自分の人生に与えられたものが、すべて宇宙からの恩寵だということに気づくために試練がある。
そして味わった絶望が深ければ深いほど、恩寵の大きさに圧倒される瞬間が訪れようとは、試練の只中にいる時には気づきようもない。
ではどうしたらいいかというと、絶望に見舞われたらまずはこれまで信じて疑わなかった価値観を手放すチャンスだと考える。
同じ価値観のまま嵐の過ぎるのを待つだけの対応しかしないと、また試練が来ても同じ対応しかできないからだ。
試練を「単なる経験」に終わらせるか「貴重な体験」に昇華させるかで、その後の人間味の厚さに大きな差が生まれる。
つまり「未熟なまま」となるか「成熟にすすむ」かは、その試練から逃げるか立ち向かうかの違いに他ならない。
その違いとは、一言で言えば「勇気を出すか出さないか」だ。
勇気を出したことのない人は、自覚のあるなしにかかわらず、いつまでたっても自分の無力感という得体の知れない不安と生き続けることになる。
百歩譲って、不安感だけなら目をつぶったまま生きていれば済むことだが、そういう生き方の人には、どういうわけかその弱点を突いてくる問題が次々湧いて起こる。
まさに今、そんな状況にあって”ああ、もう絶望だ”と感じていたら・・・。
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