2003年07月11日
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ある時、ハマダン(ハメダーン)に行くこととなり、車で向かった。その道の途中にアリサドル鍾乳洞があるのです。

イランは、娯楽の場が少ないのです。
従って、このような観光名所は人々が押し寄せます。
ザグロス山脈に程近い高所にあるこの場所は、夏ともなればなおさらです。

案の定、3時間待ちの長だの列です。
イスファハンのザヤンデ・ルード川のボートもそうでした。手漕ぎボートに乗るために、彼らは2時間も平気で並んで待つのでした。

でも待てない人もいるのですね。そのために、入り口が二つあるのです。ひとつは長蛇の列。もうひとつの入り口は10人位しか並んでいません。

要するに、倍位の入場料を払えば早く入場させてくれると言うのですねぇ。早い話が袖の下というのでしょうか。
でも、半ば公然とやっているのですから「袖の下」ともいえませんかね。



30分が限度でした。結局「金に物を言わす」というやつですか、そちらを選択させて頂きました。

束の間の後ろめたさもそこそこに、大きな態度で鍾乳洞探検に赴くのでした。

こちらの鍾乳洞はと言えば、「秋吉台」とは違うのですね。やはりイランですから。
イヤイヤそうゆうことではなく、歩いて回れないのでした。
と言うのも中は水浸し、それも相当深そうです。

そこで登場するのが足こぎボートなんですね。
ほら、遊園地なんかでアベックがこいでるやつですよ。そう、あれね。
そのあれに、ガイドがサーチライトを持ってコギコギ現れるのです。その足こぎボートの後ろには、なんと!
10艘程の手漕ぎボートが、カルガモの親子よろしく繋がれているのです。

いざ、カルガモになってケーヴ探検へと出発です。

「秋吉台」ほどの変化や、見所もないのですが、暗い洞窟の中、「ボートが岩にぶつかるーッ!!」「頭に注意しろーッ!」だの、ワーワー、キャーキャーと、「袖の下組」も「3時間並び組」も入り乱れて楽しむのでした。



そこでまたまた、現金がものを言いました。
チップです。ガイドにチップを払うから「もっと中まで行け」と一人が言い出したのです。
「ベリン、ベリン、レッツゴー」

お酒が禁止、西洋音楽が禁止と何もかもが禁止のようで、それでいて、抜け道の多い国?!?
おおらかなイラン人が住んでいるのです。





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最終更新日  2003年07月12日 16時17分01秒
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