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今日の国語科研究授業の後の職員研修。「協働」という言葉が示されました。僕がなじみのあるのは「協同」のほうです。だから、「あれ?」と思いました。「協同」を使うほうがいいんじゃないか、と思いました。ところが、新学習指導要領では、それまでの「協同」をわざわざ「協働」に変えたのだそうです。僕は、「協働」の方がレベルが高そうな印象を受けます。僕の中では、 レベル1 共同(単に「いっしょに」という意味っぽい) レベル2 協同(「協力する」という意味が強まった) レベル3 協働(「協力して働く」という意味になった!)です。ただ、実際にはそこまで違いを考えずに使われている場合も多いようです。この3つ、英語になると、それぞれ違う英語が当てはめられます。英語に直すと、違いが分かりやすいかもしれません。ちなみに、さっきのレベル1からレベル3をGoogle翻訳で訳してみると、こんな感じになります。====================Level 1 joint (simply means "together")Level 2 cooperation (the meaning of "cooperating" has become stronger)Level 3 collaboration (meaning "work in cooperation") (Google翻訳を使用)====================僕の中では、協同と言えば、コープさんです。(生活協同組合)「ひとりはみんなのために みんなはひとりのために」です。美しいイメージが、僕の中ではくっついています。「協働」の英訳は「コラボ」。やっぱり英語のほうがイメージしやすいなあ。各々がしっかりチカラをもっていないと、コラボまではいけない気がします。「コラボレーション!」とか大々的に言うには、それなりの実力が必要っぽいです。(あくまでも、イメージです。)今回の記事のレベル付けは、僕の勝手な主観です。あしからずご了承ください。それにしても日本語は同音異義語が多くて、ややこしい。今回は特に同音類義語なので、とんでもなくややこしい。学術的な考察をちゃんと読んでおきたい人は、以下の論文も読んでおきましょう。↓▼協働的な学習に関する類型論の到達点と課題 --協同学習・協働学習に基づく実践の焦点化と評価のために-- (福嶋 祐貴、京都大学大学院教育学研究科紀要 第64号 2018より)上の論文では「協同学習」と「協働学習」の違いがかなり明確に書いてあって、興味深いです。僕が大きな違いだと思ったのは、最初の方に示されている、協同学習 = 教師の介入が多い 、扱う問題に「正解」がある協働学習 = 教師の介入はまれ 、正解をめったに絶対視しないというところです。(ブラッフェによる区分)文科省が「協同」を「協働」と言い換えたということは、正解主義からの脱却を明確にしたと感じます。文字が1つ違うだけで、いろいろと勉強になるものです。なお、この記事を書くにあたり、以下のサイトも参考にさせていただきました。こちらはコラムのような内容で、短くて、さくっと読めます。▼教育出版教育研究所「教育の風」№927「協同と協働」
2021.06.30
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そろそろ夏休みの研修の内容や日程が決まってくる頃ですね。オンライン研修や、オンラインとオフラインのハイブリッド研修も、候補に挙がっていると思います。TeamsやGoogle Meetでのオンライン研修も増えてきましたが、ZOOMを使う場合も、まだまだ多いですね。ZOOMは7/31までなら、教育機関でとったアカウントで本来なら有料である多人数の同時ビデオ通信が、無料でできます。教育機関のアカウントかどうかは、取得時のメルアドで判断されるようです。メールアドレスの末尾が、ac.jp や ed.jp ならOk!7/31までなら、夏休みの最初の研修会での利用も、できますね。双方向ビデオ通信、複数で使えば、オンラインビデオ会議。これをおこなう選択肢が、いろいろ選べるようになりました。「選べる」というのは、ありがたいことです。用途に一番合ったものを、選びたいところです。↓僕が今感じている大手3社の違いは、こんな感じです!ZOOM:手軽で、安定した通信。ネットワークへの負荷も軽め?3人以上は40分の時間制限。(教育機関は7/31までは時間制限なし。)PCならアプリのインストールなしで利用可能。ブレイクアウトルーム機能あり(参加者を分けての少人数グループ討議ができる)。<参考になるサイト>▼いまさら聞けないZoom(ズーム)とは? 画像付きマニュアルで徹底解説 (Teachme Biz 様)<参考になりそうな本>『ウェビナー&オンラインイベントもミーティングもオンライン授業も! Zoom 1歩先のツボ 77』 [ 木村博史 ]Teams:同組織内のビデオ通信なら、かなり使い勝手が良い。(Teamsアプリ上で開始・終了ができ、途中からの参加も容易。)もともとの名前はSkype(スカイプ)。主催者はMicrosoftアカウントが必要。<参考になりそうな本>『できるMicrosoft Teams for Education すぐに始めるオンライン授業』(清水理史・できるシリーズ編集部)Google Meet:無料で複数人数の同時ビデオ通信が行える。主催者はGアカウント(Googleアカウント)が必要。6/30までは無料で時間制限なしだが、以降は60分の時間制限あり。<参考になりそうな本>『ゼロからはじめるGoogle Meet基本&便利技』僕は1ヶ月ほど前にGoogle Meetでオンラインで研修会に参加したのですが、そのときは60分制限がかかってなかったのに、7月からは制限がかかるみたいです。おっと・・・。そうなると、8月にオンライン研修会を主催するなら、Teamsが一番よさそうではありますが・・・。もしお気づきの点や、間違いがありましたら、ぜひお知らせください。(^^;)▼【休校期間お役立ち情報】その11 ZOOMの研修会はお手軽でお得ですごすぎる (2020/05/06の日記)▼【休校期間お役立ち情報】その12 子どもだけで家でZOOMを利用するための事前準備 (2020/05/13の日記)▼【休校期間お役立ち情報】その16 学校で使うMicrosoft Teams(教師間やクラスの子と、つながるツール) (2020/08/01の日記)
2021.06.29
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電子黒板が教室に1台あれば、教師が事前にパワポで教材を作って見せるのが、大変効果的です。特に、資料の読み取りの頻度が多い「社会科」では効果を発揮!教科書や資料集の中の一部分だけを拡大してみせることで、情報の焦点化ができます。「今はこれを見ます。」「今はこれを考えます。」というのが明確化されます。発達障害の子どもたちを含む、いろいろな子どもたちの目線を集め、集団での授業をスムーズに成立させるのに、大変有効です。そんなことを日頃から思っておりましたが、昨日Facebookで友達登録をさせていただいた「たのけん」先生が、この道の先駆者としてご自身の作られたパワポスライドを広く一般に公開されています。ダウンロードして使うことができるため、小学校5・6年の担任や教科担当にとって、とても助かるのではないでしょうか。ネット上ではほかにも授業のために作られたコンテンツを一般公開されている方がいらっしゃいます。毎日の教材研究が間に合わない多忙な先生たちだからこそ、こういった他の方が作られたスライドも活用して、子どもに分かりやすい授業を手早く準備できるといいですね。 ▼たのけん先生のホームページhttp://shakainomado.blog.jp/たとえば、次のようなものを公開されています!↓別タブで開きますので、気になったものがあればクリックしてみてください。たのけん先生は、ICTを使った働き方改革にも先進的に取り組んでいらっしゃいます。僕も同じことを考えている人間ですが、実際にどんどん取り組まれているたのけん先生は、すごい!たのけん先生が、インタビューに答えられたときのネット記事もあります。↓こちら!▼働き方改革と向き合うことで「幸せ」を見つけ直す。 (東京学芸大こども未来研究所「POWER FOR TEACHERS」内記事、 2021/1/8)(関連する過去記事)▼パワーポイントでの教材作成のヒントになるサイト3選 (2021/05/06の日記)▼GIGAスクール児童生徒端末を活かす「ミライシード」 (2021/05/01の日記)▼パワーポイントの「発表者ツール」:手元のPC画面と投影した画面が違う! (2015/04/18の日記)
2021.06.28
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一昨日から、「明るい考え方で 仕事をしよう」みたいな話を書いています。その流れで、本日は以下の本から、「逆境」の捉え方を引用します。『斎藤一人 商人道』【電子書籍】[ 尾形幸弘 ]この本は現在絶版になっているようです。電子書籍または古本で買いましょう。たとえば、次のようなことが、書かれていました。=======================・逆境というのは、上にいる、絶対なる人が 自分を試そうとしているんだ (略)その手は食いませんよ」って。 それで、「こういう答えを出しますけど、神さま、どうでしょう」って、 対話するんだよ。 (p124)・逆境を利用して上に伸びるんだよ。 (p126)=======================対話するというのは人と人とが対話することだと思っていましたが、斎藤一人さんは、逆境で神さまと対話すると言われています。これは、深い!人は孤独な時でも神さまと対話することはできます。神さまと対話し、神さまと勝負をし、神さまと、勝負の反省をする。「そうきましたか」「では、こうです」僕は、将棋が好きなのですが、将棋のように、盤をはさんで向かい合い、互いの考えをぶつけあう。人生をゲームのようにして楽しむとは、まさに、このようなことを言うのではないかと思います。心の中に対話相手を持っている人は、孤独でも、さびしくないですね。一人でも頑張り続けるって、こういうチカラが働いているからなのかもしれません。=======================・世の中にたいへんじゃないものって、ないの。・そんなの、涼しい顔してやんなきゃいけないの。 (p142)=======================「たいへんだ」と嘆くより、涼しい顔で受け止めよう。僕の大好きな三国志の諸葛孔明は、絶体絶命のピンチでも、涼しい顔で「ふふふ」と笑っていました。(僕の脳内映像より)大変と捉えるか、大変革のチャンスと捉えるか。できれば、余裕をもって、涼しい顔で、受けて立ちたいものです。気持ちだけでも、大軍師に、倣おう。 ▼斎藤一人『明るい未来の作り方』 (2021/06/25の日記)▼「幸せがイメージできる話をいっぱいせなあかん。」~中村文昭『何のために』 (2021/06/26の日記)▼「自分をまっすぐな柱だと意識してみましょう」 ~伊勢白山道『自分の心を守りましょう』 (2021/03/06の日記)▼中谷彰宏『なぜあの人は逆境に強いのか』3~きちんと仕切っていける強さをもって、一緒に苦労する。 (2011/09/18の日記)
2021.06.27
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中村文昭さんの『何のために』を読み終わりました。しっかりした装丁で、中身がギッシリ詰まっていました。文昭さんの行動履歴、感受履歴から、自分自身の「何のために」を再考しました。生き方を改めて考えるために、おすすめします。『何のために』(中村文昭、サンマーク出版、2014、1500円)中村文昭さんは、いろんな仕事をされてきました。その一つ一つの仕事の経験談が、大変貴重な体験談になっています。そこからの気づきを分けてもらえる。大変、ありがたいことです。たとえば、不動産業者で働いていたときの気づきとして、次のようなことが、書かれていました。=======================・「俺は家を売るんやない。 未来の安心感を売るほうがええんや。 幸せがイメージできる話をいっぱいせなあかん。」 (p80)・「お客さんは、未来の幸せや安心感を買えるという気持ちになれたとき、 決断する」 (p81)=======================家を売る仕事だけじゃなく、すべての仕事に通じることだと思います。すべての仕事に通じるヒントを、いろんな仕事から、得ることができる。自分が経験できる仕事は、世の中にある仕事のほんのわずかです。だからこそ、実際にその仕事をやっていなくても、経験した人の話に耳を傾ける。たくさんの仕事から得られる気づきを、人から教わる。それが、人生を豊かにすることに、つながると思います。有名な寓話で、レンガを積む人の話があります。ただ単に言われたからレンガを積んでいる人と、これが教会になり、みんなを幸せにすることになると思ってレンガを積んでいる人。同じ仕事をするにしても、そこに幸せな未来を思い描いて、そのために仕事をしている人は、自分も、他人も、幸せにすることができる人です。昨日の日記の話にも通じることですが、未来の安心感をイメージして、それを他人にも伝えていくことって、めっちゃ大事やな、と思いました。 ▼斎藤一人『明るい未来の作り方』 (昨日の日記)▼中村文昭流「こどものやる気を引き出し、その気にさせる!」 (2021/04/18の日記)▼中村文昭さん講演~みるみる元気がわいてくる!(^0^) (2009/10/05の日記)
2021.06.26
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今日は、うまくいかないことがあって、どっと疲れました。うまくやれない自分に、ストレスをためています。コロナ禍の中、ストレスの発散もなかなかしにくい状況下。こういうときこそ、本から指針を得たいと思います。気持ちがふさいでいるときには、斎藤一人さんの本が、考え方の指針になります。コロナ禍における考え方が書かれた、下の本が、おすすめです。『斎藤一人 明るい未来の作り方』(斎藤一人、ぴあ、2021/2、本体1800円、CD2枚つき)もとになったのは以前の一人さん語録の一人さんご自身の解説ですが、明るく考える一人さんの持論が、分かりやすく整理されています。Q&A形式になっていて、読みやすいです。=======================『斎藤一人 明るい未来の作り方』 ・困ったことが起きたら、「面白いことが起きた」と考えてみる。 そして、「これから先は明るくなる」という思いを持っていく。 これこそが、「明るい未来」を作ることなんです。 (p31) タイトルになった「明るい未来の作り方」。 その方法が、こんな風にシンプルに述べられています。 植松努さんが「思うは招く」と言われていましたが、 まさに、未来は、自分の思いが招き寄せるものですよね。 しんどいことに気持ちが負けて、「しんどい」となるか、 「これからが楽しみ」となるか。 気持ちだけのことと言えば、そうですが、 大きな違いです。 ・必ず世の中、よくなる、先はよくなると思うことだね。 つまり、「一寸先は光」と思うこと。 (p45) 「一寸先は光」という言い方が、いかにも一人さんらしくて、おもしろい! 希望が見えてくる言い方ですね。 こんなふうに、印象的な言葉で、言葉を言うこと自体を楽しくするのが、 肩ひじ張らずにプラスの言葉を言っていくコツかもしれません。 ・まずは、自分が明るくすることだよ。 家族の中がどんなに暗くても、自分だけは明るく過ごす。 (p61) すぐ近くにいる人が不機嫌だと、どうしても影響されてしまうのが、 今の自分です。 まだまだ修行が足りません。 そんなときに、その人のせいにするのか、 それとも、自分のあり方次第だと思うのか。 これも、小さな違いのようで、大きな違いです。 自分で自分を腐らさないように、したいです。 ・豊かになれるっていう「思い」が大事なんです。・世界の偉人伝を読んでみな。 みんな最悪の環境から、偉くなって、成功に上り詰めているんだよ。・明るい「思い」がチャンスを呼び込むんだよ。 (p112-113)上で引用したあたりのことを、さらに読み手が納得がいくように、 世界の偉人の例を出して説明をしてくださっています。 そうだよなー、有名な「偉い人」も、みんな最初から偉かったわけじゃなくて、環境が味方だったわけでもなくて・・・。 何が味方だったかって、結局、自分の思いが強かったっていう、 ただそれだけだったのかもしれないなー、って思います。 ・社長本人に「社長とうまくやりたいと思っているのですが、 どうすればいいですか?」って聞けばいいだけ。 (p131)うまくいかない人と、うまくいく方法。 一人さんにかかれば、こんなにシンプル。 うん、本人に聞くのが、一番早い! こりゃあ、最強最速だわ。 ・イヤなことはイヤだと はっきり言っていいんです。 (p141)イヤなことをイヤと言わない、というのも、 ストレスをためている要因。 おっと、これもつまり、他人よりも自分が原因ということに。 言えばいいんだ、という、 これもまた、シンプルな教え。 しんどいときこそ、思い出したい。・困ったことが起きるということは、 そこから何かを学びなさいという神様からのお知らせなんです。 (p146) 一人さんのたくさんの名言の中で、 僕が一番印象に残っているのが、 「困ったことは、起こらない。 困っているんじゃないんです。学んでいるんです」 というものです。 人は、本当に困ったときでなければ、本当に学ばない生き物なのだと思います。 さぼりがちな自分だからこそ、思います。 僕は本当はさぼり屋さんで、ラクばかりして生きていきたいのだけれど、 うまくいかないことがすぐに起きて、困ってばかりいるので、 学んでいます。 おお! おかげで、成長できているのかも、しれません。 ======================= 一人さんの本は、しんどいときでもスルッと読めて、短いのに含蓄のある言葉があちこちにあり、読んでいるうちに元気になるので、おすすめです。自分の気の持ちようを何とかしたい方には、特におすすめです。 ▼事実を頭の中で、捏造しよう ~柴村恵美子『例外思考』を読んで▼大信田洋子『斎藤一人 愛は勝つ』1~「愛が先なら疲れない」▼芦川裕子『斎藤一人 天使の翼』~壁を越える方法はいくつもある。▼人生がパッと開ける、斎藤一人さんの考え方 ~『神はからい』▼斎藤一人『二千年たってもいい話』▼『斎藤一人 原因と結果の法則』2 ~「変えようとしちゃいけない。愛してあげる」▼くだらないことを考えることが大事 ~『斎藤一人 令和の成功』
2021.06.25
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『私たちは子どもに何ができるのか 非認知能力を育み、格差に挑む』(著:ポール・タフ・訳:高山真由美、英治出版、2017、1760円)桜丘中学校の西郷先生が講演の際に薦められていた本。芋づる式読書で、読んでみました。アメリカの貧困層の子どもを救うために、どのような教育がよいのか。それを実証的に研究した成果が書かれています。一番印象に残ったのが、次のところ。====================・「たとえ逆境そのものの家庭環境でも、 子供のためになるやりとりは起こっています。 (略) たった1つのプラスの瞬間に照準を合わせるのです。」(p63より)====================家庭でのやりとりをビデオで記録して、プラスの瞬間を拡大してフィードバックするという取り組みを紹介されていたところです。「家庭環境のせいにしない!」「改善は起こせる!」ということに、希望を持てました。せっかくなので、ほかにも1つだけ、引用してみましょう。家庭ではなく学校の改善について。教室を、子どもたちにとって、いかに意味のあるものにしていくか。====================・生徒たちが教室で「自律性」を実感するのは、教師が 「生徒に自分で選んで、自分の意志でやっているのだという実感を最大限に持たせ」、 管理、強制されていると 感じさせないときである。(p91より)====================こちらはロチェスター大学のデシとライアンの説明を紹介されているところからの引用です。子どもが自ら学ぶように仕向けたいと大人たちは思っていますが、やはり、そのためには子ども自身に任せていくことが必要ですね。コロナ休校などで子どもが自ら学ぶ必要性を実感したからこそ、こういった言説には心から耳を傾けたいと思います。この本にはほかにも、子どもが自ら学び、自ら成長することを本人自身が信じられるようにするための先行研究が満載です。生徒の自主性を重んじる桜丘中学校の取組に感銘を受けた方は、ぜひ読んでみてください。
2021.06.24
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この1学期に、音楽の授業を、ほんのちょっとだけ指導させてもらう機会がありました。10分の指導を、2回。1回目は3年生、2回目は4年生でした。3年生の音楽の指導は、その場で急に決まりました。僕はその授業時間中、ずっと観察をしていたのですが、子どもたちがあまりにも優秀で・・・その時間にやることが終わっちゃったので、僕の方に「なんかすることないですか?」とお鉢が回ってきました。(笑)そこで、その時間にやっていた歌とリコーダーに手拍子を組み合わせて、合奏の基礎を指導してみました。クラス全体を3分割。机は6列だったので、1・2列目は、歌。3・4列目は手拍子、5・6列目はリコーダー。手拍子のリズムは、難しくないように、リコーダーのリズムと全く同じにしました。それを順繰りに回していって、どの子も全てのパートを経験できるようにしました。普通に合わせるだけなら、すぐにできるようになりました。(ホント、優秀!)そこで、「曲の山」を考えさせて、手拍子をただ打つのではなく、音の強弱を打ち分けるようにしました。指揮を見ながら合わせるように言って、指揮で「小さい」「大きい」を大げさに見せながら、みんなの気持ちが一つになるようにしました。(リコーダーは強弱をつけません。逆に手拍子は、「弱く」のときは指同士で打つぐらい小さくするのがポイントです。)楽しかった!コロナ禍なので歌を歌うときはマスクを付けながら歌いますし、リコーダーも気を遣う・・・即興で「各パートの人数を減らして、手拍子のパートを組み合わせたらどうか?」と思いつきましたが、これが、わりとよかったです。音楽専科の先生の中にはコロナ禍で手拍子やボディ・パーカッションを取り入れている先生も増えてきたみたいですね。2回目は、4年生の授業。こちらは歌の指導の工夫を見せてほしいと事前に専科の先生に頼まれていました。そこで、蛍光カラーマーカーを持ち込みました。紙に色を付けるためではありません。指揮棒の代わりに持って、みんなの気持ちを1点に集め、表現を引き出すためです。「歌のにじ」という曲だったので、カラーマーカーを手に持って虹をかける動きをやってみせました。これも、何をどうやって見せるのかは、即興でした。子どもたちの歌の最後、伸ばす音が尻切れトンボだったので、終わりを意識させるため、最後の伸ばしで「虹を架けよう!」という指導をすることにしたのです。保険屋さんにタダでもらった蛍光カラーマーカーが役に立ちました。ありがとう、保険屋さん。(笑)歌の指導自体はすでに専科の先生がされていたので、僕はあまり役に立ちませんでした。ただ、カラーマーカーを見せただけ。(笑)ただ、この指導は事前に依頼されていたので、めっちゃ教材研究してから臨みました。4年生の音楽の指導書に全部目を通しました。4年生の教材曲は、CDとDVDともに、全部鑑賞しました。(一部は早送り(笑))1つの歌を10分だけ指導するだけなのに1年分の内容を把握してから指導する必要があるのか?・・・いやあ、単に音楽の授業が好きなだけです。音楽の指導書って、指導の工夫の宝庫なんですよ。すごい、宝の山だ!と思って、土日の間、感激し続けていました。指導書だけでなくて、歌の指導の本も、別に読みました。『短時間でうまくなる合唱指導 迷わない!ためのアイデア (音楽指導ブック)』(武田雅博、音楽之友社、2011、2640円)著者の武田先生の指導者向け講習会に参加したことがあるのですが、とても楽しかったのを覚えています。「楽しい指導」は、コロナ禍でも工夫次第で、できますね。で、この本の中で、コロナだからよけいに「こういうの、いいんじゃない?」と思ったことがありました。スキャット唱です。スキャットっていうのは、カンタンに言うと、歌詞をはっきり言わないで、全ての音を「TUN」とか「DIN」、「RUN」、「PAN」といった音で発声するのです。(上掲書p64に「スキャット唱の勧め」というミニコーナーがあります。)また、鼻腔共鳴の大切さが本書ではおさえられていて、その中でハミングで歌うことも、指導上の工夫として出てきました。ハミングは、カンタンに言うと、口を閉じて「m~~~」とか「n~~~」とかいう音で歌うことです。歌を習い始めのときに、歌詞のことはひとまず置いておいて、リズムを確認するときにも使えます。ハミングもまた、コロナ禍で思い切り声を出さずにできることですね。むしろ、ハミングで響きを合わせることのほうが、普通に歌うよりも重要かもしれない。全国的に今は「コロナだから思いっきり声が出せない」ということで、ストレスをためている状況下だと思います。ただ、これを逆に捉えて、むしろ「声を思い切り出さないほうができる指導」というものに目を向けてみると、また違った音楽の授業を作り出していけるかもしれません。たとえば、・大人数 → 少人数に分ける・複数パートで「合わせる」意識(他パートを聴く意識)の焦点化・響きの重視(ハミング、スキャット唱)・全体で1つの表現を意識させる(イメージの共有)といったことで、できることも、あるのかも・・・。音楽の指導は専門外なのですが、こんなにエラソーに書いてしまいました。(^^;)単なる音楽好きのたわごとと、聞き流してくださいませ。武田先生の上掲書、コロナに限らず役に立つことがいっぱいです。(コロナ関係なしに書かれた本なので、アタリマエ)武田先生はこんな風にされている、というのが具体的に書かれていて、読んでいて楽しかったのと同時に、大変刺激を受けました。この先生の教材研究(譜読み)が、またスゴイ。楽譜に自分の言葉でイメージを書き込まれているのです。====================・fのところに ただ「強く」「大きく」ではいけません。 「大聖堂に響く鐘のように」とか 「群衆の悲しい叫びのように」といったように書き込むのです。 (p22「書き込みのすすめ」より)====================これもまた、勉強になったところです。武田先生の書き込みの言葉の、その表現の豊かなことといったら!例をたくさん書いてくださっているので、「国語」も「音楽」も教えている小学校の先生は特にこういうところを参考にすると、国語と音楽のコラボレーションを図っていけるかもしれませんよ。そういえば今回の音楽指導書鑑賞、「ごんぎつね」の曲があってビックリしました。(関連する過去記事)↓このマスクの付け方、口の周りが広くなるので、歌うときにもオススメ!▼暑さ対策! 米CDC紹介の「息の吸いやすいマスクの付け方」 (2021/06/12の日記)▼コントロールが苦手な子の、リコーダーの指導 ~イメージを大切に~ (2021/06/03の日記)▼リコーダーをカッコイイオーケストラ伴奏で練習できる「Easy8」 (2019/10/09の日記)▼「学級づくりの基本はルールとリレーション」(諸富祥彦 in 『教育音楽 中学・高校版』) (2017/06/17の日記)▼うた「ビリーブ」の指導 (2006/02/23の日記)▼『音楽の教科書』~写真とシンプルな言葉で分かりやすい (2009/05/18の日記)▼音楽の授業! 3学期のめあてと手立て (2006/01/08の日記)
2021.06.23
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我が子がユーチューバーになりたがっています。(笑)最近は普通にしゃべっていても、ユーチューバーみたいにしゃべっています。なかなか面白いです。調べてみると、オンラインで小学生向けの動画制作講座が見つかりました。お試しは無料だったので、試しに受けてみました。▼フルマオンライン 小学生向け動画制作スクール 無料体験授業 Web予約フォーム https://fulma.com/entries/online_trialネットリテラシー講座もセットなので、親としては、安心感があります。やはり、ネットに何かを出していこうとするなら、リスクや注意点も知っておいてほしいと思っていたからです。講座は、子どもにとても分かりやすい工夫がされていて、さすがこの業界最大手と思いました。(事前に調べてみましたが、子ども向け動画制作講座について本も出されていて、かなり実績があるようです。)『マンガでマスターYouTuber教室』 (田伊 りょうき、ポプラ社、2018、1100円)====================【内容情報】(出版社より)いまや子ども達の間でも当たり前のように楽しまれるようになったユーチューブ。さらに近年、ユーチューバーと呼ばれる存在が、子ども達の憧れを集めています。けれど、そもそもユーチューブってどんなもの?楽しみ方は?危険は?動画配信のやり方は?本書では、そんな疑問にマンガで分かりやすく答えます。ユーチューブ好きはもちろん、「ユーチューブって、よく分からなくてこわい」というご家族にもおすすめしたい一冊です。====================『親子で楽しむユーチューバー入門』 (できるキッズ)(FULMA、インプレス、2018、2035円)====================【目次】(「BOOK」データベースより) 第1章 ユーチューバーの世界に飛び込もう!/第2章 どんな動画を作るかを考えよう!/第3章 動画を撮影しよう!/第4章 撮影した動画を編集しよう!/第5章 編集した動画をアップロードしよう!/第6章 もっと動画をパワーアップしよう!====================本を読むだけで済めば安いのですが、やはり講師の先生に直接質問をしたり、直接教えてもらえるのは大きなメリット。ただ、実際に受講するとなると、毎月の出費としてはけっこう高いかな・・・。1ヶ月の月謝が1万円以上かかります。とはいえ、息子がやりたがっているので、一番安いプランでひとまずやってみることにしました。内容はかなり信頼がおけます。動画制作に必要なアプリを入れて設定もしてあるiPadが、自宅に送られてくるそうです。(退会するときには、返さないといけません。)息子には、「オンラインで先生に教えてもらう時間を無駄にしないよう、 あらかじめ自分でやれることをやった上で授業を受けるように」と言ってあります。お金を出す親の方が、よっぽど真剣になってます。(^^;)もしかしてこの記事を読んで興味を持った方がいらっしゃったら、「お友達紹介キャンペーン」というのもあるようなので、僕の直接の知り合いの方は、どうぞ紹介扱いで体験してみてください。お互い2000円のアマゾンの券がもらえるッス。(セコい)僕自身もYouTubeで動画配信をしていますし、アウトプット力を鍛えることは一生の力になると思っています。YouTubeを見てばかりいるなら、自分でも発信すればいいと思っていたので、安全・安心な手段で動画の作り方を学んで発信できるいい機会かもしれません。公教育と違ってお金がかかるのが玉にきずですが。▼小学生の間ではやっている3DSでの動画視聴や動画投稿について (2015/10/04の日記)▼【休校期間お役立ち情報】その10 YouTubeでの授業動画の配信について (2020/04/29の日記)▼自分のYouTube動画にコメントがついたら通知する方法 (2021/03/09の日記)
2021.06.21
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(画像提供:Photo AC)Facebookで日本児童教育振興財団の DVD貸し出し事業 について、教えていただきました。教育界を代表する講師の先生の講演会DVDなどを、教育に関係関心のある団体・機関・個人なら、誰でもお借りできます。素晴らしい!▼日本児童教育振興財団https://faje.or.jp/index.html一番新しいDVDは、『木村泰子×西郷孝彦との対話から考える 今求められる「新しい学校のカタチ」』上のリンクのトップページにて、次のように紹介されていました。=======================本作品は、2020年10月に岐阜県大垣市で「みんなの未来をつくる会」主催の対談を収録したもので、当初は対面で行われる予定でしたが新型コロナウイルス感染拡大の影響により、感染防止対策を徹底したうえで、教育関係者のリアルとリモート参加によるハイブリッド形式で開催されました。今求められる「新しい学校のカタチ」をテーマに、講師陣と参加者が熱く語り合った意義ある対話となっています。=======================とても興味のある内容です。お借りしてぜひ観てみたい!貸し出しに関する詳しい説明や、貸し出してもらえるDVDの種類については、以下のリンク先にありました。▼ビデオライブラリーについてhttps://faje.or.jp/video/index.html「貸し出し方法」を見ると、次のように書かれていました。=======================貸し出しをご希望の方は、官製はがき、FAX、またはお問い合わせフォームに必要事項をご記入の上、お申し込み下さい。※貸し出し料1本につき、1000円(当方からの送料を含みます。) 返送料・振込手数料は借りた方にご負担願います。=======================教育関係のDVDは買うと高額だったりするので、1000円でお借りできるのは、オトクです。こういったサービスを利用して、身近な教師仲間とDVD鑑賞会をして感想をシェアし合うのも、いいなあ、と思いました。(関連する過去記事)▼桜丘中学校の前校長、西郷孝彦先生の講演を視聴しました。 (2020/11/14の日記)▼「困った」子への向き合い方 ~木村泰子『「ふつうの子」なんて、どこにもいない』 (2021/05/05の日記)▼「みんなの学校」上映会&木村泰子先生講演会 in兵庫県西脇市 (2017/06/08の日記)
2021.06.20
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Facebookで情報提供をいただきました。東京のICT教育が、このサイトさえ見に行けば、すべて分かる!(たぶん)▼とうきょうの情報教育https://infoedu.metro.tokyo.lg.jp/=======================プログラミング教育、情報モラル教育及びICT利活用について、都内の事例や資料の情報発信をするポータルサイトです。=======================▼プログラミングの事例を探すhttps://infoedu.metro.tokyo.lg.jp/program.html▼教材・資料 トピックスhttps://infoedu.metro.tokyo.lg.jp/tokyo_rule.htmlさすが東京!たくさんの情報をすっきり整理している印象を受けました。分類がうまくできているので、知りたい情報にサッとアクセスできると思います。大事な情報を知らせ、啓発していく教材・資料(パンフレット等)は、特に充実している気がします。東京以外でも、「こんなふうにすればいいんだ」と参考になること請け合いです。別件。具体的に東京の先進校でICT活用をされている学校としては、東京学芸大学附属小金井小学校が挙げられます。7月17日(土)13:00-15:00には、無料のオンラインセミナーも開催されますよ!↓おすすめのオンラインセミナーです。↓詳細・申し込みhttps://sway.office.com/QePDWkmUCgIMUYFS?ref=Link
2021.06.19
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通級(特別支援教室)の巡回指導について調べていたら、非常によくまとまったレポートを発見しました。▼発達障害通級指導教室の巡回指導校における取組 -担当者の役割と円滑な教室運営- (秦野 真一、上越教育大学学校教育実践研究センター「教育実践研究」第31集(2021)211-216)「巡回指導」というのは、担当教員が複数の学校を巡回する、という意味です。対をなすのは「他校通級」という用語です。「他校通級」というのは、指導を受ける子どもが、保護者の送迎のもと、他校まで行く、というもの。「巡回指導」は、専門的な指導をする教師が自分の学校まで来てくれる、という、子どもや保護者にとってはかなりありがたい制度です。僕はもっと広まっていってほしい、と思っています。僕のいる兵庫県ではわりとポピュラーなのですが、全国的には、まだあまり実施されていない気がします。ちなみに「特別支援教室」というのは、現状では東京都内だけでの名称です。もともと全国的に「特別支援教室」を作ろう、という動きはあったのですが、そのときは特別支援学級を置き換えるものとして構想されていました。もう10年以上前でしょうか・・・。今は通級の「他校通級」を置き換えて「巡回指導」を行うにあたり、東京都は独自に「特別支援教室」という名称を使っています。(東京での開始は、平成28年度。 同じようなことはそれまですでに他の都道府県でもやっていました。 教師巡回型の通級は全国的な取組です。)▼東京都の「特別支援教室」に関する保護者向けリーフレット (平成27年5月、東京都教育委員会)なお、特別支援教育の専門誌におけるほんの数ページの寄稿でよければ、↓こんなのも、あります。▼雑誌「特別支援教育研究」 発売日・バックナンバー (東洋館出版)↑上のバックナンバーのサイトは目次欄をスクロールしていかないと続きが見られないのですが、「巡回」で検索をかけると、2020年12月号と2021年1月号で通級の巡回に関する記事が表示されますよ。通級の巡回指導に関する情報はすごく少ないので、情報をまとめた本などの出版が待たれるところです。僕の知る限り、まだ本としてまとまったものは出ていないと思います。「通級指導」に関する本はいくつか知っていますが、巡回指導についてはふれられていなかったり、ふれられていてもすごく記述が少なかったりします。僕が書くしかないか?(^^;)(関連する過去記事)▼特別支援学級や通級に入るために、診断書は必要??? (2019/08/23の日記)▼「通級で期待される効果」 ~通級指導教室のマンガ『みんなが輝くために』2 (2021/02/04の日記)▼高校通級の最先端の取組を知る ~『特別支援教育研究』2021/2月号 (2021/02/23の日記)▼コントロールが苦手な子の、リコーダーの指導 ~イメージを大切に~ (2021/06/03の日記)
2021.06.17
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いつもFacebookで情報提供をしてくださっている支援学校の先生からの情報です。マウスポインタのある場所を「ここだよ!」と示す小技。短い動画ですので、ぜひ見てみてください。そんな設定ができるなんて、知らなかったー。これは便利かも!学校のパソコンは設定がいじれないのでこれが実現できないのが、残念!(関連する過去記事)▼マウスで手書き文字を上手に書き込むには (2020/10/11の日記)▼iPad mini + Apple Pencil で手書き入力の実用度がアップ! (2020/12/28の日記)▼タブレットPCを使いこなそう その1「Windowsキーの便利な使い方」 (2021/05/15の日記)
2021.06.16
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作曲支援技術は近年非常に高機能になっています。作曲をしたい人は、まずはこういったものを使わない手はないですよ♪僕はもともとヤマハのQY8というハンディシーケンサーから作曲を始めました。30年くらい前のことです。いわゆる自動伴奏機能を搭載。メロディーを打ち込めばゴージャスな伴奏を選択肢から選ぶだけでそれなりの曲になりました。非常に面白いおもちゃでした。その後はPC上のシーケンスソフトで普通に全パートを自分で作るようにもなりましたが、その間にも作曲支援技術はどんどんレベルアップしていたようです。10年ほど前に、「マイスタミュージック」という音楽支援サイトを知り、鼻歌で簡易伴奏に合わせてメロディをアドリブ録音すると、その鼻歌を解析してゴージャスな伴奏を瞬時につけるというものを体験しました。まるで魔法のようでした。(今はもうサイトは閉鎖されています。)こういったものを使ってみるのも、初心者のうちは作曲の楽しさが気軽に味わえていいのではないか、と思います。サイト本体は閉鎖されていますが、サイトのサービスを解説した記事は残っているので、そちらのリンクを貼っておきます。▼デジマート・マガジン「鼻歌ひとつで誰でも超簡単に作曲・作詞ができる 『マイスタミュージック』の魅力に迫る!」https://www.digimart.net/spcl/maistamusic/そこで作った曲を先ほどYouTubeで公開しました。クルマが走る映像と合うと思ったので、ネット上のフリー動画を編集して合わせました。「それいけ!ロックン・ロール」♪ロックンロールのジャンルを選んで、イントロに導かれてアドリブで好きなように歌ったら、けっこういい感じになったので、自分ではとても気に入っています。アドリブを歌うときの伴奏は、リズム中心の簡単なものだったと思いますが、かなり気持ちよく歌えました。おそらく探せば今も似たようなサービスがあると思います。全部イチから組み立てる作曲もいいのですが、たまにはこういうので気軽に遊びたくなります。ちなみに曲だけできて歌詞がないので、今日自分で歌詞を付けようかと思いましたが、何も思い浮かびませんでした。もし歌詞のアイデアがあればお寄せいただければうれしいです。(関連する過去記事)▼自作曲をYoutubeで公開♪(「やまなし」と「きらきら星」)▼オリジナル曲「みんなのうた」を公開しました♪▼Apple Musicの隠れた名曲▼美空ひばり「あれから」▼おうちカラオケは、今超絶に進歩している(カラオケアプリ「Pokekara」)▼どんな音楽も解析してコードを表示するアプリ「mysound」▼ボカロプロデューサーがプロになるまでを描く『ボカロPで生きていく』▼異質なものの組み合わせが面白い ~ピンポンとオーケストラの「ピンポン協奏曲」~
2021.06.13
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昨日の朝のNHK。「コロナ禍の夏 熱中症からどう守る」という特集をしていました。朝の番組のほんのワンコーナーですけど。これが、すっごく役に立つ!さっそく、その日の朝は番組でやっていたマスクの付け方をして過ごしました。今ネットで調べてみると、次のサイトの説明が分かりやすかったです。▼暑さでマスクどうする “息吸いやすいつけ方” CDCが紹介【動画あり】(NHK首都圏ナビ、2021/6/11)使い捨ての不織布マスクの使い方なのですが、口元の空間を広くするワザなのです。息がしやすいのは、ほんとにありがたい!ただでさえ、マスクは酸素不足を招きますからね。リンク先では作り方の動画も観られます。めちゃめちゃカンタンです。ぜひやってみてください。コロナを警戒するあまり、酸素不足や熱中症で倒れたら、元も子もありません。そもそもマスクは人にうつさない・人からうつされないためにするのであって、近くに人がいないなら、する必要はありません。マスクを外せるときは外す、ということも、今まで以上に大切になってくるでしょう。6月上旬から真夏の暑さでびっくりしています。敵はコロナだけではありません。命を守る行動を取ってください。そのためには、知識は武器になりますよ!新しく何かを買わなくても、今あるもので、苦境は乗り越えられます。(関連する過去記事)▼【休校期間お役立ち情報】その1 マスクについて (2020/03/05の日記)▼マスクのデメリット=吐いた息をもう一度吸うコトによる酸素不足 (2021/03/21の日記)▼「知識」は何のためにあるのか?(西野亮廣さんのアメブロより) (2021/04/29の日記)
2021.06.12
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46回目の誕生日を迎えました。死ぬまでにやっておきたいことがまだまだ残っているので、どんどん手を付けていきます。月曜にはなぜか音楽の授業を10分間することになったので、土日は音楽の研究にいそしみます。日曜は、興味深いオンラインセミナーを見かけたので、そちらにも参加します。 ↓====================■小学校の先生でもできるんです。〜「先生を辞めて、旅して、また先生になった世界一周先生」と「現役先生なのに1年目に起業した社長先生」のオンライントーク〜 ↑申し込みはリンク先にて◯日時6月13日(日)14時〜16時◯費用無料◯開催場所zoom====================僕は、「いろんな先生がいて、いい」と思っています。子どもたちに多様性を認め、先生たちも多様な個性を子どもたちに見せられる、そういうのが、いいなあ。そういうわけで、僕が死ぬまでにやっておきたいことは、ほとんど趣味の範囲ですが、遠慮せずにやっちゃいたい、と思います。とりあえず今思っているのは、自作曲のピアノ譜の手直しです。自作ゲームのゲーム実況も、挑戦したい。
2021.06.11
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このブログは「きょういくユースフル」です。役に立つ情報というのはすでに本になっていたり、誰かがまとめていてくれたりすることが多いので、普段はそれを紹介させていただくことが多いです。自分の教育実践はめったに書かないのですが、たまには書いておきたいと思います。(^^;)今回は、「がんばりカード」についてです。類似の実践がたくさんありそうですが、とりあえず自分がやったことだけ、書きます。もともとは、約15年前。2006年のことです。当時、特別支援学級を担任していたときに作ったのが最初です。当時の勤務校では、障害のある子が「交流学級」の場の中で基本的に常に過ごすということをやっていました。そうすると「交流学級」の場の中でその子が何をどうがんばったのか、またはがんばらなかったのかが、担任の私に把握できない、という悩みから作りました。(実際にはいろんな先生方から、その子の様子は後で聞くのですが、情報に偏りがあり、どの時間も正確に把握するには、足りなかったのです。)自分のパソコンの中に、当時のデータがあります。それには、こんなふうに書いてありました。 これまで障担(※障害児学級担任。当時の言い方。今の「特別支援学級担任」)として動いてきて、1日中つけないという制約から学習実態や生活実態がはっきりつかめない時間帯があり、意味のある学習ができていないということを知りながら手立てを講じきれていないという反省がありました。 そこで、1日のうちどの時間帯でどれだけがんばったか、またはがんばれなかったかを簡単に把握し、本人を勇気付けると共に、具体的な手立てをうっていく具体的な資料としたいと思います。 なるべく交流学級や専科の先生の負担にならない形でのものを考えました。クラス内で発表ができたり、なにかひとつの学習が遂行できたり、または本人の机の横においてある個別用の課題ができたりしたときに、お手数ですがハンコをおしていただけますでしょうか。まだ試行段階ですので不備もあるかと思いますが、目に見える形で各時間ごとの記録を残していきたく、お願いいたします。(2006/4/24 自作「がんばりカードについて」より)上の文面でお願いしている相手は、通常学級の授業者(「交流学級」の担任や専科の教員)や、該当の子どもについてくださる学生ボランティアさんだったと思います。15年前のことなので、うろ覚えですが。当時の「がんばりカード」というのは、こういうものです。 ↓ イラストは、子どもに合わせて、その子の好きなものの絵を使っていました。上の例だと、電車が好きな子どもだったので、電車(?)っぽい絵になっています。「ねらい」と「方法」というのも、記述が残っていました。 ↓○ねらい ・本人にとって、自分がどれだけがんばったかが視覚的に分かり、次へのはげみになったり、いろんな人からほめてもらえる材料になる。 ・障担が入れない時間のすごしかたについても簡単に統計的に把握し、意味のある学習ができていない時間について優先的に手立てを考えたり個別指導を入れたりすることを考える材料にする。 ○方法 対象児童は移動教室の際もこのカードを持ち歩き、自分のがんばりの度合いに応じて毎授業時間担当教師からハンコを押してもらう。1日の終わりごろに○○(支援学級の担任である私)がかんたんにコメントを書く。教室の自分の机の上において帰る。システムとしてはわりと長期間機能していたように思います。その後僕はこの「がんばりカード」を、通級でもたまに使うようになります。様式は、上のものから、だいぶ変更を加えました。通級の対象児童も、僕が普段の様子を把握しきれないという点では、支援学級の比ではありません。毎日毎時間どうやって過ごしているのかが気になる児童も、かなりいます。(^^;)ただ、単なる実態把握としてだったら、このカードよりも、通常学級の担任との連携で、いろいろ他の方法も考えられます。「がんばりカード」の特色は、ただ1点、本人が目にする、というところにあります。上の「ねらい」の1点目(赤太字にしているところ)です。本人のがんばりを認め、励まし、その継続を後押しするツールとしてなら、今でもこれは役に立つと思っています。2006年当時のやり方では学校に置いて帰ることになっていました。しかし、その子が家に持って帰って保護者に見せて、保護者から「がんばったね」とほめてもらう、という使い方も、考えられます。今の僕は、断然、そっち派です。保護者・本人・担任・通級担当の4者をつなぐツールとして機能する可能性があります。そういうわけで、僕の支援学級時代の遺産である「がんばりカード」なるものを、もう一度ちゃんと活用してみようかと考えています。ちなみに、「夏休みがんばりカード」など、長期休業中バージョン、というのも作っていました。一方で、・がんばりは本来自主的に生まれるものであり、強制するようなことは、あまりよくない。・大人が子どもの毎時間を監督するという考え方については、管理的な側面が強くて、あまりよくない。という気もしています。そんなわけで、使い方には慎重を期したい、とも思っています。まあ、参考程度に、してください。
2021.06.10
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本日は参観日の代休です。もっとも、緊急事態宣言のために参観は中止になったんですけどね・・・。それでは、ただの登校日。(^^;)平日が休みなのは貴重なので、満喫したいと思います。それにしても緊急事態宣言、終わらないな~。コロナ禍で活用が期待されているICTですが、先進市町の取組には、目を見張るものがあります。特に、熊本市は、すごい。『教育委員会が本気出したらスゴかった。』を読んだらスゴかったので、ご紹介します。『教育委員会が本気出したらスゴかった。 コロナ禍に2週間でオンライン授業を実現した熊本市の奇跡』(佐藤明彦、時事通信社、2020/10、税別1600円)↑上の商品リンクから、「はじめに」の部分だけは、試し読みができます。 本の画像の下の「Googleプレビュー」というところを押すと、読めます。====================【内容情報】(出版社より) コロナ禍の2020年4月。日本中の学校が休校で「機能不全」に追い込まれる中、熊本市は約4万7000人もの児童生徒にオンライン授業を実現した。これほどまで大規模なオンライン授業は、国内の自治体では前例がなく、全国で「熊本市の奇跡」と驚きの声があがった。(略)●フィルタリングは最低限に●アプリや動画視聴の制限も一切なし●Wi-FiではなくLTEでネット接続●「平等に」ではなく「できるところからやる」端末の導入や環境の整備から、教員の研修・意識改革、保護者対応まで、教育委員会の鬼気迫るほどの本気の取り組みに迫る。行政・教育関係者はもちろん、ビジネスパーソンも必見の一冊! (商品リンクより)====================教育委員会が本気を出すと、スゴイというのが、よく分かります。・前例にとらわれず、スピード決裁。・現場がもたつくのは分かっている、それを踏まえての指示。「鬼気迫るほどの本気の取り組み」というのが、本当に伝わってくる1冊です。=============================『教育委員会が本気出したらスゴかった。』 ・熊本市内では 家庭と教室をオンラインでつなぎ、クラス全員が同時に授業を受けるという試みが、分散登校中に多くの学校で行われた。 (p42)・休校期間中も学校と毎日つながり、友達との人間関係をしっかりと築くことができた。・不登校気味だった子供も、オンライン授業には積極的に参加し、再開後も学校に通えているケースが多かった。 (p43) オンラインの一番のメリットは、つながりを作ることだと感じています。 昨年は新年度開始早々からいきなりの休校だったので、余計にオンラインの必要性が高かったですね。 なお、熊本市の不登校からの復帰児童生徒については、p152にデータが示されています。 昨年度不登校だった児童生徒のうち、休校明けに登校できた児童生徒が、小学校で約4割、中学校で約3割もいます。たとえ不登校のままだったとしても、オンラインで学校とつながっているので、それまでと比べて「つながっている」感覚は、段違いのものがありますよね。 僕の勤務校の場合でも、不登校の子どもが在籍学級とオンラインでつながり、休み時間にはオンラインでおしゃべりをしている姿を見るようになりました。 これを昨年度の休校期間にいち早く実現した、熊本市は、スゴイ! ・セルラーモデルの最大のメリットは、学校の内外を問わずに使える点だ。・遠足や修学旅行、校外学習などに持参し、その場で子供たちが「課題解決学習」や「探究型学習」に取り組むことができる。 (p79) 熊本市は、Wi-Fiではなく、セルラーモデル(LTEモデル)を一括導入。 行政的にはコストがかかるデメリットがありますが、家庭や子供たちにとっては、メリットが大きい。家庭にネット環境があるかどうかに左右されないし、学校で複数台が同時に接続しても、速度が落ちない。そして、どこでも使える。 予算の壁があるのに、これをスピード実現した熊本市は、スゴイ。 ・「どんな制限をかけようとしているのか、 1から100まで全部見せるように指示した。」・端末はできる限り自由に使えるようにする・子供たちはその端末でゲームをすることも、好きな動画を視聴することもできる。 (p81)・新たに制限を掛ける場合は教育長の決裁を経て、教育委員会の決議を経ないといけない手続きを設けた。・その一方、制限を「ゆるめる」場合は、担当レベルの裁量でやってよいことにした。(p85) とにかくここに、一番びっくりしました。 制限を取っ払い、自由に使えるようにする。このことを徹底されています。 これにより、一気に加速度的に端末が使われていったことは、間違いありません。 ゲームや動画ばかり長時間している子供は、ログが残るので、個別に指導されたそうです。 「文房具のように日常的に使う」というGIGAスクール構想の理念が、こんなに早く自治体レベルで実現した自治体は、そうそうないのではないか、と思います。 ============================= 授業でのタブレット端末の活用についても本書ではもちろんふれられていますが、引用が多くなりすぎるのでここでは割愛します。現場ではもちろん工夫した実践・取組があるわけですが、熊本市の場合は、何よりもそれを先導した火付け役の行政がスゴイ。なかなかそのままマネできるわけでもないでしょうが、それぞれの立場で参考になる部分は多々あると思いますので、GIGAスクール構想の推進役を担っている方は、ぜひご一読を!目からウロコどころか、目の玉が飛び出るくらい、スゴイですよ。 (関連する過去記事)▼GIGA スクール以後の、今後の方向性について (2020/07/18の日記)▼【休校期間お役立ち情報】その16 学校で使うMicrosoft Teams(教師間やクラスの子と、つながるツール) (2020/08/01の日記) ▼桜丘中学校の前校長、西郷孝彦先生の講演を視聴しました。 (2020/11/14の日記)
2021.06.07
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本屋さんで、「GoTo読書」というコーナーがありました。日本中の各都道府県に関連したオススメの本が平積みされていました。その中で、宮田さんの国内旅行エッセイの文庫版を見つけたので、即、購入。『そこらじゅうにて 日本どこでも紀行』 (幻冬舎文庫) [ 宮田珠己 ]ほかの本は基本的に1つの都道府県に関連する本ですが、この『そこらじゅうにて』には、軍艦島とか琵琶湖に浮かぶ島とか山口県の端っこ巡りとか、日本のあちこちの気になるスポットが「これでもか」と登場します。大変オトクっぽくて魅力的です。小学生の息子と父子2人旅とかも、しちゃいます。ちなみに宮田さんは奇岩にこだわりがあり、奇岩に関しては、かなりの嗅覚をお持ちです。そんじょそこらの奇岩では満足されませんので、奇岩好きの方は、宮田さんの本でベストオブ奇岩をチェックして行かれることをおすすめします。とにかく、宮田さんの文体は、おもしろい。肩肘張らずに、ラクに読めます。つかれているときには、最適です。一般的な観光旅行ガイドとは、取り上げているスポットが、かなり違います。国内旅行の穴場を、独特の視点と言い回しでレポートしてくれます。家にいながら、国内の穴場の旅行候補を想像し、自分も旅行している気分になれます。こういった旅行記は、もともとはWeb連載記事だったそうです。その名も、「日本全国津々うりゃうりゃ」。シリーズ化され、今までに4冊ぐらい(?)出版されています。上掲の文庫は、単行本では『日本全国もっと津々うりゃうりゃ』という名前でした。あなたも、おひとつ、いかがですか?(単行本と文庫で、タイトルが変わっています。 同じ内容の本を買うことがないよう、ご注意ください。。。)僕が今回の文庫を読む前に読んだ宮田さんの本は、『私なりに絶景』でした。『私なりに絶景 ニッポンわがまま観光記』 [ 宮田珠己 ]タイトルからして、秀逸です。絶景好きなら、ぜったい読みたくなります。これを読んで、僕も忍者寺に行きたくなりました。(金沢の妙立寺)行こうと思っているのに、コロナで全然行けないのですが・・・。↓旅行好きな方は、僕のこれまでの旅行記(?)も読んでみてください。(^。^)(関連する過去記事)▼マンガルポ『49歳秘湯ひとり旅』▼永平寺はすごかった!~新作映画『ZEN(禅)』が見たくなりました▼お金をかけず、混んでいない、すばらしい名所へ~北近畿 綾部の旅▼赤ちゃん連れで行く穴場! 兵庫県立丹波並木道中央公園▼淡路島"絶景"ホテル TOTOシーウインド▼兵庫県養父市「天滝」~県下一の名瀑にさわってきました!▼絶景と透明度の高い海を満喫 福井 常神半島▼自然学校下見~天下を見渡す「竹田城」の眺め▼京都旅行に行ってきました
2021.06.06
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書店で見かけて即買い。マンガ『夜間中学へようこそ』。『夜間中学へようこそ』(沢音千尋、双葉社アクションコミックス、2020、税別650円)先に小説版があって、それをマンガ化したもの。小説版はこちら↓『夜間中学へようこそ』 (物語の王国)(山本悦子(児童文学)、岩崎書店、2016,税別1500円)小説も同時に買いました。(そちらはまだちゃんと読めていません。)このマンガの中のセリフ。====================『学校へ 行きたいやつなんていないだろ』(p17)====================ところがどっこい、主人公のおばあちゃんが通う夜間中学は、「行きたい学校」なのでした。「行きたい学校」を作るヒントは、こういうところにも、あるものですね。「夜間中学」は、もともとは戦争や戦後の混乱の中で学校に行けなかった人たちのための学校。今は、不登校だった子や外国人の生徒も受け入れているようです。「原作者あとがき」の中では、不登校だった中学生が、卒業式の日に夜間中学について教えてもらうシーンにふれられていました。====================「ここで卒業証書を受け取らずに、夜間中学に行く道がある」(p102)====================僕は、知りませんでした。不登校だった中学生が、「卒業」をせずに夜間中学で学び直す道があるなんて。戦後を生きてこられた年配の方と一緒に学ぶ若者。日本の学校は基本的に同年齢で構成され、みんな同じであることを求められる傾向がありますが、60歳ぐらい違う思いっきり異年齢が学ぶ学校を知ることで、「学校」というものを考え直すきっかけにもなるのでは。読みやすくて、とてもおもしろく読めて、教育についての考え方が広がる。おすすめのマンガです!
2021.06.05
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今日は午後から巡回校での通級指導でした。前回の巡回時に「リコーダーができない」とお伺いしていました。そこで今回は自前のリコーダーを持って行きました。本人に「リコーダーの練習も、通級でしてみる?」と訊いてみたら、「やる」の一言。めっちゃやる気を感じました。個人に関わることはここには書けないので、ここからは一般論。一般的に、不器用さがあったり、力の調節、息の調節、あっちもこっちも同時に注意を払うことなど、いろいろなハードルがあって、通級を利用されているお子さんでリコーダーがとても苦手な子は、一定数存在します。そういうわけで僕も自前のリコーダーを通級教室に常備し、必要があればリコーダーの指導もしています。通級でおこなう「自立活動」としては、まさに本人の苦手さにドンピシャな内容を、具体的に指導できるので、けっこう大事な指導だと思っています。僕自身も、小学生時代、リコーダーは超苦手でした。特に、ソプラノリコーダーで低い音を出すのが難しい。出す音の高さによって、息の強さをコントロールしなければなりません。我流の指導法ですが、僕の場合、低い音は「おばけがでる音」「ひゅ~~~どろどろどろ~~」と言ってイメージさせて吹かせました。一方で高い音はハッピーなイメージで「レッレ、ドッド、レ♪」というようなフレーズを練習させ、音の高さによって演奏するときのイメージを変えさせるようにしました。もちろん最初はソ・ラ・シなどの演奏しやすい音域からしましたよ。この3音だけでも「カントリーロード」のイントロが演奏できたり、「○○ちゃん、あそびましょ♪」のフレーズが演奏できたりします。指導者に引き出しがいろいろあると、子どもに合わせた提案ができて、子どもも指導者も、どちらも楽しい♪リコーダーの練習、今日の子はとっても気に入って、授業時間の最初にやっただけでは飽き足らず、最後に「またやりたい」と言って、最後にも、もう1回やりました。最後はちゃんとした曲が吹きたかったようで、YouTubeで曲を検索。画面上に「ドレミ」が出てくるリコーダー演奏動画を観ました。曲は、映画『鬼滅の刃』の主題歌、「炎(ほむら)」です。途中で止めながら、一緒に練習しました。冒頭だけですけどね。再生速度をゆっくりにして、半分のテンポで吹いたりもしました。YouTubeは、再生速度が変えられるのをご存じですか?スマホでもPCでも、「設定」から変更可能です。(スマホだとタテに3つの「・」が並んでいるボタンかな?)(関連する過去記事)▼リコーダーをカッコイイオーケストラ伴奏で練習できる「Easy8」 (2019/10/09の日記)
2021.06.03
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