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卒園式を16日に控え、年長児は荷物整理をおこなった。ふろしきに包まれた荷物は今朝、バスに乗せられ、保護者に渡された。毎年、年度末にはこういう形で「おもいで帳」の受け渡しがあるが(「おもいで帳」とは、1年間に描いた絵を専用のファイルに綴じたもの)、年長児が他の学年と違うのは、道具箱も返還されることである。道具箱の中には、粘土、クレヨン、糊、はさみ、絵の具、絵筆などが入っていた。入園前、細かい道具1つ1つに名前を書いた。あれから3年半。どの道具もよく使い込まれている。絵が好きな小姐は、自由遊びの時は絵を描くことが多かったので、クレヨンを使い終わるのが速くて、しょっちゅう追加注文になっていたね~。ポケット部分のマジックテープが弱まり くっつかなくなった通園カバン。いくら洗っても頑固なシミがとれない体操服。いつも小姐と一緒だった、小姐の幼稚園生活のいろいろなシーンを見ていた。3年半、お世話になりました。ありがとう。
2010/03/12
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毎年恒例、鬼まつりの絵画コンクールで特別賞を受賞すると、神社でおこなわれる表彰式に呼ばれる。昨年は佳作だった小姐は、幼稚園を通して賞状を受け取ったが、今年は東海○○新聞社賞をいただき、表彰式に出席することになった。幼稚園では、2月下旬から卒園式の練習をしているが、ここでも、厳粛な雰囲気の中、名前を呼ばれたら大きな声で返事をするといういい練習になったようだ。応募作品は500点以上で、そのうち特別賞に選ばれるのは47人。小姐以外に、同じ幼稚園の子が5人いた(全員年長児)。小学生も同じ土俵だと考えると、かなりの確率だな。ちなみに6人のうち4人が昨年も佳作に選ばれている。表彰式の後、作品が展示してある店へ見に行った。さすが賞をもらう子たちだ、どれもよく描けている。小姐の鬼はかわいいな(笑)、もっと怖い表情のほうがよくないか?審査員の講評。「さぁコンクールだ!いい絵を描くぞ!と張り切って描くのと、描けって言われたから仕方ない、描くか…としぶしぶ描くのでは、出来が全然違います。張り切って描いた絵は、いきいきとしています」確かに!楽しいなと思いながら描いたほうがうまく描けるような気がする。小姐は、絵には自信があるようだ。得意なことがあるというのは すばらしいことだ。絵画教室は幼稚園の課外なので、卒園したらもう終わりのつもりだったけど、絵心がありそうだし(親バカ?)せっかくだから続けさせようかな。
2010/03/07
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ギリシャの哲学者プラトンは、有名な著作「国家」の中でこう述べている。「無理に強いられた学習というものは、何ひとつ魂の中に残りはしない。だから、よき友よ。君は、子どもたちを学習させながら育てるにあたって、決して無理強いを加えることなく、むしろ自由に遊ばせる形をとらなければならない。また、そうしたほうが、それぞれの子どもの素質が何に向いているかを、よりよく見て取ることができるだろう」なんと、そんな大昔から 子育ての方法が議論されてきたのだ!我が子をひたすら信じて、個性を大切にする。焦らない、押しつけない、見放さない。早く学校に行きたい、勉強したいと言い続けてきた小姐。今でもその気持ちに変わりはないが、年が明けてから、ほとんど家庭学習をしなくなった。それまでは、算数の問題を作ってほしいとせがんではノートを持ってきていたのに。何ページもこなしては、「こんなにやった!」と満足していたのに。今はお風呂の中でたまに九九を言うくらいだ。2学年も先取りして、この意気込みがこのまま続けば…と思っていた。この子はできる、もっともっと…と期待していたのも確かだ。しかし今、私にそういう気持ちはなくなった。価値観が変わったのだ。勿論、今が楽しければいい、というしらけた刹那主義ではない。ただ、小姐はまだ6歳。将来ではなく、今を楽しいと感じられるように、まずは応援していくのが親としての私の務めではないかと思うようになった。後悔しないために、親として何ができるのかをまず第一に考えよう。今やりたいこと、得意なこと、興味のあることを、どうしたら整えてあげられるか、後押ししてあげられるか。かつての、満遍なくやれるように育てるではなく。遊んでいるだけでいい身分でいるのもあと少しだからね。小学生になったら嫌でも勉強するんだから今はやりたいことをやればいいよ。最近アイロンビーズにはまっているが、やっぱり本が大好きらしい。私の 図書館3ヶ所巡りはまだまだ続く…。
2010/02/22
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暇だ、退屈だ、どっか連れてけ~ の大合唱に負けた。しかし、休日のイオンなんか行くもんじゃないね。駐車場に入るだけで一苦労だ。天気が悪いから、余計混んでいたんだろうけど、みんな、行くとこないのかよ…って、アンタもな!あぁ、人を見ただけでフラフラしそうだわ。これが人酔いってやつですか。人が多くて、通路をまっすぐ歩けないのってストレスたまるわ。普段、すいている平日の午前中に来るから、それに慣れてしまうと、休日なんか地獄に感じるね!どうせ、この2人を連れていては ろくに買い物などできやしない。坊はすぐ疲れた疲れた言いやがるし。うるさい!文句があるなら家で待っとれ!(って、留守番できる歳じゃないけど)暇だの退屈だの言うから連れてきたんじゃないか!その上 ポケモンのフィギュアまで買ってやったのに、何の文句があるか!あぁ、やっぱり図書館にすればよかった…人ごみは疲れるわ。ちょっと休憩しようか。自販機でジュースを買って飲もう。ベンチに座って飲んでいると、若い男性が自販機にタバコを買いに来た。それを見た小姐は「あの人、タバコなんか買って…病気になるよ」大きな声で言うので、慌てて口をおさえた(汗)。彼が通り過ぎると、小姐はまた「タバコを吸うと、病気になるんでしょ」「そうだね、肺っていう、息を吸うところがおかしくなりやすいみたいだよ」「それでもタバコを吸うのって、どうしてかね?」「うーん、どうしてだろうね。くさいし、私は嫌だけどね」小姐は しばらく考え込み「タバコなんかあるからいけないんじゃん!」そして、怒ったように「病気になりやすいってわかっているのに、どうしてタバコを作る会社があるの?店はどうしてタバコを売るの?」何と答えてよいのやら。「どうしてかねぇ…」としか答えられない自分がもどかしかった。
2010/02/11
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幼稚園で、今日が最後のプールだというので、見学に行った。以前はプールがある日というと ちょくちょく出かけていたが、25m泳いでしまう小姐には、幼稚園のプールは物足りないしただ遊んでいるようにしか見えないので、最近はすっかり御無沙汰だった。しかし、やはり最後となると…。最後だからと、ずっと自由遊泳だった(汗)。でもまぁいいや、楽しそうな姿を見ることができたから。小姐だけでなく、他の子もじっくり見てしまった。みんな、プールの底に足がつくようになったんだな、大きくなったなぁ…。坊の学年はちっとも覚えられない(顔と名前が一致しない)のに、小姐の学年は思い入れがあるというか、いつも、あぁ~あの子もこの子も頑張ってるな~という気持ちで眺めている。満3歳児、年少、年中、年長の3年半で、一度でも同じクラスになったことがある子は すべて覚えている。(学年全体で80人ちょっと。そのうち半分は同じクラスになったことがある子たち)卒園式は3月16日。数えてみたら、登園するのはあと21日しかない!たったの21日。そう思うと寂しくて仕方がない(何故に私が?笑)。同じ小学校へ行く子は1人もいないし、本当にお別れだね…。よい友達に恵まれて、小姐は毎日楽しそうだった。みんな、ありがとうね。残り少ないけど、最後までよろしくね。
2010/02/10
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体験入学も兼ねるということで、小姐が楽しみにしていた入学説明会。保護者が体育館で説明を聞いている間、子どもたちは2年生と交流することになっている。他の小学校は、入学説明会は保護者のみ出席のようだから、この学校の独自の試みに感謝する。受付で、早くも小姐の名札をもらった。「○○○ しゃおじえ」「○○小姐」と、平仮名のものと漢字のもの。ランドセルより、机より、まさか名札が先に手に入るとは!説明会は、入学にあたっての心構えや、購入用品、口座振替など、資料を読めば ほとんどわかることばかりだったが、購入用品のうち体操服や通学帽子、体育館シューズなど学校指定のものがどこで売られているか、一切書いてないじゃないか!近所の先輩ママさんに聞いて下さいってか?22年度は新入学児童が少なくて、5クラスだという。5クラスで少ないって…さすが市内一のマンモス校だ。少ないといっても160人はいるから、体育館から出るだけでも一苦労。予定では、2年生との交流の様子を少し見ることができるはずだったのが、時間が押していたため、まったく見られなかった。小姐によれば、空き缶で作ったボウリングでストライクを取ったとか、新聞をビリビリ破いて長さを比べたら自分が一番長かったとか、知らない子ばかりの中でも かなり楽しかったようだ。「早く小学校に行きたい」と、運動会に参加した5月から言い続けている小姐だが、残り2ヶ月弱の幼稚園生活を存分に楽しんでほしいと思う。ただ遊んでいればいいだけの のんびりした生活は、二度とできないんだぞ(笑)。
2010/01/29
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図書館で小姐のカードをつくったのは7月下旬。読み始めると 傍から見ていて圧倒されるような集中した表情になり、それこそ一心不乱に読む。まさか こんなに本が好きな子とは思わなかった!どんどん借りたいというので、頻繁に図書館へ足を運ぶようになった。10月以降は、絵本ではなく児童書を借りるようになった。私は、小姐がお腹にいる頃は 朝から夕方まで図書館にこもっている日が多かった。生まれてからも、女性学系の本を借りては読んでいた。坊が生まれてからは、本を読む余裕がなくなって、図書館から足が遠のいていたが、子どもたちの成長に伴い、たまには図書館に行くようになり、小姐のブレイクにより、ここ半年ほどは 2箇所の図書館を行ったり来たりしていた。自分が読んだ本は題名と著者名と出版社名をノートに記録している。同じように小姐が読んだ本も記録することにした。卒園までに軽く100冊は読みそうだな…と思っていたら、なんと、今日借りてきた分を合わせて160冊になっていた。図書館に行ってその場で読んだ本、小児科の待合室で読んだ本、さらに、幼稚園では教室に置いてある本はすべて読破したというので、それらを合わせたら200冊をゆうに超えているだろう。――― この5ヶ月で 借りて読んだ本 ―――「ろけっとこざる」「いちねんせいのがこうたんけん」「いちねんせいのはる・なつ・あき・ふゆ」「きっとみんなよろこぶよ!」「だいすき!そらとぶひこうき」「いたずらラッコとおなべのほし」「ペレのあたらしいふく」「かいじゅうたちのいるところ」「あたしもびょうきになりたいな!」「うさぎのだいじなみつけもの」「チワンのにしき」「ないたあかおに」「はがぬけたよ」「やさしいたんぽぽ」「いちねんせいのいちにち」「十二支のことわざえほん」「そんなこともあるかもね」「こともがはじめてであうにっぽんちず」「のいちごはらのあさのうた」「ともだちをたすけたゾウたち」「おはなしおはなし」「だから?」「駅のおかあちゃん」「馬の耳に念仏」「バーバパパのすいしゃごや」「バーバパパのふうせんりょこう」「バーバパパののみたいじ」「バーバパパのがっこう」「バーバパパのなつやすみ」「バーバパパのちえあそび」「おかあさん、もういちどとんでよ!」「ゆきだるまのかぞえうた」「おばけのバーバパパ」「バーバパパのプレゼント」「バーバパパのいろあそび」「バーバパパのABC」「バーバパパかせいへいく」「バーバパパのだいサーカス」「バーバパパのはこぶね」「バーバパパのしまづくり」「バーバパパのかずのほん」「バーバパパのかたちさがし」「キャベツくん」「そらまめくんのベッド」「ゆきぐにれっしゃだいさくせん」「ひとつぶのえんどうまめ」「ねえねえ もういちどききたいな わたしがうまれたよるのこと」「花さき山」「きかんしゃやえもん」「へびのせんせいとさるのかんごふさん」「うさぎちゃんとゆきだるま」「チックタック じかんってなあに?」「機関車トーマス」「青い機関車エドワード」「大きな機関車ゴードン」「ダックとディーゼル機関車」「やっかいな機関車」「あひるのバーバちゃん」「バーバちゃんのおみまい」「どうして ちがでるの?」「よーいどんけつ いっとうしょう」「がまんだがまんだ うんちっち」「バーバパパたびにでる」「バーバパパとうみがめのおやこ」「バーバパパときえたこぐま」「バーバパパのさんごしょうたんけん」「バーバパパ ペンギンのくにへ」「おむすびころりん」「ざわざわ森のがんこちゃん おかあさんきらい」「カレーライスはこわいぞ」「あしたはいいな1ねんせい」「ほんとにほんとの1ねんせい」「いぬうえくんのおきゃくさま」「いぬうえくんがわすれたこと」「くまざわくんのたからもの」「1ねん1くみ1ばんサイコー!」「1ねん1くみ1ばんドタバタ!」「1ねん1くみ1ばんえらい!」「1ねん1くみ1ばんふしぎ?」「1ねん1くみ1ばんやさし~い」「1ねん1くみ1ばんひみつ!」「1ねん1くみ1ばんなかよし」「ぼくパトカーにのったんだ」「くまたくんちのじどうしゃ」「ニーハオ!ふたごのパンダ」「くまちゃん、どこいくの」「えっちゃんとこねこムー」「赤だったらいいのにな」「おいしゃさんなんかこわくない」「わたしのすきなおとうさん」「赤だったらどうしよう」「ふたごのでんしゃ」「はずれはあたり大あたり」「雨あがり」「ゆうきメガネ」「ぴかぴかのウーフ」「ふらいぱんじいさん」「いつもなかよし」「へんしん!スグナクマン」「ちいさいおばさん」「まいごのペンギン フジのはなし」「わすれんぼ一年生」「しっぱいのれんしゅう」「うさぎのおうち」「もりのおいしゃさん」「さめくん大へんしん!?」「ぼうしねこはほんとねこ」「いちぬけた いちぬけた」「すずをならすのはだれ」「ひとりじゃないって」「まいごのことり」「はらぺこおなべ」「みんなみんななかよし」「へんてこもりにいこうよ」「おかあさんのパジャマ」「おかいものだあいすき」「モンスター・ホテルでクリスマス」「クリスマスにくつしたをさげるわけ」「ちびっこ大せんしゅ」「一休さん」「おじいちゃんげんきをだしなよ」「ふしぎなエレベーター」「赤だったらつかまえて」「バスにのって はじめてのおつかい」「ゆきだるまの るんとぷん」「はっけよいのこった」「星のふる よる」「ぼく のんびりがすき」「あこちゃんは一ねんせい」「おおもり こもり てんこもり」「金のガチョウ」「こびととくつや」「こびとのくつや」「たんじょうびのライオン」「もりのなかよし」「きつねのでんわボックス」「うさぎのセーター」「あかちゃんライオン」「ひとつっきり」「うたのすきなかえるくん」「1ねんサルぐみへようこそ!」「ゆうやけごはんいただきます」「ミニミニおばけ いつもいっしょミイとラー」「ちいさくなった ぞう」「スイミー」「もうじき一年生」「エビフライをおいかけろ」「ふしぎ森のヤーヤー なみだのひみつ」「おてんきてんしのおくりもの」「カレーライスおかわり!」「すずめのくつした」「きつねのクリーニングや大あわて」「おひさま どうしたの」「すみれちゃんは一年生」「へんてこもりのコドロボー」「へんてこもりのきまぐれろ」「ねこルパンさんとしろいふね」「ぷかぷかとうのぼうけん」「ドキドキ!おともだちビデオ」「くるみわりにんぎょう」小姐がすさまじい勢いで読むので、つられて私も借りる冊数が多くなった。これまでに借りて読んだ本は、女性学、学校教育、家庭教育、掃除、相撲、鉄道などジャンルとしてはかなり偏っているので、今後は新しい領域にも入ってみたい。さぁ、2010年は親子で何冊読むことになるだろうか。
2009/12/26
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妹が、産婦人科の帰りに我が家に寄った。私が小姐と坊を産んだ病院で、我が家から目と鼻の先にあるのだ。予定日を教えてくれなかった、と妹は不満気に言った。小姐の時も最初に病院にかかったのは今くらいの時期だったけど、えー、予定日を知らされたのはいつだったっけ、7年前だから覚えてないや。自分の計算と3日しか違わなかったことは覚えているけど。何にせよ妹はまだ、胎児の心臓が確認できた段階だし、もう少し経ってからじゃない?さらに、妊娠証明書をくれなかった、と。証明書をもらって、明日にでも母子手帳が手に入るのかと思ったのに、だって。そんなもん、それこそ もう少し経ってからだよ。これはハッキリ覚えている、私が母子手帳をもらったのは自分の誕生日だった(2月)。妹のバッグには「初めてのたまごクラブ」という雑誌の付録のキーホルダーがつけてあり、それを目敏く見つけた小姐は「これ何?」小姐にはもう少し黙っているつもりだったが、ふざけて妹に体当たりするので、「いいこと教えてあげようか。おばちゃん、夏に赤ちゃんが生まれるんだって」小姐はキョトンとして「え?」「お腹に赤ちゃんがいるから、ぶつかったりしちゃいけないんだよ」またまた「え?」赤ちゃんが生まれる=お腹が大きいというイメージらしく、ピンとこないようだ。「生まれるのは8月だからね。これからだんだんお腹が大きくなるんだよ」その後、小姐が放った強烈な一言は「おばちゃん、暇なのは今だけだよ」ひえー。とても6歳児が言うこととは思えない。何その達観。確かにそうだね。妹はいつも暇だの退屈だの言っているけど、そんなこと言っていられるのも今のうちだね。
2009/12/17
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幼稚園から帰宅するなり、小姐が「私、蛸になりたい」。え?蛸?かわいくもかっこよくもない、気持ち悪いだけじゃないの…。その心は、と尋ねると「足が8本あるから」。え?ますます理解できませんが、お姉さん。「本も読みたい、絵も描きたい、折り紙もしたい、やりたいことがいっぱいあるのに手は2本しかないでしょう、だから蛸がうらやましい」そういうことですか。欲張りの権化だな。帰宅するとまず、何よりも先にうがいと手洗い、それから着替えて、箸とコップを出して、かばんを片付け…という一連の動きをしなければならないが、そんなことほっぽり出してやりたいことが山ほどある、と?でもね~、そう思っても やるべきことはきちんとやってくれ。
2009/12/08
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小姐は今日「お当番さん」だったらしい(学校でいう日直のようなもの)。お当番さんは1日に3人で、朝の挨拶や歌の時 黒板の前に立つのだが、一通り終わった後に必ずインタビューがあり、今日の題目は「好きなお友達は誰ですか」だったという。いとしの(!)K君と答えたのか、と からかうと、首を横に振り「だってK君は幼稚園では遊んでくれないんだもの…」いつもT君が真っ先にK君に声をかけるので、自分は入る余地がないのだと悔しそう。K君を家に呼んでほしいと懇願する理由は、それだったのか。遊びたいなら他の子に遠慮なんかしていないでどんどん遊びなよ!卒園したら接点なくなっちゃうんだぞ~!…とはいえ、男の子ばかりの中に入っていく勇気は…ないかな。
2009/12/02
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私は常に2ヶ所の図書館を利用している。実家がある隣の市(A)と、反対側の隣の市(B)の図書館である。B図書館は隔週、A図書館には ほぼ毎週通っている。(自分が住む市の図書館は古くて暗いイメージなので、あまり好きではない)小姐は本の虫で、毎日必ず何かしら読んでいる。絵本は卒業し、児童書(1冊70ページくらい)を読むようになった。今日はB図書館へ行ってきた。ここは1回につき1人10冊借りることができる。私の分と小姐の分、目一杯借りる。そして最近は 坊のカードも作ったので、それも使って私や小姐の本を借りる(笑)。30冊!重いぞ~!ヨタヨタ歩きながら車まで運ぶ。今回は、私が教員資格認定試験の勉強のために借りたい本がたくさんあったので、小姐の分は小姐のカード分(10冊)しか借りなかったが、それでも10冊といったら6歳児にとってはかなりの量である。「新しい本だ!」と喜んで一気に読んでしまった。今日は2時半帰宅の日だったので時間がたっぷりあったのだが、それにしても!読むのが速いので、適当に読み流しているのかと思いきや、あらすじを聞くと ちゃんと答える。いや~、たいしたもんだ。そして、返却する日まで 何度も何度も読む。幼稚園で自由遊びの時間は、教室にある本を読んでいることが多いらしい。小姐のクラスの廊下を挟んで反対側には図書室があるが、通常は鍵がかかっていて、先生が許可した時しか出入りできないのが不満だという。ガラスのむこうに本棚が見えているのに読めないとは!さて、卒園までに何冊読むのやら。
2009/11/12
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幼稚園から帰宅するなり「今日、席替えがあって、K君と同じ班になった!」と嬉しそうに報告した小姐。K君というのは 満3歳児、年少、そして今年同じクラスで小姐にとって「いとしの君」であり、寝ても覚めてもK君である(笑)。「K君が、『わりざん』って言ってたんだけど…何のこと?」うむ、K君には3年生のお姉ちゃんがいるから、タイムリーな話題かもね。「たし算、ひき算、かけ算は小姐もできるでしょう。わり算っていうのも計算のやり方の一つで、たとえば…。1袋にパンが6つ入っています。これを小姐と坊で同じ数ずつ分けると1人いくつもらえますか」「3つだね」「そうだね。この場合、わり算の式に書くと6÷2=3だよ。じゃぁ、6つのパンを小姐と坊と私の3人で分けたら1人いくつだろう?」「2つでしょう」「そうだね。この場合は6÷3=2になるよ」「ちょっと待って!ニサンガロク、サンニガロク…(しばらくブツブツ言う)。あれ?もしかして、かけ算と関係あるの?」お~、鋭い!「よく気がついたね、わり算は かけ算と反対のことをやっているんだよ」「へぇ~、そうか。おもしろそうだね」おもしろそうだ、と思うことは貴い。幼児期の知的教育は、いいか悪いかの是非論で語られることが多いが、現実には、子どもが楽しく取り組んでいるかどうかが大きな判断基準だと思う。子どもの興味や発達段階を無視してまで小学校の内容を先取りしようとしたってうまくいかないし、身にもつかない。しかし、楽しければ集中する。本来、子どもは知りたがりの学びたがりだと思う。子どもにとって、新しいことを覚え、使えるようになるのはとても楽しいことなのだ。知りたい時が伸びる時!こういう好循環で言葉や数に親しんでいけば、知的好奇心はどんどん膨らんでいくだろう。
2009/11/11
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小姐が、幼稚園で ランドセルのカタログと注文書をもらって帰ってきた。どうやらこだわりの職人さんが作るランドセルのようだ。へぇ~、噂には聞いていたけど ランドセルってこんなに高いのか!うちは夫の会社の福利厚生としてランドセルをもらえるから買わなくて済むのはラッキーだなぁ。一年生になった自分の姿を想像していたのであろう、小姐はカタログをめくりながら「私、ランドセルは赤か水色がいいな♪」と うっとりしていた。「ランドセルはお父さんの会社からプレゼントされることになっているから、店に行って好きなの選んだりはできないけど、もらえるのは赤だって聞いたよ。でも、赤か水色がいいって…ピンクじゃなくて?」私の妹(彼女もピンク好き)に、ピンクバカと言われるくらいピンクが好きで、持ち物は何でもピンクを好んだ小姐が、どうしたことか。入園グッズをウサハナで揃えたのだが、そのウサハナが、昨年あたりからすっかり影をひそめてしまい、サンリオショップでも見かけなくなった。小姐は、ウサハナのものが店にないなら仕方ない、今後何か買い足す時にはシナモンのものがいいと言い、最近はシナモンばかりだが、シナモンは水色がベースなので、小姐はピンクにこだわらなくなってきた。しかし、ピンク<水色だとは思わなかった。最近はピンクより水色のほうが好きなのかと尋ねると「なんとなく…ピンクばかりって小さい子みたいなんだもん」ほぉ~、言うねえ。もうアタクシは小さい子じゃなくってよ、と?そういえば、スカートスカートうるさかったのが、この頃は「幼稚園の先生みんなジーパンはいてるよ!」とデニムを好むようになった。これも成長の証ということですか、ふむふむ。それにしても、ピンクより水色がいいと思ったり、デニムがかっこいいと思う程度でよかった。まちがっても、今のうちからギャルギャルしい服装に憧れたりはしないでくれ~!
2009/11/05
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勉強したい、早く小学生になりたいと常々言っている小姐。5月に運動会に参加(来年度入学予定児童のかけっこ)して その思いを強くし、今日、就学前健診で校舎の中に入ったら、さらに思いが膨らんだらしい。幼稚園のホールがいくつ分かという広い体育館に 200人近い園児が集まった。お世話役の5年生を合わせると2倍。さすが市内一のマンモス校だ。この校区にいる限り、少子化なんて嘘じゃないかと思う。同じ幼稚園からこの小学校に行く子は誰もいなくて、しかも こんな大人数では、小姐はさぞ不安だろうと思いきや、緊張する様子もなく、一通り終えて帰ってきた時「楽しかった」と言った。そうか、それはよかった。内科健診、視力、聴力、すべて異常なし。虫歯もゼロ。発達検査(知能テスト?)は、本人曰く全問できたらしい。解散になると運動場へ駆け出し、遊具で遊ぶこと小1時間。ターザンみたいなロープが好きで、まだまだ遊び足りないようだったが、延長保育にしている坊を迎えに行くため、しぶしぶ帰ってきた。一旦家に戻り、洗濯物を取り込んでから坊を迎えに幼稚園へ。小姐は、本当は午前中だけでも幼稚園に行きたかったのだが、給食の時間との兼ね合いもあって、朝から休むことにしたので(公休)、坊を迎えに行く時に先生に会えるといいなと言っていた。ちょっと遅くなってしまったので、常勤の先生方は帰る時間にさしかかり、「もう帰った後かもね」と言いながら玄関まで来たら、ちょうど小姐の担任の先生がいて、小姐は「小学校楽しそうだったよ!」先生に「○○小学校に行くの小姐ちゃんだけだよね。寂しくない?お友達になれそうな子いた?」と聞かれた小姐は、自信満々に「大丈夫だよ、すぐ仲良くなれるよ」帰りの車でも、いかに小学校がすばらしいかを坊に力説していた。幼稚園生活も残り5ヶ月(実際にはもっと少ない)、有意義に過ごさせよう。<おまけ>そんなにじっくり観察したわけではないが、いたいた、およそ幼稚園ではお目にかかれないぞというタイプの親御さん。幼稚園は温室だということを思い知らされるね~。ジャージに健康スリッパで来るなっちゅうの。参観日じゃないからいい?そうかな。一応、学校に来るわけだからね、ちょっとそこのコンビニまで…とは訳が違う。せめて清潔感を保とうじゃないの。
2009/10/29
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夜、布団に入った小姐と坊が、猿について話していた。坊「昔、人間は猿だったんだよね」小姐「猿がだんだん人間に近づいて本物の人間になったんだよね」坊「でも今でも動物園には猿がいるよ。どうして?」私は敢えて黙っていた。小姐、しばし考え込んだ後…。「猿ってチンパンジーとかオランウータンとかゴリラとかいろいろ種類があるでしょう、その中で特別な猿だけが人間になったんじゃない?」姉さん、アンタは賢い!人間の祖先が猿なら、今も猿がいるのは何故だと疑問を持つ坊も なかなか鋭いな!考えろ、考えるのだ~!考えることができるからこそ人間なのだ!
2009/10/28
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和室で洗濯物をたたんでいたら、リビングで喧嘩が始まった。小姐と坊がプラレールのレイアウトをどうするかで揉めていて、おそらく坊が偉そうなことを言ったのであろう、キレかかった小姐が「そういうの猿の尻笑いって言うんだからね!」と怒った。オマエが言うな、ってことね。いや~、なかなか語彙が豊富でよろしい。しかしだね、姉さん。あなたも自分のこと棚にあげて弟にヤイヤイ言い過ぎだよ。だから坊はうっとうしがって、生意気な口をきくのだよ。それにしても、どこでそんな言葉を知ったのか?諺の本には載ってなかったよね?聞けば、先月図書館で借りた本に書いてあったという。私は小姐が借りた本にはざっと目を通しているが、そんなこと書いてあったかしら?うーん、記憶にない。でも小姐はしっかり覚えていて、実際に使えた。アッパレ!
2009/10/27
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運動会の代休、悪天候で終日 家で過ごした。昨日は坊の話だけ長くなってしまったので、小姐について記す。幼稚園最後の運動会、年長は他の学年より出番が1回多い。走る、踊る、親子競技、そして玉入れである。年少(満3歳児も一緒にやる)の踊りは いかにもかわいらしく、あなたたちがそこに立っているだけで十分ですよという感じ。年中になると、1年経って慣れてきたよねという感じ。そして年長は、さすが来年小学校へ行く子たちだねという感じで毎年楽しみだ。小姐たちも、息がぴったり合った壮大な踊りを見せてくれた。玉入れの前に「背が高くなった年長さん…」というアナウンスが入った。本当にその通りだと思う。小姐は満3歳児で入園しているが、入園直後の9月、身長は93cmほどだった。3年経った今は112cm。リレーでは頑張っても3位にしかなれないけど、玉入れでは絶対に負けないんだと小姐は張り切っていた。その通り、1回目は4クラス中1位!有言実行だ!(2回目は、1~3位が僅差で3位だった)そして、全プログラムのトリを飾る、リレー!年中まではかけっこだけど、年長だけはリレー。チームワークが必要となる。外での練習がない日でも、バトンの受け渡しの練習をしたという。いくら走るのが速くても、バトンを落としたら遅れてしまう、ということは、走るのが遅くても、可能性がないわけではない。小姐のクラスの女の子チームは前評判は高くないようだが、バトン次第ではどうにでもなるかもよ!?昨年、年長の とある女の子が途中で転んでビリになってしまい、救護室に手当てに来てもずっと「私のせいだ…」と泣いていて、周りの女の子たちが「○○ちゃんのせいじゃないよ」「皆で頑張ったんだから気にしないで」と慰めていた、という話を救護係としてその場にいた知り合いのお母さん(医師)から聞いて、リレーはドラマだと思った。まさにクライマックスに相応しい。かけっこのスタートは旗だけど、リレーはピストルなんだよね…本格的だね。1人グランド1周で、1クラス12人。まず女の子から。第1走者は、なんと小姐のクラスの子が2位を5mくらい離して1位だった。おおっ!と思ったが糠喜び、後続で だんだん縮められ、あっという間に抜かれる。そして第4走者から第5走者につなぐ時、バトンを落としてしまった!ここで最下位になるが、第6走者が第2コーナーを過ぎた直線で3位に上がり、ほとんど差がないまま、第7走者の小姐にバトンが渡った。ぐんぐん加速した小姐は、すぐに4位の走者を引き離し、はるか前方にいる2位との差を縮めていった。バトンをもらった時の2位との差は半分以下になった。抜くというのが形としてわかりやすいが、中盤で差を縮めることで貢献できたと思う。第8走者へのバトンもしっかり渡した。しかし、その後また抜かれてしまい、終わってみればぶっちぎりの最下位(泣)。目立って活発な子がいない おとなしめのクラスなので、予想どおりといえば予想どおりの結果だが…。最後まで皆で頑張った、それでいいさ!あとは男の子の応援だね。男の子は逆に、坊みたいなドンくさい子(失礼!)がいない。たまたま見かけた練習の時も1位だったし、本番も楽しみだと思っていたら、バトンのミスもなく ぶっちぎりの1位だった。走り終わって旗のところにいる女の子が必死に声を出して応援している姿も ほほえましいものだった。運動会を通して、クラスの団結力が高まったに違いない。楽しみにしていた行事がまた1つ終わって、やはりちょっと寂しい。次は12月の発表会だね。
2009/10/05
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東レ パンパシフィックテニスの試合(シャラポワ対ヤンコビッチ)を夫が見ていた。小姐に「この人たちはどこの国の人なの」と尋ねられたので、画面を見ながら「この人はロシアで、相手の人はセルビアだよ」と答えた。「ロシアはすぐわかるけど、セルビアってどこだっけ…」と呟いたと思うと、「あっ!」と ひらめいたように言い、いそいそと国旗事典ををめくり始めた。まず巻末の索引からセルビアを見つけ(国語辞典がひける小姐にはたやすいこと)、国旗のページへとぶ。小姐は「ロシアの国旗に似ているね」と言った。それもそのはず、昔トルコから独立した時 助けてくれたロシアの国旗が手本だから。国旗のページには、その国が世界のどの辺りに位置しているのかが描かれている。セルビアは東ヨーロッパの南部にある。今度は巻頭の世界地図のページにとび、ヨーロッパの国々を見渡して、セルビアを探す。「ブルガリアの隣だね」と小姐。疑問に思ったことをすぐに調べようとする姿勢は、我が子ながら感心した。その後も、絵本を読んでいて「芸術家ってそんなものよね」という一文に対し、「げいじゅつかってどういう意味?」と、国語辞典で調べていた。あ~、小学校の教科書の地図帳が欲しくなってきた。私は地図をボーッと眺めているのが好きなのだが(道路地図も路線図も大好きだ)、どうやら小姐も好きそうだ。お風呂に貼ってある日本地図はよく見ている。地名だけ見ていても、地図は飽きないものだ。おもしろい地名をさがすのも楽しいではないか。ところで、小学校6年間で習う国名は、日本、中国、アメリカ、オーストラリアなど僅かな国だけ、都道府県を集中的に覚える授業は1時間もないらしい。中学生になろうかという年齢で 僅かな国しか知らない状態で、どうして国際理解の授業などできようか。自分が住んでいる隣の県の名前も教わらないのに、中学に入ると日本地理より先に世界地理?笑わせないで下さい。いや、文部科学省批判はもういいや。地名を覚えるには地図で確認するのが一番だ。<おまけ>ブルガリアといえば、坊は琴欧洲が登場するとブルガリアと言うが、把瑠都や栃ノ心を見てもブルガリアだと言う。ああいう顔立ちの人は全員ブルガリア人だと思っているのか、君は。
2009/10/03
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年長児は、夏休みの宿題(!)として絵日記を1枚書いて提出することになっていた。それが廊下に貼り出され、小姐は他の子の作品を見たという。予想どおり、どこどこへ行ったという内容を書いてきた子が多かったようだ。「私は、どこかへ行ったっていう絵日記じゃなかったね」と言うので夏休みに特にどこへも行っていないことを恨まれているのかと一瞬ドキリとした。確かに、大層な場所へは行っていない(いつものことだ)。ログハウスに行ったくらいだけど、何度も行っているから目新しさはないよね~。でも、名のある場所に行ってこそ夏休みだと思ったら大間違いだぜ。小姐は、スイミングのテストで合格できて嬉しかった、9月からは背泳ぎを習うので また頑張って合格したいという絵日記を書いた。「心に残ったこと」としては十分だと思うけど?(クロール受かったこと書いたら…と勧めたのは私だが)母親なら誰でも、自分が子どもに何をしてやるのが幸せなことなのかと考えるだろう。しかし「何もしなくていい、ただ側にいればいい」などといった基本のキである考え方は不在なのだろうか(この場合の「側にいる」とは決して母親は専業主婦であるべきだといった論の展開を指しているわけではない)。多くの母親に共通しているのは、子どもに対して「意識して わざわざ何かする」ことが親の仕事、役目であるという考えが定着し、「何も特別なことはしなくていい」という考えはないに等しく、そして、何かをするというのが家の外へ出かけることであり、特に、遊興、娯楽といった施設へ出向くことなど、何か「行為すること」に集約されているような気がしてならない。そして子どもも、どこかへ出かけてお金を使うことが幸せだと思っていないだろうか。
2009/09/09
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夏休み前、立命館小学校校長である深谷圭助先生の「7歳から『辞書』を引いて脳をきたえる」という本を読んで感銘を受けた。小学校のカリキュラムでは、国語辞典は3年生で使い方を指導するらしいのだが、そこを敢えて1年生の5月に辞書を用意させるという。子どもは幼稚園年長くらいから書き言葉に興味を示すようになり、より高度なコミュニケーションへの欲求が出てくる。そこで自分の思いを言い表すために より多くの言葉を必要とする。しかし生活の中で使われている言葉にはどうしても限りがある。入学前の子どもは自分が既に獲得して使いこなしている言葉と、自分が積み上げてきた体験との間にギャップがある、つまり、自分は知っている、見聞きはしているが、どう表現してよいかわからない、という状態らしい。たとえば「圧倒される」という言葉。これに該当する体験をしていても、子どもの語彙の中にその言葉はなく、使ってみたこともない。そんな子どもは、小学校で自分の体験とバランスが合う言葉と出会うことに、新鮮な喜びを得る。そしてますます好奇心を刺激される。このように1年生は成長段階において言葉に対する興味が高まった状態にあるので、まるで水を吸うスポンジのようにどんどん新しい言葉を覚えるとのこと。広い意味では、辞書を引くことも読書だといえるだろう。数万語の言葉を収録した辞書には、小さなストーリーへの扉が開かれているのだから。小姐は本を読むことが好きで、図書館へ連れて行くととても喜ぶ。1年生の算数の文章題も難なく解くので、1年生レベルのことをやらせても大丈夫、これはおもしろそうだ!と私は思わず膝を叩いた。深谷先生が「お勧めの辞書」としている公文の国語辞典を探しに書店へ行ったら、ついでに辞書の近くに 深谷先生の「はじめての辞書引きワーク」なるものを発見!とてもわかりやすいワークだったので、辞書とともに購入した。これを、時間がたっぷりある夏休み後半にやらせるつもりだったのが、私が病気でしばらくダウンしていて できないまま2学期に突入してしまい、いつやろうかと思っていたところ…。夕飯後のひと時、小姐が思い出したように「法螺侍って何だっけ」。あぁ、NHK教育テレビの「にほんごであそぼ」で野村萬斉がやっていたアレだ。(今年の4月から、夕方のテレビ視聴はやめたので 久しく見ていない)「笑う道化に泣く道化~同じ道化なら笑わにゃ損損っていうやつだよ」と言うと「遊ぶ道化に寝る道化~ってのもあったね。損損って何?」損?えーとそれはだね、…。あ!そうだ、今こそ辞書の出番だ!まずは私の辞書で(いつでもすぐ引けるように電話の横に置いてある)。損というのは、利益を失うこと。って言われちゃますますわからんか…。「今、私は何をしていたと思う?この本は見たことあるよね?」「わからない時に調べる本じゃない?」「そう。これは国語辞典といって、どんな言葉でも載っているよ。小姐用にも買ってあるから、ちょっと引いてみる?」分厚い辞書を見た小姐は最初ビックリしていたがワークに沿って、机という言葉を引いてみた。机という言葉の意味は既に知っているが、それがどのように説明されているのか。「つくえ…あった!本を読んだり、字を書いたりする時に使う台、って書いてあるよ」「そのとおりでしょう。わからない言葉があった時は、この国語辞典で調べると、それがどういう意味なのか書いてあるよ」今日は9つの言葉を引いたが、感心したのは、引き方をすぐに覚えたこと。清音と濁音だけなので、それほど難しくないとはいえ、頭文字だけでなく二文字目以降も全部アイウエオ順に並んでいることを理解し、そのルールに沿って探すという作業が思いのほか早かったので驚いた。普段は照れくさくて なかなか子どもたちを褒めない私だが、気がついたら「すごいわ、頭いいわ~!」と絶賛していた(笑)。ワークの次のページもやろうとするので、「はい また明日!今日はもうお風呂!」。そんなに慌ててやらなくても、辞書は逃げないよ。よかった、おもしろいと思ったみたいだ。小姐の溢れんばかりの好奇心を、どうして放っておくことができようか。
2009/09/02
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小姐が、夏休みに入ってからピアノの練習をまったくやろうとしなかった。「私がいちいち言わなくても練習するくらいでないとダメよ」と常々言っていたので、私は敢えて黙っていた。そしてそのまま1ヶ月!ピアノは幼稚園の課外でやっているので、このままいけばあと半年で終了する。勿論、卒園してからも先生のお宅まで通って習うことはできるが、曜日と時間が合えばの話。他の生徒さんとの兼ね合いもあり、どうなるかわからない。最初、私はピアノを習わせる気はなかったのだが、小姐が「幼稚園の先生になりたいからピアノを習いたい」と強く希望し、たまたま水曜日に空きがあるとのことで、年少の9月から習い始めた。片手ずつやってくるように言われたのに、次の週には両手で弾いてたった1週間で○がもらえるほど熱心に練習する時期もあった。年中の頃、英語を習いたいというので「うちは習い事は1人3つまで。ピアノと絵とスイミングでもういっぱいでしょう。英語を習いたいなら、どれか1つ辞めるしかないよ」と言うと「3つ全部好きだからどれも辞めたくない」と英語を習うことは諦めた。しかし 年長になってからは、以前のような姿はほとんど見られなくなった。なんというか、傍目に見ていて あまり楽しそうではなくて…。あの時と同じことを聞かれたら、おそらくピアノと答えるだろう。子どもは、興味の対象が次々にうつっていく。同時にいくつものことを好きになるのは稀だと思う。(いや、大人だって、幅広い趣味の持ち主はむしろ珍しがられる存在かもしれない)本人が「やりたい」と言って始めたピアノだが、今現在どう思っているのか。本心から習いたいと思っていないなら、いっそのこと辞めさせたい。お金だってバカにならない(ここ重要!)。でも、習いたいなら 節約のために習い事を減らすというのはかわいそうだな…。2~3日悶々としたが、思い切って尋ねてみた。「夏休みに全然ピアノの練習をしなかったでしょう。小姐がいつになったら気づくかなと思って私 わざと黙っていたんだけど…」小姐は、無言でうつむいた。その姿が答えのすべてだと思った。「もう練習するの嫌になったの?嫌なら辞めてもいいけど、どうする?」「うん、辞める…」もしかして、辞めたいと思っていたのに言い出せなかったのだろうか。今月分はもう間に合わないから、来月から退会となる。辞めるのが半年早くなっただけの話だ。もし、またやりたいと思ったら、その時また習うことを考えればいい。(尤も、基礎はできているからバイエルくらいなら私が見てやれるけどね。我が子に教えるのが難しいことは承知の上で…汗)スイミングで見せる表情は底抜けに明るい。やっぱり習い事は楽しくないとね。息継ぎなしクロールで6回も不合格が続き、悲壮感が漂う姿に私が耐え切れず「休んでもいいんだけどね」と言うと 激しく首を振り、「休みたくない!頑張って練習して合格したい!」と根性を見せた小姐。幼稚園児でも、本当に好きなことなら 突き進めるということか。「北島選手みたいにかっこよくなる!」なんて身分不相応なこと言っているけど(笑)、それなら4泳法では最後に習う平泳ぎまで行くということだね、頑張れ!私も、ピアノ、スイミング、そろばんと習ったが 一番好きなのはピアノだった。体力づくりのためにと半ば強制的に入会させられたスイミングは嫌々通っていた。コーチがまるで戸塚ヨットスクールみたいに怖くて、母が掲げた目標(クロール50m)に到達したら さっさと辞めた。そろばんは、そこそこ好きだった。2年ほど通って、2級に合格したところで辞めた。ピアノは、年中から中1まで続けた。もっと続けたかったが、テニス部の練習が忙しすぎて体力的に限界だったし、ソナチネまでやったので、あとは自分の好きな楽譜を買ってちょくちょく弾いていた。習い事は、小学校低学年までに いくつか体験してみて、その中から その子に合ったものを選んで長く続けるのがいいと思う。
2009/09/01
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樋口裕一先生の著書「勉強が好きになる!」を読んでいたところ、向かい側に座っていた小姐が嬉々として「あっ!この字、女という字と子という字がくっついているよ」「へぇ~、いいところに気がついたね。この字は好きと読むんだよ」「そうなんだ…」と言うと、しばらく考えこみ、「わかった!勉強が好きになる、でしょう」え?え?えええ?何故わかる?1年生で習う漢字はほとんど知っているだろうけど、「勉」は3年生、「強」は2年生だぞよ!「そのとおりだけど…」と呆気にとられていると「だって、その絵を見たら勉強かなと思ったんだもん」その絵とは、表紙に描かれている挿絵のこと。ランドセルを背負った男の子と、三角定規を持った女の子と、地球儀を持った男の子。彼らから、学校を思い浮かべたのだろうけど、「学校」という漢字は1年生で習うから既に知っており、違うとわかる。では、他に相応しいのは…と考えて、勉強と答えたのだろうか。昨年、車窓から看板を見て「スピード落とせ」「シートベルトを締めよう」など一発で読んで 私を驚かせたことがあり、前後の文字からなんとなく判断できるんだな…と思っていた。小姐は考えることが得意だ。この子、なかなかデキるかも?と期待してしまう(親バカ)。何事にも貪欲で、見たい知りたい触りたいという好奇心を今のまま持ち続けていられたら、小姐はきっと「勉強が好きになる」だろう。学ぶ力の基礎になるのは、体から湧きあがるエネルギーだと思うから。
2009/08/28
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私にとって盆踊りといえば、実家の地区でおこなわれる「みたま祭り」。太平洋戦争で海軍工廠に爆弾が投下され多くの人が亡くなったので、それを慰めるためにおこなう盆踊りである。曲は4種類あり、どの曲にも 日本三大稲荷の「お稲荷さん」という言葉が登場する。浴衣を着て、ちょっと浮ついた気持ちで夕涼みがてら、曲は炭坑節だのドラえもん音頭だの…という雰囲気は、幼少時から みたま祭りがしみついている私には違和感があるのだが、町内会の盆踊りには 子どもを連れて参加している。今日は練習日で、来週が本番。本番だけ行けばよいと思っていたが、練習があることをうっかり漏らしてしまい、当然、小姐は「行く~!」ハイハイ行きますよ、時間が遅いからちょっとだけよ。スイミングの後にさんざんサッカー遊びをした坊は疲れて早々に寝てしまったので、夫は留守番して、私と小姐の2人で行った。輪の中に混じると、見よう見まねで踊り出す小姐。私はその後をついて、ところどころ適当にやっていたら、終了後ダメ出しを食らった。「お母さん、ちゃんとやってなかった!手がダラーンとしていたよ!」一回転する場面で、しっかり後ろ(私)を見ていたようだ。「しっかり練習しないとダメでしょ」ですと?さようでございますか、悪うごさんした。みたま祭りなら張り切って踊るんだけどなぁ(家で祖母と練習するほど好きだった)。って、小姐はそんなの知ったこっちゃないね。練習のために行ったのにチンタラしているとは何事だ、と許せないんだろうね。
2009/08/01
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このところ1週間くらい雨続きでウンザリしていた。7月末といえば梅雨も明けてサンサンギラギラの本格的な夏なのに、一体どうなってしまったのか、やはり地球はおかしな方向へまっしぐらなのか。天気予報では今日も雨と雲のマークばかりだった。朝は降っていなかったが、いつ降ってもおかしくないので洗濯物は室内に干した。今日は小姐の誕生日。夏休みだしどこかへ連れて行こうと考えていた。小姐が一番喜びそうな場所といえばプールである。昨年の誕生日もプール(片道1時間半)に連れて行った。今年は、違うプール(ここも片道1時間半)へ行ってみよう!到着する頃には、すっかり晴れていた。何故だ!プール大好き小姐が太陽を呼んだのか?いや、2/3は室内だから天気が悪くてもいいのだが…。(ちなみに私は雨女である)ホワイトウェイブ21というこのプールは、ごみ焼却場から発生する熱エネルギーを温水プールに利用した公共施設だが、流水プールや造波プール、屋外の子ども用冒険プールなど充実していて、小姐も坊も大喜びだった。本格的なのに、公共施設だから料金が安いのも嬉しい!昨年は、私1人で小姐と坊をプールに連れて行くのはしんどいと思っていたが、坊が少々のことでは怖がらなくなったので(けのびができるのだから当然か)、足がつくところならぴったり張り付いて監視している必要はなくなった。スイミングでなかなか進級しなくても、進歩はしているのだ(笑)。12時半に入って、3時近くまでいた。2人が特に気に入ったのは外の冒険プールで、何度も何度も滑り台を滑り、滝に打たれては「痛い~!」と言いながら大笑いしていた。(日焼けしたくない私はプールサイドのパラソルの下で見ていた)小姐は、潜って回転することを覚えたらしく、前回りと後ろ回りを得意気に披露した。鼻をつまんでいないので、痛くないのかと尋ねると、平気だという。クロールのターンでは苦労しなさそうだね(って、まだ先の話だけど)。それにしても、小姐はプールにいる時が一番イキイキしているね…。2人とも まだまだ帰りたくないようだったが、家は遠いのだからもう帰らないと…と言うと、しぶしぶ承諾した。帰りの車では、少なくとも坊は寝てしまうだろうと思っていたら、眠そうな素振りすら見せなかった。どれだけ元気なんだ~!私のほうが眠いわ。ケーキを買って帰った。小姐、6歳の誕生日おめでとう。プールの後だから、後れ毛がみっともなくなっているなぁ…直したつもりだけど、写真を撮るなら もっときっちりピンで止めるなりすればよかった。
2009/07/30
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かの有名なアインシュタインは、子どもの頃から「なんで?」「なんで?」を連発する質問魔だったらしい。この「なんで?」に答えてくれる伯父さんが近所に住んでいたことが、彼にとって幸せだったという。昨日、一昨日と、朝モタモタしていてバスの到着時間ギリギリになってしまったので、今日こそは余裕をもって玄関先に出ようじゃないかと子どもたちを急かした。その甲斐あって(?)5分前には外に出られた。そこで小姐がポツリと「誰にでもお母さんがいるって言ったでしょう」。一体何を急に…と思っていると「お母さんのお母さんのそのまたお母さんの…。すごい昔にも何人もお母さんがいたってことでしょう。でも、一番始めのお母さんはどうやって生まれたんだろう」えーっと、それはアダムとイブが…と言ってもわからないだろうな、と返答に困ってしまい「最初は神様かね?私にもわからないよ」。「え~、お母さんにもわからないことがあるんだ…」「そりゃたくさんあるよ!大人だから何でも知っているってわけじゃないよ」「ふーん」「このことだけじゃなくて、世の中にはわからないことが山ほどある。でも、それを一つ一つ知ろうとするのが楽しいんじゃないかと思うよ」それにしても、朝の忙しい時間にそんなことを考えていたのかと思うとなんだか笑えた。答えがわからない場合は適当にごまかさず子どもと一緒に考える。ナンデナンデ星人をいい加減うっとうしいと思っても 真剣に答えてやる。「なんで?」という気持ちを大切にできる子どもは好奇心旺盛で、一つのことを突き詰めて考える集中力が高くなるだろう。
2009/07/15
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全般に曇り空で、昼前から雨が降るかも…なんて嘘だ!暑いぞ暑いぞ暑いぞ!軽く30度超えているじゃないか!真夏日じゃないか!じっとしていても汗が流れてきた。あまり汗をかかない体質(新陳代謝が悪い!)の私がこんなに汗をかくなんて。扇風機だけでは焼け石に水といった感じで、たまらずエアコンを入れた。小姐と坊も 汗びっしょりで帰宅したので、すぐにシャワーを浴びさせた。すっきりさっぱりしたところで、小姐が「問題!」と得意げに言った。「プロペラがあるのに、空を飛べないもの なーんだ」あの~、アナタの目の前にあるその機械のことでしょうよ。わかりやすすぎる!とはいえ、自分でなぞなぞを考えたのだとしたら大したものだ。小学校にボランティアに行くようになって、当然エアコンなんかない中、たまに窓から入ってくる風をありがたく感じている。私の体はエアコンの快適さに慣れてしまったのだと思う。でもそれではいけない。体のためにも環境のためにも、使いすぎに注意せねば。扇風機の風のほうが自然だよな~!
2009/07/13
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いつものように賑やかに帰宅し、いつものように姉弟喧嘩をくり広げていた昨日、夕方になって「頭が痛い」と言い出した小姐。38度の熱があった。しかし生憎、かかりつけの小児科は木曜日の午後は休診なので、私のかかりつけの内科(小児科も標榜している)へ。解熱剤(坐薬ではない)と、喉の腫れを抑える薬が処方された。「これを飲んですぐ寝たら、たぶん明日の朝には治ってるよ」と言い、すぐ寝かせた。先月、坊が夜中に目を覚ましてグズった時、39度の熱だったので、慌てて夜間診療にかかったことがあった。幼稚園は欠席だなと覚悟したのに、朝になったら、高熱?何のこと?みたいにケロッとしていて、ご飯も普通に食べて元気に登園した。明け方4時に寝た私は超ウルトラスーパー寝不足でフラフラしながら仕事へ行ったのであった。坊だってあんなふうだったから、小姐もきっと…と思ったのだが、残念ながら希望的観測にすぎなかった。5時に目を覚ました小姐は「天井が落ちてくる!怖い!」と泣き叫んだ。高熱にうなされているためだろう。握った手は驚くほど熱かった。水を飲ませたら落ち着いたのか、しばらくしてまた寝たが、解熱剤は効いていない、こりゃダメだ…と思った。7時に起きた時点で、39度。何だ、昨日より上がっているじゃないか~!昨年に続いて、今年も皆勤するぞと張り切っていた小姐だが、これでは仕方ない。39度もあったら諦めもつくよね…。それにしても、もらった薬が合わないのか?やはりかかりつけの小児科に行くべきかと思い、朝一で予約した。小児科では、夏風邪だと言われ、薬は 昨日処方された薬でいいとのことだった。熱があるのだから、帰宅したらすぐ寝るかと思いきや、また天井が落ちてくるような気がして怖くて眠れないという。添い寝してやってもダメ。イカン、私のほうが先に寝てしまった!結局ろくに眠らなかったのだが、布団でゴロゴロしていたら少しは休まったのか、熱はだんだん下がってきて、昼食の頃には37度台になった。午後も、僅かにウトウトした程度だった。3時には36度台まで下がった。今日は坊が課外(サッカー)で帰りが遅いから、静かな環境でよかったわ(笑)。2人とも体が丈夫で、熱なんて滅多に出さないので、たまに出すと慌ててしまう。小姐は今日欠席になってしまったのが無念だが、1日で回復したのは何よりである。そんな小姐、自分は昨年こそ皆勤したけど満3歳児クラスと年少の頃に休んでいる、でも坊は入園してからまだ1日も休んでいないから、このまま頑張ってほしい、と。なんて殊勝なことを言うお姉さんなんだ!母は感動した!
2009/07/10
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昨日、夫が「小姐をピューロランドに連れて行ってやりたい」と言った。誕生月だと特典があるので どうせ行くなら今月中に、しかし第2、3週は用事がある、第4週は夏休みに入っているから混むだろう…ということで、「明日行く?」思い立って急に行くような距離ではないが(苦笑)、高速道路1000円の恩恵を受けてどこかに行こうか~と話していたし、思い立ったら吉日。開場は10時で、10時半から「ハッピーはっぴーバースデー」というショーがある。これに間に合うには…逆算して、家を出発したのは明け方5時。朝なので道がすいており9時半には到着したが、既に長蛇の列ができていてビックリ!バースデーショーは毎月違ったキャラクター(着ぐるみ)が登場するらしいのだが、今月は小姐の大好きなウサハナが登場!そのことを小姐には黙っていたので、感激したようだ。歌と踊りが終了すると、着ぐるみと写真が撮れる時間を設けてあるのだが、皆一斉に着ぐるみ目がけて突進するので、初詣のようにもみくちゃだった(汗)。ろくな写真は撮れなかったが、小姐は何度も抱きついていき、「ハナちゃんフワフワだった」と満足していた。次はディスカバリーシアターという場所で「シナモンのひみつの扉」を見る。これは既にDVDが発売になっているミュージカルで、何度も見ている。小姐は最初「知っている話だから…」とあまり乗り気でなかったのだが、いざ始まると視線はモカに釘付け!(小姐が好きなのは主役のシナモンではなく、仲間のモカ)こちらは「シナモンドリームカフェ」。「キティズハウス」にて。「ハローキティとオズの魔法の国」というミュージカルは、ハローキティ生誕35周年を記念したもので(私と同じ歳じゃないか~!)、現在、恐ろしい事件が頻繁に起こっている現実の中で、身近な人でさえ信じ難い時代だからこそ、内にこもってばかりではなく、外に出てたくさんの仲間と出会い、そしてお互いを認め合う信頼関係を築き、人として大切なものを見失うことなく生きていきたいという願いから作られたらしい。宝塚が振付担当という、実に本格的なミュージカルで、「あなたのことを一番知っている、パパ、ママ、きょうだい」という歌詞が印象的だった。小姐は、どう思っただろうか。家に到着したら10時だった。明日幼稚園だというのに…まぁ今日は仕方ない、覚悟の上で出かけたのだから。DVDでピューロランドの紹介映像が流れるたびに「行きたい~!」と言っていた小姐の希望を叶えられて、めでたし、めでたし。ウサハナにもモカにも会えて、どんなに嬉しかっただろう。普段利用しているサンリオショップでは売っていないモカの髪飾りを記念に買って、お金を払ったその場で付けていたが、よほど気に入ったらしく寝る時も離さなかった。
2009/07/05
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朝、幼稚園から一斉連絡のメールが届いた。「結膜炎にかかった場合、他の子にうつる恐れがありますので登園は控えて下さい」。結膜炎といえば、目だ。もしや小姐も疑われたのだろうか?小姐は今、霰粒腫という瞼の病気のために眼科にかかっている。人にうつるものではないが、見た目はものもらいのようだし、ほとんど知られていない症例であるため、誤解を招きやすいのだ。月曜日に受診した時は、切開しようかと先生に言われたものの、痛い思いをさせるのは忍びなくて、目薬でもう少し様子を見ることを選択した。しかし、昨夜から急に患部がより目立つようになった。小姐の顔を見た人は誰でも「うわっ」と思うだろうな…。幼稚園には目薬を持参しており、投薬依頼書にも霰粒腫と記入しているが、いらぬ誤解を受けないためにも、切開したほうがよさそうだ。覚悟を決めて、出かけることにした。今日は課外で帰りが遅いが、バスの到着を待っていたら遅くなってしまうので、課外が終わる時間を見計らって、幼稚園まで迎えに行った。眼科は私の実家のすぐ近所で、車で30分ほどの距離である。しかし、何もしないで帰ってくる羽目になった。水曜日の午後は院長が不在で、大学病院から来る先生が診察しており、その先生は子どもへの切開処置はしないという。看護師さんに「申し訳ないけど出直していただけませんか」ぎょえ~。何しに来たんだか…。無駄に時間を使ってしまったと思うと腹立たしくて、ドッと疲れが出た。明日の午後は休診だから明後日来るしかない。明後日も課外があって帰りが遅いから、また今日みたいな方法にするしかないな。あぁ それにしても、明日も明後日もこの顔で登園させるのか~。こんなことなら月曜日に切開してしまえばよかったかな。でも、たった1日でとても目立つような状態になるとは思わなかったわけで…。できれば痛い思いをさせたくない、という気持ちからだったが、私の判断で小姐を振り回し、その結果スケジュールをハードにして疲れさせているのかと思うと 頭が痛くなってきた。金、月、水と眼科へ行き、火曜日は坊が夜間救急と小児科にかかった。火曜日はろくに寝ないで仕事へ行き、行ったら行ったで いつ幼稚園から呼び出しがあるかと気を揉みながら働いたので肉体的にも精神的にも疲れた。もっと大変な人はいくらでもいるし、これくらいのことで疲れるなんて自分が歯痒いのだが、私の日頃のおこないが悪いから小姐がこんな目に遭うんじゃないかとさえ思えてくる。金曜日に切開して血まなこになった小姐を見たら、とても平常心ではいられまい。
2009/06/17
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睫毛の根元には脂を分泌する腺があり、この腺が詰まってまぶたの中にしこりができる病気を霰粒腫という。痛みも痒みもないが、まぶたが重苦しいような不快感がある。しこりは放っておいても問題はないそうだが、外見がよくないので、薬で治らない場合は、切開や注射が必要になる。小姐はもうすぐ2歳という頃、この霰粒腫にかかり、切開している。しかし小児患者に対する切開は難しく、再発する可能性が高いという。運の悪いことに、およそ1年後 再発した。この時は僅か1ヶ月の間に切開も注射も受けている。ちょうど3歳の誕生日を迎える頃で、七五三の前撮りを予定していたのに、目に傷のある顔ではあまりにも気の毒で、撮影を延期した。病気というより体質的なものなので、かかる人は何度もかかるという。しかし、再発することなく1年、2年…と過ぎていき、何度も恐怖に耐えた忌まわしい思い出(私が患者ではないけど)は忘れかけていた。ところが!災いというのは忘れた頃にやってくるものなのだろうか。先週、左目の下が腫れており、3年ぶりに眼科を受診した。ものもらいと言われて、目薬と飲み薬を処方された。しかし、改善が見られない。飲み薬も終わってしまったので、再び受診することに。ものもらいだったら、薬をもらって3日もすれば治るはず。これはあの憎い奴が3年ぶりに現れやがったとしか思えない!予想は的中した。また切るのかと思うと暗澹たる気持ちだ。先生は言いにくそうに「これはやはり…」。私のほうから「霰粒腫ですよね」。そして、先生はさらに言いにくそうに、小声で「切りますか?」目の前には小姐がいる。切るということはどういうことか本人もわかっている。私の、声にならない声(唾をゴクリと飲み込む様子)を察知した先生は「とりあえず目薬で気長に様子を見る方向で行きましょうか。目薬を使い終わる頃にまた来て下さい」痛い思いなどさせたくない。急いで切る必要なんてないのだ。痛みも痒みもない、ただ しこりがあるため見た目が不細工になっているというだけ。それでも、女の子だしかわいそうなことには違いないけど…。あぁ、でもこれで目薬が終わるまでに回復しなかったら、切るしかないのかなぁ。七五三は、数えで今年やろうと思っている。そろそろ前撮りの予約をと考えていたのに、これじゃ予定が立たないよ。3歳の時もそうだった。切開で酷い顔になって、私も泣けた。何故、七五三をやろうとすると襲われるのさ?まるで嫌がらせじゃないか!なんとか切らずに治ってほしいと祈るばかりである。
2009/06/15
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ビートたけしのお母さんは、子どもの教育にとても熱心だったが、その一方で「自慢、高慢、バカがする」と言い聞かせていたらしい。要は 謙虚な人間であれ、というメッセージだと思う。小姐はよく「早く勉強したいから小学校へ行きたい」と言う。年中の頃、担任の先生に「小姐ちゃんは本当にしっかりしていますね。年長さんに混じっても十分やっていけそうなくらい、いや、年長さんより賢いかもしれません」と言われたのを傍で小姐も聞いており、すっかりその気になってしまった。当時、読み書きはバッチリ、足し算引き算もできたので、私もつい「年長さん飛び越して学校に行けちゃうかもね」と冗談を言ったのだが…。最近「幼稚園でやることは簡単だからつまらない」と言うようになった。持ち帰ったプリントを見ると、確かにそうだろうなとは思った。何しろ 小1用の国語や算数の問題集を解きたいから買ってきてとせがむ小姐だ。しかし、だからといってそんな上から目線の発言をすべきではない。勉強ができるのはいいことだが、勉強さえできればいいというわけではない。たとえ勉強ができても、それを鼻にかけるような子では、友達にも先生にも信頼されなくなるだろう。私があんなことを言ったために、小姐が本気にしているのだとしたら…。小姐に冗談は通じない。飛び級なんてできないのだから、軽率きわまりなかった。人間性や礼儀の大切さを親が一緒に教えていくことが、我が子に真の「生きる力」をつけさせることにつながるのだと肝に銘じよう。
2009/06/03
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バスから下りてくるなり「歯が抜けた!」と小姐がイの口をして見せた。10日ほど前だっただろうか、下の真ん中あたりの歯がグラグラすると言い出したのは。食べるたびに気にしていて、歯磨きもそっと撫でるようなやり方だったが、同級生には歯が抜けている子がいくらでもいるので、「私もそのうち○○君みたいに抜けるんだね」と心の準備はできていたようだ。鏡の前でイの口をしては「変な顔~!」とゲラゲラ笑っていた。抜けた歯はティッシュにくるまれ、「今日、歯が抜けました」という先生のメモ書きにテープで止められていた。えーと、下の歯は屋根に投げるんだっけ?…なんて、もったいなくてできないわ(笑)。しかし何だね、ずっと専業主婦として過ごしてきた私は、我が子が初めてハイハイしたとか初めてつかまり立ちしたとか初めて歩いたとか、あらゆる成長の段階の「初めて」を この目でしかと見届けてきたわけだが、初めて歯が抜けた瞬間は見ることができなかった!悔しい!仕方ないけどね~給食の時間に抜けたというのだから。歯が抜けるといえば、七五三をどうしよう。坊が5歳近くなる今年の11月、小姐も数えで7歳として一緒にやろうか、それとも来年 満5歳と満7歳でやろうか、2つの選択肢がある。小姐も幼稚園児である今年のほうが 何かと予定を立てやすいだろうし、来年だと小姐の歯は確実に抜けているだろうから、今年のほうがよさそうだと思ったが、なーんだ、現段階で抜けてしまっては、大差ないなぁ。誰でも通る道だし、こんな時期があった、と これはこれでヨシとしようか。
2009/05/29
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小姐は最近、漢字を読むことが楽しくて仕方ない。「夕焼けの夕はカタカナのタと同じ、口はカタカナのロと同じ、2つをくっつけると名前の名という字になる!」と得意げに話していた。相撲の中継では、力士の四股名の中から読める字を必死に探していた。野球の中継には「あ、タイガースだ」「あ、ドラゴンズだ」というくらいなのに、(ユニフォームで識別しているだけ。それ以外のチームは知らない)今日は珍しく画面をじっと見ていた。「カタカナのネに、田んぼの田の上と下が飛び出している字はタイガースってことでしょ」す、すげぇ。神という字は小1で習う漢字ではないから知らないはずなのに。「もう一方の口って何?」もう一方の口?はて、質問の意味がわかりませんが…と私は2、3秒固まった。ロッテのロだ!次は、黄色と緑と赤の丸は何だ、その横にある英語の字は何だ、と 質問攻め。野球のルールって子どもには難しいよなぁ。
2009/05/26
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暇さえあればオセロでの対戦を挑んでくる小姐は、場数を踏んでいるだけあって 相当強くなった。相手は5歳児だ、たくさん取れるところを見逃さないようにして、あとは四隅を守っていればいいや…なんて安易な気持ちだと確実に負ける。実母も義母もそれで負けたのだが、ここへきて私もついに負けてしまった。夫はオセロを得意としており、小姐はどんなに頑張っても大敗する。それでも「もう1回!」と不屈の精神で立ち向かう。ボロ負けばかりしていたら、いい加減 嫌になるんじゃないかと思うのだが、負ける経験を通して悔しさを学べば、転んでもただでは起きない子になれそうだ。最近の若者は とかく負けることに対して敏感だと言われているようである。理由は簡単、負けた経験や挫折の経験が少ないからだろう。もっと言うなら、負ける機会を与えられてこなかったのかもしれない。たとえば運動会の徒競走で、ビリになった子がかわいそうだからと順位はつけない、なんてね。先生の優しい配慮?本当にそうだろうか?足が速い子がいれば遅い子もいる、それぞれに得手不得手があり、人は皆同じではないとわかったほうが、子どもは健やかに伸びるのではないか。(昨日行った地元の小学校では 順位をつけていた)他人と比べてどうこうではなく、自分は自分だと自信を持つべきだ。ちょっと負けるとすぐ嫌になって放り出してしまうような根気のない子では困る。小姐よ、これからもどんどんお父さんに挑戦しなさい。でもお母さんは、神経衰弱なら負けないわよ。もう少し大きくなったら百人一首。こちらもお母さんは負けないわよ。
2009/05/24
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小学校の運動会に行ってきた。来年度入学予定者のかけっこがあったのだ。幼稚園では最上級生の小姐も、当たり前だが ここでは最年少だから、走り終わった後に6年生のお姉さんに手作りのメダルをかけてもらっている姿がほほえましかった。メダルの他に、ノートと「幼稚園」という雑誌ももらった。常々、早く学校に行って勉強したいと言っている小姐だが、今日訪れてみて、来年から実際に通うのだ思うと さらに楽しみになったという。学習机やランドセル、学用品などを想像すると、なんだか私もワクワクしてくる。しかし、一つ気になったのが、入場門前で出番を待っている時、先生の説明が始まっても 近くの子と喋ったりふざけ合っている子がかなりいたこと。小姐より2学年上の子を持つ同じ幼稚園のお母さんが、授業中じっと座っていられない野生児のような子が多いのを参観日に見てカルチャーショックを受けたと話していたが、もしやその予備軍がここに!?古くからの友人は小学校の教員だが、やはり彼女も低学年の子は落ち着きがなくて大変だみたいなことを言っていた。まともに授業を進める以前の問題だ、と。実際、幼稚園や保育園と小学校との段差が大きすぎることが原因で起こる小学1年生特有の学級崩壊は「小1プロブレム」と呼ばれ、今や日本中の小学校で問題になっているらしい。小姐が通う幼稚園では、満3歳児の頃から、きちんとした姿勢で座って先生の顔を見て話を聞くように徹底されている。時には多少 乱れている子もいるが、それでも足をブラブラさせている程度で、席を立つような子はいないし、皆しっかり先生の話を聞いている。そういうことは、小さな頃から習慣づけてこそ身につくと思う。小学生になったのだからという理由だけで、いきなり授業の45分間おとなしく座っていなさいと言われても まず無理だろう。そう考えると、就学前の生活態度って重要だな。
2009/05/23
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トランプやかるたで遊ぶのが好きな小姐。最近は、ほぼ毎日オセロでの対決を挑んでくる。初めてオセロをやったのは今年の正月くらいだったはずだが、当時と比べると格段に強くなった。実母も義母も、あっさり負けた(苦笑)。これらのゲームに共通しているのは、目の前に対戦相手がいるということ。相手の表情から、今何を考えているのかを感じ取ることができ、駆け引きが生まれるのがおもしろい。勝っても負けても恨みっこなしだが、負けて悔しい小姐は再度戦いを挑み、次はどんな手を使おうか、相手はどうするだろうかと裏の裏まで読めるようになった。生身の人間と対戦するゲームは、自分が不利になったり途中で飽きたりしても、勝手に「やめた!」と放り出すことはできない。どんなに劣勢でも、どんなにつまらないと思っても、相手がいる以上、最後まで続けなければならない。しかし、そこには別の楽しさもある。どうにも敗色濃厚だと思っても諦めないで、少しでも挽回しようと頑張ったら思いがけない起死回生の逆転が起こる場合だってあるのだ!ゲームといえば、テレビゲームやオンラインゲームをさすのが当たり前の時代である。負けそうになったらそこで終わりにできるし、リセットしてもう一度最初から始めることもできる。飽きたらやめればいいから気楽である。その点、オセロのようなリアルな対戦ゲームは、悔しさや我慢強さを学ぶことができる。ちなみに、我が家で使っているオセロは 年代物!私が小学生の頃に使っていたものを、実母が大切にとっておいたのだ。全体的に薄汚れているし、どことなく線香臭いが(実家には仏壇がある)、これも古きよき昭和の香りということで、心底懐かしみながら使っている。
2009/05/16
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夫が子どもたちを外で遊ばせていた。2度目の洗濯機を回しながら、のんびり化粧していると、ガチャッと玄関のドアが開き、夫に呼ばれた。「小姐が、補助輪なしで自転車に乗れた!ちょっと見に来て」えええ?と、半信半疑で外に出ると、本当に補助輪なしで乗っていた。向かいの家の男の子(小1)が、補助輪なしの自転車を乗り回しているのを見て「私も補助輪取って!」と申し出たらしく、その場ですぐ夫が外したらしい。その時 夫は、後ろを持って支えてやらねばと思ったらしいのだが、補助輪を外すと すぐ、自力で乗れるようになったとのこと。そ、そ、そ、そんな夢のような話があるものか。補助輪なしで乗れるようになるには、何度も転ぶものじゃないの?少なくとも私はそうだった(え?私がドンくさいだけ?)実は、昨年11月に 本人の希望により補助輪を外したことがあった。当然ながら うまくいかず、転んで、前についているかごが割れたりしたので、発表会を控えている身で怪我をしては大変だからと一旦やめるように言った。転んだことで恐怖心もあって、その後は補助輪なしに挑戦したいとは言わなかったので、すぐにまた補助輪をつけた。私は滅多に外遊びをさせないので、小姐が自転車に乗るのは夫が休みの日、週に1日乗るか乗らないかだ。しかも、乗ってもすぐに飽きてしまう。補助輪なしで乗れるのは当分先だろうな、でも自転車なんて誰でもいつかは乗れるようになるものだから焦る必要はまったくない、と思っていた。それが、半年ぶりくらいに補助輪を外して、いきなり乗れるとは驚いた!小姐、幼稚園年長。補助輪なしの自転車に乗れる、というのは また1つ階段を上った感じだ。次は、歯が抜けるのだろうか。
2009/04/29
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幼稚園では今週から課外が始まった。昨日、小姐がピアノ、坊が体育クラブだった。明日は小姐が絵画、坊がサッカー。小姐は3つの習い事(ピアノ、絵画、スイミング)の中で絵画が一番好きである。昨年度の最後の絵画教室は3月の第2週、そこから約1ヶ月 空いたので、「明日、久しぶりの絵の教室だ~楽しみだな!」と言った。そして坊に「坊君もサッカー楽しみだね」と言ったのだが、坊は「嫌だ、サッカー行きたくない」。せっかく、ここ数日「幼稚園に行きたくない」と言わなくなってホッとしていたのに、今度はサッカー行きたくないってか…。初めてだから緊張しているのか?サッカーは、年少児は対象ではない。昨年、坊は絵画教室にいる小姐を待っている間、外でサッカーをしている年中と年長の男の子たちの姿を見て憧れ、「僕も年中さんになったらサッカーやりたい」と、年少のかなり早い段階から希望していた。サッカーはとても人気があり、早く申し込まないと入れてもらえないと聞いて、申込書が配布された翌日にきっちり提出したというのに。まったく気まぐれな奴め、と呆れながらも「何言ってるの、坊がサッカーやりたいって言うから申し込んだのに。自分でやると決めたことは、やらなきゃダメでしょう」と言うと、小姐が「まずは行ってみたら。楽しいと思うかもしれないよ」。すばらしい励まし方です、お姉様!畏れ入りました。私なんて、行きたくないという言葉を聞いただけでカーッとなっているのに、小姐は冷静に受け止め、坊が前向きになれるような言葉をかけている。とても5歳児とは思えない、どちらが母だかわからない(笑)。
2009/04/16
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絵画コンクール で佳作に選ばれた小姐の絵が、幼稚園の近くにある信用金庫に飾られているので見に行ってきた。絵の前で、2週間前にもらった賞状を持たせて写真を獲りたかったのに、小姐の絵は上のほうに飾ってあったので、無理だった(左上の縦描きの絵)。絵画教室では、手本の絵もしくは現物を見ながら描くという。この絵は、先生が描いた絵を見ながら描いたらしい。足の曲がり方があり得ないと思ったが、他の子もそんな感じで笑えた!小学生や中学生の絵も飾られていた。さすが上手だな~。ところで、今日から春休みである。いつもなら朝8時には出払って(!)優雅にお茶タイムなのに…。休みだろうが、いつもと変わらない時間に起きる子どもたち。規則正しいのはいいことだが、朝っぱらから喧嘩ばかりで うるさいことこの上ない。喧嘩の原因はくだらないので放っておくのだが、口で勝てない坊は手が出るため、そうなると見逃すわけにはいかず、鬼と化す私。これが2週間も続くのかと思うとウンザリである。って、初日で早くも嫌気がさしてどうする!
2009/03/25
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課外の絵画教室は、今年度は今日が最終日だったので、1年間使ったスケッチブックを持って帰ってきた。通常の保育で使っているスケッチブックとは、明らかに違う。好き勝手に描いている絵と、モデルを真剣に見て描いた絵の差は実に大きい!最新作はこちら。使っているのは絵の具。あの~、0の書き方おかしくないかい?書き始めは上だってば。しかもこれ、確実に時計回りに書いたと思う。スケッチブックの中から、私が気に入ったものを3点。<かけっこ><紫陽花><七夕>スケッチブックは、最後のページが余っていた。そこに小姐が描いたのは、15年後(?)の自分の姿だった。「わたしは、おおきくなったら、○○ようちえんのせんせいになりたいです」先生方がいつも着用している水色のエプロンをつけた自分と、ピアノと机と、数人の生徒。そのうちの1人が、体操服を着た坊だった。あの~、あなたが先生になっているなら あなたの弟ももう大人だと思いますけど(笑)。
2009/03/13
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小姐が絵画コンクールの賞状をもらって帰ってきた。幼稚園のマラソン大会で、先生が作った色画用紙の賞状ならもらったことがあるが(っていうかそんなの全員に配っているんだし~笑)こんな立派な賞状は初めてだから 本人も相当嬉しかったようだ。クラスみんなの前で渡されたそうなので、一段と誇らしい気持ちになっただろうな。市内の某神社でおこなわれている国重要無形民俗文化財「鬼まつり」を題材に毎年、絵画コンクールがあり、今年は市内の小中学校、幼稚園、保育園から677点の応募があったという。そのうち特別賞は47点。その下に入選と佳作があり、課外の絵画教室から応募した小姐は佳作をいただいた。絵を描くことが好きで、家でもよく描いている小姐は、3つの習い事(ピアノ、スイミング、絵)のうち、絵が一番好きだという。遊びの延長上かと思われるが、習い事は楽しいと思えることが何より大事だし、そもそも5歳児にとっては習い事と遊びの間に境界はないのかもしれない。最初は、絵なんて習って何になるのか…くらいに思っていた私だが、小姐たっての希望で行き始めた絵画教室。自分のアイデアを形にすることで発想力や創造力、色彩感覚が養えるだろうし、モデルをよく見て描くことで集中力がつき、時間配分も考えるだろう。通常の保育の時間に描いたお雛様の絵が廊下に貼ってあるのを見て、私は仰天した。本物の雛人形を見ながら描いたというそれは、非常にリアルだった。特に顔!他の子の絵はニコニコしたマンガチックな顔なのに、小姐の絵だけが かわいげのない顔、すなわちモデルに忠実ということだ。「写真みたいだねって先生に褒められた」と小姐は嬉しそう。何でもいい、好きなこと、得意な分野があるのはいいことだ!
2009/03/09
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近くの中日ハウジングセンターでプリキュアのイベントがあるという広告を見た。「キュアドリームがやってくる!」だって。小姐は、プリキュアをテレビで見たことは一度もない。見たいとも言わない。でも、主役のキュアドリーム(ピンクの子)は好きだという。見た目が いかにも小姐の好みなのだろう。クリスマスに買った、お菓子が入っていたバッグ型の缶はずっと大切に使っている。超リアリストの小姐は、何かの着ぐるみを見るたびに「あれは人が中に入っているだけ。本物はいない」と かわいげのないことを言うので、こんなイベントに連れて行っても、しらけた目で見るのか?という一抹の不安を抱えながらも、無料という言葉にひかれて(笑)出かけてみた。番組を見たことがないため、歌は勿論、キャラクターの特性なども知らないのだが、それなりに楽しめたようだった。ダンスも見よう見まねで張り切っていた。プリキュアといえば、キュアドリームが登場する「Yes!プリキュア5GoGo!」は少し前に最終回を迎えてしまい、現在は「フレッシュプリキュア」に変わっている。店で見かけるお菓子や各種グッズなども、もうフレッシュプリキュアばかりだ。小姐曰く「フレッシュプリキュアの絵はかわいくない。キュアドリームがいい」。1月の終わり頃から、小姐はシャンプーの後トリートメントを使っている。長い髪は、リンスインシャンプーだけでは毛先が絡まってしまうのだ。お尻に届きそうだったのを腰の辺りまで切ったら、毛先が元気になったが、さらにトリートメントを使うようになったら、とても扱いやすくなった。このトリートメント剤は、プリキュア5GoGo!のもので、パッケージはかわいいし髪はツヤツヤサラサラになるので小姐も気に入っているのだが、プリキュア5GoGo!はもう終了したため 商品は廃盤になってしまう。トリートメント剤自体は売っているが、パッケージはフレッシュプリキュア。そんな中、普段はあまり行かない ちょっと離れたドラッグストアでプリキュア5GoGo!のパッケージのものを3つも見つけた(売れ残り?)ので、迷わず全部買い占めた。これで当分の間は使えるからね~!<おまけ>坊は「僕もトリートメントしたい。シンケンジャーの買ってよ」と言う。あの~、君は坊主頭なんですけど?必要ないね、しゃらくさい!っていうかシンケンジャーのトリートメントなんぞ売ってないわ。
2009/03/08
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新聞のサンデー版に、クロスワードパズルや漢字検定に挑戦というコーナーがある。そこには数独も載っている。私は漢字検定以外は見向きもしなかったのだが、先週、夫が数独をやっているのを見たら、おもしろそうだと興味を持った。さて、今日の数独。比較的易しいものと、難解なものの2種類が載っている。朝、夫が難解なほうをやっていたが、散髪に行くため途中でやめてしまった。私が朝食の後片付け等をしていると、小姐が机に向かっていた。なんと、夫の数独の続きをやっているではないの!途中でどこか間違えたらしく、そこから進まなくなってお手上げ~と投げ出してしまったが、小姐の筆跡を見ると、ほとんど正解だった。そして、何も書かれていなかった 易しいほうを私がやってみたのだが…。なんでこんなに時間がかかるのさ。私は小姐より頭が回らないのか!?自分のバカさ加減に呆れると同時に、小姐は賢いと思った。
2009/02/22
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絵を描くことが好きな小姐。今日のお題目はトーマスだった。私は普段から何かにつけて気恥ずかしさが先に立ってしまって褒めることが苦手なのだが、これは「うまい!」と絶賛した。黒目が大きすぎるような気もするけどね(ほら やっぱりケチつけてるわ)
2009/02/15
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ピアノの先生からの連絡ノートを見てビックリ、「○○のテキストの歌を両手で弾きましたが 左手の一部分が不十分だったため合格は見送ったところ、小姐ちゃんが大泣きしました。その後も機嫌が直らずバイエルのほうは練習できませんでした。ご家庭で小姐ちゃんを励まして、練習させて下さい」○○のテキストの歌(小曲集)というのは、先週初めて習って、右手だけ、左手だけで練習してくるようにと言われていた。今日のレッスンで初めて両手で弾いたのだが、本人は「弾けた」と思ったのだろう。しかし先生から見たら「もう少し」のレベルだったのだ。「合格するかどうかは、先生が見て決めること。小姐が決めることではない。悔しかったら、来週絶対○もらえるように練習しなさい」と言うと「わかった」と ピアノに向かっていたが…。小曲集も、バイエルも、だんだん難しくなってきて、ちょっと練習したくらいでは到底○はもらえないことは小姐もわかっている。しかし、最近の練習風景を見ていると、楽しそうにやっているというよりは、練習しなきゃ…という義務感だけでやっているように映るのだ。傍らで遊んでいる坊のことを羨ましいと言ったこともある。積極的に「練習したい」ではなく「練習しなければならない」のだとしたら、負担でしかないだろう。坊を見て、自分も遊びたいと思うのも無理はない。しかし「嫌々やるくらいなら、辞めてもいいんだからね」と言うと半泣きで「嫌だ!辞めない!」と言う。「それじゃ頑張りなさいよ。小姐がやりたいと言って始めたんだから。プールや絵はレッスンの日だけやればいいけど、ピアノは違う。毎日練習しなきゃうまくなれないんだからね。どうせならうまくなりたいでしょう、お母さんも小姐にうまくなってほしいわ」ピアノを「習っている」ことだけで満足しているなら、何の意味もない。お金もかかるし、即刻辞めさせるわ!スイミングでクロールの級になったら途端に停滞しているのと同様、ピアノも今ちょうどそういうレベルにいるのだと思う。習い事というのは、興味を持っていれば続けているうちに右肩上がりで伸びていく。しかし、次の発展期のために 一時的に伸びが停滞する期間が必ず訪れる。ここを乗り越えれば、またぐんぐん伸びていくのだと思う。幼稚園の課外教室には、いろいろな種類がある。英語を習っている子が多いようで、小姐も英語をやりたいようだが、「それなら今の3つのうちどれか1つを辞めないとダメ」と言うとどれも好きだから辞めたくないらしい。じゃぁ英語は無理だね。あれもこれもと手を出しても中途半端になりがちだし、経済的理由もあって、1人3つまでと決めている。(坊は来年度からサッカーをやる予定。これで坊も3つになる)幼児期から習い事をするメリットは、学習への態度を身につけられることだと思う。一つのことにコツコツと取り組み、自分のものにしていく姿勢が身につけば、他のことをする場合でも同じように取り組むことができるはずである。当たり前だが、どんな習い事でも 最初からうまくはできない。2年、3年と続けていく過程で上達していき、集中力や忍耐力が養われる。せっかく始めた習い事、本人が好きなら 長く続けさせたい。
2009/01/28
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昨夜、寝ていた小姐が泣きながら起きた。耳が痛いという。耳たぶではなく、奥のほうが痛いらしい。気になって眠れないなんて、只事ではなさそうだ。もしや、中耳炎か?今朝は もう痛くないと言い、普通に幼稚園に行ったが、何か嫌な予感…。少し前に 友人の娘さんが中耳炎になったので、経緯を聞いてみると、やはり最初は「耳が痛い」と訴えてきたとのことで、痛みがおさまっても耳の奥では炎症が続いている場合もあるみたいだから受診することをお勧めする、と言われた。やはりそうか~。耳鼻科ってやたら混んでいるイメージがある。家から一番近い耳鼻科に電話したら、やはり混んでいて予約枠は一杯だという。予約なしで行くと相当待つんだろうな。でも、そんなこと構っていられない。行くぞ!今日は本来ならスイミングだが、中耳炎ならプールに入るなどもってのほかだ。申し訳ないが坊も休ませることになる。僕は元気なのに…とブーブー言っていたが、仕方がない。早い時間に行ったので、待ち時間は思いの外 短くて済んだ。診察の結果、予想どおり中耳炎だった。膿が耳たぶ付近まで流れてきていた。飲み薬と点耳薬を処方された。順調にいけば来週のスイミングは大丈夫だろうとのこと。うーん、とりあえずスイミングは今 超スランプで完全に自信を失っているから、1~2週 空くのも悪くないかもね…。
2009/01/20
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クリスマスプレゼントの「絵合わせゲームNEWぱねっこ」で小姐と対決した。このゲームは神経衰弱と同じ要領で、64枚あるパネルの中から同じ絵柄(国旗)のチップを揃えていくというもの。以前、義父母とトランプで神経衰弱をやったら結構な枚数を獲得した小姐なので、侮るとエライことになるぞ…とは思っていたが、本当にエライことになった。一昨日、義母が来た時に小姐が対戦を要求したら、「トランプでも厳しいのに、国旗なんて覚えられないわ…」と尻込みしていた。私は、国旗は得意分野だし、まさか負けるわけないだろうと思っていた。しかーし!終わってみれば、17(34枚)対15(30枚)という辛勝であった。あまりに僅差で、数える時にドキドキしてしまい、自分のほうが多いことを確認すると、面目を保てた…と胸をなでおろした(苦笑)。私が間違えて「しまった!」と言うと、その直後に小姐が自信たっぷりに当てる。「こっちだってば」なんて言って、私がめくった隣をめくって当てたりするのだ。それを3回くらいやられたような…。場所も絵柄も、しっかり覚えているということだ。いや~、神経衰弱なんて久しぶりにやったけど、私ってば相当鈍っているわ。さっき見たはずのあの国が思い出せないんだもの。だいたいこの辺り…くらいの曖昧な記憶で、確信が持てない。明らかに衰えている。かたや、小姐は伸び盛り。次の対戦では、負けたりして!?国旗好きの威光(何だそりゃ)にかけても絶対に勝ち続けるぞ。あぁ、5歳児相手にムキになる私って一体…。
2008/12/28
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最近、漢字に興味を示し始めた小姐。相撲の電光掲示板が写った時「この字、知ってる!山本山」と言った。「山本山の『本』って日本の『本』でしょ、どうして1つの字で『もと』って読んだり『ほん』って読んだりするの?」うむ、いい質問だ。漢字には音読みと訓読みがあってだね、しかも一口に音読みといっても「にほん」と読むか「にっぽん」と読むかでまた変わってくるわけだ、なんて言ってもまだ理解できんわな…。とりあえず「漢字には読み方がいくつもあるんだよ」。ついでに、我が家の姓は平仮名で書くと上から読んでも下から読んでも同じになる。「山本山って漢字で書いたら上から読んでも下から読んでも山本山だけど、平仮名にすると、上から読んでも下から読んでも同じにはならないね」。ほぅ、なかなか着眼点がよろしい!
2008/11/19
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来月上旬に、発表会がある。幼稚園の 一年で一番大きな行事だ。今週から練習が始まるので、早速 担当が発表された。年中は、オペレッタと音楽(合奏)に登場する。小姐は満3歳児クラスの頃、当時の年中さんのオペレッタを見てうさぎの役の子を羨ましく思い、自分が年中になってオペレッタをやる時は是非あんな感じに…と勝手に理想を描いていたらしいのだが、残念ながら小姐のクラスのオペレッタには うさぎの役がないときたもんだ!ぞう、くま、きりん、ねずみ。このうち、女の子は きりんかねずみが割り当てられるらしいのだが、背の高い子はきりん役になるとのことで、小姐はきりんと告げられた。配役が発表になると同時に、この役はこんな衣装です…という説明もあったようで、ねずみ役の女の子はピンクの衣装だとわかるや否や、「私はピンクが好きだから、ねずみがよかった!きりんじゃ嫌!」と発狂したとのこと。先生が「きりんさんは背が高いから、先生みたいだよ」と必死でなだめるとどうにかこうにか納得したらしい…。以上、先生から直接聞いた話である。これが一昨日のこと。まったくアンタは!文句言うんじゃないよ。皆の希望を聞いていたら収拾がつかないから あらかじめ先生が決めるんじゃないか!この調子だと、合奏で担当する楽器についても文句を言いそうだな。昨年、合奏でグロッケンを担当した。45人中2人しかいない目立つ楽器、いわば花形である(ソロのパートまであった)。まさか2年連続で花形なんてありえない。不公平だと言われるだろう。本人はシンバルをやりたいと言っていたが、私は 今年はピアニカあたりじゃないのかな…と思っていた。「先生が決めることだから、シンバルじゃなくても怒ったりしないように」と釘をさしておいた。今日、楽器の担当が発表された。やはり私の予想どおりピアニカだった。ちょっと残念そうにしていたものの「ピアノみたいなものだからいいや」。しかーし!「どうせなら本物のピアノがいいな」って、一言余分なんだよ!!!どこまで身の程知らずなのか。ピアノは先生が使うのさ!!!いや、一言余分じゃ済まなかった。「タンバリンよりはいいけどね。だってつまらないでしょ」。何 見下してんだよ。そのタンバリンを担当する子だって何人もいるんだよ!どんな楽器だって、必要なんだよ!必要だから、パートとして存在しているのだ。大太鼓や小太鼓、木琴、グロッケン、シンバルなどは、昨年は目立つ楽器ではなかった子が担当するようだ。より多くの子に いろいろな楽器を…と考えれば、当然そうなるだろう。とはいえ、3年間で1度は必ず目立つ楽器が回ってくるかといったら、違うのだ。全体の人数(合奏は2クラス合同でやる)に対して、目立つ楽器は少ない。3年間ずっと「その他大勢」の子だっているはずだ。普段、ピアノにしてもスイミングにしても よく頑張っていると思うし、レベルの高いことに挑戦しようとする気持ちは大切にしてやりたいが、何でも自分の思い通りになると思ったら大間違いだし、上から目線で その他大勢をけなすような発言をした小姐が許せなかった。いつでも自分の意見をはっきり言えるのは立派だとしても、やはり、言っていいことと悪いことがある。私に言うのはともかく、そういうことは外で言ってほしくないね。不用意な言葉は災いを招く。クラスで孤立したらどうするのさ?
2008/11/06
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小姐がピアノを始めたのは昨年の9月。1年経ち、両手で なんとか曲らしい曲を弾けるようになった。それが嬉しいのか、最近は相当やる気を見せている。バイエルと並行して「はじめてひく みんなのおうた」という小曲集をやっており、まずは右手と左手、片手ずつ練習してくるように言われ、次のレッスン(1週間後)で それがマスターできていたら今度は両手で練習してくるように言われるので、1つの曲で○をもらうには普通なら2週間はかかるはずである。うまくいかないと、3週間(もしくはそれ以上)かかる場合もある。それが最近は、2曲続けて1週間で○をもらっている。つまり、先生に「じゃぁ今週は両手で練習してね」と言われる前に、両手の練習に挑戦し、○がもらえるレベルにまで達してしまうということ。今週やっている曲も 練習3日目にして両手で弾くようになった。四分音符と八分音符の長さの感覚もバッチリ、これまた1週間でパスしそうだ。さらに、バイエルは 今週の課題曲の次の曲の楽譜を読み、弾いているではないか。「まだ習ってないけど、やっていいよね?」だそうな。少し前までは、楽譜を読む行為を億劫がって嫌々読んでいたのに、どういう変わりようだろうか。私が呆気にとられていると「早く先に進みたいから」とのこと。元々は「幼稚園の先生になりたいからピアノを習いたい」と懇願してきた小姐だが、さすがにそんな遠い先の夢より、身近なところに目標を持つほうが現実的だ。スイミングではクロールを目標に頑張ってきた。ピアノはどうしよう?
2008/10/19
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