7月24日(木)
曇り時々雨のち晴れ
朝食は7時半からとる。
食堂に行くと半分くらいしかテーブルがセットされていない。
そんなに泊まっていないのかもしれない。
昨日のメルキュールホテルほどでないにしてもまずまずの内容。
食堂も落ち着いた感じでよい。
サーモンと白身魚のマリネが目新しい。
チーズも4種類ありうち3種類食べるが、ひとつは石鹸みたいであった。
カマンベールが一番口に合う。
*曲がりくねった道に、近道、そして行きどまりも。
9時にホテルを出るが、雲が垂れ込め小雨の降りそうな天候である。
観光局推薦の散策コース A
「 世界無比のブリュージュ(5km)
」に
したがって歩き出す。
最初にブリュージュ最古の教会(12-15世紀)である 救世主大聖堂
を見学する。
夕方バッハのコンサートを行うようで、
しばらくすると練習でパイプオルガンを弾いていた。
荘厳な感じがする。
予期せぬことで得した気分である。
次に 聖母教会
を見学する。
ここの目玉は ミケランジェロ
の白大理石で作られた 聖母子像
。
イタリア以外の国にある数少ない作品とか。
奥の博物館には僧服やブルゴーニュ候家のマリアとカールの墓と祭壇画があった。
黄ばんだレース網も展示されていたが、糸が太くむかし実家で使っていた
テーブルクロスそっくりであった。
家内はじっくりと見ている。
入るとき降りだした雨は、かなり本降りとなり少し雨宿り。
見学と歩くスピードが遅いと注意したら、家内はややおかんむり状態。
まあ、何とかなだめて 運河めぐり
のボートに乗るが、
家内の機嫌は天気と同じでなかなか回復の兆しは見られない。
*いくつものボートが、水路を巡ります。
ホテルに戻るというので、ここで帰すことも考えたが
道に迷って雨の中うろうろされるのもかわいそうなので、
ホテル近くの広場まで行き、そこでしばし別れる。
こちらは、ひとり旅の気分。
気を取り直してひと通り見ようと、まずは 鐘楼
へ登る。
366段の石のらせん階段を登ると、ブリュージュの街が一望できて美しい。
しっかりカメラに収める。
*83mからの景色です。
旧聖ヤンス病院
を見て、 ベギン会修道院
へ。
雨も上がりひっそりとしたたたずまいである。
そのうちのひとつで門があいていたので、中に入るとマリアの礼拝堂があり、
窓からは猫の姿が見えた。
猫といっしょにひとりでひっそりと暮らしているのだろうか。
その後むかしは港だったという 愛の湖
へ。
少し歩きつかれたので、ベンチに座ろうとすると足の裏にぐにゃりとした感触。
犬の○○○を踏んでしまった。
まさか、家内の呪いでは?
初秋の雰囲気もする小道を通って駅に行き、明日の電車の時刻を確認する。
公園を通ってホテルへ戻ったが意外に近かった。
この頃また雨が降り出し、今日一日はこんな天気が続くのかと思ってしまう。
12時過ぎホテルに戻る。
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