日本語で話そう

August 12, 2017
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カテゴリ: スイス2017
今回の旅、実は行って見たいところが有った。だから密かにその計画を実行すべく宿をマイリンゲンに取り、どうやってそこにたどり着くか入念に計画を練ったのである。

去年ルツエルンに泊まって電車とロープウェイを乗り継いでエンゲルベルクから歩いたハイキングコース花の道、4つの湖を繋ぐロングコースである。時間的に全部歩けなくてその先の大地の上にかすかに見える2つの湖にどうしても行って見たくなったのである。

いつか必ず。

エングシュトレン湖 ヨッホパスから
エングシュトレン湖 ヨッホパスから posted by (C)灰色ウサギ



これは今年のヨッホパスから見た風景。リフトの先の2番目の湖までは去年歩いた。
遠くの大地の上にわずかに第3のタンネン湖は見える。第4のメンヒ湖はまだ見えない。
山の彼方には何があるんだろう。
見たい。

考えた結果、全長13時間かかるそのコースを反対側から攻めて埋めるというものだった。



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IMG_4041 posted by (C)灰色ウサギ

実はマイリンゲンの街が背負っているハスリタルの山々2,000越えをして、その裏に降りれば「山の彼方」が覗ける。
しかし、その日も天候が怪しい。途中で雷が来たら逃げ場がない尾根。

考えて、ならば中間から攻めようと、ちょうどコースの中間にあるエングシュレン湖までバスで行くことにした。

また駅前のポストバスに乗る。エングシュレン湖の近くエングシュレンアルプまで。

下の地図の1番下はフォーパスズツアーの時の氷河の見える峠道、その上が雪を頂く鋸刃の山々、その上の谷がエングシュレンアルプまでの谷道、その上の台地が私の山の彼方。

IMG_4024
IMG_4024 posted by (C)灰色ウサギ

ポストバスの乗客は我らだけ。途中からザイルを持った数人、そして彼らは途中で降りる。
バスの車幅いっぱいいっぱいの山道をどんどん登って行く。カーブではトレードマークのラッパを「ピポパポピポパポ」。それでも途中の崖で対向車と鉢合わせたら、「下がって」と。ここはポストバスが優先。「もっと下がって」言われた車はそろそろとバック。私だったら車乗り捨てて逃げるね。

谷間の道とはいえ両側が2,000m越えの山なのでバスはどんどん登る。

そして着いたところが花の谷。私の山の彼方の入り口。



IMG_4060
IMG_4060 posted by (C)灰色ウサギ

バスを降りると、運転手が「ここを歩いて行けばエングシュレン湖に行くよと教えてくれた。

さあ、夢見た国に出発。

山のあなたその2に続く。







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Last updated  August 12, 2017 11:35:19 PM
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