森へ行こう(心とからだと子育てと)

森へ行こう(心とからだと子育てと)

PR

×

Keyword Search

▼キーワード検索

Favorite Blog

どんなことも、「自… New! かめおか ゆみこさん

Comments

Profile

森の声

森の声

2026.07.03
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
昨日、「AI時代の子育てと教育(後)」をアップしましたが、(前)の方をアップし忘れていました。


**********************
古くからの知り合いから以下のような質問を受けました。ブログで取り上げて欲しいということなので、私の考えを書かせて頂きます。

1番下の息子が5年生になりました。 その息子のクラスで起こった出来事です。 学活のテーマは「クラス目標を決める」 そこで、みんなで、目標を出していたところ、クラスのお友達がchat GPTが答えた案を発表した。 それが、なんだかカッコよくて、先生もいいね
と言った。

そしたら、なんだか、自分が考えたものは、恥ずかしい?ダサい?ものに思えて、発表し辛くなった。 そして、結局、多数決により?クラス目標はchat GPTが考えてくれたものになった。と教えてくれました。

なんで、そのことをわざわざ私に伝えてくれたのかを聞いたら、わからない。と言われましたが、たぶん、違和感を感じているのかなー。 そして、私が今出来ることはなんなのか。 一つは、これまで通り、家庭で出来ることはたくさんあるのですが…そうではなく、何かこのようなことを学校の先生と考えてみたいと思う今日この頃。

もちろん、私も、仕事でAIを便利に使ってるので、便利だし、学校の先生たちに使うなというつもりはないですが、じっくり考える、案が出ない、決まらない、うまくいかないこと、揉めること、時間がかかること、面倒なこと、をクラスのみんなで経験して欲しいなー って思うんです。 そして、何より、自分の意見に自信がなくなってしまった、chat GPTの方が自分よりすごいんだーって小5に思わせる必要あったのかなー



今ものすごい勢いでAIが生活の中に入ってきています。本当に、信じられないくらいの勢いです。今の大人達が子どもの頃には、漫画や小説の中だけの存在でしたが、今では普通に生活の道具として使われています。皆さんがお使いのスマホやPCの中にも入っています。

そのAIの便利なところはどんなことでも聞けば応えてくれるし、頼めば自分の代わりにやってくれることです。絵も描いてくれるし、音楽も作ってくれるし、小説や映画だって作ってくれます。
まるで本物の映像のように、トランプさんに「ドジョウすくい」を踊らせることも、高市さんに「私はバカです」と言わせることも出来ます。同級生の女の子の写真を読み込ませて裸にして遊んでいる子もいて問題になっています。読書感想文なんてお手のものでしょう。
まるでドラえもんが出してくれる道具のようです。「パンパカパーン 欲望実現ツール」というようなものです。

問題は機械の進化が早くて、それを使う大人の意識がついて行けていないことです。それに日本人は「新しいもの好き」です。新しいものが出るとすぐに「流れに乗り遅れるな」という動きが起きて一斉に競争を始めます。「みんな同じ、みんな一緒」を善とする教育もその後押しをしているのでしょう。

どうやら昔から日本人には「新しいものは善だ」という感性が備わっているようです。また、「簡単で便利なものは善だ」という感性もあります。お金が大好きな企業や政治家が協力してそのような国民性を育ててきたのでしょう。

以前、「萱葺き屋根の里」として有名な京都の美山というところの近くに住んでいる人に呼ばれて、その近くまで数回ワークに行ったことがあります。近くまで行っているのに、毎回、駅と会場を往復していただけなので、最後にお願いして「萱葺き屋根の里」に連れて行ってもらいました。

その時、「どうしてここだけこんなにも藁葺き屋根が残ったのですか?」と聞いたら「村が貧しくて、改修するお金がなかったから」とロマンがない答えが返ってきました。でも今ではその古くさい「かやぶき屋根」がお金を生んでくれています。それを「時代遅れ」と非難するのではなく「素晴らしい」と言ってくれる人も増えました。だから守ろうとしています。

日本人には、他の人からの評価に影響を受けやすい傾向があるのです。そのため、自分自身の考え、価値観、美意識を大切にせずに、「他の人がどう言っているか」「みんなはどうやっているのか」ということに簡単に振り回されてしまうのです。もっとも、この「自分に拘らない感性」があったから大陸の文化や文明を積極的に取り入れることが出来たのでしょうけど。

明治維新の時も「文化の総取っ替え」をしようとしました。「日本語を止めて英語を共通語にしよう」などという議論まであったそうです。それまで神様と仏様が一緒に祭られていたのに、「もう仏様はいらない」と多くのお寺が壊されたそうです。
その時、多くの仏像や美術品が海外に流れました。海外の人が力ずくで奪ったのではなく、「こんな素晴らしいものをなんで捨てるんだ、なんで壊すんだ」と守ってくれたのです。


ちなみにヨーロッパから送られてくるものに「詰め物」として使われていたのは「シロツメクサ」や「アカツメクサ」などです。だから「ツメ(詰め)クサ」という名前になっているのです。
今ではどこでも見られる草ですが、詰め物として日本にやって来たのです。浮世絵は「シロツメクサ」や「アカツメクサ」と同じ扱いを受けていたのです。

「自分らしさ」を大切にしようとしない日本人にAIは合っているのかも知れません。でも今起きていることは、過去に起きたことよりも遙かに危険なことです。人間が人間であることを止めようとしているのですから。

あと、先日見た記事に以下のようなことが書いてありました。

最新のAIに仮想の戦争ゲームを行わせると、約95%の確率で「核戦争」へ発展するという実験結果が英キングス・カレッジ・ロンドンなどの研究で報告されています。AIは不利な状況に陥っても降伏せず、核兵器による攻撃を好んで選択する傾向が確認されています。



AIには血も涙も流れていないし、愛や人間性も持っていません。そのため、「子どもの幸せのために」とか「人間の幸せのために」という設定も組み込まれていません。ただの「欲望実現ツール」です。そのことは忘れない方がいいです。

<続きます>





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2026.07.03 15:16:55
コメント(2) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: