ドキュランドへ ようこそ!▽チョコレートで痩せる?~ダイエット商法のからくり
「体によい」ということをうたって売り上げを伸ばそうとする食品業界。しかし、その根拠となっている科学データは、実はかなり恣意的だ。独仏の制作者がそのカラクリに迫る
“
一石二鳥 ”
を強調するダイエット食品。ドイツ人のジャーナリスト、ダイアナとピーターは、都合よく解釈された科学的データが食品業界に利用されている実態を暴く。さらに、消費者がいかにこうした情報に乗せられるかを実証するため、科学者と協力して「 チョコレートを毎日大量に食べると痩せる
」というウソの記事を科学誌に掲載。それがメディアに取り上げられ、情報は拡散していく。
(12月14日放送)
ケーブルテレビとネットテレビ。
前者を見ている人の方が寿命が長い。
したがって、ケーブルテレビは健康に良い。
こんなことを信じる人はいないでしょう。
でもそれが、食物繊維なら?という問いかけで、番組が始まります。
ダイエットに関する、学者と食品業界との癒着を暴き、
「チョコレートを毎日大量に食べると痩せる」
というおかしな学説をでっあげて
人々に信じさせてしまうというドキュメンタリーです。
*ケーキダイエットはいかが。
潜入取材にしても、こういう実験番組でも海外のものは、しっかりできていて面白いです。
実験で興味深かったのは、対象集団の選別です。
この場合は、チョコレートを食べる方と食べない方ですが、
あらかじめ期待した結果が出そうな人を選別するのがポイントで
それでほとんど実験成功だそうです。
ダイエット実験の場合は、3割ほどが結果が出なかったりして途中で脱落するそうです。
インチキ実験に協力させられた人たちの反応がオチとなっていました。
カカオ80%の ダークチョコ
なんておいしいはずがありませんね。
体脂肪1kg減らすには、摂取カロリーを 7000kcal
減らすこと。
こんな基礎的な知識さえなく、世のダイエット法をやみくもに行っている
ご婦人方が思い浮かびました。
それにしても、人はなぜ必要以上に痩せたがるのでしょう。
PS:
ダイエットに関しては、ずっと以前に読んだこの本がおすすめです。
サーロインステーキ症候群 ― 医学的に楽しくやせる本 ( ちくま文庫 )
· 小野 博通
https://bookmeter.com/books/172297
結局、おいしいものとお酒をたくさん食べて飲んで成人病になってしまった人生ですが、
それもまたよしです。
十分人生を楽しみました。(長生きのリスクはゼロ?)
昨夜は、雪が降ったので寄せ鍋と カヴァで楽しいひと時を過ごしました
。
PS2:
痩せたいなら 東大病院の糖尿病教育入院
がおすすめです。
腎生検で1週間ほど検査入院しましたが、とても興味深い体験でした。
「東京大学ホテル&リゾーツ」や
「痛い旅」で、ブログアップ済みです。
https://plaza.rakuten.co.jp/mt1188/diary/201503270000/
https://plaza.rakuten.co.jp/mt1188/diary/201504150001/
なお、 小菅
の方はお勧めしません
。
念のため。
ゴーンさんは、何キロ痩せることでしょう。
東京拘置所
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