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2016.10.28
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カテゴリ: 家作り
我が家はトイレ換気扇を2つとも交換しています。

1階:MAX「VF-H08TS3」→Panasonic「FY-08PFL9D」
2階:MAX「VF-H08TS3」→Panasonic「FY-08PFE9D」


交換した主な理由は、いくらホコリが詰まっても、分解ができず、羽根の掃除ができない仕様だからです。
なぜかMAXの換気扇は掃除できない設計のようです。
掃除しない人が設計したのでしょうか。


(関連記事)
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やはり問題だったのか、一条工務店はMAX「VF-H08TS3」の採用をやめ、三菱の「VP-12PED6」に変えたみたいです。
今度もシャッター付きですが、羽根を取り外して掃除できるタイプです。

ただ、なぜ三菱の「VP-12PED6」を採用したのかわかりませんでした。
いくつかの換気扇と比較してみました。

まずは、基本的な仕様とスペックの比較です。

高気密住宅では重要な数値ですので、公開すべきだと思います。


換気扇比較用リスト

「VF-H08TS3」は100mm径のパイプに取り付けていたのですが、「VP-12PED6」は150mmの穴を開ける必要があります。
そのため、「VF-H08TS3」を外して「VP-12PED6」を取り付けることはできません。
「VP-08PED6」なら取り付けられると思いますので、なぜ「VP-08PED6」にしなかったのかわかりません。
断熱や気密で不利になりますので、あまり大きな穴を開けない方がよいと思います。

なお、150mのパイプであれば、Panasonic「FY-12PFE9D」も取り付けられます。
「FY-12PFE9D」は、単に「FY-08PFE9D」を大きくしたタイプではなく、少し特性が異なります。

換気扇スペック比較一覧

三菱の「VP-08PED6」や「VP-12PED6」の方が風量が多く感じますね。
ただし、この風量は、無風のときにすべての窓を開けているような、室内外の気圧差がない場合の風量です。
換気扇使用時は室内の気圧が下がりますので、実際の風量は静圧-風量曲線を見る必要があります。



VF-H08TS3の静圧-風量曲線

まずは、MAX「VF-H08TS3」の静圧-風量曲線です。
3 /hで、20Paのときの風量は約27m 3 /hです。






1Fトイレに採用したパナソニックFY-08PFL9Dの仕様と静圧-風量特性図

VF-H08TS3の代わりに1Fトイレに取り付けたパナソニックFY-08PFL9Dの仕様と静圧-風量特性図です。
静圧が5Paのときの風量は約45m 3 /hですが、20Paのときの風量は約20m 3
この換気扇は24時間使用しますので、電気式シャッターはありません。








2Fトイレに採用したパナソニックFY-08PFE9Dの仕様と静圧-風量特性図

2Fトイレに採用したパナソニック「FY-08PFE9D」の仕様と静圧-風量特性図です。
5Paのときの風量は約40m 3 /hですが、20Paのときの風量は約15m 3 /hまで落ちます。






FY-08PDAE9D

Panasonic「FY-08PDAE9D」の仕様と静圧-風力特性曲線です。
5Paのときの風量は約38m 3 /hで、20Paのときの風量は約20m 3 /hです。
「FY-08PFE9D」とはグリルの差しかないと思われるのですが、意外とスペックが変わるようです。






Panasonic「FY-08PP9D」の仕様と静圧-風力特性曲線

Panasonic「FY-08PP9D」の仕様と静圧-風力特性曲線です。
「FY-08PP9D」は三菱の「VP-08PED6」や「VP-12PED6」と同様に前面グリルが開閉するタイプのシャッターです。
5Paのときの風量は約45m 3 /hで、20Paのときの風量は約30m 3 /hです。





三菱「VP-08PED6」の静圧-風力特性曲線
次に、三菱「VP-08PED6」の静圧-風力特性曲線を見てみます。
パイプ抵抗がなければ5Paのときの風量は約60m 3 /hもあります。
しかし、20Paのときの風量は0m 3 /h以下です。
たとえば、キッチンの換気扇を回して、室内の気圧が20Pa下がれば、排気できないだけでなく、逆流する恐れがあります。


V-08PED6の漏れ風量


VP-08PED6は高密閉電気式シャッターにより漏れ風量を減らしているようです。
静圧60Paでの比較をしていますが、換気扇停止時には問題なくても、使用時に電気シャッターを開けたとたん逆流してしまうでしょう。
20Pa以上の気圧差があれば排気できないのですから。







三菱「V-12PED6」の静圧-風力特性曲線


三菱「VP-12PED6」の静圧-風力特性曲線です。
パイプ抵抗がなければ5Paのときの風量は約130m 3 /h、20Paの風量は約40m 3 /hです。
しかし、25Paでは排気できずに逆流してしまうと思われます。

実際、トイレ使用中にキッチンのレンジフードを使ったとき、排気が逆流してしまう例が報告されています。
気密性が高く、負圧になりやすい家には、向いていない換気扇といえます。

ちなみに、停止時の漏れ風量は不明です。





Panasonic「FY-12PFE9D」の仕様と静圧-風力特性曲線

Panasonic「FY-12PFE9D」の仕様と静圧-風力特性曲線です。
5Paのときの風量は約90m 3 /h、20Paの風量は約60m 3 /hです。
50Paでも約10m 3 /hは排気できそうです。
一応「高気密電気式シャッター付」ですので、使用していない時の逆流も抑えられると思います。

Panasonicの場合、100mmパイプに付ける換気扇の羽根はプロペラファンですが、150mmではターボファンです。
ターボファンは消費電力の割に風量が稼げないものの、空気を押し出す力には優れています。

車や自転車の変速ギアに似ています。
低速ギアでは力強いものの、スピードが稼げません。
高速ギアではスピードが出ますが、登り坂は苦手です。





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Last updated  2017.05.14 11:31:25
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