「明けましておめでとう~」
と元気な声で、実家の父から電話があった。
新年の挨拶もそこそこに、「ところでさ・・・」と父が切り出したのは、母のことだった。
「医者の言うことも聞かず、最近すごく体重が増えちゃって、すぐ近くのスーパーにまで車で行くんだよ。掃除も人に頼んで来てもらって・・・」
それをどうしろと?
「・・・だからさ、直子からお母さんに、少しは体を動かせって言ってもらいたいんだよ」
はい!?
46にもなって、親の伝書鳩になるとは思わなかった。
長女(大2)にこの話をしたら
「それはもう”着拒”だね」
夫婦の問題は、夫婦で解決するしかないことを、嫌というほど思い知らされている今の私だが、老親にそれを諭すエネルギーはない。
でも、着拒はしないよ。
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