《小笠原諸島は、火山が隆起してできた島で、一度も大陸と陸続きになったことがない「海洋島」です。では、こうした島の生き物は、どのようにして島々にたどり着いたのでしょうか。
あるものは海流に乗って運ばれ、あるものは風によって運ばれ、翼をもつものは自力で、あるいはそれに紛れて、三つの W
、 Wave
(波)、 Wind
(風)、 Wing
(翼)によって、海を越えて小笠原の島々にたどり着き、環境に適応したものだけが生き残ることができました。》
この部分によく似たものが、 2012 年に出版された『 世界遺産 小笠原 』( JTB パブリッシング刊、写真・榊原透雄、文・福田素子)にある。
《小笠原諸島は、火山が隆起してできた島で、一度も大陸と陸続きになったことがない。こうした島を海洋島という。(中略)まる裸で太平洋に突き出していた小笠原諸島に、生きものたちはいったいどのようにしてたどり着いたのだろうか。あるものたちは風によって運ばれ、また、あるものは海流に乗って。あるいは、翼を持つものは自力で、またはそれに紛れて。いわゆる 3W 、風( Wind )、波( Wave )、翼( Wing )により、数少ない生きものだけが海を越えて小笠原の島々にたどり着くことができた。》( P11 ~ 12 より)
さらに悠仁さまの作文を読み進めていくと、
《サンゴ礁は、海の中で最も多くの生き物がすむと言われるとともに、漁業が営まれ、人々に食糧を提供しています。また、サンゴ礁が育つ海は美しく、旅行者を引きつける観光資源でもあります。》
と、ある。これについても、国立研究開発法人の 「国立環境研究所」ホームページ
にある研究者インタビュー( 2014
年収録)の中に以下のような文章が見つかる。
《サンゴ礁は海の中で最も多くの生き物がすむといわれています(中略)また、サンゴ礁では漁業が営まれ、人間に食料を提供していますし、美しいサンゴ礁は旅行者を引きつける観光資源でもあります。》
これらの類似点によって、コピペ(コピー&ペースト)をして書かれた作文なのでは、と問題視されているのだ。
悠仁さまが応募された文学賞の募集要項の「応募の注意」には、以下のように書かれている。
《他人の文章を勝手に使ってはいけません。使う場合は「 」で囲んだり、段落を落としたりして、自分の文章と他人の文章の区別がつくように工夫してください。また、どこから用いたかも必ず書いてください》
悠仁さまの文学賞入賞作文の一部が他の人の文章と酷似 宮内庁は参考文献の記載漏れを認める|NEWS
ポストセブン (news-postseven.com)
確かにそっくりで コペピ
と言われてもしょうがないでしょう。
お茶の水女子大附属中の 夏休みの国語の課題
で作文コンクールに応募するものがあり、
2
年生のときに学校を通して応募された作文だそうです。
提出前にどの程度手が入れられたかは不明ですが、そもそも自分で調べて書いたのではないでしょう。
書きたいものの希望をあげると、教育係が構成と関係資料を用意してくれたのではないでしょうか。
そして、その資料自体に出典が記されていなかったのだと思います。
参考文献として 小笠原諸島返還50周年記念誌
のみが記載されています。
一般には知られていないものかと思いますが、これと作文との関係はどうなのでしょう。
41f18b99f693cbbaeaeb2199ad671782.pdf (anniv-ogasawara.gr.jp)
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