FIRE　経済的自立を獲得して早期引退

　ここの所、雨天・曇天が続いていましたが、三日ぶりに晴天となりました。　朝5:00にカーテンを開けた時には既に青空が広がっていました。

　晴天の朝は、やっぱり気持ち良いですね。　こんな朝は、洗濯物がよく乾くのが嬉しくて、毎朝の洗濯も楽しくなります。　せっかくですから、お洗濯の前にシャワーも浴びて、着ているものも全て洗います。

　洗濯機をスタートさせてたら、良い子で待ってくれていた愛犬モモ（チワワ♀　もうすぐ３歳）にドッグフードをあげます。　モモの食事中に、私も最近お気に入りの「​ クノールカップスープ　オニオンコンソメスープ ​」を作って、青空を眺めなら頂きます。　スープを頂いたら、ゆっくり朝食を作って、朝日の差し込む角度の変化を感じながら頂きます。

　平日の朝だというのに、仕事に出掛ける必要も無く、ノンビリと空を眺めていられる引退生活には感謝しています。　５６歳でFIRE（経済的自立を獲得して早期引退）して４年が経とうとしていますが、早朝にノンビリと自宅で朝食を摂れる嬉しさは、今でも土日祝日よりも平日の方が格別です。　３４年間のサラリーマン生活の後遺症（？）かも知れませんね。

　朝食を頂いた後は、こうしてブログを書いています。　モモは、朝食に満足して二度寝しています。　実に静かな朝です。　引退後の「退屈」を心配される方が多いようですが、「退屈」ではなく「静かな生活」と考えれば良いのではないでしょうか。　

　例えば毎日の食事も、大切なイベントなのです。　朝食をパンとトーストだけで済ますのではなく、ちゃんとメインディッシュも作ってテーブルに並べると気分が高揚するものです。　ハムエッグにきざみキャベツを添えただけでも、あると無いとでは大違いです。　和食なら、ご飯・味噌汁・冷奴・納豆・海苔佃煮・チリメンジャコが並んだら、もうそれはフルコースです。　眺めているだけで嬉しくなります。　

　私は独身一人暮らしですから、前述の朝食も自分で作ります。　料理するところから楽しいですね。　ですから喫茶店のモーニングサービスが盛んな愛知県在住ですが、必ず自宅で食べます。

　朝食に限らず、一人で外食することはほぼ皆無です（親兄弟と一緒なら行きます）。　食べる事よりも作る事の方が好きだからかも知れません。　作るだけ作って食べずに冷蔵庫に保管、なんてこともたまにあります。　作りながら味見をして、美味しいモノが出来たと思うと満足してしまうのです。

　こんな風に食事を作って、食べて、片づける、場合によっては事前に食材の買い出しに行く、といった行為すべてがイベントなのです。　これをゆっくり楽しむのが「静かな生活」だと思っています。

　いずれにせよ、自分の事を自分でやれば「退屈」なんてしないものではないでしょうか。　何度もお話していますが、買い出し・料理・食器洗い・洗濯・掃除と、一日のイベントは結構盛り沢山です。　洗濯は三日に一回で良いなんて言ってないで、毎日やれば良いのです。　せっかく時間があるのですから使わないのは勿体ないと思いませんか。　

　「静かな生活」というのは「何もしない生活」とは違います。　「何にも追いかけられない生活」です。　仕事・ノルマ・納期に追われない生活です。　「時間的に自由な生活」とも言えます。　やりたい事をやりたい時にやりたい分だけやる、という事ですね。　すべて自分のペースです。　そうすれば何かにイライラすることもなく精神的に「静かな生活」が送れると思っています。

　出来れば、お店で店員さんにイライラして怒鳴り付けるようなクソジジイではなく、介護施設で介護士さん達に好かれるような好々爺になるのが、私が引退生活を送る上での夢ですね。