防衛省が人工知能( AI
)技術を使い、交流サイト( SNS
)で 国内世論を誘導する工作の研究
に着手したことが 9
日、複数の政府関係者への取材で分かった。
インターネットで影響力がある「 インフルエンサー
」が、無意識のうちに同省に有利な情報を発信するように仕向け、防衛政策への支持を広げたり、有事で特定国への 敵対心を醸成
、国民の 反戦・厭戦の機運を払拭
したりするネット空間でのトレンドづくりを目標としている。
中国やロシアなどは「情報戦」に活発に取り組む。
防衛省は、日本もこの分野の能力獲得が必要だと判断した。
改定される安全保障関連
3
文書にも、情報戦への対処力向上を盛り込む。
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