懐かしい１２系客車がまだ原型のままで健在やった。

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2022年06月02日

懐かしい１２系客車がまだ原型のままで健在やった。

テーマ：鉄道雑談(1543)

カテゴリ：カテゴリ未分類

ポートアイランドにある神戸中央市民病院へ通院の為摩耶駅から電車に乗ろうと切符を買ってホームへ降りた時に目に入ったのが旧国鉄時代の外観ほぼそのままの臨時急行用の１２系客車であった。手前の車掌室のある車両の車体記号は確かに「スハフ１２」で車体の隅の所属の記号は確かに「近ミハ」と表示されていて新大阪の「宮原総合運転所」の所属と分かった。

これ迄に学生時代から社会人になり立ての頃の１０年間で当時の旧国鉄～ＪＲの全路線の踏破を目指してまとまった盆休みや正月休み等に九州や東北等に旅行に行った際に夜行の急行列車に乗ったものだがこの臨時急行用の１２系客車や臨時特急用の１４系客車にはよく乗った記憶がある。

旅行の際には事前に弘済出版社の時刻表の本を買って列車の編成を確かめて乗っていたが、車両が１２系客車と分かった時は出来るだけ車掌室のあるスハフ１２は避けてオハ１２に乗る様にしていた。何故かというとスハフ１２には床下に冷暖房用の発電機があって絶えず発電の為に音と振動で眠れたものではないからである。

一時期は夜行の急行等に使用されたりと出番はあった１２系客車だが運用が減り老朽化により廃車になったり、多くの１２系客車はイベント用に車体を改造してジョイフルトレイン化されてお座敷列車やＳＬ牽引列車等に転用された。なので今回観たディーゼル機関車に牽引された５両編成の車体にＪＲの文字を貼り付けただけのほぼ原型通りの車体の１２系客車を観たのは貴重な事であった。

「まさか今でもほぼ原型のままで残ってる１２系客車が現存してるとはビックリやなぁ、団体客用の運用やった観たいやけど旧国鉄型の車両が今でも現役で走ってるのは嬉しいもんやで。」

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