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2010.08.30
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テーマ: AOR(111)
カテゴリ: 音楽・AOR
マーク・ジョーダン「ブルー・デザート」(1979)

2010_0822_203208-marc jordan blue desert.jpg


1. GENERALITIES/ジェネラリティーズ
2. I'M A CAMERA/私はカメラ
3. TWILIGHT/たそがれ
4. FROM NOWHERE TO THIS TOWN/彼方へ
5. BEAUTIFUL PEOPLE/ビューティフル・ピープル
6. LOST IN THE HURRAH/ロスト・イン・ザ・フレー
7. RELEASE YOURSELF/自由へのさすらい
8. TATTOOED LADY/刺青の女
9. EXILE/エグザイル

Musicians:
Drums
:Jeff Porcaro,Jim Keltner,Ralph Humphreys
Percussion :Leeny Castro,Robert Greenidge
Bass :Abe Laboriel
Guitar :Dean Parks,Ray Parker Jr.,Jay Graydon
Keyboards :Michael Omartian,Greg Mathieson,Steve Porcaro,Dave McMorrow
Sax :Ernie Watts,Pete Christlieb
Flugel Horns :Chuck Findley
Background Vocal :Venette Gioud,Bill Champlin,Macy Levy,Bobby Kimball,Tom Kelly,Carmen Twillie

最近になって一気にAORのリイシュー化が進み音楽専門月刊誌にまでレビューが書かれるなど、ちょっと前までは考えられない状態に嬉しい意味での戸惑いを感じています。
そのリイシューには自分が持っていないアルバムも多く、でも、前からリイシューを切に望んでいた(或いは半ば諦めていた?)のが含まれていて発売日を過ぎて直ぐCDショップへと直行しています。

前置きはこの位にして、今回は AORアルバムの正に名盤との誉れが高いマーク・ジョーダン「ブルー・デザート」(1979) を入手出来て気分が高揚しています。
このアルバムはエアプレイでデヴィッド・フォスターとコンビを組んだ、名ギタリストでもある ジェイ・グレイドンがプロデュースしている作品群の中でも最も評判が高い と言われている。

1曲目はアルバムのオープニングを飾るに相応しいさわやかなナンバーで、アーニー・ワッツと思えるサックス・ソロも生かしている。
2曲目はこのアルバムからのシングルとして売り出されたナンバーで、主役を食う働きを見せているのがプロデューサーでもあるジェイ・グレイドンのギターソロだ。まるで ジェイのソロアルバムのようにギターが唸っている。 バック・ヴォーカルの女性はマーシー・レヴィと思えるが、マークの歌声と上手くからんでいる点も見逃せない。
3曲目は一転して哀愁を帯びたナンバーだが、中間でのジェイのギターソロが良いアクセントになっている。
4曲目は アルバムの中で最もロック色が強い「TOTO系」サウンド で、ここでもジェイのギターソロが冴えている。バックコーラス隊のノリが良く、ライヴで映えそうな感じがする。
5曲目はアコギのイントロで入るメディアム・テンポの曲で、多分アーニー・ワッツだと思うけどサックス・ソロが2度入るがこれが曲を彩っている。 2度目のソロ部分はそのままエンディングへとFOする素晴らしい展開だ。
6曲目はポップなメロディーラインを崩さずも、中間部でのサックス・ソロからスピード感が出て来てマーク自身のヴォーカルにも力強さが加わる。ここでもサックスがFOしてエンディングへと向かう。
7曲目はやはりジェイの2度に渡る力強いギターソロが印象的。歌詞はマーク自身の体験かな?バックコーラス隊の使い方も上手い。
8曲目はやはりジェイのギターソロが中間で唸る。歌伴の域を超えた?サックス・ソロも光っている。歌詞はこちらもマーク自身が都市生活で感じた戸惑いを形にしたのだろうか?
ラストはバック・コーラス隊の歌声で入る。中間でジェイのギターソロが入った辺りから、再び バックコーラス隊が主役を食う?展開になり、バックの演奏と絡んでマークの歌声がかき消されたような感じで終わる。

こーしてアルバム全体を通して聴くと、ジェイのソロ・プロジェクト?と言うのは大袈裟だが、彼のオーバー・プロデュースと言っても過言ではない。しかし、バックのTOTOのメンバー等の名演奏が無ければこのアルバムが注目されることも無かったでしょうが、それを確かなものにしているのは、やはり マーク自身の曲作りの良さ であるのは間違いありません。

今回のリイシュー・シリーズではこのアルバムと、 一作前の作品「マネキン」も発売となった。 そちらはスティーリー・ダンのプロデューサーでもあるゲイリー・カッツが担当しているが、アルバム全体の印象としては「静」であり、ジェイ・グレイドンが担当した本作の方が華やかさを感じる。興味のある方は2枚共買えば違いが分かるでしょう。

今回のリイシュー化は初版限定らしいので、早いうちに買わないと店頭から姿を消す日は近そうです。是非、私の様にこの機会を逃さず買いましょう。

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Last updated  2010.11.21 11:59:17
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