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多摩市の唐木田にある川井家の枝垂れ桜、個人所有の桜木なのですが、多摩市の有形民俗文化財に指定されています。昨日はどのような状態か見に行ったのですが、6~8分咲きで丁度見頃となっていました。昨年は家内が入院中で、見に行くことが出来なかったので2年ぶりです。民家の中にありますので直下から見ることは出来ませんので、植栽垣の外から眺めるだけなのですが、なかなか見事なものでした。周りは鶴巻西公園として整備されておりますので、散歩がてらの見物人も結構多いのです。公園内に移築されている古民家の縁側で、おにぎり昼食をしながら、撮影してみました。3Dではありませんので、立体感が無く大きな枝垂れ桜が平面的に小さく見えるだけなのが残念、アングルが悪いのかも知れません!樹齢は150~200年程度だと言われていますが、説明板には記載されておりませんので、確かではありません。この枝垂れ桜の原木は、多摩センター駅近くにある吉祥院にあり東京都の指定文化財だったのですが、数十年前の台風で倒壊となり、其処には小さな孫木しかありませんのは残念です。
2010.03.31
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富士スピードウェイは墓所である冨士霊園と同じ町内にあり、直ぐ近くにあります。先日の日曜日、納骨法要の事務手続きが済んだのが午前11時前で、法要迄に2時間弱ありますので、息子達も初めてと言うことで行ってみました。所有者のトヨタ自動車がF1撤退を発表しましたので、閑古鳥が鳴いているのかと思ったのですが、数多いイベントが行われて、賑わっているらしいのです。3月28日も「FSW Motor Sports Dream 2010」が行われるとのことで、混雑とは言えませんが、寒い日にも拘わらず結構の数の車が入って行く様でした。2000年よりトヨタ自動車の傘下に入った富士スピードウェイ(フジスピードウェイ、Fuji International Speedway 略称「FSW」)は、静岡県駿東郡小山町にあるサーキットである。2009年7月に「トヨタは2010年以降のFSWでのF1日本GPの開催を行わない」との方針が主要新聞・雑誌等で一斉に報じられ、同年7月7日に正式に開催中止が発表された。理由は「2008年10月以降の世界的経済不況に伴う経営環境の悪化と早急な経済回復の目途が立ちにくい事情などから、満足いただけるF1日本グランプリの開催継続は、企業存続の観点からも極めて困難」とし、他に「SUPER GTやフォーミュラ・ニッポンも含め、国内のレース観戦客数が激減している」「看板スポンサーも減少している」ことを理由に挙げた。2007年の開催から2回の開催で撤退することになった。しかし一般的に暮らしに余裕が無く、マニアックな層を除いて、乗用車所有傾向は若者世代から見放されつつあるのですから、見通しは明るくはありません!大量消費時代が去った現状は、浪費では無く耐久性のあるものが求められる性向を、供給者も認識して、時宜に合った商品を提供しなければなりませんし、現在流行のハイブリッド車も電池リサイクル技術の進展がなければなりません。
2010.03.30
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昨日は家内の納骨法要でしたが、墓所の冨士霊園は富士山麓の高原にありますので寒い日でした。家族・親戚に加え、小さい頃から仲良しでお姉さん格の従姉が参列してくれました。納骨法要は家族の絆が中心とは言え、家内は従姉の見送りが多分一番嬉しかったのではないかと思われましたし、奈良市から往復12時間を掛けての納骨法要参列でしたから、感謝に堪えないことでした。霊園指定の寺院住職が墓前で読経をしてくれたのですが、自己紹介も無く、寒い所為もあったのでしょうか、猛烈な早口で般若心経等の読経をしただけで、20分程で終了となりました。位牌も念の為持参したのですが、49日法要と合わせて行わない場合は、墓前ではどうも必要がなかった様でした。その後、管理事務所に戻って、心ばかり会席をしている途中から雪がちらつき始めましたので、降り込められては大変になると言うことで、午後2時に散会と致しました。冨士霊園は桜の名所でもありますが、昨日は未だ硬い蕾のままでしたので、4月中旬の見頃になりましたら、又出掛けて行きたい処です。帰宅すると独り寂しく、遂に家内も土に帰ったのかと思って寂しくもあり、これで永眠後にすべきことは一応行ったのだと思いつつ、気が抜けた様な虚脱状態となりました。覇気の無さは自分でも驚くほどですから、他人が見たら酷い状態なのでしょう!未だ喪中ですから仕方の無いのでしょうが、何とか徐々に気力回復を図りたいと思っています。納骨法要に向けて骨壷を開けて、数日前に遺骨を少し分骨しましたので、暖かくなる5月初旬にも、家内の故郷である五島列島を訪れ、良く遊んだとされる近くの海岸に遺骨を散骨してあげようかと思っています。
2010.03.29
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欧米のグローバリゼーションに名を借りた新資本自由主義も、格差拡大をもたらし、暴力的なNPO暗躍、又匿名の詐欺行為などが頻発して困りものですが、国家管理が罷り通る独善主義も全く自由が無く息苦しくてたまりません。国家の方向はトップダウンでは無く、国民が状況に応じて選択出来る民主主義が、最低条件と思うのです。資本自由化を掲げて躍進を遂げつつある中国には、世界各国もこぞって進出を図っているのですが、中国国内法遵守の名の下に報道抑制からインターネット規制に激しいものがあります。民主主義へのアンチテーゼとして情報管理を徹底させる独善主義、共産主義一党独裁の弊害が露呈して来た様に思われますが、遂に独善主義に従わない進出企業群は中国から退去して構わないとの態度を鮮明にして、物議を醸しています。検索大手のグーグル撤退に続き、ドメイン登録を扱う米ゴーダディーも事業停止、パソコン大手のデルも部品調達を中国からインドに路線変更する方針で、今後そのような企業が多くなりそうな気配となりつつあります。インターネットのドメイン登録を扱う米ゴーダディー・ドットコム(GoDaddy.com)は中国のドメイン「.cn」の登録を停止する計画を発表した。中国を拠点とするサイバー攻撃と検閲に対する抗議が理由で、本土での検索事業から撤退した米グーグルの動きに同調した格好。ただ既存顧客の「.cn」ドメインの管理は継続するという。ゴーダディー・グループ幹部は、米議会特別委員会の公聴会で「中国を拠点とする現在のサイバー攻撃の多くは、犯罪行為に対する中国政府の取り締まりが欠如していることによる」と述べた。ゴーダディーは2010年1~3月に、中国を拠点とすると思われる深刻かつ大量のサイバー攻撃を受けたという。グーグルの公共政策担当責任者は、同特別委員会向けの証言原稿で、香港版Google.com.hkとGoogle.comの双方で、中国本土のユーザーが検索した結果の一部に対する断続的な検閲がすでに確認されていることを明らかにし、「中国政府がサービスへのアクセスを阻止できると認識している」と語った。中国が状況難局打開に向けて、変わり得るのか否かも注目で、グローバリゼーションに与するのかそれに対抗する独善独自主義を貫くのか注目しています。何れにせよ、日本を含めた海外企業のリスクヘッジの観点からは、人口2大国、中国とインドを等価値市場とみて何時でも乗り換え可能となる柔軟な取り組みが必要な時期に来ていると推断しています。
2010.03.27
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今日は5回目の月命日で、結婚40周年記念日でもあります。結婚式は東大本郷キャンパスの赤門近くにある学士会館別館で行い、新婚旅行は下五島の福江島でありました。その頃は沖縄も返還されていませんでしたので、福江島西端の大瀬崎断崖が日本の最西端で、家内も五島育ちでしたが下五島の方は行ったことが無かったのでそうしたのでした。住居は横浜市港南区笹下町にある会社の新婚社宅でしたが、建設中で完成が6月でしたので、私の親宅に2ヶ月間同居することになりました。1970年4月初旬、家内を本郷キャンパス案内に連れ出した時の写真で、三四郎池から安田講堂を望んだものです。住居が変わるので婚姻届も横浜に行ってから提出しようと言うことで、その頃は未だ籍が入っていなかったのでした。理由にもならない理由で、入籍は8ヶ月後の12月1日と遅れ、長男誕生は翌年4月末でしたから、戸籍上は「出来ちゃった婚」となりました。何か申し訳がありませんが、遠い昔のこととなり、もう許してくれるでしょう!その後も慎ましやか生活が続き、次男誕生、アメリカ駐在となっても、裕福な暮らしは実現出来ませんでしたが、まあ充実した家庭中心の人生でしたと思うばかりです。「生者必滅 会者定離」と言いますが、本当にそう思い、近頃つくづく身に沁みています。
2010.03.26
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都立桜丘公園には四季折々、家内と訪れましたが、飛び地となっている「夕日の丘」には行ったことがありませんでした。先日、行って見ましたら、とても見晴らしの良い場所で、眼下に川崎街道、直ぐ近くに聖跡桜丘駅、多摩川の関戸橋が見え、東には東京競馬場もそれ程遠く無く見え、正面遠くには西武球場から秩父の山々、西方には丹沢山塊とうっすらと見えました。此処は「夕日の丘」と言うことで、日没に良く、又夜景が綺麗なことでも知られているらしいのです。今度は初夏、夜の涼しさを求めて再訪してみたいと思います。二人で来ればもっと良いのでしょうが、喪中ですから家内は私の心中で、来て貰うことにしましょう!此処は住宅地が迫っていて、沢山の民家が密集していますが、静かで駐車場にミモザが満開状態のお宅もありました。公園に隣接していた農水省管轄「農業者大学校」はつくば市に移転することとなり、多摩キャンパスは閉鎖となり、結構大きなキャンパスであった処が桜丘公園として併合されるらしく、作業車が多く出入りし、整地作業が行われている最中でした。
2010.03.25
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我が家の墓所が完成し、白御影石の墓石に玄武岩の砂利を敷き詰めた、シンプルな墓所になっていました。冨士霊園の墓石は人工石材と言われていますので、実際に触ってみましたが本物の石の様なのです。冨士霊園のパンフレットによりますと、「11区画以前の墓石は人工石材ですが、それ以降は天然石(白御影石)」との記述もあり、我が家の墓所は13区画ですので天然の白御影石と思われます。古い区画の墓所を見学してみますと、墓石は粒界が浸食されて細石が剥き出しになり、文字彫刻も良く分からない程風化していますし、外柵もブロック製で風化が激しいのです。パンフレットによりますと「天然石へ墓石交換は21万円」との記事もありますので、人工石材の耐久性に問題があったらしく、墓所使用者からクレームもあったのでしょう。20年も持たない墓石では困ると判断し、11区画以降の新しい墓所は天然石材を使った墓石・外柵になった様に思われます。冨士霊園の墓所は、墓石も横型が標準、赤黒い玄武岩の砂利を敷き詰めて、卒塔婆柵も無く、植栽も認められませんので、シンプルなのですが、陰気な雰囲気がありません。年間花壇と言う制度案内もあり、矮生のさつき、草花が植えられますが、終えますと元の砂利に戻され、何も残さないことを霊園方針としているのも納得出来ます。しかし、霊園内の周囲植栽は充実させ、春は桜見物、秋の紅葉狩りを楽しめる公園墓地としてピクニックを楽しめる環境を実現させている様です。霊園の所在地が遠いのが玉に傷と思えますが、霊峰富士を眺めつつ永眠出来ることで、相殺される以上の良い処もある様な気もします。
2010.03.24
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自公政権で決着を見ていた普天間移設問題、12月に先送りして5月に決着させることにしたのですが、見通しが見えませんし、鳩山政権の信頼感にも疑問符が投じられ始めました。国民の最大関心事は景気低迷による雇用不安にありますが、二義的と見られる此の移設問題で紛糾し、墓穴を掘るのでは無いかと思い始めています。平野官房長官は16日、米軍普天間基地の移設について「鳩山首相は県外・国外をベースと言って来た。それを踏まえてゼロベースでみていくことが出発点」と述べ、鹿児島県の徳之島など、県外移設も検討していることを示唆した。しかし、鳩山首相は「最終的には決断するが、まだその時期ではない。選択肢を申し上げる時ではない」と強調した。しかし3日後、舌の根も乾かない中、県外移設は無いと言い、政治家の発言は極めて軽くなったことに、鳩山首相自身が気が付いていないとは情け無い限りです。鳩山首相は19日、米軍普天間飛行場の移設先について「県外は難しいけれども、県外が望ましいという沖縄県民の気持ちを大事にしたい。難しいけれども頑張っているところだ」と述べ、県外移設は困難との認識を示した。これでは、地元同意を得られる筈も無く、米軍からも疑問視され始めているのは疑問の余地はありません。米海兵隊司令官は17日、普天間基地移設問題の決着が5月末より後にずれ込んだ場合、日米合意に基づく14年の移設完了予定が遅れる可能性に言及。海兵隊のヘリコプターと地上、補給の各部隊の一体運用の重要性を強調し、現行計画に代わる移設案が日本政府から提示されれば「部隊の要求を満たすかどうか検証しなければならない」と述べた。天然呆けと言うのでしょうか、外交音痴と言うのか、発言が軽過ぎて、国民をリードして行く代表政治家としては、資格欠如と言わねばなりません。鳩山首相は21日、普天間基地移設案を近く提示することに、「米国にも理解を求められるように努力する。辺野古沿岸部の現行案がベストだと思っておられるが、それだけには囚われない、幅広い考え方を持ち合わせて頂けるものだと思っている」と述べた。案の定、米政府は2006年に日米合意したキャンプ・シュワブ沿岸部への現行計画が「最善の道」と改めて主張している様ですから、将にKYの極致です。21日普天間基地移設問題をめぐり、米政府が「地元同意がない移設先代案が出ても交渉出来ない」との考えを日本側に伝えていることが分かった。鳩山政権が最終提案として調整する複数の案はいずれも沖縄県側が反対姿勢を示しており、米側には同飛行場の継続使用で対応するしかないとの見方が広がっている。米政府は2006年に日米合意したキャンプ・シュワブ沿岸部への現行計画が「最善の道」と一貫して主張。米政府は、首相が5月決着を決める代案に関する条件を対処方針として決めた。(1)受け入れる地元側の同意(2)連立政権内の合意(3)海兵隊の一体運用の確保特に地元同意を交渉入りの条件として重視している。落語話ではあるまいし、金満家の「総領の甚六どら息子」、才覚・見識に欠け、政治資金だけでなく、政治解決も母親に「現行案で行きなさい!」と言われる迄待ち、それに縋る積りかと揶揄しつつ、又母親に「政治家を辞めなさい!」と言われますと、5月を待たず無責任に政権を放り投げるのでは無いかと邪推するばかりです。
2010.03.23
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弦楽五重奏曲はモーツァルトの先輩格となるボッケリーニが多数残していますが、師匠格となる弦楽四重奏曲を完成させたハイドンは1曲も作曲させていません。後輩格のベートーヴェンが若い時に1曲だけ作曲しますが、その後は弦楽四重奏曲に特化して行きました。その後、シューベルトが晩年になって、漸く弦楽五重奏曲を完成させますが、このジャンル至って作品数が少ないのです。モーツアルト以外は低音を強調すべくチェロ2挺とするのですが、中音を強調すべくヴィオラ2挺を要求しますので、「ヴィオラ五重奏曲」とも呼ばれています。充実した3番K. 515ハ長調、小林秀雄が「悲しみが疾走する」と評した4番K.516ト短調が名曲とされていますが、5番K.593ニ長調、6番K.614変ホ長調も最晩年特有の簡明な曲風で聞き逃せない作品と思えます。YouTubeで検索しますと、6番K.614がアップされていますので、お聴きください!K614 Mozart String Quintet in E flat movt 1K614 Mozart String Quintet in E flat movt 4弦楽五重奏曲第6番変ホ長調K.614は、モーツァルトが1791年4月12日に作曲された弦楽五重奏曲である。モーツァルト最晩年の作品であり、この曲を作曲した約8ヶ月後、1791年12月に、モーツァルトは35歳の若さで世を去ることになる。簡明な曲風はハイドン的でもあり、また随所にハイドンのロシア四重奏曲によく似たリズムや音型をみることができる。そのようなことから、この曲は死を目前にしたモーツァルトの、ハイドンへのオマージュではないかとも言われる。
2010.03.22
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今年も、親戚から頂いた我が家のクリスマスローズが咲いています。品種は「アーグティフォリウス」、インターネット検索しますと、次の様に紹介されています。「アーグティフォリウス」は有茎系の原種。 コルシカ・サルディニア島などの地中海西部諸島が原産で、3裂葉で梅花状の野趣溢れる緑の花を1本の茎から非常に沢山咲かせる。花、葉とも観賞価値の高い品種で、草丈70~90cmになる大型種。数年経つと大株となり、比較的暑さにも強く、原種系の中では育て易い。このクリスマスローズは、親戚が数百円で安かったから差し上げますと言うことで、有り難く頂戴したものです。大型種ですので、一昨年大きな鉢に植え替えたのですが、肥料が足りないのか、葉の先端が黄色となり、花の大きさが例年よりも小さくなっている様な気がします。クリスマスローズの鉢植えは、何処の園芸店でも3~5千円と高価ですので、手入れに自信が無く枯らしてしまうと申し訳無い気がして、購入したことはありません。豪華な牡丹の鉢植えと比べても、お値段が高いのは増殖させにくいからでしょうか?
2010.03.21
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昨日は東名を使って、冨士霊園にお墓の出来上がり具合を見に行き、帰路、秦野市にある父母の菩提寺に寄りました。先週、1周忌法要をしたばかりだったのですが、彼岸でもあり実兄夫妻がお花を飾って綺麗にしてくれてありました。其処への途中路に八重の花が咲いている木がありましたので、多分墓地の樹花、サカキ(榊)だろうと接写撮影しておきました。家に帰って、インターネット検索してみますと、サカキ(榊)では無く、シキミ(樒)と言う木であることが分かりました。モクレン科の常緑小高木。山中に自生し高さは2~5m、分枝して、長楕円形の葉は互生する。墓地などに植えられることも多い。枝や葉 には香りがあり、「抹香臭い」という言葉の語源になっています。又、全体にアニサチンなどの有毒成分が含まれるため「悪しき実」とされ、名前の言われになっている。葉は長楕円形で光沢があり、春4月頃、淡黄白色の花を開き、秋、星形の果実を結ぶ。果実も有毒。全体に香気があり、仏前に供え、葉・樹皮から線香・抹香を作り、材は数珠とする。コウノキ、マッコウギ、ハナノキ、シキビ等の別名もある。五島列島新上五島町榎津郷にある、義父母の墓所には、サカキ(榊)もシキミ(樒)も植栽されていたと分かったのですが、例年5月と7月にしか訪問しませんでしたので、花を見たことが無かったのです。シキミ(樒)の花、花弁は白色半透明で美しいのですが、「美には時として毒が伴う」と言うことなのでしょうか?
2010.03.20
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お隣宅から頂いたSelangor Pewterの一輪刺し花瓶に、庭に咲いていました乙女椿を入れてみました。 ピンク色で清楚な姿でしたので、仏壇に入れて、家内の慰めに数日間飾っておきました。家内と違って私には華道の素養がありませんので、枝葉の整理が出来ておりませんが、許して貰うことにしました。一輪刺しにも「天地人」の設定があるのかも知れませんが、どうにも出来ないのです。昨日はすこし花弁に元気が無い様に見えましたのでどうしようかと思っていたのですが、偶然に花屋さん経由で、家内の従妹からお彼岸の供花が届きましたので、それと取り替えることにしました。昨日は春の彼岸の入りだったのです!
2010.03.19
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永かった梅の花も終わりを迎え、いよいよ桜の待たれる季節となりました。我が家の小さな庭にも春が到来、春蘭、ムスカリ、乙女椿が咲き出しました。そんな気配を感じようと、「冬の旅」第11番目の歌曲「春の夢」を、フィッシャー=ディスカウのCDで聴いてみました。この歌詞は、次の様に覚えていたのですが違っていた様です。Ich traeumte von bunten Blumen, 花の群落の夢を見たSo wie viel im jenem Mai・・ 毎年5月に咲く花は沢山・・YouTubeで検索して見ましたら、クリスタ・ルードヴィッヒの唄う「春の夢」が秀逸でした。Schubert: Fruehlingstraum / Die Forelle - Christa Ludwig色とりどりの花の夢を見た五月の花飾りの様だった緑の野原を夢に見た楽しげな鳥の鳴き声が聞こえていたしかし雄鶏の鳴き声ですっかり目が覚めたあたりは冷たく陰鬱で屋根では鴉が騒いでいたIch traeumte von bunten Blumen,so wie sie wohl bluehen im Mai,ich traeumte von gruenen Wiesen,von lustigem Vogelgeschrei. Und als die Haehne kraehten,da ward mein Auge wach,da war es kalt und finster,es schrien die Raben vom Dach.夢から暗転する現実、現在の私の心情を歌っている感じがしました!其処で、何時も朝は独りでパン食なのですが、今朝は二人で食べようと、よく登山中に食したインスタントの札幌塩ラーメンにしました。
2010.03.18
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2年前に4分割に株分けして地植えとした春蘭、十輪程の可憐な花を咲かせてくれています。花が小さく花弁が淡黄緑色ですので、あまり目立ちませんが、良く見ますと蘭の特徴をちゃんと保持しています。小さいが故に、尚更可憐に見えることがあるのですね!名称 春蘭 別名 じじばば(爺婆)蘭(らん)科 シュンラン(シンビジウム)属花姿を見ると、上方に婆さんが頭に被る「頬被り」、下方に爺さんの「白髭」があると見立ててその様な別名となったらしい。開花時期は、 3月中旬~4月上旬山野の林間に地生し、花は葉と同じような色で目立たない。土筆(つくし)のようにひょろひょろと花茎を伸ばして来て開花する。45年昔を思い起こせば、小田急沿線の渋沢丘陵ハイキングコースでも、雑木林の中に驚くほど沢山咲いていました。多くは淡黄緑色の花でしたが、赤、白、黄色のものもあり、一口に春蘭と言っても、色も形も多種多様のものがあったのです。盗掘も多くなり、今では野生種は殆ど絶滅してしまい、園芸店でしか見られなくなったのは残念です。我が家の春蘭も、町田市の薬師池公園の売店で4~5年前に、家内と一緒に購入したものです。
2010.03.17
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自公政権の酷さに耐えかね政権交代を望んだ国民は、昨年の総選挙で民主党政権を実現させました。しかし既に6ヶ月も経ちますのに、マニフェストで見えを切った6兆円の財源発掘は1兆円にも満たず、財源の当ての無い子供手当は漸く見通しがつきましたが、普天間基地問題、高速道路無料化等は混迷させたまま放置、ガソリン暫定税率はそのまま存続ですから、首相を含めた閣僚の実務担当能力の低さは眼を覆うばかりです。鳩山政権の内閣支持率低下が止まらないのは、国民目線の政策実行が一向に見えないことにあります。国会論戦で、野党となった自民党から追及されると「自公政権の所為だ。追及される筋合いは無い」と開き直るだけですから、呆れてしまいます。結局、政治主導とは名ばかりで、事業仕分け作業も実質は「財務省主導のシナリオで踊る役者でしか無いのだ」と言う仕掛けが見えて来たことにあります。一方、野に下った自民党・公明党も国民を引率するべきマニフェストも一向に見えず、頼りになりそうにありません。このような状況では、国民の、国民による、国民の為の、政界再編が無いと日本の将来は担えないのでは思い始めている処です。昨日政界再編の捨て石になると鳩山弟が自民党に離党届を出しましたが、未だその余波は感じられず、何たる政治の閉塞感でしょうか。数日前に、近頃鳴りを潜めていた田中真紀子氏がマスコミに鳩山内閣を酷評していましたが、一部分正鵠を得ていた様に思われます。田中真紀子氏首相を酷評 首相について「準備も心づもりもなく首相になった。こういう国家を作ると世界に発信しないといけないのに言っていることとやっていることが違う。政権発足から半年も経っているので今しっかりと目標、方向性を示さないと瀬戸際に来ている」と指摘した。内閣支持率下落について「閣僚の多くは高学歴の労働貴族だ。そんな人達と資本主義の申し子の首相がバーチャル(仮想)な政治をやっている。生活感、体臭、汗、温もりといった五感に訴えるものがない」と説明した。一方、小沢幹事長については「唯一の政治のプロフェッショナルだ。あらゆる政策に精通し、修羅場も越えてきた。権力の二重構造なんて言われたら不本意だろうから、本人が首相をやったらいい」と述べた。鳩山内閣では僅かに岡田外相だけが及第と見えますが、彼も自民党出身、結局、民主党は剛腕小沢無しでは、組合出身の労働貴族、市民運動出のアジテータ、政経塾出身の書生歩ばかり、机上の空論ばかりで実務担当能力に欠け、地域の意向を反映させた政権運営は出来ないのだと思われます。
2010.03.16
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消防法により、本年6月からすべての住宅に火災報知器の設置が義務付けられます。そんなことから、2月末に団地管理理事会主導で住宅用火災警報器共同購入の呼び掛けがあり予約受付、昨日現金引き換えで引き渡しがありました。ホーチキ社のSS-2LQ-10HCPが2580円、価格.comでも最安価格3150円で多少とも安価な様ですが、近辺の家電量販店でも2800円程度、大した割引でも無かったと思われます。-全ての警報器がネットワークを組む新無線連動方式で、大きな家でも安心。-15台まで連動、2世帯住宅でも大丈夫。-アンテナ内蔵でスッキリデザイン。-段階的に大きくなる2段階のスイープ音と聞き取りやすい音声で分かりやすい。-感度補正機能に加えて、設置環境に合った火災判断を行なう「学習機能」付き。-火災時に発生する煙を素早く感知して、火災を音と声で知らせる。-煙がなくなると自動的に警報が停止する自動復旧機能。-AC電源不要の電池式で、電池寿命は10年。-壁・天井、どちらにも取り付け可能。我が家は2階建ての4LDKで各部屋に設置と言う推奨ですので、設置費各500円込みで6個予約してありました。しかし、管理事務所に行って皆さんの予約状況を見てみますと、殆どが1~2個程度、設置も自分でしますとのことでしたので、我が家でも1階はDK・居間に1個ずつ、2階の寝室も普段使う処だけ2個で十分と判断して4個に減らしました。又。設置も取り付けアタッチメントを木ねじで壁に捩じ込むだけの様でしたので、キャンセルしました。製品を受取った後、友人宅に行ってみますと、「共同購入はせずその内、面倒見の良い団地商店街にある電気屋に設置込みで頼もうと思っている」とのことでした。地域共生の観点からみますと、個人商店も応援しないと閉店してしまう懸念もありますので、管理理事会も短期的な販売値差だけでは無く、中期的地域共生視野によるロジスティクス戦略も大事なことだなと納得させられました。近年、管理理事会も毎年理事交代の所為か「安いのが何でも一番」管理方式が主体となっていますが、「安物買いの銭失い」にならない「少し高くても面倒見の良い」地域共生ロジスティクス検討が必要になると思わざるを得ませんでした。
2010.03.15
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寒い時期から咲いていました木瓜 (ぼけ)が、満開の季節となりました。緋色の花が多い様に思われますが、白、ピンクも散見されます。ツツジと同じ様に、混色しやすい種類の木花なのでしょうか?白にピンクが混じった可愛いものもありますが、ツツジ(躑躅)と同様に白色は遺伝的に劣性で、年々ピンクが濃くなってしまうのかも知れません。薔薇(ばら)科 中国原産学名 Chaenomeles speciosa “裂けたリンゴ”の意開花時期は、11月中旬~4月中旬実が瓜のような形であるところから「木瓜」、「もっけ」と呼んでいたが「ぼけ」になった。花の色は赤、白、ピンクなど、枝にトゲがある場合とない場合がある。花言葉は「指導者、先駆者」秋に生る実は咳止めの薬となるのですが、滅多にお目に掛りません!
2010.03.14
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実父が老衰で眠る様に亡くなってもう直ぐ1年になりますので、今日は菩提寺で一周忌法要をして来ました。朝8時に出発、天気も良いのでドライブも快適でしたが、途中混み合って菩提寺駐車場には9時40分に到着しましたので、何とか10時からの法要に間に合いました。菩提寺住職に本堂で般若心経等を読経して弔って貰い、菩提寺のお墓にお参りして、新しい塔婆を追加、焼香し拝んで来ました。 兄妹3人が集まるのも、家内の49日法要以来で4ヶ月ぶり、71歳、68歳、65歳とお互いに歳を取りましたが、持病は無く元気に集まれましたのは喜びでした。昨年6月は実母の17回忌でしたが、私は家内の闘病看護で、菩提寺に行けなかったのは残念でしたが、実兄が生きている人第一と慰めてくれました。法要後は、実兄宅にお邪魔してお寿司等を頂きつつ、取りとめも無い雑談をし、実兄夫婦は老々介護に近い状況で大変でしたが、実父は好き勝手な人生を全う出来て幸せだったのだと話し合って、実父を偲びました。来年の実父三回忌にも、元気で3人が集まることが出来ると良いと思いつつ、3月28日の家内の納骨法要への列席をお願いし、帰途に着きました。
2010.03.13
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1月下旬に永代使用料を納付、2月上旬に墓石彫刻仕様を申し込んで1ヶ月以上経ちましたので、墓所の準備が何時になるのか聞こうと、一昨日冨士霊園東京事務所に電話してみました。墓所区画番号を告げましたら、3月20日に完成しますので3月21日以降に納骨出来ることになりますとのことでした。其処で息子たちの都合を聞きましたら、どうも3月中にした方が良さそうに思えましたので、昨日冨士霊園に再電話して3月28日午後1時にしたい由告げました。冨士霊園は御殿場にあり遠方ですから、出掛けるのにも時間が掛りますし、納骨法要・会席も早めに終えて、帰りも不便の無いようにと思ったからでした。すると「午後1時ですと禅宗臨済宗住職に既に予約があり、午後12時半では如何ですか?」とことでしたので、午後12時半に納骨法要をすることにしました。会席場所は冨士霊園本館の特別室が空いていて1万500円、通常室にキャンセルが出れば5千円に変更いたしますからとのことで了解としました。「施主である私は、法要30分程前に管理事務所に行き永代使用権利証を提示、印鑑持参で諸手続をして必要費用は全て現金払いにしてくれ」とのことでしたが、何の問題もありません。必要費用は、住職布施代2万円・納骨場所上蓋開放1万500円・特別室1万500円で合計4万円余、布施袋も何も準備する必要は無く現金支払いで可とのことで、12月の49日法要は自宅で行い住職に8万円支払ったことと比べますと、真に明朗会計でリーズナブルな料金設定でした。「会席の料理は別会計、墓所に供える花は本館売店でお買いください」とのことで、全て園内で済ませることが出来るのも大きな公園墓地の利点の様です。いよいよ、仏壇横に5ヶ月間も置いてありました家内の遺骨ともお別れと言うことになります。
2010.03.12
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昨日は東京大空襲65年記念日でしたが、あまり報じられることが無くなりました。東京大空襲は、大型爆撃機による無差別の都市爆撃であり、皆殺し作戦である。発端はナチスによるゲルニカ爆撃であり、その後日本軍による重慶爆撃、連合軍によるハンブルク・ドレスデン爆撃、米軍による東京・神戸空襲、広島・長崎原爆投下と続きました。東京大空襲の時、錦糸町の精工舎工場の北側運河に近い所に住んでいました。下町には大きな軍需工場は無かったのですが、其処をB29爆撃機で攻撃したのです。爆弾の主体は焼夷弾で、火事を起こさせることを目的としたもの、下町の殆どは木造家屋なので火が着いたら延焼して始末に負えないのです。米軍の攻撃は正義の戦争とは言えないものでした。先ず大きな円の周囲に焼夷弾を落として火事を起こして、住民が中心部に逃げて来るのを見計らって中心部に再度焼夷弾を多数落とすのです。将に殺戮作戦でたまったものではありません。3月10日夜、家が焼け始めたので防空壕に避難したのでしょうが、火事が激しく安全でなくなり、仕方なく隣家の人達と火事の起こっていない所に逃げることにしました。私は3才で防空頭巾を被って母親の背におぶわれ、実兄は6才で小学校1年生、母親が手を繋いで行動していました。既に精工舎の工場窓から火が吹き出し、近辺も火の海と化したので、運河の対岸迄橋を渡って逃げました。逃げ回っている内に何処も火の海になり、母親と隣家の人達も死亡を観念するしか無くなったのです。実兄は生命力旺盛だったのでしょう、逃げると言って泣き叫んでいたようでした。そこで、家まで戻って死ぬことにしようと、火が着いて燃えている運河橋を再度渡って戻って行きました。渡り終えた途端焼け堕ちたと言うことでした。幸いなことに住居跡は焼けてしまって、木材は炭火の状態になっていましたので、熱いながら煙に巻かれること無く、朝まで座っていることが出来て九死に一生を得ました。運河の焼け落ちた橋の周りには、熱くて川に飛び込んで難を逃れようとした多数の人達が火傷も無く煙に巻かれて窒息死していまし。東京大空襲では10万人が死んだと言われていますが、火傷で無く、煙による窒息死が多かったと、後年母親が言っていました。焦土東京を上野駅まで歩いて行き、栃木県喜連川町(現 さくら市)まで疎開することになりました。その母親も亡くなって17年も経ちました。聖戦(ジハード)と言い、正義の戦争と言いますが、結局は小さな自己主張の殺戮戦、いずれも悪はあっても正義は無いのです。
2010.03.11
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昨日は雪が降り続いて寒く、一日中家の中に閉じ込められました。そんな日は大人しくクラシック音楽を聴くのが良いと、家内も好きだったアランフェス協奏曲をYouTubeで聴いていました。アランフェス協奏曲と言えば、先ずナルシソ・イェペスが思い起こされます。45年前11月晩秋のデートは、日比谷公会堂でのナルシソ・イェペスのソロ演奏会、その会場でアナログレコードを購入して、後日聴いたのが初めてでした。彼は20才で名指揮者アルヘンタに見いだされ、マドリードでこの協奏曲を演奏し、センセーションを巻き起こした。そうなのですが、彼が10弦ギターを使い出してからは、それ程好きではありません。YouTubeで良いと思ったのは、ジョン・ウィリアムスの弾くアランフェス協奏曲、どうもアルハンブラ宮殿内の屋外パティオ(中庭)演奏で、オーボエとの掛け合いも心地よく聴こえました。John Williams - Rodrigo - Adagio from Concierto de Aranjuezアランフェス協奏曲(Concierto de Aranjuez)は、スペインの作曲家ホアキン・ロドリーゴの作曲したクラシック・ギター協奏曲で、代表作となっている。1939年に作曲され、1940年12月にレヒーノ・サインス・デ・ラ・マーサのギター、アタウルフォ・アルヘンタの指揮、マドリード室内管弦楽団によりマドリードで初演された。第2楽章は哀愁を帯びた美しい旋律から広く知られている。古典派以来、一般的な協奏曲は第1楽章が最も長いものであるが、この作品は緩徐楽章である第2楽章が最も長く、オーケストラで用いられることが少ないギターを独奏楽器としている点を考慮すれば、20世紀というクラシック音楽が多様化した時代の象徴となる楽曲と言える。45年前は11月となると今よりずっと寒く、2人共オーバーコートを着ていた様な気もしますが、定かでは無いおぼろげな遠き思い出となりました。
2010.03.10
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昨年はプランターに溢れて咲いていたポリアンサス群、密集していて風通しが悪かったのでしょうか、柔らかな葉が虫に食われて無残な姿となっていました。それでも、黄色と白色のポリアンサスが生き残って、何とか花が咲いてくれましたので、園芸店に行き赤色の鉢植えを買って来て、彩りに添えました。数年前までは花の名前も知らなかったのですが、よく初春に家内が藤蔓籠に鉢植えの寄せ植えをして楽しんでいましたので、覚えることになりました。ポリアンサス:科名: サクラソウ科サクラソウ属原産地: ヨーロッパ花色は黒以外はあると言われるほど豊富。暑さに弱いが、花弁は丈夫で開花期間も長く耐寒性も強いのでガーデニング、鉢植え、花壇と色々の用途に向いている。日本サクラソウの仲間で、西洋サクラソウと言われる。花時期は十分に日を当て、株元の枯葉や咲き終わった花を早めに取り除き、夏場は半日陰で管理します。増殖は5月頃子苗を育てる。この仲間は葉挿しでも殖やせる。元来、花に趣味の無かった私ですので、家内の居なくなった独り暮らしでは、教えてくれる人もいなく、これ以上に花の名前を覚えることも無くなりそうです!
2010.03.09
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先の総選挙で国民の負託を得た鳩山政権ではありますが、献金問題での自浄能力不足に加え、実務担当能力にも疑問符が投じられ、参議院選挙では勝勢は無くなったと見ています。中でも、前原国交相の実務担当能力不足は際だっていて、八ッ場(やんば)ダム中止、JAL法的整理、高速道路予算振り分け、高速料金値上げ発言、普天間移転候補地への地域振興策提供、と数えれば限りなく、政策音痴の様は眼を覆うばかりです。自殺した永田議員の永田メール事件では、功を急いだ誤った判断で国会を混乱させ、民主党代表辞任となったのですが、その際、共同責任の野田議員と共に議員辞職をすべきだったと思っていました。小沢一郎主導による地域活動重視の民主党改革に背を向けることを是とし、机上の空論を得意とする政経塾の書生歩から一歩も出ることの出来ない輩、結局彼は、清濁合わせて弁証法的解決を模索しなければならない政治家には向いていない評論家でしか無いと言うことなのでしょう!共同通信社が実施した全国電話世論調査で、鳩山内閣の支持率は36.3%、2月前回調査より5.1ポイント下落、昨年9月内閣発足以来、初めて40%を割り込んだ。不支持率は3.8ポイント増の48.9%、不支持理由トップは「首相に指導力がない」。夏の参院選を経て「民主党が参院でも単独過半数を占めた方がよい」は28.3%にとどまり、「単独過半数を占めない方がよい」が58.6%に上った。「政治とカネ」問題への厳しい世論が背景にあるとみられ、収支報告書虚偽記入事件で秘書らが起訴された小沢幹事長は「幹事長を辞めるべきだ」が74.8%、「国会で説明すべきだ」が86.4%だった。北海道教職員組合の不正資金提供事件で関係者が逮捕された小林議員が「議員を辞職すべきだ」も75.4%に達した。そうかと言って、批判ばかりの谷垣自民党では政権交代の受け皿にはなり得ず、一刻も早い政界再編で民主党に代わり得る受け皿構築が望まれる処で、参議院選挙の投票行動は混沌として来ました。
2010.03.08
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今朝も昨日からの雨が降り続き、家に閉じ込められています。昨日はグレン・グールドのバッハを随分聴きましたので、今朝は日本の抒情歌を聴いています。 このカセットは30年前、ロサンゼルスのリトル・トウキョウで購入して駐在地のヒューストンに持ち帰ったもの、その後の家族ドライブ旅行でも、聴いていたと思います。歌っている倍賞智恵子さんも若く魅力的ですが、ジャケットも黄ばんでいて流石にカセットは再生出来ないと思いながら、プレーヤーに掛けてみましたら、見事に再生出来ました。其処で、YouTubeで検索して聴くことにもしました。白い花の咲く頃 倍賞千恵子あざみの歌 倍賞千恵子このYouTubeでアップされた歌唱は、我が家の古いカセットより音質が良くないのが残念です。彼女はプロの歌手では無いのでしょうが、発声に無理がなく、心に沁み込む様に歌ってくれるのが魅力です。
2010.03.07
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今日は朝から雨ですが、昨日の暖かさが残っている所為か、午前中はそれ程寒さを感じません。昨日は正午頃から快晴、気温も上がり4月の陽気となりましたので、珈琲をポットに入れ、コンビニでオニギリを買って、町田牡丹園に行き、其処で昼食となりました。未だ牡丹は花芽が少し見える程度でしたが、久しぶりの晴れ間に誘われて、中年・老年カップルの多いのには驚きました。其処から七国山を通って薬師池迄をゆっくり散歩しましたが、普段は殆ど人のいない散歩道で多くの人達に出会いました。昨日1日だけの晴天、今日からは再び雨天との予報でしたので、束の間の天気を楽しんでいたのでしょう。薬師池公園では、梅林が見頃を迎えていて、団体客も沢山いましたので、肩に触れないで歩くのが大変でした。此処は多摩丘陵の一角に位置していますので寒く梅の開花は遅いのですが、昨日は本当に最後の見頃で、落ちた花弁が道に満ち満ちていて綺麗でした。晴天を映した水面越しに見える梅林も、なかなか風情のあるものでした。梅花の時期は相当長いことで知られますので、今日から又寒さがぶり返す予報ですから、来週も楽しめるかも知れません。
2010.03.06
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海恋し 潮の遠鳴りかぞへては 少女となりし 父母の家 与謝野晶子家内が3才で満州から帰国、高校卒業まで暮らした義父母の家、新上五島町榎津郷にあり、空き家になってから16年になりました。義父が亡くなる25年前までは、海水浴を兼ねて、家族4人でよく五島を訪ねていました。義母は9年間独り暮らしをしていましたので、必ず8月初旬の1週間、夫婦2人でその様子を見るのに訪ねました。義母逝去後、16年間毎年1~2回夫婦で行って、家の中の風通し、ガラス窓の手入れ、庭の草取り、庭木の剪定などをしていました。義父母が亡くなり、家内を含めて兄妹3人が亡くなってしまいましたので、伴侶である私にはこの家内の実家には一切の権利は無く、私の息子を含めて孫4人が継承することになりましたが、余りに遠く誰もいない空き家、彼等に訪れる機会は殆どありません。少子高齢化の限界集落ですから、売却も出来そうに無く、今後の処し方は思案中ですが・・来年は義母の17回忌ですから、家内の供養も兼ねて、未だ数年面倒を見ようかと思っています。50年前の蛤浜での母子、親戚と!今さらに 我れくやしくも 七人の 子の母として 品のさだまる 与謝野晶子家内も二人の子の母として人生を甘受していたのでしょうか?時代は専業主婦が殆どでしたので、敢えて我慢してそうなったのかも知れません!
2010.03.05
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先日、義兄の墓参りを終え、義姉母子の住む茅ヶ崎市浜見平団地に寄ってみました。この団地は築45年を経過した3年前から、旧住宅を取り壊して更地にしていたのですが、漸く3棟のコンクリート打ちが始まっていました。従来の5階建て団地を7階建てに計画していたのですが、茅ヶ崎市はこの地区は中層住宅地に指定していたらしく、建築許可を出そうとはせず「すったもんだ」があったのですが、なんとか決着を見た様です。義姉母子は取り壊しになっていない住宅部分に移り住んでいるので、2年遅れで来年には新しい団地に住むことになりそうですが、この「建て替えプロジェクト」計画管理もロジスティクス対応不足と思われてなりませんでした。処で、ベランダ外の芝生には、旧住宅から持ち込んで来ました「金のなる木(花月)」の大きな鉢植えがあり、小さな白い花が沢山咲いていました。 茅ヶ崎は温暖な東海湘南地区ですから、外に置いた鉢植えでも、冬の寒さも無く生命感に溢れていました。弁慶草(べんけいそう)科 別名 花月(かげつ)開花時期は、12月~4月南アフリカ原産葉っぱは多肉質で丸っこく固く、花はうすピンク。幹と枝に横縞が入っている。木が幼い時、この横縞の線部分に5円玉を差し込んでおくと、硬貨が外れなくなる。これを何年かにわたってだんだんと繰り返すと、「金がなっている」様な姿になる。
2010.03.04
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米下院公聴会での「決して誤魔化さないし、逃げない。品質問題を解決し、透明性を確保し、顧客目線を強めていきたい」との証言で、果たして説明責任を全うしたのでしょうか?個人権利主義と訴訟優先のアメリカでは謝罪と涙は禁物、企業が存続出来ない膨大な賠償額を請求されてしまうと言われています。一方、製品には完全なものは無く、不具合点は適切に修正すればそれで良いと言う考え方も浸透している社会でもあります。今回のトヨタ自動車の場合、カスタマーサポート中心としたロジスティクス適用不足を率直に認めて日本的な頭を下げての謝罪、根本的な製品欠陥は無いと主張する米国流ビジネスをミックスさせたものとなったと思われます。今後ロジスティクス対応を効果的にする為の権限移譲を行って組織改善を約束することで、万人が納得することは無いのでしょうが、時宜を得た一定の説明責任を果たしたのではないかと判断していますが・・グローバル化し生産拠点も米国にあるトヨタ自動車、米国内雇用確保の観点からも、1980年台の日本バッシングの再来は無いと推断しています。トヨタ自動車の豊田社長は、厳しい追及が相次いだ米下院での公聴会について「真摯な態度で直接対話できたことに感謝する」と述べた。米国に続いて訪れた中国については「日本、米国、中国は大変重要な市場で、先ずは直接私が話したかった」と説明し、「品質問題を解決するだけでなく、透明性を確保し、顧客目線を強めていきたい」と述べ、社内改革の陣頭指揮にあたる考えを強調した。直嶋経産相は、豊田社長が一連のリコール(回収・無償修理)問題を陳謝したことにつき「消費者に迷惑をかけているが、謝罪の言葉もあった。今後の対応を含めて話したと思う」と早期の対応に一定の評価を示した。トヨタ自動車のリコール問題をめぐり、米上院商業科学運輸委員会は2日(日本時間3日)、公聴会を開く。事前に公表されたトヨタ側の証言草稿によると、電子制御スロットル・システム(ETCS)は「絶対的な信頼性確保を最重視している」と、急加速問題の原因との見方を否定する。ETCSに欠陥がないと判断した理由については:(1)故障でもエンジンの回転が停止するような「フェイルセーフ」の仕組みを採用(2)欧州基準の2倍の耐久性を確保(3)設計段階も開発後も幅広くテストし、急加速の原因である可能性はないと確認の3つを挙げる。北米トヨタの稲葉社長は、「最近の数月、顧客の心配にきちんと耳を傾けず、迅速に対応出来なかったのは明らかだ」と改めて陳謝する。
2010.03.03
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昨日は、藤沢市営大庭台墓園にある義長兄の墓参りに行って来ました。出掛ける時は曇天でしたので、傘を持って行ったのですが、途中から晴れ間が広がり、お墓に着いた頃は、暖かい春の日差しに包まれていました。近頃は少し心掛けが良くなったことへのご褒美でしょうか?義兄のお墓は、この従来型の墓所に一角にあります。大庭台墓園には、芝生墓地区画も多数あり、開放的な雰囲気に溢れ、一寸したピクニック気分も楽しむことが出来ます。昨年は家内の具合が悪く行けませんでしたので、2年振りでした。花を供え墓石周りの植栽を鋏で整えたのですが、お線香を忘れたので、焼香してあげられませんでした。仕方無く、持参した蜜柑、好きだった珈琲を供えて、一緒に昼食することで許して貰うことにしました。義長兄が亡くなったのは1983年2月26日、我が家は在米中、47歳の夭折ですから驚きました。駐在員だったこともあり、家内だけでも帰国して貰おうと思ったのですが、家内は小学生だった子供の世話もあり断念した経緯があり、思えば、既に27年前の遠い昔のこととなりました。17年前に義母が存命したいた時は連れて来ましたし、数年前までは義姉母子も連れて墓参していたのですが、義姉のリューマチが悪化して行けなくなりましたので、此処2~3年は家内と2人で墓参することとなったのです。人々との別れは避けられぬ世の常ですが、遂に今年は私独りとなってしまい、寂しいことこの上ない状況となりました。
2010.03.02
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