常盤貴子主演『グッドワイフ』が描く検察組織のダーティぶりがリアルすぎる!
番組 P
はなぜか小渕優子の夫
https://lite-ra.com/2019/03/post-4609.html
からです。検察が疑惑封じ込めのために身内の現役検事をでっち上げ逮捕するなんてありえないと思うかもしれないが、検察ではこういうケースが実際に起きている。 2002 年検察庁の調査活動費の不正流用をテレビで実名告発しようとした 三井環・大阪高検公安部 長(当時)を直前、微罪で 別件逮 捕、口封じした事件だ
人質司法
:
保釈を自白の交換条件にする人質司法は ゴーン逮捕
でも散々話題になったが、
『グッドワイフ』はその実態も繰り返し描いていた。
自白強要、証拠改ざん
:
証人に虚偽の証言をさせたり、証言の音声データを捏造したり、大阪地検特捜部が証拠を改ざんした 厚労省の村木厚子氏の冤罪事件
を彷彿とさせるようなシーンもあった。
検察と政界の癒着
:
甘利明元経済再生相の収賄・口利き疑惑。この事件はかなりの証拠が揃っていたにも関わらず不起訴処分になったが、これは法務省の黒川弘務官房長(当時)が安倍官邸の意を受けて、露骨な捜査潰しを行ったといわれている。
黒川官房長は、当時、司法取引の導入や盗聴法の導入などを推し進めた中心人物。
甘利捜査潰しは検察有利の刑事訴訟法改革をやってくれた安倍官邸へのお礼だったのではないかといわれているのだ。
更に検察だけでなく、安倍政権の一連の事件もうまく取り入れています。
もりかけ問題
:
五輪跡地の「経済特区」の企業選定をめぐるものなのだ。
これだけでも十分加計問題を想起させる
特区に選定された企業の株をめぐるインサイダー疑惑がもちあがり、南原が「特区選定をいつ知ったか」ということが問題になるシーンは、安倍首相が加計学園の特区申請をいつ知ったか、を国会で追及されていたことを彷彿とさせるし、インサイダー疑惑の証拠を消すため、公文書改ざんまで起きるのは、明らかに森友問題に関する公文書改ざん事件を意識したものだろう。しかも改ざんを実行したのは、加計問題で、文科省への圧力など暗躍していた「内閣府」という設定だ。
「南原はいざとなったらあなたを切る。文書の改ざんを職員に命じたのはあなただ。事件が発覚すれば誰が責任を取らされるのか。今なら内部告発で済む」
森友文書改ざんでは、改ざん当時財務省理財局長だった 佐川宣寿
氏がすべての責任をかぶり国税庁長官を辞任した一方、安倍首相も麻生財務相も辞任はおろか説明責任すらも果たしていないが、このセリフはそのこと皮肉ったものとも受けとれる。
南原のモデルは、安倍か菅でしょう。
更に、 ネット右翼番組
もチクリです。
武田鉄矢演じる落ちぶれたジャーナリストがネット番組『真実報道』で放言やデマを撒き散らしていたのが、『 報道特注
』(文化人放送局)や『 ニュース女子
』( DHC
テレビ)といったネット番組に似ていたり、と現実社会や言論状況までをパロディしているかのような設定やディテールなどが随所に散りばめられていた。
このドラマの演出は、「逃げ恥」の 塚原あやこ
さん。
プロデューサーは、 瀬戸口克陽
氏です。
彼は、 2014
年、政治資金規正法違反(虚偽記載)容疑が浮上したものの、まさに検察と政界の癒着によって、起訴を免れたといわれている 小渕優子議員
の夫です。
メインキャストには、 小泉幸太郎
さんもでているので、
安倍官邸へのにらみもきいていたのかもしれません。
テレビ朝日ならとっくに潰されていたでしょう。
というより右翼化著しいテレ朝にそんな気概やパワーがあるのか?です。
PS:先日BSでグッドワイフ韓国版第15回を見ました。
そろそろ終盤だとは思うのですが15回とは長いですね。
美男美女で違和感を感じました。