701
2016/04/27
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4/27の夜。そぼ降る雨の中を酒席に向かい、楽しいひととき。 帰宅して、録画してあった阪神×巨人戦を観戦。 せっかくこの時点で勝ち越していた巨人に、11点も取られる惨敗。 結果よりも、ドイツもコイツもの凡エラー連発の情けない試合内容にガッカリ で、もうひとつ予約していたボクシング録画で溜飲を下げることにした。 世界S・フェザー級スーパー王者・内山高志のタイトルマッチ。 相手はスピードのある暫定王者のジェスレル・コラレス(パナマ)。 序盤は相手を見る内山の動きがまだ硬い1R。 トリッキーな角度からのコラレスの1発が、内山の顔面を浅く捉えるシーン もあり、ヒヤッとしたが、それでも内山の勝利は疑わなかった・・・。 2R。内山の右ダブルの終わりに、コラレスの左フック。 内山、完全に足に来るダウン。 その後がまずかった。充分回復するまで、クリンチやステップワークで凌げ ば良いのに、何と打ち合いに出てしまう内山。 本人が戦後インタビューで「一発やり返そうと思ってしまった」という通り、 自身のダウンへの対応ミスである。 結果は2ラウンド2分59秒KO負け(3ノックダウン)でプロ初敗北。 一昨年末でもダウンシーンはあった内山だが、あの時も序盤にやられている。 内山の完成度は高く、それ故「やられ慣れしていない」ことも今回の敗因では ないだろうか? また、1Rで左ジャブが「合わせる」だけになっていたのも気になる。 セオリー通りに距離感を掴もうとしたのだが、あの相手に対してはガードを 固めて打たせるなど、もっと泥臭い戦法でも良かったように思う。 正直ビックリはしたが、逆に楽しみも増してきた。 より狡猾になって還って来る内山を応援したい。 DSC_5662 posted by (C)kirk1701
2016/04/23
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月曜日の稽古。 勤務先内の組織も確定し、メンバー各自のこの1年のスケジュールも大まかに 見えてくるので、稽古の計画も設定できる。 過去、国内外の事業所への転勤や、参加不可能な時間帯勤務部署への異動などで 長期の休会を余儀なくされたメンバーもいたが、ほとんどは数年のブランクで 復帰し、これはうちの特徴だと思うが、比較的早くブランクが埋まる。 技術的な比率が高いので、一度身につけたものは直ぐに思い出せるのだ。 もちろん、基本的な運動能力の維持は大前提だが、うちのメンバーはマラソン など、他にも運動を楽しんでいる者が多いので、あまり心配はない。 さて1年間のライフスタイルを大まかに設定で来たところで、稽古の計画を 立てる。 そのためにはまず、各自の課題を明らかにしなけばならない。 ここ数回の稽古は、基本~移動稽古、型、組手と「広く浅く」総花的に行って いる。 その中で各自が自分の問題点を洗い出し、クリアする計画を立てるのだ。 以前は、私が各自の個性・志向で課題を設定することが多かったが、数年を 経たメンバーには自分で考えて課題設定して欲しいのだ。 理由はもちろん、やがて来るであろう孤独な一人稽古の時期に、的確に自分の 道を極めて欲しいからである。 DSC_5603 posted by (C)kirk1701
2016/04/19
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