赤ちゃんはどうやって、あっという間に言葉を学習して、理解できるようになるのだろう。
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)は研究に励む。興味の発端は、自身の「周りと違う」と感じた生い立ちにあった。
赤ちゃんは驚異的なスピードで言葉を学ぶ。だが、メカニズムは謎だらけだ。東京大の「 赤ちゃんラボ
」で、主任研究者としてその解明の第一線に立つ。今年、世界経済フォーラムから世界の若手研究者 25
人に選ばれた。
生後 4
カ月から 2
歳ほどの子に動画を見せて話しかけ、目の動きを追ってデータを取る。約 10
分の調査だが、ぐずって中断することもある。「どうしたら赤ちゃんが楽しくできるか、頭を使います」
大学までドイツで育った。ドイツ人の父と大阪出身の母は物理と化学の研究者。実験室が遊び場だった。料理の時、調味料を入れる順番がなぜ「さしすせそ」がいいのか、分子構造から教わった。
「でも、私の興味は化学や物理よりも人でした」。周りをよく観察する子で、周囲との違いにも敏感だった。年に 1
度訪れた母の実家がある心斎橋では、人情味あふれる街の様子に心が躍った。
「私は日本的な名前を持ち日本語も話す。 育った環境や文化が人にどう影響するか知りたかった
」。大学で心理学を学び、留学先の東大で心理言語学に出あった。各国の研究者と意見を交わし、調査の合間に講演会にも駆け回る。
「幼少期の言語学習は学力やその後の生活にもつながります。メカニズムを解明できれば、誰もが公平に言語を習得できるはず。平等な社会の実現に貢献したい」
(文・植松佳香 写真・竹花徹朗)
朝日新聞からです。
最初は一卵性の双子でしたが、3か月くらいで性格の違いは判りました。
ふたりで遊んだり、喧嘩したりでした。
赤ちゃんの学習
は興味深いテーマです。
最初は元気であればと望みますが、そのうち頭の良い子を、学習成績の良い子をと親は望むものです。
孫はおすわりができるようになってから、毎朝英語のビデオ(ファニッシュと言うやつでしょうか)を見せられています。
ふたりとも英語で仕事をする機会が多いので、将来困らないようにという親心でしょう。
うちの子は3人とも食が細い方でしたが、孫は食欲旺盛でよく食べると言う事で、愛方は大喜びです。
今は頭の良い子よりも 元気な子
をと言うのが、グランマとグランパの望みです。
ちなみに、フィリピンでは小学生から英語とタガログ語の授業が半々だそうです。
地元の大学で教鞭をとるセブ島出身の先生が話していました。
アメリカの植民地だった国です。
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