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この日は基地周辺の混雑が予想されたので5時過ぎに出発、幸い道路が渋滞する事も無く、ほぼ予定通り約2時間で茨城空港に到着(空港側も慣れたもので臨時駐車場が開放されていました)。例によって折り畳み自転車で前日と同じ撮影ポイントへ向かったのですが、流石にそこには前日より多くのご同輩が…ですが多少手間取ったものの何とか場所を確保しました。「まずは情報収集を」と”フライト追跡サイト”を見ると”A330 MRTT(空中給油機)”1機が既に福島沖約500kmまで接近中!いきなりのご登場で驚きました。先遣隊を乗せた”A330 MRTT(069/F-UJCR)"が9時過ぎに到着。RW21Lに着陸後は並行するRW03Lを使用してタキシング、基地エプロンに向かいました。歓迎シーンは”放水アーチ”が大型機には行わなれず絵的に地味なので省略。先遣隊到着から約1時間、”フライト追跡サイト”に2機目の”A330 MRTT(048/F-UJCN)"が映った頃”F-2A/B”5機(510,512,524,562、112)が離陸。その後”A330 MRTT"は茨城沖で前日の”KC-767”同様の周回飛行を開始、どうやら単なる”エスコート”では無く、この時に”共同訓練(前日はリハーサル?)”が行われていたようです。その間に入間の第402飛行隊”C-2(215号機)”が着陸。輸送部隊として交流?お偉方を乗せて?飛来目的は現時点では不明です。その後待つ事約1時間、”A330 MRTT"が周回飛行を終えて百里に進路を向けた事を”フライト追跡サイト”画面上で確認していると、何やら上空から聞き慣れぬ爆音が…”ラファールB”戦闘機2機編隊が既に基地手前まで来ていたのです。一部の国を除いて戦闘機は”フライト追跡サイト”には映らない事は分かっていたのですが…油断しました。基地上空まで編隊進入して”ピッチアウト”。写真はあまり良い出来ではなかったので省略します。このブログ初の”ラファールB”着陸シーン!機体番号は30-FZ/357。もう1機は機体番号30-SJ/361。実際に稼働する”カナード(前翼)”を撮ったのも初めてでした。大型機の”A330 MRTT"とは異なり基地側の誘導路を使用できるはずですが、”ラファールB”戦闘機もRW03Lを使用してタキシング。一番多くご同輩がいた空港付近では誘導路上で、フェンス側に機首を向けるサービスをしてくれたとの事(私のいた場所からは木が邪魔で見えませんでした)…残念。タキシングシーンをもう1枚。今回飛来した”ラファールB”は見ての通り複座機、では「”A”が単座機か?」と言えばそうでは無く試作機の名称で、実用型の単座(空軍)機は”ラファールC”になります。因みに空軍とは別に単座(海軍)機があり、そちらは”ラファールM”(複座はN)と呼ばれています。2機目の”A330 MRTT(048/F-UJCN)"が着陸。空自の”767系”との”スラストリバーサー(逆推力装置)”の形状の違いが興味深いです。その後エプロンに駐機して”歓迎セレモニー”は一旦終了!昼休みとなりました。それから約1時間半後”A400M”輸送機が到着…1機目は機体番号0122/F-RBAS。更に1時間後に0130/F-RBAVと…0127/F-RBAU。これで今回の訓練参加全機が到着となりました。3機目と言う事で余裕が出来たのでいつもの悪いクセで”プロペラ回し”に挑戦!6枚ペラとは言え着陸・タキシング時はプロペラの回転が低速気味なのでシャッター速度1/80秒にする必要があり、成功例は僅かでしたが…この後は苦しい言い訳になります。翌日の出発に備えて撮影はここで終了したのですが、連日の疲れが出たのか帰宅後に軽い熱中症の症状が…早めに睡眠を取ったのですが翌朝”寝坊”!大急ぎで出発しましたが茨城空港着は9時近くになりました。時間が無いので臨時駐車場で撮影する事にし、周囲にいたご同輩に状況を聞いてみると「8時前から離陸準備が始まり”ラファールB”は滑走路前まで行っていたが、機体トラブルにより出発中止になった」との事。11時過ぎまで様子を見ていましたが動き出す様子は無く、情報も入ってきません。翌日出発となった場合、この日の朝の失敗の事も考えて「早めに撤収して明日に備える方が良いのでは?」と判断してしまい…その結果失敗しました。機体トラブルはその後解決して11時半頃から離陸準備が再開し、12時台に全機無事に出発してしまいました。帰宅してその事を知った時のショックと言ったら…ブログ再開の気力が戻るまで1週間程かかる事になりました。このまま終了するのはあまりにも恥ずかしいので次回に”おまけ”の紹介を。前回のブログの最初にこの2年間の外国空軍機来日時に「撮影に行っていない」と書いてしまいましたが、実は1ヶ所だけ撮影に行けた場所が有りました。その場所は”入間基地”。昨年の7月28日所沢航空発祥記念館でのフランス大使館主催のイベントに合わせ、日・仏の航空機が航過飛行を行いました。次回はその写真紹介です。
2024.08.10
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一昨年の”ドイツ空軍”、昨年の”インド空軍”(他にもフランス、イタリア、オーストラリア)と今まで国内にいる限りは「無理」と思われていた機体を撮影が出来る機会があったのですが、残念ながら私は行くことが出来ませんでした。「次の機会こそは!」と何時になるか分からない希望を持ってこの一年を過ごしてきましたが、意外と早くその機会がやって来ました。6月25日に航空自衛隊より”日仏共同訓練の実施について”、”日独西共同訓練の実施について”、”日独共同訓練(「ニッポン・スカイズ24」)の実施について”との発表がありました。”日仏”の訓練は百里基地、”日独西”と”日独”は千歳基地。幸いな事に今回は平日であっても連日撮影に行く事が可能だったのですが、さすがに”千歳”は航空イベントでの撮影経験しか無い私には(事前準備も含めて)ハードルが高く、”百里”で撮影する事を決めました。「7月19、20日と訓練が行われるのなら前日に飛来するのでは?」と思い、この日も出かける事にしたのですが…先の各共同訓練の空自発表の文面の違いを良く見ていなかった事がこの後に影響してくる事になります。平日朝の通勤時間帯を避ける為に6時に出発、8時前に茨城空港に到着。空港駐車場(見学者用)から折り畳み自転車で撮影ポイントに移動、既に数人の方がフェンス際にいましたが無事に場所を確保。落ち着いた所で”フライト追跡サイト”を見ると、フランス空軍”A-400M”2機と同じくスペイン空軍の1機がアラスカ沖を東に飛行中、17日に既に到着しているドイツ空軍機の飛行状況からスペイン空軍機は”千歳”に15時台、フランス空軍機は16時台に”百里”に到着と予想、あと7時間待ち…基地エプロンには”F-2A/B”が並んでいるものの動き出す気配なし、先着していたご同輩と話しをしつつノンビリ待つ事になりました。お昼時、トイレで30分程その場を離れて戻ってみると”F-2”の発進準備が始まっていました(危なかった)。”F-2B”130号機の離陸。他に112号機、”F-2A”515・530・562号機がRW21Lから離陸しました。救難隊の”UH-60J”、”U-125A”も動き始めました。離陸から約1時間、”F-2A/B”が戻って来ました。この時の着陸シーンは省略。”F-2”の離着陸の合間にスカイマークやタイガーエア(台湾)機の離着陸…たぶん航法訓練中の陸自”UH-1J(41911)”、航空学校宇都宮校の機体かな?同じく航法訓練中と思われる浜松の第41教育飛行隊”T-400”059号機を撮影出来ました。そんな事をしていると時間は15時台、”フライト追跡サイト”には千歳に向かうスペイン空軍機が表示されました。基地エプロンでは消防車による歓迎の”放水アーチ”のリハーサルや茨城空港から乗降用”タラップカー”、荷物運搬用”ドーリー”等の支援車両が移動を開始し期待が高まります。16時前に”F-2A”4機が離陸、この時は「エスコートに出たのかな?」と思っていたのですが…16時過ぎても”フライト追跡サイト”にはフランス空軍機の表示は無く、エプロンにいた消防車や空港支援車両が格納庫内へ、イヤな雰囲気になって来ました…”フライト追跡サイト”の画面上では空自の”KC-767”が茨城沖の訓練空域で周回飛行を開始、画面には映っていないものの僅かな可能性を感じていたのですが…17時前に”F-2A”4機のみが帰投、その後に続く機体はありませんでした。562号機の着陸。2機だけですがRW21Rで”タッチ&ゴー”を実施、この日一番のアップで撮れました。その後、滑走路脇で待機していた消防車が撤収し、「今日は来ないかも」との思いが濃厚になったタイミングでSNSをチェックしていたご同輩が”A-400M”が途中の米軍基地(アリューシャンかな?)に降りていたとの投稿を発見、止めを刺されました。後で振り返って見ると空自発表の段階で”千歳”は実施日の欄に(前後に展開・撤収期間あり)と書かれているのですが”百里”の欄には記載無し…失敗しました。もう時刻は18時を過ぎ、撤収しようかと思ったのですが…この日は夜間飛行訓練があるとの事。「せめてバーナー炎鮮やかな離陸シーンを」と撮影続行。失敗はしましたが、何とかテンションを上げた状態で翌日に繋げられたのは幸いでした。
2024.08.02
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ここ20年、私にとって年最初の撮影と言えば陸自習志野の”降下訓練始め”でしたが、今年は諸々の事情により12日…つまり平日に行われる事になってしまいました。自衛隊の年間イベント日程が発表された時から分かっていた事なので、何とか休みを取れないかと画策していたのですが…駄目でした。そんな訳で代わりと言っては失礼ながら、今年最初の撮影をする為に”千葉市消防局出初式”に行って来ました。”出初式”のメインは各種消防車両や装備なのですが、それらの紹介は消防がご専門の方のブログにお任せして”消防ヘリ”のみ写真紹介します。まずは”観閲行進”の取りを飾る編隊での登場シーン。千葉市長を始めとする観閲者に敬礼で航過飛行。その後行われた震災対応の訓練展示では最初に登場!上空から市内の被災状況を本部に報告。ビル火災で逃げ遅れた人を救助する為、レスキュー隊員が降下。会場が千葉港に面しているので、海上での救難展示も行われました。この冬一番の冷え込みの中、ご苦労様でした。”機動飛行”風(ホントは普通に旋回しているだけですが)の写真も撮る事が出来、今年最初の撮影を満足して終える事が出来ました。
2018.01.14
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今回は”MV-22Bオスプレイ”の離陸シーンの紹介です。”丘珠”からの帰路、補給の為に”横田に着陸した”MV-22B”。給油やらパイロットの食事(ちょうど昼時でしたし)やらあるでしょうから、1時間少々は待つだろうな~と思っていたのですが…午後1時を過ぎても”MV-22B”に動きは見られないまま、基地では午後の業務が始まりました。YOKOTA AERO CLUB所属の”セスナ172H”が離陸。セスナ172”シリーズは米軍でも”T-41”として採用されていましたが、この機体は民間機(N4972R)として登録されています。私も以前、三沢基地航空祭にゲストで来ていたのを見た事がありましたが、地方の民間空港にも訓練飛行(遊覧飛行かも?)で立ち寄る事があるようです。「動かないかな~」と中を見てみると、機体の前に何やら行列が…どうも基地関係者が見学(記念撮影かな?)しているようで、もうしばらくは飛びそうにありません。そして基地所属(第36輸送飛行隊)の”C-130H”4機が離陸。空挺降下・物資投下の訓練なのか、滑走路上空でローパスを繰り返していました。たぶんキャンプ座間から飛来した米陸軍の”UH-60A”。飛行中は角度が悪く、着陸時は陽炎の影響で機体ナンバーが読み取れなくて。そして待つ事約2時間…ようやく”MV-22B”が動き出しました。2機揃って滑走路へ。1機ずつ離陸するかと思って単焦点の望遠(400ミリ×1.4)で狙っていたのですが…何と2機同時に離陸を開始。単焦点レンズでは2機同時には撮れない事が分かったので、慌ててズームレンズ(28~300ミリ)を付けたもう1台のカメラに持ち替えました。離陸上昇中の”09号機”(トリミングしています)。”05号機”(トリミングしています)が真上を通過するコースだったので…そのまま”05号機”をズーム比を変えながら追い掛けます。上空を通過後、離着陸モードから巡航モードに移行し始めました。巡航モードへの移行完了(かな?)!次の給油地”岩国”へ向かいます。”オスプレイ編”は今回で終了です。次回から”千歳”編の紹介に入ります。
2014.08.13
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遅くなりましたが”オスプレイ”編の紹介に入ります。”MV-22Bオスプレイ”横田飛来!の情報は各報道によって早くから分かっていたので、撮影に出掛ける事は即決したのですが、実は私は”横田”外周での撮影経験が無かったのです。”友好祭”に行った経験は有ったのですが、それも28年前に1回だけ…なのでまずは撮影ポイントに関する情報集めから始めました。幸い今はネットで手軽に情報が得られますし、撮影経験豊富な”おとーさん”にアドバイスも頂けました。「三脚が必須!」との事で、私の持っている三脚(2段)では高さが足りなそうなのが心配でしたが、19日の飛来時のニュース映像に問題解決のヒントが…後は「出たとこ勝負!」と言う、いつものノリで出撃しました。※訂正:三脚⇒脚立です…「恐らく昼近くの到着になるだろう」とは思ったのですが撮影場所の確保が大変そうだったので早朝に出発、午前8時半頃に現地入りしました。「午前中は北寄りの風」との予報だったので南側のポイントに行ったのですが意外な程”ご同輩”の数が少なめ、やな予感が…そんな中”C-12J”輸送機が離陸、北風なのにRW18を使用しました。周りの”ご同輩”の話では、「風が弱ければRW18も有り」との事。と言う事は着陸も北側から進入(19日もそうだった)になるのですが離陸もこちら側になりますし、せっかく確保出来た場所も逃したくなかったのでこの場で待つ事にしました。確保した場所から基地の中を見てみると”EA-18G”が…これまた周りの”ご同輩”の話によると「19日の午後に2機で飛来したが、何かのトラブルで1機残して離陸していった」との事。待つ事約1時間、何やら基地で動きが…”C-130H”輸送機が離陸します。撮影の練習も兼ねてひたすら連写しました。途中は省きますが、胴体がはみ出るまで連写し…上空通過後は”縦撮り”に切り替えて撮影続行…撮った枚数の割に載せられる出来は僅かでしたが。練習不足を痛感していると、”丘珠”に行った友人から「9時半過ぎに離陸した」とのメールが…となると11時半から12時くらいに到着となります。それまでに他の機体を撮って練習を続けたかったのですが…到着までの間に撮れた機体は”C-12J(1枚目と同じ機体かは未確認)”の着陸のみ。なので、他の動くモノ(警察のヘリ・鳥・車など)をレンズで追い掛けながら時間を潰していました。そして…待ちに待った”MV-22B”の姿が(トリミングしています)…「1回上空を通過して南側から来ないかな~」との淡い願いは叶わず、あっさりと北側から着陸進入。先行の機体は”09号機”、良く見ると操縦席右側方の窓から機長(操縦席の配置はヘリと同じです)が顔をだして安全確認をしていました。滑走路上で誘導路側に向きを変えながら着陸。このまま追い掛けたいところですが、後続機が来るのでここまで。先行機より長めに”巡航モード”を維持して着陸進入(トリミングしています)。後続は”05号機”。”09号機”は1/640秒での撮影だったので、”05号機”は1/125秒で撮ってみたのですが、あまりローターのブレは変わらないような…陽炎でボケ気味ですが、一応タキシング中の写真も。尾翼に「虎」のマークが描かれているのですが、判別出来る写真は撮れませんでした。次回は離陸シーンの写真紹介です。
2014.08.05
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先週からまたまたニュースで騒がれ始めた”MV-22Bオスプレイ”。15日の厚木は平日で、19日の横田は都合が悪くて(もちろん丘珠も)行けなかったのですが、今日は祝日!再度飛来する事が報じられていた横田基地へ行ってきました。例によって色々失敗をやらかしたので、紹介出来る写真を選ぶのに苦労しています。今日のところは離陸シーンを1枚だけ…
2014.07.21
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2014年度の航空祭シーズンが始まって早や2か月。例年ならば既に2~3回は”ブルーインパルス”を観る機会があるのですが、今年は1月末に発生した事故の影響も有り、これまで関東周辺では展示飛行が行われませんでした。ところがその待ちに待った”ブルー”の展示飛行が、何と東京のど真ん中!”国立競技場”上空で行われると言う予想外の展開となりました。2020東京オリンピックに向けて建て替えが決まった”国立競技場”での最終イベント、”SAYONARA国立競技場FINAL”においてあの伝説の”五輪飛行”の再現…とまでは行きませんが、ともかく50年振りに都心部での展示飛行が行われる事になったのです。「こうなったら何としてでも撮影を!」と事前に念入りに計画を立てたつもりだったのですが…撮影場所に選んだのは”青山門”(逆光)側。当初は西隣の”東京体育館”(順光)側で撮ろうと思ったのですが、飛行高度が2000ft(約600m)と聞き考え直しました。出来れば”競技場”と絡めて”ブルー”を撮りたくなったからです。”競技場”の高さは約20m(照明塔は除く)、飛行高度はその30倍!絡めるにはかなり接近して見上げて撮る必要がありました。”東京体育館”側からだとチョット厳しく思えたので、逆光ですが”青山門”側に決めました(聖火台も少し見えますし)。撮影場所から東を見れば”スカイツリー”が…今回の飛行高度はほぼ”スカイツリー”並みになります。向こうからはどんな風に見えるのでしょうか?展示飛行開始直前になってトラブル発生!某飲料メーカーのトラックが目の前の道路に停車…まあ自動販売機近くに陣取った(そこが一番周囲の森に視界が遮られない場所だったので)私が悪いのですが、何もこのタイミングで来なくても…それでも「何とか上は撮れる」と思い直して、いざ本番となったら更に問題が…ここまでの私の撮影プランは飛行コースが”競技場”の真上を通ると想定した物だったのですが、実際は…”デルタ隊形”にて進入開始。私にとっては後方、”競技場”東側を通るルートだったのです(この写真はトリミングしています)。渋谷方面から”スワン隊形”で再進入。始めはミスでズレたのかと思ったのですが、地上と”ブルー”の交信を聴く限りどうも当初からの予定だったようで…”グランドクロス隊形”。なので”競技場”との絡みは断念し、編隊のみを撮る事にしました。”リーダーズベネフィット隊形”。2往復4課目にて展示飛行は無事終了しました。自宅に帰って録画してあったニュースの生中継を見たら、”競技場”内から聖火台を絡めて”ブルー”の飛行シーンが…「これが東側を飛んだ理由か!」と納得しました。思えば50年前の飛行も”競技場”東側を飛行してました(昔の写真で見た事を今になって思い出しました)。やっぱり有料イベントはお金を出して中で見る人が良い画を撮れるようになっているんですね~勉強になりました。
2014.05.31
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シーズン開幕から早や一週間、フィルム分も揃ったので”熊谷編”を始められるのですが、今回は以前から予告していた別ネタを紹介します。私に限らず「飛行機好き」の方ならば色々心の中で思い描いている夢があるでしょう。例えば「実際に飛行機を操縦してみたい」とか…そんな夢の1つに「実際に飛んでいる機体をレーダーで見てみたい」というのがあります。個人所有のレーダーと言うのは予算面・法律面で無理でしょうが、PC画面上で「実際に飛んでいる機体」を表示して個人的に楽しむ事は既に可能になっています。それは航空機から地上の管制側に向けて発信される位置情報データを受信(個人所有の受信機で)して専用ソフトでPC画面上に擬似的なレーダー画面を再現すると言う物です。私は物臭な性格なのでソフトやらを用意するのを億劫だったのですが、そんな私にピッタリのサイトがありました。それが今年に入ってから私がハマっている”Frightradar24”です。個人の受信機で得られるのは、その周辺くらい(それでも100キロ以上有りますけど)でしたが、この”Frightradar24”は世界中から情報提供者(フィーダー)を募り、その情報を共有しようと言う物です。なので…得られる情報は世界規模でほぼリアルタイム(サイト側の情報更新の関係で10秒ほど遅れます)!特にヨーロッパの情報密度は濃いです。世界一の航空大国「アメリカ」は国が広過ぎて内陸部の情報が不足気味です。そしてアジア周辺では…「日本」と「ロシア」・「中国(香港)」の一部、と画面外ですが「シンガポール」と「インド」の一部を見る事が出来ます。「日本」はフィーダーさんのご尽力でかなり広範囲がカバーされています。沖縄や北海道周辺は表示されない日も多いのですが、あくまでフィーダーさんの好意で見る事ができる情報なので贅沢は言えません。この”Frightradar24”の情報は”ADS-B(Automatic Dependent Surveillance-Broadcast 放送型自動従属監視)”と言う機体側トランスポンダから発信されるデータを受信する事で得られます。受信範囲は最大約200浬(370km)と広いのですが、当然地形や建物の影響で低空の機体ほど信号は届きにくくなります。羽田空港周辺は日本国内では一番受信状況が良いようで、地上でタキシングする機体も表示されます。もう1枚。”ADS-B”はGPSを利用して搭載機の位置・速度・高度・進路情報を高い精度で得られるシステムなので、地図を拡大表示すればご覧のとおり…時々ズレたり、飛行機が逆向きだったりする事もありますが(笑)。”ADS-B”トランスポンダは現在はまだ搭載義務はないので表示されない機体(特に旧い機体)が多いのですが、従来の衝突防止装置より格段に性能が上がり航空管制の精度も向上する事から数年以内に義務化する動きが世界各国で進められています。気になる機体をクリックすれば細かいデータやこれまでの飛行コースも表示されます。画面は先日来日したイタリア首相が乗る空軍特別機の着陸シーン…この2時間ほど前には日本の政府専用機(韓国での核セキュリティ・サミットから総理が帰国)も同様のコースで着陸しました。基本的に軍用機は自機の情報は発信しないのですが、要人輸送機など民航機と同じ経路を採る機体等、一部の輸送機系の機体は見る事ができます。さすがに”エアフォース・ワン”は確認できませんが…政府専用機等の情報は事前情報が少ないですし、仕事や学校でその時間には見られない事が多いですが、そんな時に役立つのが”Playback”モード!1ヶ月近く前の情報(撮影は4月7日)まで表示されますし、目的の機体の”コールサイン”や”レジナンバー”で検索する事も出来ます。因みに表示時間は”UTC(協定世界時)”なので日本時間マイナス9時間になります。画面左側の”Planes”を選択すると現在受信できる世界中の機体一覧表(一千数百機分ほど)が表示されます。表示は数字・アルファベットの”コールサイン”順で、最後にノーコールサインで運用されている機体も並びます(搭載されていれば小型機やヘリでも)。実際の画面には”コールサイン”や”レジナンバー”が表示されているのですが、ここでは自粛と言う事で…こちらでも気になる機体の右端”Show on map”をクリックすれば先の伊首相専用機のように画面表示されます。”Settings”画面で表示を自分の好みに合わせて選択出来ます。表示される機体の「サイズ」や「色」、この画面ではOFFにしてありますが”コールサイン”、”レジナンバー”、”機種”、”高度”、”速度”、”出発地”、”目的地”の情報を機体毎に表示する事も出来ます(画面をアップにしないと細かい表示は出ませんが)。私は地図表示にしていますが、衛星写真表示にする事も出来ます。先に情報更新が10秒毎と書きましたが、”Animete”機能をONにすれば更新間の動きをソフトで補って機体は画面上をスムーズに動き続けます(私のPCではメモリ不足気味なのでOFFにしています)。”Filter”機能で表示される機体を絞り込む事も出来ます。”コールサイン”、”空港(出発便・到着便)”、”高度”、”速度”、”機種”で選び、複数組み合わせる事も可能です。因みに最後の”Radar”はフィーダーさんの個別コードです。これも”Playback”モードと組み合わせられるので、世界中を見だしたら時間がいくらあっても足りないくらい楽しめます。最近私のブログ更新が遅れていた理由の1つはこれだったりして…(^ ^!次回から”'12熊谷”本編紹介に入ります。
2012.04.15
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今回はこれまで臨時駐車場しか紹介していなかった”浜松広報館”について紹介します。”浜松広報館(通称エアーパーク)”は国民に航空自衛隊の任務についての理解を深めてもらう為に各種装備等を展示、説明を行う為に設けられた施設です。1999年4月4日にオープン。私はその年の秋(航空祭前々日)に最初に行ったのでホントは99年の写真も紹介したかったのですが、恥ずかしながら当時のデジカメのデータを呼び出せない(MOに記録していたのですが、ドライブをどこに仕舞ったのか…見つからなくて)状況です。なので今回は昨年5月に行った時の写真を紹介します。まずは施設外観(18ミリでも納まり切らなかったので久々にパノラマ風で)。向かって左側が”展示資料館”、右側が”展示格納庫”ですが、まず目に入るのはこの”ハチロクブルー”を始めとした屋外展示機です。屋外展示機の1機”C-46D(138号機)”。空自”空輸部隊”の礎を築いた輸送機ですが、その広い機内を活かして上の写真の”飛行点検機”や”ECM訓練機”、”飛行実験機”の元祖にもなった機体です。救難ヘリ”H-21B(756号機)”。機体の前後にローターを配置する独特なデザインから分かると思いますが、その後”CH-46/KV-107”,”CH-47”に受け継がれる”タンデムローター”機の元祖と言える機体です。正式な愛称は”ワークホース”ですが、その外観から付けられた”フライング・バナナ”の方が通りが良いです。その「広い収容スペース」と「操縦性の良さ」は当時の救難ヘリとしては優秀だったのですが、アメリカから供与された機体が空軍のお下がり(中古機)だった事とローターが木製で腐食が早く進んで(湿度の高い日本の環境では)しまった為に連続して事故が発生、僅か7年で全機退役となってしまいました。そして”資料館”と”格納庫”の間に展示されているのが”F-104J(698号機)”。硫黄島で運用されていた無人標的機”UF-104J”の塗装がされていますが、698号機はノーマルの”F-104J”です。続いて屋内の展示機を…”展示資料館”1F、入場してすぐに目に入るのが”F-2A”。「現役の501号機が何故?」と不思議に思われる方もいるでしょうが、実はこの機体は”F-2”開発時に試作された”FS-X木製実物大模型(モックアップ)”を展示機として再利用したものです。”木製”なので良く見ると機首は”スタンド”で支え、主翼は”ワイヤー”で吊して変形しないようにしています。加えて展示スペースが狭いので”右主翼”がカットされてしまってます。因みに以前はこんな感じで、同時に制作された”ミサイル”や”爆弾”等も塗装されて今でも一緒に展示されています。その隣には実機の”F-1カットモデル”が。この225号機はこのブログ”30000アクセス記念”で紹介した私にとって思い出深い機体です。そして屋内展示機と言えばやっぱり”展示格納庫”!既に航空自衛隊から退役してしまった嘗ての名機(関係ない機体も混ざってたりしますが)がズラり19機。展示機のコクピットに着座する事も可能(日によって座れる機体は変わります)で…私も憧れの”T-2ブルー(111号機)”や…”ハチロクブルー(960号機)”のコクピットに座ってしまいました。そして座ると言えば…展示格納庫の目玉!”T-2フライト・シミュレータ”。離着陸や飛行状態・空中戦まで再現する本格的な”可動式シミュレータ”で、当然希望者が多いので事前に受付で予約する必要が有ります(年齢・身長・体調等の制限有り)。この日は幸い空いていたので私も乗る事が出来ました。”T-2フライト・シミュレータ”に乗れない小さなお子さんに人気なのが、展示資料館3Fに有る”簡易シミュレータ”。”T-3(少し古い)”と”T-4”のどちらかを選択出来ます。展示機以外で私が好きなのが”全天週シアター”。巨大なドーム状スクリーンに映し出される空撮シーンは大迫力です!写真は待ち時間の間に映されていた”ブルーインパルス”の歴史物ビデオ…これはこれでじっくり見ていたかったのですが(笑)。映画は3本、午前・午後と各2回上映されます。展示資料館には他にも各種装備品やパネル展示、図書館等見どころがいっぱい有るのですが、切りがないので省略します。最後に3Fの食堂から撮った基地滑走路を。一応RW21エンド方向は撮影可能ですが他の利用者の手前、長居は禁物です。他に館内の階段や連絡通路のガラス越しに撮る事も可能ですが、実際の自衛隊機を撮るのならば素直に屋外で撮った方が良いでしょう。次回は入間編に入る前にもう1回別ネタの紹介を…
2012.03.31
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昨日発生した大地震から1日が経とうとしています…この1日は非常に長く感じられました。被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。私は昨日たまたま仕事が休みだったので、その時間は家におりました。震源地から数分遅れで千葉市に到達した初期微動(タテ揺れ)…とても微動とは言えない規模の揺れに「デカいのが来る」と思い、自分の部屋を飛び出して家族の元へ走りました。主要動(ヨコ揺れ)到達まで時間の余裕があったので何とか家族全員を家で一番太い柱が有り、家具や落下物の少ない玄関前に集める事が出来ました。震度5強と言う今まで体験した事の無いその揺れに家中が軋む音を聞きましたが、家族・家屋・家具に現状目立った被害無く乗り切る事が出来ました。一番の被害は私の部屋の航空機関係の雑誌(平成に入ってから現在まで買い揃えています)・書籍の山が崩れた事…例え寝ている時でも自分に倒れて来ないように配置してはいましたが、あのまま部屋に留まっていたら脱出に苦労したでしょう。遅まきながら改善の必要を痛感しました。まだ今後も強い余震が予想されますので、皆様もお気を付けください。今回の地震はあまりにも被害が深刻なので、このブログでは今後しばらくはテーマとして扱いません。次回は浜松編の続きですが、少し時間を置いてからになると思います。
2011.03.12
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のんびりと8月のネタを紹介している間に現実世界は早や10月、航空祭シーズン最盛期に入っております。今日は毎年通っていた空自”小松基地祭”でしたが、そちらはあきらめて海自の”下総航空基地祭”に出掛ける予定でした。退役間近の”YS-11T-A”を撮影しようと思っていたからなのですが、家庭の事情でこちらも行けなくなってしまいました。非常に残念だったのですが、唯一の救いは…第205教育航空隊”YS-11T-A(6905)”(トリミングしています)。午後から行われた”体験搭乗”の飛行ルートが我が家の上空を通った事です。第203教育航空隊”P-3C(5037)”。”P-3C”は計4機参加したようなのですが、他の機体はコースが逸れて(隣家に隠れてしまい)撮影出来ませんでした。12時半頃から約1時間間隔で5回飛来したのですが、始めの2回はカメラが間に合いませんでした。上の2枚は午後2時台の3回目の飛来での撮影です。次の飛来まで約1時間、今度は撮り逃さないように近くにカメラを置いて待機していました。その間にも上空には羽田への着陸便を主体に民航機が通過していたので、それらも少し撮影しました。写真はたぶん大韓航空”A330”、太平洋を横断して来て韓国に向かう途中かな?そして4回目の飛来、機体は1枚目と同じ6905(トリミングしています)。どうもアップで撮ろうとすると機体の一部が掛けてしまいます。困ったクセです…もう1枚。ほぼ我が家の真上を通って行きました(この後は屋根に隠れてしまいます)。他に”YS-11T-A(6906)”も飛んでいたのですが、こちらもコースが逸れて撮影出来ず、そして最後の5回目も全機コースが逸れてしまい撮影終了となりました。もしかするとこれが私が撮影した最後の”YS-11T-A”の写真となるかもしれません(何とかもう1回くらい機会を作りたいな~)。次回はまた松島編に戻ります。
2010.10.03
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今回は”ブルーインパルス”の写真紹介ですが”松島編”ではなく、新ネタです。今日9月25日、第65回国民体育大会”ゆめ半島千葉国体”の開会式が”千葉マリンスタジアム”にて行われました。その開会式オープニングに”ブルーインパルス”が航過飛行を行うと言うことで撮影に行ってきました。心配されていた台風12号による雨もお昼過ぎには無事上がり、安心して自宅を出発しました。当初は”マリンスタジアム”周辺での撮影も考えたのですが、何しろ地元千葉で”ブルー”を撮るのは初めての事なので、安全策を採って「少し離れて」「見通しの良い」場所と言う事で”幕張の浜”を撮影場所に選びました。予定通り13時54分に”ブルー”が進入開始。上空は正に”台風一過”の青空となっていました。”デルタ隊形”で”マリンスタジアム”上空を航過。”レベルオープナー”の可能性も考えて距離を置き過ぎてしまい、写りが小さくなってしまいました。そのまま編隊は東京湾上で左旋回を開始します。因みに左下に小さく写っているのは現在建設中の”東京スカイツリー”です。海の色が少々変なのは台風の影響でしょうか…東京湾と言ってもいつもは普通に青い海です。幕張からでも300ミリでこのくらいには撮れるので、出来ればもう少しアップで”ブルー”と絡めたかったのですが…開会式での航過は1回でしたが、旋回して帰る(入間基地へ)際に再び幕張上空へ。今回6番機には予備機が使用されていました(トリミングしています)。1・5・6番機の3機がスモークを出しながら、飛び去って行きました。次回は松島編の”ブルーインパルス”の写真紹介です。
2010.09.25
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前に紹介しましたが、私も参加している写真サークル”SKY ALLIANCE ”の第2回写真展が本日より始まりました。6駅にまたがる展示なので、今日は朝からメンバーが手分けして設置作業に追われていました。こちらは「千葉ニュータウン駅(メイン会場)」での作業風景です。写真・模型等、6駅での展示総数は300点を超えます。そして作品数にカウントしていませんが、ショーケース内にまとめて貼られている「L判写真」も楽しい内容になっています。25日までの2週間、もしよろしかったら見に来て下さい。
2010.07.11
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今日から'10木更津編を再開しようと思っていたのですが…正月に見損ねた”某特番”の再放送が有ったので、つい見てしまいました。写真はその番組内で存分に飛行シーンが見られた”ブルーインパルス5番機”こと726号機です。2008年の千歳基地航空祭での撮影なので、あの方は後席には乗っていません。次回こそは再開を…
2010.06.21
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今回は”SHIRASE”の写真紹介です。その1でも少し紹介しましたが元海上自衛隊砕氷艦”しらせ”は1982年に就役、翌1983年から2008年までの25年間南極観測支援を行ってきました。当初退役後の保存については引き受け先が見つからず危うくスクラップになってしまうところでしたが、ようやく昨年の秋に民間気象情報会社”ウエザーニューズ社”が名乗りを上げ、先月から船橋港での公開(予約制)が始まりました。”SHIRASE”艦橋。現役時に装備されていた”レーダー”や”衛星通信用アンテナ”等撤去された物もありますが、艦内の気象観測機器の多くは一緒に払い下げられたとの事。”元飛行甲板”。”いかづち”の数倍の広さはありそうです。甲板の広さの資料は見つかりませんでしたが”しらせ”の全長が134メートルなので1/4と仮定しても約30メートル。幅は28メートルあるので”テニスコート”3面分と言うところでしょうか。”元格納庫”。現役時は”S-61A-1”2機と”OH-6D”1機を運用していました。この日は”ウエザーニューズ社”の活動についての展示が行われていました。格納庫上部のレドームは現役当時のままかな?同社は気象レーダーを設置して首都圏の気象予報への利用を考えているようです。超小型観測衛星”WNI-SAT”の実物大模型。2010年~11年の打ち上げを目指しているそうです。大きさは20×20×15センチで重量は約3キロ。搭載カメラでの極地の氷の面積の変化や流氷の動きの観測、地上局から発射されるレーザーの減衰状態を捉えて大気中の二酸化炭素濃度の測定も予定しています。帰り際にまた潜水艦”おやしお”の写真を撮りました。”マリンフェスタ編”は今回で終了です。次回は6日に行われる木更津航空祭の第1報の予定です。
2010.06.05
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今回は護衛艦”いかづち”の各種装備の写真紹介です。といっても特に目立つ部分だけですが…まずは艦首で一番目立つ”76ミリ砲”。対艦・対地にも使えますが基本は対空戦闘向けに設計されており、1分間に最大80発発射可能な速射砲です。20ミリ多銃身機関砲”ファランクス”。”CIWS(Close In Weapon System/近接防空火器)”とも呼ばれる個艦防御兵器の代表格です。自艦に迫る”対艦ミサイル”に対しての最終防御を担当。1分間に最大4500発発射される20ミリ弾で、文字通りの弾幕を張って目標を撃破します。”VL-アスロック(VLA)”。”アスロック”は対潜水艦攻撃用兵器で、弾頭部に魚雷を搭載しているロケット弾です。ロケットで遠距離の目標に向け発射、海面に落下する直前に魚雷を分離、魚雷はパラシュートを開いて着水、その後海中の目標に向かいます。以前の”アスロック”は甲板上に箱型の発射機があったのですが、こちらは”VLS(垂直発射装置)”用に開発された”垂直発射アスロック(VLA)”です。射程も2倍に伸びて22キロ先の目標を攻撃出来ます。”3連装短魚雷発射管”。潜水艦に近距離まで近づかれた場合は、こちらの魚雷で攻撃します。艦橋内にある”戦闘態勢表示盤”。各装備の状況が表示されています。中央部に”対艦ミサイル”や”対空ミサイル”も有るのですが、あまり見栄えの良い写真が撮れなかったので省略します。航行用のレーダー画面。停泊中なので表示されているのは横須賀港から船橋港までの航路と体験航海の航路、そして現在位置のみです。操舵席の表示盤なのですが…RIMPAC(環太平洋合同演習)2002の参加記念マークがカバー代わりに貼られていました(余分なシールも付いていますが)。護衛艦の事で私が説明できるのはここまでです。次回は”SHIRASE”の写真紹介です。
2010.06.04
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今回は護衛艦”いかづち”の一般公開時の写真紹介です。私がまず向かったのは”飛行甲板”。接岸時甲板上にあった”SH-60K”は格納庫に仕舞われていましたが。これはこれで撮る機会が少ないので喜んで撮影しました。機内には入れませんでしたがドアは開けてくれていたので、コクピットの中も1枚。これは”着艦指揮所”。”飛行甲板”の右舷格納庫寄りに設けられています。もう1枚。この中からヘリの離着艦・格納の指揮を行ないます。中には入れませんでしたが、全面ガラス張りなので後ろからそれっぽく撮りました。ヘリを格納して空いた甲板上でイベントが始まりました。”海自ファッションショー”です。冬服・夏服・防火服・飛行服・潜水服と次々と紹介されました。この日は北風吹き荒び5月末とは思えぬ寒さ、「半袖の自分が一番寒い」と司会の隊員さんがボヤいて観客を笑わせていました。因みに隊員さん達のサングラスは私が書き加えていますが…こちらのサングラスは本物。”立入検査隊”戦闘服の隊員さん。”立入検査隊”は正式には”護衛艦付き立入検査隊”と言う名称です。1999年の周辺事態法の成立で、海自の任務に一般船舶に対する臨検(海上警備行動発令時)が加わった事により各護衛艦毎に編成されました。不審船対策専門の特殊部隊とは違い、通常は艦内で他の業務に付いています。”演武”も行なわれました。敵役がキックしてくると…その右足を受け止めて、左足を払い…甲板に倒して取り押さえます。”飛行甲板”ですから足元は鋼鉄で、しかも滑り止め加工で表面はザラザラ…痛そうでした。この後”クイズ大会”も行なわれたのですが、他の観客の方達が”飛行甲板”に集まっている隙に他の場所を撮影する事にしました。次回に続きます。
2010.06.02
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今回から”船橋マリンフェスタ”本編紹介に入ります。私はこの週末のイベントとしては海上保安庁の”観閲式及び展示訓練”がある事は知っていたのですが、”船橋マリンフェスタ”については知りませんでした。海保の航空機を撮りに行きたかった(撮影場所は東京湾アクアラインの海ほたるPAを予定していた)のですが、生憎お昼過ぎまで用事があって出遅れてしまいました(30日も用事があって行けません)。「自宅で海保の航空無線でも聞いていようかな~」と思っていたところへ友人から電話が有り、このイベントの事を知りました。ネットで展示内容を検索すると、護衛艦一般公開が15時半からなので間に合う事が分かり出掛ける事にしました。15時頃に船橋港に到着。ちょうど”体験航海(事前公募当選者のみ)”を終えた”いかづち”が入港するタイミングでした。艦船の接岸シーンは過去に見た事があったのですが、写真はフィルム機の時代だったので枚数は少ししか撮っていませんでした。今回はデジカメなので、遠慮なく接岸シーンから撮影する事にしました。まずは”舫い綱”を岸壁に渡すのですが約5,000トンの艦を繋ぐ太いロープを直接投げる事は難しいので、始めに通常のロープを”パイロットロープ”として岸壁へ投げます。ロープを手繰り寄せて、その先に繋がれている極太の”舫い綱”を渡します。”舫い綱”は岸壁の丸い”係船柱(ボラード又はビットとも呼ぶそうです)”に結ばれ、護衛艦のウインチで巻き上げて岸に寄せて行きます。”係船柱”と言う単語を今回初めて知りました(笑)。甲板では隊員さん達が懸命にロープの処理をしています。艦を固定。”舫い綱”の状態を確認し、”パイロットロープ”を回収。”舷梯(タラップ)”を渡します。そして”体験航海”の参加者を降ろし、艦内の安全を再確認した後に一般公開が始まります。次回に続きます。
2010.05.30
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今回から'98百里編の予定でしたが、急遽変更して新ネタ紹介に入ります。海上自衛隊護衛艦”いかづち(DD107)”。場所は船橋港です。このブログでは珍しい艦船写真。99年頃から近場で機会があれば偶に撮影しています。千葉の陸自マスコットキャラ”千葉 衛(まもる)クン”。今回のイベントは”船橋マリンフェスタ2010”。自衛隊千葉地方協力本部主催の広報イベントです。陸海空3自衛隊の広報が目的ですが、会場が船橋港なのでどうしても”海自”メインになってしまいます。ですが”陸自”からも習志野(空挺団)や下志津(高射学校)の各種車両が展示されていました(空自は残念ながらビデオ上映やパンフレットのみです)。”いかづち”搭載ヘリ”SH-60K(8415)”。出掛けた理由の半分はこれが見たかったからです。艦内も一般公開されました。館山から別の”SH-60K”が飛来して航過飛行も行われました(私は今回は出掛けるのが遅かったので撮っていません)。他にも潜水艦”おやしお”が公開されていました。ただし、艦内に入れるのは事前公募当選者のみの特別展示です。そして元砕氷艦”しらせ”。2008年に退役しましたが、民間気象情報会社「ウエザーニューズ」所属の”SHIRASE”として今月2日から船橋港での公開が始まりました。”SHIRASE”の公開は通常は専用HPでの事前予約制ですが、今回は手続き(服装等の制限事項有り)さえすれば誰でも乗船出来ます。”SHIRASE”船上から撮影。このイベントは明日30日も行われますが”いかづち”の一般公開は午前中のみなのでご注意を!詳しくはこちらを見てください。次回から本編紹介に入ります。
2010.05.29
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'98木更津編の途中ですが、またまた別ネタの紹介です。先日ある映画を見てきました。タイトルは「HAYABUSA BACK TO THE EARTH」。”はやぶさ”は2003年5月9日に鹿児島県内之浦より打ち上げられた”小惑星探査機”です。目的地の小惑星”イトカワ”に到着したのが2005年。幾多のトラブルに見舞われ、満身創痍の状態になりながらもミッションを行い、一時は帰還が絶望視されながらも関係者の知恵と努力と根性で奇跡の復活を遂げ、日本時間2010年6月13日23時過ぎの地球大気圏突入に向けて飛行を続けています。そのドラマチックな展開は正にドラマや映画向けなのですが…この「HAYABUSA BACK TO THE EARTH」は劇場映画ではなく、プラネタリウムのドームに映す”全天周映像”作品です。3D作品ではありませんが、360°のドームに映されると”擬似3D”とも言える迫力があります。舞台が宇宙空間なので当然CG作品で、某3D大作のCGとは比較出来ませんが(あの映画の制作費だと日本では本物の探査機とロケットを作ってもお釣りが出ます。)それでもなかなかの出来栄えです。実は昨年の4月から公開は始まっていたのですが上映館が少なく、いよいよ「帰還の年」と言う事で各地のプラネタリウムで再上映が始まり、新たな上映館が増えたところでようやく私もこの作品の存在を知りました。私が観に言った時は館内は空いていましたが、帰還日が近づき話題になってくると今後混雑する可能性もあります。興味がある方は早めに観に行った方が良いかもしれません(26分の通常版と43分のノーカット版があるのでご注意を)。次回はまた'98木更津編に戻ります。
2010.05.13
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今回は”おまけ”の写真紹介です。前回も紹介した”ミサイル運搬ローダー”。ですが良く見ると何か雰囲気が違う事が分かるでしょう。実はこの写真を撮影したのは1980年4月29日。今から30年前、私が下志津で最初に撮影した年です。当時の陸自高射部隊の主力は”ホークミサイル”と…既に紹介した事がある”L-90高射機関砲”。どちらも陣地に据え付けて使用するタイプで移動しながらの戦闘には不向きです。当時の自走式の対空装備と言うのが…この”M42自走高射機関砲”。現在は資料館の前に展示品として置かれていますが、当時はまだ現役で使用されていました。と言ってもこの写真では分かりづらいので…動いている時に撮った写真を(翌81年の写真です)。”M42”は”87式”の登場するまでもう5年ほどは使用されましたが、主に北海道の師団に配備されていました。では他の部隊では何を使用していたかと言えば…こちらの”M15A-1自走高射機関砲”。37ミリ砲1門に12.7ミリ機関銃を2丁装備して威力は強力なのですが、米陸軍に配備開始されたのが”ノルマンディー上陸作戦”直前と言う骨董品でした。そんな車両ですが、平成に入るまで一部の部隊で使用され続けました。そして当時の航空機は…東部方面ヘリ隊”HU-1B(41504)”。米陸軍では既に”UH-1”と呼称されていたのですが、陸自機の場合は91年まで”HU-1”です(これも81年の撮影です)。このオレンジのワンポイント塗装が何とも…機体の周囲で家族連れが食事をしたりして、のんびりとした雰囲気でした。そして木更津第1ヘリ団”KV-107II(51817)”。この写真も81年です。白のラインは第1ヘリ隊、2本で第2飛行隊を表すのは”CH-47J”に引き継がれましたが、こちらの方が目立つ塗装でした。第2ヘリ隊第1飛行隊”KV-107II(51806)”。全体が収まらないのでこの頃から”パノラマ”風に撮ろうとしたようなのですが、当然そのままでは繋がらなかったので強引に加工しました。なのでかなり歪んでます。”OH-6J(31090)”。現在使用されているのは”OH-6D”。分かりやすい見分け方はロータブレードが4枚(D型は5枚)、尾翼の安定板の形(D型はTの字)です。滑走路地区が現在に比べてかなり拓けた雰囲気です。広さは変わらないのですが、周囲の木がこの30年で大きく成長したので…現在はヘリしか離着陸せず、”滑走路地区”と言うのは単なる名称なのですが、当時は本当に滑走路でした。その証拠がこの”L-19E-1(11209)”。連絡・観測機として85年頃までは使用されていました。所属はたぶん第1師団第1飛行隊。前にいるのは私の親父です(笑)。訂正:当時は東部方面航空隊第1飛行隊でした。次回から再び'98木更津編に戻ります。
2010.05.06
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今回は展示終了後の写真紹介です。訓練展示が終わると、グランドに展開していた車両はそのままの状態で観客に公開されます。木更津の第4対戦車ヘリ隊”AH-1S(73449)”も地上展示されました。着陸シーンも撮ったのですがブレてしまいました。車両・航空機は2時間程公開されます。着陸を撮り損ねたので、帰るまで粘る事にしました。その間いろいろ見て回ったのですが、それは省略しまして…”AH-1S”の帰投シーン。この日は強い南よりの風。当然離陸もそうなるので撮影位置の関係から逆光になってしまいます。その代わりローパスしてくれるので、順光で撮る事も出来ました。ヘリを見送り、帰り支度を始めると…”ホーク”の”ミサイル運搬ローダー”が撤収作業の為に会場内に入ってきました。私はこの車両が大好きで、今回は観閲行進や訓練展示に参加しなかったのでガッカリしていたのですが、帰り際になってようやく見る事ができました。帰り掛けていましたが、こうなったら立ち止まるしかありません。”ホーク”の撤収作業を撮影する事にしました。”ローダー”がアーム(正式に何と言うのかは未確認です)を展開し…発射機に据え付けてあるミサイルの間に差し込みます。ミサイルをアームに固定して発射機側のロックを解除…アームを閉じてミサイルを回収。固定状態を再度チェック。回収完了。後ろで”パトリオット”の撤収作業もしていたのですが、撮るのに夢中で気付きませんでした(笑)。'10下志津編は今回で終了です。次回は”おまけ”の紹介の予定です。
2010.05.04
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今回も訓練展示の写真紹介です。敵航空機による空襲に備える為、各高射部隊は急いで戦闘準備に入ります。発射準備の”03式中距離地対空誘導弾(中SAM)”。車体をジャッキで固定し、発射機を直立させます。発射準備完了。ミサイルコンテナがそのまま発射機になります。陸自の高射部隊の中では一番遠距離での迎撃を担当するので、準備時間の短さが重要です。こちらは”81式短距離地対空誘導弾(短SAM)”の準備シーン。ジャッキで車体を固定するのは”中SAM”と同じです。”短SAM”のミサイル4発の内2発は、あらかじめ車体横のコンテナに搭載されています。そのコンテナを開きまして…発射機に装填するまでは半自動(リモコン操作)で行なわれます。まず2発装填完了。この後隊員が固定状態をチェック、その間に残り2発のコンテナを用意するところですが今回は省略されました。”ホークミサイル”。”中SAM”への更新が進んでいますが、まだまだ陸自の遠距離迎撃の主力です。これまでは発射機にミサイルを装填するシーンが見せ場の一つだったのですが、その分準備に時間が掛かるので今回はあらかじめ装填済みの状態で偽装網で隠されていました。加えて数種類のレーダー、指揮装置、電源車など多くの支援車両を展開させる必要があるのですが、それも省略されていました(地上戦闘部隊の展開スペースが足りなくなる為と思われます)。撮影位置は”ホーク”の準備シーンを撮る為に例年のパターンから予想して決めたのですが、思わぬ展開になってしまいました。敵航空機の襲来探知!迎撃開始です。第一撃はゲストの空自”パトリオットミサイル”(弾道ミサイル迎撃用のPAC-3なのですが、その辺は大目に見て下さい。それと実際に発射出来ない事も…)。続いて”中SAM”。実は読み違えていた事がもう2つ…この日は風が強く、撮影場所に観覧席最上段を選んだ事が裏目となりました。”短SAM”や”近SAM(93式近距離地対空誘導弾)”の発射シーンは風の影響でブレてしまいました(なくてもブレたかもしれませんが)。敵機役は”AH-1S”。撃墜シーンは用意した標的を…代りに爆破すると言う演出です。標的も複数用意されていたのですが、他は”強風”に叩き落されてしまいました(笑)。一方、地上でも敵部隊への総攻撃が開始されました。ここ数年はこの近くに陣取っていたのですが今回は遠くて…これが3つ目の読み違いです。敵部隊を制圧、”高射教導隊”の旗が揚げられました。訓練展示終了です。次回はその後の写真紹介です。
2010.05.03
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今回は訓練展示の写真紹介です。展示が始まるとまず偵察部隊が先行、部隊の展開予定地周辺の安全を確認します。いつものパターンだと「敵影なし!」と言う事で、すぐに部隊の展開が始まるのですが、今回は”敵”の存在が確認されてしまいました。一旦後退して本隊に報告、増援を要請します。増援の”82式指揮通信車”と…更に敵の動向を探る為に”バイク偵察”部隊も到着しました。念の為”91式携帯地対空誘導弾”で対空警戒をしながら偵察部隊は前進開始。敵部隊の所在・規模を確認すると同時に進行を阻む為の攻撃(威力偵察)が開始されます。その間に確保した展開予定地に本隊が到着!本隊には”第一空挺団”が同行しており、敵地上部隊への攻撃を担当します。03式中距離地対空誘導弾に…93式近距離地対空誘導弾。そして87式自走高射機関砲と続々と部隊到着。対空戦闘がメインですが、87式は地上部隊への攻撃にも威力を発揮します。地上部隊支援の為、敵航空機による空襲が予想されるので各高射部隊は戦闘準備を急ぎます(81式の登場シーンはブレてしまいました)。更に次回に続きます。
2010.05.01
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今回から'10下志津編の紹介に入ります。我が地元千葉市にある下志津駐屯地には航空機は配備されていませんが、陸自の保有する”対空火器・ミサイル”を一通り揃えた”高射学校”が有ります。駐屯地祭での訓練展示の内容は当然”対空戦闘”となる為、敵役としてヘリ・航空機がゲスト参加します。「飛行機好き」の私にとってはどちらかと言えば対空部隊の方が敵役なのですが、一番近場のイベントなので中学生の頃から通っています。開門時間の9時に合わせて現地入り(実際は少し早めに開門しました)、まずは一般観覧席(仮設スタンド)最上段を確保しました。行事が始まるのは10時半、それまでは待機している車両の撮影をしたり、売店を覗いたりしていました。10時半より行事開始、陸自の場合はまず記念式典(駐屯地創設)から始まります。エライ方のお話が中心なので省略しまして…そして観閲行進が始まります。まずは駐屯地のある千葉市及び境界が接している四街道市の旗を載せた73式小型トラックを先頭に、千葉県のほぼ南半分にある各市町村(災害時に下志津の部隊が派遣される地域)の旗が行進しました。続いて各対空車両”87式自走高射機関砲”に…”81式短距離地対空誘導弾”。”03式中距離地対空誘導弾”。”地対空誘導弾ホーク”。これら発射機の他にレーダーや指揮装置を搭載した支援車両、計52台が行進しました。次の展示予定は”空挺降下”だったのですが、風が強まった為に中止となりました。そして待ちに待った”訓練展示”が始まるのですが、会場の端の方でスモークが炊かれ、いつもとは雰囲気が違います。実は今回の訓練内容には”対空戦闘”に加えて敵地上部隊との戦闘も含まれていました。次回に続きます。
2010.04.30
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のんびり「桜祭り」の紹介をしている間に、もう「つつじ」が咲く時季になってしまいました。「つつじ」とくればこのブログでは下志津駐屯地”つつじ祭り”。と言う事で今日は、お狸山さんともう1人友人Oさんを誘って下志津へ行ってきました。今日は良い天気だったのですが強風で、しかも肝心の訓練展示の時間帯は今にも雨が降りそうな空模様になってしまいました(終了すると晴れると言ういつものパターン)。更に撮影場所の選定を誤ってしまい、展示の見せ場を撮るには不利な条件になってしまいました(お狸山さん、Oさん、すみませんでした)。何とか撮れた写真をどう紹介するかはこれから考えます。とりあえず今日は1枚だけ…写真は訓練展示での”87式自走高射機関砲”の登場シーンです。次回から本編に入ります。
2010.04.29
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今回から'09館山編に入る予定でしたが、変更して本日出掛けた写真展の紹介をします。日頃お付き合い頂いている、「お狸山さん」の所属する『SKY ALLIANCE』の第一回飛行機写真展が本日より2月7日まで北総線”千葉ニュータウン中央駅”構内にて開催されているので早速観に行ってきました。77枚のパネル展示を中心にケース内に模型も展示されています。このところ写真はPCのモニターでばかり見ていましたが、やはり大判でプリントされた作品には敵わないな~と再認識させられました。なので作品のアップは紹介しません。写真展の詳細については「お狸山さんのブログ」や『SKY ALLIANCEホームページ』をご覧ください。せっかくの良い天気なので写真展を観た後、成田空港まで撮影に出掛けました。撮影場所は「さくらの山公園」。着陸する瞬間(トリミングしています)や…離陸シーンを日没まで撮影しました。次回は'09館山編の紹介です
2010.01.24
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'97新田原編に入る前に、見苦しいですが少々言い訳を…毎度の事ですがこの時も大失敗をしてしまいました。基地祭前日に現地入りして撮影を始めようとした時、私は重要な物を忘れてきてしまった事に気付いたのです。その説明の前に下の写真をご覧ください。一番手前は私のハンドルネームのネタ元”M20スーパー・バズーカ(陸自ではM20改4型を装備)”。そしてその上に置いてあるのが私のカメラ、500ミリレンズ(X1.4)を装着した”ペンタックスLX”です。冗談のようですがこのカメラで96年以降、航空機撮影をしています。この500ミリレンズ、中古でようやく購入したのですが、その後重大な問題に気付きました。三脚使用を前提に設計されているので、手持ちではピントが合わせられないのです。三脚座で保持しようとすると指がフォーカスリングに届かず、リング付近で保持しようとしても重心の関係でリングが回せません。レンズを無駄にしたくない一心で出した結論が上の写真の方法です。三脚座にレリーズ付きのグリップを付けて左手でカメラの保持とシャッター操作、右手でフォーカスリングを回します。そのままカメラ操作すると脇が甘くなりカメラが安定しないのでストックを装着して支える事になり、このような形になりました。今回の失敗はこのストック部分、正確にはカメラとストックを繋ぐ”クイックシュー”と言う部品を木更津での撮影後、車の中に置き忘れてきてしまったのです。せっかく500ミリを持ち込んでも思うように撮影できない状態で撮影に臨む事になりました。…と先に言い訳をしておいて、次回から'97新田原編に入ります。
2009.02.22
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今日は”パシフィコ横浜”で5日まで行なわれている”2008年国際航空宇宙展(JA2008)”に行ってきました。”国際航空宇宙展”には国内・海外のメーカー、商社、官公庁、民間団体等が多数参加するビジネス目的がメインのイベントです。10月1日から開催され、4日・5日は一般入場者向けのイベントが行なわれます。海外の同様のイベントと違い、飛行場ではなく屋内展示会場で行なわれるので実機はヘリくらいですが、実物大のモックアップや模型、関連機材等が多数展示されています。一番の話題は防衛省ブースで展示されている”全機実大RCS試験模型(実物大ステルス機模型)”通称”心神”でしたが、残念ながら撮影は禁止されていました。展示場の目の前は”横浜港”なので各種ヘリによるデモフライトが行なわれました。自衛隊は陸(UH-J/OH-1)・海(SH-60J)・空(UH-60J/CH-47J)が展示を行い、特に空自は”消火デモ”では実際に海水を汲み上げ、”救難展示”では実際に海上の救命ボートに遭難者役を乗せて、実際に救難員(ウエットスーツ装備)が飛び込んで展示を行いました。ダウンウオッシュにより海水のしぶきが大量に風下側にかかって来るので、撮影をされる方はご用心を(私は途中で風上側に逃げました)…民間機の展示も行なわれました。ドラマで話題になった”ドクターヘリ”です(機種は違いますが…)そして最後に唯一参加の固定翼機、海自の”US-2”が航過飛行を行ないました。デモフライトは5日も行なわれる予定ですが、”US-2”の展示は4日のみとの事です。次回は明日行なわれる”エアフェスタ浜松”の第1報を紹介する予定です。
2008.10.04
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今回は”ブルーインパルス”の紹介の予定だったのですが、帰りが遅くなってしまった事と明日からの撮影スケジュールが少々キツくなる事が予想されるので先に延ばして休む事にします(もう十分夜更かししていますが)。一応、最初の課目”ダイヤモンドテイクオフ&ダーティターン”の出だし部分を1枚載せておきます。その名の通りこの後ターンが始まり、前回までの”F-15J”のように私のいる場所に向かって来る形になります。この続きは月曜日に紹介する予定です。次回は4日に出掛ける”国際航空宇宙展”の第1報の予定です。
2008.10.01
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三沢編の続きの下書きまで終わっていたのですが、更新に失敗してしまいました。これから小松へ出発します。今回も天候面で不安はありますが、小松の強運を信じます。それでは行ってきます!
2008.09.20
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小松に出発する前に、三沢のデジカメデータのバックアップを行おうとしたところ、外付けHDDが壊れている事が分かりました。幸い2台の外付けHDDに二重に記録しているので、もう1台に残っている事は確認したのですが、それでもスキャナーで取り込んだ過去の航空祭写真を含めて150GBのデーターが失われ掛けた事にゾッとしました。メーカー保証期間内なので修理は無料で出来るのですが…写真データは最優先でバックアップを取るようにしていたので何とかなりましたが、以前本体のリカバリを行った際に移したままだったゲームのセーブデータが失われてしまいました(笑)。次回から小松の紹介に入ります。
2008.09.19
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今回は久々に撮影機材の紹介です。今年の三沢の天候が悪そうな事は、週間天気予報で早くから分かっていました。以前”雨用装備”の紹介をしましたが、自分自身の雨対策については一応満足できるものにはなっています。ですが、カメラの雨対策についてはまだ不満がありました。ポンチョのポケットの裏にはファインダー用の窓が開いており”レインカバー”を兼ねています。三脚に固定して使用するには十分な機能なのですが、手持ち撮影で振り回すとファインダーが外れてしまうのです。そこで前日に某カメラ量販店にフィルムを買いに行った際に、用品コーナーで”レインカバー”を探してみました。幾つか並んでいた中で気に入ったのがこの”カメラレインカバー DG-L”でした。アクリル製の大きな窓が有り、液晶モニターの確認だけでなく、このままファインダーを覗いて撮影する事が出来ます。シャッター操作はカバーの中に手を入れても出来ますが、外から直接押す方が使いやすいです。ただし、これも本来は三脚用なのでストラップを使用するようには出来ていません。手に持ったまま待機する事になりますが、撮影自体の問題ではないので後は使用者の工夫次第です。三沢と小松の撮影ではこの”レインカバー”のおかげで安心して撮影する事ができました。
2008.09.18
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今回は”ブルーインパルス”の写真紹介の予定でしたが、写真の取り込みが間に合いませんでした。これから三沢に向けて出発します。この写真は2001年の三沢で撮影した米海軍VF-154の”F-14A(NF100)”です。明日はこんな天気は望めそうにありませんが、珍しい機体がいる事を期待したいです。それでは行ってきます!
2008.09.06
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97年編の続きは”築城”からなのですが、写真の数がどうもフィルム1~2本分合いません。この先の事もあるので週末まで休ませてもらって、写真の捜索・整理をしようと思います。見つからない場合は、ある分で紹介を始めますので土曜日までお待ちください。
2008.08.28
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昨晩はブログを書き込んでいる途中で誤って全部消してしまい、力尽きてしまったので更新できませんでした。またズルをして1日遅れで更新します。今回は5月17日に東京湾で行われた”海上保安制度創設60周年記念観閲式及び総合訓練”に参加した各航空機の写真紹介です。繰り返しの説明になりますが、撮影場所は東京湾アクアラインの”海ほたるPA”です。函館航空基地所属”S76C くまたか1号(MH755)”。観閲式が行われる海域は羽田~浦安沖周辺ですが、羽田基地を離陸した航空機は 基地~待機空域~展示空域~基地へと向かう際に”海ほたる”を目標に飛行するので、航空機の撮影が目的の私にとっては絶好の撮影場所となります。美保航空基地所属”ベル412型 おしどり2号(MH906)”。ただし全ての機体が接近する訳ではありません。この写真は400ミリX1.4で撮影しても小さめなのでトリミングしています。鹿児島航空基地所属”ベル212型 きんこう(MH540)”。”ベル212型”は他にも”おおほり(MH594)”、”シーダック(MH931)”が通過しました。更に”AS332L1 わかわし(MH806)とその1での3機、合わせて9機の海保ヘリを撮影しました。続いて固定翼機、函館航空基地所属”ビーチ350 えとぴりか(MA861)”。三浦半島沖の待機空域から展示海域に向かうシーン。昨年は遠すぎて撮影できませんでしたが、今年は間近を通過してくれました。那覇航空基地所属”ファルコン900 ちゅらわし(LAJ570)”。ただしチャンスは多かったのですが、あまり活かせませんでしたが(トリミングしています)…鹿児島航空基地所属”サーブ340 うみつばめ2号(MA952)”。こちらは展示終了後、再び待機空域(羽田の民航機の着陸に割り込めないので)に向かう際の通過シーン。羽田航空基地所属”ガルフV うみわし(LAJ501)”。逆光の条件でしたが、磨かれた機体に海面からの反射光が写っていました。飛行パターンは年によって変わるようですが、また挑戦してみたいシーンです。海保機の紹介は今回で終了です。次回から'08静浜編に入ります。
2008.05.22
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岩国編がまだ途中ですが、今回は本日行なわれた「平成20年度 海上保安庁観閲式および総合訓練」に参加した航空機の写真紹介をします。撮影場所は昨年の紹介と同じ、東京湾アクアラインの”海ほたるPA”です。第三管区海上保安本部所属、巡視船”PL31 いず”です。抽選で選ばれた見学者を乗せて横浜を出港、展示海域に向かいます。関西空港海上保安航空基地所属、”AW139 まなづる(MH962)”です。配備されて間もない新型で、今回撮影できるのを期待していました。鹿児島海上保安航空基地所属、”EC225LP みみずく(MH687)”です。こちらも配備されたばかりです。巡視船しきしま搭載機、”AS332L1 わかたか(MH685)”。”AS332”と”EC225”は陸自のVIP機では見た目の違いはあまり感じませんでしたが、海保の機体は各部に違いが見られます。鹿児島海上保安航空基地所属、”サーブ340 うみつばめ2号(MA952)”。固定翼機は昨年は展示が終わってからがシャッターチャンスでしたが、今年は展示海域に向かう際にもチャンスがありました。今回驚かされたのがこの機体です(トリミングしています)。木更津沖を偶然飛行していた陸自の”AH-64D”と”CH-47JA”です。たぶん明日行なわれる”北宇都宮駐屯地祭”のために明野から宇都宮への飛行途中と思われます。訂正:違ったようです、すみません。できれば”北宇都宮”にも行きたかったのですが、私は同じく明日行なわれる”静浜基地航空祭”の方に行く事にしています。次回は第一報を紹介する予定です。
2008.05.17
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今日は”飲み会”で遅くなったので、'08相馬原編の紹介は休みます。写真は熊谷で撮影した”M20スーパーバズーカ”、私のハンドルネームの基ネタです。陸自で使用していたライセンス生産品が”M20改4型”になります。私がこの名前を使うようになった理由は年末限定で紹介しましたが、”例のモノ”をこの横に並べて記念撮影をしてしまいました。それはいつかまた紹介したいと思います。
2008.04.18
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'08百里エンド編も締めに入ります。前回紹介した4機の着陸で午後のフライトは終了かと思い、帰り支度を始めたところで更に4機の”F-15J”が戻って来ました。フィルムは使い切ったので、再びデジカメを持って撮影場所へ走ります。”F-15J(915号機)”。その4でも紹介した機体です。今回も編隊のブレイクを期待したのですが…今回は2機ずつの”編隊着陸”を行いました。続いてもう2機が着陸進入してきました。こちらの1機もその3・4で紹介した838号機。おまけで前回少し触れた”T-4(673号機)”。私が帰る時間でもまだ”タッチ&ゴー”を繰り返していました。おまけその2です。その1で紹介した写真を撮った後に飛行機雲に気付きました。もう30秒ほど早く気付けば、より夕焼け風だったのですが…次回からは”96新田原編”に入ります。写真的にはあまり期待しないで欲しいのですが、現在の”飛行教導隊”識別塗装との違いくらいは紹介できると思います。
2008.03.08
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今回も着陸時の写真紹介です。”飛行教導隊”が着陸し、次の機体が降りるのに多少の余裕がありそうだったので移動する事にしました。前回紹介したポイントは着陸を間近で撮れる良い場所なのですが、もう少し離れた場所から機体全体を撮りたくなったからです。”F-15J”が4機、戻ってきました。1機ずつブレイクし、着陸態勢に入ります(トリミングしています)。今回使用しているカメラはフィルム機の”LX”、レンズは500ミリです。戻って来たのは第305飛行隊かと思ったのですが、第204飛行隊でした(これもトリミングしています)。”F-15J(875号機)”。いつ離陸した機体かと思いデジカメの写真を確認して見ると、午後一番に離陸して行った中の1機でした。”F-15J(899号機)”。その4の紹介で上空を旋回した時に204は着陸したかと思っていたのですが、あれからまたどこかで訓練していたようです。”F-15DJ(065号機)”。305の機体は、どうも私が03エンド側から移動している内に着陸してしまったようです。”F-15J(843号機)”。フィルムは朝、到着時に数枚撮っただけだったので約30枚をこの4機と、今回は紹介しませんが”タッチ&ゴー”を繰り返していた”T-4(673号機)”の撮影に使用しました。フィルム1本を使い切り、”T-4”1機を除いて機体も着陸し終えたと判断して帰り支度を始めたところ、更に4機の”F-15J”が戻って来ました。再びデジカメで撮影を始めます。今回で終わりにしようかと思ったのですが、もう1回続きます。
2008.03.07
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今回は”飛行教導隊”の着陸時の写真紹介です。前回の離陸の後も”自販機前”ポイントで305や501の機体撮影を行っていたのですが、やはり順光で着陸シーンを撮りたかったので再び21エンド側へ移動する事にしました。午前中の飛行パターンでは”教導隊”の機体は割りと短時間で戻って来たので余裕はあまりなく、行きは避けた工事現場の突破を試みました。幸い、散水車が通過した直後だったので砂埃は気にせずに済みました。帰りは20分程で午前中の駐車場所に戻り、更にその先の”高場池”ポイントに向かいました。”F-15DJ(081号機)”。残念ながら最初に降りた071号機は間に合わず、次の081号機もギリギリのところでした。”F-15DJ(092号機)”。やっぱり”色付き”は順光でないと…もう1枚。082よりも距離を置いて撮影したのですが、やはり近過ぎました。せめてX1.4リアコンを外すべきだったのですが、次々に着陸してくるので無理でした。”F-15DJ(087号機)”。この位置から見るとタンク(と主翼の一部)以外は通常の機体とあまり変わりません。”F-15J(904号機)”。この機体は上面は派手なのですが…せめて横から撮るべきでした。”F-15J(912号機)”。やはりこの位置でも見栄えが良いのはこの912号機と…”F-15DJ(091号機)”。この091号機です。もう1枚。目の前を通過後に撮れたのはこの1枚だけでした。しかもトリミングしています。このままこの場所で撮影しても良かったのですが、機体全体も撮りたかったのでまた移動する事にしました(レンズ交換でも良かったのですが)。次回はようやく出番のフィルム機で撮影した写真紹介です。
2008.03.06
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今回は”飛行教導隊”の午後の離陸の写真紹介です。一時は「今日はもう飛ばないのか?」と心配してしまいましたが、3時近くになってようやく離陸してくれました。”F-15DJ(071号機)”。陽もだいぶ西よりに傾き始める時間帯なので、完全に逆光での撮影となってしまいました(トリミングしています)。”F-15DJ(081号機)”。後方からの”背中”写真で今回唯一のノートリミングです。”F-15DJ(092号機)”。午前中のこの場所なら順光で良い色に撮れたのでしょうが…”F-15DJ(087号機)”。捻り始めるのが少々遅く、”背中”はトリミングしてもキツかったので…”F-15DJ(091号機)”。午前は飛ばなかった091号機。少しシャッターを押すタイミングが遅れて欠けてしまいました。もう1枚。”F-15J(912号機)”。逆光でも基が派手なので良い感じに撮れています。もう少しズラして撮れば全体が納まったのに残念…”F-15J(904号機)”。こちらも”J型”で派手目な塗装が人気の機体ですが、午前は飛んでくれませんでした。もう1枚。少々手を加えてはいますが、今回の中では良い感じに撮れました。前回の写真もそうですが、使用レンズは400ミリX1.4です。この場所は400ミリでは近過ぎるほど機体が接近してくれるのですが、912号機の写り方を見るともう1回挑戦してみたくなりました。次回は着陸時の写真紹介です。
2008.03.05
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今回からは午後に撮影した写真紹介です。この日の離陸は朝からRW03を使用していたのですが、お昼頃には風が弱くなってきました。午後一の第204飛行隊の離陸が済むとRW21に”ランウェイチェンジ”となりましたが、常連さんの多くは既に移動していました。私も遅ればせながら移動を始めます。問題は03エンド側の駐車スペースなのですが、事前に聞いた話では多少の余裕はあるとの事でした。ですがこの日はかなりの人数(私が行くくらいですから)が来ており、遅れて行って駐車場所が無いと困った事になります。そこで多少の無理は承知で、車に積んでいた”折り畳み自転車”を使用して移動する事にしました。カメラ一台と予備のメモリカードだけを持って…基地の外周道路沿いに進めば良いと思っていたのですが、途中で大掛かりな道路工事を行っていたのが計算外でした。突破は可能ですが、カメラがホコリまみれになるのは避けたかったので迂回する事にしました。脇道までは調べていないので不安はありましたが、太陽の位置で大雑把な方向は分かるので前進あるのみです。走り始めて30分が過ぎてもまだ03エンド側のポイントに辿り着けず、「この道で合っているのか?」と思い始めた頃、午後一で離陸した第204飛行隊の”F-15J”が戻ってきました。「間に合わなかった」と焦る反面、その飛行方向で基地との位置関係が分かったのでほっとしました。基地上空で”コンバットピッチ”を行う”F-15J”。遅くはなりましたが”自転車”ですから、途中で自由に停車して撮影する事が可能です。この前に既に何機か旋回しており、コース直下方向に向かいながら撮影しました。”F-15J(838号機)”。道に迷いかけた身で言うのも何ですが、”自転車”での移動は旋回コース付近での撮影をするのに便利です。”F-15J(915号機)”。余裕があれば私独自のポイントを探したかったのですが、そうも行かず本来の目的地へ向かいます。ようやく”紋谷池”ポイントに到着。第501飛行隊の離陸には間に合いました。”飛行教導隊”の”T-4(722号機)”。ですが肝心の”F-15J/DJ”がなかなか離陸しません。引き返そうかと迷い始め、実際戻り掛けた頃にようやく”F-15J/DJ”のエンジン始動音が聞こえ始めたので慌てて引き返しました。百里救難隊”U-125A(001号機)”。引き返したついでに更に離陸コース近くの”自販機前”ポイントへ移動、”飛行教導隊”の離陸を待ちます。と言うところで次回に続きます。
2008.03.04
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今回は午前中に撮影した”百里所属機”の写真紹介です。”飛行教導隊”が離陸すると、撮影慣れた百里常連の方達は着陸を撮影するために移動を始めます。私はせっかく初めてきたのですから他の機体を撮影するために午前中は1箇所に留まって撮影しました。百里救難隊”UH-60J(566号機)”。撮影順としては”教導隊”より先です。私の好きなイエロー塗装機。良く見たら昨年”アエロバティックス”で撮影した566号機でした。第305飛行隊”F-15J(962号機)”。この日”教導隊”と対戦したのは305だったようです。第204飛行隊”F-15J(838号機)”。ホントは午後一番の離陸の写真です。朝も一番に離陸して行ったのですが、その時は”お腹”しか撮影できませんでした。この後ランチェンで撮影場所を移動したので、午前の部に混ぜてしまいます。第501飛行隊”RF-4EJ(371号機)”。”F-15”ほどは捻らないので、少し滑走路に近い場所に移動して撮影しました(周りの方の動きを見てマネしました)。もう1枚。これは着陸前の”コンバットピッチ”をした際の写真です。また元の場所に戻っての撮影です(トリミングしています)。第305飛行隊”T-4(770号機)”。”T-4”は各飛行隊で使用しているので、204や501、”教導隊”の機体も撮影できました。次回は午後の離陸時の写真紹介です。
2008.03.03
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昨日はログインに手間取るは、せっかく書いた日記が更新エラーで消えてしまうはで力尽きてしまいました。ですのでまた1日遅れの更新となります。今回からは先日の百里エンドで撮影した写真紹介に入ります。と言っても初めてのエンドでの撮影で勝手が分からず、いろいろ失敗を重ねる事となりました。一応マシな出来の中からの紹介ですが、既に公開済みの百里常連の方達のブログと比べられると少々恥ずかしい内容になってしまいます。まあ気が向いたらお付き合いください。まずは”飛行教導隊”の離陸シーンから”F-15DJ(071号機)”。離陸すると東側(海側)に旋回するので、午前中は順光で”背中”を狙えます。”F-15DJ(081号機)”。私のブログでは”飛行教導隊”はこれまで紹介していませんでした。最初に見たのはちょうど前回まで紹介していた”エアフェスタ浜松96”の翌週に開催された”新田原基地航空祭”からです。この”エンド編”の後にまた紹介する事にはなりますが、ここで”飛行教導隊”について説明を…”F-15DJ(083号機)。”飛行教導隊”は戦技を研究し、その内容を各飛行隊との”対戦闘機戦闘訓練”を通じて普及させ、空自パイロットの技能を向上させる事を主任務としています。定期的に各基地を回る”巡回教導”を行っており、この時期は百里にやって来ます。”F-15DJ(087号機)”。訓練では”敵機”役になることから”アグレッサー(仮想敵部隊)”とも呼ばれています。”F-15DJ(092号機)”。これらの派手な塗装は”識別塗装”と呼ばれ、訓練時の敵味方の識別や衝突防止のため視認を容易にする事を目的に施されています。DJ型が中心なのは、パイロット2人の目で探す方が相手をより早く発見するのに有利な事と、操縦者とは別に空域全体を監視して安全に訓練を行うための指導員が必要だからです。”F-15J(912号機)”。そんな中、J型も少数ですが配備されています。この日はデジカメ(K10D)での撮影が中心になり、この時は400ミリを使用しています。X1.4を装着すれば良かったのですがフィルム機の500ミリに装着しており、予想以上のペースでの連続離陸に交換する余裕がありませんでした。旋回している機体の写真は全てトリミングしています。次回は午前中に離陸した百里所属機の写真紹介です。
2008.03.02
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'96浜松編の途中ですが前回予告していた通り、今日は代休を取って百里基地へ行ってきました。例年この時期の私は完全にオフシーズンなのですが、今回行く事を決意したのは他のブログの方々のこの時期の活動の様子を見て、居ても立っても居られなくなったからです。撮影場所は厚木にしようかとも思ったのですが、先週から百里に”飛行教導隊”が来ていた事もあり、百里に行く事にしました。百里の航空祭へは20年以上通っていた私ですが、平日の基地周辺では今まで撮影した事がありませんでした。撮影場所や飛行パターンなどが分からず不安だったのですが、いつもコメントを下さる「お狸山さん」のブログを通じて、ご親切にも「だちさん」から情報提供のお申し出がありました。午前8時、現地で無事「だちさん」と合流して情報を教えて戴き撮影開始です。午前中の”飛行教導隊 F-15DJ(083号機)”の離陸直後の”捻り”シーン(トリミングしています)。この派手な迷彩が”飛行教導隊”の機体の特徴です。同じく”F-15J(912号機)”の”捻り”シーン。午後の訓練が始まった直後、風向きの変化により”ランウェイチェンジ(離陸滑走方向の変更)”となったので撮影場所を移動しました。東側の海方向に捻るので、午後からは逆光になります。”着陸進入”シーンを撮るため更に場所を移動、順光で撮る事ができました。かなり近くで撮れる場所だったのですが、今回用意していたレンズ(400ミリX1.4)では大きく撮れ過ぎるくらいだったので、また場所を移動する事にしました(レンズ交換でも良かったのですが)。一応その判断は当たり、編隊着陸を撮る事ができました。X1.4は外すべきでしたが…”F-15J/DJ”以外にも多くの機体を撮影する事ができ、夕方まで撮影を楽しむ事ができました。帰る途中、霞ヶ浦の対岸に沈む夕陽が綺麗だったので、またもやガラにもなく撮影してしまいました(少し遅かったですが)。こうして見ると順調だったように見えますが、今日は数多くの失敗をしてギリギリの状態での撮影でした。その話は'96浜松編の後に改めて紹介したいと思います。次回は'96浜松編”ブルーインパルス”の写真紹介です。
2008.02.25
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今回は”ヘリコプター”を低速な”シャッター速度”で撮った場合の写真紹介です。低速度の撮影での最大の敵は”手ブレ”です。私の場合フィルム機(LX)では1/125秒以下だと極端に成功率が下がるのであまり使いませんでしたが、”手ブレ補正”機能付きデジカメ(K10D)を使用し始めた事により2007年からは1/125秒以下での撮影をするようになりました。これは”CH-47J”の帰投を1/90秒で撮影した写真。撮影すると言っても最初は夕方になって暗くなってきたため、仕方なくした事が始まりでした。こちらは1/100秒。1枚目は離陸直後でしたが、2枚目は”ローパス”の写真なので機体のスピードが速く、これが撮れた事によって”シャッター速度”をより遅くし始めるようになりました。”OH-1”の飛行展示を1/60秒で。ホントは1/80秒になるように絞りを設定していたのですが、光線状態が変わってこうなりました。1/40秒です。さすがにこれより遅くするのは躊躇っていたのですが…1/30秒。これも当初は1/60秒(f13)で撮っていたものが光線状態の変化でこうなりました。1/20秒。光が乱反射する雲を背景にするより、地上の方が暗いので絞りはf10にしたのですがこうなりました。この”シャッター速度”では”ローター”もほとんどブレて見えなくなります。ここまで来ると次は”ローター”を完全にブレさせてみたくなってきました。プロペラ機の場合は、わずかな例ですが過去に撮った事があります。これはフィルム機(LX)で1/60秒で撮影しました。私のデジカメ(K10D)の”手ブレ補正”は絞り3~4段分の補正機能がある事になっています。絞り1段の差は光量で2倍の差になるので”シャッター速度”も2倍変化する事になります。1段変わる毎に2倍ですから3段では8倍(2X2X2)、4段では16倍(2の4乗)の変化です。その理屈だと”手ブレ補正”なしで1/60秒で撮れるのならば、”手ブレ補正”ありでは約1/8~1/4秒まで撮れると言う事になるのですが、実際に撮る事は非常に難しいでしょう(そもそもこの計算は合っているのだろうか?)。ですがここまでやったのですから、機会があれば試してみようと思っています。次回から96年編に戻ります。
2008.01.26
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今回は”ヘリコプター”の撮影における”シャッター速度”について、今までこのブログ上で紹介した写真(一部未公開の写真もあります)を例にして書きたいと思います。私の使用している”PENTAX K10D”の使用説明書には手持ち撮影での”シャッター速度”の例として「一般的には1/(焦点距離X1.5)が手持ち撮影の限界速度(個人差はありますが)」と書かれています。つまり300ミリレンズならば1/450秒までで、それより遅い場合は手ブレ補正が必要になると言う事です。戦闘機等の撮影では問題ないのですが”ヘリコプター”の撮影でその公式に従うと困った事が起こります。それは”ローター”の写り方についてです。少し極端な例ですがこれは1/2000秒での撮影です。ほぼ”ローター”の動きが止まってしまい、飛んでいると言うよりは空中に投げ出されているような印象です。こちらは1/250秒、飛んでいるように見えます。使用しているレンズは400ミリX1.4(560ミリ相当)、先の公式に従えば1/840秒が手持ち限界ですが撮れています。それは別に”手ブレ補正”を使っているからではありません(使ってはいますが)。95年編の写真でも1/250秒で撮影しています。レンズは300ミリ、手持ち限界以下で撮影できる訳は”流し撮り”をしているからです。”流し撮り”は機体の動きに合わせてレンズを動かす事によって「機体の動きを止めて背景を流す」撮影法ですが、同じ理由で”ローター”のみ流しているのです。何故”流し撮り”だとレンズの手持ち限界を下回っても撮れるのか?と言う理由については参考資料がなかったので正しい事は分かりませんが、私個人の考えでは手持ちでレンズを普通に保持するより動かした方が安定するからだと思っています。自転車やコマが動いて(回転して)安定するように…これ以上理屈で説明するとボロが出るので、ここから先は実体験を基に話を進めます。私もこの趣味を始めた頃は1/1000秒で撮っていました。当然結果はご覧の通り、航空誌に載る写真とあまりにも差があるので悩んでいました。その後航空誌の写真の撮影データや撮影テクニックの解説により、”シャッター速度”を遅くして撮影する事を学び1/250秒で撮影するようになりました。これは1/400秒、この速度でも”ローター”はブレます。1/400秒や1/320秒ではなく何故1/250秒かと言えば、私の”フィルム機”では1/500秒の下は1/250秒になってしまうからです。今でも1/250秒は使う速度なのですが、大型機の撮影の仕方によっては少々物足りなくなる事があります。そんな訳で現在は1/125秒を基準にする事が多いです。前回までの'08習志野編でも”訓練展示”の中盤以降は1/125秒での撮影が多いです。こちらも1/125秒。冬場の撮影は寒さで手が凍えてしまいこの速度だと失敗する事も多かったのですが、デジカメ(K10D)の”手ブレ補正”機能により成功率も高くなっています。”解説”のような事を書くのはどうも苦手なので文章を考えるのに時間が掛かってしまい、昨晩の更新予定がこの時間になってしまいました(もちろんしっかり寝ています)。1回の予定だったのですが、内容が長くなってしまったのでここで一旦終わりにして次回に続きます。次回はより低い”シャッター速度”で撮影した場合の写真紹介です。
2008.01.25
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'96千歳編の続きの予定を変更して、今回は今日観て来た”演劇”の紹介をします。と言ってもこの私の事ですから、その内容は…ご覧の通り”飛行機モノ”です(笑)。演じるのは福岡の劇団、”ギンギラ太陽's”。場所は天王洲の”銀河劇場”で、福岡出身の友人に誘われて行ってきました。この劇団は”かぶりモノ”専門で活動しているようで、登場するのは”飛行機”、”空港(ターミナルビルなど)”、”空港車輌”、九州の”外食チェーン”に”地方銘菓”など様々なキャラクターが登場しますが、人間は出てきません。上演前に突如現れた”西○バス軍団”。別の舞台に登場するキャラクターだそうです。上演中はもちろん撮影禁止ですが、この時は彼ら”○鉄バス軍団”により強制的に記念撮影会が行われました。そんな訳で私も1枚撮影しました。劇の内容はタイトルに”YS-11”の名が付いていますが、主役は”スカイ○ーク1号機”。ようやく黒字経営になった”スカイマー○エアライン”に導入された5号機に、先輩の1号機が新規参入当時の思い出話を聞かせるところから始まります。”大手航空会社”相手の競争に、”九州地方空港”同士の対立や日本(特に福岡周辺)の”航空史”、更に”外国航空会社”の思惑が絡み、笑いあり涙ありの物語が展開します。”航空ネタ”や”九州ローカルネタ”満載ですが、知らない人でも十分に楽しめます。残念ながら”東京地方公演(2度目)”は今日が最終日でしたが、本拠地”福岡”では再演が予定されているようです。次回こそは'96千歳編に戻ります。
2008.01.14
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この1年間お付き合い戴きましてありがとうございました。途中、ズルをしてはいますが何とか休みなしで続ける事ができました。来年もよろしくお願い致します。
2007.12.31
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