2009.06.30
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カテゴリ: ふと思ったこと
過去3回の更新の続きです。ラストです。





今思えば、ちょうど一週間前の火曜日。昼頃に空港に嫁を迎えにいった。



空港は現在改装中で人があふれかえっていて、変な所で出口に背を向けて待つ羽目になった。






そして待つこと15分。



案の定、向こうがこっちを先に見つけて、後ろから肩を叩かれた。







3週間ぶりの嫁は、髪をばっさり切って、そしてお腹が以前の倍ぐらい?に大きくなっていた。








車に乗り込み、とりあえず自宅に向かう。午後12時過ぎだった。外は暑かった。




自宅のアパートにつき、軽い食事をとって、そして少し休憩をしてもらった。














病院に着いた。午後2時。



受付に入って、数人の妊婦さんと一緒に名前を呼ばれるのを待った。けれど、予約を取っていないからなのか、30分、40分経っても一向に名前を呼ばれなかった。





俺たちはというと、その間もずっと、「羊水検査をするべきか」を話し合っていた。俺は、はっきりいってどちらでもよかった。「どうでもよかった」では無いので誤解しないでほしい。羊水検査をしなくても問題ないと思ったし、したとしても何ら問題ないと思っていた。誰に何を言われようが、俺たちの子供は俺たちが責任を持って産むと思っていた。しかし問題は、嫁も同じ様な意見だったということだった。

「それだったらお金払ってリスク背負って検査する意味ないんじゃね?」って思うのと、「でももし問題があるのならそれは事前にちゃんと知っておきたい」という思いが交錯しまくってたと思う。



ただ1つ同意していたのは、「ドクターには羊水検査をするように薦められるだろうね。。。」ということだった。そして、納得できる理由を元に羊水検査を薦められるのだったら、してもいいんじゃないのか。。。」ということは「なんとなく同意」をしていた。





受付に入って1時間が経つころ、受付の人がカウンターから顔を出して言った。



「先生はさっきまで分娩を手伝っていたので、今こちらに向かっています」




(意味が分からない人のために一応説明しておくと、アメリカでは妊娠の検診をする場所と出産をする場所は違うのが一般的です。なので、この日たまたま分娩があったので先生はオフィスにはいなかったということです。)





そしてそれから数分後に名前を呼ばれ、個室に通された。








しばらく待つが、先生は来ない。



2人とも全然頭の中が整理できてなくて、また「羊水検査をするか」という話を持ち出して、わいわい言い合っていた。








実は、過去に2回検診に来たが、ドクターには会ったことはなかった。簡単な検診や超音波はナースの方々で問題ないだからだろう。




ドクターはとても気さくな感じで、俺たち2人ともとても安心した。





が、向こうもこっちの気持ちを察してか、早速本題に。










先生:「血液検査のことなんだけど。。。」



俺たち:「・・・・・・はい。」








俺たち:「・・・・・・・へ?」



先生:「これはGood Newsよ。とりあえず今日は超音波で見て本当に問題が無いかを確認するわね。」



俺たち:「・・・・・・・へ?」




そして半分放心状態の俺たちをよそに、超音波で頭の大きさ、体の大きさ、太ももの骨の長さとかを計って、何も異常が無いということを確認。













おい、そりゃねーだろ。びっくり





と突っ込みたくなるような結末だった。











ただ、1つ良かったことは、俺も、嫁も、親として、人として、いろいろ考えさせられたってこと。世の中には実際に俺たちみたいに検査を受けて、異常があって、羊水検査をして、そして障害のある子供を産むという選択をしている親御さんがたくさんいると思う。もちろん、そこで産まないという選択をする人もいるだろう。



前回の更新で書いた事だが、そこには正解はない。でも、人それぞれ、夜も寝れずに悩んで、頼れる人に相談して、さらに悩んで、悩んで、悩み抜いた挙げ句の結論にすがりつく。そしてそれが絶対に正しいんだと信じて生きていくんだろう。




ただ、俺の中で最後まで動かなかったのは、ダウン症だからやめるとか、何か障害があるから諦めるとか、そういうのって子供を育てていく上で、子供が苦手な科目があるとか、子供が運動が苦手だとか、そういう「障害」となんら変わらないだろうって思っていた事。そういう意味では、神様が俺たちに与えてくれた試練というか、「突然妊娠して、10ヶ月ただ待って赤ちゃんが出てきたら俺たちは自然にお父さんとお母さんになる」っていう様な楽観的な考えを正してくれて、1人の人間を育てるという立場に立つ事に対する心の準備をさせてもらえた気がする。




そしてもちろん、まだまだちゃんと5体満足で産まれてくるか分からない我が子だけど、もう愛しちゃってしょうがないです。







そしてその日、80%の確率で女の子だということも分かりました。







最後に。日本にいる間に両親に相談していた嫁は、病院から出てすぐに電話をして、問題が無かったことを報告していました。向こうの親も安心してくれてました。




ちなみに俺が唯一このことを相談した相手である会社の社長には、ネットワークビジネスの商品を薦められました。






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最終更新日  2009.07.01 12:02:54
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