政治、現代史、進化生物学、人類学・考古学、旅行、映画、メディアなどのブログ

政治、現代史、進化生物学、人類学・考古学、旅行、映画、メディアなどのブログ

PR

×

Profile

自費出版のリブパブリ2010

自費出版のリブパブリ2010

Keyword Search

▼キーワード検索

Freepage List

Calendar

Favorite Blog

まだ登録されていません

Comments

farr@ 相互リンク 突然のコメント、失礼いたします。 私は…
くーる31 @ 相互リンク 突然のコメント、失礼いたします。 私は…
背番号のないエース0829 @ 婿入り 現在井上ひさし「吉里吉里人」を読書中な…
自費出版のリブパブリ2010 @ ありがとうございました。 京都ヒストリカ国際映画祭事務局さん …
2023.06.18
XML
カテゴリ: 生物学
 光る生物と言えば、誰しもホタルを思い浮かべるだろう。しかし都市化の著しい最近は、どこでもホタルが見られるとは限らないから、若者の中にはホタルが光ることさえ知らない者もいるかもしれない。
​ それ以外では――、となると、富山県の周辺の人ならホタルイカが身近かもしれない( 写真 )。



​◎発光の目的、コミュニケーションや捕食など​
​ 生物が発光する理由は様々に考えられている。例えば深海に棲む生物では、光で餌になる小動物を招き寄せる魚がいる。チョウチンアンコウ( 写真 )などがそうだ。​



​ しかし海底の砂の上などに棲むナマコは、どうなのだろうか? 彼らの中には、発光するナマコがいることが知られている( 写真 =刺激を受けると発光するカンテンナマコ)。彼らは、別に餌となる小動物を引き寄せる意味は乏しい。ホタルのオスがメスを誘引するように、何らかのコミュニケーション目的があるのかもしれない。しかし自ら光ることは実は危険で、捕食者に対して目立ち、身を危険にさらすことにもなる。​



​◎発光するナマコを新たに13種発見​
 一見すると生存にさほど有利とも思えない発光だが、海底に棲むナマコは、実はかなり多くが発光することが、このほど名古屋大学、アメリカ・モントレー湾水族館研究所、ベルギーのルーベン・カトリック大学との共同研究チームの調べで分かった。深海に住むナマコが光る様子の撮影にも成功した( 写真 )。



 研究チームは、高感度カメラを搭載した深海探査機を用いて、発光するナマコを新たに13種も発見した。それところか、進化学的解析を行った結果、発光するナマコ類が200種以上いる可能性も推定できた。

​◎2億年前から発光していた​
 また遺伝子を解析した結果、発光能力はナマコの仲間で6回も独立に進化しており、とくに板足類のナマコの共通祖先はおよそ2億年も昔から深海で光っていたことが明らかになった。
 独立に6回も進化したということは、また確定できないものの、発光は生存に有利であることを示唆する。発光の仕組み自体、突然変死による中立進化の過程で、何度でも獲得されるだろうが、生存に不利なら、たまたまある個体が発光能力を獲得しても、子孫に伝えられず、途絶えてしまう。しかし前記のように、進化史上で何度も起こり、その結果、広い種に発光能力が広がっていることは、発光が個体の生存に有利であることを示す何よりの証拠だ。

昨年の今日の日記 :「掛川花鳥園を観覧(下):人気のハシビロコウが飛翔し大きな嘴のオオハシに最接近」https://plaza.rakuten.co.jp/libpubli2/diary/202206180000/​





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2023.06.18 04:49:01


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: