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さて私はもうずっと以前から、「主力株昇格への番人」となる「絶対基準優待バリュー株」と言うものを設定しています。保有しているすべての優待株はこの番人=地獄の閻魔様に厳しく査定されます。
そして保有する全ての超主力株は、その総合戦闘力において、「絶対基準優待バリュー株」を上回らなくてはならない
というルールがあります。言い方を変えると、超主力足る銘柄は指標的な割安さ・成長力・優待力・もしくは株価上昇のきっかけとなるカタリストなどの点で、少なくとも最低何か一つはベンチマークよりも大きく突出していなくてはならない、ということになります。
私が、「絶対基準優待バリュー株」の存在に気付いたのは、 2011年に7508G-7ホールディングスが優待を廃止したとき
でした。この時、自分は過去最大級に錯乱し大パニックに陥ったのですが、それは無意識の内にすべての銘柄をG-7と較べて「G-7よりガチンコ力が上か下か。」のシンプルな2択で順位付け・資金配分をしていたからでした。そして、心の底から信頼しきっていた「ポートフォリオの心臓部&司令塔」を前触れなく突如失ったことによってコンフュージョンしてしまったのでした。
そしてこの時の経験から、「そうか、私のポートフォリオには見えないけど常に 内なる司令塔
がいたんだ。G-7事件で初めて明白に意識したけど、それまでも他の銘柄がその重責を担っていて、今がたまたまG-7だったんだ。」と悟ったのでした。
もうはっきりとは覚えていないのですが、ワイン優待株でその後 安値MBO
で市場から去ってしまった 3049エノテカ
あたりが、G-7の前の「0代目」だったように思います。
1代目の7508G-7HD
亡き後、 2代目の地位は「東北の一番星」とも称されたりんご優待株🍎の3078ユニバース
に引き継がれました。ユニバースは指標的な割安さとキレキレの優待制度を併せ持つ抜群の銘柄でしたが、 北海道の暴れん坊9948アークスとの株式交換による経営統合
で消えてしまい僅か数か月の命に終わりました。
3代目の選考は難渋しましたが、結局「日本一の低PBR不人気優待株」とも褒め称えられた福岡地盤の食品スーパーチェーンの9866マルキョウが就任
しました。 マルキョウ時代は比較的長く続きました
が、結局 8167リテールパートナーズと統合
していなくなってしまいました。
4代目には、現在の8591オリックスが就任
しました。指標的に安く、商売上手でどんな環境下でもしっかりと利益を上げ続ける力があり、過去56年間連続黒字と言う抜群の安定感を誇り、もちろん肝心の優待内容も最高で、「日本株市場にオリックスより総合戦闘力が高い優待株っていくつあるんだろう?」と疑問に思ってしまうくらいには良い銘柄です。
でも、その 最強オリックス
にもしものことがあったら?、優待廃止があったら? もしくは株価上昇によって指標的な割安感と高い総合利回りを完全に失ってしまったら? 私のポートフォリオに鎮座する約700銘柄は羅針盤を失い右往左往してたちまち大混乱になってしまうでしょう。それでは次回は、Xデー襲来時の次の「5代目候補」について考えてみましょう。
以上、個人的な、でもとても大切なメモ書きでした。(第2部へ続く)
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