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ＭＩＮＩクーパーＤクロスオーバーＡＬＬ4を2ヶ月3000ｋｍを乗ってみて

カテゴリ：クルマ・ＭＩＮＩ【いろいろ】

ＭＩＮＩが納車になってから約2ヶ月が経過した。走行距離は2.3日前に3000ｋｍを超えたところである。通常であれば1ヶ月に平均で1000ｋｍ程度の走行なのだが、ミニオーナーになった嬉しさから、長距離ドライブ旅行に行ったり、趣味であるマラソンの大会参加でサロマ湖まで行ったりしたのでこんな距離になってしまった。

そこで2ヶ月、3000ｋｍを走った感想を述べてみたいと思う。まずは燃費であるが、トータルの累計燃費は現在、13.8ｋｍ/Ｌとなっている。ＪＣ０８が15.6ｋｍ/Ｌであるので、その9割弱と言ったところである。前者のプリウスアルファの夏の平均燃費は18～19で、ＪＣ０８が26.2ｋｍ/Ｌだったので、およそ７割程度だったのと比べると、より正直なカタログ燃費であると言えるだろう。軽油価格はガソリン価格のおよそ８割ほどなので、ガソリンに換算すると、実質17ｋｍ/Ｌぐらいだと思っていいだろう。そう考えると前者のハイブリッドカーと比べても維持費はそんなに遜色はないだろう。

次に走りであるが、これは文句なく満足。プリウスは常に燃費を意識して大人しく（つまらなく）運転しての上記の燃費であったが、ミニは普通に走って（時にはググッと加速したり）この燃費だから嬉しい。ディーゼルなのでさすがに高回転ではあまり回らないが、私のようなおじさんが使う常用域（1500～2000回転）では前評判通りの太いトルクを発揮させて、いつでもどこでもグングンと加速してくれる。

さてこの車の購入を検討している方の多くが気にしているエンジン音だが、これははっきり言って、素敵な音（笑）を常に響かせてくれる。バリバリバリバリ・・・・とね。外で聞くと文句なくうるさい。車内でも気になる人なら結構気になるかもしれないね。振動も若干あるかもしれない。私の会社で最近３台のデミオのクリーンディーゼルを導入したのだが、デミオのほうが全然静かでディーゼルであることをを感じさせないレベルである。しかし、ミニが好きでクリーンディーゼルの太いトルクを求めてこの車を購入した者なら、それもこれも全く問題にならないであろう。何故ならそんな些細なことを大きく超える魅力がミニにはあるからである。多少音が煩くても、毎日クルマに乗ることがが待ち遠しくて仕方がないのだ。こんな気持ちにさせてくれるたのは、30年以上前に、初めて自分の車を持った時のときめき以来かもしれないね。

燃費、エンジン、音の次はハンドリングと足回り。過去にゴルフとパサートに乗っていたことがあるのだが、やっぱりドイツ車のハンドリングと足回りは素晴らしいね。クルマ作りの発想が違うのだと思うけど、国産車のレベルとはちょっと違うよね。コーナリングを曲がるときの安心感が雲泥の差である。ハンドルを切っただけ、きちんとふらつかずに曲がってくれる。それも楽しさを感じさせながらね。これだけでも高いお金を出した甲斐があるな、と思う。
この安定感はボディ剛性のおかげもあるんだろう。こんなに小さなボディで約1.5ｔの重さがあるのだから、ガッチリしていて安定感があるはずだよね。ブレ、とか、ふらつきとは無縁なレベルだとおもう。

装備だが、標準装着の装備はちょっと物足りないけど、オプション品は豊富に用意されている。しかし、国産車レベルの装備を一通り揃えていくとすぐに100万円ぐらいは軽くオーバーしてしまうので要注意だ。ちなみに私は、362万円の車両本体に付属品が６０万円、メンテナンスパック3年分+３年の無料補償を２年間延長して合計１７万円、冬用のスタッドレスタイヤとアルミホイールで１３万円、以上で４５０万円になってしまった。これに登録費用等が加わる。国産車でいえば、クラウンクラスの価格になると思う。
これを高いと感じるか、安いと感じるか、その人の感性により賛否両論だと思う。でも私が思うには、国産高級車をいくら飾り付けてもミニにはならない。ミニはミニであり、他の車には無い魅力が満載なのである。（まあ、これはミニ好きの変わり者限定ではあるが････）

付けて良かったと思う付属品は、

結局全部かよ？って感じだね。

以上、納車２ヶ月の報告でした。

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