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楽天ブログ開設後、千日が経過しました。2005年5月に開設その間、いろいろありました。 これからもよろしくお願いします。ブログランキングに登録しました。あなたのワンクリックが欲しいブログランキング
February 24, 2007
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プチ・リーダー でした。 現職に着て早一年が経過し始めてリーダーをしました。 やはりトラウマは、残っていました。 師長さんは準夜なので、夕方までそれは長い時間でした。 処方を依頼する。受ける。薬局に持っていく。受け取る。 これだけのことで、数回病室と詰め所と薬局の往復。 体に湿疹のある患者が、F軟膏を希望している。 患者に話を聞くと 「N病院の皮膚科で診てもらって、くれたのがこの薬。 でもあのとき、先生は湿疹を一度も診ずに薬だしたんよ これは、疥癬でしょ。ウツしたらあかんと気を使っていってるの」 皮膚科の医者が一度も患部を診ずに?? 私「疥癬と診断を受けたのですね」 患者「私はそう思っているの」 なんじゃこりゃ?? 主治医が病棟に着たのでその旨を報告すると 「またその話か。患者と話しするわ」 結局軟膏は既に手持ちにある軟膏で済んだ。 数種類の軟膏を使い分けており、常に3本持っていないと 気がすまない性格らしい。 一時が万事、患者の個性と医師・ナースの伝達に追われっぱなし。 どうしてこうも多くの患者は薬が好きなのか? 薬を使っている間は、退院しなくてもいいという口実だとでも 思っているのだろうか? くちびるが荒れているから、リップクリームを出して。 ウンコが出にくいから、下剤。 出過ぎるから、・・・。 ムネヤケ、腰イタ、湿布剤・・たくさんね 鼻水がでる、ノドが痛い・・うがい薬 私は薬が嫌いで、風ひいたぐらいでは飲まないので そう思ってしまうのだろう。 くすり は りすく 病棟ナースは、患者の言動に振り回されていることで、一日が終わる。 プチ・リーダーをして思うのは、 薬のことでもそうですが、2週間分処方されていて、なんで1週間でなくなるのか。 これを説明できる? これが説明できなければ管理職は務まらない。 それと、周囲に自分なりにリーダーとして気を使っているために ホッとして、詰め所の椅子に座っていると、 「あれ・・しといてくださいね」と キツイ口調で言われる。 サボっているのではないんだけれど・・・ と思いながらも・・・ まだまだ、スタッフとの距離は遠い。自分で壁を作っているのだろう。 夕方、師長さんが勤務にこられたので、一日の主なことを 申し送り、回診がまだなので残っていると 「どうしたの?帰らないの?」 「えっ。回診が未だなので」 「ええよ、ええよ。医者一人で回らすから」 笑顔で応えてくれました。 やはりこちらから、こうしたい、ああしたともっと 言わなければ通じないのだと、自分ひとりで 考えていてはだめ。 自分で壁を作らない。ブログランキングに登録しました。あなたのワンクリックが欲しい ブログランキング
February 20, 2007
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精神的に不安定な症状をみとめてあらかじめ、処方されている内服薬を服用してもらう。 しかし、効果はない。 ナースコールは3分間隔で鳴る。 「もう、薬使っているし 様子みてよ!」 ナースも これが現実。 しかたなく15分間付き添う。 その間も、いろいろな不安言動があった。 「そばにいてほしい。頭が・・・、ムカムカする」 どうすることもできない。患者の悲痛な叫びであろう。が。 40名の患者のうち、20名を受け持っている身。 案の定、この15分間で 点滴更新が遅れ 意識のない患者の口のなかは唾液で溢れ オムツの中は、便・・ 持続点滴をあわせて、各種書類の不備を点検し 明日の処方、その他調整ができているか 約1時間後ようやく薬の効果がでて、患者は眠りについた。 今回は眠ってくれたから、次の患者への看護は提供できた。が。 病院では、看護師数の圧倒的な不足でとても精神的な 看護は、できない。 そういえば、ある看護大学の教授が 「寄り添うことで、患者の心が安寧になる」というような 論文を発表していた。 机上の空論を展開することが、看護大学の教授なのだ。 学生時代に教えてもらった。 「患者から訴えがあったら、まず薬ではなく症状をよく聞き なぜそのような訴えがあるのか十分な観察を行い・・」 そんなことはわかっとるバッテン、現場はそれをする時間がないんだよ。 ある瞬間に2つ3つの要件を抱えながら、歩いているナースが ほとんど。だから物をある所に返せず置きっ放しにしてしまう。 それを看護部長は「あなたたちは、所定の場所に返すことも できないの」と あなた、そこまで部下を信用できないのか。 部下はバカばかりなのか。 なぜそうできないのか、そうしないのか。 観察したらすぐわかるよ、判ろうとせず、 部長室の中で、書類ばかりみていていは何にも見えない。 需要と供給のアンバランスな状態では、とりあえず 薬を使って、その場をしのぐ。 一人に寄り添うことで、19人を放置できない。 どの人にも、平等に接すると結局不平等になる、この現実。 春山氏の言う 「幸せな死を迎えるために」自立ができるよう 団塊の世代のみなさん。新しい時代を切り拓きましょう。
February 19, 2007
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30,000カウントを楽しみにしていたのに。外部の人でした。今度は77,777ですって。あと4年ぐらいかな? それより、訪問してくださる方のHPに中々いけなくて・・・ がんばろう。ブログランキングに登録しました。あなたのワンクリックが欲しいブログランキング
February 19, 2007
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30,000カウントまであと、27カウントです。 どなたが・・できれば楽天会員の方になってほしいなー。 最近、夜勤が多くて日記への書き込みがなかなか。 今日も勤務中に、ぴん!ときた話を聞いたのですが 帰ってくるともう忘れています。 結構忙しい病棟になっています。 こんなはずではなかったのに。 日曜日は、午前中3名午後から2名で40人の患者さんの 看護をします。 その午前中に、処置を一斉にしなければ、午後はとても 無理。 しかし今日に限って、予定入院の方がこられた。 おいおい、なんで日曜なんだよー。 入院1名につき所定のアナムネーゼ聴取、記録などで 2時間を要します。 するとその間、処置の方を待たせてしまう。 15名ちかくの患者を待たせて、1名の入院を受ける。 今の病院運営上、これが現実。 寒い、寒い日本の医療制度です。ブログランキングに登録しました。あなたのワンクリックが欲しいブログランキング \110,000ぐらい
February 18, 2007
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「それぞれが幸福な死を迎えるために」春山満著をゆっくりと読んでいます。 この本を読んでいくとなぜ現代医療に不平不満が集中するのか、なぜ病院の改革は遅々として進まないのか。という真っ暗闇に対して、ひと筋の光りを見出せてくれました。目からうろこが落ちることを実感しています。医療・介護が定食しか出せない状態だという現実を、こうもあざやかに見せてくれたのはこの本です。読み進んでいくうちに、日本人はどうすればいいのか?という疑問にぶち当たります。今日その応えと思える箇所を読みました。 本文より抜粋p180『でも日本人の大半は、それまでの人生を、たとえば会社に依存しながら生きてきました。常に何かに依存しながら、自立することなく暮らしてきました。悲しいかな、日本人はもともと、そうした”呪縛の環境”が好きな面があるのです。そんな日本人にむかって、「さあきょうからインディペンデントに生きましょう」といっても、戸惑うばかりだと思います。それまでの人生、自立せずにやってきた人に、突然自立を迫ってもうまくいくはずがありません。』 先日からこの日記に書いている「大人になれない大人」というのはまさに、自立できない大人、誰かに依存しその寄りかかっている相手に対して、不平不満を言わなければ生きていけない大人。 以前、「迎える医療」ということを、ブログを通して教えていただきました。あるブログの主催者さんが、妊娠し今回は病院で分娩を決意され受診しました。そこでは「安全のために医療行為が妊婦さんに説明こそするけれど行われます。助産所では行われないことばかりです」 普通なら「病院がそうするんだから・・」と任せてしまいます。判らないから任せよう、相手はプロだから、とかなんとかいって判ろうとしない自分。責任を取ろうとしない自分、依存する自分、がそこにいます。 でもそれはおかしい、出産はすべての赤ちゃんと母親が100%安全に生まれてくるとは限らない、最悪の事態は起こるんです。その時に備えて医療行為は実施されているんですがそれでも万全ではありません。万全を期することが大事ではなく、自然な営みのなかでは、願い通りにかなわないことがあるという事実を知ってほしい。 出産した結果、無事に生まれる・なんらかの障害を生じて生まれる・死産、という大きく3つに分かれる。全力を尽くして「無事に出産」できるようあらゆる危険因子を排除するのが現代医療。 しかし、お産は「自然な現象」であり、大きく分けた3分類は常に存在する。それを容認できない「私」という存在こそが、現代医療に「ゆがみ」を生じさせている。 今の医療にしても介護にしても、自立できない・しようとしない人にとっては不平不満は常に付きまとうものでありそれなくしては生きていけないのである。そして提供する側の問題は・・・少し読み進めます。 書けば書くほどまとまりのつかない日記になる。あーあーブログランキングに登録しました。あなたのワンクリックが欲しいブログランキング
February 16, 2007
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「それぞれが幸福な死をむかえるために」春山 満著 2001年発売です。 孫からむしり取っている医療費 p88 老いと介護はタダではありません。いまタダのように使われているぼくらの医療費、だれが払うのか、読者のみなさんはご承知ですか?「そんなもの決まっているだろう、われわれから健康保険料を毎月徴収している、だから払っているのはわたしたち自身だ」 なんて思っていませんか?それは大きな間違いです。ぼくらがいまおさめている社会保険と国民健康保険は、すべて過去に食いつぶした赤字国債の補填に当てられています。昭和40年代からもうジャブジャブと湯水のように、能天気にアンタッチャブルに使われてきた医療・福祉界のツケを、いまぼくたちが払っているのです。 するといまのぼくたちの医療費はいったい誰が払っているのか?子どもですか?いえいえ違います。ぼくたちの子どもが補填する赤字国債はとうに食いつぶしています。ぼくたちの孫が支払うのです。 もっと簡単に説明します。たとえば風邪をひいて病院にいったとしましよう。すると社会保険だったら2割、国民健康保険だったら3割が自己負担です。たとえば社会保険で2000円支払ったとしましょう。そうすると8000円は誰が支払うのか。ぼくたちじゃありません。ぼくたちが風邪をひいて医者に行って2000円払ったら、それはじつは泣いている孫から8000円むしり取っていると同じことになるのです。 著者は、筋ジス患者です。 福祉をビジネスと捉え、利益のない福祉は意味がないと 語りかけます。 「家族で介護するのはもはや美風ではない」と言い切ります。 モヤモヤしていたものがすーと晴れてきた感じです。 どうぞ、お近くの図書館で探してください。その他にも以下の著書がありました。 ブログランキングに登録しました。あなたのワンクリックが欲しいブログランキング
February 15, 2007
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明日がバレンタインデーですが、今日妻からチョコもらいました。 昨年でしたか、今の病院の院長が院長室のドアに 「バレンタイン氏と当方は一切関係ありません。」 というような張り紙をされていました。 そこまで、かたくなに拒まなくても しかしその方が、お返しに悩まなくてもいいですね。 コミュニケーションの一種と割り切りますか。 ブログランキングに登録しました。あなたのワンクリックが欲しいブログランキング
February 13, 2007
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楽天MAPを開設して「989日」目でした。 2月23日金曜が1,000日目です。 カウントは29,132 ウーン30,000 いきそう。ちょっと無理か。 千日修行がありますが、それににた感じですね。 日記なんですけど、されど日記。 日記帳に書いていると恐らく数日で「やーめた」 でもこうやって、公開になると3年も続くとは。 しかも、お気に入りブログさんと交流が図れる。 若干ウットウシイのが、アダルト系のトラックバックですね。 これを排除できればいいのにね。ブログランキングに登録しました。あなたのワンクリックが欲しいブログランキング
February 12, 2007
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70歳代の入院患者さん。入院当初は、ベッドで寝たきり状態。 オムツを使ってたれながし。 しかも、真夜中にナースコール・・・ 「ハアーハアー、いま○スかいとるんや」 応対に出たのは、男性看護師 患者は、びっくり。 男性看護師「手伝おうか?」 「いや、ええですわ」 数日後、その件を主治医が知って 「どや、あいかわらず○スかいとるか」と 男性看護師に聞く 「いや、あれいらいしてないようですよ」 そして数日後、廊下を歩き出した。 「ようやく歩けるようになりましたわ。」 トイレにも自分で行けるようになった。 それを見たナース達は 「どうしてあんなに元気になったの?」 不思議そうに主治医の前で首をかしげた。 主治医 「おれが治したんだー」 みんなその場で凍りついた。 ブログランキングに登録しました。 あなたのワンクリックが欲しい ブログランキング
February 11, 2007
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ニュースを添付します。 国立病院機構本部/給与袋に広告を出しませんか 公立病院で取り組み広がる 記事:Japan Medicine提供:じほう【2007年2月9日】 国立病院機構本部が始めた「給与支給明細書裏面への広告掲載募集」が1月31日で締め切られた。国病機構は「問い合わせはある」(財務部)とし、成約には至っていないものの、収入アップと経費軽減の一石二鳥を狙った試みに期待している。先行する横浜市では市民病院経営局が今年度、広告主2社を確保して07年度の募集も継続中。財務体質改善に向けた公立病院の経営努力は、広がりを見せつつあるようだ。 国病機構本部の広告掲載募集は、製品をPRしたい企業向けの広告スペースに職員の給与袋を有効活用しようという試み。縦28センチ、横38センチの長方形の明細書用紙を、縦横に2回折りたたんでできる給与袋の裏面(約12×20センチ)が広告スペースになる。 訴求効果も高い 良く見もしないでゴミ箱行きということも珍しくないダイレクトメールなどとは違って、誰もが待ちわびる給与袋なら、製品の訴求効果も高いのではないかと考えついた。 給与明細書の配布対象者は国立病院機構の146病院、本部・ブロック事務所を含めて約5万5000人。必要な給与袋の数は、第2四半期(7-9月)が18万枚。ボーナスが支給される第1四半期(4-6月)と第3四半期(10-12月)は24万枚で、年間では87万枚と想定して提案している。 企業広告は、3カ月(四半期)単位で募集する。掲載料金は1社単独掲載の場合で160万円(第2.4四半期)、210万円(第1.3四半期)-の2タイプを用意した。広告スペースの半分、4分の1だけという料金も設定した。 コスト軽減効果は1000万円弱 国病機構が狙うのは広告料収入だけではない。明細書用紙は、現物支給が原則。広告を印刷した給与明細書を企業から支給してもらい、給与額などを国病機構で印字することにした。広告を通年で受注できた場合のコスト軽減効果は、「1000万円弱」(財務部)という。 財務体質の改善につながればと、国病機構が検討を始めたのは06年6月で、横浜市役所の取り組みを参考にした。市病院経営局も市立市民病院(626床)と脳血管医療センター(300床)の外来患者の明細書裏で広告主を募集。今年度(年2回、各16万4500枚)は上半期が住宅改修関係、下半期は介護関連企業が応募、収入は約50万円だった。 そのほか横浜市立大も付属市民総合医療センター(720床)、付属病院(623床)が外来患者の領収証で広告を募集。しかし、応募はなく07年度も継続するかは検討中という。さらに、05年度から地方公営企業法の全部適用を受けた奥州市総合水沢病院(岩手県、199床)が、07年度から領収書(年間約8万部)を広告スペースにすることを決めている。フリーペーパーの発想ですね。これいいかも。これからは、企業にお金をだしてもらい、庶民は無料に。民放がそうですね。無料でテレビをみること。某国営放送は、時代に合わないのかな。医療費も、企業が負担して患者は無料に・・・できるよこれ。ブログランキングに登録しました。あなたのワンクリックが欲しいブログランキング
February 10, 2007
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朝いつものようにパソコン電源入れると、-ワイヤレスネットワークに接続できません-パソコンの設定をイジクリ・・・だめ。どこに聞けばいいのか?ダメ元と思いながら、corega を使っているのでNTTへなんと親切な対応で、数分で解決。原因は、coregaとADSL間の認識ができていない。対応方法は、昔と一緒で、パソコンの電源をoff双方の電源をoffそして、すべての電源をonこれだけでした。 いざトラブルのときこれはどこに聞けばいいのか? 意外と判らないことがあります。 そして、電話を非通知設定にしていると、アドバイスの 電話も着信拒否になりました。 これを解除しようとしたけれど、そのガイドブックが 見つからず・・・ やっかいな時代を生きているなーと思います。ブログランキングに登録しました。あなたのワンクリックが欲しいブログランキング
February 9, 2007
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1月26日の日記より抜粋この間から立て続けに属にいう「うっとうしい患者」ばかりが入院してきました。”うっとうしい”とは、”大人になれない大人”という意味です。 ドアの開け方、閉め方 同室者のうなり声が ナースの言葉使いが 注射を何回も 臭いが その人だけが文句を言っているのですが、他のニコニコしている患者さんも、よくよく話を聞くと「あのナースは足音が・・、言葉使いが・・、ドアも閉めへん」などなど 実は多くの患者さんは心のなかで不満を持っておられるのです。 えっ!!この方がこんなふうに思っていたのか? と驚くことを聞かされること があります。 その目でみていると確かに・・そうだなー。 自分が出来ているとは思っていません。でも、大なり小なり不満はあります。 しかし、入院生活は「共同生活」です。 寒い、暑い、暖房を入れろ、寒いのがわからんのか!! そういう前に、隣の人はどうなんだろう?と 大人になれない大人、いままでよく刺されずに生きてこれたねーと。*************** ********************* **********************1月29日の日記より抜粋入院するということ 入院するとはどういうことでしょうか? 最近特に思います。 以前にも書きましたが、「大人になれない大人」 「あの患者の足音がうるさい」 「ドアを開けといてほしかった」 「お風呂に入れというけれど、体が痛くて入れんのや」 「いっつもおなじことしか聞かれん、痛いとこは?うんこは何回、おしっこは」 「寒いのが判らんか?」 「この痛みはいつ取れるんや」 「夜中に咳き込むことが多くて、眠れん」(同室者が咳き込む) 「おしっこの臭いが気になる・・眠れん。」 「いつでもおかまいなしに、おしっこする」(病室にポータブルトイレを置く) 「あの人は、いっつもうなっとる」(夜間せん妄状態となってしまう) それぞれの病状により、入院されています。が、そうでもない人もいる。それは別として 入院するというのは、共同生活をするということ。 ガマンを強いるのではない。******************* ********************** ********************* 「大人」がいない・・・・清水義範著 ちくま新書発行 『誰が悪いかではなく、今どうするべきかを 考えるのが大人というものであろう 今後のために、どういう手を打つべきなのか、 そもそもそこまでの経験を吟味してみるべき ではないのか。 そういう思考をしないで、あの時日本人は、 その人たちが悪い、とのみ考えたのである。 そして、人質が無事に帰ってきたので、 それ以上考えるのはやめて、忘れてしまう。 なんだか近頃そういうことが多くなっている ような気がする。JRが大事故をおこしても、 アメリカの牛肉が輸入できなくても、 アスベストの害で人が死んでいても、 誰が悪いからだ、という方向でのみ考えている。 それは要するに、ぼくが悪いんじゃないもん。 という子どもの発想なのである。 あらゆる事件、事故について、誰か悪い奴らが いるんだと犯人捜しをして、 それですっかり納得したような気分になる。』ブログランキングに登録しました。あなたのワンクリックが欲しいブログランキング
February 7, 2007
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休みなので、夕食後近くの河川敷を歩く。 片道20分ぐらい。芝生の上を歩くと腰に負担がかからずに歩ける。 いろいろな思いが頭をよぎる。 激務だったオペ室。 深夜3時ごろまで勤務して朝からも。 意欲があればできるが、今となってはその意欲がない。 十数時間のオペに耐えた患者さんが術後一ヶ月、 一度も歩くことなく 寝台車で無言の帰宅をしたこと。 もう十年以上前のことなのに、いまでも忘れられない。 何のためのオペだったのか? リンパ隔清はそんなに大事なのか? 歩いているとどうしてそんな昔のことが ふーっと思い出してくるんだろう? さあ、振り切って明日から勤務だ。 ブログランキングに登録しました。あなたのワンクリックが欲しいブログランキング
February 5, 2007
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昨日の夕食(病院での患者さんの)は、ハンバーグでした。 残飯の多いこと。 しかし入院患者の90%以上は、70歳代ですよ。 ハンバーグという脂っこいものを、食べますか? しかも体調の思わしくない時に。 そろそろ退院する患者さんでも 『私これは食べられないわ・・』と グッと胸を押さえて『この年で、こんな脂っこいものは ねー』と 介助している私も「これはしんどいな・・・ でも漬物とか、なにかあっさりした物と 一緒に出してくれたらなー」 管理栄養士さんは、一生懸命考えて献立を作っているのでしょうが、 栄養よりも食べること、を もっと言えば、現場を見てくださーい。植物性ハンバーグですって。 ブログランキングに登録しました。あなたのワンクリックが欲しいブログランキング
February 4, 2007
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親戚のおばさん(80歳代)が先週入院しました。余命3ヶ月ぐらいだと。 その夫であるおじさんは、 『葬式は、誰に頼んだら・・・ いろいろやることがあるから、△△をこま使いに使おうか』 自分の息子2人を使おうとはしない。 そして、『頭が真っ白になった。わしも 入院させてくれ』とナースに頼む。 早々に医師へ連絡してくださったらしく、入院決定。 おじさん、おばさん同じ病院に入院となる。 (このオジサンの病名はどうつけたのだろうか?) 数日後、『わし家が心配やから帰る』 早々に退院。 その間もおばさんは、特に症状はなくおだやかに入院中。 すこしの倦怠感はあるようす。 親戚数名が集まって、出るのはこのおじさんの 奇異な行動について今後どうするか? でもね、子ども4人のうち3人が今も元気でいるんだから お任せすれば、と。 それにしてもオジサンの入退院は、今回が初めてではなく 以前から簡単に入退院をしているので、 親戚からは、 『そんな簡単に入院させてくれる病院って どうなんや?』 怪訝な表情で見つめられると・・・ こらがいわゆる『社会的入院』ですね。 こちらも見てね ブログランキングに登録しました。あなたのワンクリックが欲しいブログランキング
February 4, 2007
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