直子の直筆

直子の直筆

2007年01月25日
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カテゴリ: 閑話
8回目の挑戦を迎えた日、梅雨の時期でも雨は降っておらず、どんよりとしていた。

練習時間を重ねてはいるものの、満足に完走すらできない己の技量に、いささか自信をなくし、順番を待つ間に、50CCほどのため息を何度も吐いた。

大の男ですら、そう簡単には受からないんだから仕方ない。

そう思っていると、「鮫洲では、身長156センチの女の子が合格したらしい・・・」という噂を聞き、”165センチの私が受からなくてどうする!!”という焦りに変わる。

当時は”司法試験より合格率が低い”という笑い話まで持ち上がったほどの「限定解除」。

”あと、どれくらいチャレンジしたら合格できるんだろう・・・”

そう考えているうちに、順番が回ってきた。

きょうは、今までに感じたことがないほど、落ち着いている。

諦めのような気持ちが功を奏しているようだ。




コースを間違えないように・・・


それだけを考えながら、完走まではあと少しだった。


(まだ、つづく)






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最終更新日  2007年01月25日 17時09分13秒
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