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2009.05.23
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カテゴリ: 事件簿
 時として思わぬ事が身近で起きる。
 田舎でも大きな社会性のある事件が起きる。
 そんな事件があったなど知らなかった。
 そんな事件があったかと驚く事件が、
 熊野市の痴漢事件である。


 事件は2007年5月に熊野市の路上で起きた。女子高生の背後から抱きついて痴漢事件だ。県迷惑防止条例違反で逮捕起訴されたのは、23歳のアルバイト男性であった。簡易裁判所は罰金30万円の有罪判決だ。無罪を主張する男性は控訴した。その高裁判決が19日にあった。被告の自白調書の信用性に合理的疑いが残る」として、一審の判決を破棄し、無罪判決だ。


 この事件の面白さは、痴漢事件であるにもかかわらず、逮捕され起訴された男性は「アリバイを主張」したことだ。と言うことは、現行犯逮捕ではなかった。叉、「被害女性は被告の顔を見ていない」と弁護に側が主張する。痴漢事件としては、お粗末過ぎる起訴であるし、判決であったと誰でも思いそうだ。


 映画「それでも僕はやっていない」は、痴漢の濡れ衣を着せられた若者の戦いを描いて大ヒットした。叉、記憶に新しい注目の痴漢裁判は、防衛医科大学教授の最高裁での逆転無罪判決であった。映画となって大ヒットする程の社会的意義や、最高裁での痴漢裁判逆転無罪などの歴史的な意義の裁判と同じくらい、重要な意味のある裁判のような気もする。地方都市の痴漢事件は、都会の事件や裁判とは違うかもしれない。

 最高裁逆転無罪の事件は、電車内で女子高生への痴漢を疑われて逮捕された大学教授の執念の戦いであった。強制わいせつ罪で起訴され、地裁、高裁で、有罪になったのだ。そして、痴漢事件が最高裁まで争われた。最高裁第3小法廷での判決は逆転無罪だった。最高裁の指摘を拾い見ると、


 「被害者の供述は不自然で信用性に疑いがある」
 「満員電車内の痴漢事件について被告人が強制わいせつ行為を行ったと断定することに合理的な疑いが残る」等など、

 なるほどと思う事が色々ある。


 教授の事件は、

 平成18年4月18日朝起きた。小田急線成城学園前駅から下北沢駅間の電車内、女子高生の下着に手を入れたと逮捕され起訴された。


 電車内での事件とは趣が違うが、地方都市の路上で起きた痴漢事件も、逆転無罪と言う意味では、大きな意味がある。


 今までは、痴漢事件の犠牲者は一方的に女性であった。しかし、男性も痴漢事件の被害者になりつつある。離間事件は立証が難しく泣き寝入りが多かったが、最近は捜査技術の進歩で、立証の可能が大きくなった。それに、携帯電話の写真機能が役立っているようで、事件になる事件は多くなっていると言う。


 そんな事は兎も角として、身近に起きた事件の逆転判決は、身近で親しいはずの警察への不信感も抱かせる。田舎では警察への絶対的信頼があるのだ。









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最終更新日  2009.05.23 10:26:24
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