全1515件 (1515件中 1-50件目)
吉祥天が左目だけ白内障の手術を受けたのは5月10日その日は大きなゴーグルのような眼鏡をかけて、「顔洗うのも禁止」「目薬は一日4回のと、朝夕2回のと2種類、忘れずに」 それから「顔洗っていいよ」「お風呂入っていいよ」「頭洗っていいよ」「運動していいよ」から「メイクしていいよ」になるまで1週間 1週間目に検診に行って「はい綺麗に治ってますよ、目薬は今日から1種類、朝夕、でいいですよ」これから吉祥天怒涛の毎日、東京へ行って、帰ってからも、あちらに行ってこちらを訪ね、授業だ会議だお祝いだ、お悔やみだ、で休む暇なし、一日2回の目薬も「あっしまった・・・朝の分、もうお昼だ・・・仕方ない、夕の分を夜遅めに・・・などと時間をやりくりして疲労困憊の毎日、皆様のブログへの訪問もままならず失礼を重ねました そしてようやく月曜日1か月検診・・・9時半においで下さい、で、行ってきました 1か月ぶりの眼科、朝から相変わらず大勢の人 待つのにも慣れて余裕の吉祥天 スマホのニュースなど眺めていると「吉祥天様、どうぞ」で中に入ると、今回は早めに呼んでくれました「視力検査致します」で機械の前に座って遠くに見える気球の絵に目を凝らしたり、左右の目に風を吹きかけられたり、小学校の頃から慣れている「はい、この丸印、どこが切れていますか?」の質問に右だ左だ、上だ下だと答え、写真も撮って「はい、後は先生の診察です」で、ほどなく呼ばれて「きれいに見えていますよ、手術した目の方がしていないのよりよく見えています」「お世話になりました、目薬はあとどのくらい入れたらいいでしょう」「もう、止めて大丈夫ですよ」「ありがとうございました」「6か月後にまた見せてくださいね」、で、自分の目の拡大写真をもらって、会計済ませて終了・・・長い1か月でした、無事終了、目の前明るい・・・
2024.06.21
コメント(4)
それはちょっと前、この前、ここで東京に行ったことをお話しした吉祥天が経験したこと・・・ 吉祥天の旅の終わりの楽しみは、空港でお土産(主に食品)を買いあさること その日も早めに羽田に行って、ロビーに駆け込み「さあ、買うぞ」と買う気満々の吉祥天ところが・・・無い、無い・・・あの店もこの店も、羽田利用するようになってからいつも必ず買っていたあのチーズケーキ、紅茶のケーキ、卵焼き、お寿司・・・無い・・・茫然と佇む吉祥天 そういえば、コロナの最盛期、友達のキヨハラさんが「大阪に行くのに羽田に来てみたら、もう真っ暗、お店も皆閉まって、まるで真夜中です」というラインに真っ暗なロビーの画像をつけて送ってくれたことがあった あれが何年続いたんだろう・・・もう引き上げてしまったお店もあっただろう、とは予測していたけど・・・ あのケーキやお惣菜の大きな袋を両手に下げて「取った~」と心の中で凱歌を上げながら搭乗口(徳島は田舎なので冷遇されて搭乗口はずーっと端の端でしたが・・・)を走る吉祥天だったのに・・・み~んなコロナのせいだ、と毒づきながら、それでも「羽田で美味しいものいっぱい買ってくるからね」「待ってるわ~楽しみ」という約束してきたのに・・・ それでも広いロビーを端から端まで調べてゆくと「ん?」新しいチーズケーキの店発見 目新しい、人が並んでいるような店はいかにも「インスタ映え」を狙ったようなものが多く、しかしここのはチーズケーキはそのまま、飾り無しで、味一本で勝負、という感じ よし、これ、と決めて「これ2台ください、その一番大きいの」というと店員さんが「試食なさらなくてよろしいですか?」「大丈夫、見たらわかります」「ありがとうございます、今お包みしますからその間に」と小さなカップにひとかけら入れたのにスプーンをさして渡してくれました一口食べて「勝った~」と心で凱歌を上げた吉祥天これで安心、今日の晩御飯は中で空弁適当なの買おう」と、大きな箱を二つ抱えて手荷物検査場に向かうと 係りの人は女性、30代後半か40代くらい「お願いします」と検査用の箱に入れたらお、という顔をして「これ、あそこのロビーにあるチーズケーキですよね」「はい、そうです」「試食なさいました?」「ええ、美味しいですよね、だから2箱」「ほんと、美味しいですよ、あれ・・・はい検査終わりました、いってらっしゃいませ」「ありがとう、いってきます」 一目で見ただけで、このケーキにこの人・・・食いしん坊の同志と判断したらしい 大事に抱えたチーズケーキ、帰宅途中のタクシーから「取りに来て」と、こちらの同志に電話したら、家の前で待っていてくれた 次の日、「美味しかったです~子供も夫も、もうすごい勢いで食べました、いや~ほんとにありがとうございました」と電話がありました・・・同志はどこにでもいる・・・
2024.06.11
コメント(5)
ご無沙汰しておりますこの5月なぜかいろいろなことが一度に来て、何だかわからないうちに毎日が過ぎてゆき、気が付いたら5月も後1日になっておりましたまず、1日はここでも紹介いたしましたアリアンスフランセーズの恒例の日帰りツアーで雨の中、会員さんと大阪中之島までモネ展を見に行き、帰ってきて5日はこれもここで紹介いたしましたレイコさんの米寿祝のパーティ余韻に浸る間もなく、セツコさんの「家のバラが咲きました、バラ園お茶会開きます、お揃いでおいでください」早速、キショット、ゆりさんといっしょにサンドウィッチなど抱えてセツコさん丹精のバラ園へ こんなバラに囲まれて楽しいひとときそして連休も終わったころ こんなお便りが届きました差出人はフランス大使館アリアンスフランセーズの理事長、エイコさんが長年の功績を認められて、フランスから勲章を授与されることになり、5月20日に東京の大使館で授与式を行うことになりましたが、家族や会の理事さん達もいらっしゃい、という内容5月20日・・・いろんな行事があるので先延ばしにしていた左目の白内障手術が5月10日・・・手術後2日間は入浴も洗顔も禁止、毎日4回目薬を差してメイクも1週間禁止・・・力仕事も1週間禁止・・・飛行機に乗って東京へ行くのは力仕事か?いや違うだろう、何とか行ける、という訳で「はい、行きます」と返事 5月9日から目薬さして、10日の午前に手術検査に大変時間を費やしたけれど、手術そのものは10分足らずで終了、「はい、終わりました」で目を開けたら左目もう鮮明・・・10分休んで歩いて帰宅 それからが長かった、顔が洗えないのって不自由です 1日4回の点眼、忘れて時間がずれることもあり、 18日、1週間目の検診で「はい、順調に回復してますよ」「飛行機に乗ってもいいですか?東京に行かなくてはなりません」「はい、大丈夫ですよ、点眼一日2回してくださいね」そして18日から普段に戻り20日には、セツコさん、ユリさんと機上の人コロナ以来何年振りの東京だろう・・・感無量、ってこういうのかな授与式までに時間があるので新国立美術館でマチィス展、平日なので思ったほどの混雑も無く、見ることができました そこからフランス大使館はほど近くタクシーに乗る 大きな高い門脇のインターホン押して「マダムエイコの勲章授与式の参列者です」と言うと大きな門がズズズと開いて中に入れてくれました これが玄関大きな樹々に囲まれて都内とは思えない静寂 中に入るとこんな感じ 待合室から見た眺め、緩やかな斜面に沿って森が広がる・・・見事に手入れされた芝生どこまで続くのかこの広さ、ここはもとは、もしかしたら・・・とあたりを見回したら壁にプレートがはめ込まれ「尾張徳川家跡」・・・やっぱりね、と納得 ここが授与式会場やがてエイコさん一家や他の理事さん達も到着無事に授与式が行われ、後でカクテルパーティがありましたワイン、シャンペン、小さなカナッペのいろいろ、流石のフランス大使館、美味しゅうございました記念写真撮って無事終了、ホテルに帰って軽い夕食済ませて、早寝する三人翌日はゆっくり起きて、遅めの朝ごはん食べて、銀座歩いて、そのまま空港へ、夕方には帰宅大仕事が一つ終わった・・・溜まった洗濯を済ませ、冬物仕舞って、夏物など出し 次は26日、習っている大阪の先生がダンスショーに出演 ダンス仲間のミナミさん夫妻の車に乗せてもらって、大阪ABCホールショーを見て、コーヒーのんで一息ついてすぐ帰路に淡路島のSAで10分で玉ねぎと病院の一同にお土産買い込む明るいうちに帰れました帰宅してから昨夜下準備しておいた夕食作るこのあたりからいよいよ燃料切れの吉祥天夜になるとうつらうつら、枕元に積み上げた本が読めない気が付いたらもう30日5月もう終わり6月は落ち着いて過ごせますように皆様のところへも訪問できますように
2024.05.30
コメント(5)
徳島市の中央部を流れる新町川江戸時代には川に沿ってずらりと白壁の藍蔵が並び、藍はここの川から日本中に出荷され、たいへん栄ました 明治からは外国産の化学染料に押され、昔の面影はなくなりましたが舟遊びの屋形船牡蠣船が浮かび、水は澄んで、夏には子供たちの泳ぐ姿が見られました しかし、第二次大戦末期には空襲を受けて徳島市は焼け野が原、その後の混乱期を経て、生活排水が流れ込み、新町川はすっかり汚れて悪臭を放ち昔の面影は無くなってしまいました そして1985年、市長に就任したのがレイコさんのご主人の俊治さんでした 製紙会社を経営する俊治さんは、新町川を復活させて市民の憩いの場所に、と大がかりな工事を行い、荒れ放題の川岸は綺麗に整備されて公園となり、木製の遊歩道や、休息のあずまやが建てられ、桜の木が植えられ、遊覧船の船着き場もできました、名前も水際公園と名付けられました 夏には花火大会も開かれ、月一回県内産の特産物を売るマルシェも開かれ、水路を巡るひょうたん島クルーズができ、阿波踊りの時にはここの特設会場で踊りが披露され、市民の大切ないこいの場所になりました 俊治さんは2009年に亡くなられましたが奥さんのレイコさんは、その後もずっと徳島の文化やポルトガルとの友好のために働き、今年米寿を迎えられました その米寿のお祝いが開かれることになりましたが、場所はもちろん思い出の水際公園のクルーズ船の船着き場 吉祥天はL奉仕活動で一緒に活動、母はレイコさんのお嬢さん、プロの三味線演奏家で作曲家、の弟子でしたので、張り切って参加させていただきましたいよいよ当日、5月3日、ところは新町川船着き場開演は5時 受付の用意をする人達やがてぞろぞろと人が集まり始めます 船着き場に椅子テーブルを並べて 溢れた人達は停泊中のクルーズ船に席を取ります川風はありますが、まだ昼の光がまぶしい レイコさんのお嬢さんとお孫さん二人の寿式三番叟で開幕お孫さんもお母さんに三味線や歌を習って親子2代の三番叟 今日の主役レイコさん、お祝いの黄色い頭巾とちゃんちゃんこ、頭にはhappaybirtydayのカチューチャ、笑顔で皆をお迎え いよいよ開演、祝辞が続く中、東京在住のお孫さんはミュージカル俳優を目指し、朝ドラや劇団四季の舞台にも出演、迫力ある歌声でお祝い バースデイケーキも登場、点灯して皆で笑顔 この頃からだんだんと夕暮れここは夕暮れが美しい、と、夏になるとサンセットクルーズも催行されます これは会場の裏手、そっと抜け出して写真撮ってきました カンツォーネでお祝いの歌 踊りも一緒に いよいよ夕暮れ、川沿いの建物にも灯が灯り、この頃が一番好き、という人も大勢・・・食べて飲んで歌って楽しむお客様達 いいな~晩春の夕暮れ 主役登場思い出の「テネシーワルツ」を歌うレイコさん 後はもう・・・飲んで歌って踊り狂う一同 最後に「今日は皆様ありがとう」とご挨拶があって祝賀会お開き とっぷり暮れた新町川を背景に「今度は90歳、卒寿ですね~」「次も呼んでね」と叫びつつ帰路に着く一同 次も楽しみにしてますよ~ レイコさんいつまでもお元気で~
2024.05.14
コメント(5)
吉祥天の所属するアリアンスフランセーズでは、毎年この季節、「ほっぺた落ちるツアー」と称して、フランス美術の展覧会とフランス料理をセットしたツアーを計画しています 今年は大阪中之島美術館の「モネ展」とリーガロイヤルホテルのRAYのフランス料理に決定25名で募集したら3日で満員・・・モネがいいのかフランス料理がいいのかそしてGWの合間の平日の1日に出発その日はあいにくの雨、しかし「モネ展、大混雑っていうから平日の方が比較的空いてるだろう」「雨が降ったら、明日にしよう、って思う人も多いだろうし・・・」とあくまでのポジティブに考える一同しかし・・・到着してみると これが入り口、雨の中を駆けあがる建物の下が灰色に覆われている・・・あれは人だ入り口に駆け込むと「中を通って通路からお並びください」 はるか向こうまで続く行列 通路でさっきの灰色に同化すること10分、やっと別の入り口にに入れて。やれやれ、今日は少し混雑楽なのかな、なんて思っていると、中はこんなかんじ、それもヤマタノオロチほどの長い蛇行 大蛇の頭はエスカレーターやれやれ、と乗る 福田平八郎展も、開催中・・・これも見たかったけど無理・・・ やっと入り口、ここからは写真禁止 の、はずが、このカメラマークの付いている画は撮影可へ?どうして?などと呟きつつ携帯かざす人々この2点ここに載せましたここでも大勢の人に揉まれ、ここでようやくお昼の時間バスでリーガロイヤルホテルに向かいます お昼は7階のREY大勢なので個室を頼みました窓から見える景色「新緑、いいな~」 料理にも期待が高まる スープは清水焼天目茶碗で「お抹茶のように両手で持たれてずずっとお飲みください」・・・はあぁ落ち着く 真鯛と長いも、これも清水焼・・・きれいね~ 今日の魚にタケノコとソラマメ・・・日本とフランス料理って合うのね これはパンとバター、このパンが美味しい、あちこちで「このパン美味しい~」という声が上がる「このパン、ここで買えますか?」と聞く人も「申し訳ございません、ここでお出しするだけなのです」・・・一同失望 これは鶏これも清水焼 デザートお皿の模様もチョコレート・・・「楽しいね~」これにコーヒーと小菓子がついてランチ終了気が付いたら3時近く・・・ラッシュにかかる、早く帰らねば「下で食品だけ買い物させてください、家族に晩御飯買って帰る、って言ってるんです、私だけ豪華ランチ食べたら恨まれます」と訴える人に賛同者大勢少し時間を延ばして買い物タイムラッシュに合わず夕食までに帰宅できました ・・・めでたしめでたし・・・
2024.05.04
コメント(6)
日曜日、注文してあったフライパンが到着しました、というので受け取りに繁華街にあるサエコさんの店に行きましたアーケードを通って工事中の角を曲がると、老舗厨房用品の問屋、サエコさんの店・・・のはずがあれっ、シャッターが下りてる、今日は開いてるはずなんだけど・・・シャッターに何か張り紙してあるので、近づいてみてみると「今日は休業させていただきます」の文字何があったんだろう、何も聞いていないけど・・・電話も通じない・・・不安がこみあげる吉祥天そして今日、朝ちょっと早いけど、電話してみました「はい、00金物です」ご主人の明るい声「吉祥天ですが、昨日、フライパンいただきにお店に行ったら、お休みだったので、どうされたのかと気になって」「いやいや、どうも失礼しました、いやなに、大したことでは・・・今日はもう開けています、どうぞいらしてください、お待ちしています」それで、今日、午前中に寄って見ました「あ、いらっしゃい、お待ちしてました、お~いサエコ、吉祥天さんいらしたよ~」「あ、吉祥天さん、いらっしゃい、留守にしていてごめんなさい、コーヒー淹れるわ、それともお茶がいい?」お茶のセットを前に「いったいどうしたの?」と聞くと「あれよ、阪神タイガース、昨日ね、阪神の試合見に、甲子園行ってたの」「ファンなのは知ってたけど・・・」「それがね、いつも行ってるラジオ体操の会にも阪神ファンの人が3人いて、仲良くしてたんだけど、4人とも実際の試合見たことがない、ってわかって、いつかほんとの試合が見たい、言い合ってたら、そのうちの一人の人が、神戸の親戚の人に頼んで、甲子園の切符、それもいい場所のを取ってくれたのよ、それで、昨日、店休みにして行ってたのよ」「昨日、阪神勝ってたよ、それも逆転して勝った、って甲子園盛り上がってたけど」というと「それよ、初めて実際の試合見て、それがあんな逆転勝ちするようなすごい試合だった、なんという幸運、って、昨日からずっとテンション上がって上がりっぱなし」と笑いながら話してくれました「よかったですね~」と言うとレジの向こうから「いやあもう、初めてであんなすごい試合見られて・・・」笑いながら頭を掻いていました30分後、サエコさんと話してから、フライパンを受け取って支払いをしようとすると、「あ、もう00円でいいですよ」と値引きしてくださいましたお礼を言うと「いやもう・・・少しのことですが・・・」・・・これも阪神のお蔭、ファンはありがたい・・・
2024.04.29
コメント(6)
吉祥天は昨年11月23日に「願掛け」で、阪神タイガースの大ファンの*クリーニング屋さんのご主人が、願掛けして「髪切りませんから、阪神タイガースを優勝させてください」と神様(どこの神様だか聞き忘れました)に祈ったら、見事優勝、それでことしもまた連続優勝を願って髪は一切切らず、後ろで束ねて髷にして、後れ毛止めにカチューシャをしていた、という話題を書きました ・・・それから5か月プロ野球開幕、今年も、と熱い期待を寄せるファン達ところが阪神どうも旗色が悪そう・・・野球にはあまり知識のない吉祥天でもわかるほど・・・ご近所のいつも阪神タイガースのユニフォーム着て、車のシートもすべて阪神タイガース仕様にしている@さんも元気がない・・・*クリーニング屋さんのご主人、どうしているかな、まだ髪伸ばしてカチューシャなのかしら、髷も大きくなっているだろうに・・・と心配しているうちに季節は移って春、コートやセーターが暑苦しくなったので、電話をかけて、預けてある夏物と交換してクリーニングしてもらおうと電話しました「*クリーニングです、の声に走って玄関に降りてみると、ご主人の頭にはまだ髷、少し大きくなった模様、カチューシャは外した様子夏物を受け取り、支払いを済ませ、冬物を渡して、預かり証をもらってから「今年も願掛けですか、勝てるといいですね」と言うと「いえ、それがなかなか・・・私、考えを変えて、これから、もし、阪神が5連敗するようなことがあれば、この髪バッサリ切って、リセットしようと思ってるんですよ」 なるほど・・・そんな考え方もあるのかな でも、もしかしたら、昨年から喜んで伸ばして、毎日結い上げてきた髪、今年になって負けると、なんだか自分の髪のせいで・・・これを切ったら風向きが変わるかも・・・なんて思うようになったのかもしれません 今朝の新聞を見ると、昨日は阪神勝っていました ご主人の髪、まだ毎日結わなくてはならないようです
2024.04.19
コメント(6)
先日、徳島市の市長選挙がありました候補者は3人、現職氏と、前職氏と、前国会議員氏と間際に現職氏が突然立候補辞退で残る二人の一騎打ち「これは接戦になるでしょう」ともっぱらのうわさ選挙カーが走り、それぞれを応援する車が走り市民には「今回の市長選について皆様のお声を聞かせてください」とアンケートを取るための電話が鳴り・・・吉祥天にもかかってきました機械の声で「ご協力くださいましてありがとうございます、ではまず、男性でしたら1を、女性でしたら2を・・・」に始まり、年齢層は?から選挙に行きますか?投票する人は決まっていますか?決まっている方はどちらの候補者に投票されますか、前職なら1を、前国会議員なら2を・・・」と続き「ご協力ありがとうございました」で終了このアンケート結果から「前職が少しリードしているものの、現職の辞退で動きに変化が・・・」投票前日には「接戦になる模様、当落判明は午後11時過ぎになる予定」と新聞やニュースは報じいよいよ投票日は空は雲一つない晴天、桜は満開という絶好のお花見日和キショットとともに近所の公民館に投票に行って、このまま帰るのも、もったいない、と近所の諏訪神社に立ち寄りました諏訪神社は眉山の中腹。桜に彩られた長い石段が社殿迄続いています 桜も見たし、投票も済ませたし、で後は開票速報見るばかり、とアイスクリームなど買い込み、機嫌よく帰宅したキショットと吉祥天夕食も済ませ、8時で投票は締め切りだから、「9時ごろから速報始まるよね」と8時20分頃にスマホで「徳島市市長選開票速報」と入力したら・・・候補者の名前が二人並んだその一人の上にくっきりと「当確」のオレンジの文字が・・・ 「8時20分よ、投票締めきって、これから投票箱を各投票所から開票所に運んで、そこで蓋開けて、開票作業するんだから、どうしたって開けるのは9時前じゃないの、なんで今から当確が出るのよ」叫ぶ吉祥天「出口調査で判断したんじゃないの」とキショット「それで判断できるの?聞かれた人は皆正直に答えたの?それで当確出して、もしひっくり返ったらなんていうんだろう」そんな話をしているうちにテレビの画面下に「徳島市長選前職氏に当確」とテロップが出て、花束抱えた前職氏を囲んでバンザイ、バンザイの画面が出る・・・なにこれ・・・11時過ぎまで速報見る予定だったキショットと吉祥天、気が抜けてその日は早めに就寝翌日は「あんなに早く当確出るなんて・・・」「11時過ぎなんて言うからドラマ見てたら下にテロップ出てびっくりした」という話あちこちで聞かれましたそして水曜日、いつものフランス語講座休息時間にヒガシさんが寄ってきて「吉祥天さん、私、こんどの選挙の立会人したんよ、一日立会してやっと8時になって、やれやれ、この投票箱、開票所に送りだしたら終わる・・・」ってしみじみしてたら、当確が出てるって、これどういうの、投票箱まだここにあるのに…投票した人の票、何になるの?一日立会した私のしたことは何?」「そうよ、私の票なんて意味あったの?」「11時と思って予定組んでお風呂も食事も早めにしたのに」と周囲からも声 ・・・せめて投票箱が全部揃うまで待って欲しいな・・・
2024.04.12
コメント(9)
徳島市では、毎月最終日曜日に、朝9時から市の中央を流れる新町川の両岸で「徳島マルシェ」を開きますここには県下各地から海産農産の特産物や、加工品が集まります 今日はお天気上々であちこちで桜の開花便りも聞こえてきたので、キショットに送ってもらって行ってきました マルシェが開かれる水際公園の遊歩道にはこんな看板 これが徳島市の真ん中にかかる新町橋、向こうに見えるのは市民の心のふるさと眉山・・・桜が咲き始めて山のあちこちがピンクに染まっています橋のたもとではパラソルの下、いろんな店が開かれています水に浮かぶステージ、阿波踊りの時やいろいろなイベントでここで腕自慢たちが歌ったり踊ったり・・・ 橋の上から見ると、川に沿ってパラソルショップがずらりと並んでいます 水上を走るのは遊覧船徳島市は水都と呼ばれ、市街地を囲んで水路が張り巡らされています、空から見るとその中央、お城のあったあたりが丁度ひょうたんの形をしているので、ここを巡る遊覧船は「ひょうたん島クルーズ船」と呼ばれ、、昔は全国に唯一の無料遊覧船でしたが、その後、保険加入と安全具の着用が義務付けられたので、今は400円必要です・・・でも日本一安いお目当てを買うために、先ず、川の東側に急ぐ吉祥天 途中にいろいろな店が出ています・・・これはジャム屋さん こんな行列ができていますなんだなんだ、と近づいてみたら マフィン屋さんでした、県下各地で人気の店が出店、遠いところまで行かなくても買える、というので大勢の人 これは東西をつなぐふれあい橋・・・この名称、なんとかならないか、お役所のセンス、って・・・と市民にはこの名前不評橋のたもとの魚のオブジェ、風が吹くと魚たちがいろいろな方向に動いて、水の中に居るみたい・・・これ好きです ここはテーブルとイスも用意され、ここで買ったものを川風に吹かれながら食べることができて人気 これは鳴門から来たなると金時のサツマイモを使ったドーナッツ、人気です 吉祥天お気に入りの県南の海辺の日和佐から来た燻製の店「サバの燻製、ありますか~」と叫びながら近づくと「ありますよ~今年はブリが良くてブリのもいいよ」お酒の好きなダンスの先生にブリとチーズの燻製を買う お目当てのが買えて安心してゆらゆらと歩いていると「船が出るよ~今日はマルシェだから、時刻表無視で集まり次第に船を出すよ~」と川の中から声「乗ります乗ります」と叫びながら桟橋を伝って受付で乗船名簿に名前と住所書いて乗り込む 日曜日で晴天で春休み、という訳で子供さん連れたお母さんのグループと中年のご夫婦と一緒に出発 ゆらゆらと船は進んで閑静な住宅地、桜が咲いている「さくら、さくら」と子供さんがはしゃぐ これはお城の北側、城山のふもと、ずらっと並んでいるのは蜂須賀桜・・・これは徳島特有の桜で開花が早く3月半ばには満開、今はもう葉桜どんどんと船は城山の周りを廻って これは藩政時代の並木、殿様はお城を出て、船に乗ってここを通って海に出たのだとか この橋の下を船が通るときは身を伏せます この橋の向こうはもう海・・・ここを通って参勤交代に行ったのだとか 海には出ずに右に折れると元の船着き場に戻ります眉山と左手に見えるのは県庁 途中の岸壁はヨットハーバー、12月になるとライトアップしてきれいです 「ありがと~」と船を降りると船着き場にはピアノ・・・夏は涼しくて気持ちが良くて綺麗と、ここで時々ライブが行われます 船着き場から上がるとこんなものが・・・川魚海魚、同居してます こんなのもある・・・これ一度行ってみたいな これは両国橋の上の阿波踊りのブロンズ、ここを通って今度は西側 橋のたもとの公園ではライブ・・・ステージの屋根は阿波踊りの編み笠の形こちら側は果物、野菜、お菓子、パン、と盛沢山 野菜といっしょに梅や桃、モクレンも売られていますここで買いたいのは椎茸、県西部で作られているものでこちらではなかなか手に入りません肉厚で味が濃いので人気行ってみると行列ができている・・・遅かったかそれでも並んでみる吉祥天これ、大きくて形の良いのを桐箱に入れると・・・一箱5000円しかしちょっと大きさが不ぞろいとか、形が悪いと・・・一袋500円皆二つ三つとまとめ買い、もう無理かな・・・二袋くらい残ってるかな・・・ すると顔なじみのおばちゃん「この最高級の700円の、2つ残ったから、2つで1000円でどうや?」「買った」・・・で袋に入れてもらう吉祥天、よかった~天は私の親戚だで、新町橋のたもとの浮き舞台まで来てみると 若い子たちが次々といろんなパフォーマンス・・・応援団の拍手と歓声が響く キッチンカーでキューバのサンドウィッチを売っていた美味しそうなので注文して「写真撮ってもいいですか?ブログに載せたいので」と言ったら「もちろん!」と叫んでポーズ取ってくれましたサバとブリとチーズの燻製と「ちょっと形が小振りで不ぞろいだけど味は最高級」の椎茸二袋とサンドウィッチ抱えた吉祥天、さすがに暑い、とアーケード街に入ると ここもマルシェとタイアップして大賑わい 花屋さんも店開き お母さんたちのお弁当屋、子供さん達が売り子 野菜や焼き菓子、手作りアクセサリーにおもちゃ、手芸品盛沢山ここの通りのマサヨさんの店で冷たいお茶ごちそうになって一休みして帰ってきました 面白かった・・・来月もまた行こう
2024.03.31
コメント(6)
吉祥天の一族は父方、母方とも目が良く、老眼になるまで眼鏡の必要がなく、裸眼で暮らしていました吉祥天も大学入学時の集団検診でも、視力2,0,「はい、この数字はなんでしょう」「はい、7です」などと悠然と答え、「お~っ」「すごい!」などという感嘆の声に囲まれていたのですが年齢を重ねると、「目の良い人は乱視になるよ」と言われた通り少し乱視が入り、細かい文字を読むときだけ眼鏡をかけています・・・時々眼鏡の置き場所を忘れ、あちこち探し回りますが、これは眼鏡に慣れない人によくあること値段表の小さな文字を読むためにだけ眼鏡を持ちあるく吉祥天でしたがここ2,3年、検診で「眼科の検査を受けてください」という項目にチェックが入るようになり、最近ふと、左の目に映る景色がぼんやりしているのに気が付き、知り合いの眼科の女医さんに診てもらったら「左の目に少し曇りが出ているようですね、白内障の手術、受けられるのでしたらF眼科がいいですよ、レンズの種類がたくさんありますから、手術は10分で終わりますし、失敗もありませんし、眼鏡も必要なくなりますよ」と言われました今流行りの白内障手術ね・・・そういえば友人のミチさんもこの前F眼科で手術受けた・・・凄く混んでいる病院なので、前日から泊まった、って言ってた・・・手術はあっという間に終わって、帰るときからもうはっきり見えるようになった、って喜んでいたF眼科は我が町内、歩いて5分、いつも満員、と聞いている・・・ミチさんみたいに泊まらなくてもいいし・・・ちょっと検診受けてみるか・・・で、思い切ってF眼科に電話したら、感じの良い若い受付の女性が「では0日の朝9時半においで下さい」9時半だって、もっと早くたって平気だものね、家の前の信号渡ったらすぐだものね、と気楽にゆらゆら歩いて9時半丁度にF眼科の玄関のドア開けたら ・・・なんだこれは、広いロビーを埋め尽くす人達こんな景色、見たことがある・・・年末の恒例のニュース画像「帰省の人達でごったがえす東京駅待合室」、っていうのといっしょだ、違うのはここは全員中高年 気を取り直して受付に近づき(ここも行列)「9時半に予約お願いしました吉祥天です」「はい、手続き致しますので、お掛けになってお待ちください」空いた椅子に座って待っていると、名簿を持った看護師さんが現れ、「00様、どうぞ中へお入りください」と呼びこみます 待つこと15分、やっと「吉祥天様、中へどうぞ」中に入って驚いたここも同じくらいのスペースに人があふれかえっている周囲には番号札の下、様々の検査機器が並ぶ「順番にお呼びします」でじーっと待つ吉祥天何か本でも持ってくればよかったふと横見るとクロスワードパズルの雑誌を持った女性、鉛筆持って一心に考え込んでいる・・・すごい、慣れてる、私も今度はこうしようまた15分程待って「吉祥天様、視力検査しますので、何番の椅子にどうぞ」・・・これからが大変、視力検査、の次は眼底、網膜、それから何だか難しい名前の検査に次々呼ばれ、「これから先生の診察がありますので、0番のドアの前でお待ちください」・・・このあたりで(終わって帰れるのは何時ごろだろう・・・お昼までには帰れると思ったから昼ご飯の準備していないんだけど・・・不安を覚える吉祥天・・・ ようやく0番のドアが開いて「吉祥天様どうぞ」中ではF先生が柔らかい笑顔で「どうぞお掛けください」先生の前には吉祥天の受けた検査や撮った写真がずらり・・・おおきく引き伸ばされた目、瞳、眼底、網膜・・・これ皆私か「右の目は異常ありません、左が少し、ほら、こんな風に」・・・薄く霧がかかったところがある、これでぼやけていたのね」「これで光が取り込みにくくなってぼやけているんですね・・・左だけ手術なさいますか」 「はい、お願いします」・・・やれやれ決まった「それではもう一枚詳しく写真を撮って、レンズの種類や日程などは係りの者がおりますのでご相談ください」 ・・・はぁあまだあるのか・・・お昼間に合うかな・・・それからまだ待って、日程の相談して、手術前後にも診察受けないといけないらしい・・・お昼の時間気にしながら予定表を必死で思い出す吉祥天12時過ぎたところで、たまりかねて、「ちょっと家に電話させてください」で「お昼間に合わないかもしれないから、冷蔵庫とレンジに00があるからレンジで温めてね」「はい、こっちは大丈夫」・・・やれやれ日程が決まって「もう帰っていいですか」「後少し・・・レンズの種類を選んでいただきたいのです」レンズの説明のビデオ見て、日程をプリントしてもらい、「お疲れさまでした、後、会計が計算いたします」はぁあ~・・・病院って疲れるものなのね・・・初めのロビーに戻ったら・・・ここも待ってる人がいっぱい「00様、お待たせしました」で呼ばれた人が順番に会計に行く会計も自動で、診察券のバーコードをかざすと支払金額が提示される仕組み便利なんだけど、わからずおろおろする人いて、すぐに受付から係が出て助ける 会計済ませたら12時40分・・・3時間半かかったのね・・・一仕事終えた気持ちの吉祥天・・・いやまだお昼ご飯、どうなった 小走りに帰る吉祥天小児科・・・なぜか皆、玄関下の駐車場にいる・・・横に道具箱持った人・・・どうしたの、何事? 水道が止まって・・・今、水道屋さんが来てくれました はぁあああ・・・ 水道は15分で治り、そのあたりのものをレンジで温めなんとかお昼ご飯 疲れる日には疲れるできごとが重なるらしい 手術は5月です、終わりましたらまたアップします
2024.03.20
コメント(7)
吉祥天の家では、6年前に台所を大改装しました見違えるように便利になった台所で、特にうれしかったのは、高い棚も、手の届く下部のバーを引けば、ばねの力で上の高い棚がゆっくりと手元まで降りてくる、というもの・・・何がどうなってこういうことになるのかは、うまく説明できませんが・・・、とにかく新しい台所で楽しく調理する吉祥天ところが2週間ほど前、いきなりゴトンという音がして降りてくるはずの棚が途中で引っかかり、それを降ろそうとすると、こんどは棚の扉がブランと前に倒れ掛かってきた・・・どのように説明すればいいのかわかりませんが、とにかく、大切な使いやすい棚がまともに降りてこなくなり、扉は上部がだらんと外れ、かなり格好の悪い状態・・・これは専門家に、と施工してもらった電気店に駆け込むと、ご主人がすぐにやってきて「あ、これは部品のねじがひとつ落ちたんですね、どこに落ちたかわかりませんか」「そのあたりずっと探して、奥の方まで覗いてみたんですが・・・」「この部品、ちょっと特殊な形をしていますので、取り寄せになります、部品が来たらすぐに治りますから、注文出しておきましょう」 あ~助かった、小さい部品ならすぐに来るだろう、よかった~2,3日の辛抱と一安心の吉祥天それから調理でザルやボウルが人用になる度に、だらんと下がった扉をえいやっ、と持ち上げ、棚が引っかからないようにそーっと降ろし、お目当てのザルを取り出したらまたそーっと壊れ物扱うように棚を持ち上げ、扉をそーっと水平にして閉め・・・というかなり性格に合わない手間を掛けながら(もうちょっとの我慢、我慢)と自分を励ましていましたが1週間経っても、10日経っても何の連絡もない、電気店に問い合わせると「すみません、部品がまだ来ないんです、催促しているんですが」そして2週間目の昼前「お待たせしました、やっと到着しました」と電気屋さんが脚立と道具箱を持ってやってきて、脚立に上がって、部品を取り出し、ドライバーでギュギュッと取り付けたら・・・元のこのうえなく便利お気に入りの棚がよみがえった 「ありがとうございました、この部品、余程難しいものなんですね」 「いえいえ、そうじゃないんですよ、ロシアの戦争のせいですよ」 「は?」 「この部品、真鍮製なんですよ、ところが、ロシアがウクライナに戦争しかけましたでしょ、弾薬は真鍮なんですよ、それをどんどん撃ちまくるものですから、真鍮が世界中で不足して、値上がりして、それでなかなかできなくて、届かなくて、お待たせしました」「はぁ~じゃ、ウチの棚が治るの遅れたのも、プーチンのせいですか」「そういうことになりますね」「悪いヤツやね~もともと気に入らなかったけど」「ほんとにそうですよ、あいつのせいですわ」ウクライナのこと、ニュース見るたびに気になっていましたが、ウチの台所の棚にまで影響を及ぼしているとは思いませんでした とにかく、プーチンのせいだ・・・これが2週間苦労した吉祥天の結論・・・
2024.03.09
コメント(6)
朝のニュースで女優の山本陽子さんの逝去が報じられました81歳・・・もうそんなお年だったのか、私が学校に行っていた頃、大層人気のあった美しい人だったな・・・と振り返りながら他の話題を見てゆくと「2月22日は猫の日、猫ブームで経済効果は2兆円」と・・・額が大きすぎて実感わかず「へぇ~」これは朝のワイドショーでも取り上げられ、大きなグラフが2兆円の黄色い横棒に埋められ、その下に「阪神タイガース優勝の経済効果」として125億円がほんの小指の先程にちょこんと記されていた・・・タイガースファン怒るだろうな125億円、って大変な額だと思うけど、2兆円に比べたらこんなものかしかし、我が家は特に母方が猫好きの家系で、家でもいつも猫がいたし、親戚の家にも皆猫がいた・・・友人のあの人もこの人も猫飼っていて、猫にはいいものを食べさせ、猫用こたつも買って、留守の時には自動給餌器や見守りセンサーなど設置していたし・・・こういう人が日本中に大勢いたら、2兆円にもなるのね そこで突然、山本陽子と2兆円猫、が呼び覚ました吉祥天の記憶0十年前、吉祥天がまだ学校に通っていた頃母方の親戚で法事があって、親戚一同が集まった法要が住んで会食、皆でわいわいとなごやかに喋り合っていると突然、県西部に住むヨウスケ伯父が「ウチの猫はべっぴんでな、山本陽子そっくりなんや」と懐から写真を取り出して隣のマサコ叔母に見せましたマサコ叔母、つくづく眺めて「ああ、これはほんとにべっぴんさんや」と感心した様子すると吉祥天の横にいたマサオ伯父が「なんの、ウチの子は池内淳子(この人もその頃人気の女優さん)そっくりや」と、これも同じく懐から写真を取り出す「な、綺麗やろ」と写真を見せようとすると、ヨウスケ伯父も「ウチの子のも見てくれ」同時に2枚の写真を見ることになった吉祥天ヨウスケ伯父の山本陽子は塀の上で白黒のブチの子がポーズを取っていましたマサオ伯父の池内淳子はトラ猫が床の間の壺に寄っかかって遊んでるところ「どっちもめったにないような綺麗な子ばっかりや~」と吉祥天「な、そうやろ、そっくりやろ」と満足げな二人の伯父「吉祥天ちゃんとこの子はどんなの?」と二人が聞くと隣にいた吉祥天母、「ウチのは(白猫)淀君そっくりや」・・・見たことあるのか、おかあはん伯父たちも母も今は皆故人になりましたでも、その子供たちは皆猫好きで、助けたのや、迷い込んできたのや、猫達と暮らしていますこうしてみると、2兆円、も荒唐無稽な数字ではないようです
2024.02.28
コメント(8)
昨日、吉祥天は仲間3人と会議のため神戸に行ってきました朝、運転上手でいい車に乗っている友人に家の前で拾ってもらい、晴天の鳴門海峡、明石海峡の大橋を渡り、神戸では山の上のレトロモダンな神戸倶楽部に行き、 こんなところ・・・戦災にも震災にも負けず、今も現役、神戸の仲間の方達の紹介で、ここで会議やパーティがあると、この建物が好きで、万難を排して参加していますここで会議して、近況を話し合いランチ(これも美味しい)をいただき阪急で翌日のパンなど買い込み、夕日を浴びながら帰宅すると夕食終えて(留守中の昼夕食は用意して行きます)日課のウォーキングから帰ってきたキショットが 「昼過ぎに社長が来て、氷見ブリの塊置いて行ってくれたよ、冷蔵庫のパーシャルに入れておいたけど、・・・明日の夕食はこれやな~」と報告「氷見ブリ?、あれは震災で・・・」と言いかけると「富山のは無事だったんだと」「それはまあ・・・無事なものがひとつでも増えたらうれしい」・・・で、翌朝,つまり今朝、冷蔵庫を開けると 「うぎゃ」と声が出たブリが大きい魚だということは知っているけど・・・なんだこれはパーシャルいっぱいに血のにじんだ和紙に包まれた塊これ、どうやって・・・とにかく外に出して、まな板の上ブリの半身の前半分、大きなカマ・・・どうしようしばし茫然の後、気を取り直して、出刃包丁出して、腕まくりして、立ち向かうことに・・・こんなのが海の中泳いでるんだ、もし海に潜っていて、こんなのに遭遇したら・・・逃げます、いくら美味しくてもまず胸ヒレ外さないと・・・これがまあ固いのなんの・・・包丁では歯が立たず、キッチンバサミ大型でも・・・枝切ハサミいるんじゃないか包丁とハサミを駆使してようやく胸ヒレ外して、全力で切り身作ろうとするも、これが難物・・・包丁が悪いんじゃないかと、早朝に包丁を研ぐ吉祥天・・・そのあたり血だらけ・・・昔、鬼婆が旅人を泊めるとだまして、夜中に出刃包丁研いで、眠ったところをグサリ・・・荷物を奪う、なんていう物語読んだことがあったけど・・・こんな風だったのかなそれにしても時々「鮪の解体ショー」なんていうのがあって大勢の人を寄せているけど、あれ、出来る人って偉いんだな~これよりもっと大きいのをバッサバッサと・・・見学に行かなくちゃいや、高知に行くとクジラも簡単に解体するとか尊敬するな・・・などとぼやきつつ、なんとか切り分け、一切れずつラップして、今日食べる分残して冷凍庫へ・・・休日早朝作業くたびれました 格闘の後・・・指先怪我したでも、今日は夕食に富山の高級ブリが食べられます・・・能登でもはやく漁ができるようになりますように・・・
2024.02.18
コメント(6)
世間ではバレンタインデーまで後2日吉祥天的には「チョコレート祭り 仲良くしてね」の日この日の為にあちらこちらとお店を歩き、ネットの海を巡り、チョコレートを採集した吉祥天、いよいよ準備最終今年はチョコレートは業務用のチョコレートを、早々と注文 こんなの・・・ウィスキーボンボン1,2キロ・・・もちろん自分用も入ってます ちょっと前にお話ししました鯛型ペンシルケースこのなかにウィスキーボンボンを詰め込んで こんなトレイに乗せて包めば祝い鯛一尾できあがり次これ、今回見つけて思わず3個注文 白菜です・・・よくできてる・・・本物と間違えるこれにもウィスキーボンボン、ぎゅぎゅっと詰めて 竹の子もペンシルケースです御家族の方用に、贔屓の店の焼き菓子も付けて後は出荷(と言っていいのか)を待つばかり14日は水曜日でお店を経営している人はお休みなので今日と明日の二日間で配ってきます 早く春が来ますように 今年も仲良くしてね
2024.02.12
コメント(5)
日曜日午後、会議に出席のキショットに便乗させてもらって、途中の繁華街で下車、買い物を済ませ、サエコさんの店に寄って、注文の品も受け取り、「日曜日でヒマ」というサエコさんがお茶など入れてくれたので、二人で飲んでしゃべって、お店の前にあるバス停から駅前行きの路線バスに乗った吉祥天 日曜日の3時過ぎという中途半端な時間なので乗車率は40%というところバス停二つ目で降りようとした若い女性「すみません、両替します」と運転席側の両替機に千円札を入れようとすると「あ、今日はいりませんよ」「はぁ?」・・・怪訝な顔の女性「今日は無料なんですよ」と答えつつ指さす運転席前の値段掲示機・・・いつもは乗車券(乗り込むときに入り口で乗車建機から取ります)00番はいくら、と値段がデジタル表示されるのですが そこに「本日は00デー(忘れました)なので無料です」と提示「へぇ~無料なんですか」信じられない、といった表情の女性うなずく運転手さんに「いや~ありがとう」と言ってそれでもまだ不思議そうな顔で降りてゆきました後に残った乗客・・・「へぇ~」「はぁ~」「知らなかった」とざわざわ「00デーだって」「何それ?」「でもよかったね」と財布を仕舞う人達・・・吉祥天も回数券を仕舞いました終点の徳島駅前・・・まだ怪訝な表情のまま、それでも少しうれしそうに「ありがとう」とバスを降りる人達駅前バスターミナルからは人も多く、ポスターでも貼ってあったのか、ターミナルの係の人が放送したのか「今日タダだって」「ラッキー」「うれし~」などとしゃべりながら大勢どやどやと乗り込んできました考えてみると、行きはキショットに便乗、帰りは2台とも無料今日の交通費ゼロ、当たり~と心の中でつぶやく吉祥天今日サエコさんにこの話をすると「すごいじゃない、知らずに乗ったバスが無料の日だったなんて・・・吉祥天さん、あなた何か持ってるんだわ」持ってるって・・・バス2回分ですが・・・小さいな~でも気になるのは00デー・・・あれは何だったんだろう今度ターミナルに行ったら、暇そうなときに聞いてみようと考える吉祥天でした
2024.01.31
コメント(5)
ガレット・デ・ロワ、訳して「王様ケーキ」フランスでお正月の頃に、国中で行われる楽しい行事丸いアーモンドクリーム入りのパイを皆で食べるのですが、その中に一つだけフィーブと呼ばれる小さなマスコットが入っていて、それに当たった人はその年一年幸運に恵まれると言われ、その日一日王冠を被って「王様」と呼ばれて祝われます こんなのです…2年前、引き当てた吉祥天の記念写真 アリアンスフランセーズはフランス語とフランスの文化を学ぶ学校ですので、もちろんこの行事を大切にしています 今年は生徒さんの中に専門のパン屋さんがいて、その人が焼いてくれるというので、皆で楽しみにしていましたが、インフルエンザに罹ったので、一週間延期、昨日行われました 教室に入ったら・・・居ました王様のケーキ、ガレット・デ・ロワずっしりと風格があってさすが王様 まずいつもの通り授業があって「ソレジャ、ココデ休息ネ、ガレットデロワ切ルカラネ、今年ハ、アーモンドガハイッテルヒトガ王様ネ」 慎重に切り分けるバンジャミ先生 切り分けられた一人分・・・紅茶付き「アーモンドね」と言いつつ食べ始めた6人の生徒「あ、おいしい」「上手ねえ」「すごいすごい」などとはしゃぎつつ、誰かが「あった~」と叫ぶのを、待っていますが・・・誰も声をあげない「入ってた?」「いいえ」「わたしのところには」とお互いに顔を見合わせる生徒達 「ア、ジャ残リノカナ・・・8ツニ切ッタカラ二切レ余ッテルンダヨ」とバンジャミ先生 「あ、じゃその二つの中だ」で納得 これが残りの二切れ・・・どっちかに入ってるはず 「今年は王様無しか」 「でも今年の特に美味しかったね」 「皆が美味しかったんだからそれでいいや」 「そうだそうだ」後半の授業でフランスでのガレット・デ・ロワ状況・・・どんな種類があるか、値段はどのくらいか、どれだけ作られるか、どのように食べられるか、などを聞いて、今日の授業終了 ・・・今年の美味しい異文化第一弾でした・・・
2024.01.25
コメント(5)
お久しぶりですあけましておめでとうございます、の挨拶も済ませていないのに能登で大きな地震茫然とニュースを見るばかりの元日そのうえに翌日は羽田で飛行機事故もう知らない、と籠って暮らしていましたが郵便局に走って義援金を送り、所属の奉仕団体(ライオンズクラブです)で、義援金を送るための会合をしてからは、これではいけない、と起き上がり歩いていたら「バレンタインデー」のポスターがお菓子屋さんのあちこちにそうだ、バレンタインだ、チョコレートだ、春が来るんだ、頑張らなくちゃ、とにわかに元気が出て・・・チョコレートで元気が出るというのも情けない話ですが私、吉祥天的にはバレンタインは春を告げるチョコレート祭りお中元やお歳暮とは別に親しい人、お世話になっている人にチョコレートで感謝を告げる私的チョコレート祭り気を取り直した吉祥天、店を巡りネットの波をかいくぐり、集めてみました まずはこれだけいつも買い込む業務用ウィスキーボンボン、それに金貨チョコこれはその年年の入れ物に詰めて贈ります下部中央に見えるのはブック型の小物入れ、贈る相手の人数によって大小を変えます左に見えるのは猫の模様のポーチ・・・猫好きにはこれに入れます右のさくらんぼの写真のついた箱の中は洋酒漬けさくらんぼが丸ごと入ったチョコレート、この時期になると輸入菓子店に登場、子供さんのいるお家には贈れませんが、これ、吉祥天とヨシオ叔父の好物・・・見つけるとまとめ買いして冷蔵しています今年の吉祥天的注目品は、左上に見えている鯛と白菜これ、ペンケース、筆箱です、ネットで発見同じようなことを考える人がいるようで、鯛も白菜も売り切れになっている店が何軒かありましたが、なんとか必要数ゲットこれにチョコレートを詰めて贈ります・・・わかる人にだけこんな作業をしているとなんだか元気が出てきましたチョコレートは昔は強壮剤として使われていたそうですが食べなくても効くようです ・・・良い春が早く来ますように・・・
2024.01.21
コメント(6)
2023年も後12時間今年もいろんなことがありましたとにかく忙しかった、いつも焦って走っていたような・・・そのため、夜は早々と、昼でも4時前になると、うつらうつらと眠くなり枕元図書館の本も積んであるばかり、皆様のブログに訪問、ご挨拶もろくにできず失礼を重ねました来年はもっとゆとりを持って毎日を過ごしたいと思っておりますそれでも例年のごとく吉祥天猿酒は醸しておりましたこれは、吉祥天がいつもバスを降りる停留所前に宝くじ売り場があり、お天気が良くて、降りた時に赤い旗がハタハタと景気よく翻っていたり、にぎやかに人が群れていたりすると、ついふらふらっと窓口に行って「連番で10枚、バラで10枚ください」などと言ってしまいそれを以前に売り場でもらった黄色の宝くじ入れに入れ、そのまま忘れてしまう、という、猿が果物を樹の洞なんかに隠してそのまま忘れてしまい、それが醗酵して猿酒になり、それを人間が見つけてありがたくいただく、という猿酒の由来のようだというので、密かに吉祥天猿酒、と呼んでいます・・・ため込むのも取り出すのも同一人、というのが人間の偉いところ・・・というわけで昨年の年末ジャンボからバレンタインくじ、サマージャンボなど120枚を抱えて売り場の暇そうな時間に持って行きました 売り場窓口で「すみませんがこのくじ、当たりかどうか調べていただきたいのですが」 「はい、わかりました、では機械に入れますので」と猿酒くじを機械(どんな形をしているのかは、見えません」 ②のところが「当選調べご案内」の機械カタカタカタと軽い音がして次々と結果が出てきます 34枚で900円・・・10枚買えば末等の300円は必ず当たるものねま、期待はしてないけど・・・「あら、高額当選がありますよ」「え、そうですか」・・・ちょっと期待 これが結果・・・おや、2万円これが結果、1万円と3000円が3枚、3300円というのは末等と重なっていたのでしょうね「おめでとうございます、良かったですね」「お世話になりました」と、現金と外れくじの束を受け取って、ふと見上げると「一等10億円、12月22日迄」の大きなポスター今日までなんだ、それでは来年用の仕込み始めるか「じゃ、年末ジャンボ連番10枚、バラ10枚ください」「はい、ありがとうございます、また高額当たるといいですね」来年の12月まで仕込みます 良いお酒になりますようにと祈る吉祥天猿 皆様、良い新年をお迎えください 新しい年が楽しい幸せな毎日でありますように
2023.12.31
コメント(6)
時は今日12月29日昼前ところは市内、吉祥天の家から徒歩10分の大型スーパーかまぼこ売り場お雑煮に入れるかまぼこ物色中の吉祥天お正月直前の混雑する売り場普段は見られない、年に一度めでたさをここぞとばかりに強調したかまぼこが普段の3倍にも拡張した売り場に溢れていますさて、どれにしようか、とあれこれ眺めて楽しむ吉祥天突然、左横から「あら~なにこれ、ちょっと見てよ、これ」という叫び声50歳過ぎの主婦らしき人が、隣の同年代らしき女性に一本のかまぼこを見せています見せられた女性、どれどれと目を近づけて「いや~ほんまやわ、なにこれ」「な、ひどいやろ?こんなことして・・・」「ほんまや、こんなんで騙せると思ってるんかしらん」連れ立って暮の買い物に来た仲良し主婦か一体何が・・・何に憤激してるのか・・・興味津々の吉祥天どのかまぼこにするかは置いといて・・・何があったのか知りたい、見たい・・・その場を動かずにそっと横目で伺うと、一本の蒲鉾を二人で凝視している「見てよ、この厚さ、蒲鉾より厚そうな・・・」そのかまぼこを乗せているかまぼこ板が、普通のよりずっと厚いのを怒っているということが判明「こんなセコいことして」「腹立つわ、もう」と言った最初の女性、ふと気が付いたように「いや~私、見た途端腹立ったから、見ず知らずの隣の人に声かけたりして・・・失礼しましたわ、ごめんなさいね」「いえいえ、私だってこれ見たら、奥さんと同じことしてますよ、気になさらんと」「とにかく、ここの会社のは買わないでおきましょ」と頷き合って、ふたりは左右に分かれてゆきましたひとり残った吉祥天・・・なんか面白いもの見た、これブログに書こう、と一人頷く・・・もちろん吉祥天もそのかまぼこは買わず、違うのを買いました、
2023.12.29
コメント(2)
ちょっと前にお話ししましたフランス語講座の昼食会、20日に開かれました秋季講座の最終日が12月13日、その翌週の20日、生徒達は授業はないので、ただもうバンジャミ先生のお昼ご飯のためにだけ登校場所は教室の上の階の会議室 こんな風に席が設えられてありますテーブルクロスはフランスの布 各自の席にはこんな用意が・・・この小さな玉子焼き器とヘラみたいなのは何? 大皿に盛られたチーズ・・・フランスから取り寄せました それにハムが何種類か、それにベーコン、サラミソーセージ、それにテーブルには茹でたジャガイモ映っているのはバンジャミ先生の手・・・皆にこれを取り分けます そしてテーブルの真ん中にはこんな見慣れない2階建ての鉄板のようなもの上の段でベーコンを焼き始めましたなにこれ?吉祥天は初めて見ました「ラクレットよ」とゆりさんや理事長のキタさんが教えてくれます「スイスやフランスでは大抵の家庭にあります」「タトエテイエバネ、日本ノ鉄板焼キ器 タコヤキ器トオナジネ」とバンジャミ先生が解説してくれます・・・もしかしてタコ焼き器持ってるな ラクレットを縦の方向から見たところ下の段には、さっきの小型玉子焼き器にチーズを乗せて差し込めるようになっていて、このチーズが程よく溶けたところで焼いたジャガイモやベーコンやハムに乗せて食べるという訳で 程よく焼けたジャガイモにこの溶けたチーズをヘラですくって食べると・・・美味しい・・・う~んと唸っていると「これには、はいこれ」と白ワインを渡され・・・これがよく合うことジャガイモやベーコン、ハムのうえマッシュルームもも参加・・・これまたおいしい 夢中で食べる人達・・・車で来た人は、くやし~、とぼやきつつ炭酸入りミネラルウォーター・・・これもフランス製を飲み体は温まり、胃も満たされ、ワインで良い気持ち「なんだか音がする」と振り向くと バンジャミ先生、大きなボウルで何かを攪拌中 「ハイ、カフェノムース、デザートね」「ああ、冷たくて甘くて、程よい苦み・・・それに舌触りが最高」「うれし~」「おいし~」「いい気持ち~」「授業の前でなくてよかった」美味しいものは何処の国のものでも最高!久しぶりにほろ酔い気分の吉祥天でした「
2023.12.24
コメント(3)
今日はここのブログで一年に一度お話している和聖菓の日です 始まりは、お友達のお家のお子さんが、和菓子が好きで、チョコレートより和菓子をいただいた時に大喜びする、と聞いた時、それならばクリスマスプレゼントに和菓子で作ったクリスマスデコレーションケーキをプレゼントしてみよう、と思いついたことです 試しに、市内の老舗の和菓子屋さんの「福屋」さんに「クリスマスのデコレーションケーキ、和菓子でできないものでしょうか」とおそるおそる尋ねたら、「あ、それ面白そうですね、ウチの職人さん達に相談してみましょう」と応えてくださったのが始まりですこんなのや こんなのも毎年工夫を凝らしてくださり、一度も同じものはありませんそのうち、話を聞いた人達が遠慮がちながら熱意込めて「私の家もお歳暮、これにしていただけたら・・・」で、人数を限って和聖菓が定番になり、何年目にか、職人さんは和菓子の工芸で認められ、表彰されて上京する、という慶事もあり・・・やっぱり・・・このお店選んだ私は見る目がある、と密かに喜ぶ吉祥天・・・そして今日は約束の日、お店に行くと店頭には和菓子のサンタやツリーやトナカイが並んでいます「わ、かわいい」と喜んで、買い求めるお客様も「はい、できております」といつもの頼もしい店長さん 写真を撮る吉祥天のため、一箱だけ未包装で置いて下さいます これが今年の和聖菓・・・四角い画面を対角線で区切ります白い部分は天界、雪や星が散りばめたところでサンタさんが大きなプレゼント入れた袋を担いで、今出発、というところ下界には天辺に星をいただいたモミの木がずらり・・・サンタさんを迎えています 薄茶の下界は小豆を散らしていますモミの実や雪やベル、クリスマスを祝う品々、金箔散らして祝いの印・・・台は蒸し物、サンタさんや袋は練り切り、モミの木は餡を抹茶のきんとんで包んだもの、餡を寒天で寄せて型に抜いた星や雪、打ちもののモミの実・・・すべて和菓子日本のお菓子は素晴らしい、日本人でよかった・・・などとしみじみする吉祥天 これを和紙を張った赤い箱に納め 蓋をして 赤い和紙で包んで赤と緑の紙紐をかけ・・・店長さんさすがに手際がいい、すいすいときれいに紐が踊ります こんなこの季節だけの熨斗をかけて出来上がりこれを抱えて、吉祥天サンタは「今年の和聖菓~」と配ってきました・・・皆さん日本のクリスマス、楽しんでくださいますように・・・
2023.12.18
コメント(6)
前回お話ししました「バンジャミ先生のノエルランチ会」13日が楽しみな生徒達、6日の授業に行くと先生「アノネ、13日ノランチ会、ヨク考エテミタラネ、私、アノ後マタジュギョウガアッタンダヨダカラネ、料理シテ、ミンナト、オヒルタベテ、カタヅケテタラ、ツギノ授業ニ、マニアワナクナッテシマウンダヨ、ダカラネ、考エタンダケド、コノコースガ終了スル13日ノ次ノ週、20日デドウカナ、トオ昼食べるだけに、来ルコトニナルンダケド、イイカナ?」生徒達、一瞬の間も置かず「もちろん!」「賛成!」「いいですとも!」「よかった~」・・・これは先週、ランチ食べて授業中に寝てしまったらどうしよう」と心配していたヒガシさん先生も「アアヨカッタ、ジャ、ミンナ20日ハ、授業ナイケド、食ベニ来テネ」全員「は~い」・・・と、いう訳で、「バンジャミ先生のノエル昼食会」は20日に延期・・・また画像アップしますね・・・
2023.12.08
コメント(6)
ここで何度かお話ししましたフランス語のバンジャミ先生・・・料理が好きで本当はパティシェになりたかった・・・が、こちらでもいろいろな調理器を買い集め、それを授業に持参して、フランス語で説明する、というなんとも楽しい授業を時々にしてくださいましたが、最近はそれらを使っていろいろなフランス菓子を作り、授業の休息時間に皆にふるまってくださいます 代金は材料費、ということで各自支払い、皆家族の為に持ち帰り用の箱やプラスチックケースを毎回持参 生徒達は大喜びで授業が楽しみ、出席率100% おすそ分けにあずかる家族も授業の日が楽しみ 吉祥天もキショット分と自分のと必ず二つずつ買っていますそして11月最後の授業の日「コトシノジュギョウ、12ガツ13ニチデ終ワリデス13ニチニハ、ワタシ、料理ツクルカラ、皆デ食ベマショウコースデイロイロ作ルカラネ、昼ゴハンダカラ、皆、12時ニ集マッテネ」・・・普段の授業は2時開始です・・・「わっ」、と歓声を上げて喜ぶ生徒達これはキショットの昼食早めに作って、12時に間に合うように来なくては・・・「料理はなんだろう・・・いつもお菓子だから食事の料理、楽しみ」「プロになりたかった位だから何でも美味しいに違いない」「うれし~楽しみだわ~」「これは家族にはあまり自慢できないな、嫉妬されるから」キャッキャッと喜ぶ生徒達そこで海外旅行の添乗員だったヒガシさんが「心配なのは・・・」とボソリ「何が?」と聞くと「美味しい料理食べたら、後どうなる?・・・眠くなってしまうよ、私なんか寝てしまうかもしれない」「あ~それはあるかも・・・私も眠くなる」「美味しいもの食べるとぼーっとして寝てしまうね」「今年最後の授業、みんなうつらうつら、って・・・」「食べた料理のレシピ、フランス語で説明してもらったら、必死で目を開けてるんじゃないかな」「なるほど・・・それ効くかも」・・・13日には写真撮って、またアップしますね・・・
2023.11.30
コメント(6)
昨日、*クリーニングのご主人が、預けてあった冬物を届けに来てくださいました・・・ここの経緯は先日のブログ「みんな猛暑が悪いのよ」でお話ししましたチャイムが鳴って「*クリーニングです」・・・ああ、やっとコートが、これでこの冬は霜が降りようが、雪が降ろうが平気だ・・・「お待ちしてました」と玄関ドアをいっぱいに開ける吉祥天 キショットと吉祥天の冬物重衣料を顔が見えない程抱えて玄関に入って、「よいしょ」っと玄関に降ろしたご主人を見て驚いた いつも白髪交じりの短髪を軽くなでつけるスタイルのご主人が・・・髪伸ばして後ろで細い黒のゴムで結んで小さな半白ポニーテール・・・それに頭の中央には黒い幅広のカチューシャ・・・しばし絶句、このヘアスタイル・・・物静かなご主人が・・・何か言わなきゃ・・・何と言おう・・・「いやぁご主人、若いヘアスタイルで・・・今の流行なんですね」「いやぁ・・・これ、願掛けなんですよ」「はぁ・・・」思わぬ返答にしばし絶句の吉祥天「阪神が調子よくて、優勝するかも、って頃、髪切りませんから優勝させてください、って願掛けしたんですそしたら、見事に優勝したからうれしくて・・・長い毛仕事の邪魔だから、結んでみたんですよ」このご主人も阪神ファンなのか・・・ そういえば厨房用品問屋のサエコさんの物静かなご主人も、阪神が優勝したら、店の中に阪神タイガースのユニフォーム飾った・・・「阪神ファンだったんですね、知りませんでした」と言ったら「ええ・・・もう、うれしくて」と静かに微笑んだ・・・ 寡黙で重厚な会社社長の弥生さんのご主人は、優勝が決まった途端、出入りの和菓子屋さんに自ら電話して「祝阪神タイガース優勝」の紅熨斗かけた紅白饅頭を山ほど注文して、従業員一同、取引先一同、ご近所に配った・・・阪神ファンって普段物静かな人が多いのかしら・・・でも球場で応援している人達はこのうえなく躁状態だったけど、あの人達も普段は物静かなのかしら・・・帰ってきた冬物確認するのも忘れて考え込む吉祥天「それで考えまして」とご主人が語る「来年もまた連続優勝しますように、と願掛けしまして、この髪、ずっと切らずにおくことにしました」「はぁ~そうなるといいですね」とやっと答える吉祥天一年間伸ばし続けたらどのくらい伸びるんだろう・・・そしたら髷みたいに結うのか、それとも編んだりするのか・・・奥さんが手伝うのかしら気を取り直して、お支払いを済ませ、新たに夏物を渡してクリーニングをお願いして「お世話になりました、また春までよろしくお願いします」 ご主人帰ってから聞くのを忘れたことに気が付いた ・・・どこのどの神様に願掛けするのだろう・・・
2023.11.23
コメント(6)
お久しぶりです10月半ばからなぜか忙しく、東奔西走のうえに天に上り地に潜る毎日が続いて、日記の更新どころか皆様のところへ訪問もできず、そのうえ、折からの猛暑、10月半ばだというのに夏日の毎日、そうでなくても南国徳島、外を通る若い人達(吉祥天家は大学の近くです)は半袖Tシャツで真っ黒に日焼けした手足をむき出しにして自転車をこぎ、夜になったら草叢ではリーンリーン、チロチロと虫が鳴き、目の前の眉山は緑に繁り、人は薄い夏蒲団でさえ、暑い暑いと夜中の裡に払いのけ・・・という毎日「このままだと、秋なんて無いでしょう」「いよいよここも亜熱帯ですね」「庭にバナナなど植えてみようかと思ってるんです」という会話がきかれていたのですが月が替わったある日、いきなり秋が来た・・・天気予報、当たってました風邪ひきの患者さんがどっと増えインフルエンザが流行りはじめあわてて夏蒲団を仕舞い、厚い布団を出したらさらに温度が下がって、仕舞いこんでいた電気毛布も出しそれから10日も経たないうちに、天気予報が「来週から冷え込みます、防寒の用意を・・・山間部では霜注意」・・・この前まで夏日だったじゃないか・・・吉祥天もあわてて夏物を仕舞い、まず長袖の秋物を用意して、「ああこの服の季節だ、これ、いつ着ようか」、などと眺めて楽しんでいたら、それを着る間もないうちに「東北の**の紅葉に霜が降りた美しい景色」などがニュースで流れ、やっぱり今は11月なんだ・・・と初めて実感それでは、と冬服の準備作業を始めたら無い・・・コートが・・・カーディガンも無い・・・自分のも、キショットのも・・・ダウンも、お気に入りのハーフコートも・・・ケープも・・・無い・・・どこに行った、何処に仕舞い込んだ・・・箪笥にもクローゼットにも、自宅にも、母の住んでいた実家にも・・・そして夜の会合の日、仕方がないので薄いセーターにショールなど巻きつけて参加「いやあ、吉祥天さん、相変わらず薄着やねえ、若いなあ」とか「やっぱり運動してる人は違うな~」「恰好いいわ」などと言われ、コート行方不明とは言えず・・・風邪引かないように、とタクシーで帰宅どこに行った私とキショットのコート・・・月末の会にキショットがコート着てゆく、と言ったらどうしようまた明日探してみよう、今日はまず、何か飲んで、落ち着こう、と冷蔵庫の扉を開けようとすると、っ小さな紙が何枚かマグネットで留めてある明かりつけて、よく見ると「お預かり証 赤ハーフコート グレイダウン紳士 黒ダウン婦人・・・クリーニングの**」あった~春先に冬物まとめてクリーニングに預けた・・・この**クリーニングは郊外にあるのですが、春に冬物を預けると、クリーニングして秋まで預かってくれます、そして秋には夏物を預けてよく年の春に受け取る、というシステムになっています・・・今年、あんまり夏が長くて、まだ夏物預けていない、だから冬物も受け取っていない、ということか・・・あ~よかったここにあった翌日、*クリーニングに電話「ごめんなさい、夏物が仕舞えなくて、冬物預けたままになっていて・・・」*クリーニングの奥さん笑って「今年は夏が異常に長かったですからねえ・・・皆さん、今年は夏物との交換が今からなんですよ」来週来て下さることになりました多忙の毎日のとどめがこれ・・・疲れました・・・みんな猛暑のせいなのよ・・・
2023.11.17
コメント(6)
吉祥天小児科では年に一度、医院を一日休診にして全員で検診センターに行きます今年も行ってきました朝、受付で前もって郵送されて記入している問診票(通院しているか、最近病院にかかっていないか、などの質問票)を提出し、名前を呼ばれた順に中に入り、着ていた服をロッカーにしまい、検診用の服(上下に分かれた受診用のグレイの服)を着てロッカーのカギを手首に掛けたら気分はすっかり受診者・・・別世界にいる気分それから、受診項目を記した用紙を持って「はい身長計ります」「次は体重です」などと係りの人に導かれるままぞろぞろと歩く 視力聴力・・・さらに血液検査のために採血などされると、下界はさらに遠くなる気分これから骨密度だの超音波だのレントゲンだのを過ぎてさらに日常を離れたものになったところで 最後の難関、胃カメラ・・・2年前まではエックス線検査を選んでいたのですが。バリウムのあまりのまずさと後のわずらわしさに、胃カメラに変更しました・・・どちらも緊張しますが検査室のソファで順番待っていると「吉祥天様どうぞ」と呼ばれ、入って行くと如何にも腕利きでベテラン、という感じの看護婦さんが緊張を鎮めるようににっこり笑って「さあこちらにどうぞ」診察台の横には物々しい機械、先生が黒い細い長いコードのようなものを持ってにっこり「どうぞこちらに」診察台に横になるとあごのあたりから紙に覆われ、「ご気分悪くなったらどうぞ遠慮なくここに」・・・悪くなりたくないな~「麻酔しますね」鼻の穴に何か水が滴ったと思ったら口に流れ込む・・・苦い、これ麻酔薬の味昨年のカルテを見て「前回は左の鼻からでしたね、右もちょっと試してみましょう」鼻の右の穴に何かが差し込まれ、途中でひっかかって止まる「いたたたた」「やっぱり無理ですか、細いんですね・・・では右」口半開きになって半死半生といった体の吉祥天さっきの看護婦さんが「はい大丈夫ですよお気を楽に」と背中を撫でてくれる・・・お世話になります目の前にモニターがあって、胃カメラの進行に沿って体の内部が鮮明に映し出される「はい、これが声帯です、ここから食道に入ります・・・十二指腸です・・・胃の入り口に来ましたよ・・・胃の中に入ります・・・」と解説をつけてくれます口開けたままはぁ~と眺める・・・これが私の体の中か・・・いい色してるじゃない・・・ ここでふと、今、地震が起こったら・・・南海トラフが・・・と思ってしまった・・・どうしよう、胃の中にこんなコードが入ったままで・・・抜けるのかしら・・・うまく抜いてくれますか・・・胃カメラ呑んでる時に地震が来て死亡、なんて先々迄語り継がれるんじゃ・・・ 緊張して体が硬くなったのか「どうしました、大丈夫ですよ」と声をかけてくれる・・・ありがたい救いの神ですあなたは・・・なんとか地震も来ずに無事終了診察台から降りて先生の前の椅子に座って、去年の画像と比べて「前回と変わりませんね、異常ありません」・・・あなたも救いの神ですバリウムよりずっと楽、ずっといいんだから、と心でつぶやきながら部屋の外に出ると、先に終わった事務のりっちゃんが「私、鼻が通らなくて、口から入れたんですけど、もう・・・涙がぽろぽろ出て・・・」 横にいたみっちゃんも「私も胃カメラ初めてで、鼻から入らなくて・・・」とぐったりともあれ全員「昨年と変わりありません」で終了その日は皆帰って寝たそうです全員疲れました、消耗しました・・・でもこれで来年まで頑張れます・・・・・・検診は大切です・・・
2023.10.31
コメント(10)
ここのブログでも時々登場する吉祥天行きつけの美容院の経営者、大相撲大ファンのスガイ姉妹春に「10月23日大相撲徳島場所」が開催されると聞くや否や、電光石火の速さで予約・・・それからはそれを楽しみに、この猛暑にも耐え、やっとその日を迎えました 「これは何でも話聞かなくちゃ」とこのところ多忙でブログのネタにも出会えず不遇をかこっていた吉祥天、丁度髪の毛も手入れの時期だ、というちょっと無理な理由をつけて行ってきました ドアを開けて「ニュースで見たよ、相撲の巡業、行ってきたんでしょ?」「行ってきましたとも」と声をそろえる姉妹髪を梳かしてもらいながら「で、どうだったの?ニュースでどこかに映ってるんじゃないかと探したのよ」「はい、先ずね、何時に行こうかと相談したんですよ、興行は9時からなので、8時過ぎにでも行こうか、と一瞬思ったんですけど、この前、7年前の時の写真見たら、朝の7時15分に行ってるんですよ、これは8時なんてとんでもない、7時に行かなくちゃ、と相談して7時過ぎに家出ましたそしたらね、もう並んでいる人も大勢いたんだけど、玄関なんかに並んでるんじゃだめ、搬入口に行かなくちゃ」 搬入口で頑張ってると、お相撲さん達が次々入場してくるんですよ、ほら」と、スマホの画像見せてくれました「あ、**関だ、@関も、ってね」・・・これはその写真そしていよいよ開始になると、入り口でファンサービスでお相撲さんと並んで写真撮れるんですよ」「撮ってきた?」「もちろん」「誰と?」「王鵬関と、それから00関と**関も」と画像見せてくれましたが名前忘れました 地方巡業なので、筋トレしてるところや、技の説明もいろいろあって、本場所とまた違った楽しさがあるんですよ」 横綱の照ノ富士の土俵入り・・・横綱は取組はせずに土俵入りだけだったとか・・・膝サポーターのが痛々しい・・・横綱は大変だなあ「今回もサインしてもらう色紙、いっぱい持って行ったんでしょ?」「もちろんですとも・・・でもね、もう色紙いっぱい貯まって、置き場所にも困るようになったので、こんなサイン帳買って持って行きました」と見せてくれました 正代関と若元春関・・・正代関はなんとなくわかる これは獅司関と竜電関・・・だそうですがどうやってこのサイン作るのかしら・・・お相撲さんはこれも練習しなくちゃならないんでしょうね これは霧島関はあ~と眺めていると「これ、買ってきたんです、どうぞお好きなのを」とコーヒーと一緒に出してくれました 箱の中を見たら、見覚えのある似顔絵のがあったので、「これ」と取ると 翔猿関・・・スガイお姉さん、「あれ、この人、シークレットの人ですよ」・・・箱を見るとひとりだけ誰だか内緒のシークレットのお相撲さんがいるらしい、それを取ったらしい・・・なんだかくじに当たったような気分 コーヒー飲んで、クッキー齧りながら話を聞く「もうね。ファンの人って凄いですよ、ものすごく大きなタオル一面に推しのお相撲さんの顔プリントしたのやらピンクのTシャツの正面に顔写真、とか、相撲のいろんな場面を全体に散らしたのや・・・あれはグッズ売り場にあるのとは違いますよ・・・あつらえでしょうね こういうファンの人は何処の巡業に行っても来てますから、自然と顔なじみになって、話もするようになって、珍しいグッズなんかは『両国のOO屋に行ったらあるよ』って教えてくれたり、こちらの推しの力士も知ってますから『さっき、どこそこにいたよ』とか『今、あそこにいるよ』とか教えてくれるんですよ」・・・どこの世界も一緒だなあ、と改めて感心する吉祥天 こんなのも見せてくれました 中はこんな感じ・・・ここに載ったらうれしいだろうな・・・これで故郷に巡業に行ったら、これを「故郷に錦を飾る」っていうのかな・・・相撲の話で盛り上がっているうちに髪もできました 帰りに待合の椅子を見ると、これに代わっていました・・・それまではよその土地の名前のついた相撲座布団でした・・・「一日があっという間に過ぎてしまいました、楽しかった~」・・・と姉妹 ・・・また、近々に来てくれないかな・・・
2023.10.24
コメント(5)
吉祥天の通うフランス語講座は、10回で1クール9月で夏季講座が終わって、今日から秋講座の開始「今期はいつからのデザート食べられるかな」などと期待しつつ教室に入ると入り口にこんなのが 「今日のデザート、チョコレートのエクレア チョコレートシュークリーム おいしいよ!」と書いてあります・・・このくらいは読める吉祥天「よかった!今日もあるんだって」「エクレアかシュークリームか」 小さいのがシュークリーム、大きいのがエクレア、食べる直前にこれにチョコレートクリームを詰めます「どうせ食べるのなら大きい方がいい」・・・というわけで全員エクレアを注文そして授業開始、1時間後、いつもの通りの文章作りや文法の勉強が一段落「ソレデハ、ココデ休憩ネ、ミンナエクレアネ、イマカラチョコレートクリーム詰メルヨ」「先生、これ持ち帰りできますか?」「私、主人にも食べさせたい」「私は留守してくれてる奥さんに」「娘に」・・・自分だけいい思いするのが後ろめたい生徒達「残念ダケド、コレハ持ッテカエレナイヨ、コワレテシマウカナネ」「あれ~」失望の声が全員から上がる「これからは持ち帰り用の箱持ってこないと・・・」「そんなのある?」「ケーキやお菓子入れる入れ物売ってるよ、パッケージの店や100円ショップにもあるよ」・・・食べ物がからむと何でも知っている吉祥天「それでは来週から持ってきましょう」・・・うしろめたさの消えた一同 作っておいて冷蔵庫で保管していたチョコレートクリームを詰めるバンジャミ先生・・・チョコレートクリームが冷えすぎて固くなっていたので絞り袋をつかうのをやめて、側面を切って、そこにクリームをナイフで塗りこむことにしました これが出来上がり、これに教室が用意した紅茶が付きます「おお~濃厚」「美味しいね~」「晩御飯いらないや」などとにぎやかにしばしの休息そして後半の授業開始帰りには「来週は入れ物持ってこようね」・・・来週も全員出席でしょうね・・・
2023.10.11
コメント(4)
それはちょっと前のお彼岸近く午後4時過ぎ徳島駅前のバスターミナルで、用事を終え帰宅しようとバスに乗り込んだ吉祥天ここはバスの始発なので、発車迄にはまだ10分近くバスの中はまだ閑散としていますそこへ駆け込んできたのが年配の女性と10歳くらいの男の子を連れた若いお母さん年配の女性が、運転席の点検をしていた運転手さんに「あの、私達、小松島(徳島市の隣市、バスで30分)から乗ってさっきこのバスを降りたんですけど、傘、忘れてなかったでしょうか?」運転手さん「皆さん降りてから、点検したんですけど・・・見当たりませんでしたね・・・どちらから乗られましたか?席はどのあたりでしたか?」「Y(大型電気店)です、席はそのあたりです」と吉祥天の座っているあたりを指さす運転手さん、近くに寄ってそのあたりを眺め、吉祥天も椅子のあたりなど見回してみる・・・「この辺りも確かに点検しましたが、見当たりませんでした、どこか他のところにも寄られませんでしたか?」すると、若い方の女性が「Kさん、やっぱりYに忘れてきたのよ、あちこち見て回って、疲れていたからきっと忘れたんやわ、大きなものだから、あれば運転手さんの目に留まるだろうし・・・Yに電話してみたら?」年配の女性は「そうやな、私あれこれ見て疲れてぼうっとしてたんやわ・・・ありがとう、いろいろお世話になって・・・つらいなあ、年取るって・・・Aちゃんみたいに若かったら、そんなことも無いやろうけど・・・年取ったら頭も体もあかんようになって・・・ええなあ、若い人は・・・何でもしゃんしゃん(こちらの方言でしっかり、てきぱき、という意味)できて」「そんなことないよ、こんな失敗誰でもあるよ、気にすることないよ、あ、Yに電話するのは明日の朝でいいよ、ああいうのは、閉店時に点検するから、あればきっと、そこで見つかるから」「ほんとにありがとう、何から何までお世話になって・・・Cちゃん」と吉祥天の前の座席に座っている男の子に「しっかりした賢いお母さんで幸せやなあ、また遊びに来てや」うん、と頷きながら手を振る男の子吉祥天の反対側の通路に腰を下ろすお母さんすると、男の子が「お母さん、お供えの花は?」「え・・・樒(シキミ、仏前に備える木の枝)のこと?」と、そのあたりを見回して「うぎゃ~」と叫び「わぁ~どないしょ、道の駅(小松島にあります)で安く買ったのに・・・今から引き返したら・・・」 向かいの席でざっと計算する吉祥天・・・自家用車で行っても往復1時間、バスでは・・・2時間かな・・・)「もういい!あきらめる!S(家の近くの店らしい)で買う」そこへ男の子が「お母さん、この前は**で買ったお菓子忘れて、その前は++で魚買って忘れて帰って・・・」と言いかけると突然立ち上がって「公共の場で大きな声ださないの!」と叫んでまた座席にずしんと座る 笑いをこらえてうつむく吉祥天・・・3つ先の停留所までその姿勢を維持 ・・・なんだか無料で1ステージ見せてもらったような気分・・・
2023.09.30
コメント(6)
いよいよ9月18日、ここでもおなじみのセツコさんのご主人、ラヴィットさんの82歳記念カンツォーネコンサート開催の日 ラヴィットさんは長いこと外国航路の船員さんをしていましたが、陸に上がってからカンツォーネを先生について習っており、60歳の還暦コンサートを皮切りに、節目節目でコンサートを開いて私達を招待してくれています このコンサート、60歳の最初からずっと参加しているのは、吉祥天とゆりさんのふたり、だそうで・・・ 「これは何かお祝いしなくちゃ」で、これも長いお付き合いのバルーンアーチストのトミコさんにこんなのを作ってもらいました ラヴィット氏がカンツォーネを歌っているところをバルーンで作ってもらいました これは当日まで内緒、なので、さりげなく「今度のコンサート、どんな衣装で歌うの?色は?形は?ネクタイは?」と雑談のついで、といった風を装って聞き、さらに昔のコンサートの写真をトミコさんに送って、作ってもらいました さすがプロフェッショナル、トミコさんは顔も衣装も、ヒゲや銀髪の髪も、それを後ろで結んだところまできっちり再現してくれました 当日、これが会場に届いた時、ラヴィット夫妻も、子供さんやお孫さん達も「うわ~」と驚き、さらに「髪型までそっくりだ~」と喜んでくれました 会場に到着してそれを聞いて「よかった~」とVサインを出し合うユリ&吉祥天 これが会場、準備中 カンツォーネの会なので、「どうぞ皆様、ベネチアの仮面などつけて、お楽しみください、お持ちでない方はこちらに用意してあります・・・ユリ&吉祥天、それにいつもの仲間たちは自前のを持っていますいよいよコンサート開幕金色の仮面をつけたラヴィットがご挨拶「皆さん、ようこそおいで下さいましてありがとうございます、還暦から節目節目にコンサートなどいたしまして、本当は80歳の傘寿に開きたかったのですが、コロナのため延び延びになって今日になりました、私も老人ですので、敬老の日がふさわしいと思って、今日にしました、どうぞお楽しみください」 いよいよコンサート開幕、ピアノ伴奏は息子さんのお嫁さん・・・ラヴィット家は音楽一家で、お嫁さんも音大の出身です 音大のお友達のソプラノ歌手も応援に駆けつけてくれ、オペラのアリアを聞かせてくれました そして、ラヴィットとオペラのデュエット・・・うれしいね~ラヴィット セツコさんも加わって三重唱 そこへラヴィット夫妻の行きつけのピアノバーのジャズピアニストが楽器持ってお祝いに加わってくれました 「さあさあ皆さん、踊って~」 人形も参加して踊り狂う人達 ラヴィットも自分そっくりの人形を抱えて会場を練り歩きます楽しい敬老の日でした「また、開催してください、楽しみにしています」「では、声が続く限り・・・」大拍手・・・こんどはいつかしら・・・
2023.09.23
コメント(6)
水曜日、フランス語教室の日入り口にこんなのが フランス語で 今日のデザート チョコレートムース 300円 美味しいクレープ 600円、と書いてあります横を見ると ナイフやフォークが並んでいるこれは・・・バンジャミ先生今日もカフェを開店してくれたらしい値段が少し上がっているのは、前回の時に生徒たちが「ちょっと安すぎるんじゃありませんか?」と進言したからかそして、教卓の上には こんな用意が・・・クレープパン、これは先生、フランスの実家のお母さんが日本旅行の時、頼んで持ってきてもらったものそれにリンゴの甘煮、クレープの種、バターにお皿に泡だて器にフライ返しに・・・用意万端整って、今日はクレープが出るらしい「デハ、授業始メマスヨ」普段通りの授業が始まり、文章作って、直してもらって、文法習って・・・待ちに待った「ソレデハ、チョット休憩ネ」「お~っ」と生徒達素早くお茶を入れ、ナイフとフォークを配って「いつでも食べられます」 クレープパンにバターを引いて種を流すこの種も「昨日カラ作ッテオイタヨ」うまく発酵してなめらかなクレープが焼けます 焼けたのを二つ折りにして、 バターと砂糖で煮たりんごを乗せ、ホイップクリーム(これも家で作ってきた)も絞り出して飾って「ハイ、デキタヨ」順番に配って行きます後の人の出来上がるのを待っていると「冷めるといけないから、どうぞどうぞ食べて」「それでは遠慮なく」「美味しい!」「クレープ滑らか」「このリンゴがまた」「これ、どこのなんていうリンゴですか?」「マーケットデ売ッテタヨ、フジ、カナ」「何で味付けするんですか?」「サトウトバター、ソレニ、水ダヨ」「それだけで・・・このバランスが何とも」・・・うなずく一同 喜ぶ生徒達満足したところで後半の授業の始まり帰りには「自分たちだけ食べたのでは家族に悪い」と持ち帰り用にチョコレートムースを買い込み・・・吉祥天もキショットと二人分買いました授業は来週で夏季が終わり秋季にも食べられますように・・・生徒全員とその家族の願い・・・
2023.09.13
コメント(5)
水曜日、遅刻しそうになりながらフランス語教室に飛び込んだ吉祥天入り口に何か並べてあるな、と、ちらりと眼の端に認めながらも席に着き、いつもの通りの授業を受けやがて10分間の休憩ここで先生のムッシューバンジャミが「キョウハ、ワタシ、オ菓子、ツクッテキタヨ、皆ヨカッタラ、買ッテネ、今食ベテモイイシ、持ッテ帰ッテモイイヨ」「おお~っ」と声を上げる初級クラス6人の生徒・・・本当の初級は吉祥天だけ、皆さん仏文科卒だの海外旅行専門の添乗員だの・・・ 「先生のお菓子、美味しいもんね」・・・本当はシェフになりたかったバンジャミ先生、フランスの実家からクレープ専用のフライパンを取り寄せて時々クレープ焼いて下さいます・・・この時はそのレシピが教材 料理好きが高じて、プロ用パスタ製造機だの、ピザ窯まで買い込み、大きすぎて一人暮らしのマンションには置けず、教室の後ろに置いています 今日作ったお菓子はメレンゲー卵の白身を泡立ててじっくり焼いたものそれにチョコレートムースにカタラーナ、これは卵黄で作りますわっと入り口に群がる6人「おいくらですか?」「メレンゲは100円、ムースとカタラーナは200円」「えらい安いですな」と元添乗員のヒガシさん、皆同感の頷き「材料費ダヨ、デモ、モッテカエッタラ、器、ツギノトキ返シテネ」「はいはいそれはもう」「家内に土産」「私も主人に」「孫が遊びに来るので食べさせてやりたい」・・・で、3分で完売吉祥天もチョコレートムースとカタラーナとメレンゲを買いました持ち帰りにくいメレンゲはお茶を飲みながら食べました・・・皆も同じ スプーンが入っているのがメレンゲおいしいおいしいと喜ぶ一同先生、今度はパスタ製造機を出して「ツギハ、コレデパスタ料理ツクルカラネ、オ昼、イッショニ食ベマショウ」 またわっと喜ぶ一同「フランス語教室でよかったね」「美食の国だものね」「いつだろう」「わからないけど・・・とにかく、決して休めませんね」・・・一同同感・・・
2023.08.31
コメント(6)
阿波踊り、本番開始は8月12日、直前の街を歩いた吉祥天、コロナで中止、縮小から4年目、今度は2日目13日の夕方に出かけてみました 踊りの開始は午後6時、5時半の徳島駅前までのバスはもう満員 新町川沿いの藍場浜公園の演舞場は踊りの開始を待つ人でもう満員 ワクワクと踊りこみを待つ人や、待ちきれずに道路で踊り出す踊り子さん 演舞場入り口あたりはこんな混雑 不測の事態に備えて警察も待機 新町橋を渡ると川の上に設置された浮き舞台で一つの連(阿波踊りでは踊りの一つのグループを連(れん)と呼びます)の踊りが終わったところ左手の水の上に浮かぶのはひょうたん島クルーズの船、踊っていると船を寄せて見せてくれます 次の連の踊りが始まりました 橋を渡ったらこの混雑ー右に見えるのは新町の無料演舞場、ここで一緒に踊ることもできます 左右に分かれた演舞場、どちらも大混雑 踊り終えて次の演舞場に歩いて行く鳴門教育大学の学生連、踊り子もお囃子も皆学生・・・学生連のコンクールもあるので皆熱心に練習して上手です 汗をかきながら人込みの中、東新町のアーケードに入る吉祥天 普段はこんな通りなんですが 今日はこんな踊り広場 お腹に響く大太鼓の音 子供も大人も自慢の踊りやお囃子を披露 子供の頃から踊っていますやがてはお兄さんたちのようになりたい、って毎日練習したのでしょう 路地で一休みする踊り子さん達ここを通り抜けて両国通りに出ると 普段はこんなのですが 足の踏み場もないここも踊り自慢の浮き助(徳島では踊り大好きの人達をそう呼びます)達の腕の見せ所 男、女入れ替わり、縦隊横隊目まぐるしいパフォーマンスを見せてくれます周りを取り囲んだ観衆から湧き上がる大拍手・・・この日の為に余程練習を積んだのでしょう ここは両国橋袂の小公園のステージ、ここもがんばる・・・普段は何のお仕事してるんだろう 阿波踊りの踊り子さん達は普段はいろいろな職業についています夏の初めになると、夜、各地の公園や空き地、体育館などに集まって練習を始めます 夜、公園のそばを通るとき、お囃子が聞こえると「ああ今年も夏が来た」と徳島県人は実感するのです これは両国橋のたもとの船着き場全国唯一無料のひょうたん島クルーズ(昔は本当の無料、時間表も無し、今は保険料が4百円必要、それに救命胴衣着用の義務あり)の乗り場手前にある屋形船では時たま邦楽の人達が三味線を弾きながら水の上を流してくれます向こうに見える明かりは水際公園、月末にはここでマルシェが開かれます これは両国橋を南に渡ったところ・・・どこからこれだけの人が・・・踊り見るたび実感の吉祥天 川の向こうに見えるのは内町演舞場今年はここには1万5千円の特別席、藍場浜演舞場には20万円のお食事付きプレミアム席、なんていうのが売り出されて市民びっくり「誰が買うの?」「地元のものは買わないよね」「歩いて回って一緒に踊ればいい」「企業の接待かお金持ちの外国の人用か」などとにぎやかでしたが、初日に買った台湾の方達が「安くはないけど値打ちある」「楽しかった」と言ってくださったのをニュースで見て「よかったよかった、喜んでくれた」「一緒に歩いて踊ったらもっと楽しいよ」 これはたぶん、期間中は西日本一忙しい、橋のたもとの派出所他所からの応援らしくいつもの何倍もの警察官がいる 我々は踊り好きの南国人なのでしょうか このあたりで汗みずくの吉祥天ここの小路にあるよしお叔父の家に行く「叔父ちゃ~ん、吉祥天です~ちょっと休ませて~」「お~この暑いのに出てきたんか、早う入り」とアキコ叔母共々出てきて招き入れてくれました「こんなにぎやかな中、よう出歩けるな~」と感心されながら冷たい麦茶などいただき、「あの人出見ただけでもう出られません」という二人に撮った写真など見せ「それではおやすみなさい」と挨拶して こんな小路を通って 出発した駅前の通りに出て 20万円の特別席のあるという藍場浜公園を見ながらー席の写真撮ろうと思ったのですが、樹が邪魔で撮れませんでしたー 駅前の元そごうの広場を通ると、四国大学の学生連が踊りを披露中ここは今三越が来ていますが市民には「元そごう」の建物ここからバスに乗って帰ってきました今日は台風7号が来て大雨なので高齢者など避難指示などが出て、スマホの警報は鳴り続け、家に籠っています 4年ぶり、二日間の阿波踊りでした
2023.08.15
コメント(8)
7月から8月、なんだか多忙の吉祥天ふと気が付いたら、明日から阿波踊りではないか最近ブログのネタも無く、ずっと皆さんへ訪問のや書き込みも失礼しているこれではいけない、何かないか・・・と炎天下、「不要不急の外出は控えましょう」のお知らせを横目に街に出てみました 県民最大の楽しみ阿波踊りがコロナのせいで、中止になったり、縮小されたり、で不満が大潮時の鳴門渦ほど巻き上がっている徳島県人、どんなものかと出てみると ここは両国通り、提灯が張り巡らされ、 公園には踊りの人出を見込んだ露店の準備が始まっています ここは両国橋のたもと・・・ここは踊り広場として開放され、若い踊り子さん達と見物の人で身動きもできないくらいになります ここは水都徳島を巡るひょうたん島クルーズの発着所、ここは日本で唯一無料で(今は保険料が必要になりました)市内の水路を巡ります普段は市民が夕涼みや花見のために乗って、ゆらゆらと進む船ですが、踊り期間中は長蛇の列、船もフルスピード・・・早くに到着した観光客の人達で行列ができています アーケードの中を歩いてみました提灯は吊っているけど人はいない カフェの人が店の前で飲み物を売る用意 アーケードの切れ目の空き地にはキッチンカーや屋台 アーケードの入り口にはこんな垂れ幕 でも森閑としたアーケードの中今日は夏休みの子供さん達が出てきた・・・ ここは新町の踊り広場、誰で自由にも踊れますここで観光客のためのレクチャーもあり、そのまま踊りこみます観光客で構成されたにわか連もここで踊ります、学生連もいっぱい見ている人も踊りの輪に入って、大賑わい阿波踊り、って本来こういうものだと吉祥天は思っています暑くて暑くて35℃、このあたりで目がくらんだ吉祥天、ここで古くから洋装店を経営している友人のマサヨさんの店にふらふらと駆け込むと、「まあこの暑い時に」とアイスコーヒーを出してくれクーラーの効いた店内で「いよいよ踊りよね~」などとしゃべって外に出てみると こんなに人が出ていた・・・踊り見物の人達が18時の踊りの開始を待ちきれずに街に繰り出してきたらしいいよいよ始まりました、ここの通りもどうなるんだろう またスマホ持って行ってきます 台風が来ませんように
2023.08.12
コメント(4)
毎日の酷暑に息も絶え絶えに過ごす吉祥天何かこの暑さを忘れ、おーっと声をあげて楽しめるようなことはないか、と半分霞んだ頭で考えていると、こんな招待状が来ました あ、これは美術仲間のセツコさんの夫、略してセトットからだ セトットは今年で82歳、若い頃は外国航路の船に乗って世界を回っていました セツコさんと結婚して、船を降りてから、好きなカンツォーネを先生について本格的に練習を始め、何曲かをマスターするごとに「ベネチアの夜」と題した独演会を開いています 場所は市内のカフェやレストランを借り切り、ベネチアの仮面をつけ・・・このために吉祥天やゆりさん、レイさんはベネチアの仮面を買いました・・・持っていないお客様のためには、セツコさんが用意します・・・最近はネットで何でも手に入るようになってずいぶん楽になりました吉祥天やユリさん達いつもの仲間はずっと参加してきました 大震災やコロナで開催が中止になったり延期になったりしたことも何度かありましたが、コロナも落ち着いた今、「思い切りおしゃれして楽しい夜を過ごしましょう」という訳でドレスコードは今年は赤・・・これは赤い服を着る、という訳ではなく、何か赤いものを身に着けてご参加ください、という意味です 男性は赤いネクタイやポケットチーフ、女性は赤いドレス、コサージュ、リボン、スカーフなどを身に着けて参加しています コロナで外出もままならず、さらに酷暑で籠ってうつうつと暮らしてきた人たちは大いに喜んで「行きます、行きます、喜んで」「待ってました」とぞくぞく参加を表明 さらにソプラノを音大で勉強している人、ピアニスト、話を聞きつけたジャズピアニストも参加して久しぶりに賑やかな夜会が開かれそうです「年寄りですから」と開催日は9月18日の敬老の日吉祥天の友達のマサヨさんやサエコさんも、コロナ前の4年前に参加して楽しかったのを思い出して「行きま~す」皆でアモーレ、カンターレ、マンジャーレ、愛して、歌って、食べて飲んで、初秋の82歳カンツォーネの会、盛り上がりそうですまたアップしますね
2023.07.28
コメント(7)
お久しぶりです私吉祥天、7月はずっと東奔西走、落ち着いてパソコンの前に座れることもほとんどなく、そのせいか肩が凝って、口内炎になり、歯医者にかかる羽目になり、ここ2,3日でようやく落ち着きました落ち着いて気が付いた・・・シーツがまだ木綿だった吉祥天家では、2,3年前から夏になると、シーツを麻に変えていますネットで「訳あり麻シーツ大安売り」というのを見つけ、試しに注文してみると、とにかく気持ちが良い、さらさらと体の下を水が流れてゆくようで、熱帯夜にも気持ちよく眠れ、「訳あり」といっても、ちょっと縫い目が飛んでいたり、曲がっている、という程度、「これは買わねば」と追加注文して夏の間快適に過ごすことができました「いい買い物した」と喜ぶ吉祥天&キショットそしてさらに喜んだのが、我が家の黒猫アンコロシーツの上でコロリンコロリンと転げて感触を楽しんでいました今年は遅ればせながら先週、初めて麻のシーツになりました 長かったな今年は・・・この日を待っていたんだニャ・・・しみじみ この肉球に触る感触・・・これがわかる猫はあまりいないと思うニャ私は繊細なネコだからニャ 一方の三毛猫花見は・・・私はどうでもいいんだニャ麻のシーツに変えてから変わったこと毎朝ベッドメーキングしようとすると、アンコロがシーツにしがみついて動かない「綺麗にするから、ちょっとの間だから下りて」と頼んでも 嫌ニャ、ワタシはこれが好きなのニャ、剥がすなんて許さない、私はここを死守するのニャ・・・と、シーツに爪を立てて抵抗仕方がないので好きなようにさせて、隙を見てさっと抱き上げ、廊下に出して、ドアを閉め、すばやくベッドメーキング 出来上がったところでドアを開け 「はい、お待たせ」と言うと 「ふんふん」と鷹揚に入ってきて潜り込みます これが盛夏の間の毎朝の日課です
2023.07.15
コメント(6)
デパ地下に出店している徳島の老舗 昨年、売り場を改装してカウンター席を作り、そこで和菓子やお抹茶などを提供するようになりました お抹茶と和菓子セットは通年 冬には自家製の餡や餅を使ったぜんざいが売り物で、買い物帰りの人達がゆったりと腰を下ろして楽しんでいる姿が見られるようになりました そして、この夏の売り物は「和菓子屋ならではの上生菓子の素材で作った、かき氷」・・・材料が良いのでお値段も1430円・・・かき氷、昔ながらの、大きなかき氷機でしゃくしゃくと削った、最近ではなかなか見られなくなったかき氷・・・食べたい・・・ こういう時には食仲間、ここでも折に触れて登場しているイクコさんに電話「00のかき氷食べに行かない?材料は最高らしい・・・お値段もよくて・・・」皆まで聞かず「行く!それ食べたい!いつにする?」 というわけで、翌日の今日二人で行ってきました 外は夕立、雷鳴がとどろくなか、店の前で待ち合わせるかき氷の看板を見る・・・あれだ!あそこだ!「翼よあれがパリの灯だ」という文句思い出した平日、昼過ぎ、外は雷鳴、のためかお客は我々だけ・・・よかった「いらっしゃいませ」「かき氷ふたつ下さい」 まず冷茶とおしぼりが出され「では少々お待ちください」目の前には自慢のかき氷の解説と写真「本物の氷だ、この繊維の長さ!」「お抹茶もいいの使ってるんだろうね」「それは00のプライドがあるでしょう」「白玉に寒天、餡みんな自家製よね」「そりゃどれも店の和菓子に使っているものばかりだもの」・・・いや増す期待 製作中の店員さん・・・じっと見つめるイクコ&吉祥天「あの、写真撮らせていただいていいでしょうか?」と吉祥天「は?」と怪訝そうな店員さんに「この人ブログしてるんです、載せて宣伝します」とイクコさん「どうぞお撮りください」と恥ずかし気に微笑む店員さんそして5分「お待たせいたしました、どうぞお召し上がりください」 「来た~」「本物の氷だ~」「はい、この氷は奈良から取り寄せております」聞くと、ここのお店の息子さんが奈良で和菓子の修行をしているのだとか「それで、奈良から氷」「いい水をゆっくり時間かけて凍らせて、っていうあれですね」当たりの柔らかな木製のスプーンでひとすくい「わ~」「柔らかい」「軽い」「優しい」「なんと繊細な」叫びつつただひたすらに氷の山を楽しむ二人「氷に乗せますと白玉が固くなりますので、先に白玉を召し上がってくださいね」「は~い」しゃくしゃくしゃらしゃらとひたすら氷の山に没頭するふたりほぼ、食べ終わってからイクコさん「私、かき氷食べると、途中でこめかみがキーンとしてくるんだけど、これちっともならない」「私も氷で口の中が痺れて、はひふへほ、がきれいにしゃべれなくなるんだけど、これはちっともならない」と吉祥天「すごいね~」と頷き合うふたり・・・うれしそうに微笑みながら熱いお茶を勧める店員さん「他の人達にも勧めるね」「ありがとうございます」で席を立つ二人 「値段にはそれだけの理由がある」 「老舗のプライドの作品ですね」 「また来たい,来よう」 ・・・これが二人の結論でした・・・
2023.06.28
コメント(6)
ここのブログに時々登場するヨシオ叔父とアキコ叔母夫婦・・・共に90歳二人で歯科医院を開業していましたが、今は息子に医院を譲って、市内で二人暮らし、ヨシオ叔父はゴルフ三昧、吉祥天は時々野菜や果物など持って訪問しています 1週間ほど前、アキコ叔母から電話 いつもの通りゆったりした口調で 「あのねえ、吉祥天ちゃん、私コロナじゃって」 ・・・じゃって、は「だって」のこちらの方言・・・ わわわ、わが一族にコロナが出たか・・・90歳の夫婦に・・・うろたえて絶句するる吉祥天 ・・・気を取り直して「どうしてわかったの?どんな具合?」と聞くと「うん、ちょっと頭が痛かったから、隣の00に(内科医院、親戚)薬貰おうと行ったら、検査してくれて『ありゃ~コロナじゃ』って・・・それでも『軽いから心配いらんよ』って薬くれて、それ呑んだら治ったんだけど、なにせコロナだから、いつも会う人や、話した近くの人達に知らせてるんやわ」 「はぁ~」元気そうな声に安心した吉祥天 「それでヨシオ叔父さんは?」と聞くと 「それがどうもこの私のコロナ、叔父さんから来たようなのよ、0日にゴルフに行った後、『のどが痛い』って声が変わっていたからね・・・あれよ、あれがうつったんやわ、ゴルフ行った人達大丈夫かしらん・・・あ、叔父さん熱も無くて、喉だけだから安心して、ちょっとの間会えないけど、吉祥天ちゃんも気を付けてね」 そして昨日、吉祥天はアキコ叔母に「お昼に果物かなんか差し入れ持って行くから、黙って置いて帰るから玄関だけ開けて置いて」と電話して、バナナと桃、それにパンを何種類か袋に詰めて叔父の家まで行きました 約束通り鍵がかかってなかったので、玄関に置いて帰ろうとすると、音を聞いたのか、ヨシオ叔父が顔を出して 「いつもすまんなあ、ありがとう」と言う声は以前の通り 「叔父さん、声、元に戻ってるやないの、痛うないの?」 「うん、どうもない、熱も無かったんやけど、コロナやからな・・・叔母ちゃん?奥でテレビ見てる・・・とにかく退屈でな・・・外に出られないから助かるわ、ほんまありがとう、来週には大丈夫だからまた寄ってな」 ・・・コロナ、みんなこんな風だといいんだけどな・・・
2023.06.18
コメント(5)
吉祥天の住んでいるあたりでは、2週間に1度、缶瓶ペットボトル収集の日があります 今日はその缶瓶ペットボトル収集の日朝8時、キャットフードの缶詰めの空き缶や油や調味料の台所から出た缶、瓶を大き目のビニール袋に入れて、いつもの収集場所に持って行くとあれ?なんか雰囲気が違ういつもと違う・・・いつもはもっと大きな袋がだんだんだん、と積み上げてあった・・・今は大き目のレジ袋が4つ、5つゴミ出しの時間はいつもと同じゴミ出している人達はご近所の人ばかりなんだろうな、としばし佇んで考える出されている半透明のレジ袋から見えるのは醤油や油、お酢のペットボトルやガラス瓶、ジュースの缶、ワンちゃん飼ってるお家のドッグフードの空き缶などなど・・・どこが違うの?何が違うの?1分後、気が付きました缶ビールの空き缶が無い・・・これまでは、季節に関係なく、と言っても年末年始や夏の間、ゴールデンウィークの後なんかは特に・・・ 大きなゴミ収集用の大きなビニール袋の口がようやく締まりました、と言うくらいの缶ビールの空き缶が詰め込まれたビニール袋がいくつも積まれていた・・・あれが無い ということは・・・家飲みがなくなったということかコロナ以来・・・この言葉使うの何回目か・・・宴会もパーティも無くなり、友人や同僚、親戚一同が集まってお酒飲んで騒いで楽しむということもほとんどなくなってしまった、たまに会があってもお隣とは透明プラスチックの板で仕切られ、大きく間も明けられ、話したくても仕切りはある、大きな声は出せない、ひどい時は、食事付きの会でも「コロナ予防のためお持ち帰りください」と料理詰めた箱を持たされ、意気消沈してすごすごと帰宅することも多々ありました予防接種が始まり、感染者が減り、コロナがようやく5類になって人の気持ちも落ち着いて街にお客さんが戻ってきた、お店が開いている、人がいる、うれしい、と繁華街の真ん中に住むサエコさんが喜んでいた そういえばここ2,3年、ガラガラだったバスや乗り物も昔のように人が乗っている、 真っ暗だった空港もお店が開いていた、と東京に行っていたマサミさんがお土産のお菓子を買ってきてくれた 洋装店のタマエさんも「ようやく仕入れに行けるようになりました、楽しみにしていてください」と嬉しそうに言いましたあの山積みのビールの空き缶は我慢の象徴だったんだ、もうあんな光景は見なくて済みますように・・・今年の夏はあちこち行けるな・・・とゴミ収集所でしばし考えた吉祥天でした
2023.06.12
コメント(8)
吉祥天の所属するフランス語学校アリアンスフランセーズ、と友好団体日仏協会では、毎年フランスに関係のある美術展とフランス料理を楽しむ「ほっぺた落ちるツアー」という小旅行を催行しています 今年は吉祥天が見つけた「ゴッホアライブ」に決定、会員一同、先週の金曜日に行ってきました その日は前日も前々日も前々前日も晴れ、なのになぜか朝から雨・・・翌日は晴れ・・・ 「誰だ、雨降らしてるのは」「まあまあ、雨だから混雑も少ないでしょう」・・・などと騒ぎつつ、バスは出発、・・・徳島から神戸まで2時間足らず・・・明石大橋のおかげです 開館と同時に到着 ・・・なのにこの行列・・・同じこと考えた人が大勢いるんですね 入ったところがゴッホの部屋を再現したコーナー・・・写真撮る人多し これがゴッホが描いた部屋この美術展は「7メートルの壁、床に投影するゴッホの作品の映像と音楽、の没入型展覧会」だそうで世界を巡回、すべて撮影OK」なので入場者は皆、スマホを抱えています 床に腰を下ろして見入る人達 立ってみる人達の足元にもゴッホの絵が投影される画にマッチした音楽が響く 吉祥天の好きな星月夜星は瞬き、雲は輝き渦巻き、時折流れ星が画面を横切る このあたりから自分が絵の中に入ったような気持ちになる 満天の星を映した水面は星の輝きと共に揺れるゴッホの見た景色を私も一緒に見ている・・・ これも吉祥天の好きな「夜のカフェ」石畳を歩いてカフェに入ったような気持ち 画面から風が吹いてくるゴッホが今描いている景色の中に私は居る 教会の前を通って・・・この教会もよく知っているなじみの場所のような気持ちになる・・・外に出る、下界に帰る ぼーっとしてたら、お腹がすているのに気が付く「それじゃ、食事に行きます」 レストランは居留地の中の一番古い建物、「thooth thooth」 これが玄関 こんな設え 窓の外の景色・・・日本じゃないみたい 「コロナが落ち行いてやっと来られました」とシャンパンで乾杯 これにコーヒーが付きます「おいしかった」「よかったね、来られて」「うれしいね」満足して満腹して・・・家のこと思い出して近所の大丸に家族のお土産の夕食や食後のお菓子、明日のパンを買いに走る・・・ここらで正気にというか現実にしっかり戻った一同 こんな通りを通ってまたバスに乗って帰ってきました神戸はいい町ですそこへ2時間足らずで行ける徳島もいいところです
2023.05.29
コメント(8)
キショットは週に二日、自転車で10分足らずの産婦人科病院に往診に行っています高校、大学時代に自転車通学をしていたので、慣れているとはいえ、自転車の事故は時々新聞でも見かけ、ことに政治家の谷垣氏の事故があってからは、心配で「ヘルメットかぶって」と頼むのですが「暑い」とか「近くだから」、「慣れてるから」と面倒がり丁度4月1日からヘルメット着用の義務化が告示されたのでヘルメットをかぶることになりました 早速近くの自転車屋に行くと、「すみません、みんな売り切れてしまって、次を注文しても来ないんですよ、いつ入るかわからない状態です」・・・同じ思いしてる人、たくさんいたんだしかし、どこにもない、ってどうすればいい いろんなことに詳しい婦長のトモちゃんに相談すると「奥さん、それなら00商会に行けば買えますよ、あそこで作ってます」00商会、昔からある3階建てのビル、「たまに前を通るけど、シャッター下りていることが多いし、とても販売してるようには見えないけど」「開いてることもありますから、その時に入って行って売ってもらえばいいですよ」注意して見ていると、翌日シャッター開いていた早速行って、よっこらしょ、とドア開けると、人気のない中は広々、高い天井のまでずらりとヘルメットが並んでいるいろんな形、色、子供用にはかわいいもようがついている 「ごめんください」と叫んだら、女の人が出てきて「はい、いらっしゃいませ」 「ヘルメットが欲しいのですが」 「はい、次に入荷しますのがこの種類で、来週中には入ると思います、それを過ぎましたら2か月先・・・」皆さん一度にヘルメット買いに走ってるらしい 「その種類(白、と黒、家の前通る自転車の人は皆この形かぶっています)いただきます、白がいいです」 「わかりました、では着きましたらお電話します、小売りは00円ですがウチからですと00円(大分安い)にさせていただきます」・・・やはり製造元だったで、待つこと1週間、やっと来ました それがこれ、スイッチ入れると後ろが赤く光ります説明書読んで、家の前通る学生さん達眺めて、装着キショットこれをかぶって往診玄関に置いていたら、自転車に詳しいももさんが見て、「これ、どこで買ったの?、いくら?じゃ大丈夫、これと同じ形で安いのがあるけど、安いの買ったらいけないよ、あれは違うものだから」と教えてくれました自分の知らない事を知っている人が近くにいてくれると有難い
2023.05.17
コメント(5)
吉祥天の美術の大先輩のラヴィさんは専門の染色の傍ら、園芸が好きで、庭にバラをたくさん作っています 「今バラが盛りだから、見に来てちょうだい、バラに囲まれて一緒にお茶飲みましょう、いつものユリさんと、吉祥天さんの園芸のお好きなご主人さん(ここではキショットと呼ばれています)もぜひご一緒に」とお誘いがあったので、昨日、三人でラヴィバラ園のお茶の会に行ってきました ラヴィさんのお家は吉野川河口近くの閑静な住宅街の中にあります 近づいたらこんなバラの咲き乱れるお家がありましたフェンスから顔を出しているのはゼラニウム 隣接する駐車場ではこんな一重咲きのバラがお出迎え 塀に沿って歩くとこんな絞り花も・・・「きれいね~」「こんなのもあるのねえ」 入り口で振り返ったところ 門の傍らには真っ白な花をつけたこんな木が「これ、なんの木?」「ピラカンサスよ、ほら秋に真っ赤な実がぎっしり生って・・・鳥がいっぱい食べに来るわあの真っ赤な実はこの真っ白な花が・・・感心して立ち止まってついでに写真撮った吉祥天 門を入るとこんなかわいい花がお出迎え・・・ラヴィさんどの花にも愛情たっぷり門の右側がラヴィバラ園 今日はお客様(ゆりさん、吉祥天、キショット)とお茶の会、というのでご主人が(ラヴィット、と呼びます)テントを張ってお茶会の会場をしつらえてくださいました因みにこのラヴィット、「草の一本も抜かないで、花をめでるだけ、でもテント張りや椅子テーブルの準備はしてくれます」ラヴィさん談 庭の奥はこんな感じ、 白いバラだけではちょっと寂しいからと下にはルピナスとピンクの花(名前忘れた)・・・さすが美大、色の配分も計算してあります 「やあいらっしゃい」と、めでるだけ、のご主人ラヴィット登場サンドウィッチとケーキと紅茶でティーパーティの始まり 黄色いバラのアーチ…空は五月晴れ これがアーチに作られたバラ・・・名前聞いたけど忘れました ピンクのバラ真紅のバラ・・・「絵にあるようなバラね」「これぞバラ」 「これは『バラの女王』って呼ばれているのよ」とラヴィいさん「なるほど」「何かわかる」バラに囲まれ、香りに包まれ、近くの海から吹いてくる5月の風に吹かれ、食べて、飲んで、しゃべって、ゴールデンウイークのゴールデンディ終了「また、新しいバラ増やしておくからね」・・・来年の楽しみがひとつ増えました・・・
2023.05.05
コメント(5)
今日は祝日「昭和の日」昭和天皇の誕生日でした吉祥天の個人的にとても好きな山菱電機社長さんの最も敬愛する昭和天皇の誕生日ですので今日書かせていただきました 今月の画はもちろん昭和天皇・・・社長さん作「昭和天皇の御心を心としてあらためて語り継ぎたい無私と慈愛の人明治 大正 昭和を生き抜かれた感動の生涯、と書き添えられてあります」社長さんの最も敬愛される方なのでしょうこの画は何年か前のカレンダーの表紙にも使われた記憶が・・・きっと会心の作なのでしょうさてその4月の美しい国 日本日本人として忘れてはならない日1日・・・大正14年 山菱電機個人創業・・・これは社長さんには忘れて はならない大切な日でしょう3日・・・神武天皇崩御-2600年前だそうで 604年十七条憲法制定、聖徳太子ですね、これなら私も知っています4日・・・大正4年、広島原爆ドーム竣工、って完成当時は別の名前だったはずですが・・・6日・・・昭和59年、長谷川一夫死去・・・戦前前後に一世を風靡した映画俳優・・・ファンだったのでしょうね10日・・・皇太子明仁、正田美智子結婚・・・今の上皇様ご夫妻です・・・社長さんには天皇陛下は昭和天皇おひとりなのでしょうね11日・・・高橋圭三アナ死去、この人は小さい頃かすかに覚えがあります テレビ放送初期のNHKの人気アナウンサーでした14日・・・高杉晋作死去・・・この人もファンらしい15日・・・黄門さん西村晃死去・・・水戸黄門のファンだったのでしょう水戸黄門役はいろいろの俳優さんがされていますがこの方が一番のお気に入りの様子18日・・・昭和18年、山本五十六長官戦死・・・急に第二次世界大戦24日・・・文久3年、徳川幕府が勝海舟に海軍総練所設置を命ず・・・近代日本の夜明け、ここから明治維新、日清、日露戦争、第一次世界大戦、第二次世界大戦・・・日付だけだと6日違い28日・・・昭和27年、主権回復の日・・ここまでに・どれだけの犠牲があったかそして、2001年(ここはなぜか西暦)池田高校蔦文也監督死去・・・急にまたローカルな・・・とはいえ、徳島県人には忘れられない超有名人これはよく覚えています、池田高校の試合があると応援バスは瞬時に満席、試合が始まると国道はがらがら、真昼に商店街も無人、マーケットではBGMがわりにラジオ放送を流し、結婚式でも途中で「池田高校00選手がホームラン」なんて試合経過報告、招待客も新郎新婦もパチパチと拍手、なんていう光景がみられたそうです・・・社長さんも社長室でテレビにかじりついていたのかしら29日・・・これは昭和天皇誕生日、この日記で最も大切な日なのですね 個人的なカレンダー、私が作るとしたら・・・って考えるのも楽しい
2023.04.29
コメント(6)
時々お話ししましたが、吉祥天は超初級のフランス語講座を受講しています先生のムッシューバンジャミは、皆の会話力を高めるために、授業の最初に「キョウノオヒルニハナニヲタベマシタカ?、フランスゴデコタエテクダサイ」という質問を、全員(といっても7人ですが)にしましたすると、答えはうどん、蕎麦、ラーメン、お好み焼き、など、海外でも知られて、フランス語訳しなくても通じるものばかりそれが3週間続きました そして、3月で1クールの授業が終わり、4月からまた新学期が始まりました「また最初は、オヒルゴハンナンデスカ?かな」「私今日も蕎麦」「私はお好み焼き」「私ラーメン」「皆、全然変わらないね」「ちょっと変わったもの食べたいけど、お昼なんてこんなものよね」「答えが簡単でいいね」と話し合う生徒達さて、最初の授業が始まると「アサゴハン、ナニタベマシタカ、フランスゴデコタエテクダサイ」お、朝ご飯で来ましたか・・・食品、料理なら慌てることはない・・・余裕の吉祥天最初はゆりさん「ブール サ パン エ ウフ アヴェック ティーオレ」とフランス語でよどみなく・・・これはパンにバター、それに卵をミルク紅茶で・・・の意味ヤマさんは「パンにジャム、果物、カフェで」これも軽くヒガシさんは「朝食、食べませんでした」これも簡単な文章「デハマダムキッショウテン」助かった~食べもの食材ならば得意な、というよりそれしか知らない吉祥天「クロックムッシュ エ プティクロワッサン アベック ティーオレ」クロックムッシュはフランスパンにハムとチーズを挟んで、焼いてホワイトソースをかけたもの・・・駅前にできたパン屋で時々買いますクロワッサンはこれも駅前のドンクで買います・・・食べ物はすぐに覚える吉祥天「ハイ、ヨクデキマシタ・・・ミンナパンナノ?」…日本のご飯やお味噌汁をフランス語でどう表現するか試したかったんじゃないかな・・・「は~い、朝は皆こんなのです」声をそろえる生徒達・・・どうも怪しいこれだったら、簡単に答えられるから・・・超初級の吉祥天もつっかえずにしゃべれますこの日はこれで次の課題に移るも来週は何を聞かれるか不安な吉祥天でした
2023.04.25
コメント(5)
4月8日朝五時半起床7時15分発の大阪行きでユリさんと舞子まで・・・京都直行は始発から満席、一日早かったセツコさんだけが取れた舞子で降りて京阪電車で京都へ車内は若い新入社員らしき人が一杯・・・初出勤から何日目かな2駅目で大勢降りて座れました窓の外見ながら「これにして正解だったんじゃない?」窓の外、桜が一杯、線路に沿って桜並木、学校や公園、個人のお家の桜も川べりにも桜満開「きれい~」「桜向こう側も桜~」と桜の中を走り抜けて京都駅到着京都駅・・・たいへんなという上にもたいへんな人出「タクシーあるかしら」「京都だからいっぱいあると思うけど・・・人もいっぱいだから・・・」タクシー乗り場目指して走る二人・・・ずらっと並んで50人ほどの行列の最後尾に着く そこでバスでそろそろついたかと思えるセツコさんにラインで「今着きました、タクシー乗り場にいます」 すぐ返信「私もついた、今行きます」後7人というところで駆け込んできて一緒に乗れました「フランス領事館までお願いします」 領事館は京都大学正門前、ここの桜も満開塀は透明で解放感あり、桜の花びらが散っています 桜の下では八重の椿も満開 ピンクは桜、緑は若楓 桜と紅葉を植えるなんて日本をよく知ってるな~集まった人達、西日本はすべてフランス領事館の総領事氏の管轄だそうで、四国、中国、関西地方の各日仏協会から理事長さんらが集合まず最初に領事館内の案内 入ったところには藤田嗣治の絵・・・この領事館に贈られたのだとか「すごい、100号はある」「非常持ち出しですね」 屋上からお向かいの京都大学の時計台が見えます向こうの山は吉田山 そして「桜を見る会」開幕 総領事氏、日本語がとても巧みで(奥様は日本人)集まった人達の県全てを訪問しており、各県ごとに思い出を語ってくれました それからシャンパンで乾杯してチーズやワイン、フランスパンにパテなどで歓談・・・「お宅の県では活動は如何ですか?」と名刺と情報の交換「すみません、私のところは理事長が来られなくて代わりに平理事が三人来てます」と挨拶しつつ人の間を歩く 雲一つない晴天、上がって行く気温、照り付ける春というより初夏に近い太陽 そこにシャンパンとワインでふらふらの3人パーティ終了の後は ここは領事館が経営するカフェ、一般の人達にも開放していて、ご近所の人たちが桜を見たり、お茶を飲んだり、お昼を食べに来ます ここでアイスティー入れてもらって、ケーキ食べて・・・さすがフランス大使館、美味しかった・・・やっと人心地「帰りのバスに乗らなくちゃ・・・」「タクシーなんて拾えないよ、この様子じゃ」「大学の正門前にバス停があるからバスに乗った方が早いでしょう」 正門前のバス停、さすが京都、至れり尽くせりの案内板、 京都駅行きが到着、いっぱいの人90%が観光客、後学生なにしろ京都、バス停ごとに名所旧跡名刹、ずらっと大行列満員の乗客乗せてよちよちと進むバスどっと降りて、どおっと乗って・・・なんとか三人とも座れましたが、駅まで45分かかりました おかげでバスから通りをゆっくり眺めることができました気が付いたこと・・・外国人観光客の人達の圧倒的な多さ レンタル着物着ている人達の多いこと、その店も至る所にあって、着物だけでなく髪スタイル、髪飾り、化粧、小物、持ってきた荷物の預かりまで面倒見てくれるらしい以前は若い女の子たちが着物着てかんざしさして和装のバックや巾着提げて、きゃっきゃつとはしゃぎながら歩いていたのですが、最近は男の子も大勢・・・着流しの着物にぞろりとした長羽織着て、白足袋履いて、雪駄も履いて・・・履けない人はスニーカーもあり、落語に出てくる若旦那みたいな人が群れを成して歩いている・・・日本人の男の子も大勢混じっている様子ようやく京都駅に到着、「晩御飯」「今の時間なら(午後4時前)人も少ないかもしれない」伊勢丹の11階の寿司屋・・・待ってるのは3人、よかった、10分足らずでで入れた その日初めての落ち着いて食べるご飯、やっとまともに食べられた、デザートも食べた、お茶も飲んだ、で、店出たら「うぎゃ~」「40人は並んでる」「すみません、長居して」帰りのバスは3人並んで座れました途中でうつらうつらしてたら神戸・・・明石の橋が見えるセツコさんは途中の松茂で降車「おつかれさま、またね」「今度は遊びだけで行こうね」「また行こうね」 桜が終わってからまた3人行くつもりです
2023.04.06
コメント(6)
月曜日、昼下がり、家の前の眉山を眺めて「ああ、桜が咲き始めた」などと長閑な春の気分を楽しんでいると突然電話が鳴った「春を楽しんでいるのに、誰だ」と出てみると「吉祥天さん、お休み中にごめんね」声はアリアンスフランセーズの理事長エイコさん「あのね、京都にフランスの領事館があって総領事さんがいるの知ってるでしょう?」・・・はい知ってます、何年か前に表敬訪問に行きました、昨年赴任された新総領事さんも来徳されました「この季節にね、総領事さん、いつも桜を見るレセプションを開催するのよ、西日本のアリアンスフランセーズ、日仏協会から参加するの、今年も理事長と副理事長が出席予定だったけど、急に行けなくなって・・・だから代わりに行ってくれない?」と一息で言いました「はあ?私が?」「あなた理事じゃない、ひとりでとは言わない、招待状は3枚あるから、ユリさんとセツコさんもいっしょに行ってくれないかな・・・セツコさんは今電話したら行く、ってユリさんにも聞いてみて、」 セツコさん、ユリさん、吉祥天・・・何かというといっしょに組んでるし・・・で、電話してみると、3秒考えて「うん、行きますか」 この時、頭の中にあったのは、京都の桜、都の花、京都の桜は特別、・・・他県だったら「00桜」なんて特別の名前がついて、周りを囲って、ライトアップなんかして、咲いたらどっと人が押し寄せて写真撮って、和歌読んで、俳句もひねって・・・というくらいのスター級の桜がそのあたりにずらっと並んで普通の桜です、って顔して咲いている・・・ 三人で参加することにして、それからが大変なにしろ日本一の桜の季節、日本中から、コロナも収束し始めた今は世界中から人が怒涛のように押し寄せる 高速バスに片端から電話して「土曜日、京都まで」と問い合わせる果たして・・・ 朝の一番から「満席でございます」それならば・・・途中の舞子まで乗って、そこから京都まで電車に乗るというのは・・・ありました、「それください、そこから先は京阪電車に乗ります」 帰りは京都発18時・・・21時徳島着・・・「後5席残っております」「それください」・・・これで行き帰り足は確保・・・きっと街は超満員だから夕食は無理だろう、帰りは駅かコンビニで何か買って車内で食べようともあれ、これで花の季節に京都に行ける都の桜に会ってきます写真が撮れたらアップします
2023.03.30
コメント(6)
ブログで時々お話ししましたが、吉祥天はフランス語の超初級講座に通っていますといっても、超初級は吉祥天一人で、後は仏文科卒だの、元海外旅行専門の添乗員とかで、年齢も高め、皆に助けられ、ワイワイと楽しみながら週一度、90分の授業を楽しんでいます 先生はムッシューバンジャミ、31歳 この先生は授業の最初に「今日、オ昼ニナニ食べマシタカ?フランス語デ答エテクダサイ」と聞きます すると生徒の答えは「うどん」「蕎麦」「お好み焼き」「焼きそば」「チジミ」「おにぎり」「寿司」など外国でも知られたものばかり「コレ、皆、ソノママフランスデ通ジルヨ、フランス語ノ説明イラナイネ」う~んと考え込むバンジャミ先生すると、元海外旅行専門の添乗員のヒガシさんが「先生はお昼何でしたか?」「ボクハ、パスタだよ」「自分で作るのですか?」「モチロン・・・ア」と何かを思い出した様子で、教室の隅の自分の机に駆け寄り、机の上の袋の中から大きな銀色に輝く機械のようなものを抱え出し「ホラ、コンナノ買ッタンダヨ」一斉に乗り出す生徒達あ、あれは・・・パスタ製造機・・・友達のサエコさんの店「プロの厨房用品専門店、創業大正4年」で見たことがある「パスタ製造機」と思わずつぶやくと「ソウ、コレデパスタツクルンダヨ」「パスタから作るのか」「あんな機械があるのか」「ソースを自分で作るのか、って聞いたつもりだったんだけど」「粉からこねてるんだ」・・・すごい・・・茫然とする生徒達先生、機械を教卓の上に設置し、「ココヲコウヤッテ、コッチヲコウヤッテ、ココデ太サヲ調整スルンダヨ、粉ハ00デ、コンナフウニマトメテ、コネテ・・・」途中で「讃岐ウドンハドウヤルノ?」「蕎麦ハ?」生徒達も知っていることを答え・・・フランス語のメニュー読みたさに参加している吉祥天にはわかりやすく、有難いひとときこの後はいつものフランス語の授業に戻りフランス語講座、この日でワンクール終了して只今2週間のバカンス新しい学期は4月から「オ昼ニナニヲ食ベマシタカ」は新学期もあるのかしら
2023.03.24
コメント(5)
先月に紹介しました超私的カレンダー、山菱電機のカレンダーの3月を紹介します 美しい日本、皇紀2683年、3月の画面を飾るのはこの人新しい日本の夜明けの立役者西郷隆盛画も社長作・・・ファンなのですね そしてこれがカレンダーの部分先ず1日は「満州国創立」の日だそうで、歴史として知っていても、本当に行ったことのある人、現代にどのくらい居るのかしら3日は大正10年皇太子、欧州訪問に出発、だそうで、この皇太子は即位前の昭和天皇のこと・・・この社長さんには天皇は昭和天皇おひとり、らしいそして6日は昭和50年、石坂泰三氏死去・・・この方は私も名前だけ知っています、社長さんには尊敬する忘れられない人なのでしょうそして10日、昭和50年に東京-博多間新幹線開通して11日は平成23年、あの東北大震災・・・国民誰もが忘れられない日12日には江戸末期、上杉鷹山死去・・・尊敬している人なのでしょうね13日慶應4年に勝と西郷会談14日同じく慶應4年に五箇条の御誓文・・・ここはきっちりつながります、尊敬する西郷さんの働きですから、書かずにはおられないそしていきなり平成13年3月17日・・・新珠三千代死去・・・子供の頃よくテレビで見た美しい女優さん・・・ファンだったのですね、忘れられないのでしょうそして文久2年、24日には坂本龍馬土佐を脱藩・・・この人も大切な人、大ファン、どんな動きも逃しません 28日、明治9年帯刀禁止令、29日、大正14年の普通選挙法成立・・・近代日本の歩み、忘れてはいけないことなのですね そしていきなり昭和60年30日、笠置シズ子死去・・・終戦後すぐに人気のあった歌手、名前は知っているけど現役時代は知らない・・・ファンだったらしい 31日には片岡千恵蔵死去・・・この方は時代劇のドラマで見たことがある・・・ファンだったのでしょうねこうして見てゆくと、一度もお会いしたことはないけど、この社長さんの来し方や信条、好みなんかが想像されて、なんとなく楽しいこんなカレンダー作っている人、他にはいないのかしら
2023.03.05
コメント(7)
吉祥天は池波正太郎が好きで本も揃えていますこの人の作品は内容、話の運びはもちろん、食べ物の描写が上手いこの人の小説を読むと、特に無性に蕎麦型が食べたくなる 遠い昔、この人の作品の中で「三つ葉と貝柱のかき揚げ蕎麦」を知ったときには、ただもうひたすらにこれが食べたく、しかしこちらでは貝柱、関東で言う小柱が出回っておらず、ひたすら「貝柱と三つ葉のかき揚げ」にあこがれる吉祥天その吉祥天が東京に行ったとき、当時は横浜に住んでいた畏友キヨハラさんと会い、この話をすると、「そうですよ、私もパリで夜、池波さん読んで、口中唾が溜まって、眠れぬ夜を何回過ごしたことか・・・」と頷き「あ、じゃあ今日はあそこに行きましょう、老舗の蕎麦屋、江戸の頃からあるって、私もよく行きます」 と、如何にも池波正太郎、という雰囲気の蕎麦屋に連れて行ってくれました・・・場所は忘れたけど「翁」という名前がついていたという記憶があります ここで感涙にむせびながら小柱のかき揚げの乗ったそばを食べ それからはかき揚げに精進する吉祥天時が移り、こちらでもホタテの貝柱が普通に出回るようになり、天ぷらといえばホタテの貝柱と三つ葉のかき揚げが定番、しかし、なかなか大きさが揃わずもう少し厚みも欲しい、などと考えているとテレビで人気駅そばの特集をやっており、大きさの揃った厚みのあるかき揚げがずらり・・・お~っと見ていると、金属の底のない丸い筒のようなものに種を流し込んで揚げている・・・これこれ、これがあれば大きさの揃った厚みのあるかき揚げができるこれはどこに・・・こういう時は「プロの厨房道具専門店」の看板をあげているサエコさんの店駆けこんで「テレビで見たんだけど、かき揚げ揚げる型で、こんなこんなのある?」「あるよ・・・4つ一度に揚げるのと、2つ揚げるのがあるけど、どっち?」「蕎麦屋始めるんじゃないから、うちで使うだけだから、ひとつのでいいの」「はいはい、ひとつのね」と分厚いカタログをめくって「あ、これだ、取り寄せだから2,3日かかるけどいい?」3日目にこれが届きました これがそれ 底はありません、このリングを油に浮かべて、中に種を流し込みますプロの厨房道具って偉い、楽しい、うれしい良い貝柱が入ったら使い初めします
2023.02.25
コメント(5)
吉祥天は週に一度、超初級のフランス語講座に通っています 先生は、ムッシューバンジャミ32歳 この講座では、最初に「今日の天候について話す」という課題があります 以前にもお話しましたが、吉祥天以外のクラスメートは皆、仏文科卒とか、元海外旅行の添乗員とか、元国際郵便局勤務とか、で知っているのは料理やお菓子の名前だけ、という吉祥天とはひどい格差・・・それでも優しいクラスメートに助けられて続いていますこの講座では最初に「今日の天気について述べなさい」というのがあり「晴れて気持ちがいい」とか「寒いです」とかフランス語で話しますが、これだと同じような答えになるので「来週ハ、オ昼ニ何ヲ食ベタカ、話シテクダサイ」わわわ急に難しくなった・・・でもお昼に何食べるかは自分で考えられるその日の予定は「きつねうどん」うどんは・・・最近は日本食も国際的になって、寿司屋も蕎麦屋も進出してるから多分通じると思うけど・・・きつねうどんねぇ・・・ 辞書で調べたらきつねはrenard,っていうらしいけど・・・これだとキツネの肉が入ってると思われる・・・それでフランス料理風に、「うどん、油揚げの甘煮添え」とでもということでudon avec tofu-furit du doux-bouilli と書いてみましたtohu-furitは油揚げのこと、doux-bouilliは甘煮、ネギとかまぼこは無視書いてみるとなんだか高級料理めいてる・・・うどんが出世して料亭料理になったよう・・・いよいよ授業開始 つっかえながらの発音をすらすらと板書したバンジャミ先生「オウオウ」と頷いて「tohu-furitハ、アブラアゲネ、doux-bouilliハ?]「甘煮、砂糖で甘く煮ています」・・・緊張しつつ吉祥天「ア、キツネウドンネ、ワカリマシタ・・・マダム吉祥天、ラーメン程ジャナイケド、ウドンモ有名ニナッタカラネ、フランスデモウドン通ジルヨ、ハイ、ヨクデキマシタ」で、無事終了他の方達はお好焼き、蕎麦、焼きそばなど・・・どれもそのままフランスで通じるとか・・・日本の庶民の食べ物が国際的になるってうれしい・・・の半面フランス語で訳したキツネウドン、がなんだか高級料理になったみたいで、うれしい吉祥天でした
2023.02.18
コメント(7)
全1515件 (1515件中 1-50件目)