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June 12, 2009
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月日の経つのは早いものですネ。
今日は私の誕生日☆ またヒトツ、歳を重ねまして、いよいよ花の(?)40歳


こうして、文章だけのお付き合いをしていると、年齢不詳でアタリマエですし、あえて年齢を言わなくてもね、と思うのですが、年齢だけは、生きていくうえで誰もが重ねてゆくものですから、「何歳になったから」、という重圧は感じないようにしています(笑)

むしろ、一つ一つ歳を重ねることに前向きな気持ちで向き合えるようになってきたかな、というのが正直なキモチ。

去年の誕生日の日記にも同じようなことを書いていますが、年齢に対してプレッシャーを感じないようになったのも、やっぱり大好きなイタリアのおかげ。

33歳の誕生日を迎えて、なんだか焦っていたころ、イタリア人の彼から届いたメールは、
「女性が最も輝く年代へようこそ」というものでした
そのときは「やっぱりイタリア人、口がうまいのよね」なんて思ったものですが、実際に30代を駆け抜けてみると、なるほど、そのとおりかもしれないと思います。




20から上の数字には、ヴェンティ、あるいはトレンタに1(ウーノ)、2(ドゥエ)、と数字を重ねて言えばいいのですが、10の位だけは、11(ウンディチ)、15(クィンディチ)、17(ディチャセッテ)、19(ディチャンノーヴェ)というように、数字によって読み方も変わります。

「へぇ、そんなもんなんだ」って覚えたものですが、この数字を年齢にたとえて見ると、変わりやすい10代の成長振りを想像できて面白いですし、21(ヴェントゥーノ)から29(ヴェンティノーヴェ)はヴェンティ(20)の時代、31(トレントゥーノ)から39(トレンタノーヴェ)までをトレンタ(30)の時代というように、その後も10年ごとに年代が区切られているようで、「10年ひと昔」なんていう言葉を思い出したりしちゃいます。

そして、40代。

実は数字の読み方も、40以上になると、ある一定の音節が使われるようになります。

40(クァランタ)
50(チンクァンタ)
60(セッサンタ)
70(セッタンタ)
80(オッタンタ)
90(ノヴァンタ)

・・・そう、それぞれの読み仮名の、最後の2文字と、その前の母音がみんな同じ、「~anta(ァンタ)」となるんです



実はこの法則(?)も、イタリアの友人から教わったもの。
同年代か、どちらかというと年上の友人が多いせいか、こういう話題が結構多かったりするんですが、「いよいよアナタも『アンタ』になるのね~」なんていわれちゃったり(笑)

なのでね、40歳を迎えるにあたって、「ワタシもいよいよ『アンタ』になるのよ~」って言えるのが実はちょっぴり楽しみでもあったというワケなんです


40歳は、「不惑」の年なんていいますが、イタリア語に直すと確かに、数字の読みかただけは安定しますよね(笑)



今日は会社の帰りに寄った本屋さんで、何気なく塩野七生さんの「サイレント・マイノリティ」という本を手にとってパラパラと流し読みをしていたら、「四十にして惑わず」という章が目に飛び込んできました。

男ならば、四十にして惑わず、生涯の事業に専心すべきである、もけっこうだけれど、身だしなみにも心すべきではないか、とわれわれ女たちは、心中ひそかに思っている。 ・・・」と始まるこの章は、男性に向けたメッセージなのかと思いきや、私たち女性にも大いに参考になるエッセイ。

「四十を越える年頃になってはじめて、似合ってくるものが多い」
「装いとは、自分が化したいと思う個性に合ったものであるべきだ」
「アイデンティティー探しに無用な努力をするよりも、いろいろちがう自分を演じてみて、その選択と演じ方の総合から自然に浮びあがってくるのが、その人のアイデンティティーだ」

などなど、いままで漠然と感じつつもつかみきれなかった「自分」という個性のありかたについて、実に明瞭な考え方を披露してくれます。

この章全体をまとめると、要は「素材の良いもの、上質な「本物」を身につけなさい」というコトに集約されるのですが、それをどうして「40歳から」という線を引いたのか、という理由付けがまた、今日40歳になった私にとってはまさに痺れるような言葉で表されていて、きたるべき40代をどのように楽しもうかと、わくわくしてしまうほど


40歳(クァランタ)を迎えたけれど、アンタの時代は、じつはまだまだ始まったばかり。
これからも、どうぞよろしくお願いします





*今日の写真は、トルコのひまわり畑 イタリアの次に大好きな国です♪*







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Last updated  June 12, 2009 10:47:17 PM コメント(4) | コメントを書く


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