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2007.02.28
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18.ドリームガールズ

■製作年・国:2006年、アメリカ
■上映時間:130分
■鑑賞日:2月24日 渋東シネタワー(渋谷)
■公式HP: ここをクリックして下さい
□監督・脚本:ビル・コンドン
□製作:ローレンス・マーク
□製作総指揮:パトリシア・ウィッチャー
□音楽:ヘンリー・クリーガー
キャスト

◆ジェイミー・フォックス(カーティス・テイラー)中古車セールスマンから音楽界のマネジャーへ転身した野心家
◆ビヨンセ・ノウルズ(ディーナ・ジョーンズ)3人組「ドリームガールズ」のヴォーカリスト
◆ジェニファー・ハドソン(エフィー・ホワイト)「ドリームガールズ」のヴォーカリストの座をディーナに奪われる
◆シャロン・リール(ミシェル・モリス)「ドリームガールズ」のコーラス担当で事務員から抜擢された
◆エディ・マーフィー(ジェームズ・サンダー・アーリー)地元の人気黒人歌手で「ドリームガールズ」をバックコーラス隊に加える。通称ジミー。
◆アニカ・ノニ・ローズ(ローレル・ロビンソン)「ドリームガールズ」のコーラス担当。
◆キース・ロビンソン(C.C.ホワイト)エフィーの兄でソングライターとして支える
◆ダニー・グローヴァー(マーティー・マディソン)ジミーのマネージャーだったが、マネージメント権をカーティスに奪われる

【この映画について】
R&Bの魅力を余すところなく詰め込んだミュージカル映画。『シカゴ』の脚本家、ビル・コンドンが監督をした。
主演には、ビヨンセ(元デスティニーズ・チャイルド)、エディ・マーフィ、ジェイミー・フォックスと、音楽達者な人選でミュージカルを作るにはこの上ない豪華なキャストが勢ぞろい。共演者からの影響でか、エンターティナー、エディー・マーフィが、「これでもか」というくらい熱い歌と演技を魅せつけており、逆に「レイ」ではレイ・チャールズになりきっていたジェイミー・フォックスは中古車セールスマンから芸能界に転身し、数々のアイデアで「ドリームガールズ」を超売れっ子にする役どころだ。
アカデミー賞 ではミュージカルらしく音楽関係部門での授賞が期待されたが 「録音賞」と「助演女優賞」の2部門 に留まったがジェニファー・ハドソンの筆舌に尽くしがたいド迫力の歌唱力は「助演女優賞授賞」の名に相応しい!是非、劇場の大スピーカーで堪能して下さい。
【ストーリー(ネタバレなし)】
1962年デトロイト。エフィー、ローレル、ディーナのコーラストリオは、歌で成功しようと毎夜オーディションなどに「ドリーメッツ」というグループ名で出場していた。そしてこの日もデトロイトで新人オーディションを受けていて会場からの喝采を浴びていたが、裏では「ドリーメッツ」に優勝させたくない勢力が手を廻し「予定通り」ジミー・アーリーが優勝をさらった。
そんな彼女たちを、カーティス・テイラーという中古車セールスマンの男が目を付けた。やがて、デトロイトで抜群の人気を誇るスター、ジミー・アーリーがバックコーラスを探しているとの情報を得ていた。当初は渋っていたエフィーだがディーナとローレルの喜ぶ姿をみてエフィーも決断した。
そんな3人はカーティスをプロデューサーに、ドリームガールとしてデビューを飾る。更にカーティスはジミーのマネージメント権をベテラン・マネージャーのマーティーから半ば強引に奪い、経営していた中古車販売会社の車をセールで全て売って元手を作りレコード会社を創設した。
カーティスはジミーとドリーメッツでツアーバスを仕立てて各地を廻って行くうちに熱心なファンを獲得していった。このツアーを通じてカーティスとエフィー、妻帯者のジミーと独身のローレルも仲を深めていった。ジミーとのステージで徐々にスポットがドリーメッツにあたり始めていることに感じていたカーティスは、ドリーメッツを「ドリームガールズ」として売り出す事を決める際に、男性ファンの受けが良いディーナとエフィ-のリードヴォーカルを交代させることを決める。これに猛反発したエフィーは徐々にグループ内で孤立し、1966年の暮れのラスヴェガスでのショウのリハーサルに姿を見せず本番ギリギリに姿を見せたときにたカーティスは断腸の思いでエフィーに解雇を告げた。代役には事務員のミシェルを立てて辛うじて興行主からの要求を満たしたのだった。
ディーナをリード・ヴォーカリストとして全面に出した「ドリームガールズ」は次々にヒット曲を放ち、トップスターの仲間入りを果たす。ディーナはカーティスと結婚し豪邸に住み今やスーパースターとしての地位を築いていた。一方のエフィーは...
さて、ここから先は核心に迫って来るのでポイントだけを書く。

2.流行サウンドに敏感なカーティスがエフィーの兄でありソングライターのC.C.との間でイケの相違があったがそれは何か?
3.ジミーとローレルの不倫関係はどうなったか?
4.カーティスに見捨てられたエフィーはその後どうなったのか?


【鑑賞後の感想】
このミュージカル映画は私としては非常に注目していた。「ドリームガールズ」は架空のグループであるが、ストーリーを追っているとデトロイトが舞台となるとこれは「モータウン・レコード」のことであると容易に特定できる。更に、「ドリームガールズ」はリード・ヴォーカリストが交代してから人気を博したことになっているが、これは「シュープリームズ」を想像させる上にディーナはシュープリームズの「ダイアナ・ロス」であろう。
映画では黒人兄弟グループで声の高い子供が歌うシーンがあるが、これは「ジャクソン5」時代の幼きマイケル・ジャクソンそっくりである。
このようにこの映画は時代背景も含めてまさに「モータウン・レコード」をミュージカル化したのは間違いなく、事実ダイアナ・ロスは脚本に不快感をしめしていてブロードウェイ版をみていないそうだ。
黒人女性グループが如何にして白人層に食い込んでいけるかと、カーティスはあれやこれやとアイデアを出す。そうした内幕や米国芸能界のドロドロした部分なども所々出てくるので飽きる事無く観れた。
期待されたアカデミー賞は主題歌部門で3曲がノミネートされ授賞が確実視されていたのだが、結果として票が割れたのか「不都合な真実」のメリサ・エスリッジに授賞をさらわれてしまったのは残念。メリサ・エスリッジのこの曲も印象的なのだが、個人的には「ドリームガールズ」に上げたかった。それでも助演女優賞で大本命だったジェニファー・ハドソンが授賞したのは菊地凛子には悪いけど当然の結果だと思う。
【自己採点】(100点満点)
88点。 ジェニファー・ハドソンの歌唱力には脱帽!

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Last updated  2007.02.28 23:39:00
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