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昨年末にこの日記史上最高となる 大好評を戴き、掲載以来ブログのアクセス数が跳ね上がった「どうすれば勝てる投資家になれるのか?」シリーズですが、今日は久々にその第5弾です。
株式投資で「億り人」になるために次に大切なことは、
確信を持った銘柄には勇気を持って大きく賭ける。
ことだと思っています。どんなに良い直感が降ってきて結果としてその銘柄が上昇したとしても、大きく賭けていなければ利益を取れないからです。
私が億り人になれたのも、初期には4298プロトコーポレーション(現在数年ぶりに再び主力化)、6875メガチップス、7523アールビバン、7548サンクスジャパン(MBOにより現在は上場廃止)、中期には3258常和ホールディングス、7553サザビーリーグ(MBOにより現在は上場廃止)、後期は2589ゴールドパック(TOBにより現在は上場廃止)、2772ゲンキー、3049エノテカ(MBOにより現在は上場廃止)、最近では、2198アイ・ケイ・ケイ、3097物語コーポレーション、6630ヤーマン、現在では7605フジ・コーポレーションなどの、死ぬ思いで発掘してきた優待バリュー株に勇気を持って資金を集中させ、しかも、結果として多くの超主力株で大きく勝ち続けることが出来たからです。
そして同時に以下のことに気をつけています。
1. 確信を持って主力化した銘柄が想定通り上昇し始め、更に業績の上方修正などによるファンダメンタルズの改善があった場合には、イケイケ&オラオラで強気に買い乗せする。
2. 逆にその銘柄が思ったとおりでなくて「ダメな子」であると判断した場合には、自らの判断ミスを謙虚に認めて撤退し、迅速にマイナーリーグである「優待株いけす」に戻す。つまり、間違った時にはすぐに進んできた「暗い夜道」を真っ直ぐにまっしぐらに戻る勇気を持つ。
以上をまとめると、
3. 2つの勇気を持つ。 確信を持った場合には勇気を持って大きく賭け、間違った場合にも勇気を持って迅速に撤退する。
ことが大切なのだと考えています。
そして株式投資で大切な上記の「2つの勇気」を発揮し続けるためには、今している仕事を完全には辞めないことも重要であると思っています。株式投資でもしも負けても本業の方だけで食べていける状態に無いと、どうしても投資姿勢が萎縮し、勝負どころで踏み込めず十分なリスクを取れなくなります。
時に「正気と狂気」を瞬時に使い分けなくてはならないのが株式市場ですし、「この種銭を絶対に失うわけにはいかない」という精神状態では負けは見えていると思っています。株式市場はある意味で美しいほどに厳しく残酷なところですからね。
そのため、私も「最低でも資産10億円」を達成するまでは今のまま兼業投資家として頑張っていくつもりです。(続く)
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