2009年06月02日。
この日からブログに書きはじめて、最後まで「読書メモ」を完結しきれていない本があります。
どうしても紹介したくてたまらない本です。
しかし、読みだすと、立ち止まって考えたいことが多すぎて、なかなかブログの記事にするのが進まないのです。
それは、本当に大事なことが書いてあるからだと思います。
実は今日、職場で大事なことを2つ話そうと思って意気込んでいるのですが、そのせいで早く目が覚めてしまいました。
こういうときに、ふと、あの本のことを思い出します。
「大事なこと」を思い出すために、今一度読んでみたいと思います。
「その9」を一度書いたような気がするのですが、検索しても出てこないので、もしかしたら2度書きになっているかも。(^^;)
では、
『音楽療法士のしごと』との対話その9
です。
『 音楽療法士のしごと
』
( 生野里花
、春秋社、1998、2000円)
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◆『 音楽療法士のしごと 』との対話 その9
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: 本からの抜粋
: にかとまのコメント (絵文字以降)
==================
: アメリカから帰国して、福祉センターで働くことになりました 。
そこは、日本の中でも有数の、
音楽療法の恵まれた設備を持っているところ。
6人の、それぞれ非常に違うタイプの音楽療法士がいて、
それがうまくチームワークを組んでやっている。
音楽療法士というのは、セラピストの個性や考え方が
生産的に活かされると とても良いものになります
。(p141,142)
: どこの職場、どこのチームでも一緒ですね。
特に「音楽療法」は、人の「気持ち」を扱うセラピーなだけに、 セラピスト自身の個性や満たされ感というものが大事なのでしょうか。
でも結局、すべての職場、すべてのチームで言えることだと思います。
: 「何ができるか」というのも もちろんですけれど、
もっと基本的な、人間的な面が大切なんです
。
仕事というのは 結局 人格 なんですよね。
個性がなければいけないけれども、
自分中心だとか、他人を受け入れにくいという人、
変なふうに人を「出し抜く」ような人は、
どんな仕事でもそうだと思いますが なかなか難しい。
平凡な言葉ですが 「誠意」とはどういうことかを
もういちど じっくりかみしめてみたいですね
。(p144)
: 教育の目的は、教育基本法で「人格の完成をめざす」と
謳われています。
その場主義、ご都合主義だと、いずれ立ちいかなくなる。
もっと全体を、Wholenessに、まるごと見て、 自分もその一部として貢献するようなところがないといけない。
僕は子どものころは、
「社会人になって、会社の歯車になるのはいやだ~」
とか思ってましたけれど、今は違う考え方を持っています。
歯車の一つも、全体の中でなくてはならない存在。
お互いがお互いを生かしあって、全体として大きな機能を果たしている。
だから、いいも悪いもないんだ。
それぞれの役割を、謙虚に果たしていけばいいんだ、というようなことです。
僕は、基本的に「謙虚さ」ってないんですけどね。(笑)
: これから勉強をして仕事を探される方に 。
確立した場の「就職」ばかり探すよりも、少し視点を変えて、
自分が社会のニーズと自分の能力の縁結びをするようなつもりで
仕事を「つくって」みては。
思わぬ出会いや喜びがあります 。(p147)
: 自分の居場所は自分でつくる、ということ。
人から求めるだけではいけない。
そうですね。
(p147まで)
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今回はここまで。
次のp148からは「音楽療法の実際」にふれられています。
どこを引用して紹介するかは、そのときの気分によりますけど。(^o^)
それでは、また!
引用文献:
『 音楽療法士のしごと
』
( 生野里花
、春秋社、1998、2000円)
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