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2026.06.18
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カテゴリ: 金融と投資
 1昨日16日は、場中で日経平均株価が初めて7万円を突破した。しかし勢いよく騰がっているのは、半導体・AI関連だけであとはほとんどお預け。実際、値がさ株が押し上げる日経平均に比べ、全銘柄の値動きを代表するTOPIXは値下がりだった。

◎配当を再投資して株を溜める「貯株」
 このところ「日経平均上げ・TOPIX下げ」という相場が目立つ。だから半導体・AI関連銘柄を持たず、食品・小売り・陸運などの株で株主優待を楽しみにしている投資家のパフォーマンスは厳しい。むしろ年初から下がっている可能性が高い。
 ただある指標のもと、配当を楽しみにしている人は、この跛行相場を耐えられる。
 僕の株式投資の基本方針は、前にも書いたことがあるが「貯株」だ。コツコツ少額を貯めて株を1単元(100株)買える程度に溜まったら買いを入れる。そして買ったら、よほどのことが無い限り、売らない。「よほど」のこととは、例えば業績悪化し、回復の見込みも乏しく、さらに無配に転落したとかだ(21年3月15日付日記:「日経平均株価3万円時代に長期投資の果実;しかし買う株の吟味も必要」https://plaza.rakuten.co.jp/libpubli2/diary/202103150000/、及び17年10月22日付日記:「『貯株』の思想=コツコツ買い貯め、決して売らないのが極意、配当金・分配金で再投資の好循環」https://plaza.rakuten.co.jp/libpubli2/diary/201710220000/を参照)。

◎長期保有で買値配当利回りを重視
 株式投資とは、資産を築くことだ。だから無配など、その株を保有するのに何の意味もない。
 その関連で重視するのは、買値配当利回りだ。配当利回りは、誰でも知っているだろう。配当が株価の何%なのかが配当利回りだが、僕はそれを買値で求める。
 日経平均株価が7万円に近付いた今、分母の株価がかなり高くなっているので、配当利回りは低くなっている。しかし買値は、売って買い戻さない限り、日経平均株価がどう動こうと不変だ。それで見ると、昔、株価が安かった頃に買った買値の配当利回りは、かなり高くなっているものもある。ただしAI関連株と違って大きく値上がりすることはないが。

◎銀行定期預金よりはるかに高い買値配当利回り
 そうした銘柄の一例を挙げれば、市場ではあまり有名ではないが、自動車部品のリケンNPR( 写真 =同社の製品群)の買値配当利回りは8.92%にもなる。これが僕のポートフォリオの中で最も買値配当利回りの高い株だ。含み益もたっぷりあるから、これを売ろうと思ったことはない。



 FA・産業用ロボメーカーのファナックは、購入した時の株価はかなり高かったが(したがって配当利回りはかなり低かったが)、2023年4月に1株を5株に分割したので、株価はやや穏当なところに落ち着いていて(7000円前後)、買値配当利回りは6.06%だ。
 ちなみに同社はちょっと変わっていて、世界を相手にビジネスをしているのに、東京に本社を置かない。富士山麓の山梨県忍野村に本社と工場群を構える( 写真 )。本社所在地が「村」なのは、おそらく東証上場企業では同社だけではないか。



 銀行株のみずほFG( 写真 )は、買値配当利回りは7.08%にもなる。みずほの預け入れ利子は、10年物定期で0.825%だ。最高利率の定期預金ですら、僕の買値配当利回りにはるかに及ばない。ちなみにみずほFGの最近の配当利回りは高株価のために下がっているがそれでも2%弱ある。銀行に定期預金をする人は、金融知識に相当に疎いと思う。




◎富士通も高い買値配当利回り
 今年初めからマーケットで「SaaSの死」として警戒されるようになり、株価が低迷している富士通( 写真 )は、それでも買値配当利回りは6.78%もある。年初から勢い良く上昇しているAI関連銘柄と比べれば株価は年初から下落して旗色は悪いが、それでも含み益も十分あるから、売ろうとは思わない。



 要するに無配の懸念の少ない優良株を年に1、2度の暴落時に勇気を出して買えれば、あとは増配を期待して放っておくだけで、他の金融商品よりはるかに高い配当利回りを得られるのだ。
 これも株式投資の手法の1つだと思う。
(注)所用のため数日間休載します。

昨年の今日の日記





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Last updated  2026.06.18 05:08:16


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