大玉南洋真珠のお店ルコリエのブログ
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エベレストトレッキングDay22002年10月この日は標高2640メートルの町パグディンを離れ、この標高3450メートル、トレッキング上最大の町ナムチェバザールを目指します。ナムチェバザールは、地域最大の町といっても集落という表現が近く、一つの急峻な谷にバラックや石造りの建物がびっしりと展開しています。2002年当時、ヒマラヤトレッキング上ではほぼ唯一の、旅人達に自家発電の電気を供給している町でした。でも、この世界の最果てのような場所に、当時既にインターネットが設置されていました。衛星通信を使ったもので、日本でのネットの使用料金を凌駕するとびきりの金額でしたが、「今、ヒマラヤ」のメールを友人達に送るのは中々痛快なものでした。この町に至る旅人は全てトレッカーという事でトレッキングに必要な物資の豊かさも見事なもので、自分がヒマラヤの奥地にいることを忘れさせてくれるぐらい、トレッキングに関しては充実の品揃えなのです。でも、この村の魅力は、もちろん現代的な通信網の整備や物資の豊かさではありません。この山あいの村に夜の帳が下りる時、その風景は現れます。富士山の山頂に近い標高のこの地は、6000メートルを越える山々に囲まれています。谷間にある村がすっかり夕闇に閉ざされる頃、その暗闇の中雪を頂いた山の峰峰が残照を浴びて光り輝きます。世界において6000メートルを越す山脈群というのは、ただこのネパールヒマラヤにあるのみです。超高地の澄み切った空気の中でみる、6000メートルを越える山々の輝き。それは、自分ひとりではとても受け止めきれない、そう思ってしまうような神々しさに満ち溢れたものでした。
2008年11月08日
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