メートル・ド・テル徒然草

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エルネスト1969

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May 23, 2006
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さて、昨日は「メートル・ド・テル連盟関西」のセミナーに参加してまいりました。
 普段、メートル・ド・テル連盟のセミナーは、「座学講習」「実技講習」「懇親会」の3部構成なのですが、今回は「紅茶」がテーマと言うこともあり、座学講習と実技講習の2本立てです。

 今回は外部から講師として、兵庫県の 紅茶専門店「アリエル」 のオーナーである渡辺一典先生に足を運んで頂いて講習を伺う事となりました。

 私どももレストランにおいて、食後のお茶にコーヒーや紅茶を扱っているはいます。しかし今回、紅茶専門店のご主人にいろいろとお話をお伺いすることが出来て、 諸々の疑問 や気が付かずにいたこと、等々いろいろと勉強になることがありました。

 で、早速ではありますが、私自身が忘れてしまわないように、という意味もあって「紅茶」にまつわるお話などを、、、今日の日記は「紅茶の歴史」です。

 さて、この「紅茶」というもの。英国紅茶の名でブランドを確立しているように、イギリス式のティーサーヴィスが広く知られているように思われます。
 しかし、英国における「紅茶」の歴史の始まりは、大航海時代と呼ばれる1600年代。そもそもの始まりはやはり中国発祥の「お茶」であり、「緑茶」であったと言えます。


 その木こそ「茶」であり、そもそも漢方薬、つまり「薬」の一つとして人々が手に入れた時から歴史が始まると言うものです。

 「茶」が薬として効果を求められたのは、その眠くならない作用、つまり茶の成分「カフェイン」がもたらす覚醒効果を期待されての事でした。
 「だるまさん」の俗称で呼ばれる、中国の高僧「達磨大師」この達磨大師こそが「茶」の効果を発見し、用いた最初の人物と見なされています。

 仏教における「修行」において、早朝より行が始まった上で、長々とお経を唱えたりするわけですから、常に眠気をもよおしてしまいます。そのため、カフェインを多く含んだ「茶」を口にすることによって、眠気を払い、頭をスッキリさせようとの目的を内在したものでした。

 そのため、日本へは仏教の渡来とともに、お茶の木が日本に渡来するようになったのです。西暦800年代に入って、中国へ仏教の教えを学びに赴いていた、最澄、空海などが帰日。この際にお茶の木を持ち帰った事は史実にも記されています。

明日へ続く、、、







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Last updated  May 24, 2006 02:17:34 AM
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背番号のないエースG @ チョコレート 「風の子サッちゃん」 ~ Tiny Poem ~…
坂東太郎G @ 「辛味調味料」そして考察(01/16) 「石垣の塩」に、上記の内容について記載…
エルネスト1969@ Re[1]:ホスピタリティは「人」ありき(10/04) はな。さんへ コメントありがとうございま…

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