発達障がいな息子たちとの日常

< 新しい記事

新着記事一覧(全814件)

過去の記事 >

2008.09.29

学童最後の日

(8)

テーマ：働きながらの子育て色々(6389)

カテゴリ：シゴトのハナシ

今日、学童にお別れをしてきました

学童のある小学校も
先週の土曜日は運動会だったので
今日は代休日

職員は
午前勤務と午後勤務の交替勤務、
私は午後でした。

いろいろ最後の言葉を考えながら
いつもより早く学童へ行くと

通常の３分の１でした

そっか、
そうだよね。
私だっていつもなら
こんな日は休みにするもん

なんだか拍子抜けでしたが
先生方の温かいご配慮で
よい１日を過ごすことができました

このところトシのせいか
泣くと止まらなくなるので
ゼッタイ泣くまいと決めていき、

あとは笑顔のサヨナラができました

でも
１人、また１人、と
お迎えが来て
子供たちが帰っていくと

最後の子が
よく一緒に遊んだ３年生の女の子で
今日のお別れ会でも司会を務めてくれた子だったので
お互いに名残り惜しくて

玄関から歩いていくのを見送っていたら
何度も何度も振り返って
「またね～」
「また遊ぼうね～」と
見えなくなるまで手を振ってくれて
さすがに泣けてしまいました

子供たちから文集をもらったのですが
勤務中に見たら泣いちゃうと思い、
家に帰って早速読んでみると
１年生から３年生の
まだまだ低学年のかわいらしい子たちなので
書いてあることがとっても可愛らしく、
泣けるどころか笑えて笑えて・・・

３、４人、同じ文章がみられたり、
「ぼくのすきなたべものはリンゴです」
が何人もいたり
私の辞める理由を嘱託の先生が
「お家の都合で」と伝えてくださっているので
（だいたい、どの先生が辞められる時も同じ言い方ですが）
「おうちのつごうでがんばってください」
なんてのもあったり、
「あっちへいってもわすれないでね」とか
（あっちってどこ～～～～～～？？）

最後の日には一番会いたかった
自閉症の１年生の男の子、
今日はお休みで会えなくて心残りでしたが
その文集の中に、
得意な汽車と電車の絵を書いてくれていて
（大人顔負けの画才です）
「おおいがわてつどう」と。
この文集の中にその子の１枚があることが
本当に嬉しかったし
ほかの特別支援学級に在籍している子もいて
宿題なんか嫌いで嫌いでやらないのに
ちゃんと文字を書いてくれていて
私にとっては
これからの大きな支えになりました。

およそ９０人、
ひとりひとりの顔を思い浮かべながら読むと
本当に可愛くて可愛くて

たった２年半でしたが
本当に楽しかったです。

またいつか
わが子の成長を見届けたら、
子供たちの傍にいきたいなぁ～

お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう

Last updated 2008.10.02 13:42:37
コメント(8) | コメントを書く

[シゴトのハナシ] カテゴリの最新記事

■コメント

お疲れ様

kazuyo さん

お疲れ様でした。子育てにはすごくいい経験でしたね！これからは何をするか楽しみにしています。 (2008.10.02 20:10:16)

返事を書く

kazuyoちゃん

どんどこ母さんさん

＞お疲れ様でした。子育てにはすごくいい経験でしたね！これからは何をするか楽しみにしています。
-----

ほんとに良い経験だったよ。
どんな本を読むよりもいい勉強になりました。

辞めた理由は・・・
息子のこと、ちゃんと見ていてあげたかったので。

当分仕事はダンナの会社をちょこちょこ手伝う程度です。
(2008.10.02 22:28:43)

返事を書く

Re:学童最後の日(09/29)

ふうんそうなんださん

お疲れさまでした。
子ども達の心の中に，
「どんどこ母さん」さんのいつも熱かった愛が
いつも残っていることでしょう。
幸せな子ども達だったことと思います。

私の心友も放課後児童クラブの職員をしています。
子ども達は，
学校では見せない生の姿でいるようです。
きっと，より本当の自分でいられる場所なんでしょうね。

お兄ちゃんのことも日記で知りました。
学校現場もようやく軽度発達障害の児童への理解が始まり
その支援方法を模索しはじめたばかりです。
担任の先生への期待が裏切られる気持ち，
とてもよく伝わってきていました。
担任の先生も「わかっていない」というのが現状かもしれませんよ。
お母さんは，
お兄ちゃんへの支援のしかたを担任に
「教えてあげる」つもりで，
おおらかに担任を捉えられているといいかもしれません。

お兄ちゃんが，
自分らしさを失わずに学校生活をおくれるといいなと
心から応援しています。

(2008.10.02 22:31:48)

返事を書く

Re:学童最後の日(09/29)

haruharu318 さん

おつかれさまでした。ついこの間、前の職場最後の日に花束もらってという日記を読んだばかりだったような気がしますが、

２年半も時がながれていたんですね。

いろいろ大変なことも多かったようですが、やっぱり子供達の中にはおおきくどんどこさんの存在がのこっているんでしょうね。

子供からって、つたなくても気持がいっぱいこもっていてうれしくなりますよね。

人間相手ってたいへんだけど、感動もいっぱい。

なんだかこちらまで感動しちゃいました＾＾ありがとうございます＾＾ (2008.10.03 01:01:21)

返事を書く

よいことだネ

kazuyo さん

すごくいいことだよ。私達家族の救いの神はファミリーサポートのＯさんです。Ｏさんは家族揃ってお世話になっています。子供を預かってもらったり、事情のある私の親または家族です。そこには多くの自閉症や学習障害やしゃべれない子がいます。Ｏさん宅に私が遊びに行くといつも思ってしまう事がありました。言い方が悪いけど障害があって将来のお金の心配で働く人が多すぎる。今、そのこときちんと向き合ってカウンセリングなり病院に行って治療すれば大人になったときうまくいく子も多いのに認めたくなくて子供に向き合わない親御さんが多すぎます。Ｏさんがいくらお母様にいっても聞く耳を持たないそです。ためしに、私が病院名を出してもダメでした。学校は訴えられるのが怖くてなかなか言い出せないようです。病気を持った私が言うのもなんなんですが、思いっきり向き合ってあげてください。 (2008.10.03 20:25:49)

返事を書く

Re[1]:学童最後の日(09/29)

どんどこ母さんさん

温かいメッセージありがとうございます。
すっかりご無沙汰してしまってすみません（>_<）

＞子ども達は，
＞学校では見せない生の姿でいるようです。
＞きっと，より本当の自分でいられる場所なんでしょうね。

学童は学校よりも家に近いので
（おかえりと言って迎えます）
学校とは違う一面が見られますね。
でも家とも違う・・・
誰も学童に喜んでくる子はいないし
家とも思っていない。
だからこそ精一杯、
居心地のいいようにしてあげたいなと思っていました。
でも中には厳しくされる方もいて
教育現場ではないのになぁと
何もできないまま胸が痛んでいました。

＞お兄ちゃんのことも日記で知りました。
＞担任の先生も「わかっていない」というのが現状かもしれませんよ。

そうですね。
案外、学校の先生方は発達障害に対して無理解であったりします。
最近になって注目されてきたので仕方のないことかもしれません。

＞お兄ちゃんが，
＞自分らしさを失わずに学校生活をおくれるといいなと
＞心から応援しています。

本当に本当に
ありがとうございます！
可愛い子なので、
変に卑屈になったりいじけないでほしいと願います。

更新をサボリ気味でしたが
また頑張って続けていきたいと思います。
ありがとうございました。
(2008.10.03 22:17:04)

返事を書く

haruharu318さん

どんどこ母さんさん

＞おつかれさまでした。ついこの間、前の職場最後の日に花束もらってという日記を読んだばかりだったような気がしますが、

ありがとうございます（^-^）
そうなんですよね～（^_^；）
私自身、ず～っと学童で働く気でいたので
何にもできないうちに辞めてしまって
とても心残りです。
でも今は
よその子よりもわが子が一番。
仕事はまたいずれやろうと思えばやれるので。

＞人間相手ってたいへんだけど、感動もいっぱい。

ほんとにそう。
だから人間相手の仕事が大好きなんです。
特に子供たちって
こちらの言動ひとつでガラリと変わる。
とても勉強になりました。
子供、バンザイ、です（^-^） (2008.10.03 22:21:02)

返事を書く

kazuyoｒちゃん

どんどこ母さんさん

＞認めたくなくて子供に向き合わない親御さんが多すぎます。

そうみたいだね。
私は逆に、
この宇宙人のような息子のことが分かって
ラクになったと思うから、
それをまだわかっていない人には教えてあげたいくらい。
障害っていう名前が嫌なのかしら。
でも
それもわが子の個性であって
この頃では、
神様がその障害のある子を自分のもとへ授けたには
きっと理由があるからだと思うようになりました。

息子と精一杯向き合っていくよ

＞学校は訴えられるのが怖くてなかなか言い出せないようです。病気を持った私が言うのもなんなんですが、思いっきり向き合ってあげてください。
-----
(2008.10.03 22:24:32)

返事を書く