へそまがりの読書日記

へそまがりの読書日記

2012年07月24日
XML
カテゴリ: 読書記録
pic_cover194s.jpg


今号の特集は「文月。被災地からの手紙」。




時とともに交通や情報網はかなり復旧し整備されてきました。

しかし、なぜか、被災者の方々、そして被災地という空間は

どんどん遠いものになってきています。

くり返される日常の時間の中で、

私たちの心や身体からこぼれ落ちるかのように

被災者と被災地は忘れ去られていないでしょうか?

そこで、被災地である福島、宮城、岩手で暮らす人々に、

震災の直後から変わったこと、身の回りの暮らしの出来事などを、

"文月のふみ"にちなみ、お手紙のかたちで被災地の外にいる人々や

読者のみなさんに伝えていただきたいとお願いしました。

そして、11人の方から、思いのこもったお手紙が届きました。




以前にも書いたことですが、「THE BIG ISSUE JAPAN」は

継続的に東日本大震災の記事を取り上げてくれていますね。





もうひとつ印象に残った記事は、雨宮処凛さんの「世界の当事者になる」。

サブタイトルは「弱いものは死ねというのか」。

今回は生活保護に関してです。



「芸能人の母親が生活保護を受けていた」問題が話題になりました。

その中には「生活保護=悪」と受け取られるような報道も。



生活保護を受けるのが悪いことなのではなく、





今年一月、北海道で、姉妹の孤独死がありました。

生活に困窮していた姉が3度も相談に行ったにもかかわらず、

どういうわけか生活保護を受けられず、手持ちのお金が底をつき、

妹は凍死、姉は突然の脳内出血で死亡。

受けるべき人が受けられず、受ける資格のない人が受けている・・・



そして、やむなく保護を受けている人でも

「国の世話になって」と自分を責めている人がいて

今回の報道で追いつめられたのではないか、と書かれていました。

「報道にショックを受けて外に出られなくなった」人もいたそうです。

そんな人たちまで監視するようなことにならないように、と思います。

(不正に受け取っている人に罪悪感なんてないでしょうから、







〆は「ホームレス人生相談」!!

「どうしたらこのつるつる頭を受け入れられるでしょうか」



“人は見かけじゃない”とよく言うけれど、

本人にしてみたら気になることはたくさんあるわけで…



この難しい質問に、回答者はどう答えているのか。





回答者の関西弁があったかいんですわ~~!






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2012年07月24日 20時06分25秒


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

カレンダー

サイド自由欄


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: