へそまがりの読書日記

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2015年02月10日

ラストシーンが素敵です　『11／22／63（上・下）』　スティーヴン・キング

カテゴリ：読書記録

11／22／63（上）

【内容情報】（「BOOK」データベースより）

小さな町の食堂、その倉庫の奥の「穴」。

その先にあるのは50年以上も過去の世界、1958年9月19日。

このタイムトンネルをつかえば、1963年11月22日に起きた「あの悲劇」を止められるかもしれない…

ケネディ暗殺を阻止するためぼくは過去への旅に出る。

世界最高のストーリーテラーが新たに放った最高傑作。

11／22／63（下）

【内容情報】（「BOOK」データベースより）

改変を拒む「歴史」が繰り出す執拗な妨害。

降りかかる痛ましい悲劇。

世界の未来と愛するひとの命のどちらを選べばいいのか？

緊迫のクライマックス、涙のラスト・シーン。

国際スリラー作家協会長編賞受賞。ＬＡタイムズ文学賞ミステリー部門受賞。

英国幻想文学賞、ローカス賞最優秀ＳＦ長編部門最終候補作。

1963年11月22日といえばケネディ大統領が暗殺された日。

その日がそのままタイトルになっているように、過去へタイムスリップした主人公ジェイク・エピングが暗殺を未然に防ぐため奔走するストーリーです。

ですが、歴史が改変を拒んでいるのでしょうか。

ジェイクの前には様々な困難が湧いてくるのです。

小さな町のダイナーの倉庫にある「穴」。

その「穴」をくぐった先は、1958年9月19日正午2分前の世界。

「穴」を通って現在に戻って来ると2分しか経っていません。

そして再び「穴」をくぐると、そこはまた1958年9月19日正午2分前の世界。

その場合、前回のタイムトラベルで起きたことは全部リセットされます。

主人公ジェイク・エピングはその間オズワルドの身辺を探るのですが、一人の女性・セイディと恋に落ちてしまいます。

愛するセイディに自分は未来から来たことを話せないジェイクの葛藤。

果たしてジェイクは暗殺を阻止できるのか、セイディとの未来はどうなるのか…

…疲れた。

面白かったけど長かった。

ジェイクとセイディの時を超えた恋愛がどういう結果を迎えるのか、気になった読書はたくさんいると思いますが、そうきましたか。

静かで切ないラストです。

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