日本語で話そう

July 9, 2017
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カテゴリ: スイス2017
7月2日(旅程3日目)

ベルンからグリュンデルワルトに入る。駅でチューリッヒからエクスプレスで朝送ったスーツケースをピックアップし、ついでに10日分のベルナーオーバーラントパスを買う。これで電車も登山電車もケーブルカーも、ゴンドラも乗り降り自由。

山のアパートは土曜に入って土曜に出るのが有効利用の鉄則。なぜならホテルと違ってシャーレやアパートは1週間単位で値段が設定されているから。

だからグリンデルワルドのアパートには土曜日に入った。ダブルベットの部屋、ツインベットの部屋、シングルベットの部屋にそれぞれ洗面がついて、トイレ、シャワールーム、広いソファーとダイニングテーブルのリビングダイニング、ラクレット器まで全て備えたキッチン付き。これに泊まったらもうホテルは狭くて泊まれない。4人それぞれの部屋に陣取る。掃除にも来ないからスーツケースは広げっぱなしだ。

さて、ところが、ハイキング初日は雨模様。
標高1967mのシーニゲプラッテ台地のハイキング。
おもちゃのようなトロッコのような電車でゆっくりゆっくり崖っぷちを登って行く。山の頂上はそんなにアップダウンの無いハイキングコース。晴れていればアイガー、ユングフラウ、メンヒ三山やベルナーオーバーラントの山々、はるか崖の下にトゥーン湖、プリエンツ湖が見えるはずが、どうにかして霧がさあっと晴れる時だけ見える。
リュックの上からポンチョを被っているので濡れないが、前日の雨でぐちゃぐちゃになったトレイルとそこかしこに放牧されている牛の落とし物が有って閉口した。
それでも2時間半程の足慣らしハイキングは楽しかった。昼食は去年味をしめた山のレストランで眺望とともに(その日は何にも見えなかったけれど)。

シーニゲプラッテ
シーニゲプラッテ (C)灰色ウサギ

IMG_3383
IMG_3383 posted by (C)灰色ウサギ

どの山に登ってもどのレストランでも山のレストランではこのベルナーオーバーラント地方の乗り物地図が出るのである。これを見ると今年も帰って来たなという気持ちになる。

一緒の電車で上がって来た民族衣装のパーティがあの長いスイスホルンのデモンストレーションをやっていた。体験もある。大学の吹奏楽部でホルンを吹いていた次女が軽々と吹いてしまって、おやおや。

アパートの楽しみは町のスーパーで買って来て自分で調理できること。ドイツ暮らしのある長女がドイツ語表示のスープやチーズを買って調理してくれた。

去年の滞在ですっかり見慣れた夕暮れの(夕暮れは夜の9時過ぎ)登山者があちこちの山から降りてくる独特の雰囲気の中を歩く街はどこか懐かしい。

明日はどこに行こうかな。





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Last updated  July 9, 2017 03:56:55 AM
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