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何をやってもいい代わりに、全てを私一人に任されている。歌の教室を目指すのか、一緒にサークルとして活動するのか、あと、1ヶ月の間に準備を整える。初めてのたった一人の歌の生徒となるお嬢さんとその母親は、きっと不安を抱えて来るだろう。指導する人はどんな人だろう。楽しく続くような内容だろうか、と。初日は絶対にこの親子の心を掴まなくてはならない。一組の親子と私だけでは、煮詰まってしまう日が遠からず来る。それを回避するためにも新たなメンバーを呼び込みたい。だが、そのためには最初の一人が楽しくなければならない。
6月の声を聞くと、男性2名、女性2名が集まるという連絡が入った。朝倉親子と私だけではないのだ。最初から仲間がいるといないでは、雰囲気が全く違ってくる。よかった。その代わり、選曲が大きな問題となった。男性も女性も楽しめる歌・・・う~ん。何の歌でもいい・・というわけにはいかないだろう。私にだって好き嫌いはある。それにしても、彼らはいつもどんな曲を聴いているのだろう?
持っているCDを片っ端からかける日が続いた。なかなか これは!と思える曲がない。とりあえず、4曲をチョイス。さねよしいさこの「マルコじいさん」、たま「ロシアのパン」、りんけんばんどの「チェリン」、THE BOOMの「風になりたい」。これらを聴いてもらって反応を見よう。何の歌が歌いたいか聞くのもいいかもしれない。それからオリジナルを作るという手もある。
あとは、オープニングで身体を動かす曲。これは、平松愛理の「マイ・セレナーデ」を選んだ。これは、文句なしに受け入れられる自信があった。発声練習の方法やメニュー。なれるまではなるべく同じ内容を繰り返すようにしたい。そして、その日のテーマ。少しずつスキルアップするために、同じメニューでテーマを変えて練習に臨みたい。わかりやすいキーワードをまだ見ぬ彼らを想像して探っていく。楽しいような苦しいような作業だ。しかし、しかし・・・初日に一番大切なのは、「また来たい!」と思ってもらえるかどうかだ。
「一度走り出したら絶対に後ろは見ない。目の前にある、やらなければならないことを一つずつ解決していくだけ。それが多ければ多いほど、落ち着いて行け。平常心を保て」と自分に言い聞かせる。そして記録が大切。私の心、メモ、活動の様子、思ったことを全部拾って残していこう。記録が財産となる日がきっと来るに違いない。
静岡地区 出版記念パーティー のお知らせ 2006年06月22日 コメント(4)
販売予約について 2006年06月18日